宮 崎 県公 報
別
冊
平 成 2 7 年 度
行
政
監
査
報
告
書
平 成 2 8 年 4 月
27-44110-1039
平成28年4月7日
宮 崎 県 知 事 殿
宮 崎 県 議 会 議 長 殿
宮 崎 県 教 育 委 員 会 殿
宮 崎 県 公 安 委 員 会 殿
宮 崎県 監査 委員 高 橋 博
宮 崎県 監査 委員 若 曽根 隆 志
宮 崎県 監査 委員 黒 木 正 一
宮 崎県 監査 委員 松 村 悟 郎
行 政監査 の結 果に 関す る報 告に つい て
こ の こと に つ いて 、 地 方自 治法 第1 99 条第 2項 の規 定に 基づ き平 成27 年1 0月 から
平成 2 8年 2 月 まで の 間 に実 施し た行 政監 査の 結果 を、 同条 第9 項の 規定に より 、次 のと
目
次
第1 監査 の 概 要 - -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- 1
1 監査 の テ ーマ …… …… …… …… …… …… …… …… …… …… …… …… …… …… 1
2 監査 の 目 的 … …… …… …… …… …… …… …… …… …… …… …… …… …… …… 1
3 監査 対 象 機関 …… …… …… …… …… …… …… …… …… …… …… …… …… …… 1
4 監査 の 着 眼点 …… …… …… …… …… …… …… …… …… …… …… …… …… …… 2
5 監査 対 象 とし た 協 働事 業 … …… …… …… …… …… …… …… …… …… …… …… 2
6 監査 事 項 … … …… …… …… …… …… …… …… …… …… …… …… …… …… …… 3
7 監査 の 実 施方 法 … …… …… …… …… …… …… …… …… …… …… …… …… …… 3
8 監査 の 実 施時 期 … …… …… …… …… …… …… …… …… …… …… …… …… …… 3
9 NP O 法 人に つ い て … …… …… …… …… …… …… …… …… …… …… …… …… 4
第2 監査 の 結 果 - -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- 5
1 関係 法 令 等 … …… …… …… …… …… …… …… …… …… …… …… …… …… …… 5
2 協働 事 業 推進 の た めの 方針 ・体 制・ 取組 …… …… …… …… …… …… …… …… 5
3 NP O 法 人を 相 手 方と した 協働 事業 の状 況 … …… …… …… …… …… …… …… 9
4 協働 事 業 の実 施 状 況 … …… …… …… …… …… …… …… …… …… …… …… …… 15
5 協働 事 業 実施 の 検 討状 況 … …… …… …… …… …… …… …… …… …… …… …… 23
6 協働 事 業 推進 の た めの 体制 に係 る取 組状 況 … …… …… …… …… …… …… …… 27
7 NP O 法 人ア ン ケ ート 調査 結果 の概 要 … …… …… …… …… …… …… …… …… 33
第3 意見 -- - - -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- 52
【別 表 1】 監 査 対象 機 関 及び 実施 事業 一覧 …… …… …… …… …… …… …… …… …… 58
第 1
監 査 の 概 要
1
監 査 の テー マ
NPO 法人 との 協働 につ いて
2
監 査 の 目的
地 域 の 課題 を 解 決す るた め、 社会 的使 命を 持ち 、継 続的 な活 動を行 うN PO は、
公共 サ ー ビス の 行 き届 かな い部 分を 補完 する だけ でな く、 新た な公共 サー ビス の担
い 手とし て期 待さ れて いる 。
宮 崎 県 総 合 計 画 「 未 来 み や ざ き 創 造 プ ラ ン ( 長 期 ビ ジ ョ ン )」 に お い て も 、 基 本
目標 で あ る「 未 来 を築 く新 しい 『ゆ たか さ』 への 挑戦 」を 達成 するた めの 施策 の柱
の 一 つ と し て 、「 N P O や 企 業 、 ボ ラ ン テ ィ ア 等 多 様 な 主 体 に よ る 社 会 貢 献 活 動 の
促進 」 や 「連 携 ・ 協働 によ る魅 力あ る地 域づ くり 」を 掲げ 、各 種事業 や施 策に 取り
組 んでい ると ころ であ る。
少 子 高 齢化 の 急 速な 進行 、住 民ニ ーズ の多 様化 及び 厳し さを 増して いる 行財 政運
営状 況 に より 、 N PO の活 動の 活性 化や 協働 の推 進に 対す る必 要性・ 重要 性が 今後
ま すます 増し てく るも のと 考え られ る。
N P O には そ の 定義 によ り、 特定 非営 利活 動法 人( NP O法 人)の ほか 、ボ ラン
ティ ア 団 体等 の 法 人格 を持 たな い任 意団 体や 自治 会、 町内 会等 の地縁 組織 など 幅広
い団 体 が 含ま れ 得 るが 、N PO の中 でも 協働 にお ける 中核 的担 い手の 一つ であ るN
P O 法 人 に つ い て 、 県 と の 協 働 事 業 ( 以 下 「 協 働 事 業 」 と い う 。) の 現 状 を 把 握 す
ると と も に、 協 働 が適 切に 行わ れて いる か等 につ いて 検証 し、 今後の 事務 改善 やN
P O法人 との 協働 の推 進に 資す るこ とを 目的 とす る。
3
監 査 対 象機 関
県 の 協 働推 進 を 所管 して いる 協働 推進 担当 所属 (生 活・ 協働 ・男女 参画 課) 及び
平成26年度にNPO法人を相手方として協働事業を実施した22所属を対象とした。
な お 、 実態 を 把 握す るた め、 協働 事業 未実 施の 所属 及び 協働 相手方 であ るN PO
4
監 査 の 着 眼 点
⑴
協 働 推進 担 当 所 属
① 協 働事 業推 進に 関す る基 本指 針や 計画 は整 備さ れて いる か。
② 全 庁的 な推 進体 制は 整備 され てい るか 。
③ N PO 法 人 に対 する 協働 推進 の環 境整 備や 効果 的な 支援 は行わ れて いる か。
④ 県の 各 所属 、機 関に 対す る協 働推 進の 環境 整備 や効 果的 な指導 、支 援は 行わ
れて いる か。
⑤ 広 報・ 啓発 は効 果的 に行 われ てい るか 。
⑥ 事 業実 施後 に評 価や 検証 が行 われ 、事 業や 施策 に反 映さ れて いる か。
⑵
協 働 事業 実 施 所 属
① N PO 法人 との 協働 に積 極的 に取 り組 んで いる か。
② 協 働相 手方 の選 定は 適切 に行 われ 、参 加機 会が 確保 され てい るか 。
③ 協 働事 業 の 目的 や必 要性 、N PO 法人 との 役割 分担 等は 明確に なっ てお り、
事業 は適 切に 実施 され てい るか 。
④ 事 業実 施後 の評 価や 検証 が行 われ 、事 業や 施策 に反 映さ れて いる か。
5
監 査 対 象 と し た 協 働 事 業
今 回 の 監査 に お いて は、 協働 の定 義を 「県 民、 NP O等 、社 会貢献 活動 を行 う企
業や 行 政 とい っ た 多様 な主 体が 、そ れぞ れの 主体 性、 自発 性の もとに 、お 互い の立
場や 特 性 を認 識 ・ 尊重 しな がら 、共 通の 公共 的目 的を 達成 する ために 協力 ・協 調す
る こと」 とし 、そ の相 手方 とし てN PO 法人 に特 化し て取 り上 げて いる 。
そ し て 上記 を 踏 まえ 、監 査対 象と した 県と の協 働事 業に つい ては「 県と 相手 方で
ある N P O法 人 と の役 割分 担の もと 、同 じ目 的の ため に、 対等 なパー トナ ーと して
協 力して 行う 事業 」と 定義 した 。
具体的 には 、そ の形 態に よっ て以 下の 4つ に分 類し てい る。
① 事 業協 力
県 の事 業 に 対し て、 NP O法 人が 協力 し、 それ ぞれ の特 性を生 かす 役割 分担
によ り、 一定 期間 、継 続的 に事 業を 実施 する もの 。
② 共 催
県 とN P O 法人 が、 共催 者と なっ て、 共通 の目 的の ため に一つ の事 業を 実施
③ 委 託
県 が本 来 行 うべ き事 業に つい て、 役割 分担 を明 確に して 、相手 方の 専門 性等
を生 かし て効 果を 高め るた めに 、N PO 法人 に事 業の 実施 を依 頼す るも の。
④ 補 助
N PO 法 人 が主 体的 に行 う公 益性 の高 い事 業に 対し 、事 業を育 成し 、充 実さ
せる ため に県 が金 銭的 な給 付を 行う もの 。
6
監 査 事 項
① 関係法 令等
② 協働事 業推 進の ため の方 針・ 体制 ・取 組
③ NPO 法人 を相 手方 とし た協 働事 業の 状況
④ 協働事 業の 実施 状況
⑤ 協働事 業実 施の 検討 状況
⑥ 協働事 業推 進の ため の体 制に 係る 取組 状況
⑦ NPO 法人 アン ケー ト
7
監 査 の 実施 方 法
① 書面調 査
監査対象所属及び協働事業未実施の所属に対して書面による抽出調査を実施した。
な お 、 その う ち 、協 働事 業実 施所 属に つい ては 生活 ・協 働・ 男女参 画課 の資 料に
基 づき選 定を 行っ た。( 回答 数: 99所 属)
② 実地調 査
協 働 推 進担 当 所 属及 び協 働事 業実 施所 属か ら7 所属 を選 定し 、実査 を実 施し た。
③ NPO 法人 に対 する アン ケー ト調 査
県内の NP O法 人の 中か ら2 00 法人 を抽 出し 、ア ンケ ート 調査 を実 施し た。
(回答 数: 97 法人 )
④ 委員監 査
協 働 推 進担 当 所 属及 び協 働事 業実 施所 属の うち 2所 属に つい て、委 員に よる 監査
を 実施し た。
8
監 査 の 実施 時 期
9
N P O 法人 に つ い て
N P O とは 「 Non Profit Organization」 の略 で、 一般 には 「民間 非営 利組 織」
と 言って いる 。
諸 外 国 では 、 以 前か ら行 政・ 民間 企業 と並 ぶ社 会活 動の 第3 の担い 手と して 、N
PO が 大 きな 役 割 を果 たし てい るが 、日 本に おい ても 、本 格的 な少子 高齢 社会 の到
来 や住民 ニー ズの 多様 化等 を踏 まえ 、さ らに 活力 ある 地域 社会 を作 って いく ため に、
N POは 大き な役 割を 果た して いく こと が期 待さ れて いる 。
N P O の範 囲 は 様々 なと らえ 方を され るが 、そ の活 動分 野も 多岐に 渡っ てお り、
社 会の色 々な 場面 でそ れぞ れの 活動 目的 に基 づい た活 動を 行っ てい る。
例 示 す ると 、 N PO 法人 及び 法人 格を 持た ない ボラ ンテ ィア 団体や 市民 活動 団体
のほ か 、 公益 法 人 、社 会福 祉法 人等 の公 益団 体、 自治 会、 町内 会等の 地縁 組織 、生
活 協同団 体や 農業 協同 組合 等の 共益 団体 等で ある 。
こ の よ う な 中 、「 特 定 非 営 利 活 動 促 進 法 ( N P O 法 )」( 平 成 1 0 年 3 月 2 5 日 法
律 第7号 )が制 定さ れ、特 定非 営利 活動 を行 う団 体は 県等 に申 請し認 証を 受け れば 、
法 人格が 取得 でき るこ とと なり 、この 認証 を受 けた 法人 を「 特 定非営 利活 動法 人(N
P O法人 )」と いう 。
【 表 1 】 N P O 法 人 数 の 推 移 ( 宮 崎 県 )
(単 位 : 法 人 )
年 度 平 成 23年 度 平 成 24年 度 平 成 25年 度 平 成 26年 度 平 成 27年 度 ( 28年 1月 末 )
N P O 法 人 数 3 5 8 3 9 8 4 0 8 4 2 3 4 2 4
第 2
監 査 の 結 果
1
関 係 法令 等
NPO 法人 との 協働 に関 係す る法 令等 は、 次の とお りで ある 。
① 国 (法 令)
「 特定 非営 利活 動促 進法 (N PO 法)」
② 県 (条 例及 び規 則)
「 宮崎 県特 定非 営利 活動 促進 法施 行条 例」
「 宮崎 県特 定非 営利 活動 促進 法施 行条 例施 行規 則」
③ 県 (そ の他 )
「 宮崎 県総 合計 画 未来 みや ざき 創造 プラ ン( アク ショ ンプ ラン)」
(平 成2 3年 6 月策 定)
「 みや ざき 社会 貢献 活動 促進 基本 方針 」 (平 成2 5年 3 月策 定)
「 宮崎 県N PO ・ボ ラン ティ ア活 動支 援連 絡会 議設 置要 綱」
(平 成1 8年 3 月施 行)
「『 県民 との 協働 』推 進員 設置要 領」 ( 平成 18 年1 0月 施行 )
「 みや ざ き 協働 事業 マニ ュア ル」 (平 成2 2年 3月 改訂 )
等
2
協 働 事業 推 進 の た め の 方 針 ・ 体 制 ・ 取 組
⑴
み やざ き 社 会 貢 献 活 動 促 進 基 本 方 針
「 みや ざき 社会 貢献 活動 促進 基本 方針 」(以 下、「 基 本方 針」と いう。)は 、「宮
崎 県 総 合 計 画 未 来 み や ざ き 創 造 プ ラ ン ( ア ク シ ョ ン プ ラ ン )」 の 部 門 別 計 画 等
の 一 つ とし て 、 ボラ ンテ ィア やN PO 等、 企業 によ る社 会貢 献活動 と、 行政 を含
め た 多 様な 主 体 の協 働を 促進 する に当 たっ ての 中長 期的 な施 策の方 向性 を示 すも
のとし て策 定さ れた 。
そ の うち 、 協 働に つい ては 、意 識の 改革 と促 進・ 定着 を図 るため 、次 の指 針が
掲げら れて いる 。
① 行政 の意 識改 革
職員 の意 識啓 発、 NP O等 との 交流 によ る理 解促 進
② 県民 、N PO 等、 企業 の意 識改 革
協働 に つ いて の関 心を 喚起 する ため の広 報・ 啓発 、異 なるセ クタ ー間 の交
③ 相互 理解 の促 進
お互 い の 考え 方や 立場 の違 いを 理解 ・尊 重し 、批 判を 受容し 合い なが ら、
自 立、 対 等 、相 互補 完の 関係 を構 築し てい くた めの 情報 共有化 、交 流・ 意見
交 換の 場の 設定 及び 相互 評価 の仕 組み づく りに よる 相互 理解 の促 進
④ 多様 な主 体が つな がる 環境 づく り
異な る 価 値観 を持 つ多 様な 主体 の協 働を 促し 、そ の定 着を図 るた めの 出会
い の 機 会 の 創 出 に よ る 連 携 支 援 や 中 間 支 援 組 織 に よ る コ ー デ ィ ネ ー ト の 促
進 、「 み や ざ き 協 働 事 業 マ ニ ュ ア ル 」 を 活 用 し た モ デ ル 的 な 協 働 事 業 の 実 践
な お 、数 値 目 標は 「宮 崎県 総合 計画 未 来み やざ き創 造プ ラン( アク ショ ンプ
ラン)」において設定されており、以下のとおり目標に対して順調に推移している。
【表2】「宮崎県総合計画 未来みやざき創造プラン」における設定目標及び進捗状況
( 単 位 : 事 業 、 人 )
年 度 2 6 年 度 3 0 年 度 2 3 年 度 2 4 年 度 2 5 年 度 2 6 年 度
設 定 項 目 目 標 値 目 標 値
県 事 業 に お け る 協 働 135 200 97 138 144 146
事 業 数
み や ざ き 県 民 協 働 支 4,420 1,553 3,130 4,107
援 セ ン タ ー 来 場 者 数
※ 上 記 の 協 働 事 業 数 に は 、 N P O 法 人 以 外 を 相 手 方 と し た 事 業 が 含 ま れ て い る 。
〔生 活・ 協働 ・男女 参画 課調 べ〕
⑵
宮 崎 県 N P O ・ ボ ラ ン テ ィ ア 活 動 支 援 連 絡 会 議
「 宮 崎 県 N P O ・ ボ ラ ン テ ィ ア 活 動 支 援 連 絡 会 議 」( 以 下 、「 連 絡 会 議 」 と い
う 。) は 、 N P O ・ ボ ラ ン テ ィ ア 活 動 を 総 合 的 か つ 計 画 的 に 支 援 す る こ と を 目 的
と し て 設置 さ れ 、N PO ・ボ ラン ティ ア活 動の 総合 支援 のた めの調 整、 情報 交換
そ の 他 の支 援 に 関し て協 議を 行う もの とし てお り、 その 決定 事項は 基本 方針 に反
映され 、庁 内各 所属 の指 針と なっ てい る。
連 絡 会議 の 構 成は 、副 知事 を会 長と し部 局長 で構 成す る連 絡会議 と、 総合 政策
部次長 (県 民生 活担 当) を幹 事長 とし 関係 課長 で構 成す る幹 事会 があ る。
NP O等 の協 働に 関す る支 援全 般を 所掌 して いる が、特に 基本 方針 にお いて は、
庁 内 推 進体 制 を 活用 した 意識 啓発 のた めの 全庁 的な 連絡 調整 を図る 組織 とし て位
置づけ られ てい る。
⑶
「 県 民 と の 協 働 」 推 進 員
協 働 の推 進の ため には 各事 業の 担当 者等 がN PO の特 性や 役割を 理解 し、 NP
Oとの 協働 の意 義や 必要 性を 認識 する こと が重 要で ある 。
そ の ため 、 職 員の 意識 改革 及び 組織 体制 整備 の推 進、 並び にNP O法 人を 含む
多様な 主体 間の 協働 の推 進を 担う 職員 とし て、「『 県民 との 協働 』推進 員」(以 下、
そ の 職務 内 容 は、 NP O等 との 協働 に向 けた 職場 内で の情 報収集 ・情 報提 供の
ほか、協 働事 業の 実施 の検 討へ の参画 やN PO 等か らの 提案 や問 い合 わせ の対 応、
「みやざき協働事業マニュアル」を活用したNPO等との協働事業の推進等である。
⑷
宮 崎県 N P O ポ ー タ ル サ イ ト
県 で は 、「 宮 崎 県 N P O ポ ー タ ル サ イ ト 」( ホ ー ム ペ ー ジ 。 以 下 、「 N P O ポ ー
タ ル サ イ ト 」 と い う 。) を 開 設 し 、 N P O や 協 働 だ け で な く 、 N P O に 関 心 を 持
つ者に 対し て広 く様 々な 情報 発信 、情 報提 供を 行っ てい る。
N P O法 人 に 関し ては その 基礎 知識 、設 立認 証の 方法 、相 談・講 習会 の開 催案
内 等 が 提供 さ れ てお り、 協働 につ いて も、 協働 事業 の公 募や 協働商 談会 の開 催案
内等の 情報 を提 供し てい る。
ま た 、N P O ポー タル サイ ト内 には 「宮 崎N PO デー タベ ース」 が設 けら れて
お り 、 その 活 動 分野 や地 域な どに より 、N PO 法人 の検 索が 可能と なっ てい る。
NP Oポ ータ ルサ イト アド レス : http://npo.pref.miyazaki.lg.jp/
⑸
み やざ き 協 働 事 業 マ ニ ュ ア ル
「 み や ざ き 協 働 事 業 マ ニ ュ ア ル 」( 平 成 2 2 年 3 月 改 訂 )( 以 下 、「 協 働 事 業 マ
ニ ュ ア ル 」 と い う 。) は 、 協 働 の 手 順 な ど を 一 般 的 な ル ー ル と し て 整 理 し た も の
に 、 県 内の 事 例 を追 加す るこ とで 実用 的な もの とな るよ うに 作成さ れた もの であ
り、協働 事業 を行 う上 での 企画 から実 践ま での 実務 的な マニ ュア ルと なっ てい る。
使 用 対 象 は 行 政 職 員 を 想 定 し て い る が 、 N P O ポ ー タ ル サ イ ト 上 で 一 般 に も
公開さ れて いる 。
な お 、協 働 に 取り 組む NP O等 を対 象と した 協働 に関 する マニュ アル は作 成さ
れてい ない 。
⑹
み やざ き 県 民 協 働 支 援 セ ン タ ー
「 み や ざ き 県 民 協 働 支 援 セ ン タ ー 」( 以 下 、「 支 援 セ ン タ ー 」 と い う 。) は 、 市
民 団 体 、企 業 、 行政 等の 多様 な主 体に よる 連携 ・協 働や それ による 地域 づく りを
活 性 化 し推 進 す るこ とを 目的 とし て設 置し てい る施 設で あり 、NP O法 人等 から
の協働 につ いて の相 談対 応や 研修 等を 実施 して いる 。
ま た 、支 援 セ ンタ ー内 には 活動 支援 スペ ース が設 けら れて おり、 NP O法 人等
に提供 され てい る。
利用 者に つい ては 、順 調に 推移 して いる 。〔 前掲 表 2〕
所 在 地 : 宮崎 市錦 町1 -1 0
宮崎 グリ ーン スフ ィア 壱番 館( KITEN) 3階
開 館 時 間 : 午前 10 時か ら午 後6 時ま で( 月曜 休館 )
電話 /F AX : 0985-74-7075 / 0985-74-7076
電子メール : [email protected]
ホー ムペ ージ : http//www.miyazaki-ksc.org
⑺
協 働力 を 磨 く 職 員 研 修
「 協 働力 を 磨 く職 員研 修」 は、 多様 な主 体と の協 働を 推進 するた めに 、協 働を
企 画 ・ 実践 で き る職 員の 育成 を目 的と した 県職 員対 象の 研修 であり 、協 働基 礎研
修と協 働実 務研 修の 二つ があ る。
内 容 は協 働 に 関す る基 礎的 な事 項か らN PO 等と の協 働の 進め方 、テ ーマ 別の
グ ル ー プワ ー ク 等で あり 、推 進員 や協 働事 業の 担当 者、 協働 の経験 のな い職 員等
が受講 して いる 。
⑻
そ の他
N P O法 人 と の協 働事 業を 推進 する ため 、協 働推 進担 当所 属(生 活・ 協働 ・男
女参画 課) にお いて 、以 下の 事業 を行 って いる 。
① 協 働に よる 未来 みや ざき 創造 公募 型事 業
県 との 協働 事業 を企 画、 実践 する ため のモ デル 事業
② 協 働商 談会 開催 事業
新 たな 協 働 が生 まれ る基 盤づ くり を図 るた め、 行政 ・N PO・ 企業 等が 話し
合い や意 見交 換の 場を 設け る事 業
ま た 、上 記 の 事業 のほ か、 NP O法 人自 体を 支援 する 事業 として 「N PO 企画
力等向 上研 修」や「 N PO マネ ジメン トア ドバ イザ ー派 遣事 業」等を 行っ てい る。
上記 の と おり 、 基 本方 針の もと 、全 庁的 な横 断組 織で ある 連絡 会議に 加え 、各 所属
に推 進員が 配置 され てい るな ど、 全庁 的な 推進 組織 が構 築さ れて いる 。
また 、 協 働力 を 磨 く職 員研 修や 協働 事業 マニ ュア ルに 加え 、N POポ ータ ルサ イト
によ り随時 の情 報提 供、 発信 体制 も整 えら れて いる 。
特に 、 全 所属 に 配 置さ れて いる 推進 員の 役割 は、 協働 を推 進し ていく 上で 重要 なも
3
N P O 法人 を 相 手 方 と し た 協 働 事 業 の 状 況
⑴
協 働 事 業 数 ・ 協 働 数
調 査を 行 った 99 所属 のう ち、 平成 26 年度 にN PO 法人 を相手 方と して 協働
事 業 を 実施 し た 所属 は2 2所 属、 事業 数は 49 事業 、協 働数 は69 件と なっ てお
り、そ の内 容は 別表 1「 監査 対象 機関 及び 実施 事業 一覧 」の とお りで ある 。
また 、事 業費 は県 支出 額ベ ース で 114,015,900円 であ る。
(た だし 、事 業の 中に はゼ ロ予 算の もの を含 む。)
【 表 3 】 N P O 法 人 を 相 手 方 と し た 協 働 事 業 数 及 び 協 働 数 等 の 推 移
年 度 実施 所属 数 協 働事 業数 協 働数
平成2 2年 度 13 所属 24 事業 3 1件
平成2 3年 度 17 所属 30 事業 4 1件
平成2 4年 度 19 所属 37 事業 6 3件
平成2 5年 度 24 所属 44 事業 9 3件
平成2 6年 度 22 所属 49 事業 6 9件
※ 調 査 を 行 っ た 9 9 所 属 に お け る 集 計 で あ り 、「 協 働 事 業 数 」 は 協 働 に よ り 実 施 し た 事 業 数 、
「 協 働 数 」 は 各 事 業 に お け る 委 託 や 補 助 等 の 実 施 件 数 で あ る。( 以 下 同 じ。)
上記 のと おり 、協 働事 業数 は年 度の 推移 から も増 加の 傾向 が見 られ た。
ま た 、そ の 事 業内 容も 、N PO 法人 の支 援事 業は もと より 、東日 本大 震災 復興
支 援 、 中山 間 地 域の 振興 、人 権啓 発、 子育 て支 援、 環境 ・新 エネル ギー 対策 、河
川愛護 、ス ポー ツ振 興な ど様 々で あっ た。
N P O法 人以 外を 相手 方と した 協働 事業 を含 め、 県全 体で の協働 事業 数に つい
て も 年 々増 加 傾 向に ある 〔前 掲 表2 〕こ とか らも 、協 働に ついて は一 定の 推進
が図ら れて きて いる と言 える 。
な お 、調 査 の 過程 にお いて 、協 働事 業と して いた 事業 が協 働事業 では ない とし
て除外 され たり 、逆 に協 働事 業と して 新た に追 加さ れた 例が 複数 見ら れた 。
【 表 4 】 部 局 別 協 働 実 施 状 況
部 局名 協働 数 部局 名 協働 数
総 合政 策部 2 0件 農政 水産 部 2件
総 務部 1件 県土 整備 部 7件
福 祉保 健部 2 1件 病院 局 0件
環 境森 林部 7件 教育 庁 1 1件
商 工観 光労 働部 0件 警察 本部 0件
上記 のと おり 、部 局別 の実 施状 況に は大 きな 差が 見ら れる 。
こ れ は、 そ の 所管 する 分野 や事 業の 内容 によ ると 思わ れる が、一 方で 、協 働の
実施に つい て検 討の 余地 があ ると 考え られ る。
ま た 、 平成 2 6年 度に NP O法 人と の協 働を 実施 して いな い所属 (7 7所 属)
におけ る未 実施 の主 な理 由は 以下 のと おり であ る。
【 表 5 】 協 働 事 業 を 実 施 し て い な い 理 由 〔 複 数 選 択 〕
項 目 回 答
1 協 働 が 可 能 な 事 業 が な い 、 ま た は 適 当 な も の が な い と 判 断 し 67 所属 たた め
2 相手 方と なる NP O法 人が いな い、 また は知ら ない ため 21 所属
3 協働 に関 する 知識 や情 報が ない 、ま たは 少ない ため 3 所属
4 あえ て協 働事 業に する 必要 がな い(可 能だ がメ リッ トが ない ) 9 所属 と考 えた ため
5 その 他 5 所属
【 表 5 - 2 】 協 働 事 業 を 実 施 し て い な い 最 も 大 き な 理 由
項 目 回 答
1 協働 が可 能な 事業 がな い、 また は適 当な ものが ない と判 断し 57 所属 たた め
2 相手 方と なる NP O法 人が いな い、 また は知ら ない ため 9 所属
3 協働 に関 する 知識 や情 報が ない 、ま たは 少ない ため 2 所属
4 あえ て協 働事 業に する 必要 がな い(可 能だ がメ リッ トが ない ) 4 所属 と考 えた ため
5 その 他 5 所属
協 働 事 業 を 実 施 し て い な い 理 由 と し て は 、「 協 働 が 可 能 な 事 業 が な い 、 ま た は
適当な もの がな いと 判断 した 」が 多く 、ま た、 最も 大き な理 由で もあ る。
こ の こと か ら 、適 切な 情報 提供 等が あれ ばさ らに 協働 事業 をでき る可 能性 があ
⑵
実 施 種 別
協働 数( 69 件) を実 施種 別ご とに 見る と以 下の とお りで あっ た。
【 表 6 】 実 施 種 別 ご と の 状 況
項 目 回 答
1 事業 協力 4 件
2 共催 1 件
3 委託 42 件
4 補助 22 件
上記 のと おり 、委 託と 補助 によ るも のが 大半 を占 めて いる 。
⑶
相 手 方 の 決 定 方 法
協 働 事業 ( 6 9件 )の 相手 方の 決定 方法 は以 下の とお りで あり、 企画 コン ペを
含 む 公 募に よ る もの が大 部分 を占 め、 次い で相 手方 を一 者に 限定し てい るも のが
多かっ た。
【 表 7 】 相 手 方 の 決 定 方 法
項 目 回 答
1 相手 方を 一者 に限 定 17 件
2 相手 方を 複数 の候 補者 に限 定( 指名 等) 8 件
3 一般 に広 く公 募( 公募 、一 般競 争入 札、 企画コ ンペ 等) 40 件
4 その 他 4 件
また 、実 施種 別ご とに 見た 内訳 は以 下の とお りで ある 。
【 表 8 】 実 施 種 別 ご と の 相 手 方 の 決 定 方 法
① 事 業 協 力
項 目 回 答
1 協働 相手 方を あら かじ め限 定し てい る 1 件
② 共 催
項 目 回 答
1 協働 相手 方を あら かじ め限 定し てい る 1 件
2 相手 方の 限定 はし てい ない (公 募等 ) 0 件
③ 委 託
項 目 回 答
1 協働 相手 方を あら かじ め限 定( 一者 随意 契約) して いる 16 件
2 複 数 の 候 補 者 の 中 か ら 相 手 方 を 決 定 ( 指 名 競 争 入 札 ・ 見 積 合 0 件 わせ )し てい る
3 公 募 の 上 、 金 額 に よ る 入 札 ・ 見 積 合 わ せ に よ り 相 手 方 を 決 定 0 件 して いる
4 公募 の上 、企 画提 案( コン ペ) によ り相 手方を 決定 して いる 26 件
5 上記 1~4以外 の方 法に より 、相 手方 を決 定して いる 0 件
④ 補 助
項 目 回 答
1 要 綱 等 ( 交 付 要 綱 、 実 施 要 領 等 ) に て 協 働 相 手 方 を あ ら か じ 8 件 め限 定し てい る
2 要 綱 等 で は な く 、 伺 ( 起 案 ) に て 相 手 方 を あ ら か じ め 限 定 し 0 件 てい る
3 広 く 募 集 を 行 い 、 審 査 選 考 に よ り す べ て の 相 手 方 を 決 定 し て 14 件 いる
4 上記 1~3以外 の方 法に より 、相 手方 を決 定して いる 0 件
上記 ①~ ④の とお り、 企画 提案 (コ ンペ )方 式に よる 公募 が多 く見 られ た。
な お 、公 募 や 指名 等を 行う 際に 、協 働事 業と して 実施 する ため所 属に おい て配
〔 配 慮 し て い る 点〕( 書面 調 査 の記 述 回 答に よ る )
・ 企画 募集 の際 、協 働事 業で ある こと を明 記す る。
・ 相互 の意 思確 認に より 、最 終的 な仕 様書 等を 定め る旨 を明 記す る。
・ 通常 の委 託業 務と 区別 する ため 、県 とパ ート ナー のそ れぞ れの 役割 を明
確 にし てい る。
・ NP O法 人の 財務 状況 を踏 まえ 、概 算払 とし てい る。
ま た 、協 働 相 手方 を限 定し てい る場 合の 主な 理由 とし ては 、以下 のよ うな もの
があっ た。
〔 協 働 相 手 方 を 限 定 し て い る 理 由〕( 書面 調 査 の記 述 回 答に よ る )
・ 法に 基づ き指 定さ れた 団体 に限 られ るた め。
・ 専門 性を 有し てい る団 体が 限ら れて いる 。ま たは 他に 存在 しな いた め。
・ 豊富 な経 験と 実績 を有 して いる ため 。
業 務 や事 業 実 施の 必要 性か らや むを 得な い面 はあ るが 、特 に実績 や経 験の ある
法 人 に 比べ て 新 規参 入す る法 人に はハ ード ルが 高く なる 面が あるの で、 法人 育成
の観点 から 、門 戸を 広く 開放 する ため の配 慮が 必要 であ ると 考え られ る。
⑷
協 働 で あ る こ と の 提 示
事 業 を協 働 事 業と して 実施 する こと につ いて 、協 働相 手方 にどの よう に提 示し
て い る かに つ い て確 認し たと ころ 、以 下の とお りで あり 、特 に明示 をし てい ない
という 例が 過半 を占 めて いる 。
な お 、書 面 で の提 示は 、募 集要 項や 委託 契約 の仕 様書 、補 助金交 付要 綱等 によ
ってい る。
【 表 9 】 協 働 で あ る こ と の 提 示 方 法
項 目 回 答
1 書面 によ り示 して いる 25 件
2 口頭 によ り示 して いる 8 件
3 特に 明示 はし てい ない( 相 手方 は 当 然理 解 し てい る と 考え て お り、 36 件
提 示 して い る 場合 であ って も口 頭に よる もの もあ り、 協働 事業と して 相互 に認
識を共 有す る点 では 不十 分で ある と考 えら れる 。
特 に 委託 や 補 助に つい ては 、協 働で はな い業 務委 託や 補助 事業が 多数 を占 めて
い る こ とも あ り 、協 働事 業を 行う に当 たっ ては 、県 とN PO 法人の 双方 が協 働で
4
協 働 事 業の 実 施 状 況
協 働 事 業 は 、「 県 と 相 手 方 で あ る N P O 法 人 と の 役 割 分 担 の も と 、 同 じ 目 的 の た
めに 、 対 等な パ ー トナ ーと して 協力 して 行う 事業 」で ある こと を踏ま え、 協働 事業
マ ニュア ルで は、企 画募 集や 実施 をし てい く上 で行 うべ きこと を「7 つの プロ セス 」
と して示 して いる 。
そ の プ ロセ ス を 踏ま えて 、協 働事 業の 実施 にお ける ポイ ント として 以下 の点 に着
目 した。
① と もに 取り 組む 目標 や課 題の 設定
② 事 業着 手前 の事 前協 議
③ 役 割分 担の 設定
④ 事 業実 施中 にお ける 協議 や意 見交 換の 実施、 提示 意見 等の 反映
⑤ 事 業実 施後 の評 価や 検証 、改 善の 取組
⑥ 協 働事 業の 実施 に対 する 評価
結果は 以下 のと おり であ る。
⑴
と も に 取 り 組 む 目 標 や 課 題 の 設 定
ほと んど の事 業に つい て目 標や 課題 が設 定さ れて いた 。
な お 、設 定 し てい ない 理由 とし ては 「目 標を 設定 する こと が事業 目的 にな じま
ない」、「目 標の 数値 化が 困難 であ る」 等が あっ た。
【 表 1 0 】 目 標 や 課 題 の 設 定 状 況
項 目 回 答
1 設定 して いる 60 件
2 設定 して いな い 9 件
協 働 の 趣 旨 か ら す る と 、 目 標 は 必 ず し も 数 値 化 す る 必 要 は な く 、「 と も に よ り
良 い も の に す る ( 次 に つ な げ る )」 と い う 観 点 か ら 共 有 し 取 り 組 め る も の で あ れ
ば 良 い と思 わ れ る。 この ため 、目 標ま たは 課題 の設 定を 行い 、双方 で共 有す る必
要があ ると 考え られ る。
⑵
事 業 着 手 前 の 事 前 協 議
事 業 着手 前の 事前 協議 の状 況を 見る と、 大多 数の 事業 で協 議が行 われ てい た。
た だ し、 協 議 結果 を書 面で 記録 して いる 例は 少な く、 協働 事業マ ニュ アル で示
してい る「 事前 確認 シー ト」 を使 用し てい る例 は全 くな かっ た。
書 面 の例 と し ても 、企 画提 案書 や委 託仕 様書 等で あり 、協 議結果 を共 有し 、そ
な お 、事 前 協 議を 実施 して いな い理 由と して は「 企画 提案 書や実 施計 画書 の審
査を行 って いる ため 」、「 随時 打ち 合わ せを 行っ てい るた め」 等であ った 。
【 表 1 1 】 事 前 協 議 の 実 施 状 況
項 目 回 答
1 事前 協議 を実 施し てい る 57 件
2 事前 協議 は実 施し てい ない 12 件
【 表 1 2 】 事 前 協 議 に お い て 検 討 ・ 決 定 し て い る 内 容 〔 複 数 回 答 〕
項 目 回 答
1 協働 事業 での 目標 ・課 題の 検討 、確 認 10 所属
2 役割 分担 11 所属
3 事業 の実 施内 容に 関す る検 討・ 確認 16 所属
4 進 行 管 理 、 ス ケ ジ ュ ー ル に 関 す る 検 討 ・ 確 認( 事 業 実 施 後 の 評 13 所属
価 ・検 証 に 係る も の を含 む 。)
5 その 他 1 所属
※ 事 前 協 議 を 実 施 し て い る 所 属 の 回 答 で あ る 。
【 表 1 3 】 事 前 協 議 結 果 の 書 面 化 の 状 況
項 目 回 答
1 「事 前確 認シ ート 」を 作成 し明 確に して いる 0 件
2 その 他の 書面 で明 確に して いる 16 件
3 書面にはしていないが、当事者間の口頭により明確にしている 41 件
⑶
役 割 分 担 の 設 定
協 働 事業 マ ニ ュア ルで は、 仕様 書と は別 に、 特に 「予 算と 連動す る必 要の ない
事 項 」 につ い て は「 協働 事業 確認 書」 を作 成し て明 確に する ことと され てい る。
しか し、役 割分 担の 設定 及び 責任の 所在 の明 確化 につ いて は口 頭で の例 が多 く、
書 面 に して い る 例は 少な かっ た。 そし て、 協働 事業 マニ ュア ルで示 して いる 「協
働事業 確認 書」 によ り明 確に して いる 例は なか った 。
ま た 、 書 面 の 例 も 「 委 託 契 約 書 、 仕 様 書 」、「 補 助 金 交 付 要 綱 」 等 が ほ と ん ど
で 、 協 働事 業 マ ニュ アル で示 され てい る内 容ま では 含ま れて いない と思 われ る。
な お 、 書 面 に し て い な い 理 由 と し て も 「 委 託 契 約 書 や 仕 様 書 で 足 り る 」、「 随
時 協 議 を 実 施 し 、 必 要 な 事 項 等 を 確 認 し て い る た め 」、「 継 続 事 業 で あ り 、 ノ ウ
【 表 1 4 】 役 割 分 担 の 設 定
項 目 回 答
1 「協 働事 業確 認書 」を 作成 し明 確に して いる 0 件
2 その 他の 書面 で明 確に して いる 26 件
3 書面 には して いな いが 、当 事者 間の 口頭 により 確認 して いる 43 件
役 割 分担 を 設 定し て責 任の 所在 を明 確に する こと は、 NP O法人 側が 自ら の果
たす役 割の 範囲 を認 識し 、その 上で 必要 な協 議、相 談等 を適 期に実 施で きる など 、
協 働 事 業の 確 実 な履 行や 内容 の向 上等 を図 るた めに 必要 であ るほか 、ト ラブ ル防
止 の 側 面も あ る こと から 、書 面で 記録 して おく こと が重 要で あると 考え られ る。
⑷
事 業 実 施 中 に お け る 協 議 や 意 見 交 換 の 実 施 、 提 示 意 見 等 の 反 映
協 働 事業 マ ニ ュア ルで は、 中間 での ふり かえ りを 行う など 、協働 での 事業 実施
中 に 協 議や 意 見 交換 を行 い、 お互 いの 顔が 見え る形 での 活発 な議論 によ り、 事業
の改善 やよ り良 い結 果へ の取 組を 行う とさ れて いる 。
事 業 実施 中に おけ る協 議や 意見 交換 につ いて は、 ほと んど の事業 にお いて 実施
されて いた 。
また 、協議 や意 見交 換に より NPO 法人 から 出さ れた 意見 の反 映の 例と して は、
実施メ ニュ ーの 見直 しや 公募 ・実 施時 期の 設定 等が あっ た。
た だ し、 協 議 結果 を書 面で 記録 して いる 例は ほと んど なく 、協働 マニ ュア ルで
示され てい る「 事前 確認 シー ト」 を使 用し てい る例 は全 くな かっ た。
書 面 の 例 も 「 事 業 実 施 計 画 書 」、「 復 命 書 」 等 で あ り 、 双 方 で の 情 報 の 共 有 と
いう点 では 十分 とは 言え ない と考 えら れる 。
結 果 を記 録 し てい ない 理由 とし ては 「随 時確 認し てい る等 書面に する 必要 性を
感 じ な い 」、「 最 終 的 に 実 績 報 告 書 等 で 履 行 内 容 は 確 認 で き る た め 」、「 改 め て 書
面で明 確に する よう な内 容が ない 」等 であ った 。
な お 、協 議 や 意見 交換 を実 施し てい ない 理由 とし ては 「企 画提案 書や 実施 計画
書の審 査を 行っ てい るた め」、「随 時打 ち合 わせ を行 って いる ため」 等で あっ た。
【 表 1 5 】 事 業 実 施 中 に お け る 協 議 や 意 見 交 換 の 実 施 状 況
項 目 回 答
1 協議 や意 見交 換を 実施 して いる 53 件
【 表 1 6 】 事 業 実 施 中 に お け る 協 議 や 意 見 交 換 結 果 の 書 面 化 の 状 況
項 目 回 答
1 「事 前確 認シ ート 」を 準用 して 作成 、明 確にし てい る 0 件
2 その 他の 書面 で明 確に して いる 9 件
3 書面にはしていないが、当事者間の口頭により明確にしている 44 件
事 前 協議 や 事 業の 途中 にお いて 意見 交換 を行 うこ とは 、協 働を行 う上 で最 も重
要なも ので ある と考 えら れる 。
企 画 提案 に よ るも ので あっ ても 、さ らに 良い 結果 を求 める ためや 役割 分担 の確
認のため、双方の負担とならないような配慮を行い、協議を行うことは重要である。
⑸
事 業 実 施 後 の 評 価 や 検 証 、 改 善 の 取 組
協 働 事業 マ ニ ュア ルで は、 事業 遂行 上の 経験 や課 題、 改善 点等に つい て、 事業
実 施 後 に 「 評 価 や 検 証 ( ふ り か え り )」 を 行 い 、 そ れ を 書 面 に 明 確 に 残 す こ と 、
そ し て 、そ れ ぞ れの 次の 担当 職員 等に その 「申 し送 り」 を行 うこと によ り具 体的
な 改 善 点が 確 実 に引 き継 がれ てい くこ とで 、失 敗を 繰り 返さ ないだ けで なく 、事
業効果 を高 める こと が可 能に なる とさ れて いる 。
しか し、事 業実 施後 の評 価や 検証に つい ては 大多 数の 事業 で実 施さ れて いた が、
そ の 多 くが 県 の みに よる 実施 であ り、 NP O法 人と とも に評 価して いる もの は少
なかっ た。
【 表 1 7 】 事 業 実 施 後 の 評 価 ・ 検 証 の 実 施 状 況
項 目 回 答
1 協働相手方(NPO法人)とともに評価や検証を実施している 14 件
2 県の みで 評価 や検 証を 実施 して いる 47 件
3 評価 や検 証は 実施 して いな い 8 件
ま た 、実 施 状 況を 見る と、 協議 結果 を書 面で 記録 して いる 例はほ とん どな く、
協 働 事 業マ ニ ュ アル で示 され てい る「 ふり かえ りシ ート 」を 使用し てい る例 は全
くなか った 。
書 面 の 例 も 「 事 業 実 績 報 告 書 」、「 成 果 報 告 書 」 等 で あ り 、 通 常 の 委 託 や 補 助
事業で 求め てい る書 面で あっ た。
結 果 を記 録 し てい ない 理由 とし ては 「事 業実 績報 告書 に基 づいて 検査 や確 認を
行 っ て い る た め 」 が 多 く 、 他 に は 「 最 終 の 会 議 で 確 認 し て い る 」、「 評 価 ・ 検 証
特 に 、 事 務 負 担 に つ い て は 、「 通 常 の 実 績 報 告 確 認 や 検 査 を 行 っ た 上 に 、 ふ り
か え り 評価 の 実 施や その 結果 の書 面を 作成 する こと は担 当者 に負担 が大 きい 」と
の意見 もあ った 。
な お 、事 業 実 施後 の評 価や 検証 を実 施し てい ない 理由 とし ては「 委託 事業 であ
る た め 、 検 査 の み で 完 了 し て い る 」、「 正 し く 履 行 さ れ て い た た め 」、「 別 途 、 第
三者委 員会 で評 価を 行っ てい るた め」 等で あっ た。
【 表 1 8 】 事 業 実 施 後 の 評 価 ・ 検 証 内 容 〔 複 数 回 答 〕
項 目 回 答
1 事業 目的 及び 実施 計画 の設 定及 びそ の共 有化 6 所属
2 NP O法 人の ミッ ショ ン、 県の 施策 目的 との 整合 性 6 所属
3 協働 の必 要性 3 所属
4 役割 分担 の設 定及 びそ の共 有化 4 所属
5 作業 等の 行程 及び 進行 管理 3 所属
6 不測 事態 への 対応 1 所属
7 評価 や検 証の 機会 の設 定 2 所属
8 役割 の達 成度 4 所属
9 協働 の満 足度 3 所属
10 事業 の効 果 12 所属
11 その 他 2 所属
※ 評 価 や 検 証 を 実 施 し て い る 所 属 の 回 答 で あ る 。
【 表 1 9 】 事 業 実 施 後 の 評 価 ・ 検 証 結 果 の 書 面 化 の 状 況
項 目 回 答
1 「ふ りか えり シー ト」 を作 成し 記録 して いる 0 件
2 その 他の 書面 で記 録し てい る 8 件
3 記録 して いな い( 口 頭確 認 の みと し て いる 場 合 を含 む。) 53 件
ま た 、 評価 や 検証 結果 の次 回以 降の 事業 実施 への 反映 につ いては 、以 下の とお
り多く の所 属が 何ら かの 形で 反映 して いた 。
具 体 的 に は 、「 次 年 度 の 企 画 提 案 や 新 規 事 業 の 検 討 」、「 次 年 度 の 同 じ 事 業 に つ
【 表 2 0 】 事 業 実 施 後 の 評 価 ・ 検 証 結 果 の 反 映 状 況
項 目 回 答
1 反映 ・活 用し てい る 12 所属
2 反映 ・活 用は して いな い 3 所属
※ 評 価 や 検 証 を 実 施 し て い る 所 属 の 回 答 で あ る 。
事 業 実施 後 の 評価 や検 証は 、次 回へ の実 施改 善に 効果 的で あるだ けで なく 、設
定 し た 目標 や 課 題に 対し ての 結果 を明 らか にす るこ とで 、反 省点や 到達 点を 確認
するこ とが でき るも ので ある 。
ま た 、そ の 結 果を 申し 送り によ り次 回以 降に つな ぐこ とに より、 担当 者の 異動
や 相 手 方の 変 更 等の 要因 によ る影 響を 少な くす るほ か、 協働 による 実施 であ るこ
との認 識を 新た にす るこ とで 協働 の形 骸化 を防 ぐこ とも でき る。
こ の ため 、 評 価や 検証 を行 うと とも に、 結果 につ いて は書 面での 申し 送り を行
うこと が必 要と 考え られ る。
⑹
協 働 事 業 の 実 施 に 対 す る 評 価
事 業 実施 後の 評価 や検 証の 実施 の有 無に 関わ らず 、協 働事 業を実 施し たこ とに
関 す る 実施 所 属 の評 価を 聞い たと ころ 、以 下の とお り肯 定的 な評価 がほ とん どで
あった 。
【 表 2 1 】 協 働 事 業 実 施 所 属 の 評 価
項 目 回 答
1 高く 評価 でき ると 感じ てい る 4 所属
2 ある 程度 評価 でき ると 感じ てい る 16 所属
3 あま り評 価で きな いと 感じ てい る 1 所属
4 評価 でき ない と感 じて いる 0 所属
なお 、具体 的な 良か った 点、良 くな かっ た点 の主 なも のは 以下の とお りで ある 。
〔 良 か っ た 点〕( 書面 調 査 の記 述 回 答に よ る )
・ きめ 細か で多 様な 支援 を展 開で きた 。現 地の ニー ズ等 に柔 軟・ 効果 的に
対 応で きた 。
・ NP O法 人が 有す る専 門性 や柔 軟性 、ノ ウハ ウを 活か すこ とが でき た。
また 、N PO 法人 でな けれ ば困 難で あっ た例 もあ った 。
・ 県単 独で は発 想で きな い斬 新な アイ ディ アに 接す るこ とが でき た。
・ NP O法 人が 持っ てい る人 脈や ネッ トワ ーク を利 用す るこ とが でき た。
・ 質の 高い 事業 の実 施が でき た。
・ NP O法 人が 主体 とな った こと によ り、 広く 参加 が募 られ 、県 事業 に県
民 が参 加す る機 会と なっ た。
・ 精度 の高 いデ ータ が収 集で き、 トラ ブル など 迅速 に対 応し ても らえ た。
〔 良 く な か っ た 点〕( 書面 調 査 の記 述 回 答に よ る )
・ 地域 のニ ーズ のす くい 上げ や事 業へ の反 映と いっ たよ うな 、県 側が 求め
る 成果 が十 分に 得ら れず 、結 果的 に通 常の 業務 委託 とほ ぼ変 わら ない 内容
の もの とな って しま った 。
・ NP O法 人は 得意 分野 に関 する 知識 は詳 しく 、情 熱も 持っ てい るが 、得
意 分野 から 外れ ると 、極 端に 知識 も情 熱も 薄く なる 傾向 にあ るの で、 意識
付 けや 調整 等に 苦労 する 場合 があ った 。
・ 事業 実施 にあ たっ て見 解の 相違 等が ある 場合 に、 調整 に時 間を 要し た。
・ はじ めて 行政 との 協働 事業 を行 うN PO 法人 は、 行政 への 提出 書類 の作
成 等が 苦手 であ るた め、 書類 の差 し戻 しや 再修 正等 の作 業が 発生 する ケー
ス が多 くみ られ た。
・ NPO法人の職員が少ないため、書類作成等の事務処理に時間がかかった。
・ 対等 では なく 相手 方が 行政 を見 下し てい るよ うな 事案 があ った 。
協 働 事業 の 実 施に 関し て、 全体 とし ては 実施 した 所属 にお いて一 定の 評価 がな
⑺
そ の 他
実 施 所属 が協 働事 業を 実施 する 上で 工夫 や配 慮し てい る事 項とし ては 以下 のよ
うなも のが あっ た。
〔 工 夫 ・ 配 慮 し て い る 事 項〕( 書面 調 査 の記 述 回 答に よ る )
・ 対 等 の 関 係 で 事 業 を 展 開 す る こ と 、 事 業 終 了 ま で フ ォ ロ ー ア ッ プ す る こ
と 、相 談や 協議 しや すい 関係 を構 築す るこ とに 配慮 して いる 。
・ 事前 説明 会で 事業 目的 や実 施方 法等 を十 分に 理解 して いた だく とと もに
取 組の 成果 や課 題等 につ いて 共有 を図 って いる 。
・ 電話 やメ ール によ り、 密に 連絡 調整 する こと で情 報共 有を 図っ てい る。
・ 企画 応募 者の 自由 な発 想か ら提 案さ れた アイ ディ アを 実施 して いく とい
う 事業 の形 態か ら、 県も 事業 主体 では ある が、 パー トナ ーが 提示 した 自由
な 発想 を損 なう よう な指 摘等 を行 うこ とは 、慎 むべ きで ある と考 えて いる 。
ま た 、実 施所 属と して 協働 事業 を実 施し てい く上 での 意見 や要望 とし ては 以下
のよう なも のが あっ た。
〔 意 見 ・ 要 望〕( 書面 調 査 の記 述 回 答に よ る )
・ NP O法 人等 との 協働 事業 の有 用性 は理 解で きる が、 行政 のみ が事 業主
体 とな る場 合と 比較 して 、時 間や 手間 が逆 にか かっ てし まう 結果 とな って
し まう と、 NP O法 人等 が有 する 専門 性を 活か せる 協働 事業 を採 用す るこ
と に、 躊躇 する 結果 に陥 って しま うの では ない か。
行政 側の 努力 は当 然で ある が、 NP O法 人を 事業 の担 い手 とす るた めに
全 体的 な育 成や 底上 げが 急務 であ ると 考え る。
・ NP Oと 行政 が協 働し て事 業を 行う ため には 、事 前の 役割 分担 や相 互理
解 が重 要で ある と思 われ るの で、 行政 やN PO の担 当者 向け の研 修等 が必
要 では ない かと 思う 。N PO と行 政と で分 けて する ので はな く、 ワー クシ
5
協 働 事 業実 施 の 検 討 状 況
⑴
所 属 に お け る 検 討 状 況
調 査を 行 った 99 所属 のう ち、 協働 によ る事 業実 施( NP O法人 以外 を相 手方
と す る 場 合 を 含 む 。) の 検 討 を 行 っ て い る 所 属 は 4 3 所 属 で あ り 、 5 6 所 属 は 行
ってい なか った 。
検 討 を行 っ て いる 所属 にお いて も、 35 所属 は一 部に 留ま ってお り、 すべ ての
事業に おい て行 って いる のは 8所 属で あっ た。
このように、協働事業の検討が一部の所属や事業に留まっている状況が見られた。
【 表 2 2 】 協 働 に よ る 事 業 実 施 の 検 討 状 況
項 目 回 答
1 すべ ての 事業 につ いて 、検 討を 行っ てい る 8 所属
2 一部 の事 業に つい ての み、 検討 を行 って いる 35 所属
3 検討 は全 く行 って いな い 56 所属
行 っ てい な い 、ま たは 一部 の検 討に 留ま って いる 所属 (9 1所属 )に おけ る主
な理由 は以 下の とお りで ある 。
【 表 2 3 】 検 討 を 行 っ て い な い 理 由
項 目 回 答
1 所管 する 事業 は、 協働 がな じま ない と考 えてい るた め 56 所属
2 相 手 方 と な る N P O 法 人 ま た は そ の 他 の 団 体 が い な い 、 ま た 16 所属 は知 らな いた め
3 協働 に関 する 知識 や情 報が ない 、ま たは 少ない ため 4 所属
4 検討 する とい う考 えが なか った ため 5 所属
5 その 他 10 所属
検 討 を 行 っ て い な い 理 由 と し て は 、「 所 管 す る 事 業 は 協 働 が な じ ま な い 」 と 考
え て い る所 属 が 最も 多く 、次 いで 「相 手方 とな るN PO 法人 がいな いま たは その
【 表 2 4 】 表 2 3 に お い て 「 協 働 が な じ ま な い 」 と 考 え て い る 理 由 〔 複 数 選 択 〕
項 目 回 答
1 公平 性の 確保 や機 密保 持の ため 34 所属
( 明 ら かに 相 手 方に 守 秘 義務 を 課 する だ け では 足 り ない た め )
2 法 令 や 条 例 に よ り 、 行 政 自 ら が 行 う こ と が 義 務 付 け ら れ て い 33 所属 るた め
3 事 業 の 性 格 や 政 策 上 の 見 地 か ら 、 協 働 を 採 る こ と が で き な い 24 所属 ため
4 公権 力の 行使 に関 わる ため 16 所属
5 その 他 3 所属
【 表 2 4 - 2】「 協 働 が な じ ま な い 」 と 考 え て い る 最 も 大 き な 理 由
項 目 回 答
1 事 業 の 性 格 や 政 策 上 の 見 地 か ら 、 協 働 を 採 る こ と が で き な い 17 所属 ため
2 公平 性の 確保 や機 密保 持の ため 16 所属
( 明 ら かに 相 手 方に 守 秘 義務 を 課 する だ け では 足 り ない た め )
3 法 令 や 条 例 に よ り 、 行 政 自 ら が 行 う こ と が 義 務 付 け ら れ て い 14 所属 るた め
4 公権 力の 行使 に関 わる ため 7 所属
5 その 他 2 所属
「 所 管す る 事 業は 協働 がな じま ない 」と 考え てい る理 由と しては 「公 平性 の確
保 や 機 密保 持 の ため 」が 多く 、ま た、 最も 大き な理 由の 中の 一つと なっ てい る。
この こと から 、所 属と して 協働 事業 に対 する 不安 があ るも のと 考え られ る。
⑵
協 働 に よ る 事 業 の 実 施 へ の 今 後 の 取 組
協 働 によ る事 業実 施の 検討 の有 無に 関わ らず 、今 後、 協働 による 事業 の実 施に
取 り 組 むこ と に つい て、 所属 の考 えを 確認 した とこ ろ、 以下 のとお り多 数の 所属
【 表 2 5 】 協 働 に よ る 事 業 の 実 施 へ の 今 後 の 取 組
項 目 回 答
1 積極 的に 取り 組み たい 5 所属
2 条 件 や 事 業 の 性 格 ・ 内 容 が 合 致 す る も の が あ れ ば 取 り 組 み 64 所属 たい
3 現時 点で は取 り組 む考 えは ない 29 所属
4 その 他 1 所属
9 9 所属 の う ち、 64 所属 が「 条件 や事 業の 性格 ・内 容が 合致す るも のが あれ
ば 取 り 組み た い 」と して いる こと から も、 さら なる 協働 の促 進を図 るた めに は、
情報提 供や 情報 収集 等の 取組 を拡 充し てい くこ とが 重要 であ ると 考え られ る。
⑶
協 働 に よ る 事 業 の 実 施 や 推 進 を 行 う 上 で の 課 題 等
協 働 事業 を実 施し てい る所 属か ら寄 せら れた 協働 によ る事 業の実 施や 推進 を図
る上で の課 題等 とし ては 、以 下の よう なも のが あっ た。
〔 協 働 の 実 施 ・ 推 進 に 係 る 課 題 等〕( 書面 調 査 の記 述 回 答に よ る )
・ N P O 法 人 や 協 働 に 対 す る 職 員 の 知 識 、 認 知 度 が 低 く 、 具 体 的 な 事 業 を
イ メー ジす るこ とが 難し い。
・ 業務 多忙 によ り協 働の ロー ドマ ップ を丁 寧に 遂行 でき ない 。
・ 事 業 の 枠 組 み の 構 築 や 協 働 パ ー ト ナ ー の 募 集 等 で 新 た な 業 務 が 生 じ る た
め 、積 極的 に推 進し にく い。
・ 公募 して も応 募者 がな い場 合が ある 。
・ 公募のための予算がない中で、一層の広報をどうしていくかが課題である。
・ 事 業 を 行 え る N P O 法 人 等 の 数 が 少 な い 。 相 手 方 と な る 団 体 等 に 関 す る
具 体的 な情 報が 少な い。( 事業費 、人 員数 、ノ ウハ ウ等 )
・ 事 業 が 遂 行 で き る 法 人 か ど う か 判 断 で き る よ う 、 活 動 で き る 人 員 数 や 過
去 の実 績に 関す る情 報が 欲し い。
・ 協働 相手 方に よっ ては 協働 の理 念等 につ いて 理解 がな い。
・ 協 働 相 手 方 に よ っ て は 組 織 と し て 十 分 に 機 能 し て い な か っ た り 、 県 と 協
働 す る こ と で 責 任 感 が 希 薄 化 し 、 責 任 の 所 在 が 不 明 瞭 に な る の で は な い か
な ど、業務 の履 行に 不安 があ る。
あ る 程 度 信 頼 の お け る 相 手 方 で な け れ ば 、 協 働 し て も 事 業 が 進 捗 し な い
「N PO 法人 や協 働に 対す る職 員の 知識 、認 知度 が低 い」、「業務 多忙 であ る」
など、 行政 側の 能力 や対 応を 不安 視す るも のの ほか 、「 公募 して も応 募が ない 」、
「 事 業 を 行 え る N P O 法 人 の 数 が 少 な い 」、「 協 働 相 手 方 の 業 務 の 履 行 に 不 安 が
ある」 など 、協 働相 手方 に対 する 不安 が見 受け られ た。
ま た 、「 協 働 相 手 方 と な る 団 体 等 に 関 す る 情 報 が 少 な い 」、 具 体 的 に は 「 活 動
で き る 人員 数 や 過去 の実 績に 関す る情 報が 欲し い」 等の 意見 もあり 、現 状の 情報
6
協 働 事 業推 進 の た め の 体 制 に 係 る 取 組 状 況
⑴
宮 崎 県 N P O ・ ボ ラ ン テ ィ ア 活 動 支 援 連 絡 会 議
「 宮 崎県 N P O・ ボラ ンテ ィア 活動 支援 連絡 会議 」は 、平 成26 年度 には 連絡
会議・ 幹事 会と もに 一度 も開 催さ れて いな かっ た。
全 庁 的な 横 断 組織 であ り、 基本 方針 にお いて も庁 内推 進体 制を活 用し た意 識啓
発 の た めの 全 庁 的な 連絡 調整 を図 る組 織と して 位置 付け られ ている こと から 、適
期に開 催し 、協 働の 推進 に取 り組 む必 要が ある と考 えら れる 。
な お 、頻 繁 な 開催 は難 しい もの と思 われ るこ とか ら、 議題 等の内 容や 必要 に応
じ て 、 幹事 会 に 実務 的な 下部 組織 を設 ける 等の 方策 も含 めた 検討が 必要 であ ると
考えら れる 。
⑵
「 県 民 と の 協 働 」 推 進 員
「『 県 民 と の 協 働 』 推 進 員 」 に つ い て は 、 前 述 の と お り 、 全 所 属 に お い て 配 置
されて おり 、そ の配 置数 の推 移は 以下 のと おり であ る。
【 表 2 6】「 県 民 と の 協 働 」 推 進 員 配 置 数 の 推 移 ( 県 全 体 )
年 度 所属 数 推 進員 数
平成2 2年 度 2 36 所属 4 69 名
平成2 3年 度 2 33 所属 4 66 名
平成2 4年 度 2 32 所属 4 59 名
平成2 5年 度 2 30 所属 4 55 名
平成2 6年 度 2 28 所属 4 49 名
推 進 員は 各 所 属の 所属 長が 指名 する こと とさ れて いる が、 以下の 観点 で選 任さ
れてお り、 多く がそ の職 員の 所掌 して いる 事務 とな って いる 。
【 表 2 7】「 県 民 と の 協 働 」 推 進 員 の 選 任
項 目 回 答
1 所掌 して いる 事務 (予 算業 務を 担当 して いる等 )に より 選任 62 所属
2 適性 や業 務量 を考 慮し て選 任 14 所属
3 協働 に係 る研 修の 日程 によ り参 加で きる 者を選 任 0 所属
4 特に 選任 の方 針は ない 19 所属
推進 員の 活動 状況 につ いて は、 以下 のと おり であ る。
【 表 2 8】「 県 民 と の 協 働 」 推 進 員 の 活 動 状 況 〔 複 数 選 択 〕
項 目 回 答
1 N P O 等 と の 協 働 に 向 け た 職 場 内 で の 情 報 の 収 集 ・ 情 報 の 15 所属 提供
2 推 進 員 自 身 が 所 掌 す る 事 業 に お け る N P O 等 と の 協 働 事 業 の 20 所属 実施 の検 討
3 所 属 が 所 管 す る 事 業 全 体 に お け る N P O 等 と の 協 働 事 業 の 8 所属 実施 の検 討
4 NP O等 から の提 案や 問い 合わ せ等 への 対応 8 所属
5 生 活 ・ 協 働 ・ 男 女 参 画 課 が 主 催 す る 協 働 推 進 の た め の 研 修 へ 41 所属 の参 加
6 「 み やざ き 協 働事 業 マニ ュア ル」 を活 用し たN PO 等と の協働 3 所属 事業 の推 進
(自 ら の 担当 事 業 以外 の 所 属実 施 事 業に 関 す る助 言 ・ 関与 を 含 む)
7 その 他の 協働 に関 する 活動 1 所属
8 該当 する 事業 がな いた め特 に活 動は 行っ ていな い 43 所属
9 その 他 3 所属
推 進 員 の 活 動 は 「 協 働 推 進 の た め の 研 修 の 参 加 」 に 偏 っ て お り 、 ま た 、「 該 当
する事 業が ない ため 特に 活動 は行 って いな い」 も半 数近 くに 及ん でい る。
なお 、活 動内 容の 具体 的な 実例 を示 すと 以下 のと おり であ る。
〔 職 場 内 で の 情 報 提 供 〕( 書 面調 査 の 記述 回 答 によ る )
・ 会 議 や 報 道 等 で の 情 報 収 集 を 行 い 、 職 場 内 会 議 や 職 場 内 メ ー ル 等 で 情 報
提 供を 行っ てい る。
・ 研修 資料 等を 職場 内に 回覧 して いる 。
〔 協 働 事 業 実 施 の 検 討〕( 書面 調 査 の記 述 回 答に よ る )
・ 次 年 度 予 算 の 編 成 時 期 に 、 事 業 の 実 施 方 法 や 所 属 内 の 事 業 で 該 当 す る も
の がな いか につ いて 確認 や検 討を 行っ てい る。
・ 新 規 ・ 改 善 事 業 の 策 定 時 期 に N P O 団 体 と 事 業 内 容 に つ い て 意 見 交 換 を
実 施し た。
・ 予 算 編 成 時 の 事 業 精 査 に お い て 、 協 働 事 業 の 可 能 性 が あ る も の に つ い て
は 、事 業担 当へ 情報 提供 等を 行い 、検 討を 促し てい る。
・ 年 度 当 初 の 年 間 計 画 の 中 で 、 推 進 員 が 協 働 事 業 の 可 能 性 を 検 討 す る よ う
に して いる 。
〔 問 い 合 わ せ 等 の 対 応〕( 書面 調 査 の記 述 回 答に よ る )
・ 協 働 に 関 す る 問 い 合 わ せ が あ っ た 場 合 に は 、 推 進 員 が 対 応 を 行 う こ と と
し てい る。
・ 推 進 員 が N P O か ら の 当 所 属 へ の 各 種 問 い 合 わ せ の 窓 口 と な っ て 、 内 容
を 担当 職員 や上 司に つな いで いる 。
〔 研 修 へ の 参 加〕( 書面 調 査 の記 述 回 答に よ る )
・ 「 協働 力を 磨く 職員 研修( 協働 基礎 研修)」や 「協 働力 を磨 く職 員研 修(協
働 実務 研修 )」に 参加 して いる。
〔 協 働 事 業 の 推 進〕( 書面 調 査 の記 述 回 答に よ る )
・ 所属 全体 で事 業を 検討 する 場合 の助 言等 を行 って いる 。
・ 地元 住民 によ る事 業実 施を 図る 際の 内容 説明 等を 行っ てい る。
な お 、協 働 推 進担 当所 属に おい ては 、推 進員 の配 置状 況は 把握し てい たが 、活
動 状 況 につ い て は定 量的 に把 握す るこ とが 困難 であ ると して 、調査 等は 行っ てい
なかっ た。
各 所 属か ら 寄 せら れた 推進 員の 活動 の活 発化 や活 用を 図る ための 主な 意見 は、
以下の とお りで ある 。
〔「県民との協働」推進員の活動の活発化や活用への意見〕(書面調査の記述回答による)
・ 予 算 検 討 時 や 予 算 執 行 時 の プ ロ セ ス に お い て 、 推 進 員 が 関 与 す る 仕 組 み
を 構築 する 。
・ 現 行 制 度 は 、 推 進 員 個 人 の 能 力 や 資 質 に 頼 っ た 制 度 と な っ て い る よ う に
思 わ れ る 。 組 織 と し て の 対 応 、 例 え ば 、 新 規 予 算 打 合 せ に は 所 属 長 が 推 進
員 を 同 席 さ せ 意 見 を 聞 く な ど 、 推 進 員 を 積 極 的 に 活 用 す る 仕 組 み が 必 要 で
あ る。
・ 所 属 ご と に 推 進 員 の 役 割 が 完 結 し て い る 感 じ が あ る の で 、 横 の つ な が り
が 図ら れる と推 進員 の活 動が 活発 にな るの では ない か。
・ 過度 の負 担と なら ない よう に、 事務 分掌 の見 直し が必 要で ある 。
・ 複 数 年 に よ る 計 画 に よ り 、 全 職 員 へ の 具 体 的 な 取 組 を 紹 介 す る 研 修 会 を
開 催し 周知 を図 る。
推進 員の 活動 状況 を見 ると 、十 分に 活動 し、 活用 され てい ると は言 い難 い。
特 に 、設 置 要 領に 定め られ た職 務内 容に は、 協働 に向 けた 職場内 での 情報 収集
・ 情 報 提供 も 含 まれ てお り、 協働 未実 施の 所属 であ って も、 一定の 役割 が期 待さ
れてい る。
協 働 の推 進 に おい て、 いわ ば要 とな る存 在で あり 、さ らな る活用 を図 るこ とが