14
(1)被害と復旧状況
①道路
・県道・市道(幹線)は、噴砂による交通障害が発生したが、2日
間で供用制限を解除された。
・車道の主な損傷は、土砂噴出が目立つ。
・歩道部は損傷した箇所が多く、損傷程度が大きいことが確認さ
れた。
・陥没は3月で3か所あったが、4~8月の5か月で119か所発
生した。
2.地震の被害と対応状況
出典:第2回液状化対策技術検討調査委員会(H23.9.12)資料
15
明海二丁 目 明海 一丁目
明海 四丁目
明 海三丁 目
明海 五丁目
明 海六 丁目
明 海七丁 目
日の 出八丁 目 日の 出七丁 目 日の 出五 丁目
日の出 六丁目 日 の出 三丁目
日の出 四丁 目 日の出 二丁目
日 の出一 丁目
高洲 九丁目 高洲 八丁目
高洲 七丁目 高洲 六丁目 高洲 五丁目
高 洲三丁 目 高洲二 丁目
高 洲一丁 目 当代 島三丁 目
猫実三 丁目
鉄鋼通 り一 丁目
鉄 鋼通り 二丁目
千鳥
高 洲四丁 目 弁天三 丁目
鉄 鋼通り 三丁 目 舞浜 三丁目
舞 浜
入 船四 丁目
美浜二 丁目
今 川三 丁目 今川 四丁目
弁天二 丁目 富 岡三丁 目 富岡 四丁目 東野二 丁目
東 野一 丁目
富 岡一丁 目
富岡二 丁目
美 浜一丁 目
入船六 丁目
入船 一丁目
入 船二丁 目 入船 三丁 目
今川 一丁目
今 川二丁目
舞浜二 丁目
東野 三丁 目
富士 見五 丁目 富士 見四丁 目
富士 見一丁 目
富士見 三丁 目
弁天四 丁目 弁 天一丁 目
入船五 丁目 美 浜五 丁目
美 浜三 丁目 海楽一 丁目 堀 江一 丁目
猫実 一丁 目 猫実 二丁目
北栄 三丁目
北栄 四丁目
海楽二 丁目
美浜 四丁目
富士 見二丁 目 堀江五 丁目
堀江 六丁目 堀 江二丁 目 堀 江三丁 目
猫 実四 丁目 猫実 五丁 目
堀 江四丁 目 北栄一 丁目 当代 島二丁 目
北 栄二丁 目
当 代島 一丁目
港 ンイラト
ーゾリ ーニズィデ
JR京葉線
JR京葉線
JR京葉線 営団 地下鉄 東西線
営団地下鉄東西線
営団地下鉄東西線
液状化及び下水道施設 破損エリア
応急危険度調査対象
特に建物被害の多い所 道路の被害大エリア 道路の被害中エリア 道路の被害小エリア
■道路の被害状況
出典:第1回液状化対策技術検討調査委員会
(H23.7.22)資料
・橋梁の損傷は軽微であり、橋梁本体への致命的な損傷はな
い。
・橋梁取合い部等は、液状化による沈下や流動化が、主な原因
と考えられる。
・道路の機能面での被害は橋台取合い部での段差および階段
基礎部の損傷であり、通行止めは3か所で発生した。
出典:第2回液状化対策技術検討調査委員会(H23.9.12)資料 16
②橋梁
は、通行止めによる供用制限を示す。
■橋梁の被害状況
17 出典:第2回液状化対策技術検討調査委員会(H23.9.12)資料
18
④上水道
・中町、新町を中心に607箇所で漏水が発生。
・中町、新町で最大33,000世帯が供用制限(3月16日) 。
・4月6日に供用制限が全域解除。
③下水道
・下水管周辺の土砂が液状化したことにより、管路、マンホー
ル、ます、取付管、宅内排水管・雨水管に被害が発生。
・下水道(汚水)の被害は中町・新町に集中し、新町のマンホー
ルの浮上被害は、歩道部に設置されたマンホールに集中し
ている。下水道(雨水)の被害は、中町に集中。
⑤ガス
・ガス管継手部の損傷箇所からの土砂流入により、供給支障
が発生し、8,631戸が供給停止。
・3月30日に供用制限が全域解除。
出典:第2回液状化対策技術検討調査委員会(H23.9.12)資料
19
■ライフライン復旧の推移
3.16 3.21
4.12
上水道の断水・減水区域 ガスの供給停止・支障区域 下水道使用制限区域
ガスと上水と下水 ガスと下水 上水と下水 ガスと上水
3.31
ガスは3/30、上水道は4/6、下水道は4/15にそれぞれ 応急復旧が完了した。
出典:第1回液状化対策技術検討調査委員会(H23.7.22)資料
20
⑥電気(電柱)
・液状化に伴う電柱の傾斜、沈下が発生した。
・電柱の被害は、戸建住宅が多く、電柱数の多い中町に被害
が集中した。
・地中ケーブル、マンホール、ハンドホールおよび地上機器の
被災は、中町・新町地域で発生した。
・地震当日の3月11日は、中町および新町地域において数十
分~数時間にわたり、停電が発生した。
・地震後も5月9日、7月19日に入船地区において、ケーブル
事故による停電が発生した。
出典:第2回液状化対策技術検討調査委員会(H23.9.12)資料
21
被害護岸
海岸保全施設としての被害状況
天端高 構造物の安定性
見明川
護岸の天端高はほとんど沈下していない。 本体が傾斜、損傷しており安定性 に問題がある。
境川
被災後の護岸の天端高が被災前より10~ 20cm程度低くなっている。
本体が傾斜、損傷しており安定性 に問題がある。
浦安海岸
(日の出1)
被災後の護岸の天端高が被災前より 70cm程度低くなっている。
本体の変位および地盤の変形が生 じており、安定性に問題がある。 浦安海岸
(日の出2)
水たたき、階段コンクリートが被災した程 度で、天端高はほとんど沈下していない。
護岸本体は特に被災していないた め安定している。
浦安海岸
(舞浜)
水たたき、階段コンクリートが被災した程 度で、天端高はほとんど沈下していない。
護岸本体は特に被災していないた め安定している。
浦安海岸
(高須)
被災後の擁壁の天端高が被災前より 10cm程度低くなっている。
本体が傾斜、損傷しており安定性 に問題がある。
⑦護岸施設
・液状化に伴って護岸本体が海側へ変位し、天端および背後
地の沈下、エプロンの損傷が生じている。(日の出)
・被災の程度は比較的軽微なものが多く、構造物の倒壊と
いった致命的な被災は見られなかった。
出典:第2回液状化対策技術検討調査委員会(H23.9.12)資料
22
⑧公園
・被災した公園は、首都高速湾岸線と京葉線付近より南東で
多く、中町地域、新町地域はことごとく被害があった。
・交通公園、中央公園、運動公園など施設利用者が特に多い
公園においても、地震による直接的な人的被害はなかった。
・軽微なものは噴砂、不同沈下が生じた程度であった。
・遊具施設は傾斜・沈下が生じた。
・震災直後の緊急点検の結果、公園8施設を全面あるいは一
部閉鎖とした(一時避難場所指定公園の使用禁止には至ら
なかった)。公園11施設を遊具の使用禁止とした。
・耐震性貯水槽は給水として利用できたが、高洲中央公園、
中央公園では浮き上がりの被害を受け、機能しなかった。
出典:第2回液状化対策技術検討調査委員会(H23.9.12)資料
23
■公園の被災状況
出典:第2回液状化対策技術検討調査委員会(H23.9.12)資料
⑨戸建住宅
護岸の被害が大きい箇所 戸建建物の応急判定結果
「B」集中地区
明 海 二 丁 目 明 海 一 丁 目
明 海 四丁 目
明海 三 丁 目
明 海 五 丁目
明海 六 丁 目
明 海 七丁 目
日 の 出 八 丁目 日 の出 七 丁 目 日 の 出五 丁 目
日 の 出 六丁 目 日 の 出三 丁 目
日 の 出四 丁 目 日 の出 二 丁 目
日の 出 一 丁 目
高 洲 九丁 目 高 洲 八丁 目
高 洲七 丁 目 高 洲 六 丁 目 高 洲 五 丁 目
高 洲 三丁 目 高 洲 二 丁 目
高洲 一 丁 目 当 代島 三 丁 目
猫 実 三丁 目
鉄 鋼通 り 一 丁 目
鉄 鋼 通 り 二丁 目
千 鳥
高洲 四 丁 目 弁天 三 丁 目
鉄 鋼通 り 三 丁 目 舞 浜 三 丁 目
舞 浜
入船 四 丁 目
美 浜 二丁 目
今川 三 丁 目 今 川 四 丁 目
弁 天 二 丁 目 富 岡 三丁 目 富 岡四 丁 目 東 野二 丁 目
東 野 一丁 目
富 岡 一丁 目
富 岡二 丁 目
美浜 一 丁 目 入 船 六丁 目
入 船 一丁 目
入 船 二 丁目 入 船 三 丁 目
今川 一 丁 目
今 川二 丁 目
舞 浜 二 丁 目
東野 三 丁 目
富 士見 五 丁 目 富 士 見 四丁 目
富士 見 一 丁 目
富 士 見三 丁 目
弁 天 四 丁 目 弁 天 一 丁 目
入 船 五 丁 目 美 浜 五丁 目
美 浜 三 丁 目 海 楽 一丁 目 堀江 一 丁 目
猫実 一 丁 目 猫 実 二丁 目
北 栄 三丁 目
北 栄 四丁 目
海楽 二 丁 目
美 浜四 丁 目
富 士 見 二 丁目 堀 江 五 丁目
堀 江 六 丁目 堀 江 二 丁目 堀 江 三丁 目
猫 実四 丁 目 猫 実 五 丁目
堀 江 四 丁目 北 栄 一丁 目 当 代 島 二丁 目
北 栄 二丁 目
当 代 島 一 丁目
港
1:2
被災地区の土地利用の状況
住工業共存 住商業共存商業業務専用 中高層住居専用
アーバンリゾート専用 沿道利用複合 低層住居専用
低層中高層共存 公共公益公園用地
工業流通専用
未利用地
1500 m
500 0 50 0 1000
出典:第1回液状化対策技術検討調査委員会(H23.7.22)資料 24
25
⑩集合住宅
出典:第2回液状化対策技術検討調査委員会(H23.9.12)資料
26
⑪公共公益施設
<公共施設の主要47施設>
・市役所や福祉センター、公民館、保育園などの主要な公共施
設47施設のうち、26施設で液状化による被害が見られた。
<小・中学校および幼稚園>
・液状化による被害が見られたのは、小学校18校のうち13施
設、中学校8校のうち6施設、幼稚園14園のうち8施設。
出典:第2回液状化対策技術検討調査委員会(H23.9.12)資料
27
日時 主な対応
3/11 23時頃 東京メトロ東西線再開。
3/12 JR京葉線再開。
3/28 全てのバスが通常ダイヤに戻る。
※災害対策本部会議議事録・資料より作成
【その他】
・停電に伴う交差点対策の実施
(計画停電の間に主要な交差点に警察官を配置)⑫公共交通
28
(2)復旧・復興に向けた対応
①経過
日時 主な対応
3/11 [15:15] 29か所避難所の開設。(38か所まで増設、3/11夜の避難者数:2,306人) [15:50] 災害対策本部を設置。
HP、メールサービス、ツイッター、広報車による情報提供開始。 3/12 建築物の応急危険度判定調査開始。(~31日)
中町・新町地域の各小学校(16か所)に給水所を設置。
災害ボランティアセンター開設。(~4/15、活動件数989件、延8,629人) ジェイコムで「災害対策本部からのお知らせ」臨時放送開始。 建設業協力会等の道路応急復旧作業の応援開始。
3/16 自治会連合会への説明会を実施。 3/17 広報うらやす号外発行。
3/19 市内ホテル等で入浴等の特別支援開始。
3/24 災害救助法適用が決定。(3/11に遡って適用) / 自衛隊活動終了。 1歳未満乳児への水の配布決定。
3/26 家屋被害認定調査(り災証明調査)開始。(~4/15概ね終了) 広報うらやす号外発行。
3/29 平成23年度予算の一部執行停止等
(原則、新規・臨時事業の執行停止、経常的経費の20削減) 3/30 都市ガスの応急復旧完了。
3/31 全給水所閉鎖。
※災害対策本部会議議事録・資料、広報うらやす4月12日発行特集号、浦安市公式HPより作成
29
日時 主な対応
4/6 上水道、市内全域で通水。
4/15 避難所閉鎖。(実質的には4/19完了) / 下水道の応急復旧完了。 5/1 り災証明申請受付開始。(~10日)
5/2 災害対策本部から災害復興本部に変更。 6/1 災害復興生活支援プロジェクト発足。
7/22 浦安市液状化対策技術検討調査委員会の設置。 8/23 ふるさと復興市民会議の設立。
8/29 り災証明(新基準)申請受付開始。 10/8~10 うらやす復興祭
■市の要望活動等
●計画停電実施に対する東京電力への抗議の意思表明、資源エネルギー庁長官に対 する計画停電対象からの除外の申し入れ(⇒4/26除外)
●総務大臣及び千葉県選挙管理委員に対し、統一地方選挙の期日の延期の要望(⇒県 議選の延期(5/22))
●液状化による家屋被害の評価と、被災者生活再建支援などへの対応に関する要望書 を国へ提出(4/28)
●県知事に対して、放射線量測定の要望書を提出(近隣7市連名、5/20)
●内閣総理大臣及び関係大臣に対して、東日本大震災による液状化被害への対応に関 する要望書を提出(東日本大震災液状化対策自治体首長連絡会議81市連名、10/30)
※災害対策本部会議議事録・資料、広報うらやす4月12日発行特集号、 浦安市公式HPより作成
ア.救急・救護・警戒活動
30
地震関連出動総数 29件 うち搬送件数 26件
搬送人員 26名
■救急出動件数
3月21日12時現在程度別内訳 人数
重症 2名
中等症 4名
軽傷 20名
■災害出動件数
3月21日12時現在 ※火災発生なし災害区分 件数 主な内容
危険物等処理 36件 ガス漏れ、ガス漏れ疑いがあったもの
自然災害 24件 水道管破裂、水が家屋に入りそう、塀の倒壊の恐れ、瓦が落ちそ う等の危険性があるもの
その他 4件 警報音、臭気、煙等を感じたが、その事実がないと確認されたもの 建物等による事故 3件 玄関ドアの変形により、建物に閉じ込められた
合計 67件
※災害対策本部会議資料より作成
■施設の状況
消防署今川出張所を閉鎖、機能を本署に統合。(5/6再開)
救急診療所の設置(3/12~18)
※浦安市公式HP、ツイッターより作成
■警戒活動
機動隊の巡回、移動交番の実 施 ※災害対策本部会議議事録より
②応急対応
31
イ.応急危険度判定調査と建物被害認定調査の結果
被災度 大 8
被災度 中 470
被災度 小 501
被害なし 7,899
合計 8,878
全壊 18
大規模半壊 1,548
半壊 2,159
一部損壊 5,222
被害なし 993
合計 9,940
■応急危険度判定結果 ■建物被害認定結果
(新基準)*平成23年11月11日現在の調査物棟数(非住家を含み、市全 体のもの)
*傾斜の再調査(第1次再調査)や2次調査により、今後、総お よび内訳が変更になる可能性がある
【被災度大】
立ち入ることが危険な建物で、立ち入る場合 は専門家に相談し、応急措置を行う。
【被災度中】
立ち入る場合、十分な注意が必要な建物。 専門家への相談が必要
【被災度小】
被災度が小さな建物
【被害なし】
傾斜の度合いが低く、余震による倒壊の恐れ が低い建物。
【全壊】
建て直しをしなければならない状態を言う
【大規模半壊】
家屋などが半壊した状態のうち、大規模な補修を行わなけ れば居住・再利用が困難となった状態
【半壊】
住家の損壊が甚だしいが補修すれば元通り使用できるも のを言う
【一部損壊】
全壊、半壊に至らない程度の住家の破損で補修を必要と する程度のものを言う
出典:第1回液状化対策技術検討調査委員会(H23.7.22)資料
*平成23年3月31日現在応急危険度判定結果
ウ.避難所の対応
32
■避難所の開設から閉鎖の経過
避難者の受け入れ、物資等の配布、仮設トイレの設置等を行った。
日 避難者数 経過 備考
3/11 6,050人 (15:15)29か所開設 その後38か所まで増設
公民館、市立小中学、運動公園(総 合体育館)、県立浦安高等学校、東 海大学附属浦安高等学校・中学校、 明海大学、了徳寺大学、順天堂大学 医療看護学部
3/12 4,736人 37か所に統合 3/13 226人 36か所に統合 3/14~17 順次、統合
3/18 19人 3か所に統合 当代島公民館、中央公民館、堀江公 民館
3/21 8人 2か所に統合 当代島公民館、中央公民館 3/24 7人 1か所に統合 中央公民館
4/19 避難所閉鎖
※災害対策本部会議議事録・資料、浦安市公式HP、ツイッターより作成
*3/11の避難者数はピーク時、12日以降は午前7時現在
33
避難所開設指示が出る前から、多くの市民が自主的に避難してきたため、一部 の小学校では、児童の引渡しと重なり混乱が生じた。
避難生活の場として提供したエリアは、多くが体育館であったが、防寒への対処 や、乳児を持つ親への対応などの観点から、学校によっては、エアコンの設置さ れている教室等を提供した。
備蓄倉庫の備品等の一覧資料が学校に提供されていなかったことや、備蓄倉 庫の鍵の所在が伝達されていないため、避難所運営に支障が生じた学校もあっ た。また、劣化等による使用不能な備品、必要な備品の不足、備品自体の使用 方法が分からない等の課題があった。
各学校で把握した避難者総数約5,300人(3/11夕刻)のうち、市民等が 約3,600人、帰宅困難者が約1,700人だった。
避難者の中には、つぎのようなケースもあった。
避難者自身が、食事、毛布、ストーブ等の運搬作業を積極的に手伝う光景が見 られた。また、地域ごと、グループごとに責任者を決め、責任者同士がお互いに 協力していたケースも複数校で見受けられた。
■避難所運営上の課題等
• 病院施設が被害を受け、患者及び医師約70人が小学校に避難
• 私立高校の生徒及び教員の約500人が小学校に避難
• テーマパークに来園していた県外の中学生約500人が小学校(2校)へ避難
出典:「東日本大震災発生時における学校の対応等調査報告のまとめ」
(H23.8、浦安市教育委員会保健体育安全課)
エ.ボランティアの状況
34 出典:「浦安市災害ボランティアセンター報告書」(H23.4.18、浦安市社会福祉協議会)
■浦安市災害ボランティアセンターの経過等
●3/12 本部設置 ~ 4/15 本部閉所 (35日間)
●ボランティア延べ人数 8,629人 ●
ボランティア登録者数 4,361人
【登録者の内訳】
• 男女別 男性 2,721人(62%) 女性 1,640人(38%)
• 市内外別 市内 1,985人(46%) 市外 2,376人(54%)
(県内1,564人、県外812人)
• 年齢別 12歳以下 37人 19~22歳 1,058人 40歳代 460人
13~15歳 290人 23~29歳 834人 50歳代以上 268人 16~18歳 567人 30歳代 823人 不明 24人
■ボランティア活動の内容
●活動延べ件数 989件
●活動種別
泥かき(住宅、道路、歩道、公共施設等) / 給水所の支援 / 高齢者の給水支援 入浴介助 / ベット移動&シーツ交換 / 仮設トイレの設置
仮設トイレの消毒、清掃、トイレットペーパーの交換 / 便袋の袋詰めと配布 救援物資の仕分け / 高齢者宅の家具転倒片づけ / 交付活動
児童の保育 / 本部運営スタッフ 等
ア.小・中学校の状況
35
■被害
1 小学校、中学校ともに帰宅させず、学校に留めておく。 2 全員の安全を確認する。
3 校舎・周辺及び通学路の安全確認
4 保護者と連絡が取れ、安全確認ができれば帰宅させる。この際、児童育成クラブに行 く子供は、児童育成クラブに預けること。
5 学校によっては、集団下校可能だが、できるだけ保護者が帰るまで学校に待機させる こと。
※これらについて5時を目途に教育委員会へ報告すること
■小・中学校の直後の対応
(教育委員会の決定事項、3月11日15時15分決定(16時改定))• 児童、生徒、教職員の人的被害は生じていない。
• 小・中学校26校中19校で液状化現象等による被害が生じた。
■小・中学校施設の再開経過
※災害対策本部会議議事録・資料、浦安市公式ツイッターより作成日時 主な対応
3/12 臨時休業(~年度内) 3/22 中学校卒業式
3/23 小学校卒業式 3/25 小中学校終業式
4/7 小・中学校始業式、以降再開
③公共施設の対応
イ.保育園・幼稚園等の再開経過
36
日時 主な対応
3/12 市立保育園休園。児童育成クラブ休所。
3/14 市立幼稚園休園(預かり保育は一部再開。以降順次再開)。
3/16 臨時子育てすこやか広場実施。
(幼稚園再開まで3幼稚園にて)3/17 認可保育園一部再開
(6園、以降順次再開)児童育成クラブ一部再開。
(5か所、以降順次再開)3/22 明海つどいの広場無料開放開始。
3/23 パンダルーム
(病後児保育室)再開。
3/24 市立幼稚園、市立保育園卒園式
(保育園は3/26までの間に各園で。)3/25 市立保育園、児童育成クラブ全て再開。
子育て支援センター再開。
3/28 市内の認可保育園全て再開。市立幼稚園の預かり保育全て再開。
4/7 市立幼稚園始業式、以降再開。
※災害対策本部会議議事録・資料、浦安市公式ツイッターより作成
37
ウ.その他の施設の再開経過
日時 主な対応
3/28 身体障がい者福祉センター再開 4/1 消費生活センター再開
4/19 千鳥学校給食センター再開 4/20 青少年交流活動センター再開
4/25 中央図書館、中央・堀江・富岡・美浜・当代島公民館、郷土博物館、中央武 道館など
4/26 ビーナスプラザ再開
5/1 日曜日の市役所窓口業務再開
中央・堀江・富岡・美浜・当代島の図書館各分館再開 5/21 総合体育館再開
6/4 屋内水泳プール再開
6/18 中央公園B~F面、高洲A・B面、舞浜A面、高洲中央公園、美浜の各テニス コート、高洲中央公園少年野球場再開
7/2 高洲球技場と美浜運動公園少年野球場再開
※災害対策本部会議議事録・資料、浦安市公式ツイッターより作成
区分 施設名 施設数 概算被害額(円)
公共土木施設 災害復旧
道路・橋りょう - 28 約296億3900万 下水道
下水道事業 13 約268億4000万 雨水排水(都市災害) 13 約145億9400万 公園 公園、緑道、球技場など 81 約22億7000万
合 計 約734億円
38 出典:「広報うらやす震災復興特集号」(H23.9.20)より
区分 支出額(円)
公共土木施設 23億6,500万
公立学校施設 2億5,900万
社会福祉施設 2,300万
社会教育施設 4,900万
消防施設 700万
自治会集会所などのそのほかの施設 8,400万
合計 約28億円
■発災時における被害想定見込み額
■発災後の応急復旧に関わる経費 (※平成23年9月末現在の支出済額)
エ.被害想定見込み額
オ.復旧事業に係る災害査定の状況 (11/2現在)
区分 施設名 施設数 申請額(円) 査定結果(円)
査定 率
補助率
※
備考
公共土木 施設 災害復旧
道路・橋りょう - 34 約46億259万 約40億6447万 88.3% 2/3 - 下水道 下水道事業 35 約153億977万 約119億3602万 78.0% 2/3 - 公園
公園、緑道、 球技場など
32 約9億3326万 約8億8046万 94.3% 2/3
31施設が査定済み。4施 設は9月以降に査定予定
3 約1億2923万 約1億2476万 96.5% 1/2
公立学校 施設 災害復旧
学校
小学校、中 学校、幼稚 園、給食セ ンター
30 約22億7744万 約20億2793万 89.0% 2/3
社会福祉 施設等 災害復旧
保育所 - 5 約8063万 約7637万 - 3/4 -
児童育成クラブ - 3 約5733万 約5271万 3/4 -
特別養護老人 ホーム等
- 5 約4190万 約4065万 - 3/4 -
社会教育 関連施設
公民館・文化施 設
文化会館 市民プラザ
2 約698万 約600万 86.0% 2/3
-
- 4 約1億5813万 約1億4524万 91.8% 2/3
消防施設 消防施設 出張所 1 約349万 約349万 100% 2/3 今川出張所(応急復旧) 都市
災害復旧
堆積土砂排除 宅地分
30400 m
3
約1億7209万 約1億7209万 100% 1/2 - 雨水管 - 22 約3億4394万 約3億1986万 93.0% 1/2 -
合 計 約 241億 約 199億
39
※補助率は激甚災害指定による上積み分を含まず
40
※発災時における被害想定見込み額と
災害査定額の違いについて
●
発災時における被害想定見込み額は、災害救助法の適用を受ける際に
試算した額。
●災害査定は、災害復旧費・国庫負担金額を決定するために査定した額。
(この申請額に基づき、国土交通省や文部科学省などの査定を受け、国の国庫 負担金などが決定。なお、申請額は、復旧に係る費用のみで、液状化対策費な どは含まれない。)
【見込み額と申請額の違いの例】
1.道路の被害状況について、見込み額の算定の際に、路床からの舗装打ちか えなどの経費を見込んだものの、災害査定では復旧の対象にならなかった。 2.雨水管が全体的に沈下してしまったものの、復旧の対象にならなかった。 3.下水道について、当初の被害想定よりは下水管の破損が少なかった。
等
出典:「広報うらやす震災復興特集号」(H23.9.20)より
41
ア.浦安市被災者生活再建支援制度の概要
1.支援内容
【補助金】
・戸建住宅
市から全壊、大規模半壊、半壊、一部損壊のり災証明書の発行を受け、現に居住する家屋の 同一敷地内で、家屋の建替え、補修、地盤復旧を行う世帯に対し、被災者生活再建支援法に 基づく支援金及び千葉県被災者住宅対策支援事業に基づく補助金に上乗せ等を実施する。
・集合住宅
ライフラインの復旧にかかった経費の3分の1の額(3,000万円を上限)を管理組合に支給する。
【利子補給】
・戸建住宅
千葉県被災者住宅債券資金利子補給事業を基に千葉県との共同で利子相当分を助成する。
・集合住宅
被災した区分所有集合住宅の管理組合が当該集合住宅の共用部分のライフラインの補修に 係る資金を金融機関から借り入れる場合、利子相当分を助成する。
2.予算額 総額28億7,900万円を補正予算に計上
④生活再建に向けた支援
イ.支援制度等一覧
42
●義援金・見舞金
義援金(国・千葉県) / 千葉県災害見舞金(千葉県) / 日本赤十字社浦安 地区見舞金(日赤) / 千葉県共同募金会見舞金(共同募金会) / 災害援護 資金貸付(千葉県市町村総合事務組合)
●被災による生活再建のための助成(全て浦安市)
個人の市民税・県民税の減免 / 固定資産税の減免と納期限の延長 / 国民 健康保険税の減免、被災者の医療費免除
●保育・教育関係への支援(全て浦安市)
保育園・幼稚園の保育料・授業料の減免・補助金交付 / 被災児童生徒就学援 助事業
●福祉関係の支援(全て浦安市)
介護保険料の減免、介護サービス利用料の減免 / 後期高齢者医療保険料の 減免 / 障がい福祉サービスなどの利用者負担額の免除 / 障がい者(児)手 当金制度の所得制限の緩和
※浦安市HP(9/21)(10/6)より作成
( )内は支援主体
43
ウ.相談活動等
臨時外国人相談窓口(3/12~14)。
「心のケア」「健康相談」窓口開設(3/17~25)
住宅相談窓口(3/23、25、27~31、4/1~10、16、17、23、24)
こども発達センターの相談業務再開(3/28)
電話法律相談(4/2~10)
市・県独自支援制度、道路高・液状化による傾斜住宅の補修方法などに関する 説明会開催(7/23、26<計3回>)
※災害対策本部会議議事録・資料、浦安市公式ツイッターより作成
44
(3)震災によるその他の影響
①人口等の推移
■人口・世帯数の推移
■人口の動向
44 3/11
→震災以降、人口・世帯数が減少して いる。
→例年は、人口が増加する4月の社会 増減もマイナスとなった。
※住民基本台帳集計(各月)より作成
■地域別転居件数
(住民基本台帳)45
・中町地域からの移動の多さが顕著
・通常、転居については、同地域内での転居、特に元町内での転居が
多いが、震災後は中町地域から元町地域への転居が増加した。
※市民課資料
■都道府県地価調査
(平成23年7月):元町地域の5か所のみ発表
46
猫実3丁目981-4外 富士見3-2769-8 北栄1-604-2 (商業地)
当代島2-264-4 北栄3-996-2
※「都道府県地価調査」(各年7/1)より作成 千葉県(住宅地)
②地価の変動
47
■都道府県地価調査
(平成23年7月)□東京圏の住宅地の変動率下位市区町村
(単位:%)1 2 3 4 5
市区町村
茨城県 千葉県 千葉県 茨城県 埼玉県
利根町 浦安市 野田市 五霞町 加須市
率 △ 7.9 △ 7.1 △ 6.4 △ 5.7 △ 5.1
住宅地 商業地
平成22年 平成23年 平成22年 平成23年
全国 △ 3.4 △ 3.2 △ 4.6 △ 4.0
東京圏 △ 3.0 △ 1.9 △ 4.1 △ 2.3
千葉 △ 2.8 △ 2.5 △ 3.2 △ 2.4
浦安市 △ 1.9 △ 7.1 △ 5.5 △ 5.0
1.△印はマイナスを示す。
2.変動率は、各年とも前年と継続する基準地の価格の変動率の単純平均である。
3.東京圏とは、首都圏整備法による既成市街地及び近郊整備地帯を含む市区町村の区域である。
□平成22年度・23年度 対前年比変動率
(単位:%)※国土交通省土地・建設産業局「平成23年都道府県地価調査の実施状況及び地価の状況」
0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0 70.0 80.0 90.0 100.0
9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月
2010年 2011年
10%以上増加・上昇・好況 やや増加・上昇・好況 横這い・平常 やや減少・下降・不況 10%以上減少・下降・不況
0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0 70.0 80.0 90.0 100.0
9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月
2010年 2011年
10%以上増加・上昇・好況 やや増加・上昇・好況 横這い・平常 やや減少・下降・不況 10%以上減少・下降・不況
■浦安鐵鋼団地景況実感調査
48
●収益状況(粗利) ●現在の景況感
※「浦安鐵鋼団地景況実感調査」
(各月、浦安鉄鋼団地協同組合景況実感調査委員会)より作成
③地域産業への影響
49
(1)社会基盤施設が本格復旧に至っていない
市が実施する道路、橋梁、下水道、公園、県が実施する上水道、護岸の
本格復旧を急ぐ必要がある。
3.課題等
(3)住まいの被害から立ち直れていない
液状化等の被害を受けた家屋が、数多く残されている。
(2)公共公益施設が本格復旧に至っていない
被害の影響が残る教育、福祉、生涯学習施設等の本格復旧を急ぐ必要
がある。
50
(4)地域コミュニティの強化
応急対応、復旧活動、復興活動それぞれ場面において行政・市民・企業の役割 を明確にする必要がある。
(5)今回の対応を評価し、改善を検討する必要がある
【以下、Uモニのアンケート等より】
●機能しなかった備えがある
避難所の備蓄物資で使用できないものが多かったとの指摘がある。
市の応急・復旧対応で混乱が生じた。
●情報提供方法・内容の改善や情報公開が求められている
重要なお知らせメール、HP、ツイッターを評価する声が多い。
防災行政無線が聞こえなかったとの指摘がある。
復旧・復興事業の透明性・効率性を懸念する指摘がある。