第
4
章
青少年の労働
第1節
産業別就労人口
平成17 年10 月1 日現在の国勢調査の結果によると、青少年(15~24 歳)の就業者数は、53,917 人で、5
年前(平成 12 年)の 68,236 人と比較して 14,319 人の減少となった。このうち 15~19 歳の就業者数は 3,050
人減少、20~24 歳の就業者数は 11,299 人の減少となっている。(第 4-1-1 表(1)(2))
これを産業別にみると、最も多いのは卸売・小売業の 13,285 人で、全体の 24.6%を占めており、以下、医
療・福祉の 7,363 人(13.7%)、サービス業(他に分類されないもの)の 7,018 人(13.0%)、製造業の 6,093
人(11.3%)の順となっている。
平成7年から平成17年の10年間の就業者数の推移を産業別にみると、第1次産業では213人(-10.4%)
減少しており、特に減少が大きいのは農業の102人(-6.5%)である。第2次産業では8,428人(-43.9%)
とほぼ半減しており、建設業で4,363人(-48.3%)、製造業で4,017人(-39.7%)の減少となっている。第
3次産業では 14,314 人(-26.0%)の減少となっている。
第4-1-1表(1) 青少年(15~24歳)の産業(大分類)別就業者数(平成7・12年) (単位:人、%)
計 15~19歳 20~24歳 計 15~19歳20~24歳
76,420 13,964 62,456 100.0 68,236 11,966 56,270 100.0
農 業 1,564 303 1,261 2.0 1,297 277 1,020 1.9
林 業 81 16 65 0.1 73 18 55 0.1
漁 業 399 87 312 0.5 346 100 246 0.5
鉱 業 68 10 58 0.1 63 15 48 0.1
建 設 業 9,041 2,325 6,716 11.8 9,391 1,862 7,529 13.8
製 造 業 10,110 1,877 8,233 13.2 9,090 1,785 7,305 13.3
電 気 ・ ガ ス ・ 熱 供 給 ・ 水 道 業
452 67 385 0.6 338 52 286 0.5
運輸・通信業 3,154 377 2,777 4.1 2,323 269 2,054 3.4
卸 売 ・ 小 売業 ・ 飲 食 店
22,930 4,898 18,032 30.0 19,517 4,578 14,939 28.6
金融・保険業 2,110 139 1,971 2.8 1,300 63 1,237 1.9
不 動 産 業 159 22 137 0.2 144 20 124 0.2
サ ー ビ ス 業 20,274 2,968 17,306 26.5 19,702 2,263 17,439 28.9
公 務 ( 他 に 分 類 されないもの)
5,873 814 5,059 7.7 4,071 495 3,576 6.0
205 61 144 0.3 581 169 412 0.9
2,044 406 1,638 2.7 1,716 395 1,321 2.5
19,219 4,212 15,007 25.1 18,544 3,662 14,882 27.2
54,952 9,285 45,667 71.9 47,395 7,740 39,655 69.5 平成12年
) 人 ( 数 者 業 就 )
人 ( 数 者 業
就 産業別
構成比 (%)
産業別 構成比 (%) 平成7年
資料:国勢調査
第 3 次 産 業 産 業
分類不能の産業
総 数
( 再 掲 ) 第 1 次 産 業
第 2 次 産 業 第
1 次 産 業
第 2 次 産 業
第 3 次 産 業
第4-1-1表(2) 青少年(15~24歳)の産業(大分類)別就業者数(平成17年)
産業別 構成比
計 15~19歳 20~24歳 (%)
53,917 8,946 44,971 100.0
農 業 1,462 237 1,225 2.7
林 業 51 6 45 0.1
漁 業 318 86 232 0.6
鉱 業 20 2 18 0.0
建 設 業 4,678 636 4,042 8.7
製 造 業 6,093 1,110 4,983 11.3
電 気 ・ ガ ス ・ 熱 供 給 ・ 水 道 業
127 10 117 0.2
情 報 通 信 業 507 36 471 0.9
運 輸 業 1,131 131 1,000 2.1
卸 売 ・ 小 売 業 13,285 2,743 10,542 24.6
金 融 ・ 保 険 業 846 71 775 1.6
不 動 産 業 106 13 93 0.2
飲食店,宿泊業 4,469 1,319 3,150 8.3
医 療 , 福 祉 7,363 538 6,825 13.7
教 育 , 学 習 支 援 業
1,477 119 1,358 2.7
複 合 サ ー ビ ス
事 業
655 75 580 1.2
サ ー ビ ス 業 ( 他 に 分 類 さ れ な い も の )
7,018 1,025 5,993 13.0
公 務 ( 他 に 分 類 されないもの)
3,654 664 2,990 6.8
657 125 532 1.2
1,831 329 1,502 3.4
10,791 1,748 9,043 20.0
40,638 6,744 33,894 75.4
(注)平成14年産業分類改訂に伴い産業分類毎の平成12年と17年データは接続しない。 資料:国勢調査
平成17年
就業者数(人)
( 再 掲 ) 第 1 次 産 業 分類不能の産業
第 1 次 産 業
総 数
第 2 次 産 業
産 業
第 3 次 産 業
第 2 次 産 業
第 3 次 産 業
第2節
青少年の就業状況
1
新規学校卒業者の求人・就職状況
本県の平成 19 年3月の新規学校卒業者の求人状況は、中学校では就職希望者数 12 人に対して求人数 250
人(全て県外)となっており、高等学校では就職希望者数 3,855 人に対して求人数6,070 人(県内2,553 人、
県外 3,517 人)となっている。
また就職状況は、中学校では就職希望者数 12 人に対して就職者数 12 人(全て県外)となっており、高等学
校では就職希望者数 3,855 人に対して就職者数 3,775 人(県内 1,757 人、県外 2,018 人)となっている。
第4-2-1表 平成19年3月新規学校卒業者の求人・就職状況 (単位:人) 1. 2. 3.
計 男 女 求 人 数
県 内 1 の う ち
県 外 1 の う ち
計 男 女 計 男 女 計 男 女
合 計 12 8 4 250 0 250 12 8 4 0 0 0 12 8 4 青 森 0 0 0 38 0 38 0 0 0 0 0 0 0 0 0 八 戸 5 3 2 29 0 29 5 3 2 0 0 0 5 3 2 弘 前 1 0 1 29 0 29 1 0 1 0 0 0 1 0 1 む つ 1 1 0 28 0 28 1 1 0 0 0 0 1 1 0 野 辺 地 1 1 0 26 0 26 1 1 0 0 0 0 1 1 0
五所川原 1 1 0 27 0 27 1 1 0 0 0 0 1 1 0
鯵ヶ沢 0 0 0 9 0 9 0 0 0 0 0 0 0 0 0 三 沢 2 2 0 29 0 29 2 2 0 0 0 0 2 2 0 十 和 田 1 0 1 12 0 12 1 0 1 0 0 0 1 0 1 黒 石 0 0 0 23 0 23 0 0 0 0 0 0 0 0 0 合 計 3,855 2,115 1,740 6,070 2,553 3,517 3,775 2,084 1,691 1,757 894 863 2,018 1,190 828 青 森 662 371 291 1,091 545 546 637 361 276 288 128 160 349 233 116 八 戸 896 529 367 1,105 610 495 882 526 356 426 245 181 456 281 175 弘 前 691 394 297 1,110 570 540 672 384 288 401 220 181 271 164 107 む つ 255 135 120 510 127 383 254 135 119 96 42 54 158 93 65 野 辺 地 164 78 86 391 167 224 161 78 83 78 37 41 83 41 42 五所川原 525 255 270 629 175 454 515 251 264 175 73 102 340 178 162 三 沢 228 70 158 405 152 253 228 70 158 71 19 52 157 51 106 十 和 田 255 192 63 465 87 378 253 191 62 114 80 34 139 111 28 黒 石 179 91 88 364 120 244 173 88 85 108 50 58 65 38 27 資料:青森労働局 「新規学校卒業就職者の動き(平成19年度)」
5. 4のうち県内 6. 4のうち県外
中 学 校
高 等 学 校 区 分
安定所別
数 者 職 就 . 4 者
望 希 職 就
2
新規学校卒業者の求職動向
本県の平成 20 年次の新規学校卒業者の求職動向は、中学校では就職希望者 30 人で卒業見込者数の 0.2%と
なっている。また、高等学校では就職希望者 5,246 人で卒業見込者数の 35.5%となっている。
(1) 中学校
9 19,896 (100) 19,610 (98.6) 102 (0.5) 74 (72.5) 184 (0.9)
10 19,688 (100) 19,406 (98.6) 100 (0.5) 80 (80.0) 182 (0.9)
11 19,712 (100) 19,343 (98.1) 108 (0.5) 81 (75.0) 261 (1.3)
12 19,379 (100) 19,124 (98.7) 79 (0.4) 63 (79.7) 176 (0.9)
13 18,461 (100) 18,173 (98.4) 74 (0.4) 52 (70.3) 214 (1.2)
14 17,854 (100) 17,603 (98.6) 95 (0.5) 72 (75.8) 156 (0.9)
15 16,913 (100) 16,679 (98.6) 70 (0.4) 47 (67.1) 164 (1.0)
16 16,304 (100) 16,132 (98.9) 47 (0.3) 33 (70.2) 125 (0.8)
17 15,570 (100) 15,381 (98.8) 40 (0.3) 29 (72.5) 149 (1.0)
18 15,069 (100) 14,902 (98.9) 39 (0.3) 25 (64.1) 128 (0.8)
19 15,355 (100) 15,187 (98.9) 38 (0.2) 27 (71.1) 130 (0.8)
20 14,850 (100) 14,731 (99.2) 30 (0.2) 14 (46.7) 89 (0.6)
(2) 高等学校
9 20,673 (100) 11,594 (56.1) 8,638 (41.8) 7,639 (88.4) 441 (2.1)
10 19,987 (100) 10,993 (55.0) 8,501 (42.5) 7,377 (86.8) 493 (2.5)
11 19,236 (100) 10,688 (55.6) 8,024 (41.7) 7,073 (88.1) 524 (2.7)
12 18,355 (100) 10,496 (57.2) 7,258 (39.5) 6,343 (87.4) 601 (3.3)
13 18,255 (100) 10,454 (57.3) 7,187 (39.4) 6,367 (88.6) 614 (3.4)
14 18,124 (100) 10,633 (58.7) 6,858 (37.8) 6,020 (87.8) 633 (3.9)
15 17,807 (100) 10,450 (58.7) 6,694 (37.6) 5,887 (87.9) 663 (3.7)
16 17,030 (100) 10,156 (59.6) 6,325 (37.1) 5,517 (87.2) 549 (3.2)
17 16,591 (100) 10,148 (61.2) 5,900 (35.6) 5,197 (88.1) 543 (3.3)
18 15,914 (100) 9,727 (61.1) 5,627 (35.4) 5,090 (90.5) 560 (3.5)
19 15,433 (100) 9,448 (61.2) 5,480 (35.5) 4,965 (90.6) 505 (3.3)
20 14,783 (100) 9,049 (61.2) 5,246 (35.5) 4,617 (88.0) 488 (3.3)
資料:青森労働局 「新規学校卒業就職者の動き(平成19年度)」 (単位:人、%) 第4-2-2表 年次別新規学校卒業者の求職動向
(単位:人、%)
うち学校又は安定所の紹介 による就職希望者数
その他 (家事等含む) 卒業
年次
卒業見込者数 進学希望者数 就職希望者数
その他 (家事等含む)
うち学校又は安定所の紹介 による就職希望者数
卒業 年次
卒業見込者数 進学希望者数 就職希望者数
3
新規学校卒業者の初任給
本県の平成 19 年3月の新規学校卒業者の学歴別初任給(職業計)の全国対比は、高等学校卒では男子 87.5%、
女子85.4%、短大卒では男女とも86.0%、大学卒では男子86.5%、女子87.5%と、いずれも全国対比86%
前後となっている。
4
新規学校卒業者の離職状況
本県の新規学校卒業者の離職状況は、平成 19 年3月までの就職後3年間で、中学校卒では 81.3%が離職
しており、高等学校卒では 59.8%が離職している。
一方、全国中学、高校、大学の卒業後3年以内に離職する割合は、それぞれ約7割・5割・3割、つまり若
者の離職率は「七五三」の割合となっている。
第4-2-3表 学歴別、就職群別初任給(平成19年3月) (単位:千円)
専 門 的 技 術 的
職
業
管 理 的 職 業
事 務 の 職 業
販 売 の 職 業
サ
ビ ス の 職
業
保 安 の 職 業
農 林 漁 業 の 職
業
運 輸 通 信 の 職
業
生 産 工 程 ・ 労 務 の 職 業
職
業
計 全
国
対
比
男 125 - *180 135 145 - *134 *168 138 137 100
女 141 - *140 *129 138 - *149 *140 132 135 100
男 - - - - - - - - - - -
女 - - - - - - - - - - -
男 165 171 163 169 166 172 154 174 168 168 100
女 153 164 157 162 159 165 148 157 158 158 100
男 151 *151 142 142 138 167 *138 146 148 147 87.5
女 138 *143 133 136 136 *160 *126 *141 134 135 85.4
男 179 185 179 186 174 191 168 181 177 178 100
女 171 174 168 182 168 174 163 169 166 171 100
男 154 *120 149 151 148 *186 - *167 156 153 86.0
女 151 - 141 147 141 *194 - - 143 147 86.0
男 210 209 204 212 208 209 188 207 205 208 100
女 207 199 195 206 196 195 187 193 197 200 100
男 191 *205 172 181 170 *210 *158 *191 175 180 86.5
女 183 - 168 176 164 *217 - *191 170 175 87.5
(注) 「*」は対象者が9人未満、「-」は対象者がいないことを示している。 資料:厚生労働省職業安定局
大
学 全国
青森 中 学 校
高 等 学 校
全国
青森
全国
青森 職種群
学歴別
短
大 全国
青森
第4-2-4表 新規学校卒業者の離職状況(青森県) (単位:人、%)
離職者数 離職率 離職者数 離職率 離職者数 離職率
H16.3月 16 13 3 13 81.3 11 84.6 2 66.7
H17.3月 11 8 3 9 81.8 8 100.0 1 33.3
H18.3月 9 8 1 9 100.0 8 100.0 1 100.0
H16.3月 2,602 1,211 1,391 1,556 59.8 674 55.7 882 63.4
H17.3月 2,127 973 1,154 1,005 47.2 424 43.6 581 50.3
H18.3月 2,098 936 1,162 592 28.2 253 27.0 339 29.2
資料:青森労働局
項目 就職者数 卒業時から平成19年3月までの離職状況
高 等 学 校
男 女
中・高 卒業年次別
中 学 校
計 男 女
合 計
5
完全失業率と有効求人倍率の状況
平成 18 年(年平均)における本県の青少年(15~24 歳)の完全失業率は、8.0%となっており、平成 15 年
をピークに減少傾向にある。また、平成 18 年の有効求人倍率は 1.64%となっており、増加傾向にある。
(注)「完全失業率」とは、「労働力人口に占める完全失業者の割合(%)」をいう。
(注)「完全失業者」とは、「仕事がなく、仕事を探していた者で、仕事があればすぐ就ける者」をいう。
(注)「有効求人倍率」とは、ハローワークに登録された有効求職者数(前月から繰り越された求職者と新規求職者との合計)に対する有効 求人数
(前月から繰り越された求人と新規求人との合計)の比率のことで、「有効求職者1人当たりに有効求人が何件あるか」を表している。
6
ニート・フリーターの状況
「ニート」に近い概念である若年無業者について、年齢を15~34歳に限定し、非労働力人口のうち家事も
通学もしていない者として集計すると、平成 13 年の 49 万人から平成 14 年以降 64 万人に増加し高止まりして
いたが、平成 18 年には減少し 62 万人となっている。(全国)
またフリーターは、厚生労働省で、総務省統計局「労働力調査(詳細結果)」により、15~34 歳で、男性は
卒業者、女性は卒業で未婚の者のうち、①雇用者のうち「パート・アルバイト」の者、②完全失業者のうち探
している仕事の形態が「パート・アルバイト」の者、③非労働力人口のうち希望する仕事の形態が「パート・
アルバイト」で家事も通学も就業内定もしていない「その他」の者の合計としており、平成 18 年は全国で 187
万人で、平成 15 年をピークに3年連続減少し、25 歳以上の年長フリーターについては小幅ながらも減少して
いる。
第4-2-2図 完全失業率・有効求人倍率(15~24歳)の推移
7.7
9.1 9.1
9.6 9.9 9.5 8.7
8.0 10.1
0.78
0.71
0.93 0.95 0.87
1.06
1.35 1.49
1.64
5 7 9 11 13 15 17 19
H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 (%)
0 0.2 0.4 0.6 0.8 1 1.2 1.4 1.6 1.8 (倍)
完全失業率 有効求人倍率
資料:総務省統計局「労働力調査」、厚生労働省「職業安定業務統計」 第4-2-1図 卒業後3年以内の離職率は七五三(全国・平成16年3月卒)
46.2
14.0
8.8
75.0
6.3
24.9
14.6
9.8
32.0
18.0
9.8
15.1
11.7
9.7
23.0
12.7
9.6
0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0 70.0 80.0 90.0
(%)
中学(全国) 中学(青森) 高校(全国) 高校(青森) 大学(全国) 大学(青森)
3年目 2年目 1年目
69.0
36.5 49.3
81.3
59.8
45.3
資料:青森労働局
(注)昭和 57 年から平成9年については、フリーターを年齢が 15~34 歳と限定し、①現在就業している者については勤め先における呼 称が
「パート」または「アルバイト」である雇用者で、男性については継続就業年数が1~5年未満の者、女性については未婚で仕事を主にしてい
る者とし、②現在無業の者については家事も通学もしておらず「パート・アルバイト」の仕事を希望する者と定義し、集計している。したがって、
平成9年までと平成 14 年からの数値とでは、「フリーター」の定義等が異なることから接続しない点に留意する必要がある。
第3節
職業訓練と雇用促進
1
職業能力開発の状況
本県の社会経済状況は、一部に改善の動きが見られるものの、依然として厳しい状況が続いている。雇用情
勢についても、改善傾向にあるものの、全国との格差は依然として大きいのが現状である。
このような中、地域の実情に即した産業・雇用対策により雇用の安定・創出を図るため、求職者の再就職に
向けた職業能力の開発はもとより、地域産業の振興を担う人材の育成が県政の喫緊の課題となっている。
このため、第8次青森県職業能力開発計画(平成18~22年度)に基づき、労働者個々の能力開発向上と社
会が必要としている人材の育成を図ることとしている。 第4-2-3図 ニート数の推移
10 9 10 11 12 8 9 8 17 16 18 16 17 13 12 13 18 20 19 18 18 15 10 10 18 19 18 18 17 13 9 9 0 10 20 30 40 50 60 70
H5 H8 H13 H14 H15 H16 H17 H18 (万人)
30~34歳 25~29歳 20~24歳 15~19歳
資料:総務省統計局「労働力調査」
40 49 64 62 40 64 64 64
第4-2-4図 フリーター数の推移
117 119 115 104 95 102 72 57 34 17 23 29 49 91 98 99 97 92 0 50 100 150 200 250
S57 S62 H4 H9 H14 H15 H16 H17 H18 (万人)
25~34歳 15~24歳
資料:総務省統計局「就業構造基本調査」、労働省政策調査部で特別集計(~平成9年) 総務省統計局「労働力調査詳細集計」(平成14年~)
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2
技能検定
技能検定は労働者の有する技能を一定の基準によって検定し、これを公証する国家検定制度であり、我が国
の技能水準を向上させ、技能及び職業訓練の成果に対する社会一般の評価を高め、技能労働者の技能と地位の
向上を図ることを目的とするものである。
技能検定は、職業ごとに特級、1級、単一等級、2級、3級に分けて、それぞれ学科試験、実技試験によっ
て行われる。そして、これらの両方に合格した者に、特級、1級及び単一等級については厚生労働大臣の、2
級及び3級については都道府県知事の合格証書が交付され「技能士」の称号が与えられる。
本県では、平成 18 年度は 62 職種 85 作業にわたり実施し、特級3名、1級 326 名、単一等級6名、2級 339
名、3級 344 名が合格している。
なお、平成18年度までに90職種153作業を実施し、特級25名、1級14,111名、単一等級477名、2級
15,062 名、3級 1,159 名に技能士の称号が与えられている。
3
青森県技能奨励賞
青森県技能奨励賞表彰制度は、若年技能者を表彰することにより、技能を通じて能力発揮の希望を与え、技
能労働者の地位向上と、技能の研鑽を奨励することを目的に平成4年度から実施している。
① 表彰の対象者
技能の程度が極めて優秀であり、それに関わる職業に 10 年以上の経験を有し、かつ45 歳未満の者で、
将来その活躍が一層期待される者であること。
② 表彰者数 5名以内
③ 表彰の時期 毎年 11 月に行う。
④ 推薦の方法 市町村長、商工団体、各業種別組合等の長の推薦により行う。
第 4-3-4 表 認定職業訓練校一覧(平成 19 年度) (平成 19 年 4 月)
区
分
訓 練 校 名 所在地 訓 練 科 (コース)
八戸職業能力開発校 八戸市 建築設計科、木造建築科、建築塗装科
十和田職業能力開発校 十和田市 塑性加工科、木造建築科、建築塗装科、左官タイル施工科
青森職業能力開発校 青森市 建築板金科、木造建築科、鉄筋コンクリート施工科
五所川原職業能力開発校 五所川原市 木造建築科、左官タイル施工科、建築板金科、建築塗装科
むつ職業能力開発校 むつ市 木造建築科
三戸共同高等職業訓練校 三戸町 木造建築科
三沢職業能力開発校 三沢市 和裁科、木造建築科、建築塗装科
浪岡共同高等職業訓練校 青森市(旧浪岡町) 左官タイル施工科、洋裁科
黒石職業能力開発校 黒石市 左官タイル施工科、塑性加工科
弘前職業能力開発校 弘前市 建築板金科、和裁科、木造建築科、左官タイル施工科、建築塗装科
田子共同高等職業訓練校 田子町 木造建築科
名川共同高等職業訓練校 南部町(旧名川町) 木造建築科
七戸職業能力開発校 七戸町 木造建築科、左官タイル施工科、塑性加工科
上北職業能力開発校 東北町 木造建築科
中里職業能力開発校 中泊町 木造建築科
弘前調理共同高等職業訓練校 弘前市 調理コース(短期)
八戸調理共同高等職業訓練校 八戸市 調理コース(短期)
あおもりコンピュータ・カレッジ 青森市 情報システム科
校 8 1 計
弘前和裁高等職業訓練校 弘前市 和裁コース(短期) 単
独 ヘアーメイク・アーティスタースクール 十和田市 美容コース(短期)
合計 20校
資料:労政・能力開発課
4
雇用対策
(1) ジョブカフェあおもり
若者の就職を支援するため、「ジョブカフェあおもり」(平成16年4月設置)では、若年者の職業や能力開
発、創業支援に関する情報提供、インターンシップ等の職場体験機会の確保、キャリアカウンセリング、セミ
ナーなど総合的なサービスを提供している。
第 4-3-5 表 ジョブカフェあおもり利用状況 (単位:人)
年度 利用者数 就職者数
7 9 6 , 1 6 8 0 , 9 2 6 1 H 5 0 3 , 2 7 0 6 , 6 4 7 1 H 6 9 0 , 2 4 8 5 , 2 4 8 1 H
(注)就職者数は併設のハローワークヤングプラザの職業紹介を含む。 資料:労政・能力開発課
(2) ふるさと仕事人育成事業
県では、若年者の職場定着を図るため、中学生・高校生等を対象に仕事の厳しさや、ニート・フリーターの
厳しい現実を理解してもらうためのハンドブックを平成 19 年度に作成・配布し、平成 20 年度にはハンドブッ
クを活用した出前授業を実施することとしている。
(3) はたらく心育成事業
県では、これからの青森県の将来を担っていく世代のはたらく心(職業観・勤労観)をはぐくみ、就業意識
の高揚を促すため、小学校高学年生を対象にDVD「はたらく心」を活用し、「しごと」について楽しみなが
ら考えてもらう出前授業を実施している。平成 19 年度の出前授業は県内 71 小学校で 76 回実施した。
(参考)DVD「はたらく心」
平成 18 年6月に県内の全ての小・中学校、高校に配布した職業情報DVD。100 種類の職業の内容や働
く人が語る仕事の魅力、やりがい、苦労などを、生の声と姿で伝える内容となっている。
(4) 新規高等学校卒業予定者県内就職促進事業
県では、新規高等学校卒業予定者の県内就職を促進するため、県内経済団体への早期求人確保要請や、高校
生を対象とした企業見学会を実施している。
第 4-3-6 表 企業見学会実施状況
年度 延べ参加学校数(校) 参加学生数(人) 見学企業数(箇所)
0 1 2 2 1 4 , 3 9 5 6 1 H 5 0 2 8 4 8 , 2 7 5 7 1 H 5 0 2 5 3 6 , 2 8 5 8 1 H
資料:労政・能力開発課
(5) 県出身学生就職促進事業
県では、本県出身の大学、短大、専門学生等の県内就職を促進するため、県内外において就職ガイダンスを
開催している。平成 19 年度は、青森、弘前、八戸、札幌、仙台、東京の各会場で開催した。
第 4-3-7 表 就職ガイダンス開催状況
年度 参加企業数(箇所) 参加学生数(人)
4 9 6 , 1 3 8 2 7 1 H 9 1 7 , 1 6 0 3 8 1 H 3 6 5 , 1 0 1 3 9 1 H
資料:労政・能力開発課
(6) 早期求人確保ローラー作戦
新規高卒予定者の求職状況は、求人数が3年連続で増加し、求人倍率も1倍を超えるなど改善傾向にある。
しかしながら、県内就職を希望する新規高卒予定者の割合は低下しつづけており、このままでは、本県の将来
を担う人材が失われるとともに、企業の中核となる人材が不足する事態も懸念される。
この要因の1つとして、県内企業の求人票の提出時期が県外企業に比べ遅いことがあげられる。新規高卒予
定者の就職面接は 9 月に解禁されるが、県外企業はその求人者数の約9割に当たる求人票を8月末までに提出
しているのに対し、県内企業は5割に満たない状況となっている。
このため、県では、平成19年度に求人票の提出を予定している県内事業所のうち、提出時期が比較的遅い
事業所に対し、求人票の早期提出を要請する「早期求人確保ローラー作戦」を実施した。
平成 19 年3月の新規学校卒業者の求人・就職状況は第4章第2節1 第 4-2-1 表(47 ページ)を参照。 第4-3-1図 新規高卒予定者の月別求人数及び就職内定率比較(県内、県外別)
315
160 205
182
54 45
35 13 499
134
21 23 20
3 0 0 0
252
231 410 436
215
144 146
10.5 31.2
45.1 53.5
54.3 61.4
73.3 82.5 88.8
92.9 95.6 100.0 99.9 99.7 98.6 97.2 95.2 92.0
85.2
75.7
0 100 200 300 400 500
H18.6 7 8 9 10 11 12 H19.1 2 3 4 5 6
0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100
県内求人数 県外求人数 県内就職内定率 県外就職内定率
2557
人 %
第4-3-2図 新規高卒者の県内・県外就職割合の推移
40.3 59.7
42.5 57.5
47.5 52.5
49.4 50.6
53.5 46.5
0% 20% 40% 60% 80% 100%
H15.3卒 H16.3卒 H17.3卒 H18.3卒 H19.3卒
県内 県外
資料:労政・能力開発課
資料:労政・能力開発課
(7) 「がんばれ新社会人」定着促進事業
県では、若年労働者の早期離職を防止するため、新社会人に対する地域巡回カウンセリングや電話相談、経
営者に対する職場定着のためのセミナー等を実施している。
第 4-3-8 表 新規学校卒業者の定着状況 (単位:%)
新規高等学校卒業者の定着率 新規大学等卒業者の定着率 区 分
1年後 2年後 3年後 1年後 2年後 3年後
全 国 75.0 60.7 50.8 84.7 73.7 64.3 H15.3 月卒
青森県 67.7 50.0 40.2 75.1 66.0 57.8
全 国 75.1 60.5 50.7 84.9 73.2 63.5 H16.3 月卒
青森県 68.0 50.0 40.2 77.0 64.3 54.7
全 国 75.2 61.2 - 85.0 73.3 -
H17.3 月卒
青森県 67.5 52.8 - 75.3 63.1 -
全 国 76.4 - - 85.5 - -
H18.3 月卒
青森県 71.8 - - 82.0 - -
資料:労政・能力開発課
5
小規模事業者等後継者の育成
県では、小規模事業者等の若手後継者及び青年経営者等の育成及び向上を図るため、次の事業を実施する商
工会、商工会議所、県商工会連合会及び県中小企業団体中央会に対し助成、指導を行っている。
① 商工会、商工会議所等の青年部が部員の資質向上を図るため、各種研修会、講習会及び研究会を広域で
行う事業
② 商工会、商工会議所等の青年部が地域の小規模企業の振興、発展を図るための調査研究、地場産業育成
等の事業
③ 県商工会連合会が商工会に設置されてある青年部の組織強化と活動推進を図るため、部員の資質向上を
図るための各種研修会、講習会及び研究会を広域で行う事業
④ 県商工会連合会が商工会に設置されてある青年部の組織強化と活動推進を図るため、地域の小規模企業
の振興、発展を図るための調査研究、地場産業育成等の事業
⑤ 県中小企業団体中央会が事業協同組合等の青年経営者等の資質向上を図るために行う各種研修会、講習
会及び研究会事業
⑥ 県中小企業団体中央会が組合青年部懇談会等青年部の組織化と青年部活動の円滑化を図るために行う事業
第4節
勤労青少年の福祉
1
勤労青少年福祉の増進
労働行政の対象としてとらえられる青少年福祉対策は、勤労青少年福祉法、職業能力開発促進法及び労働基
準法などがその根拠法としてあげられるが、特に勤労青少年の福祉施策については、勤労青少年福祉法を根拠
とし、①職業指導の充実、②職業訓練の奨励、③福祉施設の機能の充実や活用の促進等を計画的に推進し、勤
労青少年の福祉の増進を図ることとしている。
国においては、勤労青少年福祉法に基づき、平成12年に策定された第7次勤労青少年福祉対策基本方針の
運営期間が平成17年度で終了したことに伴い、新たに平成18年度から平成22年度までを運営期間とする第
8次勤労青少年福祉対策基本方針を策定したところである。
第8次勤労青少年福祉対策基本方針の主な内容は次のとおりである。
《 要 旨 》
我が国において、少子化、技能継承に関する課題等を抱える一方、若年失業者、フリーター、若年無
業者等が依然多数に上る現状にかんがみ、若い人材の育成という観点に立ち、これまでの在職者を主た
る対象とした余暇活動支援から、フリーター、若年無業者等を対象としたキャリア形成、職業的自立に
向けた支援へ重点を移行した。
1.勤労青少年福祉行政の方向性
フリーターや若年無業者の増加が、少子化もあいまって、社会・経済全体に与える影響は大きいと考
えられ、青少年に対する職業生活の充実に向けた支援は、勤労青少年福祉行政として対処すべき重要な
課題として、余暇活動の充実等に替わり、主眼を置くことが必要である。
勤労青少年が主体的に職業生活設計を行うとともに、その自律的な選択を支援していくことが、勤労
青少年福祉行政の目指すべき方向であり今後の課題である。
2.職業生活の充実
(1) 職業意識形成のための支援
インターンシップ等を通じ、早い段階から、働くことの意義、職業生活等に関して、自ら考えさせ
る機会を設けることが重要である。
(2) 就業に向けた自信・意欲の獲得等のための支援
集団生活による基本的能力の習得、勤労観の醸成、就業をめぐる悩みに対する専門的相談支援体制
の整備等が必要である。
(3) 的確な職業選択・職場定着の支援
試行雇用などの活用を通じた就業機会の拡大や、ワンストップによる就職支援メニューの提供等的
確な職業選択の支援を行うとともに、勤労青少年ホームに専門家を配置しての相談援助を行うなど職
場定着を支援することが必要である。
(4) 職業生活に必要な職業能力開発の推進
キャリア・コンサルティングを活用した職業生活設計の支援や、理論と実習を組み合わせた実践型
人材養成システムの普及・定着等が必要である。
(5) 労働条件等の整備充実に関する支援
事業主における職場での安全と健康の維持・確保、勤労青少年に対する法定労働条件等に関する相
談の場の活用促進、職業能力開発のための時間確保に向けた取組の推進を図ることが必要である。
3.自由時間を活用した生活の充実
(1) 社会活動への参加の促進及び活用
自由時間等を活用し社会活動等への参加を通じて勤労青少年の生活の充実を図ることは、勤労青少
年が職場や社会の一員であるとの自覚を深めるとともに、集団生活になじみ、コミュニケーション能
力を高める上で有効である。
(2) 様々な世代同士による交流の促進等
同世代、世代間又は地域間の交流を図ることは、勤労青少年の人間形成を促進する上で有効であり、
こうした交流や心身のリフレッシュには、ボランティア活動や勤労青少年ホームにおけるレクリエー ション活動等の促進が重要である。
4.国際交流の促進
(1) ワーキング・ホリデー制度の持つキャリア形成機能の有効活用
渡航前後におけるキャリア・コンサルティングの実施を始めとしたキャリア形成支援体制の充実が必
要である。
(2) 海外留学を行う青少年へのキャリア形成支援
(3) 勤労青少年ホームによる国際交流事業の活用促進
5.勤労青少年福祉行政推進のための環境整備
(1) 支援のための地域ネットワークの構築等
職業安定機関、教育機関、社会福祉機関等の各機関、事業主団体、社会活動支援団体等による地域支
援ネットワークの構築等が重要である。
(2) 勤労青少年ホームの機能充実
勤労青少年を取り巻く現状に即したキャリア形成支援に関する機能の充実、地域の実情に応じた活用
の促進等が必要である。
6.勤労青少年指導体制の整備等
勤労青少年ホームの指導員、職場における勤労青少年福祉推進者等の勤労青少年福祉関係者に対する各
種講習会の実施等により、指導体制の整備に努めることが必要である。
7.勤労青少年福祉対策に関する啓発活動等の実施
勤労青少年福祉対策について、勤労青少年の日を中心とした広報・周知や、勤労青少年の福祉の向上に
資する行事等の実施、支援が引き続き重要である。
2
勤労青少年の育成・交流
勤労青少年に対して、各種相談に応じ、必要な指導を行い、そして、レクリエーション、クラブ活動、その
他勤労の余暇に行われる活動のための便宜を供与する等、勤労青少年の福祉に関する事業を総合的に行うこと
を目的とする施設として、県内の 13 市町に勤労青少年ホーム(13 か所)が設置されている。
県においては、勤労青少年ホームを拠点に活動しているクラブ活動を奨励し、スポーツを通じて、働く青少
年の交流と心身の健康増進を推進するため、青森県勤労青少年ホームスポーツ交流大会を開催している。
勤労青少年ホーム所在地一覧は第9章第2節 第 9-2-1 表(156 ページ)を参照。
第5節
農林水産勤労青少年の現状
1
青年農業者
農村では、農業従事者が減少しているほか高齢化も進行しており、担い手不足問題は今後ますます深刻にな
るものと予想される。
このため、次代の農業を担い、農業・農村の活性化に貢献する青年農業者を確保・育成していくことが、重
要な課題となっている。
(1) 青年農業者の現状
① 新規就農者
近年、新規就農者は 150 人前後で推移していたが、平成 18 年度は、新規学卒者及びUターン者の就農
者数が減少したため、全体で 102 人となった。
今後、農業者の高齢化などから担い手不足が一層進むことが懸念されており、県内外から非農家出身者
も含めた新規就農者を幅広く確保・育成していく必要がある。
第 4-5-1 表 本県における新規就農者数の推移 (単位:人)
区分 年度 H13 H14 H15 H16 H17 H18
中 学 校 9 6 4 6 1 1
高 校 80 81 85 66 66 48
中 高 計 89 87 89 72 67 49
営 農 大 学 校 7 12 10 14 11 16
農 業 大 学 校 4 5 0 1 2 1
大学(営・農大以外) 12 9 6 3 2 3
大 学 計 23 26 16 18 15 20
新
規
学
卒
新 規 学 卒 合 計 112 113 105 90 82 69
U タ ー ン 等 31 44 42 53 48 24
新 規 参 入 4 8 4 7 8 9
総 計 147 165 151 150 138 102
(注)Uターン等とは、農業以外の産業に従事していた農家出身の就農者数。 資料:構造政 策課
(注)新規参入とは、非農家出身の就農者数。
② 青年農業者の4Hクラブ活動
4Hクラブは、青年農業者が自己の課題解決のために自主的に組織している集団で、平成 19 年度の
クラブ加入者は 212 人となっている。
その活動は、農業や生活に関する学習が中心で、社会活動も実施しており、主なものは次のとおり。
ア プロジェクト活動の実施、県 4Hクラブリーダー研修・県農業青年交流大会・県青年農業者会議等
の企画・運営、全国農業青年交換大会・全国青年農業者会議・東北農村青年会議などへの参加。
イ 農産物即売会、花壇づくりなどの地域活動を通じた自己の技術・知識の研鑽。
[4Hとその精神]
4Hとは、心(Heart)、頭(Head)、腕(Hand)、健康(Health)の頭文字
その精神は、①誠実で友情に富む心を培う ②科学的に考える頭を訓練する
③農業改良や生活改善に役立つ腕をみがく ④楽しく暮らし、元気で働くための
健康を増進することである。
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② 青年農業者の資質向上策
ア 食のグローバル化が進み、安価な輸入農産物があふれる中で、今後は、消費者ニーズに対応した付
加価値の高い農産物の生産や、生産コストの低減に努め、企業的感覚で経営に取り組んでいくことが
必要になっている。
このため、関係機関と連携を図りながら、意欲的な青年農業者を対象に、農業技術・経営管理手法
などの研修を体系的に実施する。
イ 4Hクラブへの加入者を増やし、4Hクラブを主体に、仲間づくりや他産業従事者・消費者との交流 の場の拡大を図る。
また、優れた農業者として必要な技術の習得と人格形成を図る観点から、4Hクラブ員による技術 改善等のプロジェクト活動や先進地視察研修などの組織活動の充実に努める。
2
森林・林業と青少年
本県の森林は、県総土地面積の66%を占めており、木材の生産から水資源のかん養、土砂崩れの防止、大気
の浄化、保健休養、教育・文化の場の提供などその果たす役割は非常に重要であり、しかも多方面にわたって
いる。
森林がその多面的機能を発揮していくためには、植栽から下刈、間伐などの手入れを経て主伐に至る森林の
施業を実施するほか、ヒバやブナなどの県内に自生する樹林の造成などを進め、森林の整備を的確に図ってい
くことが必要である。
このため、これを担う若い林業労働者の育成や、森林環境教育による青少年の森林への理解の醸成のほか、
「緑の少年団」等、森林・林業に関心を持ち、自然に親しむ子どもたちを育成する活動を支援している。
(1) 林業の担い手育成
林業の生産活動は停滞傾向にあり、担い手の確保に支障をきたすとともに、年々高齢化が進んでいる。このた
め林業の担い手育成と資質の向上を図ることとし、若手の林業労働者に対し林業に関する専門的知識・技能を
習得させるための研修を実施して、全科目の修了者については「青森県林業作業士」に認定している。
第 4-5-4 表 青森県林業作業士の認定状況 (単位:人)
年 度 S57~H14 H15 H16 H17 H18 H19 計
認定者数 227 8 6 7 7 10 265
資料:林政課
(2) 森林環境教育の実施
最近、学校や市民団体等による森林環境教育の取組事例も見られるようになってきていることから、学校等
における森林環境教育をさらに進めることを目的として、指導者の派遣を円滑に行うことができる「指導者派
遣システム」を確立し、子どもの「生きる力」の育成や、森林を社会全体で支えるという県民意識の醸成に努
めることとしている。
<平成 19 年~20 年度の取り組み内容>
○指導者派遣システムの検討、周知、運用
○森林環境教育指導者データベースの作成
○教員や森林環境教育実践者を対象とした研修の実施
(3) 緑の少年団の育成
「緑の少年団」は、緑を愛し、緑を守り、緑を育てる活動を通して、少年たちが広く自然の知恵を学び、人
とのふれあいを深くして、そして自らの社会を愛する心、豊かな人間性を育てることを目的に結成された小・
中学生の団体である。(青森市には、保育園児による「緑の幼年団」もある。)
昭和46年に下北郡大畑町の小目名小学校の23名で結成された「ひばの子森林警備隊」が最初で、現在県内に
54 団体が結成され、団員数は 1,618 名となっている。
県では、社団法人青森県緑化推進委員会と協力し、「緑の少年団」の活動支援を行っている。
<主な活動>
○緑の少年団交流会(毎年、各県民局管内ごとに実施)
○森林・林業教室
○木工教室 (必要に応じ、随時実施)
○自然観察
○緑の少年団全国大会への県代表派遣
○「山・川・海の感謝祭」への参加
※その他、各団からの要請により、上記以外の活動支援も随時実施している。
第4-5-5表 地域別「緑の少年団」数(平成19年8月現在) (単位:グループ、人)
県民局管内 グループ数 会 員 数
東 青 地 域 県 民 局 11 333
中 南 地 域 県 民 局 5 111
三 八 地 域 県 民 局 9 297
西 北 地 域 県 民 局 16 579
上 北 地 域 県 民 局 9 257
下 北 地 域 県 民 局 4 41
8 1 6 , 1 4
5 計
資料:林政課
3
青年漁業者
本県は、本州の最北端に位置し、太平洋・日本海・津軽海峡と三方を海に囲まれ、また、そのふところには
我が国有数の大型内湾である陸奥湾(面積約1,660k㎡)があり、水産業にとって、めぐまれた環境にある。
(1) 漁業就業者の推移
本県の漁業就業者は、多少の増減を繰り返しながら減少傾向を示しており、これらのうち、青少年(25歳
未満)の割合も、同様の傾向を示している。(第4章第1節産業別就労人口第 4-1-1 表(45~46 ページ)参照。)
(2) 漁業研究グループの活動
本県には、海面漁業協同組合が 54 あり、その傘下に 69 の漁業研究グループがある。これらグループは、沿
岸漁業の振興を推進するための「つくり育てる漁業者」の中核的担い手であり、漁業後継者育成の核となって
いる。
これらグループの活動に対応するため、県は、水産業改良普及事業を推進してきたが、特に次代を担う青年
漁業者に対しては、漁業の担い手確保育成事業を実施し、新しい知識と技術を持った人づくりに努めている。
漁業の担い手確保育成事業としては、次のような事業を行っているが、このために、県内 4 地区に水産業普
及指導員(15 名)を配置し、業務の推進を図っている。
(3) 漁業の担い手確保育成事業
① 青年漁業者活動育成事業
青年漁業者の自主的な研究活動や実践活動を促進し、最近の漁業経営環境に対処した優れた漁業経営の
担い手を育成する。
ア 青年漁業者交換会(漁村青壮年女性団体活動実績発表大会)
青年漁業者の自主的な活動、技術、意見等を交換するシンポジウム、活動実績発表等を内容とした県
レベルの大会を開催する。
イ 青年地区協議会
地区レベルにおいて、青年漁業者グループのリーダーが参加し、研究実践活動に関する調整、統一実
施、実績評価等を行う協議会を開催する。
ウ 都市・漁村青年交流会
都市と漁村の青年の相互関係を深め、また広範な知識の向上を図るため、グループ代表又は代表者を
県内又は都市の青壮年グループ等に派遣し交流学習を行う。
エ 技術交流会
後継者の漁業及び漁家生活に関する考え方、技術等について地域相互間の交流を行い技術、知識の向
上を図るため、グループ代表又は代表者を県内又は他県に派遣し先進技術等の交流活動を行う。
② 漁業士育成確保事業
漁村青壮年の研修等に励みと目標を与えるとともに、将来の地域漁業振興の中核的漁業者としての意欲
を喚起し、その自主的活動の助長を図るため、県知事が優れた漁業青年を「青年漁業士」として、また、
現に漁業経験を行い漁村青少年の育成に指導的役割を果たしている者を「指導漁業士」として認定し、資
質向上のための研修会等を実施する。
ア ブロック研修
東北・北海道ブロック研修会及び日本海ブロック研修会
③ 漁業の担い手確保支援事業
ア 少年水産教室
水産業普及指導員と漁業現場の連携により児童・生徒の水産教育等を行う。
(ア) 専門コース
漁村青年を対象に水産に関する知識及び技術を習得させるために集団指導を行う。
(イ) 一般コース
義務教育課程にある児童及び生徒を対象として水産業に関心を持たせることを目的に、サケの一生、
ホタテガイの話、海と魚等水産業に関する初歩的知識及び技術について集団指導と資料(青森県の沿
岸漁業)の配布を行う。
イ 漁業後継者育成対策事業(賓陽塾)
将来にわたり水産物の安定供給を図るため、活力ある漁業の担い手の育成確保を目的として、漁業の
基礎的な知識、技術を身につけるための短期研修を実施する。
(ア) 講義
青森県水産業の概要、漁業関係法令・制度、水難救助訓練他
(イ) 実習
漁業実習(刺網、篭、イカ釣り、定置網)、ロープワーク、FRP補修実習
(ウ) 視察研修
水産関係試験研究機関視察
(エ) 資格取得講習
2 級小型船舶免許、1 級小型船舶免許、2 級無線免許