平成30年度
教育施策
-
目
次
-
○
宮崎県教育基本方針
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1
○
宮崎県人権教育基本方針
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2
○
第二次宮崎県教育振興基本計画(改定版)の概要
・・・・・・・・・・
3
○
平成30年度
県教育委員会の新規・改善事業
・・・・・・・・・・・・・・・
6
○
宮崎県の教育の概要
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
27
【
資
料
】
○
宮崎県一般会計予算(歳出)
宮崎県教育委員会予算(歳出)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
55
○
学校を中心とした関係機関等の連携図
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
56
○
平成30年度
市町村教育委員会別学校数・県立学校数
・・・・・
58
宮 崎 県 教 育 基 本 方 針
本県の教育は、あらゆる教育の場を通じ、教育基本法にうたわれている
人間尊重の精神を基調として、
「たくましいからだ 豊かな心 すぐれた知性」
をそなえ、郷土に対する誇りと柔軟な国際感覚にあふれ、新たな時代を
切 り 拓 い てい く 気 概 を持 ち 、 心身 とも に 調和 のと れた 人 間の 育成 を
宮 崎 県 人 権 教 育 基 本 方 針
「 す べ て の 人 間 は 、 生 ま れ な が ら に し て 自 由 で あ り 、 か つ 、 尊 厳と 権 利 と に つ い て
平 等 で あ る 」 と 世 界 人 権 宣 言 は う た っ て い ま す 。 す べ て の 人 は い か な る 事 由 に よ る
差 別 も 受 け る こ と な く 、 生 命 、 自 由 及 び 身 体 の 安 全 を 確 保し 、 そ れ ぞ れ の 幸 福 を 追 求
す る 権 利 を 有 し て い ま す 。
本 県 に お い て は 、 こ れ ま で 宮 崎 県 同 和 教 育 基 本 方 針 等 に 基 づ い て、 真 に 差 別 を な く
し て い く 意 志 と 実 践 力 と を も っ た 人 間 の 育 成 を 目 指 し 、 日 本 国 憲 法に 保 障 さ れ て い る
基 本 的 人 権 に か か わ る 課 題 の 解 決 に 努 め て き ま し た 。
し か し 、 今 な お 、 同 和 問 題 を は じ め 、 女 性 、 子 ど も 、 高齢 者 、 障 が い の あ る 人 な ど
に 関 す る 様 々 な 人 権 問 題 が 存 在 し て い ま す 。 さ ら に 、 国 際化 、 情 報 化 、 少 子 高 齢 化 な
ど の 社 会 の 急 激 な 変 化 に 伴 い 、 新 た な 人 権 問 題 も 発 生 し て い ま す 。
そ の た め 、 宮 崎 県 教 育 委 員 会 で は 、 こ れ ま で の 取 組 の 成 果 や 課 題 、 「 宮 崎 県 人 権
教 育 ・ 啓 発 推 進 方 針 」 の 趣 旨 な ど を 踏 ま え 、 次 の よ う に 人権 教 育 を 推 進 し 、 県 民 一 人
一 人 が 人 権 に つ い て 正 し い 理 解 を 深 め 、 人 権 を 相 互 に 尊 重し 合 い 、 共 に 生 き る 社 会 の
実 現 を 目 指 し ま す 。
、
、
1
学 校 教 育 に お い て は
幼 児 児 童 生 徒 の 発 達 段 階 及 び 学 校 や 地 域 の 実 情 を 踏 ま え
幼 稚 園 ( 保 育 所
)
、 小 学 校 、 中 学 校 、 高 等 学 校 、 特 別 支 援 学 校 等 が 相 互 に 連 携 を
図 り 、 全 教 育 活 動 を 通 し て 人 権 に つ い て の 正 し い 知 識を 身 に 付 け 、 人 権 を 尊 重 す
る 意 識 や 態 度 を 育 成 し 、 実 践 力 を 養 う こ と に 努 め ま す 。
2
社 会 教 育 に お い て は 、 各 種 学 級 ・ 講 座 等 の 機 会 に おい て 、 基 本 的 人 権 の 尊 重 を
基 調 と す る 学 習 を 充 実 し 、 人 権 が 一 人 一 人 の 身 近 な 問題 で あ る と の 認 識 を 深 め 、
日 常 生 活 に お い て 人 権 へ の 配 慮 が 態 度 や 行 動 に 現 れ る よ う な 人 権 感 覚 の 高 揚 に
努 め ま す 。
3
家 庭 教 育 に 関 し て は 、 保 護 者 に 対 す る 学 習 機 会 等 を提 供 し 、 幼 児 期 か ら 豊 か な
情 操 や 思 い や り 、 生 命 を 大 切 に す る 心 、 社 会 的 ル ー ル の 尊 重 、 善 悪 の 判 断 な ど
子 ど も の 健 全 な 人 間 形 成 の 基 礎 を 育 む こ と が で き る よう な 支 援 を 行 う と と も に 、
大 人 も 子 ど も も 共 に 人 権 感 覚 が 身 に 付 く よ う に 努 め ま す 。
4
人 権 教 育 を 積 極 的 に 推 進 す る た め 、 人 権 及 び 同 和 問 題 を は じ め と す る 様 々 な
人 権 問 題 に 関 す る 深 い 認 識 に 基 づ い た 、 真 に 差 別 な ど の あ ら ゆ る 人 権 侵 害 を
な く し て い く 意 志 と 実 践 力 と を も っ た 指 導 者 の 養 成 や 研 修 の 充実 に 努 め ま す 。
第二次宮崎県教育振興基本計画(改定版)の概要
《スローガン》
未来を切り拓く 心豊かでたくましい 宮崎の人づくり
1 改定の趣旨
本 県 で は 、 教 育 基 本 法 に 基 づ き 、 平 成 2 3 年 度 か ら 平 成 3 2 年 度 ま で の 1 0 年 間 を 計 画 期 間 と す る 「第二次宮崎県教育振興基本計画」を平成23年7月に策定しました。
本 計 画 に 基 づ き 、 こ れ ま で 4 年 間 「 宮 崎 県 教 育 基 本 方 針 」 の 具 現 化 及 び 教 育 の 振 興 を 図 る た め の 施 策 を 総 合 的 か つ 計 画 的 に 推 進 し て き ま し た 。 そ の 結 果 、 家 庭 ・ 地 域 と 連 携 し た 開 か れ た 学 校 づ く り 、 本 県 独 自 の 道 徳 教 育 読 み 物 資 料 集 の 作 成 な ど に よ る 道 徳 教 育 の 充 実 、 小 中 高 一 貫 し た キ ャ リ ア 教 育 の 充 実 、 県 立 学 校 施 設 耐 震 化 の 向 上 、 国 民 体 育 大 会 で の 本 県 選 手 の 活 躍 な ど 、 各 分 野 で 着 実 な 成 果 を 上 げ て き た ところです。
な お 、 こ れ ま で も 取 り 組 ん で き た 確 か な 学 力 の 育 成 、 体 力 の 向 上 、 い じ め ・ 不 登 校 等 の 生 徒 指 導 上 の 問 題 や 特 別 な 支 援 が 必 要 な 子 ど も の 増 加 へ の 対 応 な ど に つ い て は 、 今 後 と も 重 点 的 、 継 続 的 に 取 り 組 む 必要があります。
さ ら に 、 予 想 さ れ る 南 海 ト ラ フ 巨 大 地 震 へ の 備 え や 、 少 子 高 齢 化 や グ ロ ー バ ル 化 へ の 対 応 、 記 紀 編 さ ん 1 3 0 0 年 の 節 目 や 東 京 オ リ ン ピ ッ ク ・ パ ラ リ ン ピ ッ ク 、 本 県 で の 2 巡 目 の 国 民 体 育 大 会 及 び 全 国 障 害者スポーツ大会に向けた取組なども求められています。
ま た 、 国 に お い て は 、 社 会 情 勢 な ど の 変 化 を 踏 ま え 、 第 2 期 教 育 振 興 基 本 計 画 が 平 成 2 5 年 に 策 定 さ れ、県においても、宮崎県総合計画「未来みやざき創造プラン」の改定を行いました。
これらのことを踏まえ、平成27年9月に「第二次宮崎県教育振興基本計画」を改定しました。
2 計画の性格
○ 教 育 基 本 法 第 1 7 条 第 2 項 に 基 づ く 「 地 方 公 共 団 体 が 策 定 す る 教 育 の 振 興 の た め の 施 策 に 関 す る 基 本的な計画」
○ 宮崎県総合計画の部門別計画
3 計画の期間
平成23年度から平成32年度までの10年間
(改定後の計画の適用期間は、平成27年度から平成32年度までの6年間)
4 計画の概要 (1) 目指す県民像
※網掛けや下線部は、改定により内容を充実した箇所
(2) 本県が総合的・計画的に取り組む施策の体系 施策の目標Ⅰ 県民総ぐるみによる教育の推進
施策1 学校・家庭・地域や企業・市民団体等が (1)教育に関する県民意識の醸成 一体となって取り組む教育の推進 (2)県民の教育活動への参画の充実
施策2 家庭や地域の教育力の向上 (1)家庭の教育力向上に向けた取組の充実 地域の教育力向上に向けた取組の充実 (2)
施策3 開かれた学校づくりの推進 (1)地域住民との連携・協働の推進 学校運営の工夫・改善
(2)
施策の目標Ⅱ 社会を生き抜く基盤を育む教育の推進
施策 1 就 学前教 育の充 実 (1)遊び や生 活を通 した教 育・保 育の 内容の 充実の ための 支援 (2)教員 ・保 育士等 の資質 及び専 門性 の向上
(3)保護 者及 び地域 の子育 ての支 援体 制の充 実 施策 2 確 かな学 力を育 む教 育の推 進 (1)児童 生徒 の学力 の把握
(2)児童 生徒 の学力 向上 (3)教員 の指 導力向 上 施策 3 豊 かな心 を育む 教育 の推進 (1)道徳 教育 の充実
(2)体験 活動 の充実 (3)文化 ・芸 術活動 の充実
(4)いじ め・ 不登校 ・高等 学校等 中途 退学の 防止 施策 4 健 やかな 体を育 む教 育の推 進 (1)体力 向上 に向け た取組 の推進
(2)食育 の推 進 (3)健康 教育 の推進
施策 5 生 きる力 を育む 読書 活動の 推進 (1)読書 の機 会及び 多様な 図書に 触れ る機会 の拡充 (2)先進 的な 取組の 紹介等
施 策 6 特別 な 支 援 が 必要 な 子 ど も に 対応 した (1)乳幼児期から学校卒業後までの一貫した相談・支援体制の確立 教 育の 推進 (2)地域における教育・支援システムの充実と教員の指導力の向上
(3)特別 支援 学校の 専門性 の一層 の強 化 施策7 人権が尊重される社会を目指す教育の推進 (1)幼児 児童 生徒の 人権感 覚の育 成
(2)教職 員の 人権感 覚の高 揚と指 導力 の向上 (3)地域 と連 携した 人権尊 重の精 神の 醸成 施 策 8 幼 保 ・ 小 ・ 中 ・ 高 等 学 校 の 一 貫 性 の あ (1)幼保 小連 携の推 進
る 教育 や大学 等と連 携した 教育 の推進 (2)小中 連携 ・小中 一貫教 育の充 実 (3)中高 連携 の推進
(4)高大 連携 の推進
施策の目標Ⅲ 宮崎や日本、世界の将来を担う人財を育む教育の推進
施策1 ふるさと宮崎に学び、誇りや愛着を育む (1)学校 にお ける「 ふるさ と学習 」の 充実 教 育の 推進 (2)地域 にお ける「 ふるさ とに学 ぶ活 動」の 充実
施 策 2 地 域 課 題 解 決 に 参 画 す る 意 識 や 態 度 を (1)地域 活動 等への 子ども たちの 積極 的参画 の推進
育 む教 育の推 進 (2)集団 の一 員とし ての自 覚や自 主的 ・実践 的な態 度を育 てる 教 育活動 の充実
施策 3 キ ャリア 教育・ 職業 教育の 推進 (1)小中 高一 貫した キャリ ア教育 の推 進
(2)「高 等教 育コン ソーシ アム宮 崎」 等を活 用した 長期イ ンタ ー ンシッ プ等の 推進
(3)地域 産業 界等と の連携 による キャ リア教 育の推 進 (4)明日 の産 業を担 う人材 の育成
施策 4 グ ローバ ルな視 野を 持ち、宮崎や 日本、 (1)グロ ーバ ル化に 対応し た教育 の推 進 世 界で 活躍す る人財 を育む 教育 の推進 (2)学校 にお ける教 育の情 報化の 推進
(3)科学 技術 教育の 推進 (4)環境 教育 の推進 施策の目標Ⅳ 魅力ある教育を支える体制や環境の整備・充実
施策 1 教 職員の 資質向 上 (1)優れ た人 材の確 保
(2)専門 性や 社会性 向上の ための 取組 の充実 (3)学校 の組 織力向 上のた めの取 組の 充実 (4)能力 を発 揮でき る環境 の整備 ・充 実
施 策 2 公 立 学 校 に お け る 安 全 ・ 安 心 の 確 保 と (1)学校 安全 体制の 整備
防 災教 育等の 推進 (2)安全 ・安 心な学 校施設 の整備 (3)実践 的な 防災教 育等の 推進 施策 3 公 立学校 の教育 環境 の整備 ・充実 (1)県立 学校 の整備 ・充実
(2)児童 生徒 にきめ 細かな 指導が でき る教育 環境の 整備 (3)へき 地・ 小規模 校の振 興
(4)修学 支援 の充実
施策 4 私 立学校 の振興 (1)私立 学校 の教育 の振興 等に対 する 支援 (2)保護 者負 担の軽 減に対 する支 援 (3)教職 員の 資質向 上等に 対する 支援 (4)私立 専修 学校の 教育の 充実に 対す る支援 施策 5 高 等教育 環境の 充実 (1)魅力 ある 高等教 育の推 進
(2)高等 教育 機関の 地域社 会への 貢献 施策の目標Ⅴ 生涯を通じて学び、文化・スポーツに親しむ社会づくりの推進 施策 1 生 涯学習 の振興 (1)生涯 学習 推進体 制の整 備
(2)社会 教育 の充実
施策 2 文 化の振 興 (1)県民 が文 化に親 しむ機 会の充 実 (2)県民 の文 化活動 を支え る環境 の整 備 (3)文化 財の 保護・ 継承と 活用
(4)特色 ある 文化資 源の活 用
施策 3 ス ポーツ の振興 (1)学校 と地 域にお ける子 どもの スポ ーツ機 会の充 実 (2)県民 総参 加型の スポー ツの推 進
(3)全国 や世 界で活 躍でき る選手 の育 成と強 化 (4)障が い者 スポー ツの推 進
(5)高齢 者ス ポーツ の推進
(3)成果目標
施策の主な取組である次代を担う子どもたちの育成や、県民の生涯を通じた学びの推進、本県が抱え る 課 題 へ の 対 応 の 視 点 か ら 、 県 民 す べ て が 共 有 で き る 具 体 的 な 成 果 目 標 ( 達 成 さ れ る 姿 ) を 設 定 し 、 県民一丸となった計画の推進を図ります。
1 あいさつができる子ども 日本一
2 思いやりの心を持っている子ども 日本一
3 将来の夢や目標を持って職業や生き方を考えている子ども 日本一 4 ふるさとや社会に貢献したいと考えている子ども 日本一
5 世界の出来事について関心を持っている子ども 日本一 6 子どもの学力 全国上位
7 子どもの体力・運動能力 全国上位
8 生涯を通じて、自らを高めている県民 日本一 9 国民体育大会総合成績 30位以内
平成30年度
県教育委員会の新規・改善事業
施策の目標Ⅰ
県民総ぐるみによる教育の推進
頁
7
みやざき地域学校パートナーシップ推進事業・・・・・・・・・・・・・・・
8
みやざき心のバリアフリー推進事業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
施策の目標Ⅱ
社会を生き抜く基盤を育む教育の推進
9
子どもの学びを支える学力向上推進事業・・・・・・・・・・・・・・・・・
10
英語教育改革に対応できる指導者育成事業・・・・・・・・・・・・・・・・
11
みやざきの子どもを守るネットトラブル対策事業・・・・・・・・・・・・・
12
宮崎の豊かな未来(あした)をつくる芸術教育総合支援事業・・・・・・・・
13
「支援をつなぐ」特別支援教育エリアサポート事業・・・・・・・・・・・・
8
みやざき心のバリアフリー推進事業(再掲
)
・・・・・・・・・・・・・・・
14
高等学校における「通級による指導」体制構築事業・・・・・・・・・・・・
15
かけがえのない「いのち」を大切にする教育推進事業・・・・・・・・・・・
施策の目標Ⅲ
宮崎や日本、世界の将来を担う人財を育む教育の推進
16
宮 崎の教 育グロ ーバル 化推進 事業・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・・・・・ ・・
17
○
県立高校と県内企業のネットワーク強化事業・・・・・・・・・・・・・・・
7
みやざ き地域 学校パ ートナ ーシッ プ推進 事業( 再掲
)
・・・ ・・・ ・・・ ・・
18
神楽のユネスコ無形文化遺産!県民応援事業・・・・・・・・・・・・・・
施策の目標Ⅴ
生涯を通じて学び、文化・スポーツに親しむ社会づくりの推進
19
「 本で世 代をつ なぐ」 読書活 動推進 事業・ ・・・ ・・・ ・・・・・・・ ・・
7
みやざき地域学校パートナーシップ推進事業(再掲
)
・・・・・・・・・・
20
みやざきの次代を担う少年競技力育成事業・・・・・・・・・・・・・・・
21
国体選手強化事業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
22
スポーツで人が輝く元気な宮崎に!スポーツ習慣化促進事業・・・・・・・
23
国体選手サポート強化事業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
24
ひなた文化資源発信事業(文化財で輝くふるさとづくり
)
・・・・・・・・・
18
神楽のユネスコ無形文化遺産!県民応援事業(再掲
)
・・・・・・・・・・・
25
世界遺産を目指して!みやざきの古墳魅力向上事業・・・・・・・・・・・
26
博物館がやってくる!文化財活用推進事業・・・・・・・・・・・・・・・
◎
平成30年度予算編成の柱
柱1:
「
子どもたちの能力・才能を伸ばすための展開」
柱2:
「
自分や他のいのちを大切にする子どもの育成」
柱3:
「
文化・スポーツの更なる推進」
課(室)名:生涯学習課
○
改みやざき地域学校パートナーシップ推進事業
1
事業の目的・背景
地域社会や家庭における教育力低下に対応するため、地域と学校がパートナーとして
連携・協働し、次世代を担う子どもたちの成長を支える活動を推進する体制整備やそれ
らの取組を担う人材育成さらに普及啓発を一体的に行うことで、県民一人ひとりが教育
の当事者としての意識で取り組む県民総ぐるみによる教育の推進を図る。
2
事業の概要
47,802千円
(1)
予
算
額
み
や
ざ
き
人
財
づ
く
り
基
金
24,357千円
(2)
財
源
国
庫
支
出
金
23,445千円
平成30年度から平成32年度まで
(3)
事業期間
(4)
事業内容
①
地域と学校の連携・協働に係る体制整備
概ね中学校区単位を基本とした地域学校協働チームの設置を支援し、学習支援や
放課後・土曜日等の活動支援、地域活動等への参画など地域の実情に応じた地域学
校協働活動を推進
②
地域と学校の連携・協働活動推進のための人材育成
ア
地域と学校をつなぐ人材の育成
・地域学校協働活動推進員研修会の実施
・地域コーディネーター等資質向上研修会の実施
イ
多様な地域住民、団体等との連携・協働
・多様な地域住民、社会教育関係団体等との連携・協働を図る実践研究交流会の
開催
・企業や市民団体等との連携・協働を図るアシスト企業連絡会の開催
③
県内全域への普及啓発
ア
地域住民等への普及啓発として地域学校協働活動県民フォーラムの開催
イ
学校関係者への普及啓発として県民総ぐるみ教育推進研修会の実施
3
事業効果
(1)
地域住民や企業等と学校が連携・協働した教育活動の体制を整備・充実することに
より、各学校における「社会に開かれた教育課程」の実現につながるとともに、教員
の意識の向上や地域の教育力向上、ひいては地域の活性化につながる。
課(室)名:特別支援教育課
○
改みやざき心のバリアフリー推進事業
1
事業の目的・背景
障がいのある児童生徒等と障がいのない児童生徒等が一緒に文化・芸術・スポーツ活
動を通じた交流及び共同学習を実施し、その取組を広く紹介することなどにより障がい
への理解(心のバリアフリー)の推進を図る。
2
事業の概要
5,220千円
(1)
予
算
額
国庫支出金
4,454千円
(2)
財
源
一
般
財
源
766千円
平成30年度から平成32年度まで
(3)
事業期間
(4)
事業内容
①
交流及び共同学習
ア
障がいのあるアスリートや芸術家等との交流
イ
障がい者スポーツや文化・芸術活動の体験
②
理解啓発活動
ア
交流及び共同学習の取組を紹介
イ
心のバリアフリー・フォーラムの開催
③
「心のバリアフリー」活動
生徒会活動や部活動等を通じた、高校生が主体となる「心のバリアフリー」活動
の実施
3
事業効果
(1)
文化・芸術・スポーツを通じた交流及び共同学習の実施等を通して、個性や多様性
を尊重する共生社会を目指した人づくりを推進することができる。
(2)
オリンピック・パラリンピック東京大会、本県国民文化祭・全国障害者芸術・文化
祭、国民体育大会・全国障害者スポーツ大会等の開催を控えた県民の共生社会の形成
課(室)名:義務教育課
○
改子どもの学びを支える学力向上推進事業
1
事業の目的・背景
県と市町村が一体となって学力向上の更なる推進や学力に係る確実な実態把握と分析
を行うとともに、新学習指導要領の全面実施(小学校H32・中学校H33)に向けた
円滑な取組ができる支援・指導体制の整備を図る。
2
事業の概要
13,070千円
(1)
予
算
額
全額特定財源(みやざき人財づくり基金)
(2)
財
源
平成30年度から平成32年度まで
(3)
事業期間
(4)
事業内容
①
実態把握と分析・活用に向けたプロジェクト
ア
学力定着の状況や推移を把握するための県独自の学力調査の実施
イ
学力分析及び教科指導力強化を目的とした指導主事及び教諭等によるチームの
編成
ウ
各校の研究主任を対象に組織的な学力向上の充実を目指した研修会の実施
②
学校支援の充実に向けたプロジェクト
ア
県 ・ 市 町 村教 育 員 会、 校 長 代表 等 を 委員 と す る「 県 ・ 市 町 村 連 絡 協 議 会 」 と
県及び市町村の指導主事等で編成した「実務者会議」の設置
イ
市町村が授業改善を目的に支援を要請した学校及び学力に課題のある学校に対
し、定期的な支援訪問の実施
③
授業改善に向けたプロジェクト
ア
大学等と連携を図り、本県の課題である活用する力の育成に対する検討や新学
習指導要領の全面実施に向けた検討等を行うチームの設置
イ
活用する力の育成を目的とした小学4年・5年の学級担任、中学校の国語・数
学・理科の教科担任を対象とする授業づくり研修会の実施
ウ
教諭等を対象とした学習指導要領改訂のポイント等について周知する説明会の
実施
3
事業効果
(1)
本県独自の学力調査を実施し、児童生徒の学力実態の把握や分析、さらには具体的
な改善策を検討するチームを編成することで学力向上を図ることができる。
(2)
県と市町村が連携して課題を抱える学校への支援等を強化することで、教員の指導
力と児童生徒の学力が高まり、学校の実態に応じた取組の充実を図ることができる。
(3)
大学及び関係団体等と連携を図り、具体的な活用する力の育成への対策や新学習指
課(室)名:義務教育課
○
改英語教育改革に対応できる指導者育成事業
1
事業の目的・背景
平成32年度から始まる小学校中学年の外国語活動、小学校高学年における外国語教
育の教科化及び大学入試共通テストの評価の新たな方針に対応するため、教員の資質向
上や小中高の学校連携を重視し、英語の専門性を高め、自信を持って授業改善に取り組
む指導者を育成する。
2
事業の概要
2,855千円
(1)
予
算
額
国
庫
支
出
金
1,532千円
(2)
財
源
みやざき人財づくり基金
1,323千円
平成30年度から平成32年度まで
(3)
事業期間
(4)
事業内容
①
中央研修派遣及び伝達講習の実施
英語教育推進リーダーとなる教員を文部科学省主催の中央研修に派遣し、派遣さ
れた教員が講習を実施
②
外国語教育に関わる教員の英検等の資格取得支援
③
外国語教育推進協議会の開催
外国語教育推進校に指定された小学校8校で行う指導法等の研究について、他校
に教育課程や授業についてのモデルを示すための協議等を実施
④
小学校教員に対する外国語教育セミナーの実施
県内3ブロックで中学年、高学年の担任を対象に計6日間のセミナーを実施
⑤
小学校英語枠採用教員等の資質向上研修の実施
宮崎大学と連携した計4日間の研修を実施
⑥
生徒の発信能力育成のための中高授業研究の実施
県内3ブロックで中・高等学校合同による大学入試共通テスト(仮称)を意識し
た授業内容の改善をテーマとする意見交換を計3日間実施
3
事業効果
(1)
小学校外国語教育に関して、外国語教育推進校による先行的な研究の推進や、研修
等を計画的に行い指導方法等の普及を図ることで、外国語教育の教科化等への円滑な
移行が期待できる。
課(室)名:人権同和教育課
○
改みやざきの子どもを守るネットトラブル対策事業
1
事業の目的・背景
学校だけでは対応しきれないコンピュータや携帯電話、スマートフォンなどによるネ
ット上の諸問題に対して、外部専門家の活用を図りながら未然防止、早期発見・早期対
応の対策を講じ、問題解決と情報モラルの向上を図る。
2
事業の概要
1,583千円
(1)
予
算
額
全額一般財源
(2)
財
源
平成30年度から平成32年度まで
(3)
事業期間
(4)
事業内容
①
ネットパトロールの実施
掲示板やブログ、SNSにおける学校や児童生徒に対する悪意ある書き込み等の
調査及び関係各学校へ情報提供
②
ITアドバイザーの配置・派遣
各学校への情報モラル教育の指導・助言やネットリテラシー向上について専門的
な情報提供、県立学校等で開催する情報モラル教育研修会への講師派遣
③
ネットトラブル対応に係るホームページの改修
ア
情報モラルやネットリテラシー向上に関する情報を掲載したホームページ改修
イ
ホームページ内の「目安箱」によるインターネット上のトラブルやいじめ等に
関する相談対応
④
啓発用リーフレットの作成・配付
ネットパトロールや相談等から見える課題や県内全児童生徒対象のアンケート結
果をまとめた啓発用リーフレットの作成及び県内公立学校及び市町村教育委員会へ
の配付
3
事業効果
(1)
「目安箱」への情報提供やITアドバイザーによる専門的な指導・助言、ネットパ
トロールの実施により、インターネット上の問題の未然防止、早期発見・早期対応に
繋げることが期待される。
(2)
ネットトラブルに関する情報を集約したホームページを作成することで、児童生徒
や保護者に対するインターネット利用に関する啓発と各学校における情報モラルやネ
課(室)名:高校教育課
○
改宮崎の豊かな未来をつくる芸術教育総合支援事業
あ し た
1
事業の目的・背景
本県の子どもたちが郷土宮崎の豊かな芸術文化資源を「知る
」
「育む
」
「つなげる」こ
とができるよう、指導者の実技力向上を図り、事業実践法を研究・開発するなど、芸術
文化教育の総合的な支援を行う。
2
事業の概要
2,122千円
(1)
予
算
額
全額一般財源
(2)
財
源
平成30年度から平成32年度まで
(3)
事業期間
(4)
事業内容
①
宮崎県伝統文化教材を活用した授業実践法の研究・開発
ア
芸術科(音楽・美術・書道)教員による本県の民謡、神楽、本県ゆかりの画家の作
品等を授業で活用できる教材の開発や郷土の歌人が詠んだ歌の活用等の研究
イ
開発した教材を活用した深い学びにつながる授業実践法の研究・開発
②
みやざきの文化力向上講習会
我が国トップレベルの専門家を講師とした講習会・研修会の開催
・書写指導実技研修会(小学校)
・伝統芸能実技研修会(中学校)
・高校芸術科教員の技能や授業力向上をめざす実技講習会
③
県高等学校文化連盟活動の充実
本県で開催される国民文化祭、全国障害者芸術・文化祭や市街地活性化イベント
など、高校生の参加に係る連絡調整を図るための県高等学校文化連盟活動の充実
・芸術文化振興教員(高文連事務局教諭)の後補充非常勤講師の配置
3
事業効果
(1)
児童・生徒の芸術を愛する心を育て、豊かな情操を養うとともに、国際社会を生き
抜き、豊かな人生を送るための多様なコミュニケーション能力を育むことができる。
(2)
学校の小規模化により、懸念される学校個々の文化力の停滞を県内芸術科教員の指
導力の向上と組織的支援体制の確立により払拭し、芸術文化による魅力ある学校づく
りが展開され、地域の魅力づくりへとつなげることができる。
(3)
県内で行われる様々な文化イベントに若い世代が積極的に関わることができる体制
が構築され、恒久的な芸術文化資源の磨き上げと愛する郷土の文化を全世界に発信す
室名:特別支援教育課
○
改「支援をつなぐ」特別支援教育エリアサポート事業
1
事業の目的・背景
発達障がいを含むすべての障がいのある子どもの多様な学びに対応するため、県内の
どの地域においても、特性に応じた質の高い指導・支援を一貫して受けられるように、
本県が独自に構築した体制のもと、学校全体が組織として課題解決に取り組むことによ
り、この支援体制が地域に根ざした教育資源として定着することを目指す。
2
事業の概要
4,064千円
(1)
予
算
額
国庫支出金
2,526千円
(2)
財
源
一
般
財
源
1,538千円
平成30年度から平成32年度まで
(3)
事業期間
(4)
事業内容
①
エリアサポート体制の推進
ア
エリアサポート推進協議会によるエリアサポート推進計画の協議・作成
イ
幼・保、小・中・高等学校及び特別支援学校による校種間連携協議会の開催
②
校内支援体制の構築
ア
エリア拠点校の指定、エリアコーディネーターの加配及び通級拠点校の指定
イ
専門性の高い教員による巡回支援の明確化
ウ
専門性向上を目指した研修(エリア研修)の充実
エ
合理的配慮の提供及び個別の教育支援計画の作成・活用
オ
困難事例への対応強化
③
エリアサポート推進を担う人材の育成
ア
上級特別支援教育コーディネーター養成研修の実施
イ
通級指導担当者サポート巡回支援
④
学校経営構築
ア
学校経営構築研究開発協議会の開催
イ
特別支援教育の視点に立った校内支援体制スーパーバイザーの配置
ウ
指定校での研究及びモデルの波及
エ
管理職研修の実施
3
事業効果
(1)
エリアサポート推進協議会やエリア校種間連携会議等の開催をはじめ、エリア内の
関係機関の連携を深めることによって、地域のニーズに応じた柔軟な支援体制の構築
が推進できる。
課(室)名:特別支援教育課
○
新高等学校における「通級による指導」体制構築事業
1
事業の目的・背景
高等学校に在籍する障がいのある生徒への教育的ニーズに応じた適切な指導及び必要
な支援を充実するため、拠点となる高等学校における「通級による指導」体制の構築を
図る。
2
事業の概要
3,016千円
(1)
予
算
額
全額国庫支出金
(2)
財
源
平成30年度から平成32年度まで
(3)
事業期間
(4)
事業内容
①
「通級による指導」を生かす校内体制の構築
学校・学科・学級全体の生徒を対象とする指導から個々の特性や教育的ニーズに
応じた指導へつなぐ、階層的で連続的な指導を可能とする校内体制の構築
ア
校内体制の構築のための研修会の開催
外部講師を招いた研修会を実施
イ
外部専門家等の活用
基礎的環境整備及び合理的配慮の提供に係る助言等
②
「通級による指導」の導入に関する研究
ア
指導者研究協議会の開催
「通級による指導」の導入に向けた各学校の研究に関する情報交換や課題解決
に向けた研究協議会の開催
イ
担当者の指導力向上研修
専門研修会への参加や先進事例視察の実施等
ウ
特別支援学校との連携強化
自立活動の指導内容や指導計画の作成等に関する特別支援学校との連携
③
啓発に関する取組
ア
通級担当者会の開催
拠点となる高
等
学
校
の
担
当
者が中学校等の通級担当者を対象とした研修会を実施
イ
管理職等研修会の開催
高等学校の管理職等を対象とした研修会を実施
ウ
「通級による指導の手引」の作成
高等学校における通級による指導の導入及び運営のための手引を作成
3
事業効果
(1)
担当教員の指導力の向上を図りながら、生徒の多様な学びに対応した校内体制の構
築を図ることができる。
課(室)名:人権同和教育課
○
新かけがえのない「いのち」を大切にする教育推進事業
1
事業の目的・背景
児童生徒がいじめやその他様々な悩みから「孤立・孤独」を感じ、自ら命を絶つ痛ま
しい状況がある。そこで、これまで各学校や関係機関が行ってきた「いのち」を大切に
する教育について、相互の連携を更に深め、活動の広がりがある取組として全県的に展
開し、自分や他者のかけがえのない「いのち」を大切にする子どもの育成を図る。
2
事業の概要
2,250千円
(1)
予
算
額
みやざき人財づくり基金
2,139千円
(2)
財
源
国
庫
支
出
金
111千円
平成30年度から平成32年度まで
(3)
事業期間
(4)
事業内容
①
「いのち」を大切にする学び
〔自他ともに尊重し合うための啓発〕
ア
「いのち」を大切にする教育の展開事例を紹介
イ
「いのち」をテーマとした研修会や講演会等の実施
ウ
県教育委員会各課室等で行う「いのち」の教育についての情報発信
等
②
「いのち」を大切にする行動
〔子どものコミュニケーション能力育成及び指導者の養成〕
ア
ピア・サポート推進校の指定
イ
人権教育に係る指導者の養成
等
③
「いのち」を大切にする相談
〔様々な機関の取組が一体となった相談体制の充実(ワンストップ相談
)
〕
ア
子どもの電話相談体制の強化
イ
法務局やNPO等の多様な組織との連携と学校への情報提供
等
3
事業効果
(1)
子どもたちの「かけがえのない『いのち』が大切である
」
「かけがえのない『あな
た』が大切である」という意識が高まり、自他の生命や人権を尊重し合う態度の育成
が図られる。
(2)
「いのち」に関わる教育実践等の取組を総合的に情報発信することで
、
「いのち」
を大切にする教育の更なる推進が図られ、各学校における取組の充実が期待できる。
(3)
コミュニケーション能力育成を中心としたピア・サポート活動に取り組むことで、
子どもたちの人権感覚が向上し
、
「いじめ」や「不登校」等の防止に役立つ。
(4)
子どもからのSOSをしっかりと受け止め、適切につなぐ相談体制の整備を図るこ
課(室)名:高校教育課
○
改宮崎の教育グローバル化推進事業
1
事業の目的・背景
急速な社会のグローバル化や競争の激化に対応しながら、本県の課題を解決し、希望と活力
ある未来づくりを目指すグローカル人材
を育成するために、生徒 や学 校の グロ ーバ ル 意識
*を高めたり、生徒が県内外で「世界」に触れる機会を作るなど、本県教育のグローバル
化を推進する。
*グローカル人材とは、国際社会で通用する能力やグローバルな視点、経験をもって地域社会(ローカル)の発展等に
貢献する人材をいう。