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御意見及び県の対応 「福岡県肝炎対策推進計画(案)」に対する意見募集の結果について 福岡県庁ホームページ

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Academic year: 2018

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No 章 項目 意見内容 意見の理由 素案修正の有無 県の対応 1 3 (受検)国民健

康保険特定健 康診査への肝 炎検査組み入 れ

国民健康保険で行われている特定健康診査に肝炎ウ イルス検査を取り組む。

全市町村で取り組むには予算的に非常に高額となる可 能性があるため、試験的にウイルス性肝炎患者が多い とされる大牟田市や飯塚市において試験的に実施す る。

また、各市町村の特定健診担当者を集め、肝炎セミ ナーを行い特定健診に肝炎ウイルス検査を加えてもら うように要請する。

国民健康保険加入者の65歳から74歳の割合は平成26年度 で37.8%であり、他の保険者と比較しても高齢者の割合が格 段に高いため、肝炎ウイルス養成患者の拾い上げが効率的 に行われる可能性があるため。

加入者の65~74歳の割合

(市町村国保37.8%、協会けんぽ6.0%、組合けんぽ3.0%、共済 組合1.5%)

無 貴重なご意見ありがと うございます。 本計画は、県の施策 の基本的な考え方や 方向性について記載 しております。 頂いたご意見につき ましては、今後の業務 の参考とさせていただ きます。

2 3 (受検)職域(協 会けんぽ)での 受検率向上に ついて

協会けんぽに所属する企業の人事担当者などを集め て肝炎セミナーを行い、定期健診の中に肝炎ウイルス 検査を組み込んでもらう働きかけを行う。

協会けんぽは平成27年3月末で3,639万人加入している最大 の保険者である。

保険者数は協会けんぽ1つだけであり、他の保険者よりもまと まった話ができる。

保険者数

組合健保1,409団体、市町村国保1,716団体、共済組合85団 体

既に広島県では同様のセミナーを行っており、前例に倣って 実施が可能である。

無 貴重なご意見ありがと うございます。 本計画は、県の施策 の基本的な考え方や 方向性について記載 しております。 頂いたご意見につき ましては、今後の業務 の参考とさせていただ きます。

3 3 (受検)地域での

肝炎啓発活動 ①ケアマネジャーを対象とした研修に肝炎に関する内容を組み込む ②市域の民生委員を集めた講習会を行う

③回覧板で肝炎ウイルス無料検査のお知らせを定期 的に入れる

①ケアマネジャーは高齢者の集約された情報を持っており、 ウイルス性肝炎の知識を強化する事で効果的に多くの拾い 上げができる可能性があると考えられるため。

②③福岡県の公害のコミュニティーにおいて民生委員の役割 や定期的に配布される市政だより(回覧板)のような物は現在 でも重要な情報源となっているため。

無 貴重なご意見ありがと うございます。 本計画は、県の施策 の基本的な考え方や 方向性について記載 しております。 頂いたご意見につき ましては、今後の業務 の参考とさせていただ きます。

4 (受診)肝疾患 専門病院への 患者アクセス向 上(外来受診特 別料金免除)

保健所、検査医療機関及び市町村が実施する肝炎ウ イルス検査で陽性と判定された方が福岡県下67肝疾 患専門医療機関を受診する場合、紹介状なしで大病院 を受診する場合においても外来受診特別料金の対象 外とする。(初診5,000円、再診2,500円)

平成28年度より特定機能病院及び一般病床500床以上の地 域医療支援病院については、現行の選定療養の下で、定額 の徴収を責務とされている。

平成30年度の診療報酬改定ではその適応が400床に拡大さ れる予定であり、肝炎ウイルス検査で陽性と判定された患者 の専門医療機関への受診・受療の障害となる可能性がある ため。

専門医療機関67病院中18病院が特別料金の対象となる。 (備考)

特定機能病院:福岡大学、九州大学、久留米大学、産業医科 大学

400床かつ地域医療支援病院:九州医療センター702床、福 岡徳洲会病院602床、浜の町病院468床、白十字病院411床、 福岡赤十字病院509床、福岡東医療センター591床、福岡徳 洲会病院602床、聖マリア病院1129床、飯塚病院1048床、北 九州市立医療センター620床、小倉記念病院658床、九州労 災病院450床、小倉医療センター400床、九州病院575床、製 鉄記念八幡病院429床

無 貴重なご意見ありがと うございます。 本計画は、県の施策 の基本的な考え方や 方向性について記載 しております。 頂いたご意見につき ましては、今後の業務 の参考とさせていただ きます。

5 3 (受診)県が実 施する無料検 査と同等の陽 性者フォロー アップ体制

県が実施する無料検査の陽性患者に対する精密検査 フォローアップ率は9割であり、この高いレベルのノウハ ウを政令市等保健所設置市、市町村で受検した陽性患 者に対しても同等のレベルでフォローアップし陽性のま ま放置されている患者を拾い上げる必要がある。 この役割を担うのは保健師であり、保健所設置市や市 町村の保健師に対して精密検査フォローアップを積極 的に進めてもらう体制と教育を整える必要があると考え ます。

県が実施する無料検査の陽性者数は毎年30名前後であるた め仮に県が精密検査フォローアップ率100%達成したとしても 福岡県として改善したことにはならないため。

無 貴重なご意見ありがと うございます。 本計画は、県の施策 の基本的な考え方や 方向性について記載 しております。 頂いたご意見につき ましては、今後の業務 の参考とさせていただ きます。

6 3 (診療体制)肝 疾患専門医療 機関の肝炎医 療コーディネー ターの設置につ いて

肝疾患診療連携拠点病院(以下拠点病院)ならびに肝 疾患専門医療機関(以下専門医療機関)の認定要件の 中に、肝炎医療コーディネーター(以下肝炎MCN)の設 置を義務付ける(H30年度中)肝炎MCNは病院内で肝 炎ウイルス陽性患者の存在を認めた場合、速やかに担 当医へ患者への告知を依頼し、肝臓専門医への紹介 を行うよう促す(患者への直接的な働きかけは行わな い)

また、拠点病院ならびに専門医療機関は肝炎MCNが 病院内で効率よく活動できるように大学病院であれば 教授会や医局会などで肝炎対策の重要性と肝炎MCN の役割を説明し院内における認知度を高める。 県は各医療機関のどの部署に何名肝炎MCNが存在 するか把握し、設置人数が不十分だと認められる場合 は病院長あてに肝炎MCN養成研修への職員派遣を 依頼する。

平成28年度厚労省肝炎対策に関する調査において福岡県に は453名の肝炎MCNが存在するが、医療現場においては肝 炎MCNとして実際に何を行えばいいかわからず迷っている 方も少なくない。

また、肝臓専門医でさえ自院のどこの部署に何名の肝炎MC Nが存在するか把握しにくいのが現状である。

肝炎MCNの養成を行い、数を増やしていくことやフォロー アップの研修を行っていく事はモチベーションをキープさせる ためにも重要だが、受け入れ側の医療機関において、肝炎M CNという職域を超えた活動を認めてもらう体制と認知度を高 めなければ役割を果たして行くことはできないと考える。 専門医療機関においては設置を義務化することが肝炎MCN の受け入れ体制と認知度向上に大きく貢献すると考える。

無 貴重なご意見ありがと うございます。 肝炎医療コーディネー ターについては、国が 制度を創設した趣旨 も踏まえ、今後、専門 医療機関への配置を 進め、その役割につ いて周知徹底してま いります。

7 3 (診療体制)医 療機関におけ る肝炎検査実 施患者の拾い 上げ

①県知事より福岡県下の病院長に対し、手術前等で肝 炎ウイルス検査を行い陽性反応が認められた場合、も れなく告知を行い肝臓専門医への受診勧奨を行うよう 通知を行う。

②病院内の肝炎医療コーディネーターの役割の一つと して院内で肝炎ウイルス陽性患者を認めた場合、主治 医に対し患者への告知および肝臓専門医への照会依 頼を行う事を肝炎対策推進計画に明示する。

③拠点病院ならびに専門医療機関は凡そ過去1年の 肝炎ウイルス検査実施数、精密検査実施数などを調査 し現状把握に努め、フォローアップ出来ていない現状を 認めた場合は改善に努める。

④各医療機関の医療安全管理を担当している関係者 を集め、肝炎訴訟のリスクなどに関するセミナーを実施 する。

2016年6月30日施行の肝炎対策基本法‐肝炎対策基本指針 改正によると医療機関は手術等に行われる肝炎ウイルス検 査の結果について、確実に説明を行い、受診に繋げるように 取り組むとされているが、実際は伝えられないまま放置され ていることが多いため。

また、平成27年度健康増進事業における肝炎ウイルス検診 等の実績によればB型肝炎ウイルス感染者率は0.7%、C型 肝炎ウイルス感染者率は0.4%であるが、病院内における陽 性者率*はB型で1.4%、C型で3.5%と格段に高く、何らかの 対策を講じる必要があるため。

*The Rate of Hepatitis Virus Carries to Hepatologists and the Factors Contributing to Referral

無 貴重なご意見ありがと うございます。 本計画は、県の施策 の基本的な考え方や 方向性について記載 しております。 頂いたご意見につき ましては、今後の業務 の参考とさせていただ きます。

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