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今後の弁理士制度のあり方に関する調査研究

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Academic year: 2018

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(1)

成1 特許庁産業財産権制度問題調査研究報告書

今後の弁理士制度のあ 方に関す

調査研究報告書

成1 3月

財団法人 知的財産研究所

(2)

お知 せ

2 2 年 成 1 年 7 暻 日 に 決 定 さ 知 的 財 産 戦 略 大 綱 に お い て 従 来 の 知的所有権 という用語 知的財産 知的財産権 に 工業所有権 という用語 産業財産 産業財産権 に そ 改 ることと まし 本報告書におい ても 可能 限 新しい用語を使用してお ます

※法律名や組織名について 一部従来の用語のまま使用してお ます

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要 約

. めに

知的財産や特許を重視するプロパテントの流れの中で、知的財産の専門家としての弁理 士の活用を目指して、平成 1平年に ェ0年ぶりに弁理士法 全面改正された

この改正により、弁理士 、契約の仲介ン代理業務、相談業務、税関における輸入差 手続代理業務、裁判外紛争解決手続代理業務 行えることと り、特許業務法人として事 務所の法人化も認められることと た また、弁理士試験に関しても、弁理士の量的拡 大を図るため、 備試験の廃 、試験免除の見直しと拡大、試験科目の削除等 行われる とともに、新規業務の追加に対応した著作権法ン不正競争防 法の取り込み等により質的 担保を図 た

しかし、知財立国の実現 国家政策として位置付けられ、知財人材の質的ン量的 充実 指摘される 、知的財産や弁理士制度を取り巻く状況 変化して ている また、平 成 1平年の改正弁理士法附則第1年 条に 法 施行 イ年後に見直しと検討を行うこと 規定 されている

本調査研究で 、弁理士制度の実態と今後の方向性について検討を行うために、弁理士 及びユヴザヴ企業を対象として弁理士制度全般に関するアンケヴト調査を実施し、弁理士 法に関する評価や弁理士制度の利用実態、ニヴズ等について調査、整理を行うとともに、 弁理士試験制度 、 弁理士研修制度 、 弁理士倫理 利益相反規定 、及び 弁理士情 報の公開 の四つのテヴマについて委員会で幅広く議論、検討を行い、問題点を明らかに した

. 今後の弁理士制度のあり方について

1. 弁理士制度に関する現状と今後について

1 神原委員の発表によるこれからの弁理士制度について ~弁理士の立場から~

平成 1平年の弁理士法改正により、弁理士試験の合格者数、合格率 上昇し、弁理士登録 数も急激に増加している 特許権等のライセンス等の業務経験を有する弁理士も増えてい る また、平成 1ィ年弁理士法改正により、訴訟代理人に れる資格である、特定侵害訴訟 代理業務試験に合格して付記登録を けた弁理士 付記弁理士 、平成 1ェ 年 平 月 平ェ 日 現在で 1,ィイ年 名であり、約 平1.ェ パヴセントの弁理士 資格を得ている

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現行弁理士制度の問題点として、実務を行うに当たり、知財関係の国際条約に対する知 識不足、人数増加で実務に関する研修の機会や各特許事務所でのOJT O点 thピ 編為b 訳rai点i点g の機会に恵まれ い で、弁理士業務実務能力に ける新弁理士 増えて ている点や、逆に、社会的変化 激しい中で、弁理士制度の変革に追従し れてい い既 存弁理士 増えて ている点 挙 られる また、弁理士法改正後も、知的財産専門サヴ ビス提供に当た ての業務上の制約 ある点、外国出願関連業務の誤解により依頼者等に 不利益 招かれている点、ユヴザヴの要求に的確にこたえられる弁理士 不足している点

の問題 ある

した て、弁理士としての素養を担保する試験と必要最小限の業務遂行能力を担保す る研修を合わせた新しい弁理士試験研修制度を導入するべ である そして、資格更新制 度 困難としても、定期的 研修を制度化するべ である また、税関における輸入差 申立手続、特定不正競争、弁理士の補佐人としての役割、外国出願関連業務、弁理士倫理 規定 に関し、弁理士 従前を超えた知財専門サヴビスを提供で るよう 環境の整備 必要である さらに、弁理士の情報開示、アクセス改善として、ユヴザヴ 相談窓口に 要望を伝えると、タヴタベヴス検索結果を基に弁理士 紹介されるシステヘ あると良い ので いか

戸田委員の発表による弁理士制度に関するユヴザヴ側の意見

~主として大企業の立場から~

1エエ0 年代の後半の経済停滞の経験から、企業価値や競争優位の源泉として知的財産を考 える会社 増えて た そして、知的創造サイクルの各段階の中で、保護 けで く、創 造や活用に対して企業の知的財産部門 大 く関 するように て ている このよう 状況で、信 を使 たエルヴプ管理、職務発明への対応、知的財産の価値評価、模 品 対策、企業価値向上のためのノランチンマネグメント、知的財産人材の育成等の課題 あ る

企業 求める弁理士像で最も重視されるの 、技術と法 を背景にして、手続をよく理 解し、活用で る権利の取得等で成果を出せる弁理士である また、副次的で ある 、 知的財産紛争の際の代理や知的財産を経営に生かすアチバイスも求められる

企業からみて、弁理士登録者 6,000 人を超える中で、弁理士不足 余り感 てい い 弁理士倫理 利益相反 について 、運用で対応するべ で、バランス 大 である 弁 理士情報について 、弁理士紹介システヘ 構築されると良い 企業形態 変化する中で、 エルヴプ会社の出願代理について 、今後考えていくべ 問題である

弁理士制度のあるべ 姿として、競争原理を導入すること 良い 、 のように弁理士 数を増やすかの見極め 必要である 弁理士の業務範囲について 、拡大あり で く、

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専権の業務範囲でし かり権利化手続 で る弁理士の育成を優先するべ であり、試 験ン研修制度の見直し 必要である 技術 分かる資格という点を全面的に出した試験制 度、登録前の義務化研修等の研修制度の原則義務化を検討するべ で いか

片岡委員の発表による弁理士制度に関するユヴザヴ側の意見

~中小企業の立場から~

平成 16年中小企業実態基本調査の報告書 によれ 、中小製造業 約 ィエ 万社で、従業員 数 約 700 万人であり、1 社当たりの従業員数 平均 1ィ~1イ 人、売上高約 平 億 イ,000 万 、 経常利益 約 エ00 万 である

東京都 平成 1イ 年 6 月から 10 月にかけて行 た中小企業の知的財産の活用状況に関す るアンケヴト調査結果で 、6イイ社の回答のうち ェ0パヴセント以上の企業 特許等の出願 経験 い 特許出願の際の問題点として 費用 担 大 か た との回答 最も多い 知的財産の管理担当者 い いとの回答 ェ0 パヴセント以上を占める 特許取得のメリッ トとして 、 会社の技術的 信用力の向上 とする回答 第一位である

東京都知的財産総合センタヴの相談の中で 、中小企業の知的財産に関する問題点とし て、特許取得費用 担、特許の質や出願に関する問題 自己出願、中小企業の立場を考え い出願 、弁理士を す際の情報 不明、利益相反問題で断られる、特許取得に時間と手 間 掛かる、特許侵害等の係争の遂行困難等 挙 られる

問題解決のために、弁理士事務所のコスト削減、国内特許出願の費用助成や融資制度の 充実 成 報酬制度も含 等の特許取得費用 担の 減策、中小企業の知財担当者の立 場で業務の支援ン代行を行う支援機関、弁理士に関するタヴタベヴスの整備や特許事務所 を紹介する窓口の設置、早期審査活用 弁理士による適 アチバイス、侵害係争解決 のための専門家による支援、大企業の知的財産部門の経験者等による中小企業支援 弁理 士法との関係の検討 必要 考えられる

. 弁理士試験制度

1 弁理士試験制度の改正

弁理士の量的拡大及び 験者層の拡大を図ることを目的として、 備試験、 験資格要 件の廃 、短答式筆記試験の試験科目に著作権法、不正競争防 法の追加、論文式筆記試 験の必須科目から条約科目の除外、論文式筆記試験の選択科目の、年 科目 法文系 10 科目、 技術系 年1 科目から選択 から、1 科目 法文系 1 科目、技術系 6 科目から選択 への変更 及び科目内容の整理、選択科目の試験免除規定の変更 行われた

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現行弁理士試験制度について

平成 11 年度と平成 17 年度を比べると、 験者数の倍増、合格者数の増加、合格率の上 昇等 みられ、試験制度の変更による効果 現れている 平成 17 年度合格者 711 人のうち 年0代 約半分、平0代 ィ 分の1強であり、理工系の合格者 イ分のィ 以上を占める 平成 1ィ 年~17 年の ィ 年間で総合格者数の約 年 分の平の 1,ィ6ェ人 免除制度を用いている 平成 17 年度選択科目免除者の約 70 パヴセント弱 修士ン博士の資格による免除である

委員会における議論

ン選択科目の免除制度に関して、修士ン博士の資格による免除者の合格率 高く非常に有 利であると推定される た し、免除制度をやめること 、顕著 不都合 い限り難し い

ン公平性の点から、大卒者 すべて選択科目を免除するとか、選択科目を くすとの考え もある

ン規制緩和も理解で る 、科目数を今より減らすとか、ヤベルを下 るとか 避けるべ である

ン条約に関する知識を担保するために論文式筆記試験に戻すべ

ン以前の条約の論文式筆記試験も知識試験であ たから、短答式筆記試験で基礎的 とこ ろを中心に、問題数を増やす して質問することで十分に補える

ンアンケヴト結果でも技術的 素養 弁理士に求められている 技術的 科目を必須化す るべ かについて検討 必要で いか

ン前回の制度改正の前でも、文科系の科目を選択する けで弁理士試験に合格で た こ こで技術系科目を必須とする転換を行うこと か り難しい話である

ン各国の試験制度の中に 、実務試験を取り入れているところ ある 試験制度を大 く 変えてしまう形である 、実務試験を行うことも考えるべ である

ン実務試験を行う場合、 験者数の問題 ある イウリスで 典型的 実務試験を行 て いる 、対象者 数十人 からで る 験者 何百人と ると難しい

ン試験問題を工夫することで実務試験に近い形の問題 出せるので いか た し、試 験として明細書を書かせること 無理であろうと思われる

ン短答式筆記試験でも、すべての科目で成績基準点を定め、トヴタルの点数 けで く、 各科目の点数も考慮することにして、捨てる科目を くさせるの 良いので いか ン論文式筆記試験で、論理的 思考を判断する観点から、出題方法や採点方法 減点法、 印象点を高くする で工夫をするべ で いか

ン口述試験で資質まで判断するの 難しい イ パヴセントの不合格率を無視で ると考え

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る ら 、口述試験廃 も検討するべ である

ン弁理士試験 最 限能力を保 する機能 あるべ である

ン弁理士試験 す に役に立つ能力を試験する考査制度と てい い 基礎的 こと を考査する趣旨と考えるべ である 弁理士として最 限必要 ことを試験する形である ン実務者を かりやすくする観点から、未経験者に 担 増えるかもしれ い 、実務 家に 担と ら い試験制度の設計も有り得るので いか

ン将来的 話に るかもしれ い 、知財ロヴスクヴルみたい ものも考えられるので いか

. 弁理士研修制度

1 井上委員の発表による日本弁理士会の考える新た 弁理士研修制度について

弁理士試験で 実務能力について考査で 、実務等について 担保されてい いの 現状である 実務経験に 特許事務所等でOJT O点 thピ 編為b 訳rai点i点g により学ぶこと

最も良い 、大量の合格者 輩出されているため、難しく て ている 合格者を底 上 するために、合格後、登録前研修として知財実務経験の少 い人を対象に、特許事務 所等でOJTを行えるヤベルまでの義務化研修 必要である 他の士業でも、司法修習制 度や公認会計士の実務補習のように国家試験とリンクした研修を行 ている実態 ある

基本的考え方として、国 研修制度を設計し、日本弁理士会 以下弁理士会と記載 委 を けて実施する ピ-ラヴニンエシステヘを導入し、半年~1年 らいの義務研修+ 確認考査とする 弁理士研修所の考える実務研修案で 、明細書作成、基礎科目等全 イェ 科目で ィイ科目を最 限取得することと ている

委員会における議論

ンアンケヴト結果で 、資質確保のために 登録要件として実務経験を追加すべ との 回答 最も多い 実務研修 難しいとしても、最 限の研修 必要である

ン義務的 研修制度として、司法修習や公認会計士の研修制度 ある 、これら 新たに 制度を作 たわけで く、研修内容も緩和方向にある そのよう 中で弁理士研修を義 務化すること 認められるか 疑問である

ン義務化研修を行う場合に 国 実施主体と るので く、強制加入団体である弁理士 会 その費用を 担して行うの 筋である

ン弁理士の登録要件として試験合格後に研修を義務付けると ると、弁理士会 自主的に 行うとしても、研修を強制するための根拠 必要と る した て、国 実施主体とし

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て基準を設けて実施する形にするべ である

ン弁理士試験制度で 実務について 試験してい い 資格取得後に実務で誤 た処理を 行わ いようにすること 、自 性を持 た組織としての弁理士会の役目で いか ン弁理士合格者の増加により、実務能力の い合格者も増えている 国策として合格者数 を増やしたことも一因であるから、研修の義務化や合格者の質の向上についても、弁理士 会にすべて任せるので く、国として責任を持 て支援を行うべ で いか

ン登録前の義務化研修期間を半年から1年とすること 現実的で い 期間を短くし、 対象を絞 て、登録前義務化とすること 現実的である

ン演習、明細書作成等、科目数 多いので、期間として最 半年 必要で いか

ンアンケヴト結果によれ 、明細書作成の研修をするべ との意見 多い 研修内容とし ても明細書作成実務のみ行え 十分で いか

ン研修免除者を設けることについて 、科目 とに区分けするか、効果確認試験のみ け るようにするか、すべて免除するか等検討 必要である

ン実務研修として指導弁理士の下で明細書を書いて実際に出願させることも考えられる 拒絶理由通知 出願後1 年以内に出るようにすれ 、意見書を書くこともで 、良い勉強 に るので いか

. 弁理士倫理

1 利益相反規定について

平成 1平年の弁理士法改正により、弁理士法第 年1条及び第 ィェ条に業務を行い得 い事件 規定された これらの規定に違反すると法 違反と り、弁理士法第 年平条により懲戒の 理由と る 弁理士法第 年1条第年 号 第ィェ 条第1項第年 号も同 、自分 代理して 争 ている事件の相手方から、他の事件の依頼を けて ら いと規定している 出願 処理も事件に当たるため、事件の相手方から出願案件を 任すること 懲戒理由に るの か 問題と る 弁理士法第 年1条第 年号や第 ィェ条第1 項第年号 、弁護士法第 平イ条の規 定と同様である 、弁護士の担当する事件 、年間一人当たり ェ.6件程度 のに対して、 弁理士 担当する特許出願件数 年間一人当たり 70 件弱であり、弁理士 弁護士等に比べ て利害の対立 起こりやすいと考えられる

委員会における議論

ン出願事件に関して 、中小企業を依頼者にたくさん抱えているよう ところ 動 と れ いことに るので、手当 必要で いか

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ン弁護士法第 平イ条に規定された 事件 基本的に紛争事件を想定している しかし、弁 理士の場合に 事件 として特許庁に対する手続事件 圧倒的に多い 紛争事件と手続 事件を分けて考えた方 良い

ン無効審判 紛争事件に準 る 、例外的 処理として利益相反で いと考えて うか

ン無効審判 を適用対象外とすること 反対である 仮に、例外的 処理として適用外 としても、倫理基準の中で 相手方の了解を事前に取 て行うべ との規定を当然入れる べ である

ン特許出願を代理した弁理士 、利益相反を理由に、中間処理 で く たり、その 特許の無効審判代理人に れ いとすると、その特許出願依頼者の利益 損 われるので

いか

ン最初の 任で同意を得ると に包括的に同意を得ていれ 、後で同意 得られ く る よう 問題 起こら いので いか

ン包括的に同意を得るために 、弁理士 自分の依頼者を公開する形に るので難しいの で いか のよう 依頼者から 任しているかの情報 重要である

ン弁理士に関しても、弁護士法と同 く、利益相反行為として法 上で い行為と、倫 理上問題と る行為とを分けて規定するべ で いか

ン大会社の場合に 事業分野 広いので、弁理士 一社の代理を 任すると他の会社の出 願を一つも けられ いことに りか い 出願 競合する部分について 、分野 多 少違え 利益相反規定から免れる の緩和 必要

ン同業他社から依頼を けていると、弁理士事務所を通 てテウデウ 他社に流れる可能 性 いか 秘密漏えい 問題と りそうである

ン弁護士法と同 く、同 弁理士事務所であ ても、自分 直接関 してい い事件の場 合に 、利益相反と ら いという制度を導入してもいいので いか

ン弁理士 違 ても事務所 同 とテウデウの流出や秘密漏えい の問題 生 るの で いか 出願事件を取り扱うとしても、この問題を解決する必要 ある

5.弁理士情報公開について

1 弁理士情報公開の必要性

弁理士の情報 、特許出願等を弁理士に依頼すると に、選任の場面で最も必要に る と思われる 特に中小企業にと て 、アンケヴト結果によれ 知財全般のマネグメント の相談場面においても必要性を感 ていると思われる 一方で、弁理士の大幅増員 行わ れており、特定の弁理士を選択するために、弁理士情報の入手 より重要に り、弁理士

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情報の公開の必要性 高く ていると言える

委員会における議論

ン弁理士会 本人の 諾の有無にかかわら 、一定の情報公開をした方 いいのか、本人 認めたもの け公開するべ か 個人情報保護法上の問題もある

ン弁理士法第 イ7条 あるの から、弁理士会 登録原簿に記載された内容を公開しても良 いので いか

ン弁理士法第 イ7 条 直接情報開示に触れてい い 弁理士会 会則を持つことを規定して いる けである

ン法 上、条文を作 て弁理士会 会則で定める情報を公開すること で ると規定すれ

、個人情報保護法 あ ても公開すること で るので いか

ン弁理士の業務実績として、取扱分野の特許出願数、審査請求数、特許の登録数 分 かれ 良いので いか また、公開公報も一つの開示方法と考えられる そのよう タ ヴタ 弁理士情報と共に開示されていると判断 容易に る

ン実績情報に関して 、開示内容 任意に任せ るを得 いので いか 誇大宣伝対策 として、虚偽の情報 あ た場合に 依頼者等 投書で るようにしておけ 良いので

いか

ン実務を行 ている人 研修に出る時間 く、研修を修了したの 実務を行 てい い 人 かりの可能性も考えられる その場合に研修修了と記載してもよいものか

ン研修と実務に関する情報を両方載せるとか、リンクを張 て分類別出願件数の情報も利 用で るようにすれ 、研修 けてい くても実務を行 ていること 分かる

ン人員の入れ暶え あるので難しい面もある 、事務所別の情報開示を行うと良い

ン特に弁理士 単独の場合に、事務所の後 者問題 重要である のよう 方針を考え ているかについて、事務所としての意思表明 必要で いか

ン弁理士会で 弁理士紹介を行 てい い 公的機関 紹介を行う場合、特定の弁理士の み 紹介される の営業問題 絡 と問題 複雑に る

ン依頼内容に近い弁理士情報を提供し、あと クライアントの判断で決められるという程 度の情報提供 で れ 実践的で いか

Ⅲ. 弁理士制度に関する国内実態調査

弁理士制度に関する国内実態を調査するためにアンケヴト調査を行 た アンケヴト調 査対象 、登録弁理士 6,0エ7 名、日本知的財産協会 知財協 会員企業 ェ70社、及び中小 企業 ィ00社である 中小企業に関して 、過去年 年間の特許登録件数の多い企業を特許公

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報や公開タヴタベヴス等を基に無作為に抽出した 回答率 、弁理士 年1.ィパヴセント、 知財協 イ1.イ パヴセント、中小企業 年1.ェ パヴセントである

弁理士法改正に伴う業務拡大について 、知財協で エ0パヴセント以上、中小企業でも 70 パヴセント近く 知 ており認知度 高い 、拡大した業務範囲への依頼 それほ 多 く行われてい い

明細書、特許請求の範囲等のチラフト作成者 、知財協、中小企業共に弁理士事務所側 弁理士本人又 補助者 で作成との回答 第一位である 、依頼人側 発明者、知財担 当者 で作成との回答も 年 分の 1 ある 弁理士の回答で 、明細書、特許請求の範囲とも 弁理士本人 作成との回答 多く、全般的に依頼人側の寄 度 い

意見書、補正書のチラフト作成者 、知財協、中小企業共に、外部弁理士 作成との回 答 第一位である 、依頼人側 発明者、知財担当者 で作成との回答も ィ 分の 1 ある 弁理士の回答で 、弁理士本人 7イ.0パヴセントと第一位で、依頼人側 平.6 パヴセント と少 い

試験制度の見直しについて、増員の観点から 、知財協、中小企業、弁理士共 見直す 必要 い との回答 多い 担軽減の観点から 、知財協、中小企業 段階的合格 制 や 科目別合格制 導入との回答 多いのに対して、弁理士 試験制度を見直す必 要 い との回答 多い 資質確保の観点から 、知財協、中小企業、弁理士共 登録 要件として実務経験を追加すべ である との回答 第一位である

弁理士試験合格者に対する研修として必須とするべ ものとして、知財協、中小企業、 及び弁理士共に 明細書の作成実務 第一位であり、 続的 知識習得の担保方法とし て 、 一定期間 とに研修を義務 ける 第一位である

利益相反 倫理的 側面で 困 たこと ある との回答 、知財協 1ィ.1 パヴセン ト、中小企業 イ.イ パヴセントと少 い

利益相反を理由に出願代理を拒絶された経験 、知財協の 年年.エパヴセント、中小企業の 6.年 パヴセント あると回答している 利益相反で出願代理で か た経験 、弁理士 の 年0.1 パヴセント あると回答している

弁理士の選択方法として、知財協、中小企業共に 同業他社 企業間における評判 多い 弁理士も 従来のクライアントからの紹介 で新規依頼されること 多い

弁理士の選択ポイントとして、知財協、中小企業共に 専門分野における弁理士として の実績 と 専門技術分野における弁理士としての実績 の つの回答 多数を占める 最も入手したい弁理士情報についても、この つの回答 多い

弁理士選択時に、弁理士の人数や情報に関して 不足を感 たこと い との回答 知財協で 70.1 パヴセント、中小企業 7エ.イ パヴセントと大多数を占める

弁理士向けの質問で、特許業務法人制度について 利用する 定 い との回答 イェ.1 パヴセントと多数を占める 、 一定の条件 整え 利用してみたい との回答も 平ェ.エパ

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ヴセントある 利用するために改善を希望する要件 、無限責任制度であること 6イ.0 パヴセントで第一位である

知財協向けの質問で、将来分社化を行 た際の知的財産の管理体制について 分社を考 えてい い との回答 年エ.年パヴセント、 本社に知的財産管理部門を設置し集中させる との回答 年6.ェパヴセントで、この つの回答 多い

弁理士に依頼したい業務として、知財協、中小企業共に 知的財産全般に関する相談 、 他社の知的財産権の権利範囲の把握鑑定 、 出願から権利化までの特許庁との手続 の 三つの回答 多い 、知財協 出願権利化までの特許庁との手続 との回答 第一位で あるのに対し、中小企業 知的財産権全般に関する相談 第一位である

ライセンス交渉に関して、弁護士に期待する知見として、知財協、中小企業共 企業の 立場を理解したライセンス交渉術 と 契約書の作成等の有利性等のアチバイス 第一 位、第 位を占める これに対して弁理士に期待する知見として 、 企業の立場を理解し たライセンス交渉術 と 技術的 理解度と法 サポヴト 第一位、第 位を占める

弁理士の侵害訴訟代理権の範囲について、知財協、中小企業共に 現行のままでよい との回答 第一位である 、 不正競争全般に広 る と 侵害訴訟以外のものも追加 を 合わせると知財協で 年7.0 パヴセント、中小企業で ィィ.ェ パヴセントと り、何らかの形 で訴訟対象を広 るべ との考えの方 現行のままでよい よりも多い

侵害訴訟の代理依頼 、知財協、中小企業共に 弁護士 +補佐人弁理士 第一位で ある 中小企業 弁護士と付記弁理士 第 位で、知財協に比べて付記弁理士 相対 的に多く用いられている

付記弁理士の試験の 続について 、引 続 実施すべ とする回答 多く、人数 十 分 ので試験 もうやめてよい との回答 、知財協、中小企業、弁理士共に少数である

弁理士の単独出廷に関して知財協、中小企業共に 現行のままでよい との回答 第一 位である 、 共同 任で単独出廷を認める と 単独 任、出廷を認める を合わせると 知財協で ィ6.7 パヴセント、中小企業で 年年.1 パヴセントと り、何らかの形で単独出廷を 認めるべ との考えの方 現行のままでよい よりも多い

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めに

平成 1平 年に ェ0 年ぶりに弁理士法 全面改正された これ 、知的財産や特許を重視す るプロパテントの流れの中で、知的財産の専門家の必要性 増し、また、規制改革、規制 緩和の流れの中で、 士業 の業務に関する見直しの必要性 出て た点から、知的財産の 専門家である弁理士を活用していくという流れの中で行われたものである

この改正により、弁理士 、従来行 て た特許庁に対する産業財産権に関する手続の 代理の他に、契約の仲介ン代理業務、相談業務、税関における輸入差 手続代理業務、裁 判外紛争解決手続代理業務 行えることと た また、特許業務法人として事務所の法 人化も認められることと た さらに、弁理士試験に関しても、 備試験の廃 、試験 免除の見直しと拡大、試験科目の削除、著作権法ン不正競争防 法の取り込み等を行 て、 弁理士の量的拡大、質的担保を図 た その後、平成1ィ 年の法改正により、特定侵害訴訟 に対する訴訟代理権の付 行われ、平成 17 年の法改正により、著作権に関する裁判外紛 争解決手続代理業務 行えることと た

しかし、知財立国の実現 国家政策として位置付けられ、 知的財産推進計画 5 の中で、知財人材の質的ン量的 充実 更に必要であると指摘される 、知的財産や弁 理士制度を取り巻く状況 変化して ている また、平成 1平 年の改正弁理士法附則第 1年 条に 政府 、この法 の施行後五年を経過した場合において、この法 の施行の状況 を 案し、必要 あると認めると 、この法 の規定について検討を加え、その結果に 基 いて必要 措置を講 るものとする と規定されている

本調査研究で 、このよう 情況を踏まえ、弁理士制度の実態と今後の方向性について 検討を行うために、弁理士、日本知的財産協会会員企業、及び中小企業を対象として弁理 士制度全般に関するアンケヴト調査を実施し、改正された弁理士法に関する評価や弁理士 制度の利用実態、ニヴズ について調査、整理を行 た また、委員会を設置し、アン ケヴト結果を踏まえて 弁理士試験制度 、 弁理士研修制度 、 弁理士倫理 利益相反規 定 、及び 弁理士情報の公開 の四つのテヴマについて幅広く議論、検討を行い、問題 点を明らかにした 本報告書 、上記調査、整理及び検討の結果をとりまとめたものであ る

最後に、本調査研究の遂行に当たり、委員会において貴重 意見をいた 、また、 指導、 協力をいた いた委員各位、及びアンケヴト調査に 回答いた いた弁理士、 企業の方々、ナアリンエに 協力いた いた企業の方々等、 協力いた いた関係各位に、 この場を借りて深く感謝する次第である

平成18年 月

財団法人 知的財産研究所

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今後の弁理士制度のあり方に関する調査研究委員名簿

委員長

原 省三 弁理士審査分科会特定侵害訴訟代理業務試験部会 部会長 弁護士ン弁理士 原特許法 事務所

委 員

相澤 英孝 一橋大学大学院 国際企業戦略研究科 教授

井上 一 日本弁理士会 弁理士法改正特別委員会 副委員長 弁理士 リバヴフロヴ国際特許事務所

片岡 健 財 東京都中小企業振興公社 東京都知的財産総合センタヴ 知的財産活用推進員

神原 貞昭 日本弁理士会 弁理士法改正特別委員会 委員長 弁理士 神原特許事務所

熊谷 健一 九州大学大学院 法学研究院 教授 戸田 裕 日本知的財産協会 常務理事

株式会社日立技術情報サヴビス 取締役社長 田 豊麿 弁理士審査分科会試験部会 部会長

社団法人日本国際知的財産保護協会 理事長 原尻 秀一 財 知的財産研究所 主任研究員

オノザヴバ

畔上 淳 特許庁 総務部秘書課 弁理士室長

小松 竜一 特許庁 総務部秘書課 弁理士制度企画班長 平成 17 年 1平 月 年1 日まで

一宮 誠 特許庁 総務部秘書課 弁理士制度企画班長 平成 1ェ 年 1 月 1 日から

高橋 直彦 特許庁 総務部秘書課 弁理士制度企画係長 門奈 伸幸 特許庁 総務部秘書課 弁理士管理係長

三原 龍太郎 特許庁 総務部総務課 工業所有権制度改正審議室 審議企画係長

今村 亘 特許庁 総務部技術調査課 研究班長 伏本 正典 特許庁 特許審査第一部調整課 課長補佐

南 宏輔 特許庁 特許審査第一部調整課 審査基準室 基準企画班長 平 克 内 官 知的財産戦略推進事務局 事務官

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佐藤 耕一 日本弁理士会 知的財産制度改革推進室長

事務局

原尻 秀一 財 知的財産研究所 主任研究員 渡邉 徹 財 知的財産研究所 主任研究員 杉浦 淳 財 知的財産研究所 研究第 部長

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目次

要約 めに 委員名簿

. 今後の弁理士制度のあり方ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン 1 1. めに ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン 1 1 調査研究のやり方ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン 1 アンケヴト調査ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン 1 委員会における検討ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン 1 委員会における検討内容ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン 1 弁理士試験制度ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン 平 弁理士研修制度ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン 平 弁理士倫理ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン 平 弁理士情報公開ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン 平 その他の検討課題ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン 平

.弁理士制度に関する現状と今後についてンンンンンンンンンンンンンンンンンン 年 1 神原委員の発表によるこれからの弁理士制度について ~弁理士の立場から~ 年 現行弁理士制度にかかわる主たる法 改正ンンンンンンンンンンンンンンン 年 現行弁理士制度の下での問題点ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン ィ これからの弁理士 目指すべ ところンンンンンンンンンンンンンンンンンン イ 望まれる弁理士制度ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン 6 戸田委員の発表による弁理士制度に関するユヴザヴ側の意見 ~主として大企業 の立場から~ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン ェ

企業の知的財産マネグメントを取り巻く環境 変化 ンンンンンンンンンン ェ 企業 求める弁理士像ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン10 企業から見た法改正後の弁理士制度ンンンンンンンンンンンンンンンンンン11 弁理士制度のあるべ 姿ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン1平 片岡委員の発表による弁理士制度に関するユヴザヴ側の意見 ~中小企業の立場 から~ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン1年

中小企業の知的財産に関する活動の実態ンンンンンンンンンンンンンンンン1年 中小企業の抱える問題 相談事業から ンンンンンンンンンンンンンンンン1ィ 問題解決のための意見ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン17

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.弁理士試験制度ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン平0 1 弁理士試験制度の改正ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン平0 改正の経緯ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン平0 改正内容ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン平0 弁理士試験制度 平成1年年以前実施 と現行弁理士試験制度 平成1ィ年以降 実施 の比較ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン平1 熊谷委員及び 田委員の発表による現行弁理士試験制度についてンンンンンン平平 試験内容と目的ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン平平 免除制度についてンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン平年 弁理士試験制度の現状ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン平イ 委員会における議論ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン平7 選択科目の免除制度についてンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン平7 弁理士試験科目についてンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン平ェ 弁理士試験の実施方法についてンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン年平 合格者数を増やすことについてンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン年イ 知財ロヴスクヴルについてンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン年6

.弁理士研修制度ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン年7 1 現在実施されている弁理士研修ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン年7 弁理士研修制度に関するアンケヴト結果ンンンンンンンンンンンンンンンンン年エ 井上委員の発表による弁理士会の考える新た 弁理士研修制度についてンンンィ0 試験合格者に対する研修の必要性ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンィ0 義務化研修制度ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンィ0 委員会における議論 ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンィィ 義務化研修についてンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンィィ 実務研修についてンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンィ7

5.弁理士倫理ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンィエ 1 めに ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンィエ 原委員長の発表による利益相反規定についてンンンンンンンンンンンンンンィエ 現行規定ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンィエ 利益相反規定改正の経緯ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンイ平 弁理士倫理研修ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンイ年 弁理士の利益相反の問題ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンイイ 他の専門家に関する法 における利益相反規定ンンンンンンンンンンンンンイ6

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委員会における議論 ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンイエ 手続事件と紛争事件による り分けンンンンンンンンンンンンンンンンンンイエ 大会社の事業部単位による り分けンンンンンンンンンンンンンンンンンン60 弁理士事務所内の担当者による り分けンンンンンンンンンンンンンンンン60

.弁理士情報公開についてンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン6平 1 弁理士情報公開の必要性ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン6平 弁理士情報公開の現状ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン6平 弁理士の選択時に必要とされる情報ンンンンンンンンンンンンンンンンンン6平 片岡委員の発表による弁理士情報の公開状況についてンンンンンンンンンン6ィ 委員会における議論ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン67 弁理士会による情報公開の問題点ンンンンンンンンンンンンンンンンンンン6ェ 情報公開する内容ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン6ェ 弁理士の紹介制度ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン70

. 弁理士制度に関する国内実態調査ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン7平 1.アンケヴトの趣旨と概要ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン7平 1 アンケヴトの趣旨ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン7平 アンケヴトの概要ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン7平

.アンケヴト調査結果まとめ ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン7年 1 弁理士業務に関してンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン7年 弁理士試験制度に関してンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンェィ 弁理士研修制度に関してンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンエィ 弁理士倫理ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンエェ 5 弁理士情報についてンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン 10年 弁理士の業務範囲についてンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン 11平 特定侵害訴訟代理人制度 付記弁理士制度 についてンンンンンンンンンン 1平ィ 8 基本的事項ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン 1年ィ

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Ⅲ. 資料編

資料編 ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン 1年イ 資料1 各国の弁理士会、又 相当する組織についてンンンンンンンンンンンンン 1年7

資料編 アンケヴト調査ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン 1エ1 資料 弁理士制度の実態及び今後の方向性に関するアンケヴト調査

調査結果 弁理士 ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン 1エ年 資料 弁理士制度の実態及び今後の方向性に関するアンケヴト調査

調査結果 知財協 ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン 平ィ年 資料 弁理士制度の実態及び今後の方向性に関するアンケヴト調査

調査結果 中小企業 ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン 年11 資料5 弁理士制度の実態及び今後の方向性に関するアンケヴト調査

アンケヴト調査票 弁理士 ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン 年7年 資料 弁理士制度の実態及び今後の方向性に関するアンケヴト調査

アンケヴト調査票 知財協 ンンンンンンンンンンンンンンンンンンンン 年エ年 資料 弁理士制度の実態及び今後の方向性に関するアンケヴト調査

アンケヴト調査票 中小企業 ンンンンンンンンンンンンンンンンンンン ィ平イ

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お、本報告書 、委員会での発表内容及び議論、並びに海外調査及びアンケヴト調査 の結果等に基 いて、原尻秀一 執筆した 委員の発表の中で用いられた弁理士試験等に 関する統計タヴタについて 、発表後に新た 統計タヴタ 公表されているので、発表時 点のもので く最新のものを載せている

また、本調査研究に当た て 、以下の各所の方々に 協力いた いた

日本知的財産協会 日本弁理士会

編E訳次O 促uピssピホビ為rフ チイゼンタュッセルチルフ 編E訳次O Sピ為uホ 韓国ンソウル

日本技術貿易株式会社

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. 今後の弁理士制度のあり方について

1. めに

1 調査研究のやり方

本調査研究で 、弁理士及びクライアント企業を対象として全般的 アンケヴト調査を 行い、平成1平年に全面改正された弁理士法に関連して、弁理士及びクライアントの改正に 対する評価、利用実態及びニヴズ 弁理士制度の実態について調査、整理を行 た さ らに、アンケヴト結果を踏まえて、委員会において四つの検討課題について議論、検討を 行 た

アンケヴト調査

本調査研究で 、弁理士制度の実態と今後の方向性について検討するために、弁理士 6,0エ7人、日本知的財産協会会員企業 ェ70社、及び中小企業 ィ00社に対するアンケヴト調 査を行 た

1

お、アンケヴトに回答した企業の中から 10社を選択し、弁理士制度に関 する現状の問題点や要望に関してナアリンエ調査を行 た

アンケヴトの調査項目 、 弁理士の業務、 弁理士試験制度、 弁理士研修制度、 弁理士倫理 利益相反規定 、 弁理士情報の公開、 特許業務法人、 法人代理ン従業員 代理、 業務範囲の拡大、 付記弁理士及び 基本的事項の 10 項目である

委員会における検討

委員会における検討内容

本年度の委員会で 、 めに、日本弁理士会 以下弁理士会と記載 、日本知的財産協 会 以下知財協と記載 、及び財団法人東京都中小企業振興公社東京都知的財産総合センタ ヴを代表する各委員による、弁理士及びユヴザヴ 大企業の観点と中小企業の観点 のそ れ れの立場からの、現行制度の問題点や要望に関する意見の説明と、その内容について の検討を行 た 続いて、アンケヴト結果を踏まえ ら、弁理士試験制度、弁理士研修 制度、弁理士情報の公開、及び弁理士倫理 利益相反規定 の各テヴマについて検討を行

1

アンケヴト結果について しく 、本報告書の .弁理士制度に関する国内実態調査 を参照

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弁理士試験制度

弁理士の大幅増員を目指すために弁理士試験制度を簡素化した 、この状況を のよう に評価するべ か 弁理士試験制度として、選択科目の免除制度、弁理士試験科目、実施 方法、合格者を増やすことの意義等について検討した

弁理士研修制度

試験 簡素化され合格者数 増える中で、実務経験を持た い弁理士や知識に ける弁 理士 増えているとの懸念も出て ている このよう 中で、最 限の実力を担保させる 研修として、義務化研修制度や実務研修を中心にその必要性を含めて検討した

弁理士倫理

弁理士法第 年1条に 弁理士 行い得 い業務 規定され、弁理士会の会 第 年6 号に 弁理士倫理に関する規定 されている 、解釈 難しい点や弁理士の職業実態に合わ い点 出て ていると言われている これらの点について、利益相反の観点から検討を行

弁理士情報公開

弁理士の登録数 大幅に増えている 、ユヴザヴの立場から見て本当に必要とされる弁 理士について 不足しているとの指摘もある 弁理士の選択方法や開示方法を含めて、弁 理士情報の公開のあるべ 姿について検討を行 た

その他の検討課題

本年度のアンケヴト調査項目に挙 られ、調査を行 た特許業務法人、法人代理ン従業 員代理、業務範囲の拡大、及び付記弁理士に関して 、次年度の委員会で検討 定である

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. 弁理士制度に関する現状と今後について

1 神原委員の発表によるこれからの弁理士制度について ~弁理士の立場から~

現行弁理士制度にかかわる主たる法 改正

平成1平 年弁理士法改正 全部改正

平成 1平 年の弁理士法改正により、弁理士試験制度に関して 試験合格者数を大幅に引 上 られる体制への変革 され、弁理士による知財専門サヴビスに関して 知財の創造 及び保護に偏 ていたものから知財の活用段階へと拡大し、さらに、弁理士による知財専 門サヴビスの充実ン強化を目的として特許業務法人制度 導入された

弁理士試験の合格者数について 、平成7年 116 人であ たもの 、新しい試験制度 に変わ た平成 1ィ年に ィ66人と り、平成 17年に 711人と て急激に増加してい る 合格率もそれに従 て延びており、平成7 年で 平.ェパヴセントであ たもの 平成 17年に 7.ェパヴセントまで上 ている状況である それに伴い弁理士登録状況も急激 に増加していて、平成 年 年,ェ平平 名の登録者数 たもの 、平成 1ェ 年 年 月 10 日時点 で 6,67エ 人に上 ている 毎年の登録者数もこれに比例して増えている状況にある

また、平成 16 年 ェ 月から 10 月にかけて行 た弁理士会の会員アンケヴト 弁理士業務 の実態及び意識調査 のタヴタによれ 、特許権、実用新案権、意匠権、商標権のライセ ンス等に関する業務経験を有する弁理士も増えており、特に相談に関して 回答者の半数 以上 1,イ71 人 経験 あると回答している

特許事務所の法人化について 、平成 1ェ 年 1 月 年1 日現在で イ年 事務所 法人事務所と ている 法人化を行うために 弁理士 複数い けれ ら い 、複数弁理士事務所 数 エ7ィ ので、複数弁理士事務所の約 イ.ィ パヴセント 法人化しているという状況であ る

平成1ィ 年弁理士法改正 一部改正

この改正により、特定侵害訴訟代理業務試験に合格して付記登録を けた弁理士 付記 弁理士 、特定侵害訴訟に関して、弁護士 同一の依頼者から 任している事件に限り、 訴訟代理人と ること で るように た

現在の付記弁理士数 平成 1ェ 年 平 月 平ェ 日現在で 1,ィイ年 名であり、前記したように全弁 理士数 6,67エ 名であるので、約 平1.ェパヴセントの弁理士 付記弁理士としての資格を得 たことに る

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現行弁理士制度の下での問題点

弁理士業務実務能力に ける弁理士の増加

実務を進めるに当た て、パリ条約 の知財関係の国際条約に対する知識の不足 露 見する新弁理士 増えて ている 具体的に 、例え 優先権主張を行うに当た て、請 求項に書いてい いから優先権主張 で い の間違 た見解をクライアントに押し つけること あるとのことである

もう一つ問題と るの 、能力の問題で く、人数 増加したことにより、実務に関 する研修会に参加で る機会 減 たり、各特許事務所でのOJT O点 thピ 編為b 訳rai点i点g を行う機会に恵まれ い新弁理士 増えて ていることである

弁理士制度の変革に追従で い弁理士の出現

既存の弁理士の中に 、弁理士制度の変革に追従し れてい い弁理士 増えて てい る 社会的変化 激しい中で、いろいろ 形で情報を収集し、それに追従していく必要 ある 、それ で てい い弁理士 増えている また、法 改正によ て業務範囲 拡 大された 、それらに十分に対応で てい い弁理士 現れて ている 例え 、付記弁 理士に関しても、弁理士登録から 10 年未満の弁理士 大半を占めていて、それ以上の年数 の弁理士の数 多く い

弁理士による知財専門サヴビスの充実に支 と る業務上の制約の残存

弁理士 知的財産専門サヴビスを提供するに当た ての業務上の制約 残 ている ユ ヴザヴの求めに応 て、知財創造サイクルの一 したサヴビスを充実させたい気持ち あ

ても、制約 あるために実現で い

外国出願関連業務の内容についての誤解

外国出願をするに当た て、日本の弁理士 各国の特許庁に対する直接的 代理業務を 行うこと で いので、外国の代理人に出願用の明細書等の書類をそろえて依頼をする ことに る しかし、これらの業務 現在誰でも自由にで る自由業務として位置付けら れており、必 しも弁理士 弁理士の名前で行うものと限られて い い このことも一 因として、その業務内容に関して、日本出願明細書の単 る翻 にす い の誤解 あると思われる 実際に 、日本語の明細書を基に、そこに記載されたものと同 技術的

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内容や請求の範囲を外国語で作成するのであり、単純に翻 しているわけで い この 点 理解され 、このよう 誤解 外国出願を行う依頼者等にと ての不利益を招いてい ると思われる

ユヴザヴの要求に的確にこたえられる弁理士 不足

弁理士の数 全体的に不足しているという問題で く、的確 サヴビスを行うこと で る弁理士 不足しているという意味である ユヴザヴ 求める業務内容と費用に対し て妥当にこたえられる実力を備えた弁理士 不足している

また、単発的、不定期 ユヴザヴの要求に対して柔軟にこたえられる弁理士も不足して いる 定常的、 続的に 事 あれ ベストである 、 か かそうでも いこともある 定常的 事に それ りに対応で る 、単発的又 不定期 ものについて 対応で

いの 現状である この点 、中小企業やベンチャヴ企業にと て問題と る

これからの弁理士 目指すべ ところ

ユヴザヴの要求に的確にこたえられる弁理士業務実務能力を具備

新たに弁理士業務を開始する場合に 、弁理士で けれ 行うこと で い専権業務 について 、適量であれ 、独力で適 に遂行で る程度の実務能力を備えて行うべ で ある また、ユヴザヴに納得しにくい費用を 担させる事態を避ける けの実務処理能力 を備えるべ である 実務能力 十分にあれ 短時間で済み、そうで けれ 長時間にわ た てしまう 時間 長く れ 当然 ら費用 かさ ことに るので、ユヴザヴ 納 得で る費用や時間で 事を処理で る能力を持つべ である

単発的ン不定期 ユヴザヴの要求にこたえられる柔軟 応答能力の具備

弁理士業務を運営するに当た て 、定常的又 続的 業務 重要であり必要である しかし、それ けで済ませるので く、その他にも単発的 ものや不定期 ものに対し ても応答で る けの実力を備えるべ であり、余裕を持つべ である

司法制度改革ン知財制度改革に整合した知財専門サヴビスの提供

現在、司法制度改革や知財制度改革 進められているので、それらを的確に把握し、適 合した知財専門サヴビスを提供することに心を置くべ である 具体的に 、司法制度改

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革審議会の意見書や知的財産戦略大綱 を十分によく理解して、そのもとで展開されて いる司法制度改革や知財制度改革 に十分に適合したサヴビスを行うということである た し、自己満足のサヴビスで く、サヴビスを ける者にと て、専門的で ある 分かりやすいことを心掛けるべ である

知財専門サヴビス提供体制の整備

知財専門サヴビスを提供するに当た て、基盤と るものとしてサヴビス提供体制を整 備する必要 ある サヴビス提供体制として、自分に最適 形態、規模、特色を有した事 務所を作 ていくこと 重要である

望まれる弁理士制度

新たに弁理士と る者の実力向上を図る施策

この場合の実力向上と 、現行試験制度により新たに登録された弁理士のヤベルよりも 更に上の実力を持たせるという意味である そのために 、弁理士試験と弁理士試験後の 研修を不可分一体とするよう 形の新しい弁理士試験研修制度を導入するべ である

弁理士 国家資格であるので、資格者としての保証 必要である そこで、試験研修制 度の趣旨 、試験に合格して研修を終えた者 、弁理士業務を遂行するに当た て、必要 最 限の能力を備えていることを保証することにあることを明らかにする必要 ある

お、試験と研修について 不可分一体とする 、これ 時期的に同時ということで く、段階的に行う 弁理士試験について 、弁理士としての素養を担保するために行う こととし、その後の研修について 、その素養に基 く必要最小限の業務遂行能力を担保 する目的で行う この研修 弁理士の登録要件として位置付けするか、弁理士登録をした 後の義務研修として行うこととする

その他として、試験と研修両方について、例外的措置として妥当 免除制度を設ける

既存の弁理士の能力増進を図る施策

時々刻々と変化している技術や社会情勢に適 に追従して業務を行 ていけるようにす るべ である 資格更新制度を設けること 大 問題であり、実現可能性 いと考え られるので、弁理士の能力増進を目的とした定期的 研修を制度化するべ である

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弁理士 知財専門サヴビスを十分に提供で る業務環境の整備

現在、税関における輸入差 申立手続について 、弁理士による代理 認められている しかし、弁理士 権利者側の代理人に れる 、輸入者側の代理人に れ い 輸入 差 申立手続 侵害か否かという問題を議論する場にも るので、通関士との関係等いろ いろ 問題 かかわ てくる 、公平性の観点から権利者側 けで く輸入者側の代理も 行えること 必要で いか

不正競争の中の特定不正競争に関して 、弁理士 業務として行うこと 可能である しかし、特定不正競争に含まれ い、不正競争防 法第平 条第1項第 1ィ号の、虚偽の事実 の告知、流 に関して 取扱い で い 侵害訴訟と密接 関係に ているにもかか わら 弁理士 扱え いために、ユヴザヴに対して不利益をもたらしていると考えられる した て、特定不正競争に関連して、このよう 不都合を回避するための取組 必要で ある

弁理士の補佐人としての役割に関して拡充 必要 点 ある 著作権関係の訴訟に関し て 弁理士 自動的に補佐人に ること で い 著作権関係も、裁判所の許可を得 くても、弁理士 補佐人としての地位を得ること で るよう 制度 必要で いか また、特許権の権利行使に関して、侵害訴訟事件に関して補佐人に たとしても、侵害 訴訟に起因 敗訴等 して損害賠償事件 付随的に発生した場合にも、自動的に補佐人と ること で い 特許等の権利行使に起因して発生した訴訟について 、権利行使の 部分と密接に関係しているところであるので、弁理士 補佐人としての地位を得ること で るよう 制度 必要で いか

外国出願関連業務内容に誤解 あり、その誤解 外国出願をする者にと ての不利益を 招いているので、弁理士 、弁理士 ている義務と責任のもとで果たせる業務にする こととし、弁理士の標榜業務であることを法的に明確化すること 必要で いか

現在の弁理士法の弁理士倫理規定 、利益相反規定 の点で実情と合 てい いとこ ろ あるので、改正 必要で いか 弁理士業務にあ て 、技術分野や製品分野 大 意味を持 てくるので、利益相反についてもこの点を踏まえた新しい方向での考え方 必要で いか

弁理士の知的専門サヴビス提供体制の改善

弁理士の知的専門サヴビス提供体制の改善について 、弁理士の情報開示と弁理士への アクセスを のように改善するべ か 問題と る

情報開示について 、弁理士会として弁理士リスト検索システヘを構築している 、ユ ヴザヴから 使いにくい、 分から いとの指摘 多いので、改善を図 ていく必要

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ある 一方で、別の観点からユヴザヴにと て使いやすいシステヘを構築することを弁理 士会の役割として考えていくべ で いかと思われる

弁理士へのアクセスに関して 、特に弁理士数の少 い地方で弁理士に うや てアク セスすれ よいのかという問題を考慮し、その 組みについても と工夫する必要 ある 弁理士を必要とする者 自分で すというより 、弁理士に対する要望事項を示せ 、弁 理士を して紹介をしてもらえるシステヘを作ること 望ましい 例え 、弁理士会の本 部と支部のそれ れに弁理士情報のタヴタベヴスを置 、本部と支部及び相談窓口をネッ トワヴクでつ 、ユヴザヴ 、相談窓口、支部、及び本部のい れにおいてもコンタク トで るシステヘ 考えられる ユヴザヴ 相談窓口に自分の要望を伝えれ 、相談窓口 の方でタヴタベヴス検索をし、弁理士情報を基にユヴザヴに紹介することにすれ 、弁理 士へのアクセス スヘヴズにいくので いか タヴタベヴスに登録する情報 、基本的 に 弁理士 任意に提出するタヴタと る 、ある程度弁理士に強制的 形で開示するこ とも必要かもしれ い た し、このシステヘ ま 提案の段階であり、弁理士会として 実現するべく努力しているという段階で い

戸田委員の発表による弁理士制度に関するユヴザヴ側の意見

~主として大企業の立場から~

企業の知的財産マネグメントを取り巻く環境 変化

背景

以前から特許管理や知的財産管理 随分行われて ている 、大多数 数の管理であり、 いろいろ 業種により違い あるものの、特許を出願することに主眼 置かれていて、真 剣に企業 知的財産を戦略的に活用すること ほとん か たと言える もちろん一部 の会社で くから戦略的に活用すること 行われていた 、大企業を含めて多くの会社 特許出願数 一番重視されていた そういう意味で 、で 上 た後の知的財産権に 関して 、それほ 会社として 重要視してい か たと思われる

しかし、1エエ0年代の後半に大 変化 あ た 高度経済成長期やバノル時代を経て、 と右上 りで発展し、 並びで た会社 、エ0 年代の後半に経済停滞によ て大 痛みを経験することと た 大幅 リストラや、事業チメインの見直しによる分社化、

Mピrgピrs a点ビ グcムuisiti為点s:企業の合併ン買収 進んでい た 子会社として 独立したり、国内外の会社と合弁会社を作る、売却する 、いろいろ 形で痛みを経験 した

そのよう 経験を通して、企業の価値や競争優位の源泉 何かということ 企業経営で

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真剣に問われるように て た そして、企業価値を高めるもの、競争優位の源泉と るもの 知的財産であるという考え方に立つ会社 増えて た また、日本版バインチヴ ル法 産業活力再生特別措置法 の施行や様々 プロパテント施策 打ち出されたことも あり、知的財産重視の経営について考えるように て た これ 一部の企業 けで

く、多くの企業 経験して たことである

知的財産マネグメントの変化

知的創造サイクルと言われている創造、保護、及び活用の各段階で考えてみると、従来、 企業の知的財産部や特許部 行 ていた 事 、ほとん 保護段階のものであ た これ

弁理士に依頼する 事とイコヴルとも言える

知的財産マネグメントの変化に伴い、企業価値や競争優位の源泉について考えるに至 て、創造の部分や活用の部分に対して企業の知的財産部門 大 く関 するように て

た 具体的に 、創造段階で 、研究テヴマや事業テヴマの選定への関 、製品化に向 けたプログェクトンマネグメントへの関 、特許ポヴトファリオの管理、産学官の連携を 推進するに当た ての大学、研究機関、及びテヴマの選定への関 等を行うように て

保護段階で 、単に特許の取得数を上 るので く、次の段階である活用に結び付く 活用 で る特許 を取得することに主眼を置く意識の変化 あ た また、エロヴバ ル化に合わせて国際的 権利を取得することも大 課題と て た

活用段階で 、従来 、優位性の確保という漠然とした活用形態であり、ある程度の数 の特許を取得しておけ 技術の Rに るとか、自社の製品に特許 使われていれ 販売 すると に有利である の意味での優位性の確保 主眼 たように思われる それ 、 事業戦略として活用していく形に ると、特許のライセンスを行うとか、ライセンスの内 容として排他的にするか非排他的にするかの判断 必要であり、あるい 、標準化のため に特許を使 ていくという考えも出てくる そうい た意味で、事業戦略に合わせた活用 ということ 注目され、実行されて ている

最近で 経営戦略として活用するということで、一部の医薬分野や素材分野で行われて いた、特許権の独占排他権としての性質を利用して市場参入を阻 すること 、他の分野 でも行われつつあり、また、 やアライアンス 業務提携 の り曔として使 てい く の活用方法 真剣に行われるように て た

その他の知的財産マネグメントの主 課題

企業エルヴプで 多くのエルヴプ子会社を抱えており、エルヴプとしての知的財産マネ

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グメントを のようにするかについての検討 必要である 連結経営の時代であるので、 連結対象子会社を中心に信 というスキヴヘを使 てエルヴプ管理を行 ていくことも検 討の視野に入る

その他として、職務発明への対応、知的財産の価値評価、模 品対策、企業価値向上の ためのノランチンマネグメント、知的財産人材の育成等の課題 ある

企業 求める弁理士像

個別出願等の案件に成果を出してくれる弁理士

特許出願 の主として知的創造サイクルの保護段階で成果を出してもらえること 、 企業の求める弁理士像として最も大 いので いかと思われる 技術と法 を背景にし、 手続をよく理解し、活用で る権利を取得する弁理士を企業 求めている

企業経営として管理の面で考えると、 D 欠uaホit止 記為st 促ピホivピr止:品質、価格、納 期 で てい い事務所と 取引 難しい

権利範囲に関して付加価値を付けるものとして、発明に関していろいろ 見方 で 新 た 観点を引 出すこと で ること、多面的 見方に基 くクヤヴヘンチラフティンエ 力 重視される

国際動向、各国の知的財産法、判例等をよく理解し、エロヴバル 権利取得を進めてい ける弁理士 尊重される

情報セキュリティの問題や電子化の推進に の程度対処してもらえるかも重要である

知的財産紛争の際に代理をしてくれる弁理士

知的財産紛争に際して求められる第一条件 技術に強いことである そして、弁護士と 共に、場合によ て 単独で代理を行えることである また、高度 紛争解決能力を有す ること 望ましい 高度 紛争解決能力と 、単に特許紛争を和解させる けで く、 解決するためのいろいろ 選択肢を示せることである 例え 、単に訴訟を遂行する け で く、相手会社とアライアンスを組ん 方 良いので いかとか、 で買収し た方 良いので いか 、いろいろ 形の紛争解決の選択肢を持 ている弁理士 歓 迎される

知的財産を経営に生かすアチバイスをしてくれる弁理士

専業範囲以外に経営全般に対して知識、経験 あり、単に特許の手続のみを教えてくれ

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るので く、いかに経営に生かしていくのか の新た ビグネスペタルを提案しても らえるよう 弁理士 重宝されるので いか

た し、企業 一番求めているの 、や り出願で ちんと成果を出してもらえるとい うところ 大 い 大企業等で 特に、 の紛争代理や の経営のアチバイスというの 、 副次的 要求と考えられる

企業から見た法改正後の弁理士制度

弁理士試験合格者の増加 平成 1平年改正

平成 1平 年の弁理士法改正に伴い合格者 増加し、現在 登録者 6,000 人を超えている 企業側の意見として 、不足感 余り感 てい い 実務能力を備えてい い合格者 一 部含まれているかもしれ い 、競争原理 働いて選択されていくので いか

活用段階の業務範囲拡大 平成 1平年改正

契約代理、 DR グホtピr点ativピ 促isputピ 次ピs為ホuti為点:裁判外紛争処理 代理や輸入差 の代理等 で るように た 件数 それほ 多く い 、一部の会社で 利用され ているので いか

特許業務法人化 平成 1平 年改正

特許業務法人化 企業側で く弁理士側の問題であるので、弁理士会の意向を尊重す る形と る

特定侵害訴訟代理 付記弁理士 平成 1ィ 年改正

一部の企業で 利用していると思われる 、多く 弁護士との共同代理で いか

その他

弁理士倫理 利益相反 について 、いろいろ ケヴス 考えられる 、悪質 場合を 除いて運用で対応するべ で いか ケヴスを積み重 、弁理士に対して 倫理研修等 で徹底していく形であろう 非常にタイトにやれ 大変厳しく てしまうし、甘くすれ

図 平成 17 年度合格者選択科目免除の内 修士・博士  . % 一 建築士  . %電気主任技術者.%情報処理技術者.% 電気通信主任技術者 .%薬剤師  . % 法試験合格者.% 法書士

参照

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