• 検索結果がありません。

基本目標5 安心して快適・安全に住み続けられるまち 三原市長期総合計画 三原市ホームページ

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2018

シェア "基本目標5 安心して快適・安全に住み続けられるまち 三原市長期総合計画 三原市ホームページ"

Copied!
26
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

防災

災害対応力の強化

1

1

● 市民の生命,身体及び財産を災害から保護するため,本市及び市民等の主体的な 取組と,相互の連携・協力を図りながら,「災害に強いまち」の実現が必要です。

● 東日本大震災,阪神淡路大震災,昭和42(1967)年に本市で発生した土砂災害 など過去の災害や近年各地で発生している災害を教訓にするとともに,最大震度 6強,最大津波高3.2m,死者数1,044名,建物の全壊棟数5,260棟と大きな被 害が想定されている南海トラフ巨大地震等の被害想定を考慮した対策が必要です。

● 「災害に強いまち」の実現には,行政が実施する各種防災体制の整備とともに, 市民自らが,自分の命は自分で守る,自分たちの町は自分たちで守る,という積 極的な取組による地域防災力の向上など,相互の連携・協力による災害対応力の 強化が必要です。

● 防災体制の整備,地域防災力の向上,災害に強いまちの構築(5-1-2を参照) など総合的,計画的な取組を通じて「災害に強いまち」の実現の推進を図ります。

● 防災体制の整備のため,災害情報の多様な伝達手段の構築,拠点避難所の強化, 防災拠点・危機管理体制の強化,及び業務継続計画の策定等,行政が実施する災 害対応力の強化に資する施策を実施します。

● 地域防災力の向上のため,自主防災組織の設立促進,育成支援や地域防災リー ダーの養成とともに,市民の防災意識向上のための啓発活動など自助,共助によ る災害対応力の強化に資する施策を実施します。

現状と課題

基本方針

自主防災組織の活動 自主防災組織の組織数と組織率の推移

(生活環境部危機管理課調べ 各年度 3 月 31 日現在)

組織率50.0 45.0 40.0 35.0 30.0 25.0 20.0 15.0 10.0 5.0 0.0 組織数120

100 80 60 40 20

0H17年度 17

H18年度 29

52

75 84

89 93 98 103 44.4 46.6 39.7 43.3

36.9

26.2 17.1 13.2

H19年度 H20年度 H21年度 H22年度 H23年度 H24年度 H25年度 30.9

(組) (%)

(2)

基 本 目 標 5

(基本計画)

5-1-1 災害対応力の強化

● 市民等による地域防災力の向上(自助,共助),及び行政による防災体制の整備(公助) が図られ,また相互の連携・協力による災害対応力が強化されている。

施策がめざす三原市の姿

● 三原市地域防災計画(平成17年6月策定 平成26年6月修正)

● 三原市国民保護計画(平成19年1月策定 平成21年6月修正)

● 三原市災害時一斉情報伝達手段整備計画(平成25年6月策定)

● 地域防災拠点備蓄計画(平成24年10月策定)

主な部門別計画

達成度を測る指標

目標達成のための取組

指標名 現状値 めざす方向 目標値(H31)

自主防災組織の組織率 (H25年度)46.6%

(エリア率64.6%) 60.0% 災害時一斉情報伝達手段整備事業による FM 告

知端末,及び登録メールの世帯普及指数 (H25年度)36.2% 100.0% 防災のための施設や情報,活動体制が充実してい

ると感じる市民の割合 (H25年度)14.9% 上昇

事業名 事業概要 この5年間で特に力を入れること

災害時一斉情報 伝達手段整備事業

市民が多様な手段で災害情報を迅 速・確実に取得できる体制を構築す る。

FM 告知端末の配布,屋外拡声子局

(屋外スピーカー)の設置及びメー ル配信システムの登録者数の増加を 図る。

自主防災組織設立・

育成事業 自主防災組織の設立を促進するとと

もに,組織の育成を支援する。 市街地での新規設立促進に向けた取 組を強化し,組織率を向上させる。 拠点避難所整備

事業

拠点避難所(小中学校等)を地域の 防災拠点として強化するため,防災

資機材の分散備蓄等を推進する。 食糧,毛布等を計画的に備蓄する。 防災啓発事業 啓発活動や地域防災リーダーの育成

により,地域防災力を向上させる。 地域防災リーダー養成講座の開催, 防災士資格取得の助成を実施する。

(3)

防災

災害に強いまちの構築

2

1

● 本市の地形・地質は,急峻な山地が広がり,風化した花崗岩が砂状になった「ま さ土」が広範囲に分布しており,土石流やがけ崩れのおそれのある土砂災害危険 箇所等が多く存在します。

● 平成26(2014)年8月の広島市における豪雨による土石流災害,また南海トラ フ巨大地震による被害が想定される中で,住民の安全・安心な生活の確保を図る ため,災害に強いまちづくりの推進が必要です。

● 急傾斜地崩壊対策事業,小規模崩壊地復旧事業,河川の改修,管渠の耐震化,ポ ンプ場設備の改築・更新など,防災対策や耐震対策を計画的に進めていくことが 必要です。

● 尾道糸崎港(松浜地区)については,県が計画する防災拠点の早期完成に向けた 事業推進が必要です。

● 大規模地震発生時に建物倒壊による人的・物的被害を軽減させるため,住宅・建 築物の耐震化の促進が必要です。

● 急傾斜地崩壊危険箇所の整備,人家裏等の小規模な荒廃林地の復旧,河川改修, 砂防設備,雨水排水ポンプ場,雨水管などの計画的な整備を推進します。

● 尾道糸崎港(松浜地区)に,大規模災害時における,緊急物資の一時保管や臨時 へリポートなどとなる広域防災拠点(防災緑地)を整備します。

● 住宅・建築物の耐震化を促進する取組を行います。

● 土砂の搬出,搬入,埋立て等の適正化を図り,土砂災害の防止を推進します。

現状と課題

基本方針

急傾斜地崩壊危険箇所の整備 河川改修

(4)

基 本 目 標 5

(基本計画)

5-1-2 災害に強いまちの構築

● 災害発生時に被害を最小限に抑えるための整備が進んでいる。

施策がめざす三原市の姿

達成度を測る指標

指標名 現状値 めざす方向 目標値(H31)

高潮対策事業(松浜地区)の事業進捗率 (H26年度)73.5% 95.6%

防災のための施設や情報,活動体制が充実してい

ると感じる市民の割合(再掲) (H25年度)14.9% 上昇

目標達成のための取組

事業名 事業概要 この5年間で特に力を入れること

公共下水道(雨水)

事業 浸水被害を軽減する雨水排水施設の 整備を行う。

雨水管渠や雨水排水ポンプの整備を 推進するとともに,老朽化したポン プ等の長寿命化を図る。

急傾斜地崩壊対策

事業 急傾斜地において擁壁やのり面保護 工などの崩壊防止施設を整備する。

避難所となる施設や災害時要援護者 関連施設のある箇所を優先的に整備 する。

河川改良事業 普通河川の整備を実施する。 緊急度・優先度の高い箇所から洪水 対策等の整備を進める。

尾道糸崎港港湾整 備事業(松浜地区)

防災緑地の整備,高潮対策による防 災機能の強化,水域の適正利用を図

る。 県と連携して,早期完成をめざす。

高潮対策事業

(松浜地区) 護岸や堤防の改良補強を行う。 県と連携し,過去に浸水被害のあっ た地区の対策を優先的に行う。

木造住宅耐震診断・ 耐震改修補助事業

木造住宅の耐震化を促進することに より,地震に強いまちづくりを進め る。

旧耐震基準の木造住宅の耐震診断や 耐震改修工事への補助を実施し,耐 震化を促進する。

● 三原市耐震改修促進計画(平成20年2月策定,計画期間:平成19~27年度)

主な部門別計画

(5)

生活の安全安心

消防・救急体制の整備

1

2

● 大規模災害に備えて,耐震性に課題のある消防本部庁舎や老朽化した署所などの 建替え,改修等,消防力の強化及び適正配置を考慮した整備の推進が必要です。

● 地域防災力の要である消防団員の入団を促進し,教育訓練等を行うとともに,施 設・装備の計画的な整備を行い,消防力強化の推進が必要です。

● 防火思想の普及啓発のために,継続的な防火指導及び予防査察が必要です。また, 市民に対する,緊急時における応急手当の正しい知識と技術習得や普及啓発も必 要です。

● 消防庁舎等の建替え,改修を進めるとともに, 消防体制の充実強化を図ります。

● 消防団の施設・装備を充実させるとともに, 教育訓練を行い,地域防災力の向上を図りま す。

● 防火座談会,予防査察による火災予防思想の 普及啓発とともに,救命講習により応急手当 ができるバイスタンダーの養成を進めます。

現状と課題

基本方針

出火件数の推移

(消防本部総務課調べ 各年 12 月 31 日現在) 100

9080 70 60 5040 30 2010

0 H22年 H23年 H24年 H25年 H26年

25 1113

33

2325 15 22 20

40 30

20 2 7

13 9 7 11

1 37 32

82

93 80 82

59

建物 林野 車両 船舶 航空機 その他 合計

(件)

救急講習会

(6)

基 本 目 標 5

(基本計画)

5-2-1 消防・救急体制の整備

● 消防・救急活動が迅速に行われ,市民の生命・財産が守られている。

施策がめざす三原市の姿

● 消防力整備計画 (平成27年2月策定)

主な部門別計画

達成度を測る指標

目標達成のための取組

指標名 現状値 めざす方向 目標値(H31)

火災・救急・救助の現場到着所要時間 (H25年)平均8.7分 短縮

出火件数 (H25年)82件 減少

市民の普通救命講習受講者数 (H25年度)7,700人 10,000人

事業名 事業概要 この5年間で特に力を入れること

消防拠点施設

整備事業 老朽化した署所の建替えや改修な

ど,消防拠点を整備する。 消防力適正配置計画を策定し,消防 拠点施設の整備を推進する。

消防設備・施設

整備事業 消防車両や消防施設を計画的に整備 する。

はしご車,救急艇,ポンプ車,救急 車の更新を計画的に整備するととも に,耐震性貯水槽を消防水利基準に 基づき,適切に設置する。

消防団活性化

対策事業 消防団拠点施設や,設備の更新等に

より,消防防災活動の活発化を図る。 老朽化した屯所・車庫・格納庫,車 両等について計画的に更新する。 救命率向上対策 市民の救急救命体制の強化と,応急

手当の普及啓発を推進する。 普通救命講習の受講者増加を図る。

(7)

生活の安全安心

防犯活動・交通安全対策の推進

2

2

● 本市の刑法犯罪は,減少傾向にありますが,依然窃盗犯が高い割合を占め,振り 込め詐欺などの特殊詐欺による被害の件数は増加しています。

● 本市の交通事故件数は横ばいですが,高齢者や小学生が関わる交通事故,自転車 による事故が増加傾向にあります。また,全国各地で登下校中の児童生徒が巻き込 まれる重大事故が相次いで発生したことから,安全対策強化が求められています。

● 安全に住み続けられる社会の基盤をつくるため,地域ぐるみで防犯意識の高揚を 図り,犯罪の未然防止に取り組む必要があります。

● 交通安全思想の普及・徹底や施設整備に継続的に取り組むとともに,市内小・中 学校の通学路合同点検等による安全対策を推進する必要があります。

● 警察,防犯関係団体等との緊密に連携した防犯対策を推進します。

● 地域ぐるみの交通安全運動の推進や安全な道路環境整備など,総合的な対策を推 進します。

現状と課題

基本方針

交通事故発生件数・負傷者数・死者数 高齢者と若者の交通事故発生件数

犯罪件数の推移

H22年 568 758

8

H23年 580 461 5

H24年 436 573

5

H25年 450 578

3

H26年 6 421 542 900800

700 600500 400300 200100 0

2018 1614 1210 86 42 0 負傷者(人)

発生件数(件) 死者(人)

発生件数

負傷者数 死者数

H22年 900 850 800 750 700 650 600 550

500 H23年 H24年 H25年 H26年

616 817 794

791

(件)

730 H22年

89 76

86 53

95 58

94 58

91

44

H23年 H24年 H25年 H26年 120

100 80 60 40 20 0

(件)

若者 高齢者

(生活環境部生活環境課調べ 各年 12 月 31 日現在)

(8)

基 本 目 標 5

(基本計画)

5-2-2 防犯活動・交通安全対策の推進

● 犯罪や交通事故の心配が少なくなり,安心して生活できる。

施策がめざす三原市の姿

● 第9次三原市交通安全計画(平成24年3月策定,計画期間:平成23~27年度)

主な部門別計画

達成度を測る指標

目標達成のための取組

指標名 現状値 めざす方向 目標値(H31)

人口千人あたりの刑法犯認知件数 (H25年度)7.32件 減少

人口千人あたりの交通事故発生件数 (H25年度)4.51件 減少

事業名 事業概要 この5年間で特に力を入れること

子どもの安心・ 安全事業

青色パトロール,メール配信による 情報提供等,子ども安全プロジェク トに取り組む。

登下校時の見守り活動団体の支援, 青色パトロールの実施,不審者等の 情報提供を推進する。

防犯灯維持管理

事業 防犯灯を適切に管理する。 管理区分の明確化,管理業者との連 携強化,LED 化を推進する。

交通安全事業 交通安全の啓発活動を行う。 高齢者や小学生,自転車利用者に対 し交通安全意識の啓発を行う。

通学路交通安全

プログラム事業 市内の小中学校の通学路危険箇所を 点検し,必要な対策・対応を行う。

国・県・学校・PTA などと連携し た通学路の点検・対策を通じた安全 確保を図る。

(9)

生活の安全安心

消費者・生活者の安心の確保

3

2

● 市民が日常生活を送るうえでの不安の内容は多様化し,日々の暮らしに関する相 談は複雑かつ高度化しており,法律的・専門的な相談に対する市民ニーズは高 まっています。

● なりすまし,架空請求,還付金等の振り込め詐欺が増加傾向にあり,国民生活セ ンター・経済産業省や県等の関係機関と連携し,迅速で的確な情報提供や,消費 生活能力を高めるための啓発活動等の充実が必要です。

● 無料法律相談の開催により,法律的・専門的な問題を解決できる環境を整えま す。

● 電子商取引やさまざまな詐欺に対する情報提供,出前講座等による啓発を推進し ます。

● 消費者への迅速で的確な情報提供や,消費生活能力の向上を図るために,国民生 活センター・経済産業省や県等の関係機関との連携を強化します。

現状と課題

基本方針

消費生活相談件数の推移

(経済部商工振興課調べ 各年度 3 月 31 日現在) 640

620 600 580 560 540 520 500 480 460 H21年度

524 530 575

540 614

H22年度 H23年度 H24年度 H25年度 消費生活相談(件数)

130 128 126 124 122 120 118 116 114 112 H21年度

129

125

H22年度 H23年度 H24年度 H25年度 119

118 125

無料法律相談(件数) 無料法律相談件数の推移

(生活環境部生活環境課調べ 各年度 3 月 31 日現在)

(10)

基 本 目 標 5

(基本計画)

5-2-3 消費者・生活者の安心の確保

● 消費者トラブルや生活の心配事が解決するなど,安心して生活できている。

施策がめざす三原市の姿

達成度を測る指標

目標達成のための取組

指標名 現状値 めざす方向 目標値(H31)

市民生活に関する相談のうち,解決又は関係機関

に引き継いだ割合 (H25年度)95% 上昇

消費生活相談に対する解決策の提示割合 (H25年度)97.4% 維持

事業名 事業概要 この5年間で特に力を入れること

行政相談・無料法

律相談事務事業 市民対象の行政相談や無料法律相談

を実施する。 相談業務を継続し,総務省と連携し て行政相談員を確保する。

消費生活センター

運営事業 消費生活の安定・向上に向けた相談 業務と啓発活動を実施する。

電子商取引等のトラブルや高齢者対 象の悪質商法の被害防止のため,相 談・啓発活動を強化する。

(11)

環境

環境保全と低炭素まちづくりの推進

1

3

● 大量生産,大量消費型の社会・経済システムは,便利で豊かな生活をもたらした 反面,自然環境への負荷が大きく,地球温暖化や光化学オキシダント,微小粒子 状物質(PM2.5)等,地球規模の深刻な環境問題を引き起こしています。

● 地球規模の環境問題に対して,国内各地で様々な環境保全活動が展開されていま す。本市においても沼田川水系や芦田川水系等の河川や佐木島など島しょ部の自 然海岸の保全・再生とともに,ヒョウモンモドキ等の希少生物の継続的な保護が 必要です。 

● 「三原市環境基本計画」や「きれいな三原まちづくり条例」に基づき,環境保全 活動への取組や支援,環境保全に関する啓発を継続することが必要です。

● 環境との関わりについて理解と意識を深められるよう,環境問題に関し,更なる 啓発に取り組みます。 

● 環境保全活動団体に対する運営支援により,豊かな森林・河川・海浜等を保全す るとともに,自然環境を交流資源として有効な活用を進めます。

● 全市的な地球温暖化対策を推進するため,二酸化炭素排出量の削減に向け,省エ ネルギー化への取組や家庭用燃料電池システム(エネファーム)等の普及促進に 取り組みます。

現状と課題

基本方針

喫煙制限区域・環境美化重点区域の啓発看板 ヒョウモンモドキ

(環境省:絶滅危惧Ⅰ A 類・国内希少野生動植物種)

(広島県:絶滅危惧Ⅰ類)

(12)

基 本 目 標 5

(基本計画)

5-3-1 環境保全と低炭素まちづくりの推進

● 身近な環境が保たれ,地球環境にやさしい生活が営まれている。

施策がめざす三原市の姿

● 三原市環境基本計画(平成20年3月策定,計画期間:平成20~29年度)

主な部門別計画

達成度を測る指標

目標達成のための取組

指標名 現状値 めざす方向 目標値(H31)

家庭用燃料電池システム(エネファーム)設置費

補助件数 (H26年度)0件 850件

海・川・里山など,身近に自然と触れ合える環境

が保たれていると感じる市民の割合 (H25年度)23.9% 上昇

事業名 事業概要 この5年間で特に力を入れること

家庭用燃料電池シス テム(エネファーム) 設置費補助事業

家 庭 用 燃 料 電 池 シ ス テ ム( エ ネ ファーム)の設置者(事業者を除く) に対し支援する。

家 庭 用 燃 料 電 池 シ ス テ ム( エ ネ ファーム)の設置に対し補助するこ とで,普及促進を図る。

きれいな三原まち

づくり推進事業 きれいな三原まちづくりの啓発を行 う。

パトロールの強化,啓発イベントの 実施,啓発看板の設置,きれいな三 原まちづくり表彰等を行う。

環境保全啓発事業 環境保全意識の向上に必要な教育や啓発活動を行う。 水辺海辺教室,環境写真絵画コンテ スト等を継続実施する。

環境保全活動

支援事業 環境保全活動団体(みはらし環境会 議)が行う活動を支援する。

みはらし環境会議が地域の環境団体 の中心的役割を担い,地域の特性を 活かして行う環境保全活動等を促進 する。

(13)

環境

循環型社会形成の推進

2

3

● ごみの減量化に向けて,平成25(2013)年度から可燃性家庭系ごみの収集に有 料指定袋制度を導入し,一定の減量効果がありましたが,可燃性事業系ごみの減 量化が進んでいないため,十分とは言えません。家庭系ごみと同様に事業系ごみ の対策に取り組むことが必要です。

● 町内会をはじめとした地域の団体で再資源化を推進していますが,回収量は年々 減少傾向にあります。今後は,資源回収業者との連携を強め,資源回収量を増加 させる必要があります。

● ストックヤードの活用を促進する方策や古紙等拠点回収事業の実施,民間回収事 業の利用を促進し,再資源化への意識醸成を図り,再資源化率の向上が必要です。

● 新規の最終処分場や,老朽化が著しい三原市清掃工場など,ごみ処理に必要不可 欠な施設の計画的な整備が必要です。

● ごみの減量化,再資源化促進のため,事業系ごみの減量化などを一層強化します。

● 古紙類の再資源化については,集団回収事業を中心とし,拠点回収事業など補完 的事業と一体的に推進し,市全体のごみの排出抑制と再資源化率の向上を図りま す。

● 廃棄物処理施設の長寿命化・延命化を図り,適正・安全かつ安定的な処理体制を 確保します。

現状と課題

基本方針

ストックヤード 再資源化率の推移

(生活環境部環境管理課調べ 各年度 3 月 31 日現在) H21年度

12.5 23.9

12.5 12.4 12.5 13.1 24.4 23.3 22.1

H22年度 H23年度 H24年度 H25年度 30.0

25.0 20.0 15.0 10.0 5.0 0.0

(%)

本市 県平均

(14)

基 本 目 標 5

(基本計画)

5-3-2 循環型社会形成の推進

● ごみの分別やリサイクルの取り組みが行われ,ごみの減量化が進んでいる。

施策がめざす三原市の姿

● 三原市一般廃棄物処理基本計画(平成19年3月策定,計画期間:平成19~33年度)

主な部門別計画

達成度を測る指標

目標達成のための取組

指標名 現状値 めざす方向 目標値(H31)

市民1日1人あたりのごみ排出量 (H25年度)964.0g 1,025.8g1

再資源化率 (H25年度)13.1% 25.5%

事業名 事業概要 この5年間で特に力を入れること

三原市一般廃棄物 処理基本計画改定・ 推進事業

社会情勢の変化をふまえて現基本計 画を改定し,計画を推進する。

主に,事業系ごみの減量化・再資源 化の推進を踏まえた計画の見直しを 行うとともに,計画の実現を図る。

三原市古紙等資源

集団回収事業 資源回収団体を支援し,ごみの排出

抑制と再資源化の向上を図る。 集団回収事業の強化,拠点回収事業 との一体的な推進を図る。

三原市清掃工場長

寿命化改修事業 3ヵ年計画で基幹的改修を実施す

る。 計画的な改修を行い,施設の延命化

を図る。

新最終処分場

整備事業 現施設の更新を行う。 早期に事業着手する。

※1 目標値は現在の「三原市一般廃棄物処理基本計画」に基づくもので,平成27年度に見直す予定です

(15)

生活基盤

計画的なまちづくりの推進

1

4

● 人口減少,少子高齢化の進行など本市を取り巻く社会情勢が大きく変化している 中,コンパクトシティの推進など将来の都市の姿を見据えた的確な対応が求めら れています。

● 緑豊かな都市環境の整備を総合的に推進するため,緑地の保全及び緑化の推進に 関する基本計画(緑の基本計画)を策定する必要があります。

● 「ふるさと広島の景観の保全と創造に関する条例」や「広島県屋外広告物条例」 に基づく景観形成の施策に取り組んでいますが,個性を活かした景観の保全や形 成を図るためには,本市の特色に応じたきめ細やかな取組が必要です。

● 長期総合計画で示された将来像や社会情勢の変化等を踏まえ,「三原市都市計画 マスタープラン」の見直しを行うとともに,コンパクトシティを推進するため立 地適正化計画を策定します。

● 緑豊かな都市環境の整備を総合的に推進するため,緑の基本計画を策定します。

● 景観の保全・形成を図るため,景観行政団体へ移行し,景観計画を策定します。

現状と課題

基本方針

(16)

基 本 目 標 5

(基本計画)

5-4-1 計画的なまちづくりの推進

● 都市計画マスタープラン及び立地適正化計画や緑の基本計画に基づき,様々な施策が 展開されている。

施策がめざす三原市の姿

● 三原市都市計画マスタープラン(平成29年度策定予定,計画期間:平成30~36年 度)

● 三原市立地適正化計画(平成29年度策定予定,計画期間:平成30~36年度)

主な部門別計画

達成度を測る指標

目標達成のための取組

指標名 現状値 めざす方向 目標値(H31)

事業名 事業概要 この5年間で特に力を入れること

都市計画マスター プラン策定業務・ 立地適正化計画 策定業務

都市づくりを総合的に推進するた め,都市計画マスタープラン及び立 地適正化計画を策定する。

社会情勢の変化等を踏まえた都市計 画マスタープランの見直しと,居住 や都市機能の誘導を図る立地適正化 計画を策定し,コンパクトなまちづ くりの推進を図る。

緑の基本計画 策定業務

緑豊かな都市環境の整備を総合的に 推進するため,緑の基本計画を策定 する。

緑の基本計画を策定し,緑豊かな都 市環境の整備を総合的に推進する。

(17)

● 生活基盤の整備された良好な宅地を供給することにより,定住環境を整備するこ とが必要です。

● 公園や緑地は,生活に潤いとやすらぎを与え,スポーツ・行楽の場となり,災害 時には避難場所となるなど多面的な機能を持っているため,整備・拡充に取り組 むことが必要です。

● 斎場施設の老朽化に伴い,新斎場建設の早期供用開始が求められています。

● 土地区画整理事業により,都市基盤の整備と良質な宅地の供給に努めます。

● 公園・緑地の持つ総合的な機能が発揮できるよう,整備・保全を図ります。

● 斎場施設の老朽化に対応し,新斎場建設事業を推進します。

現状と課題

基本方針

生活基盤

都市・生活基盤の整備

2

4

東本通土地区画整理事業施行区域

(18)

基 本 目 標 5

(基本計画)

5-4-2 都市・生活基盤の整備

● 街区や公園などの都市・生活基盤が整備され,快適に生活できる環境が整っている。

施策がめざす三原市の姿

達成度を測る指標

目標達成のための取組

指標名 現状値 めざす方向 目標値(H31)

東本通土地区画整理事業区域内の人口 (H25年度)1,240人 1,750人

住民1人当たり都市公園面積 (H25年度)4.07㎡ 4.40㎡

事業名 事業概要 この5年間で特に力を入れること

東本通土地区画整

理事業(街路事業) 都市基盤施設と宅地を一体的に整備

する。 区域内都市計画道路3路線を中心に

整備する。

東本通土地区画整 理事業(保留地事 業)

良質な宅地を供給するため区域内に

保留地を造成する。 計画的に造成し,早期売却を図る。

都市公園整備事業 都市公園を整備する。 東本通土地区画整理事業区域内の都 市公園を整備する。

新斎場建設事業 新斎場を建設する。 早期の完成,供用開始をめざす。

(19)

● 公営企業としての上水道事業(三原・本郷地域)の水道はほぼ普及していますが, 簡易水道である久井・大和地域の水道は,依然として低い普及率となっています。

● 久井・大和地域では主に井戸水が利用されていますが,水量及び水質の安定性の 観点から,安心で安全な水道水の安定的な供給が必要です。

● 東日本大震災を受けて,防災に対する市民の意識が向上しており,災害時におけ る給水体制の強化が求められています。

● 少子高齢化社会の進展,住民の節水意識の定着や産業構造の変化による節水型社 会への移行などにより,今後の水需要の伸びは期待できない中,給水区域の拡張 期に布設した配水管が耐用年数を迎えつつあり,更新には膨大な費用が見込まれ るため,持続可能な水道事業の構築が必要です。

● 老朽管の耐震管への更新や延命化を計画的に進め,安心・安全な水道水を供給し ます。

● 事業の更なる効率化により経費節減を図り,健全な水道事業の運営に努めます。

● 簡易水道を上水道に統合し,水道水の安定的供給体制を確保します。

現状と課題

基本方針

生活基盤

安全でおいしい水の供給

3

4

地域ごとの水道普及率

(水道部管理課調べ 平成 26 年 12 月 31 日現在)

三原地域 本郷地域 久井地域 大和地域

普及率(%) 給水人口(人)

10,853 96.8

6.8

318 1,092 17.5 98.6

75,484

(20)

基 本 目 標 5

(基本計画)

5-4-3 安全でおいしい水の供給

● 安心して飲むことができるおいしい水が安定供給されている。

施策がめざす三原市の姿

● 三原市後期水道ビジョン(平成24年3月策定,計画期間:平成24~28年度)

● 三原市水道事業後期基本計画(平成24年3月策定,計画期間:平成24~28年度)

主な部門別計画

達成度を測る指標

目標達成のための取組

指標名 現状値 めざす方向 目標値(H31)

有収率 (H25年度)89.0% 90.0%

管路の耐震化率 (H25年度)29.3% 32.0%

事業名 事業概要 この5年間で特に力を入れること

上水道事業の

安定経営 持続可能な水道供給を実現するた め,健全な経営を行う。

老朽管の更新や延命化を計画的に進 め,その財源となる水道料金の在り 方を研究する。

久井・大和地域

簡易水道整備事業 久井・大和地域の水道施設を整備す

る。 国庫補助期間中に主要施設を建設

し,上水道事業と統合する。

(21)

● 瀬戸内海や河川などの自然環境を保全するため,公共下水道,農業・漁業集落排 水事業,小型浄化槽設置整備事業を実施してきました。

● 高齢化が進行する中,市民の意識向上を図りながら,下水道接続や小型浄化槽設 置の普及啓発が必要です。

● 各設備や管渠の老朽化が進む中,ライフサイクルコストを考慮した計画的な維 持・管理・更新を行い,引き続き生活環境の改善と公共水域の水質の保全を図る 必要があります。

● 汚水処理計画に基づき,優先順位を定め,下水道計画区域内の整備促進を図りま す。

● 市民に下水道事業の理解と接続を促すため,説明会を開催する等,下水道の普及 啓発を図ります。

● 生活環境の改善と公共水域の水質保全を図るため,小型浄化槽の設置や補助を推 進します。

● 各設備の計画的な補修等により,長寿命化とライフサイクルコストの低減を図り ます。

現状と課題

基本方針

生活基盤

汚水の適正処理

4

4

汚水処理人口普及率の推移

(都市部下水道管理課調べ 各年度 3 月 31 日現在) H23年度

64.4

H24年度 67.3

H25年度 69.7

(%)

(22)

基 本 目 標 5

(基本計画)

5-4-4 汚水の適正処理

● 下水道や浄化槽などが整備され,衛生的で快適な生活環境が整っている。

施策がめざす三原市の姿

● 三原市公共下水道事業基本計画(平成22年12月計画変更,平成23~42年度)

● 小型浄化槽設置整備事業…三原地域循環型社会形成推進地域計画(第2期)         (平成26年3月策定,計画期間:平成26~30年度)

主な部門別計画

達成度を測る指標

目標達成のための取組

指標名 現状値 めざす方向 目標値(H31)

汚水処理人口普及率(全体) (H25年度)69.7% 74.7%

農業集落排水施設の保全数 (H26年度)0か所 2か所

事業名 事業概要 この5年間で特に力を入れること

公共下水道事業

(汚水) 下水道計画区域内の汚水管を整備す る。

効率的に事業を実施するため,費用 対効果の高い地区を優先して整備す る。

公共下水道普及

促進事業 公共下水道供用開始区域内の早期接 続を図る。

水洗便所改造工事資金の融資斡旋・ 利子補給制度の活用により,接続を 促進する。

農業集落排水事業 管渠や汚水処理場の維持管理を強化する。 長期的な維持・機能保全を図るため 機能診断および最適整備計画を策定 する。

小型浄化槽設置

整備事業 小型浄化槽設置費用の一部を補助す

る。 汲み取り式トイレや単独浄化槽から

小型浄化槽への転換を推進する。

(23)

● 人口減少により空き家等が増加し,適切な管理が行われていない空き家等が防 災,衛生,景観等の観点から地域住民の生活環境に深刻な影響を及ぼしており, 地域住民の生命・身体・財産の保護,生活環境の保全,空き家活用等の観点から, 空き家対策に取り組んでいくことが必要です。

● 市営住宅は全体的に老朽化が進んでいますが,「三原市営住宅長寿命化計画」に 基づいて,建替え,修繕及び予防保全的な維持管理等を行う必要があります。

● 空き家等の所有者に適正な管理を促すとともに,活用可能な空き家等については 地域における有効な資産として活用できるような仕組みづくりを進めます。

● 市営住宅の計画的な建替えや維持修繕等を,「三原市営住宅長寿命化計画」に基 づき,適切に実施します。

現状と課題

基本方針

生活基盤

快適・安全な住まいづくり

5

4

(24)

基 本 目 標 5

(基本計画)

5-4-5 快適・安全な住まいづくり

● 地域の安全が保たれ,安心して快適に暮らせる住まいが形成されている。

施策がめざす三原市の姿

達成度を測る指標

目標達成のための取組

指標名 現状値 めざす方向 目標値(H31)

空き家バンクによる空き家利用の年間成立件数

(再掲) (H25年度)6件 20件

長寿命化計画に基づく事業の進捗率 30%

事業名 事業概要 この5年間で特に力を入れること

空き家対策事業 空き家の適正な管理を推進する。 空家対策特別措置法に基づく空家等 対策計画を策定し,空き家対策を推 進する。

市営住宅整備事業 既存市営住宅ストックを有効活用す るために,長寿命化計画に基づき, 整備等を推進する。

長寿命化計画に基づき,適切な維持 管理,修繕及び建替えを行う。

● 三原市住宅マスタープラン(平成24年6月策定,計画期間:平成24~33年度)

● 三原市営住宅長寿命化計画(平成27年3月策定,計画期間:平成27~36年度)

主な部門別計画

(25)

● 人口減少・少子高齢化や自動車社会の進行により,公共交通の利用者数は減少し ていますが,計画的な生活交通の維持は行政の使命であり,公共交通を担う事業 者への支援を通じ,公共交通の維持に努めてきました。

● 路線バスへの市補助金は増加傾向にありますが,利用状況等を踏まえた運行内容 の見直しにより,今後もバス交通を維持することが必要です。

● 市域内には,久井ふれあいバス(久井地域),大和ふれあいタクシー(大和地域), 幸崎おでかけ号(幸崎地区),佐木島循環バス(佐木地域)などのコミュニティ 交通がありますが,利用に応じたサービス内容の見直しが必要です。

● 島しょ部への航路も,利用者が減少しており,定期航路の維持・確保が困難な状 況にあるため,国・県の制度拡充等,航路維持に向けた対策が必要です。

● 市民ニーズに対応した利便性の高い地域公共交通体系を構築します。

● 市域の一体的な発展を支援・促進するため,バス路線による各地域の中心部相互 の連絡や主要公共施設等相互の連絡,コミュニティ交通による各地域の中心部と 周辺地区の連絡強化に取り組みます。

● 国・県と連携を図り,航路の維持・確保に努め,利便性の向上に取り組みます。

現状と課題

基本方針

生活基盤

持続可能な地域公共交通網の形成

6

4

航路利用者数の推移

※  フェリー又は高速艇の利用による三原内港,須波港,佐木港, 向田港での乗降人員の総数

(建設部港湾課調べ 各年 12 月 31 日現在)

コミュニティ交通利用者数の推移

(生活環境部生活環境課調べ 各年度 3 月 31 日現在) H21年

830,290

750,911 709,110

665,110 631,738

H22年 H23年 H24年 H25年

(人)

H21年度 10,145 9,485

13,053

16,076

17,984

H22年度 H23年度 H24年度 H25年度

(人)

(26)

基 本 目 標 5

(基本計画)

5-4-6 持続可能な地域公共交通網の形成

● 生活に必要な交通手段が確保され,利用しやすい環境が整っている。

施策がめざす三原市の姿

● 三原市地域公共交通網形成計画(平成27年3月改定,計画期間:平成27~31年度)

主な部門別計画

達成度を測る指標

目標達成のための取組

指標名 現状値 めざす方向 目標値(H31)

路線バス利用者1人あたりの市補填額 (H25年度)154円/人 減少

地域コミュニティ交通利用者1人あたりの事業費 1,671円/人(H25年度) 減少

自動車を利用しない市民の日常移動に対する満足

(H26年度)35.0% 上昇

市内航路利用者の満足度 (H26年度)39.3% 上昇

事業名 事業概要 この5年間で特に力を入れること

生活交通バス路線

運行事業 路線バスの運行を維持する。 適正な補助金により,バス事業者の 運行を支援する。

コミュニティ交通

の運営拡大事業 バス利用不便地区のコミュニティ交 通を拡充する。

市民協働を軸に,地域内コミュニ ティ交通を広げ,バスの利用が不便 な地区の解消に努める。

生活航路運航事業 生活航路の運航を維持する。 国や県と連携を図り,離島間の航路 の維持及び確保に努める。

参照

関連したドキュメント

2017 年度に認定(2017 年度から 5 カ年が対象) 2020 年度、2021 年度に「○」. その4-⑤

年度 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 H30 H31 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018

協⼒企業 × ・⼿順書、TBM-KY、リスクアセスメント活動において、危険箇所の抽出不⾜がある 共通 ◯

平成 28(2016)年 5 ⽉には「地球温暖化対策計画」が閣議決定され、中期⽬標として「2030 年度に おいて、2013

年度 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 H30 H31 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018

作業項目 11月 12月 2021年度 1月 2月 3月 2022年度. PCV内

 現在 2016年度 2017年度 2018年度 2019年度 2020年度

 現在 2016年度 2017年度 2018年度 2019年度 2020年度