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平成29年度財政援助団体等監査の結果報告について 菊川市/監査結果

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(1)

菊 監 第 4 5 号 平成29年12月18日

菊 川 市 長 太田 順一 様

菊 川 市 議 会 議 長 内田 隆 様

菊川市教育委員会教育長 石原 潔 様

菊川市監査委員 太田原 浩

菊川市監査委員 有海 喜一郎

平成29年度 財政援助団体等監査結果報告

地方自治法第199条第7項の規定に基づき財政援助団体等監査を実施したので、

(2)
(3)

平成29年度財政援助団体等監査報告書

1 監査期間 平成29年10月3日(火)~10日(火) 2 監査会場 各団体事務局と菊川市役所本庁舎402会議室

3 対象と区分

(1)社会福祉法人 菊川市社会福祉協議会(補助金交付団体、指定管理者)

(2)公益社団法人 菊川市シルバー人材センター(補助金交付団体、指定管理者)

(3)株式会社 SBSプロモーション(文化会館アエル指定管理者)

(4)特定非営利活動法人 菊川市体育協会グループ(市体育館及び市体育施設を

付帯する都市公園等指定管理者)

(5)特定非営利活動法人 砦(指定管理者)

(6)有限会社 菊川生活環境センター(出資団体)

(7)菊川市商工会(補助金交付団体)

(8)菊川市茶業協会(補助金交付団体)

4 監査事項 地方自治法第199条第7項の規定により、「市が補助金、交付金、負 担金、貸付金、損失補償、利子補給その他の財政的援助を与えている

ものの出納その他の事務の執行で当該財政的援助に係るもの」また、

「市が出資しているもので政令で定めるもの」及び「市が法第244条

の2第3項の規定に基づき公の施設の管理を行わせているもの」につ

いて、公金及び公の施設の管理に係る事務が適正に執行されているか

について監査する。

5 監査方法 平成28年度事業報告書及び決算書に基づき、出納及びその他の事 務事業の執行状況について、必要な資料の提出を求め、それぞれの責

任者及び担当者から経理等について聴取するとともに、関係書類の抽

出検査を行った。

6 総括的所見 監査対象となった財政援助団体等の予算及び事務事業の執行は、法

令等に沿って執行されており、適正に処理されているものと認められ

た。事務処理上の改善事項については、本監査での指摘を真摯に受け

止められ、所要の取り組みをされるよう望む。なお、所管課は指定管

理者及び財政援助団体の経営状態を継続的に注視する必要があり、補

助金・負担金については適正な交付と補助目的・対象に沿った活用状

況の管理監督に努め、適度な緊張感を保ち安定した事業運営に向けた

(4)

団体毎の監査結果と所見

(1)

社会福祉法人

菊川市社会福祉協議会

ア 補助金等の名称、助成要綱及び指定管理に関する協定

菊川市社会福祉協議会補助金

社会福祉法人菊川市社会福祉協議会補助金要綱

菊川市デイサービスセンターの管理に関する基本協定書

菊川市東部ふれあいプラザの管理に関する基本協定書

イ 平成28年度決算

事業活動収入計 292,365,815円

(内補助金額 49,802,524円)

事業活動支出計 289,582,437円

差引残額 2,783,378円

ウ 団体概要

菊川市社会福祉協議会は地域福祉を推進する組織として、自治体や目的を共

にする様々な活動団体と協働し、市民が地域で支え合う環境づくりを進めるた

めに、地域福祉推進事業、介護保険事業、児童館事業、子育て支援センター事

業等による地域の福祉力の強化に積極的に取り組んでいる。職員総数は 73 名

(正規職員29名、嘱託職員6名、非常勤職員38名)である。

エ 補助金等

平成28年度市の補助金総額は49,803千円で、うち法人運営費44,474千円、 地域福祉活動推進事業 3,412 千円、ボランティア団体活動推進事業 660 千円、 福祉相談事業1,257千円である。

オ 事業内容

法人運営事業は職員の人件費や事務費、地域福祉活動推進事業は福祉団体へ

の助成金や障がい者の地域活動支援、慰霊祭開催事業等、ボランティア団体活

動推進事業はボランティアの養成・研修・支援、福祉相談事業は心配ごと・結

婚の相談員報酬や費用弁償等である。

会務の運営として理事会を3回、評議員会を3回開催し、会計監査は決算監

査を5月に、月例会計監査を毎月25日前後に実施している。

地域福祉推進事業では、小地域福祉活動推進事業として、地域福祉活動の担

い手で あるふ れあ い いきい きサロ ン関 係 者の連 絡会や 地域 福 祉推進 について

市と地区社会福祉協議会との情報交換会を実施し、26人が参加した。地域福祉 推進基礎組織育成モデル事業として、11地区をモデル地区に設定し、地域福祉

(5)

その他、地域福祉計画・地域福祉活動計画の推進評価、市民福祉教育の推進事

業、広報・啓発活動、総合相談及び生活支援事業、福祉サービス事業、補助金

及び助成金交付事業、ボランティア活動の推進事業が展開されている。

児童館事業では、18歳未満のすべての子どもを対象にした遊び及び生活の援

助と地域における子育て支援を行い、子どもを心身共に健やかに育成すること

を目的に運営されている。事業としては、乳幼児親子対象事業、小中高生対象

事業の他、移動児童館・ママのための情報交換会等の事業が実践されている。

菊川児童館の年間利用者数は32,587人、小笠児童館の年間利用者数は23,373 人であった。

子育て 支援 セン ター 事業で は、 子育 て家 庭の家 族の 居場 所・ 友達づ くりの

場・相談の場として育児支援を行い、子どもの健やかな成長の支援を目的とし

て運営されている。事業としては、子育て親子の交流の場の提供と交流促進事

業、子育て等に関する相談・援助事業、子育て及び子育て支援に関する講習会

等の事業が実施されている。

その他、居宅介護支援・訪問介護等の介護保険事業と居宅介護・地域生活支

援等の障害者総合支援事業を実施している。

カ 所見

今後も、地域の特性を踏まえ、多様な福祉ニーズを的確に捉えて、よりよい

サービスを展開することにより、高齢者から若者まで幅広い世代を対象とした

生活課題に対する支援の充実・強化をお願いする。また、今後の福祉活動を見

据えた中で、社会福祉協議会の役割はどうあるべきか等について、社会情勢等

の福祉環境の変化から考察するとともに、事業内容が法律に照らして妥当か点

検し、実施する事業を所管課と共に必要に応じた見直しを図られたい。

* 菊川市中部デイサービスセンターの指定管理者

平成 24年度からの3年間に引き続き、平成 27年4月1日から平成30 年

3月 31 日までの3年間、菊川市社会福祉協議会が指定管理者に指定されて

いる。デイサービスセンターについては指定管理料は交付されず、利用者の

料金収入による管理とする利用料金制を採用している。利用実績は定員 45

人、延利用者数 7,521 人、1日平均利用者数 24.5 人である。利用者数の減

少が見られるが、引き続き高齢利用者の健康管理と事故防止には万全を期す

とともに、人材確保や職員の待遇改善に取組み、事業収支、利用実績には一

層の注意を払い、健全で安定した運営が図られるよう所管課と協議をしてい

ただきたい。

* 菊川市東部ふれあいプラザの指定管理者

指定期間はデイサービスセンターと同期間である。指定管理料の年額 229

(6)

は、要介護認定において「自立」と判定された 65 歳以上の人で介護予防の 必要な高齢者を対象とし、社会的孤立の解消や、生きがいづくりと心身の健

康増進を図っている。利用実績は延利用者数1,289人、1日平均利用者数8.8 人となっており、利用者の97%が女性である。積極的な利用者の受け入れや 健康体操・レクリエーション・手工芸等の活動提供により、男性高齢者の社

会参加を促し、一層の高齢者介護予防に努めていただきたい。

(2)

公益社団法人

菊川市シルバー人材センター

ア 補助金等の名称、助成要綱及び指定管理に関する協定

菊川市シルバー人材センター育成事業費補助金

公益社団法人菊川市シルバー人材センター育成事業費補助金交付要綱

菊川市生きがい創造センターの管理に関する基本協定書

イ 平成28年度決算

事業活動収入計 233,418,228円

事業活動支出計 231,550,027円

収支差額 1,868,201円 ①

投資活動収入計 2,247,830円

投資活動支出計 4,056,237円

収支差額 △1,808,407円

固定資産売却益 0円 ②

固定資産除却損 △1円 ③

過年度損失修正 0円 ④

当期収支差額円 1,868,200円 ⑤(①+②+③+④)

前期繰越収支差額 27,495,790円 ⑥

次期繰越収支差額 29,363,990円 ⑦(⑤+⑥)

補助金額 8,381,000円

ウ 団体概要

シルバー人材センターは、定年退職者等の高齢者の希望に応じた、臨時的か

つ短期的な就業またはその他の軽易な業務の就業の機会を確保するとともに、

生きがいの充実及び社会参加の推進により、高齢者の能力を生かした活力ある

地域社会づくりに寄与する公益法人である。本市のシルバー人材センターは、

(7)

合により「社団法人菊川市シルバー人材センター」と改称したもので、平成24

年4月1日公益法人制度改革により公益社団法人の認定を受け、「公益社団法

人菊川市シルバー人材センター」と改称している。

平成29年3月末の会員数は382人で、年度当初比21人減となっており、就 業率は96.3%である。

エ 補助金等

平成28年度の市補助金額は8,381千円で、人件費4,251千円、管理費1,330 千円、事業費 2,800 千円である。補助事業に要した費用は 17,663 千円で、補 助割合は47.4%である。

オ 事業内容

静岡県と静岡労働局により、産業人材の確保や育成、就業環境の整備を推進

するため、若者に対する就労支援や高齢者の就労支援等が取り組まれている。

また、企業における高齢者の雇用確保措置の実現、再就職支援の強化をしてき

たことなどからシルバー人材センターの新規入会者が伸び悩みの傾向にある。

このような中で進められた平成 28 年度の事業実績は、受注件数は 3,074 件 (前年度比1.1%増)、就業延人員52,228人日(前年度比2.6%減)、事業収入

は214,530千円(前年度比3.4%減)となった。

主な事業では、業務の性質に合わせたグループ分けの拡充とリーダーを中心

とした自主的な事業活動、就業機会の確保と適正就業の推進、安全就業対策の

徹底に取り組み、さらに、平成 27 年度に「シルバー人材センター等一般労働

者派遣事業」届け出を行い、平成27年4月から実施している。

また、会員を講師とした親子三世代手芸教室、正月飾り作り教室の開催や公

共施設の清掃・除草・剪定等の奉仕活動を行い、市民から愛され親しまれる団

体づくりを目指している。

公共・民間別事業実績の主なものは、受注件数では個人・家庭の2,249件(構 成比73.2%、前年度比38件の増)、就業延日数は一般企業等の31,034人日(構 成比59.4%、前年度比44人日の減)、事業収入は一般企業等の129,277千円(構 成比60.3%、前年度比4,997千円の減)となっており、前年度比較で、受注件 数は全体的にほぼ前年度並みであるが、事業収入では一般企業等及び個人・家

庭が減少している。なお、会員の就業率は96.3%であった。

カ 所見

事業収 入の 減少 と会 員数の 減少 によ りシ ルバー 人材 セン ター の事業 運営は

厳しくなっている。これは社会情勢の変化とともに事業ニーズの変化と会員対

象年齢層の意識の変化にあると思われる。今後は、さらなる効率的な事業運営

のため、事務経費の節減等経営の健全化を推進するとともに、会員の加入促進

(8)

たい思いがあり、働く意欲のある高齢者の受け皿として多様で多彩な就業開拓

等の活動の強化に努められたい。今後も、市民から愛され親しまれ、地域社会

に貢献する団体となることを期待する。

* 菊川市生きがい創造センターの指定管理者

本施設は、高年齢者(55歳以上の者)の生きがいづくりと社会参加を促進す ることを目的とし、平成21年度からの3年間に続き、平成24年4月1日か ら平成29年3月31日までの5年間、隣接する菊川市シルバー人材センター

が指定管理者に指定されている。本施設の管理に関する基本協定書第 11 条

により指定管理料は交付されていないが、高年齢者の能力開発促進拠点とし

て、電気料等維持管理費 310 千円をシルバー人材センターが負担している。

本施設の平成 28年度の利用状況は 121件、延べ1,543 人で、前年に比べ利 用件数は22件の減少、利用者数は226人の増であった。

なお、指定管理者の指定は平成29年3月31日で終了し、生きがい創造セ ンターは廃止されている。

(3)

株式会社

SBSプロモーション

ア 指定管理に関する協定

菊川文化会館アエルの管理運営に関する協定書

イ 平成28年度決算

収入合計 105,332,937円(指定管理料 63,320,400円)

支出合計 102,789,623円

収支差額 2,543,314円

ウ 団体概要

指定管理者の株式会社SBSプロモーション(静岡市駿河区)は、昭和 48

年 10 月設立され、主な業務は新聞・テレビ・ラジオ・雑誌・インターネット

など各種メディアのプランニング、グラフィック・Webデザインなどのクリ

エイティブワーク、イベント、セールスプロモーション、エンタテイメント事

業、企業・事業戦略に関わる総合プランニング、マーケティング業務や、生命

保険・損害保険業務、国内外の旅行業務等を行っている。

エ 指定管理料

(9)

63,320,400円、平成31年度は63,907,000円、平成32年度は64,493,000円)

である。

オ 事業内容

本市の地域性・実情に即した施設運営を行い、地域住民やコミュニティセン

ターとのつながりを深め、優れた芸術文化の鑑賞機会を提供し、文化の育成・

発信・継承をすることを基本方針とし、公の施設として公平・公正な運営を行

い、利用者に快適で安心して利用できる施設の維持管理に努めている。

「広報きくがわ」、会報「OK!ワーク」への告知掲載や自治会配布文書、

SBSテレビ・ラジオ番組での告知、静岡新聞の広告、フェイスブック、メル

マガ配信等を利用した広報活動を積極的に展開している。

施設の利用状況については、開館日数が 306 日で前年度より2日減少し、貸

館利用回数は3,631回で前年度比171回の増、利用人数は136,612人で前年度

比 3,080 人の増となっている。利用人数増加の要因は、例年の貸館に加えて、

菊川ライオンズクラブ、静岡県老人クラブ連合会、STAGE21、橋幸夫「ち ゃっきり茶太郎コンサート実行委員会の利用によるものである。これにより、

貸館金額は前年度より1,888,680円の増額となった。しかしながら、自主事業 を含む事業収入は、前年度比3,445,441円の減額であった。

このようなことから、収支状況は前年度とほぼ同様の、2,543,314 円の黒字 となった。収入では予算額 102,023,400 円に対して実績額 105,332,937 円で、

予算比 3,309,537 円の収入増となり、支出では事業費の削減などに努め、予算

額100,957,008円に対して実績額102,789,623円で予算比1,832,615円の支出

増となった。

カ 所見

一部文書管理及び報告事務に不備な点が見受けられたことから、今後は管理

報告義務を怠らないようにするとともに、所管課においても監督指導を徹底さ

れたい。

今後も、菊川市の人口規模に合わせた独自の魅力ある自主事業・講座の開催

を実践し、市民の参加を考えた会館運営を展開して、幅広い芸術文化の提供に

努め、一層の集客力・利用率の向上を図られたい。

会館の老朽化、備品の劣化等により今後の施設修繕費の増加が見込まれるこ

とから、優先順位を付け運営に支障のない対応を行い、安心・安全な施設管理

をされたい。また、駐車場については、来場者の利便性向上に向けた検討を所

(10)

(4)

特定非営利活動法人

菊川市体育協会グループ

ア 指定管理に関する協定

菊川市体育館、体育施設を付帯する都市公園等の管理運営に関する協定書

イ 平成28年度決算

歳入合計 91,874,267円(指定管理料 75,886,000円)

歳出合計 89,359,138円

差引残額 2,515,129円

前期繰越額 3,835,559円

次期繰越額 6,350,688円

ウ 団体概要

指定管理者の菊川市体育協会は、体育関連施設の管理運営及び運営体制の強

化に向けて法人化について検討を進めた結果、平成24年2月20日静岡県より 設立を認証され、同日法務局に法人設立登記申請がなされた。この「特定非営

利活動法人菊川市体育協会」は、菊川市民に対して、スポーツの振興を図る各

種事業を展開し、健康増進、体力及び競技力の向上、青少年の健全育成に寄与

することを目的としている。

エ 指定管理料

指定の期間は、平成24年度からの3年間に引き続き、平成27年4月1日か ら平成32年3月31日までの5年間で、指定期間における指定管理料は379,430 千円(平成27年度から平成31年度の各年度75,886千円)である。

オ 事業内容

スポーツ施設の管理運営事業に関しては、㈱オーチューとの共同により菊川

市体育協会グループとして、新たに体育館、体育施設を付帯する都市公園等指

定管理事業を受託したことから、通算5年間の体育館指定管理の経験と㈱オー

チューの施設の管理・運営のノウハウを取り入れて、市民サービスの向上と経

費の節減、施設の安全管理に努めている。また、市民総合体育館の施設予約の

受付時間を月曜日から金曜日まで2時間延長するなど、利用しやすい施設に取

り組み、講座利用者へのアンケートにより状況把握調査をして、改善を図った

ことで利用率も向上している。さらに、経費の節減として電気事業者の変更に

よる電気料の削減に努めている。これにより、事業収入は前年度より増加傾向

にあり、電気料も減少傾向にある。

カ 所見

(11)

を図る当協会の役割は大きい。16の競技団体とスポーツ少年団本部、スポーツ

クラブアプロス菊川で組織された中で、施設の運営管理のほか各種事業の企画

と運営も研究され、「スポーツを通して市民が健康で生きがいを持って生活で

きるまち」の実現に向けて取り組み、安定的で継続的なサービスの提供を図ら

れたい。また、指定管理者のグループである㈱オーチューの知見や経験を十分

生かした企画等に大いに期待する。

なお、施設の老朽化及び備品の劣化が見られることから、安全管理に注意し

所管課との連携により適切な対応をしていただきたい。

(5)

特定非営利活動法人

砦(指定管理者)

ア 指定管理に関する協定

菊川市営保養センター「小菊荘」指定管理基本協定書

イ 平成28年度決算

歳入合計 59,758,657円

歳出合計 61,576,455円

差引残額 △1,817,798円

ウ 団体概要

指定管理者のNPO法人「砦」は平成21年9月に設立された。平成19年3 月菊川市大石地区の住民有志によりボランティア団体「はす池の会」が結成さ

れ、小菊荘北側の史跡獅子ケ鼻砦跡周辺の里山再生環境整備の奉仕活動を行っ

てきたが、さらに地域一体の奉仕活動を進め、環境整備・福祉増進を図り、地

域・社会貢献に寄与するため、組織の充実と発展を目指し、新たな組織を構築

したものである。

エ 指定管理料

指定の期間は、平成 25年4月1日から平成 30年3月31 日までの5年間で ある。指定管理料は交付されず、利用者からの料金収入による管理とする利用

料金制を採用している。

オ 事業内容

平成28年の利用実績は、利用者11,298人で前年度比2,506人の減、営業収

入 59,758,657 円で前年度 12,489,705 円の減であった。理由としては、宿泊、

会食、慶弔ともに利用者数が減少している。しかし、誘客対策として平成 27

年度から取り入れた屋外バーベキューが軌道に乗り、平成 28 年度の屋外バー

(12)

平成29年3月には指定管理を始めてからの利用者が10万人を達成している。

カ 所見

事業収益が赤字となっているが、指定管理者としての7年間の実績と経験を

もとに、職員体制の整備、展示スペースの利用促進等サービス向上への努力が

うかがえる。今後も赤字解消に向けた経営改善に取り組み、小菊荘として市内

及び地域の心身の健康増進に寄与し、健全な憩いの場の提供に努められたい。

(6)

有限会社

菊川生活環境センター

ア 出資金に係る規約等

有限会社 菊川生活環境センター定款

イ 平成28年度決算

出資金 6,450,000円(持株数 6,450株)

売上高 228,855,294円 当期利益 44,356,844円

ウ 団体概要

平成元年4月菊川市等が出資し、(有)菊川生活環境センターが設立され、し 尿等一般廃棄物の収集・運搬及び浄化槽の清掃・維持点検業務等を行っている。

従業員数は 29 年3月末現在で、清掃関係6人、点検関係7人、管理・事務関

係4人の合計17人である。

エ 出資金

市所有の株式は、生活環境センター設立当初、旧菊川町所有の車両9台(価

格換算6,450千円相当)を現物出資したもので、それ以後増資はされていない。

株式の総数は7,500株、資本総額は7,500千円で、菊川市の持ち株は6,450株 (持株比率86%)6,450千円である。(1株当たりの額面価格1,000円)

オ 事業内容

平成 28 年度は、前期同様の経済不況に経費節減志向の一層の強まりととも

に、市の施策による公共下水道の普及による影響もあり厳しい経営状況にある

が、大口受注と業務の効率化・円滑化を図った結果、総売上では増額となって

いる。

売上高は228,855千円で、前期と比較すると5,185千円の増となり、前期比

102.3%の売上実績であった。

(13)

件数、金額ともに年々減少傾向にある。売上高は9,176千円で、前期比96.7%、

313千円の減収となった。

浄化槽清掃業務は、各家庭等の公共下水道加入もあるが、家庭での浄化槽設

置が進んだため、取扱い件数と金額は微増となり、売上高は 135,443 千円で、

前期比100.6%、金額で前期比803千円の増収となった。浄化槽点検業務は、

大口受注があったことから、売上高65,553千円となり、前期比107.3%、4,442 千円の増収となった。

また、その他薬剤の売り上げが 204 千円の増収となり、部品の売上が 49 千 円の増収となった。

カ 所見

経営部門と現場の意思疎通をより高め、現場の声を経営に素早く反映し、会

社の意思が従業員により正確に伝わることを目的に、経理部門を総務部、現業

部門を業務部とし、総務部長が2部体制を統括している。作業現場での接遇、

業務の進捗管理や夜間一斉集金業務の日程調整等が円滑に行われ、未収金の滞

納整理も積極的に行われている。月末の全社員によるミーティングの開催によ

り意見の集約がなされ、業務での社員間の理解が深まり業務改善がされている。

今後も厳しい経済環境の中ではあるが、作業員の労務管理及び資質の一層の

向上に加え、効率的な運営による低料金のサービス提供により市民の快適な環

境づくりに鋭意努められたい。

(7)

菊川市商工会

ア 補助金等の名称及び助成要綱

菊川市商工業観光振興事業費等補助金

菊川市商工業観光振興事業費等補助金交付要綱

イ 平成28年度決算

収入合計 137,035,020円(補助金額 16,700,000円)

支出合計 126,492,058円

収支差額 10,542,962円

ウ 団体概要

商工会は、地域内における商工業の総合的な改善発達を図り、あわせて社会

一般の福祉の増進に資し、もって国民経済の健全な発展に寄与することを目的

として会員によって運営されている組織である。主な事業は、融資の斡旋、経

理・税務の指導、経営指導、情報発信などである。

(14)

人15会員の増、法人8会員の減、組織率は69.0%で前年度と同じである。

エ 補助金

平成28年度市商工業観光振興事業費等補助金は16,700千円である。この内 訳は、経営改善支援事業 12,300 千円、消費拡大事業 3,600 千円及び工業振興 事業800千円である。

オ 事業内容

菊川市商工会では平成 28 年度の重要課題として、①インター前広場利活用

の推進、②「菊川地域ブランド」認定事業の推進、③経営指導員による巡回訪

問、④組織強化と財政基盤強化に取り組んでいる。

インター前広場利活用と菊川地域ブランド認定事業としては、アエル第2駐

車場と商工会館前を一体的に活用した地域活性化策として、第7回「元気まつ

り」を開催し、地域ブランド認定商品や個店商品の販路の拡大を狙ったアンテ

ナショップ機能を備えた即売会を展開している。新規顧客の獲得に繋がるなど

地域振興のための実績を上げている。

巡回訪問、窓口相談では、個々の経営状況や課題を把握するとともに、課題

解決に向けたキメ細かな相談を展開し、経営計画作成セミナー等の開催や経営

革新申請、補助金申請などの支援をしている。

組織強化と財政基盤強化では、組織率69%となり、廃業等による脱退27に

対し、加入 34 と脱退数を上回る加入となり会員数は増加している。また、財

源基盤強化では、自己財源確保のため、会館利用収入や太陽光発電システムに

よる売電収入などの実績を上げている。

カ 所見

今後も、補助金への依存体質からの脱却のため、異業種参入など新規加入に

よる会員数の増加に努め、地域の特性を活かした事業の展開、独自の商業政策

により、組織強化と財政基盤の強化を期待する。

また、インター前広場の積極的な利活用を研究し、年間を通した賑わいの創

出を図られたい。

(8)

菊川市茶業協会

ア 補助金等の名称及び助成要綱

菊川市茶業協会負担金

(15)

イ 平成28年度決算

歳入決算 23,069,721円(負担金額 8,787,188円)

歳出決算 20,679,359円

差引残高 2,390,362円

ウ 団体概要

菊川市茶業協会は、市の基幹産業である菊川茶の名声を高めるため、市内茶

業関係団体が互いに連絡強調し、茶の宣伝及び消費拡大事業等を実践し、市の

茶業の安定及び発展を図ることを目的に設立された。

エ 補助金等

平 成 28 年 度 市 の 負 担 金 は 8,787,188 円 で あ る 。 こ の 内 訳 は 、 事 業 費 分

3,400,000円、職員2名の人件費分5,387,188円である。

茶業協会規約に定める事業費の市分担金額は4,000千円であるが、一定の事 業が終了したこと及び繰越金の調整について役員会に諮り、分担金の85%とす ることが決定されている。

オ 事業内容

消費拡大対策事業として、ノベルディグッズの活用・販売による啓発PR事

業、深蒸し菊川茶ペットボトルの販売支援、「世界お茶まつり」や「菊川まる

ごと味わい列車」・「菊川産業祭」・「FOODEXJAPAN2017」等のイベン トへの参加によるPR事業を積極的に展開している。

茶普及・文化事業としては、「グリーンツーリズム事業」や「茶Fes2017」 などの茶交流促進事業、T-1グランプリin菊川、婚姻届提出者への急須及

びお茶のプレゼントなどの事業を実施している。

広告宣伝事業では、「小山ゆう駅広ギャラリー」や「深蒸し茶発祥の地菊川

市」のPRサインなどの屋外広告物による啓発と、テレビ・ラジオ番組を活用

した啓発などの啓発事業を実施している。

カ 所見

リーフ茶の消費量は減少傾向にあるが、緑茶飲料は安定した需要があるなど、

多様化 する消 費者 ニ ーズを 背景に 菊川 茶 のブラ ンド力 をさ ら に高め 消費拡大

に繋がる事業実施に努められたい。

生産から加工、販売までの関係者による茶業協会であることから、茶業関係

者が一体となった事業展開により、消費者に親しまれるお茶の提供と茶業の発

参照

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