難しい計算問題
1 次の数の計算をせよ。
(1) √ 48 − √ 12 + √ 27
千葉04(2) √ 12
3 −
√ 27
福井04(3)
µ
2
3 −
5
4
¶
÷ 2
3 ÷
µ
− 7
2
¶
都立高専04
(4) ( √ 5 − 1)
2− ( √ 5 + 2)( √ 5 − 2)
都立高専04
(5) (2 √ 3+ √ 2)
2−(2 √ 3+ √ 2)(2 √ 3−
√ 2) + (2 √ 3 − √ 2)
2 青雲04(6) −3
3×
Ã
7
2 −
4
23
!2
÷
µ
7
10 −
5
4
¶
成城04
(7) ( √ 18+ √ 12)( √ 72− √ 108− √ 18+
√ 48)
中央大学附04(8) 214
2−2×214×89+89
2−181
2−
2 × 181 × 94 − 94
2 早稲田実業05(9)
5 × (152+ 182) − 3 × 18 × (15 + 18) − 5 × 15 × (15 − 3 × 18) 482+ 2 × 48 × 15 − 8 × 152
慶応女子05
2 次の式の計算をせよ。
(1) 5ab
3÷ (−2b)
2× 8
5 a
福井04(2)
µ
− 6
5 xy
2¶3
÷
µ
− 4
25 x
4
y
2¶2×
Ã
x
33y
!2
国学院久我山04
(3) 5x − 2y
3 −
x − 3y
4
市川05(4) 3x − y
3 +
x + y
= 18x + 7y
6
日大豊山女子053 次の式を因数分解せよ。
(1) x
2+ 5x − 24 を因数分解しな
さい。
千葉04(2) 2(x + 5)(x − 2) − (x + 3)
2− 7
を因数分解せよ。
東工大附05(3) (2x − 1)
2− 3x(x − 2) − 4 を因
数分解せよ。
都立高専05(4) x
2+ 2xy − 9x + y
2− 9y + 20
を因数分解せよ。
日大習志野05難しい計算問題 — 解答篇 —
1
(1) √48 −√12 +√27= 4√3 − 2√3 + 3√3
=5√3 (2) √12
3 −
√27
= 4√3 − 3√3 =√3 (3)
µ2 3 −
5 4
¶
÷23÷ µ
−72
¶
= µ
−7 12
¶
×3 2 ×
µ
−2 7
¶
=1 4
(4) (√5 − 1)2− (√5 + 2)(√5 − 2)
= (5 − 2√5 + 1) − (5 − 4)
=5 − 2√5
(5) (2√3 +√2)2− (2√3 +√2)(2√3 −
√2) + (2√3 −√2)2
= (12 + 4√6 + 2) − (12 − 2) + (12 − 4√6 + 2)
=18 (6) −33×
Ã7 2 −
42 3
!2
÷ µ 7
10 − 5 4
¶
= 27 × 11 × 11 × 20 6 × 6 × 11
= 3 × 11 × 5
=165
(7) (√18 +√12)(√72 −√108 −√18 +
√48)
= (3√2+2√3)(6√2−6√3−3√2+ 4√3)
= (3√2 + 2√3)(3√2 − 2√3)
= (3√2)2− (2√3)2
= 18 − 12
=6 (8) 2142
| {z }
A
−2×214|{z}
A
× 89|{z}
B
+ 892
|{z}
B
− 181| {z }2
C
−2×
|{z}181
C
× 94|{z}
D
− 94|{z}2
D
= A2−2AB +B2−C2−2CD −D2
= (A2−2AB +B2) −(C2+ 2CD + D2)
= (A − B)2− (C + D)2
= (214 − 89)2− (181 + 94)2
= 1252− 2752
= (125 + 275) × (125 − 275)
= 400 × (−150)
=−60000 (9)
5 × (152+ 182) − 3 × 18 × (15 + 18) − 5 × 15 × (15 − 3 × 18) 482+ 2 × 48 × 15 − 8 × 152
15 = A,18 = B とおくと,分子は 5(A2+ B2) − 3B(A + B) − 5A(A − 3B)
= 5A2+ 5B2−3AB − 3B2−5A2+ 15AB
= 2B2+ 12AB
= 2B(B + 6A)
= 2 × 18 × (18 + 6 × 15)
= 2 × 18 × 108
さらに48 = C とおくと,分母は C2+ 2CA − 8A2
= (C − 2A)(C + 4A)
= (48 − 2 × 15) × (48 + 4 × 15)
= 18 × 108 したがって,
与式= 2 × 18 × 108 18 × 108 =2
2
(1) 5ab3÷ (−2b)2×85a
= 5ab
3× 8a (−2b) × (−2b) × 5
=2a2b (2)
µ
−65xy2
¶3
÷ µ
−254 x4y2
¶2
× Ãx3
3y
!2
符号は. . . (−1)3÷ (−1)2 = −1 係数は. . . 6 × 6 × 6 × 25 × 25
5 × 5 × 5 × 4 × 4 × 3 × 3
= 15 2 xは. . . x
3× x3× x3 x4× x4 =
x9 x8 = x yは. . . y
2× y2× y2
y2× y2× y2 = y6 y6 = 1 まとめると. . . −
15 2 x (3) 5x − 2y
3 −
x − 3y 4
= 4(5x − 2y) − 3(x − 3y) 12
= 20x − 8y − 3x + 9y 12
=17x + y 12 (4) 3x − y
3 +
x + y
= 18x + 7y 6 3x − y
3 + =
18x + 7y
6 で
あるから =
18x + 7y
6 −
3x − y 3 = 18x + 7y − 2(3x − y)
6
= 18x + 7y − 6x + 2y) 6
=
12x + 9y 6 =
4 x + 3 y 2
この場合は約分できる1 ことに注意。
3
(1) x2+ 5x − 24 =(x − 3)(x + 8) (2) 2(x + 5)(x − 2) − (x + 3)2− 7= 2(x2+3x−10)−(x2+6x+9)−7
= 2x2+ 6x − 20 − x2− 6x − 9 − 7
= x2− 36
=(x + 6)(x − 6)
(3) (2x − 1)2− 3x(x − 2) − 4
= 4x2− 4x + 1 − 3x2+ 6x − 4
= x2+ 2x − 3
=(x − 1)(x + 3)
(4) x2+ 2xy − 9x + y2− 9y + 20
= (x2+ 2xy + y2) − 9x − 9y + 20
= (x + y
| {z }
A
)2− 9(x + y
| {z }
A
) + 20
= A2− 9A + 20
= (A − 4)(A − 5)
=(x + y − 4)(x + y − 5)
1 つまりしなくてはいけない
babababababababababab
はじめてみると驚くような問題です
が,慣れれば「面白み」も感じられ
るようになるかもしれません。
デザートに易しい方程式でも解いて
みましょう。
1 次の方程式を解け。
(1)
½
x + 2y = 1
3x − 4y = −7
千葉04(2) (x − 1)(x − 5) = −x + 1
福井04(3)
0.7x − 0.2y = 3
x
7 −
y
5 = 1
東海04
(4) 2 − 5x + 1
6 =
1
2
桐蔭04(5) x + 1
2 −
2x − 1
3 +2 = 0
中央大学附04方程式の応用問題 — 長い文章になれよう —
1 ある菓子店では, A,B 2 種類の菓子
を,箱に詰め合わせて売ることにしま
した。 A10 個と B5 個を詰め合わせと
箱代を合わせて 1000 円になり,A5 個
と B10 個を詰め合わせると箱代を合
わせて 900 円になります。箱代はどち
らも 50 円です。
このとき, A1 個の値段と B1 個の値
段を,用いる文字が何を表すかを示
して方程式をつくり,それを解く過程
を書いて,それぞれ求めなさい。ただ
し,消費税は考えないものとします。
岩手04
2 A,B ふたつのカップがある。これらの
カップを使って水をくみ出すことにし
た。
はじめに, A を 3 回,B を 2 回使って
水をくみ出したところ,その量は合わ
せて 680 mℓ であった。
次に, A を 4 回,B を 3 回使って水を
くみ出したところ,その量は前の時よ
り 280 mℓ 多かった。
ただし, A,B のカップを使って 1 回
にくみ出した水の量は,それぞれ毎回
同じとする。
このとき, A,B のカップを使って 1
回にくみ出した水の量をそれぞれ求
めなさい。求める過程も書きなさい。
福島04
3 あるスーパーマーケットでは,トンカ
ツを最初, 1 枚 200 円で販売した。用
意した枚数の半分が売れたところで,
残りのトンカツを 2 割引で販売した
ところ, 10 枚が残った。この 10 枚を
最初の値段の半額にして販売したら,
すべて売り切れ,売り上げ額は 13800
円であった。このとき,最初に用意し
たトンカツは何枚か,求めなさい。た
だし,消費税は考えないものとする。
新潟04
4 体育の授業でバスケットボールの試
合を行うことになった。 A チームと B
チームに分かれ,対戦をした。試合の
勝敗は,前半と後半の合計得点で決め
られた。 A チームと B チームの対戦
は,前半が終わったとき, B チームが
A チームを 5 点リードしていた。とこ
ろが,後半は, A チームが B チーム
の 2 倍の得点をしたため,結局,試合
は A チームが 3 点差で逆転勝ちした。
また, B チームの前半と後半合わせて
の得点は, 32 点であったという。
この対戦での, A チームの前半と後半
の得点はそれぞれ何点か。方程式をつ
くり,計算の過程を書き,答えを求め
なさい。
静岡045 ある中学校で図書館の利用者数を調
査したところ, 4 月の利用者数は男女
合わせて 620 人であった。5 月の利用
者数は 4 月に比べ男子が 40%減り,女
子が 20%増えたので,全体では 80 人
減った。 5 月の男子,女子の利用者数
をそれぞれ求めよ。
和洋国府台046 縦が 20m,横が 27m の長方形の土地
に,図のように同じ幅の道を作り,残
りを
かだん
花壇にしたところ, 花壇の面積は
もとの長方形の面積の
5
6 倍になった。
このときの道幅を求めよ。
和洋国府台0420m
27m
7 500 円の品物 A を x 個と,200 円の品
物 B を y 個,合わせて 1000 個仕入れ
た。ところが,品物 B の個数全体の
1
5 を不注意で壊してしまった。壊れた
品物は売ることができないのでそれら
を捨ててしまい,残った品物だけを売
ることになった。品物 A は 1 割,品物
B は 2 割の利益を見込んで定価をつけ
て売ったところ,すべて売り切れた。
その結果,全体として利益は 26800 円
になった。
x,y の値を求めよ。
浦和明の星女子048 容積が 1200ℓ のタンクに,給水管が 1
本と,どれも同じ太さの排水管が 3 本
ついている。給水管からタンクへは,
常に一定の割合で水が入っている。
いま,タンクには 400ℓ の水が入って
おり,排水管を 1 本だけ開くと,20 分
でタンクが満水になり,排水管を 2 本
だけ開くと, 50 分でタンクが満水にな
る。このとき,排水管を 3 本開くと,
何分でタンクが満水または空になる
か。
中央杉並04方程式の応用問題 — 解答篇 —
1
A1個x円,B1個y円とする。½10x + 5y + 50 = 1000 5x + 10y + 50 = 900 これを解いて
½x = 70 y = 50 この解は問題に適する。
答.Aが70円,Bが50円
2
Aはxmℓ,Bはymℓとする。½3x + 2y = 680 4x + 3y = 680 + 280 これを解いて
½x = 120 y = 160 この解は問題に適する。
答.Aは120mℓ,Bは160mℓ
3
最初にx 枚用意したとする。 200円で売れたのは x2 枚, 2割引
µ
200 − 200 × 102
¶
= 160円で売 れたのは
µx 2 − 10
¶ 枚,
半額 100円で売れたのは10枚。 したがって方程式は
200 × x2 + 160 µx
2 − 10
¶
+ 100 × 10 = 13800
これを解いて x = 80 この解は問題に適する。
答.80枚
4
✓ MEMO ✏前半 後半 合計得点 A x点 y点 32+3=35点 B (x + 3)点 y
2 点 32点
✒ ✑
Aチームの前半の得点をx点,後半の得 点をy点とする。
(x + y = 32 + 3 (x + 5) +y
2 = 32 これを解いて
½x = 19 y = 16
答.前半19点,後半16点
5
4月の男子の利用者数をx人,女子の利 用者数をy人とする。(x + y = 620
−10040 x +10020 y = −80
これを解いて
½x = 340 y = 280 5月の男子は340 − 40
100× 340 = 204 女子は280 +
20
100× 280 = 336
答.男子204人,女子336人
6
道幅をx m とする。(27 − x)(20 − x) = 20 × 27 ×56 整理するとx2− 47x + 90 = 0 これを解いて x = 2またはx = 45 x < 20なのでx = 45は問題に適さない。
答.2 m
7
✓ MEMO ✏2つ目の式が壊れて無駄にした分が あるので難しい。
(売り上げ)-(仕入れ額)=(利益) の形で立式する。
✒ ✑
Aの売値は500 + 500 × 101 = 550(円)2 Bの売値は 200 + 200 ×102 = 240(円)
x + y = 1000 µ
550x + 240y × 45
¶
− (500x + 200y) = 26800
これを解いて
½x = 600 y = 400 この解は問題に適する。
答.x = 600,y = 400
8
給水管からは x ℓ/分 の水がタンクに入 り,1本の排水管からはy ℓ/分 の水が排 出されるとする。½400 + 20(x − y) = 1200 400 + 50(x − 2y) = 1200 これを解いて
½x = 64 y = 24 3本開くと64 − 24 × 4 = −8
すなわち毎分8ℓずつ水の量は減っていく。 400
8 = 50なので
答.50分で空になる
✓ MEMO ✏
(最 初 の 量)+(流 入 量)-(流 出 量)=(満 タン)
がわかりやすかったならば,式は 400 + 20x − 20y = 1200
というものになります。この問題の 場合時間が共通なので,模範解答の ような式にしました。
✒ ✑
2 500 × 1110 と同じことになるのはよろしいです ね。
babababababababababab
入試問題の場合,けちをつけられな いように対処するため,無駄に詳しく 文章が書かれていて,よけい読みにく く,長い問題になる傾向があります。 ですから,そこに惑わされないよう に,数多くの問題にあたり,経験値を 上げ,慣れるようにしましょう。
また,
頭の中を整理するには
output
. . .このことわざ
諺 も覚えておいて ください。きっと役に立つはずa です。
a
作者:こいずみ!
方程式の応用問題 — 速さの問題 —
1
図のように,P地点からQ地点までの道 のりが3000mのサイクリングコースがあ ります。このコース上のPからQの間に はA地点とB地点があり,AからBまで の道のりは,PからAまでの道のりの2 倍です。Sさんが自転車に乗ってこのコース上 をPからQまで走ったとき,平均の速さ はそれぞれ,PからAまでが分速300m, AからBまでが分速200m,BからQま でが分速300mで,Pを出発してから13 分後にQに着きました。
このとき,PからAまでの道のりは何
mですか。 北海道04
P
Q
A B
2
図のように,池のまわりに1周 3360 m の道がある。この道を,洋子さんは自転 車に乗り毎分200 mの速さで進み,太郎 さんは歩いて毎分80 m の速さで進むも のとする。このとき,次の問いに答えなさい。な お,。途中の計算も書くこと。 石川04
A
右まわり 左まわり
池
(1) 洋子さんが右まわりに,太郎さんが 左まわりにA地点を同時に出発し た。このとき,2人が出発してから はじめて出会うのは何分後か,求め なさい。
(2) 太郎さんがA地点から右まわりに 出発し,その15分後に洋子さんも 同じようにA地点から右まわりに 出発した。このとき,洋子さんが太 郎さんにはじめて追いつくのは,A 地点から右まわりに何m 進んだ地 点か,求めなさい。
3
サ イ ク リ ン グ コ ー ス を 自 転 車 で 時 速12 km の速さで走り,スタートからゴール まで1時間30分かかる予定であった。し かし,途中から自転車を押しながら時速4 kmで歩いたので,2時間かかってしまった。 長野04
(1) このサイクリングコースの,スター トからゴールまでの道のりを求めな さい。
(2) 自 転 車 で 走った 道 の り を 求 め な さ い。
4
「ある人がP地点から2360m離れたQ 地点に行った。途中のR地点までは毎分 50m,R地点からQ地点までは毎分70m の速さで歩き,全体で40分かかった。こ のとき,P地点からR地点までの時間と 道のりを求めよ。」という問題がある。この問題を,AさんはP地点からR地 点までの時間をx分,R地点からQ地点 までの時間をy分として,BさんはP地点 からR地点までの道のりをx m,R地点 からQ地点までの道のりをy mとして, それぞれ連立方程式を作って解いた。こ のとき,次の問いに答えなさい。高知04
✓ ✏
Aさんがつくった連立方程式
½x + y = 40 50x + 70y = 2360
✒ ✑
✓ ✏
Bさんがつくった連立方程式
ア
= 40
イ
= 2360
✒ ✑
(1) Bさんがつくった連立方程式の ア , イ に当てはまる式を書け。
(2) P地点からR地点までの時間と道 のりを求めよ。
5
A君とB君が1周400mのトラックで持 久走をした。2人はスタート地点を同時に出発し,は じめはA君が分速x m, B君が分速y m の速さで走っていた。スタートしてから 8分 後 に B君 がA 君 に1周 遅 れ に なっ て並ばれたため,その瞬間からB君は遅 れをとりもどすために速さを2倍にして 走った。
その後,B君はA君に追いつき,スター トしてから14分後には,B君がA君を 200mリードした。
このとき,次の問いに答えなさい。
法政一04
(1) x,yの値を求めなさい。
(2) B君がA君に追いついたのは,ス タートしてから何分後ですか。
6
K君とO君の2人が,A地点からB地点 を経由してC地点まで30.8kmを歩きま す。K君はA地点からB地点までを時速 x km で歩き,そこで30分間休憩して, B地点からC地点までを時速1.1x kmで 歩いて休憩を含めて合計8.7時間かかり ました。O君はK君と同じようにAB間 を時速x km で歩き,45分間休憩して, BC間を時速1.2x km で歩いて休憩を含 めて合計8.45時間かかりました。慶應05(1) AB間の距離を y kmとして,K君 とO君の歩いた時間をxとyを用 いた式で表すと。K君のほうは
=8.2,
O君のほうは
=7.7
となる。
(2) x,y の値を求めなさい。
方程式の応用問題 — 速さの問題 解答篇 —
✓ ✏
速さの問題は,必ず道のり・時間・速さと いう異なる3種類の量がからんでくるので, きちんと整理できないと混乱しがちです。
単純な問題は図を描きながら,複雑な問 題はダイヤグラムを描きながら整理すると 良いでしょう。
✒ ✑
1
PからAまでの道のりをx m,BからQ までの道のりを y mとすると,(x + 2x + y = 3000 x
300+ 2x 200+
y 300 = 13 これを解いて
½x = 900 y = 300 この解は問題に適する
答.900m babababababababababab
出会いの問題
(道のり)+(道のり)=(全行程) 追いつきの問題
(道のり)=(道のり)
2
(1) x分後に出会うとする。 200x + 80x = 3360 これを解いてx = 12答.12分後 (2) 洋子さんが走り始めてx分後に追い
つくとする
200x = 80(15 + x) これを解いてx = 10 道のりは200 × 10 = 2000
答.2000m (2)’ x m進んだ地点で追いつくとすると (太郎さんの歩いた時間)=(洋子さん の走った時間)+(15分) なので
x 80 =
x 200+ 15
これを解いてx = 2000
3
(1) 12 ×32 = 18
答.18 km (2) 自転車で走った道のりをx km,押 して歩いた道のりをy kmとすると (x + y = 18
x 12 +
y 4 = 2 これを解いて
½x = 15 y = 3 この解は問題に適する。
答.15 km
4
(1) ( x
50 + y 70 = 40 x + y = 2360
(2) どちらかの連立方程式を解けば 答.1100m
5
複雑な問題はダイヤグラムで整理すると 式が立てやすくなります。A君
B君
°x
°y
°2y
400m 200m
8分 14分
6分
(1) はじめの8分間で式を作る。(A君 の走った道のり)=(B君の走った道 のり)+(1周) だから
8x = 8y + 400
次にその後の6分間で式を作る。(B 君の走った道のり)=(A君の走った 道のり)+(1周+200) なので 12y = 6x + 400 + 200
整理すると
½x − y = 50 x − 2y = −100 これを解いて
½x = 200 y = 150
(2) B君がスパートしてからt分後に追 いついたとする。
A君
B君
200°
150°
300°
400m 200m
8分 t分
8分後から追いつくまでで式を立て る。
(B君の走った道のり)=(A君の走っ た道のり)+(1周) だから
300t = 200t + 400 これを解いてt = 4 8 + 4 = 12
答.12分後
6
慶應のブランド名に怯えることはない。 問題も数値計算がややこしいだけで,式 は簡単に立てられる。(1) K君は y x +
1 2 +
30.8 − y
1.1x = 8.7 移項して y
x +
30.8 − y 1.1x = 8.2 O君も立式は簡単
y x +
3 4 +
30.8 − y
1.2x = 8.45 y
x +
30.8 − y 1.2x = 7.7
(2) スペースもあるので丁寧に計算を解 説します。
y x+
30.8 − y
1.1x = 8.2まずはこの式を 整理しよう。普通の分数を含んだ方 程式の処理と同様に,両辺に 1.1x をかければよい。小数・分数が混じっ た式なので分数に統一したいが,複 雑になりそうな気配もあるので,こ こは小数のまま計算してしまうのが 良い。
1.1y + 30.8 − y = 9.02x
整理すると9.02x − 0.1y = 30.8 100倍して902x − 10y = 3080 次に
y x +
30.8 − y 1.2x = 7.7
(両辺) × 1.2x すると 1.2y + 30.8 − y = 9.24x
同様に処理して924x − 20y = 3080 両辺を2でわって462x−10y = 1540 加減法を用いて
440x = 1540 x = 3.5
これを代入しての計算もめんどうだ が,がんばって計算すると y = 7.7
答.
½x = 3.5 y = 7.7
1 次関数の応用問題 — 式・表・グラフを自在に使う —
1
下のア∼エのグラフのうち,1次関数y =
2x−1を表すグラフはどれか。正しいもの を1つ選び,記号で答えなさい。福島05
(※ どうせなので,全部式を求めてしまい ましょう)
O x
y
2 2
−2
−2 ア
O x
y
2 2
−2
−2 イ
O x
y
2 2
−2
−2 ウ
O x
y
2 2
−2
−2 エ
2
図のように,関数 y = 2x と y = 1 2x の グラフがあり,これらの直線上に,それ ぞれx座標が2となる点A,Bをとりま す。この線分ABを1辺として,正方形 ABCDを,頂点Cのx座標が2より大き くなるようにつくります。このとき,直 線ACの式を求めなさい。 埼玉04O x
y
A
B
C D
3
図のように,点A(0,−3)を通り,傾き が1
2 の直線ℓ,点B(0,2)を通り直線ℓ に平行な直線m,直線m上を動く点Cが あります。これについて次の問に答えな
さい。 広島04
y
O x B
A
m
ℓ C
(1) 直線ℓの式を求めなさい。
(2) 点Cとy軸との距離が,線分AB の長さと等しくなるような点Cの x座標を,すべて求めなさい。
4
図のように,関数y = 2x + 5のグラフと 関数y = −x − 4のグラフがあります。2 つのグラフの交点をAとします。y軸上 に点B(0 , 2)をとります。このとき,グ ラフが直線ABになる関数の式を求めなさい。 広島05
y
O x A
B
5
図で点Oは原点,点Aの座標は(0,6),直 線ℓは一次関数y =1
2x のグラフを表し ている。
点Bは直線ℓ上にあり,x座標は8である。 点Pは直線ℓ上にあり,x座標が正の数 で,点Bから原点の方向へ動く。 2点A,Bを結ぶ。
2点A,Pを通る直線をmとする。 座標軸の1目盛を 1 cm として,次の各 問に答えよ。 東京04
y
O 5 x
5 A
B P
ℓ m
(1) 点Pが点Bにあるとき,直線mの 式を求めよ。
(2) △AOPの面積と△APB の面積の 比が3 : 1となるとき,点Pの座標 を求めよ。
(3) 下の図は,直線mの傾きが −2 の 場合を表している。
このとき,△APBの面積は何cm2 か。
y
O 5 x
5 A
B ℓ m
P
6
ある中学校の数学の授業で,次の問題を 皆で考えた。次の各問に答えよ。東京04✓ ✏
【皆で考えた問題】
右の図1で,四角形ABCDは,一 辺の長さが6 cmの正方形である。
点Pは,正方形ABCDの辺上にあ る点で,毎秒1cmの速さで,頂点B を出発し,頂点C,Dを通って頂点 Aまで動き,頂点Aに到着後は動か ない。
頂点Aと点P,頂点Bと点Pを それぞれ結んでできる△ABP を考 える。
点Pが頂点Bを出発してからの時 間と△ABPの面積との関係を,点P が頂点Aに到着するまでについて調 べてみよう。
A
B C
D
P
→
図1
✒ ✑
【皆で考えた問題】でSさんは,時間と ともに動く点Pの位置から△ABP の面 積を計算し,図2のグラフを描いた。
18(秒) 0
20 (cm
2)
図2
時間
(1) 図2のグラフで,△ABPの面積が 6 cm2 となるのは,点Pが頂点B を出発してから何秒後と何秒後か。
Tさんは,【皆で考えた問題】の点Pとは 異なる速さで動く点Qを図1に加え,点 Qが点Pと同時に頂点Bを出発する問題 を作った。
✓ ✏
【Tさんの問題】
点Qは,一辺の長さが6 cm の正 方形ABCDの辺上を,毎秒3 cmの 速さで,頂点Bを出発し,頂点C,D の順に頂点C,Dを通って頂点Aま で動き,その後は,逆方向に頂点D, Cを通って頂点Bまで戻り,再び頂 点C,Dを通って頂点Aまで動き, 頂点Aに到着後は動かない。
頂点Aと点Q,頂点Bと点Qを それぞれ結んで出来る△ABQ を考 える。
点Qが点Pと同時に頂点Bを出発 するとき,点Qが頂点Bを出発して からの時間と△ABQ の面積との関 係について調べて,その関係を表す グラフを図2にかきくわえてみよう。
なお,この点Pは【皆で考えた問 題】における点Pと同じ動きをする 点である。
✒ ✑
(2) 【Tさんの問題】で,次の問いに答 えよ。
°1 点Qが頂点Bを出発してから の時間と△ABQの面積との関 係を表すグラフを,点Qが二 度目に頂点Aに到着するまで の18秒間について,図2に書 き加えよ。
°2 点Qと点Pが同時に頂点Bを 出発したのち,点Qがはじめ て頂点Aに到着するまでの時 間に,△ABPの面積と△ABQ の 面 積 が 等 し く な る の は 何 秒 後か。
1 次関数の応用問題 — 解答篇 —
babababababababababab
関数の問題は文章では説明が難しい。 特に,グラフを活用する解法を推奨し ている私はホントに困る。
だから式を中心にした解説が問題集な どでは主流になってしまうわけだ。 そこで,今回は,ほとんど解答だけ。解 説はなし。
1
ア: y = −x + 2イ: y = 2x + 2 ウ: y = 2x − 1 エ: y =
1 2x − 1
答.エ
2
ACの傾きは−1であり,Aの座標は(2, 4) であるから,もうこれだけの情報で, ACの式を求めることができる。(Cの座 標など求める必要はない)答.y = −x + 6
3
(1) 答.y = 1 2x − 3 (2) AB=5であるから答.5, −5
4
Aの座標を求める。交点の座標は連立方 程式を解けばよい½y = 2x + 5
y = −x − 4 を解いて
½x = −3 y = −1 Aの座標は(−3, −1)あとはABの式を求 めればよい。
答.y = x + 2
5
(1) なぜ「直線ABの式を求めよ」と書 かないか不思議でならない。国語の 読解力を問う問題ではなく数学の問 題なのに. . .A(0,6)→切片は6 B(8,4)だから傾きは −2
8 = 1 4 答.y = −
1 4x + 6
(2) △AOP : △APB=OP:PB=3:1 B(8,4)なので
P µ
8 ×34, 3 × 34
¶
= (6, 3)
答.(6,3) (3) Pの座標を求める。
(y = −2x + 6 y = 1
2x これを解いて x =
12 5
△BAO=1
2 × 6 × 8
△PAO=12× 6 × 125
∴△APB=△BAO−△PAO =
1
2 × 6 × 8 − 1 2 × 6 ×
12 5 =
1 2 × 6 ×
µ 8 −125
¶
=3 × 28
5 =
84 5
答. 84
5 cm
2
6
(1) 答.2秒後と16秒後 (2)°1 0 18(秒)
20 (cm
2)
図2
時間
°2
½y = 3x y = −9x + 54 これを解いてx = 9
c
答. 9 2秒後
証明問題 — 平行線と角・三角形の合同・平行四辺形 —
1
△ABCの辺AB,AC上にそれぞれ点D, EをDE// BCとなるようにとります。 点Eを通り,辺ABに平行な直線と辺BC との交点をFとします。AE=DBのとき,6 EAF=6 BAFを証明しなさい。北海道04
A
B C
D E
F
2
「二等辺三角形の2つの底角は等しい」 ことを証明しなさい。 青森04A
B C
3
四角形ABCDは平行四辺形であり, BD=CDである。線分BD,CDの中点を それぞれE,Fとし,線分EFをF側に延 長した線上に,四角形EBCGが平行四辺 形になるように点Gをとり,BGとCD との交点をHとする。△ADFと△BCGが合同であることを証 明したい。下の証明を完成させなさい。
山形04
A
B C
D
E F G
H
〔証明〕
△ADFと △BCGにおいて 仮定より,DF=FC=DE=EB
平行四辺形EBCGの対辺はそれぞれ等し いので
EB=CD
したがって,DF=CD . . . 1°
4
図のように,AB=AC,AB>BC である 二等辺三角形ABCがある。頂点Cを中 心として,辺BCが辺ACと重なるまで△ABCを回転させて作った三角形を△DEC とする。また,頂点Bと点Eを結んだ線 分BEの延長上に点Fをとる。このとき,
6 AEF=6 DEF であることを証明しなさ
い。 新潟05
A
B C
E D
F
証明問題 — 解答篇 —
1
AFを結ぶ。A
B C
D E
F DE//BF,DB//EF
なので四角形DBFEは平行四辺形 したがって,DB=EF
仮定よりAE=DB であるから,AE=EF すなわち△EAF は二等辺三角形
したがって,6 EAF=6 EFA
ここで平行線の錯角は等しいので
6 BAF=6 EFA
したがって6 EAF=6 BAF
babababababababababab
平行線の同位角・錯角,二等辺三角形 の底角,平行四辺形の対辺・対角など, 豊富な材料を必要とする問題。
これを機会に,2年生の4章∼5章を総 復習してみると良いでしょう。 証明が出来るようになるためには,そ の材料を覚えていなくてはなりません。 定理をカードやノートにまとめておい て,覚えてしまうことです。
書き方を研究するのはその後です。
2
角Aの二等分線を引き,辺BCとの交点 をMとする。A
B C
M
△ABMと △ACMにおいて AB=AC (仮定)
6 BAM=6 CAM (補助線)
AM=AM (共通)
∴△ABM≡ △ACM (2辺とその間の角 が等しい)
∴6 B =6 C (対応する角) babababababababababab
教科書にあるソノマンマが青森県で出 題されていました。証明問題や作図問 題は生徒諸君も頭痛いですが,問題を 作る高校の先生も悩んでいるはずです。 なぜなら,そんなに難しい問題は出題 できないし,使える材料は限られてい るからです。そこで,おなじような問 題や,このようにソノマンマの問題が 出題されても不思議でないわけです。
※ 余談ですが,この定理の証明はいろい ろな方法がありますが,模範解答のよう に「2辺とその間の角が等しい」合同条件 を使うのが正しい方法です。それ以外は 厳密には間違いです。なぜかは高校か大 学でユークリッド幾何学の最初のあたり を学べばわかります。(数学の先生でもこ こらへん適当な人がいるのは遺憾です)
3
AB C
D
E F G
H
(つづき)
平行四辺形ABCDの対辺は等しいので AD=BC . . . 2° 次に6 ADFと6 BCGが等しいことを示 す。
仮定よりAD//BCであるから,平行線の 錯角は等しいので
6 ADB=6 DBC
仮定よりBD=DCであるから,二等辺三
角形の底角は等しいので
6 DBC=6 DCB
したがって6 ADB=6 BCD
またBD//CGであるので,6 BDC=6 GCD
ここで
6 ADF=6 ADB+6 BDC 6 BCG=6 BDC+6 GCD
であるから
6 ADF=6 BCG . . . 3°
°1,°2,°3から2辺とその間の角がそれ ぞれ等しいので,
△ADF≡ △BCG
babababababababababab
角が等しいことを説明する所が,人に よって書き方も様々だしめんどうくさ い。さぞかし,採点も大変だったと思 う。だからというわけではないが,実際 に出題される問題はかつては2年で勉 強したが現在は3年で習うことになっ ている相似を題材にしたものが多い。 相似は「2角が等しい」ことを示せば よいので比較的書き易いのである。
4
AB C
E D
F
△ABC≡ △DECであるから,CB=CE したがって△CBEは二等辺三角形なので その底角は等しいから
6 CEB=6 CBE . . . 1° 対頂角は等しいので
6 AEF=6 CEB. . . 2°
△ABCと△DECは二等辺三角形でかつ 合同であるから
6 ACB=6 DEC
したがって錯角が等しいので ED//BC
平行線の同位角は等しいので
6 DEF=6 CBE . . . 3°
°, 21 °, 3°より
6 AEF=6 DEF
babababababababababab
夏季補充教室,わずか5日間ではある がお疲れ様です。夏休みに入ったと思っ たら,次の日からいつもと同じ時間に 授業が始まる. . .。つらいけれど,最初 が肝腎。このまま朝寝坊でだらけた生 活に陥ることなく残りの休暇を勉学に 充実させてください。
私は昆布やってるときは当然学校にで ていますので,しおりをみて,質問な どもってきてください。
諸君の健闘を祈ります。