2016年度 基礎ゼミナール
マンキュー入門経済学 第 2 部ミクロ経済学
第 6 章「需要、供給、および政府の政策」
1. 第6章では「何を」「何のために」議論しているか?これまでの章と「どのように」違うのか? この章の全体を読んだ上で、これらの2W1Hについて説明しなさい。
1. 消費者余剰 (p.185~)
2. 4人によるオークション(競売)を考える。「支払許容額」とは何か?
A. <考察>あなたが喫茶店で1杯のコーヒーに払う支払許容額はいくらか?
3. アルバムの価格が支払許容額と等しいとき、購入する・しないは「無差別」になる。 無差別
(Indifference)とはどういう意味か説明しなさい。
4. オークション参加者の4人の支払許容額が185ページの表6-1のようになっている。アルバム が1枚だけ売りに出されているとき、オークションの結果はどうなるか?理由も答えよ。 5. 「消費者余剰」とは何か?オークションの結果、消費者余剰はどのような値になるか? 6. アルバム2枚を同価格で売るとき、オークションの結果と消費者余剰はどうなるか? 7. オークション参加者4人全員による需要曲線(図6-1)を、なぜそのような形になるのか説明
しながら図示しなさい。
8. 需要曲線と消費者余剰の関係について図6-2を用いて説明せよ。
9. 価格が下がると消費者余剰が大きくなることを、図6-3を描きながら説明せよ。
2. 生産者余剰 (p.191~)
10. 塗装業務の競争入札を考える。塗装業者にとっての「費用」は何か?また、塗装サービスの提 供の意思は、費用および価格とどのような関係にあるか説明せよ。
11. 競争入札では価格は徐々に下がっていく。4人の費用が表6-2のようであるとき、この競争入 札の結果はどうなるだろうか?
12. 「生産者余剰」とは何か。また、この競争入札の結果生まれる生産者余剰はいくらで、一体誰 が受け取るのか答えなさい。
13. 競争入札で2人の業者を決めるとする。価格が同一であると仮定すると、競争入札の結果誰が いくらで業務を受注し、その結果生まれる生産者余剰はいくらになるだろうか?
14. 塗装業者の供給曲線(図6-4)を図示しなさい。また形状がそうなる理由も答えよ。 15. 供給曲線と生産者余剰の関係について図6-5(a)を用いて説明せよ。
16. 価格が上がると生産者余剰が大きくなることを、図6-6を描きながら説明せよ。
2016年度 基礎ゼミナール
3. 市場の効率性 (p.197~)
17. この第3節の問題意識を答えなさい。その後「総余剰」とは何か説明せよ。 18. 消費者余剰、生産者余剰の定義から、総余剰の関係式を導出しなさい。
19. 「資源配分が効率的である」とは、どのような状態を指すのか?
20. <考察>逆に「資源配分が非効率的である」とはどんな状態だろうか?身近な例で答えなさい。
21. <考察>ある国の消費者余剰を��、生産者余剰を��で表す。政府が取りうる政策案がX,Y,Zの 3つだけあり、それぞれ実行した時の消費者余剰・生産者余剰が以下であるとする。単純化の ために、この国には消費者・生産者が1人ずつしかいないと仮定しよう。
政策X:(��, ��) = (5,25) 政策Y:(��, ��) = (15,35) 政策Z:(��, ��) = (20,20) (1) 政策Xによる資源配分は効率的だろうか?
(2) 効率的な資源配分をもたらす政策と、公平的な資源配分をもたらす政策を答えなさい。 22. 需要曲線と供給曲線を描いて、総余剰がどこで表わされるのか答えなさい。
23. (消費者1人は財を1個だけ需要し、生産者1人は財を1個だけ供給する。)市場均衡で取引 を行なう消費者・生産者と、取引を行えない消費者・生産者は一体なにが違うのか?
24. 市場均衡取引量(需要曲線と供給曲線の交点)が最も総余剰を大きくすることを示しなさい。
25. 結局この章が言いたいことは何か?「自由市場」「自由放任」「政府」という言葉で説明せよ。 26. 市場均衡が効率的であるために必要な条件を、第4節の結論を読んで説明せよ。
付論. 税と効率・公平 (p.214~)
27. 課税原則には「応益原則」「応能原則」の2つがある。それぞれ説明せよ。
28. <考察>応能原則に基づいた所得課税 はどのようなものか?また全国の労働者から一様に徴 収している復興税(東北の被災地の復興事業のための税)は応益原則を満たしているか? 29. <考察>ある大学のサークルでは全ての会員から会費として月1,000円を徴収し、部室で用い
る共同物品(消耗品、電化製品など)を購入している。この徴収システムが応益原則も応能原 則も満たさない可能性が非常に高いことを根拠とともに示しなさい。
30. <考察>仮に、応能負担原則か応益負担原則のどちらかを満たすような新しい徴収システムに 変更するとしたら、一体どのような徴収の仕方があり得るだろうか?また、それを実行したと して果たして上手く機能するだろうか?それぞれ根拠とともに答えよ。