今後の活動 私案(素案) 2003/1/11
○ 財政をよくするための基本的な枠組 目標とする姿
・経済的な活力があり、効率よい行政サービスが行われ、それを持続できる街
→経済的な活力があり:税収が上がる。市がこの点についてどれだけできるかという点は? →効率よい行政サービスが行われ:歳出を押さえた上でサービスを満足させる必要がある。
高支出低負担は財政破綻を招き、長期的には持続不能である一方で 低サービスも市民が逃げるので長期的には持続不能であるからである。 →それを持続できる街:よりよいシステムに変わっていけるか、間違いを正すことができるか。
それを実現する枠組 ①よい計画を作ること ②よいチェックを行うこと
③それらを支える正しい見識があること
※ 補足:ポイントとして考えられること
①公共サービスを消費する側の知恵をいかに取り込むか? 競争原理をいかにうめ込むか
売り手と買い手の緊張感をどのように組み込むか
②プログラムの有効性と効率性の双方をチェックするシステムが必要。
できれば、自動的に(そのためにわざわざ手間をかけずに)チェックできるのがよい。 チェックを次に反映させるシステムが非常に重要。
○ 財政をよくする枠組をどう作っていくのか?
よい財政を作る仕組みはよいガバナンスを行うしくみである。 →その構築を財政を考える会が担うにはあまりにも壮大過ぎる。
一旦、この会でできることという制約を除くと、やるべきこととしては大きく ①活力を生み出す方法の検討と実行
②公共サービスをうまく計画していく*方法の構築
*市民の満足に適うサービスを、最少のコストで実現すること ③市の行政をチェックしそれを反映するシステムの構築
④これらを有効に働かせるために基礎となる意識・知識の向上 の4つではと思われる。
Plan Do Check Action
○ 具体的活動について
①活力を生み出す方法の検討と実行
→これを主眼にするのでは財政を考える会のテーマからは外れていってしまう気がする。
①をテーマにする会があって、それらに財政を考える会が何らかの関与をすることは考えられる。
ただし、①をそのままテーマにするのでは人を集めても雑談で終わる。会を作る前にうまく機能す るテーマ設定と組織作りが重要。
実際に行うイベントや日野で行うビジネスに関わることなど、具体的なものが見えているものの方 がよいのではないか。
②公共サービスをうまく計画していく方法の構築
→重要なテーマについては、今後市民参画により計画作りが行われる可能性がある。
通常このような会になるとサービスを提供する側と直接提供を受ける側の参加が多くなると考えら れるが、双方ともサービス拡大が関心事であり、そのコストについて無頓着になりがちなので、財 政的には好ましくない提案・結論に陥る可能性がある。
→ 財政を考える会が直接関与するという方向もあるが、メンバーと利害が対立。検討を行うメ ンバーがコスト意識を持てるような仕組みを最初から組込むように仕向けることの方が重要。 財政を考える会としては、企画調整部門が会を立ち上げる際に支援するぐらいか?
③市の行政をチェックしそれを反映するシステムの構築 ③-1何をチェックするか?
・一つ一つの手続きや予算執行の合法性 → 監査部門 ・効率性や有効性のチェック
A調達の効率化 Bサービスの効率的提供 C提供する意味のあるサービスだったか A:内部チェック∼予算獲得・消化ではなく、提供サービスによる評価の仕組み
外部チェック∼市民への情報公開によるチェック
B:内部チェックが基本。いわゆる事務事業評価のように重くならずに、日常でナチュラルに内部 統制が働く仕組みができればベター。
外部チェック∼市民への情報公開により、チェックしたい人ができるようにする。 C:内部チェック∼プログラム評価による自己チェック。
外部チェック∼市民団体によるチェックも考えられるが、ナチュラルにチェックの仕組みが働 くのが一番。市民がサービスを比較できるのが理想(できればコスト考慮の上)。
ABCの仕組みがうまく働けば、市民のニーズに対して、最少のコストでサービス提供できるはず だが。。。
③-2 財政面でチェックを働かせるには?
前ページのシステムだけでは、公共サービスに対する需要が過大になり、コストを最小にしても財政 需要は膨張する可能性がある。
→税収等を鑑みた場合に持続可能なレベルの支出に押さえる仕組みが必要。
・公共サービス以外のサービスや物をどれぐらい消費するかは、必要性と財布の中身のバランスを考 慮の上、決まってくる。そのためコストとサービスの内容は消費のたびにチェックを受けることと なる。その中からサービスの提供する者と受ける者の緊張関係が生まれる。
→ 公共サービスの場合、受益と負担が一致しないので、財布が痛む感覚がなくやたらと消費する 危険性。
サービスの提供する者と受ける者の緊張感をおり込めるシステムにしなければならない。
・理屈上は、財務部門が公共サービスの提供部門に、予算を与える代わりに一定の目標数値の達成を 求めることで、サービス提供側(サービス提供部門)、サービス受ける側(財務部門)という緊張 感を生み出すことはできる。
ただしそのためには、効果を計る指標を適切に設定しモニタリングすること、モニタリングは市民 の目から行えるようにすること、サービス提供部門にその手段や提供主体について裁量が与えられ ること、その行動の内容が公開されていること、などが必要と考えられる。
・とはいえ、実際には市の仕事の多くは国や都から頼まれた仕事であり、そちら側の組織に市の組織 や分掌も引っ張られることが多く、政策目標ごとにいろいろな手段を横断的に使うことは難しい。 また事例もなく(私は知らない)実行可能性及び実効性については不明である。
③-3 財政を考える会ができること
・市が施策の結果を、財政及び政策効果の面からフィードバックするシステムを作ろうと考えた場合 に、市民の視点から意見を述べること。
・市の財政にとって特に問題になると考えられるテーマ(高齢化対策、少子化対策、地域医療他)に ついて市民の目からチェックを行う。
→ 事務事業レベルで何をしているかをチェックすることはある程度できるが、その結果 政策目的がどの程度達成できたかを評価するのは難しい。また分野によっては専門家必要。 できれば周辺自治体との比較を行い、ベンチマークとして活用するのがよい。
④これらを有効に働かせるために基礎となる意識・知識の向上 ④-1 必要な理由
・2010プランは達成すべき目標をリスト化したもの。
・優先順位付けと資源配分、受益と負担(現在の負担とするのか将来の負担とするのか、だれの負担 とするか)をどう考えるのかは市民の判断を政治過程(選挙・陳情・市民活動)を通して行われる。 ・政治過程を通した判断のレベルは基礎となる意識や知識のレベルの制約を受ける。
・公共サービスを受ける過程でも、市民の意識のレベルによって、財政運営まで影響をうけるのでは ないか?
④-2 方針
・基本的には長期戦であるが、当面の危機打開のために短期的なアクションも必要。
・短期的な目標:まずは日野市の財政が厳しいということを感じていただく。(理解は後)
・中長期的目標:環境問題と同様、教養のある市民は財政自体と問題の所在について、ある程度の知 識を有していること。また、詳しい情報についてのアクセス先を知っていること。
もちろん、議員には市の行政を市民の委託を受けてチェックするものとして、見識を有しているこ とを当然に期待します。
④-3 方針
短期的目標に対し
・パンフレットを持って、地域の集まりなどで説明する。 →その際に出た質問は残しておく。
・
長期的目標に対し
・財政そのものについて簡単にまとめる。 ポイント・論点
・豊かな自治体ほど財政危機になりやすい
・公共サービスや財政は膨張しやすい性質を持っている
・財政の数字の基本的な見方(歳入と歳出の差の意味など基本的なところ) ・世の中の変化と財政の考え方への影響
経済成長がない時代→プライマリーバランスを維持するだけでは不十分
経済の国際化 → 長期的に見れば足による投票が国際レベルで行われる ・市の税収は結局なにに影響されるか?
など 出し方案
○ 具体的な行動を実行するの組織 全体像
※ 線のつながりは会の活動範囲によって変化します。(最大範囲を示しています。)
◇ 望ましい条件
・柔らかい組織であること
行政サービスの計画に関わる会や街の活性化に関わる会にメインで出席しているメンバーが、時々財 政を考える会に参加するとか、その逆があってもよいのではないか。
・会議主体ではないこと
月に一回の会議が活動ではなく、日々の活動ができ、それについて報告・方針の議論を会議で行うの が理想。
・幅広い層の参加
性別、年令層、職業、地域などある程度幅広い層の参加が望ましい。
→ とはいえ、財政そのものに興味がある人は少なく、加えて自分で何かをしようという人は拠り少 ない。財政に興味を持つのは税金を払うとき、サービスが悪いと感じたとき、ニュースになった とき。
・市民とのつながり、ネットワークを持つこと
→ 財政を興味を持つようになった場面で、会にアクセスできるようにしてはどうか?
考える会のメンバーができることは限られている。てこの原理、波紋が水面を広がっていくよう に、会の活動の効果を広げられるようにできないか。そういう日常の感覚をフィードバックする システムが本当はよいのでは?
市役所
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・・・会
・・・会 参加
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