平成20年度
行 政 評 価 結 果 報 告 書
平成21年2月18日
いわき市行政経営市民会議
目 次
1 評価対象事業について ……… P1
2 評価の基準等について ……… P1
3 評価結果 ……… P2 別紙1 評価の基準 ……… P8
(参考資料)
○ いわき市行政経営市民会議名簿 ……… P10
○ いわき市行政経営市民会議設置要綱 ……… P11
1 評価対象事業について
いわき市行政経営市民会議設置要綱第 2 条第 5 項の規定に基づき、市民会 議における評価対象事業については、次の選定基準により 6 事業を評価する こととし、12月25日(木)及び1月30日(金)に協議検討を行った。
【選定基準】
⑴ 市が評価を行った251事業のうち、規模の観点から「拡大」又は「縮小」 と評価した事業、及び手法の観点から「見直し」又は「統合」と評価した 事業
(昨年度、市行政評価市民委員会において評価を実施した事業は除く)
⑵ 市民生活に関連の深い事業
【評価対象事業】
① 不法投棄監視等特別対策事業
② 着地型観光推進事業(いわき観光共同キャンペーン事業負担金)
③ いわきまるごとプロモーション事業
④ 放課後子ども教室推進事業
⑤ 女性医師等就業支援事業
⑥ 地域医療確保推進事業
2 評価の基準等について
事業の内容等について、必要性、効率性、有効性、貢献度の 4 つの視点か ら、事業担当部が内部評価を実施する際に作成した調書等に基づき、事業規 模の観点(「拡大」、「継続」、「縮小」、「終了」の4区分)と事業手法の観点(「現 行」、「見直し」、「統合」の3区分)から、評価した。
なお、評価の区分を判断した具体的な基準は、別紙1「評価の基準」のとお りである。
3 評価結果
事業名 不法投棄監視等特別対策事業
所管 部課
生活環境部 廃棄物対策課
事業概要
産業廃棄物適正処理監視指導員の導入や監視カメラの設置、 各種講演会の開催による啓発などを実施し、不法投棄防止対策 のより一層の強化を図る。
H20年度 活動内容
○不法投棄防止監視カメラの設置
○産業廃棄物適正処理監視指導員による監視活動
○優良事業者等の啓発・支援
○不法投棄防止の啓発活動
○不法投棄防止の地域活動への支援 内部評価
結果
規模の観点
継続
手法の観点
見直し 市民会議
評価結果
継続 見直し
評価内容
従来の対策について、官民一体の手法などを取り入れた改善 を検討し、より一層の効果を上げるよう各事業を強化する必要 がある。
附帯意見
○教育の場面から不法投棄防止の啓発を行う必要がある。
○罰則の強化や全市民が協力して官民一体で監視するような取 り組みを検討する必要がある。
○例えば、アナログ放送の終了に伴うテレビの不法投棄の可能 性(テレビの廃棄にはリサイクル料金がかかるため)など、 予見できることに対しての対応策を検討する必要がある。
事業名
着地型観光推進事業
(いわき観光共同キャンペーン事業負担金)
所管 部課
商工観光部 観光物産課
事業概要
観光資源、事業の一体的推進による集客力強化を図り、行政・ 観光関係団体・民間事業者・地域づくり団体が一体となった「観 光共同キャンペーン」の実施など、“オールいわき”による観 光振興施策に取り組む。
H20年度 活動内容
○着地型体験観光メニューの整備
(いわきフラオンパクの開催、地域連携事業など)
○人材育成
・「観光コンシェルジェ」の育成
(いわき市観光テキストの作成、講演会の実施) 内部評価
結果
規模の観点
拡大
手法の観点
見直し 市民会議
評価結果
拡大 見直し
評価内容
官民一体となった「観光共同キャンペーン事業」の実施体制 を活かしながら、観光共同キャンペーン事業及び「地域の宝・ 観光ネットワーク事業」を再構築し、事業規模を拡大して、新 たな事業展開を図る必要がある。
附帯意見
○いわきには多くの観光資源があるのだから、それらをどう生 かすのかが重要である。
○最大の集客対象地域である首都圏に向け、パソコンでの情報 発信などを効果的に行う必要がある。
事業名 いわきまるごとプロモーション事業
所管 部課
商工観光部 観光物産課
事業概要
観光交流人口の増大と物産振興を図るため、従来から行って いる事業に加え、協定締結を踏まえた港区との連携強化、広域 な市域に点在する観光地を結ぶ二次交通の整備・充実などの事 業を実施する。
H20年度 活動内容
○全国各地のイベント参加による観光情報発信と物産品の販路 拡大
○地場産品の育成を目的とした市内団体や業者への支援
○いわきフィルム・コミッション協議会活動への支援
○体験・交流型観光ツアーの実施(年12回程度) 内部評価
結果
規模の観点
継続
手法の観点
見直し 市民会議
評価結果
継続 見直し
評価内容
より一層の観光交流人口増大に向けて、引き続き産品の育成 や集客力のあるイベントへの参加、映像を通じた情報発信を行 うとともに、体験・交流型観光ツアーを見直し、「協定」を踏 まえた港区との関係強化、二次交通の整備・充実に努める必要 がある。
附帯意見
○県外への情報発信の際には、明確にいわきとわかるように、 いわきらしさを打ち出す必要がある。
○市民に対してもタイムリーな情報を発信するツールを検討す る必要がある
○市外の専門家などの意見を取り入れるなど、産学官地が一体 化し、情報を発信していく必要がある。
事業名 放課後子ども教室推進事業
所管 部課
教育委員会 学校教育課
事業概要
放課後等に小学校の余裕教室等を活用し、地域の様々な方々 に参画を得て、子どもたちと共にスポーツや文化活動などの 様々な体験活動、地域住民との交流活動や学習活動等の取り組 みを推進する。
H20年度 活動内容
○勉強やスポーツ・文化活動、地域住民との交流活動の実施
・実施箇所:御厩小、錦東小
・実施回数:年間約60回 内部評価
結果
規模の観点
拡大
手法の観点
現行 市民会議
評価結果
拡大 見直し
評価内容
放課後子どもプランに基づき、総合的な放課後対策を推進す るため、実施箇所を拡大する必要がある。また、「放課後子ど も教室」と「放課後児童クラブ」の一体的な運用に向けた見直 しを行っていく必要がある。
附帯意見
○「放課後子ども教室」の実施にあたっては、地域の実情やニ ーズを十分に踏まえる必要がある。
○「放課後子ども教室」がない学校に通っている近隣の子ども なども、利用対象に加えるよう検討する必要がある。
○保護者に対し、「放課後子ども教室」と類似事業である「放課 後児童クラブ」との違いについて、わかりやすく説明する必 要がある。
○今以上に家庭でのしつけがなされるよう、家庭の教育力の向
事業名 女性医師等就業支援事業
所管 部課
保健福祉部 地域医療対策室
事業概要
子育てのために医療現場を離れている女性医師などが就業し やすい環境の整備を促すため、医療機関内に設置されている保 育所が休日や夜間等の時間外に保育を行う場合、その人件費の 一部を助成する。
H20年度 活動内容
○医療機関内保育所運営費(人件費相当額)の一部を助成
・1法人当たり年間1,000千円を限度 内部評価
結果
規模の観点
拡大
手法の観点
現行 市民会議
評価結果
拡大 見直し
評価内容
子育て中の女性医師をはじめとする医療スタッフの労働環境 の充実に資するため、医療機関内保育所の保育時間の延長や事 業該当保育所の充実を図る必要がある。また、現場を離れてい る医師などのニーズに応じて、内容の見直しを行う必要がある。
附帯意見
○職場復帰の支援だけでなく、結婚や出産による離職の防止策 を検討する必要がある。
○対象となる医師の人数や年齢構成などの実態を把握し、その ニーズに応じて見直しを行っていく必要がある。
○この事業を行うことにより、どの程度働きやすい環境が整備 されたのか、検証する必要がある。
事業名 地域医療確保推進事業
所管 部課
保健福祉部 地域医療対策室
事業概要
大学への医師招聘活動や勤務医師就職ガイダンスの開催など により、市内の病院に勤務する医師を招聘し、市民が安心して 暮らせる地域医療体制の確保・充実を図る。
H20年度 活動内容
○ホスピタルガイドの作成
○大学医学部への医師招聘活動
○勤務医師就職ガイダンスの開催
・東京、北九州、いわき会場
・病院見学会
○いわきふるさと便の発送
○小児救急リーフレットの作成 内部評価
結果
規模の観点
継続
手法の観点
見直し 市民会議
評価結果
継続 見直し
評価内容
東北地区における医師招聘活動を強化し、本市の医療体制の 充実・強化を図る必要がある。また、ガイダンスの開催場所に ついては、今年度の実績等を踏まえ、事業効果を勘案した見直 しを行う必要がある。
附帯意見
○医師不足になっている要因について焦点を絞り、それを改善 するための施策を行っていく必要がある。
○医師の確保にあたっては、行政だけでは難しい面もあるため、 民間に任せられるものは任せることも必要である。
評価の基準
【規模】
区分 内 容
拡大
次年度、インプット(=資源の投入量)の規模を拡大すること。 事業の必要性、上位施策への貢献度がある場合において、成果指標 の推移から、今後、成果向上の余地があると見込まれ、かつ、事業を 取り巻く環境の変化及び今後の予測から、需要の著しい伸びが見込ま れると判断されるときに該当する。
継続
次年度、インプット(=資源の投入量)の規模を変えないこと。 事業の必要性、上位施策への貢献度がある場合において、成果指標 の推移から、今後、成果指標が安定し、成果向上の著しい伸びが見ら れず、また、事業を取り巻く環境の変化及び今後の予測から、需要の 伸びも見込まれないと判断されるときに該当する。
縮小
次年度、インプット(=資源の投入量)の規模を縮小すること。
事業の必要性、上位施策への貢献度がある場合において、成果指標 が下降しており、事業を取り巻く環境の変化及び今後の予測から、需 要の低下が見込まれると判断されるとき。
または、事業の必要性がある場合において、上位施策への貢献度が 低いと判断されるときに該当する。
終了
次年度、事業を終了すること。
事業の必要性がないと判断されるとき、あるいは、終期が到来し今 年度で事業を終了するときに該当する。
【手法】
区分 内 容
現行
次年度、現年度と比して手法が変化しないこと
現行の手法が、最も有効性及び効率性が高いと判断されるとき(現 行の手法以外に、有効性・効率性が向上する手法がないと判断される とき)に該当する。
見直し
次年度、手法自体の見直しを行なうこと。
事業手法の見直しにより、成果が向上すると見込まれる場合、また、 事業の効率化を図る手法があると判断されるときに該当する。
次年度、当該事業単独ではなく、他の類似事業と一緒の事業展開(統 合)を行なうこと。
別紙1
( 参 考 資 料 )
いわき明星大学 人文学部長・教授
茨木
いばらき
竹二
たけじ
委員長
東日本国際大学 経済情報学部長・教授
水田
みず た
健
けん
福島工業高等専門学校 一般教科・教授
笠井
かさ い
哲
あきら
公認会計士 前行財政改革市民委員会委員長
村田
むらた
裕之
ひろゆき
知識経験者 前行政評価市民委員会委員
小松
こ まつ
一
かず
行
ゆき
副委員長
いわき商工会議所 副会頭
里見
さと み
潤
じゅん
いわき地区商工会連絡協議会 会長
猪狩
いがり
正
せい
明
めい
連合福島いわき地区連合会 議長
阿部
あ べ
宏之
ひろゆき
いわき市農業協同組合 経営管理委員会会長
髙木
たかき
正
まさ
吉
よし
福島県漁業協同組合連合会 指導部・部長
中田
なか だ
研二
けんじ
いわき市森林組合 参事
松﨑
まつざき
正信
まさのぶ
社団法人いわき市医師会 副会長
松﨑
まつざき
博光
ひろみつ
いわき市PTA連絡協議会 会長
国府田
こ う だ
司
し
良
ろう
いわき市行政嘱託員(区長) 連絡協議会
会長
渡邊
わたなべ
俊克
としかつ
社団法人いわき青年会議所 専務理事
吉田
よし だ
憲
けん
一
いち
いわき地域環境科学会 会長
橋本
はしもと
孝一
こういち
特定非営利活動法人 いわきNPOセンター
理事
照井
てるい
義よし勝
かつ
いわき女性交流ネットワーク 代表
稲田
いなだ
雅子
まさこ
―
鈴木
すずき
幸男
ゆきお
いわき市行政経営市民会議名簿
職 名 等
産 業 団 体 関 係 者
市 民 団 体
・ 地 域 づ く り 団 体 関 係 者 等 学 識 経 験 者
備考
(順不同、敬称略) 氏 名
区 分
いわき市行政経営市民会議設置要綱
(設置)
第1条 本市を取り巻く行財政環境の変化に的確に対応し、広く市民の意見を反映しながら、総合計画、 行財政改革、行政評価を一体的に取り組むことにより、市民志向・成果志向の行政運営を目指すため、 いわき市行政経営市民会議(以下「市民会議」という。)を設置する。
(所掌事務)
第2条 市民会議の所掌事務は、次のとおりとする。
⑴ 新・いわき市総合計画基本構想の推進に関する事項
⑵ 新・いわき市総合計画基本計画の策定及び推進に関する事項
⑶ いわき市行財政改革大綱の策定及び推進に関する事項
⑷ いわき市行財政改革行動計画の策定及び推進に関する事項
⑸ 行政評価の実施に関する事項
⑹ その他、目的達成に必要な事項
(組織及び任期)
第3条 市民会議の委員は、20人以内で組織する。 2 委員は、次に掲げる者のうちから、市長が委嘱する。
⑴ 学識経験者
⑵ 産業界関係者
⑶ 市民団体・地域づくり団体等関係者
⑷ 公募委員
⑸ 前号に掲げる者のほか、市長が必要と認める者
3 委員の任期は、2年とし、補欠の委員の任期は、その前任者の残任期間とする。ただし、再任する ことを妨げない。
(委員長及び副委員長)
第4条 市民会議に委員長及び副委員長各1名を置き、委員の互選により定める。 2 委員長は、会務を総理し、委員会を代表する。
3 副委員長は、委員長を補佐し、委員長に事故あるとき又は委員長が欠けたときは、その職務を代理 する。
(会議)
第5条 市民会議の会議は、委員長が招集し、委員長が会議の議長となる。
2 委員長は、必要に応じ、関係者に対し、会議の出席を要請し、説明又は意見を求めることができる。
(庶務)
第6条 市民会議の庶務は、行政経営部行政経営課において処理する。
(補則)
第7条 この要綱に定めるもののほか、市民会議の運営に関し必要な事項は、別に定める。
附 則
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