4-3 地質環境 4-3-1 地盤沈下
(1) 工事時(造成工事及び施設の設置等)
① 調査の手法
工事時(造成工事及び施設の設置等)に係る地盤沈下の調査の手法を表 4-3-1に 示す。ここでの地盤沈下は、ごみピット等の掘削工事に伴う地下水の揚水に起因す るものを対象とする。工事に係る揚水は、長期間継続するものではないため、調査 は観測井の設置等の現地調査は行わず、既存資料の収集・整理により行う。
表 4-3-1 工事時(造成工事及び施設の設置等)に係る地盤沈下の調査の手法
調査の手法 選定理由
1.調査する情報
(1)地下水の水位の低下による地盤沈下の状 況
・ 地 盤 沈 下 を 生 じ る 原 因 と そ の 結 果 ・ 現 象 を整理する。
(2)地下水の水位の状況 ・ 対 象 事 業 実 施 区 域 及 び そ の 周 辺 に お け る 地下水位を把握する。
(3)地質の状況 ・地下水の器である地質の状況を把握する。
(4)地下水の利用状況 ・地下水の揚水量を把握する。
2.調査の基本的な手法
(1)地下水の水位の低下による地盤沈下の状 況
以 下 の 既 存 資 料 に よ り 地 盤 沈 下 の 状 況 を 把握する。
「新潟県の環境(新潟県)」、「新潟平野の 地盤沈下(新潟県)」、「水準測量データ」等
既存焼却施設建設時の記録
・ 新 潟 県 及 び 上 越 市 周 辺 に お け る 広 域 的 な 地盤沈下の状況が把握できる。
・対象事業実施区域の状況が把握できる。 (2)地下水の水位の状況
既存焼却施設建設時の記録
本 施 設 建 設 に 伴 い 実 施 さ れ る 調 査 ボ ー リ ング結果
対 象 事 業 実 施 区 域 周 辺 の 事 業 所 等 に お け
る地下水位の測定結果
・対象事業実施区域の状況が把握できる。
調査の手法 選定理由
3.調査地域
調査地域は、図 4-3-1 に示すとおり、対 象 事 業 実 施 区 域 か ら 半 径 1km の 範 囲 と す る。
・「新版 地下水調査法(古今書院、昭和 58 年)」では、井戸で揚水を行った場合に影 響 を 受 け る 実 際 的 な 影 響 範 囲 と し て 、 半
径50~1000mとしている。 4.調査地点
(1)地下水の水位の低下による地盤沈下の状 況
特に定めない。 ・ 対 象 事 業 実 施 区 域 を 含 む 地 域 で あ り 、 広
域的な地盤沈下の状況を把握する。 (2)地下水の水位の状況
特に定めない。 ・調査地点は用いる資料による。
(3)地質の状況
特に定めない。 ・調査地点は用いる資料による。
(4)地下水の利用状況
特に定めず、図 4-3-1 に示された範囲の 井 戸 と す る 。 聞 き 取 り 調 査 は 、 調 査 地 域 内
の事業所及び民家とする。
・ 対 象 事 業 実 施 区 域 周 辺 の 井 戸 ( 届 出 資 料 の整理)とする。
5.調査期間等
(1)地下水の水位の低下による地盤沈下の状 況
調 査 を 実 施 す る 当 該 年 又 は 前 年 に 発 行 さ
れた資料とする。
・最近の経年変化を把握する。
(2)地下水の水位の状況
調 査 を 実 施 す る 当 該 年 又 は 前 年 に 発 行 さ れた資料とする。
・最近の経年変化を把握する。
(3)地質の状況
特に定めない。 ・調査地点は用いる資料による。
(4)地下水の利用状況
特に定めない。 ・使用する資料の調査時期による。
図 4-3-1 工事時に係る地盤沈下の
② 予測の手法
工事時(造成工事及び施設の設置等)に係る地盤沈下の予測の手法を表 4-3-2に 示す。
表 4-3-2 工事時(造成工事及び施設の設置等)に係る地盤沈下の予測の手法
予測の手法 選定理由
1.予測する項目
工事に伴う地盤沈下の程度 ・ ご み ピ ッ ト の 掘 削 等 、 掘 削 工 事 に と も な い地下水の揚水が考えられる。
2.予測の基本的な手法
予測は事例の引用により行う。 ・ 積 雪 地 域 及 び 軟 弱 地 盤 地 域 に お け る 焼 却
施 設 の 施 設 建 設 時 に 用 い ら れ た 対 策 工 法 を事例として引用する。
3.予測地域
予測地域は図 4-3-1 に示す調査地域と同 様 に 対 象 事 業 実 施 区 域 よ り 半 径 1km と す る。
・「環境アセスメント*の技術」では、対 象
と す る 局 所 的 な 地 盤 沈 下 は 、 工 事 現 場 か
ら数 10~数 100mの範囲で発生するとし ている。
4.予測地点
予 測 地 点 は 、 対 象 事 業 実 施 区 域 内 の 工 事 現場周辺とする。
・「環境アセスメントの技術」では、対象と す る 局 所 的 な 地 盤 沈 下 は 、 工 事 現 場 か ら
数 10~数 100mの範囲で発生するとして いる。
5.予測対象時期
③ 評価の手法
工事時(造成工事及び施設の設置等)に係る地盤沈下の評価の手法を表 4-3-3に 示す。
表 4-3-3 工事時(造成工事及び施設の設置等)に係る地盤沈下の評価の手法
評価の手法 選定理由
1.評価事項
(1)環境影響の回避・低減 ・ 実 行 可 能 な 範 囲 で 環 境 影 響 が 回 避 ・ 低 減 さ れ て い る か 否 か に つ い て 事 業 者 の 見 解 を明らかにする。
(2)環境保全施策との整合性 ・ 地 盤 沈 下 に つ い て 設 定 さ れ た 環 境 保 全 施 策 は な い た め 、 環 境 保 全 施 策 と の 整 合 性 による評価は行わない。
2.評価目標の設定手法 (1)環境影響の回避・低減
地 盤 沈 下 防 止 工 法 の 採 用 等 の 適 切 な 環 境 保 全 措 置 を 採 用 し た 経 緯 に つ い て 、 事 業 者 の見解を明らかにする。
・ 実 行 可 能 な 範 囲 で 環 境 影 響 を 回 避 ・ 低 減 す る 対 策 に つ い て 、 適 切 な 地 盤 沈 下 防 止 対 策 が 採 用 さ れ て い る か 否 か に つ い て 検 討するため、左記の事項を設定した。
3.評価方法
(1)環境影響の回避・低減
地 盤 沈 下 防 止 工 法 の 採 用 等 の 環 境 保 全 措 置 に つ い て 、 そ れ を 採 用 し た 理 由 を 検 討 資 料 等 の 提 示 に よ り 明 ら か に す る と と も に 、
環 境 影 響 を 回 避 ・ 低 減 す る た め の 検 討 が 十 分なされたかどうかを評価する。
・ 採 用 し た 環 境 保 全 措 置 に 至 っ た 経 緯 を 明 ら か に す る こ と で 、 実 行 可 能 な 範 囲 で 環 境 影 響 を 回 避 ・ 低 減 す る た め の 対 策 が 行
(2) 供用時(機械等の稼働)
① 調査の手法
供用時(機械等の稼働)に係る地盤沈下の調査の手法を表 4-3-4に示す。地盤沈 下は機械等の稼働に伴うプロセス用水としての地下水の揚水に起因して周辺環境へ
影響を及ぼすものと考えられるが、本施設では対象事業実施区域周辺のし尿処理施 設(対象事業実施区域から南東へ約800m離れた施設、図 4-3-2参照)で使用して いる既設揚水設備の井水を使用する計画であることから、本調査では既設揚水設備 の設置時の状況及び使用状況の整理・解析等により行う。
表 4-3-4 供用時(機械等の稼働)に係る地盤沈下の調査の手法
調査の手法 選定理由
1.調査する情報
(1)地下水の水位の低下による地盤沈下の状 況
・ 地 盤 沈 下 を 生 じ る 原 因 と そ の 結 果 ・ 現 象 を整理する。
(2)地下水の水位の状況 ・ 対 象 事 業 実 施 区 域 及 び そ の 周 辺 に お け る 地下水位を把握する。
(3)地質の状況 ・地下水の器である地質の状況を把握する。
(4)地下水の利用状況 ・地下水の揚水量を把握する。
2.調査の基本的な手法
(1)地下水の水位の低下による地盤沈下の状 況
以 下 の 既 存 資 料 に よ り 地 盤 沈 下 の 状 況 を 把握する。
「新潟県の環境(新潟県)」、「新潟平野の 地盤沈下(新潟県)」、「水準測量データ」等
既存揚水設備設置時の記録
・ 新 潟 県 及 び 上 越 市 周 辺 に お け る 広 域 的 な 地盤沈下の状況が把握できる。
・対象事業実施区域の状況が把握できる。 (2)地下水の水位の状況
本 施 設 建 設 に 伴 い 実 施 さ れ る 調 査 ボ ー リ ング結果
対 象 事 業 実 施 区 域 周 辺 の 事 業 所 等 に お け る地下水位の測定結果
・対象事業実施区域の状況が把握できる。
(3)地質の状況
既存焼却施設建設時の記録
本 施 設 建 設 に 伴 い 実 施 さ れ る 調 査 ボ ー リ ング結果
・対象事業実施区域の状況が把握できる。
調査の手法 選定理由
3.調査地域
調査地域は、図 4-3-1 に示すとおり、対 象 事 業 実 施 区 域 か ら 半 径 1km の 範 囲 と す る。
・「新版 地下水調査法(古今書院、昭和 58 年)」では、井戸で揚水を行った場合に影 響 を 受 け る 実 際 的 な 影 響 範 囲 と し て 、 半 径50~1000mとしている。
4.調査地点
(1)地下水の水位の低下による地盤沈下の状 況
特に定めない。 ・ 対 象 事 業 実 施 区 域 を 含 む 地 域 で あ り 、 広 域的な地盤沈下の状況を把握する。
(2)地下水の水位の状況
特に定めない。 ・調査地点は用いる資料による。
(3)地質の状況
特に定めない。 ・調査地点は用いる資料による。
(4)地下水の利用状況
特に定めず、図 4-3-2 に示された範囲の 井 戸 と す る 。 聞 き 取 り 調 査 は 、 調 査 地 域 内 の事業所及び民家とする。
・ 対 象 事 業 実 施 区 域 周 辺 の 井 戸 ( 届 出 資 料 の整理)とする。
5.調査期間等
(1)地下水の水位の低下による地盤沈下の状 況
調 査 を 実 施 す る 当 該 年 又 は 前 年 に 発 行 さ れた資料とする。
・最近の経年変化を把握する。
(2)地下水の水位の状況
調 査 を 実 施 す る 当 該 年 又 は 前 年 に 発 行 さ れた資料とする。
・最近の経年変化を把握する。
(3)地質の状況
特に定めない。 ・調査地点は用いる資料による。
(4)地下水の利用状況
特に定めない。 ・使用する資料の調査時期による。
図 4-3-2 供用時に係る地盤沈下の
② 予測の手法
供用時(機械等の稼働)に係る地盤沈下の予測の手法を表 4-3-5に示す。
表 4-3-5 供用時(機械等の稼働)に係る地盤沈下の予測の手法
予測の手法 選定理由
1.予測する項目
機械等の稼働工事に伴う地盤沈下の程度 ・ 機 械 等 の 稼 働 に 伴 う プ ロ セ ス 用 水 に 地 下 水 を 使 用 す る た め 、 地 盤 沈 下 の 影 響 が 考 えられる。
2.予測の基本的な手法
予 測 は 既 存 設 備 の 地 質 ボ ー リ ン グ 調 査 結
果の解析又は類似事例の引用により行う。 ( 地 下 水 の 賦 存 状 況 、 帯 水 層 の 分 布 状 況 、 不圧地下水、被圧地下水、地下水位等)
・ 地 質 ボ ー リ ン グ 調 査 結 果 を 参 照 す る こ と
により解析が可能である。
3.予測地域
予測地域は図 4-3-2 に示す調査地域と同
様 に 対 象 事 業 実 施 区 域 よ り 半 径 1km と す る。
・「新版 地下水調査法(古今書院、昭和 58 年)」では、井戸で揚水を行った場合に影 響 を 受 け る 実 際 的 な 影 響 範 囲 と し て 、 半 径50~1000mとしている。
4.予測地点
予測地点は、図 4-3-2 に示す予測地域及 び 調 査 結 果 に 基 づ く 地 下 水 利 用 地 点 と す る。
・ 予 測 地 域 に お け る 地 下 水 の 影 響 を 受 け る
と考えられる地域及び地点である。
5.予測対象時期
予 測 対 象 時 期 等 は 、 ご み 等 の 処 理 量 が ピ ークとなる対象年度とする。
・ 機 械 等 の 稼 働 に 伴 う プ ロ セ ス 用 水 の 使 用 量 は 、 経 年 変 動 ま た は 月 別 変 動 す る と 考
③ 評価の手法
供用時(機械等の稼働)に係る地盤沈下の評価の手法を表 4-3-6に示す。
表 4-3-6 供用時(機械等の稼働)に係る地盤沈下の評価の手法
評価の手法 選定理由
1.評価事項
(1)環境影響の回避・低減 ・ 実 行 可 能 な 範 囲 で 環 境 影 響 が 回 避 ・ 低 減 さ れ て い る か 否 か に つ い て 事 業 者 の 見 解 を明らかにする。
(2)環境保全施策との整合性 ・ 地 盤 沈 下 に つ い て 設 定 さ れ た 環 境 保 全 施 策 は な い た め 、 環 境 保 全 施 策 と の 整 合 性 による評価は行わない。
2.評価目標の設定手法 (1)環境影響の回避・低減
機 械 等 の 稼 働 に 伴 う プ ロ セ ス 水 と し て の
地 下 水 の 揚 水 に 伴 う 地 盤 沈 下 防 止 対 策 の 適 切 な 環 境 保 全 措 置 を 採 用 し た 経 緯 に つ い て、事業者の見解を明らかにする。
・ 実 行 可 能 な 範 囲 で 環 境 影 響 を 回 避 ・ 低 減
す る 対 策 に つ い て 、 適 切 な 地 盤 沈 下 防 止 対 策 が 採 用 さ れ て い る か 否 か に つ い て 検 討するため、左記の事項を設定した。
3.評価方法
(1)環境影響の回避・低減
供 用 時 の 機 械 等 の 稼 働 に 伴 う プ ロ セ ス 用 水 と し て 地 下 水 の 揚 水 に 伴 う 地 盤 沈 下 防 止 対 策 の 適 切 な 環 境 保 全 措 置 に つ い て 、 そ れ を 採 用 し た 理 由 を 検 討 資 料 等 の 提 示 に よ り
明 ら か に す る と と も に 、 環 境 影 響 を 回 避 ・ 低 減 す る た め の 検 討 が 十 分 な さ れ た か ど う か を 評 価 す る 。 想 定 さ れ る 環 境 保 全 措 置 は 以下のとおりである。
・ 事 業 の 実 施 に 伴 う 各 種 ガ イ ド ラ イ ン の 設 定(運転管理の方法)
・ 代 替 案 を 含 む 複 数 案 の 検 討 結 果 に つ い て の提示(プロセス用水の取水方法の検討)
・ 実 行 可 能 な 技 術 の 導 入 検 討 結 果 に つ い て の 提 示 ( 雨 水 や プ ラ ン ト 系 ・ 生 活 系 排 水 の処理水を再利用する等)
・ 地 盤 沈 下 の モ ニ タ リ ン グ 計 画 と 情 報 公 開
・ 採 用 し た 環 境 保 全 措 置 に 至 っ た 経 緯 を 明 ら か に す る こ と で 、 実 行 可 能 な 範 囲 で 環 境 影 響 を 回 避 ・ 低 減 す る た め の 対 策 が 行 わ れ て い る か 否 か を 評 価 す る た め 、 左 記