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事例10 福祉部局の会議に前置する会議として法定協議会を設置した事例<交野市(大阪府)>

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(1)

福祉部局の会議に前置する会議として法定協議会を設置した事例

<交野市(大阪府)>

【協議会の名称】

交野市消費者安全確保地域協議会

【設置の背景・目的】

交野市では、以前から、高齢者に対する支援充実及びそれを支える社会基盤 整備のため、地域包括支援センターを中心とする「交野市地域包括ケア会議」(以 下「ケア会議」といいます。)が開催されていました。また、平成 23 年に、消 費生活センターが保健福祉総合センターに移転し、高齢者の権利侵害を未然に 防ぐため福祉部局等と連携を図ってきました。このような高齢者の消費者被害 防止のための取組がきっかけとなり、平成27年4月に消費生活センターがケア 会議の構成員として加わることとなりました。

【設置の経緯】消費者行政部局(センター)が中心となって組織

当初は、ケア会議を消費者安全確保地域協議会の機能も兼ねる会議にしよう と検討していましたが、ケア会議が既に福祉部局の交付金を活用して運用され ていたこと、また消費者安全確保地域協議会では警察との連携も検討していた ところ、警察はケア会議の構成機関ではなかったこと等の理由により、構成機 関として警察関係者も加えた新しい別の組織を作る方向で、協議会の検討を図 ることになりました。

そのため、構成機関は、ケア会議の構成員をそのまま活用するとともに、警 察にも構成機関として加わっていただくようセンターから依頼し、了承を得ま した。なお、協議会の要綱第2条において、「前条の目的を達成するため、消費 者安全法第11条の3第1項の規定による消費者安全確保地域協議会を設置する」 と明記しています。

【設置の過程で生じた課題及びそれに対する解決策】

福祉関係の事業所や介護支援専門員、ヘルパー等の方は、日常業務の都合上、 常に会議に参加することが難しいため、新たに協議会を設けてもケア会議とは 別日程で会議を開催することは困難でした。

そこで、毎月1回開催されるケア会議を活用し、この会議前に協議会を開催 することで、構成員の協議会への参加負担を軽減することができました。

(2)

【法定協議会の設置年月日(消費者安全法に基づく協議会とした日)】 平成28年11月1日

【構成員】

交野市福祉部高齢介護課、交野市福祉部生活福祉課、交野市福祉部障がい福 祉課、大阪府四條畷保健所、交野市居宅介護支援事業所連絡会、交野市訪問介 護事業所連絡会、交野市通所系介護事業所連絡会、交野市グループホーム連絡 会、交野市訪問看護ステーション連絡会、交野市医師会、交野市地域包括支援 センター、交野警察署、その他関係機関、交野市消費生活センター

【協議会の取組(会議の頻度、活動内容等)】 平成28年11月から毎月1回、会議を開催。

交野警察署から、交野市内で多い犯罪等の情報提供や歳末警戒等の取組につ いて説明し、関係機関との情報共有を行う。

【個人情報の取扱い】

現在協議会では、個人情報の取り扱いをしていませんが、協議会を運営して いく中で必要となった場合、交野市個人情報保護条例その他の関係法令等を遵 守しつつ、その方法や提供する範囲等について、先進的な取組をしている地方 公共団体を参考に検討していく予定です。

【今後の課題】

協議会の中で、弁護士との勉強会などの実施も検討していきます。

【基礎データ(人口・高齢化率等)】

① 人口:78,015人(平成28年1月1日現在)

② 高齢化率:26%(平成28年1月1日現在)

③ 消費者行政本課の職員数:1名

④ 消費生活相談員数:2名

⑤ 消費生活センター:週5日開所

⑥ 相談受付件数:688件(平成27年度)

(3)

交野市 別紙1

交野市消費者安全確保地域協議会 組織図

医師会

保健所 警察

事業所

地域包括支援 センタ 情報交換 情報共有

秘密保持義務

高齢者等

消費者被害の防止、見守り 行政

(関係機関)

消費生活 センタ

病院

社会福祉協議会

(4)

交野市 別紙

交野市消費者 全確保地域協議会設置要綱

目的

の要綱 、消費者の利益の擁護及び増進 関連 関係機関 団体 成機関 いう 連携 、消費者 全の確保のた の取組を効果的 円滑 行う

を目的

消費者 全確保地域協議会の設置

前条の目的を達成 、消費者 全法 21 法律第50 11条の 1項の規定 消費者 全確保地域協議会 協議会 いう を設置

協議会の構成機関 、別表

協議会 、前項 規定 構成機関のほ の趣旨 賛同 機関等を加え

所掌事務

協議会 、次 協議 調整等を行う

協議会 、必要 情報を交換 、消費者 全の確保のた の取組 協議を行う

協議会 、消費生活 配慮を要 消費者の見守り等必要 取組みを行う その他消費者被害防止のた 、必要 事項

会議等

協議会 、消費者被害の拡大防止又 未然防止のた 、必要 開催

庶務

協議会の庶務 、交野市消費生活センタ 処理

秘密保持義務

協議会の構成機関及び構成員 た者 、会議等 知り得た情報を漏

の要綱 り施行

(5)

交野市 別紙

別表

交野市消費者 全確保地域協議会構成機関

交野市福祉部高齢介護課

交野市福祉部生活福祉課

交野市福祉部障 い福祉課 大阪府四條畷保健所

交野市居宅介護支援事業所連絡会

交野市訪問介護事業所連絡会

交野市通所系介護事業所連絡会

交野市グル プホ ム連絡会

交野市訪問看護ステ ション連絡会 交野市医師会

交野市地域包括支援センタ 交野警察署

交野市消費生活センタ その他関係機関等

参照

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