針刺しなどの事故が発生した場合
【連絡系統図】針刺し等事故による 血液等汚染事故発生
直ちに刺入部位から血液絞り出し 流水で創部洗浄(受傷者本人)
受傷者は、当該診療科の実習責任者または指導医 に報告。報告を受けた当該診療科は、①兵庫医科 大学保健管理センター(保健管理室)へ連絡する とともに、②「兵庫医科大学病院職業感染防止対 策」に則った対応を取る。
*学外での実習の場合は、学外実習病院に「兵庫医科大学病院職業感染防止対策」に則った 対応を予め依頼しているので、受傷者は当該病院の実習責任者に報告・指示を仰ぐ。 時間内(8:30∼16:45)
兵庫医科大学
保健管理センター(保健管理室) (TEL:0798−45−6544) (IP 85590)
学生保健室(太田保 健師)に連絡。 (TEL:0798−45−6437
直通)
学生の受診に関して フォローする。
学校医へ報告 時間外 管理当直 (I P 87333)
教務学生課に連絡 (TEL:0798−45−6160・
6161)
教務部長、臨床実習 統括責任者、学外実 習病院の場合は医学 教育センター長にも 連絡
※事故発生状況や 検査結果により 相談、今後のフォ ローを依頼。 肝炎関係:肝・胆・膵内科 HIV:血液内科
:総合内科 その他の
ケ ー ス 当 該 診 療 科 の 実
習責任者または指 導 医が 当該 診 療 科で外来カルテを 作成して、『兵庫医 科 大 学 病 院 職 業 感染防止対策』に 従い、診察・必要な 処置を行う。 患 者に 検 査 の 実 施 が 必 要 な 場 合 は、当該診療科の 実習責任者・指導 医 ま た は 主 治 医 が患者に説明・承 諾 を 得 て 検 査 を 行う。
受傷学生は、翌日以降、教務学生課にて事故 報告書の提出について指示を受ける。
抗
体
価
な
ど
の
確
認
結核患者が発生した場合
指導医は塗抹陽性の排菌性結 核ないし咽頭結核患者への学 生の接触の有無を確認
8∼12週間後にQFT検査を実施
ベースラインQFTがない場合のみ、患者との接触 が2週間以内であれば、ベースラインのQFT検査 を実施
教務部長
※学外の実習の場合は その実習責任者
緊急性を要さないので、通常の外来時間帯に受 診する。保険証・受診届出証を持参し、初診受 付で手続きをする。
(受診日時は、呼吸器内科と調整すること)
学生保健室(定期健診)にて フォローアップ
年2回 胸部エックス線撮影等の経過 措置の必要な場合は、呼吸器内科に てフォローアップ
その他、自覚症状(咳・微熱など) の出現に注意(自己管理徹底)
感染制御部が接触者健診の対象を 判断
教 務 学 生 課 【接触あり】
【措置有】 【措置無】
(0798-45-6160)
学校医
学 生 保 健 室 (0798-45-6437)
兵庫医科大学
保健管理センター(保健管理室) (0798-45-6544)
該当学生
学生保健室
問い合わせ先:兵庫医科大学保健管理センター 学生保健室 (TEL 0798−45−6437 直通、IP 86600)(担当:太田保健師)
接触後健診結果 検討 健 診 必 要
指導医が報告 感染制御部が報告 指導医が報告 感染制御部が報告
臨床実習中(前)にインフルエンザ様症状
※1
がある場合
【自宅/医療現場での実習開始前にインフルエンザ様症状がみられた場合】
【実習中の学生・実習生にインフルエンザ様症状がみられた場合】 自宅、実習前にインフルエンザ様症状があれば
直ちに近医または兵庫医大病院外来を受診
実習責任者に連絡うえ、直ちに実習を中止し学生保健室に連絡 サージカルマスクを着用し近医または兵庫医大病院外来※2を受診 ・実習責任者は同じグループのメンバーにサージカルマスク着用をさせる
・教務学生課は学生保健室(内線6437)にインフルエンザによる欠席を連絡する
実習中にインフルエンザ様症状を発症
学生は実習責任者と教務学生課 (内線6160)へ欠席を連絡
出席停止
発症した後(発熱の翌日を1日 目として)5日経過し、かつ、 解熱した後2日を経過するまで
(学校保健安全法より)
※1:インフルエンザ様症状:突然の発熱、倦怠感、鼻汁、咳嗽、咽頭痛、関節痛など ※2:実習責任者と相談のうえ適切な診療科を受診する
・インフルエンザが否定されれば実習は可能だが、 発症早期では検査が陰性のこともあるので学生は
実習責任者へ連絡
・症状からインフルエンザが疑われ、可能であれば 欠席が望ましい
・実習を継続する際にはサージカルマスクを着用する
・実習責任者は同じグループのメンバーにサージカルマスク着用をさせる
・教務学生課は学生保健室(内線6437)にインフルエンザによる早退を連絡する 学生は実習責任者と教務学生課 (内線6160)へ連絡し帰宅
出席停止
発症した後(発熱の翌日を1日 目として)5日経過し、かつ、 解熱した後2日を経過するまで
(学校保健安全法より) ・インフルエンザが否定されれば実習は可能だが、
発症早期では検査が陰性のこともあるので学生は 実習責任者へ連絡
・症状からインフルエンザが疑われ、可能であれば 欠席が望ましい
・実習を継続する際にはサージカルマスクを着用する
感染(−) 感染(+)
臨床実習中(前)に胃腸炎症状
※1
がみられた場合
【自宅/医療現場での実習開始前に発症した場合】
速やかに(実習前に)医療機関※2を受診する
【医療現場での実習中に発症した場合】
・実習責任者に連絡うえ、直ちに実習を中止する
・学生保健室に連絡のうえ、医療機関※2を受診する
・実習責任者は、同じグループのメンバーに体調管理及び手洗いを徹底させる ・教務学生課は、学生保健室(内線6437)に学生のノロウイルス感染症による欠
席を連絡する
【報告】
平日時間内:学生は、実習責任者と教 務学生課(外線0798-45-6160)に欠 席を連絡
※休日・夜間に発生した場合は、翌登 校日に報告する
【実習の中止】
実習中止期間:下痢便消失2日後まで ※基本的には教職員に準ずるが、実習
内容により実習責任者と相談して決 定する
※1:胃 腸 炎 症 状:嘔気、嘔吐、下痢、腹痛が主症状であり、頭痛、発熱 (37℃台であることが多い)、悪寒、筋痛、咽頭痛、倦怠感
を伴う場合もある。
※2:本院外来診療時間帯:本院外来もしくは近医を受診する。
休 日 ・ 時 間 外:本院時間外外来もしくは近医を受診する。 (実習責任者と相談のうえ適切な診療科を受診する。)
ノロウイルス感染が否定されれば実習は 可能である。
䚔但し、迅速診断検査では偽陰性となるこ
ともあるため、実習責任者に状況を報告 する
䚔また、流行状況や症状からノロウイルス 感染症が疑われる(嘔吐下痢症状があ る)場合は、無理な実習の継続は避け、 積極的に療養することが望ましい
䚔実習を継続する際には、手洗い及び環境 整備を徹底する
ノロウイルス感染症は 否定的と診断
ノロウイルス感染症と診断
または