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つくば市再生可能エネルギー発電設備の設置ガイドライン

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Academic year: 2018

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平成28年4月 7日作成 平成28年7月 1日改訂 つ くば市再生可 能エネルギー発 電設備の設置ガ イドライン

1 目的

このガイド ラインは,つく ば市内において 設置される再生 可能エネルギー 発電 設備について ,事業者が計画 段階において検 討すべき事項と して,災害の防 止, 良好な景観の 形成,生活環境 の保全を図るた めの配慮事項等 を示すとともに ,発 電設備の設置 に関連する法令 等の事前確認の 実施により,適 正な設置等を誘 導す ることを目的 としています。

本市におい ては,このガイ ドラインを周知 するとともに, 一定規模以上の 発電 設 備 の 設 置 に つ い て は , 要 綱 を 定 め 設 置 手 続 き 等 に 関 し て 指 導 を 行 っ て い き ま す。

2 対象となる 発電設備

電気事業者 による再生可能 エネルギー電気 の調達に関する 特別措置法(平 成23 年 法 律 第 1 0 8 号 ) 第 2 条 第 4 項 に 規 定 す る 太 陽 光 及 び 風 力 を 活 用 し た 発 電 設 備 で,土地に自 立して設置され るものが対象と なります。

3 条例により 発電設備の設置 を禁止する区域

筑波山及び 宝篋山において ,森林の伐採及 び土砂災害の誘 発を防止し,景 観や 豊かな自然環 境及び安全で安 心な生活環境の 保全を図るため ,「つくば市筑 波山 及び宝篋山に おける再生可能 エネルギー発電 設備の設置を規 制する条例」( 平成 28年つくば市 条例第44号)を 定め,再生可能 エネルギー発電 設備の設置に必 要な 規制を行って います。

(2)

ください。

なお,この 条例の規定に違 反した事業者に ついては,勧告 ,又は事業者の 氏名 及び住所並び に当該勧告の内 容が公表されま す。

(1) 自然公園 法(昭和32年法 律第161号)第20条第1項に規定 する特別地域 (2) 筑波山及 び宝篋山の土砂 災害警戒区域等 における土砂災 害防止対策の推 進に

関する法律 (平成12年法律 第57号)第7条 第1項の規定に より指定された 土砂 災害警戒区 域

(3) 前2号に 掲げる区域と一 体的な区域とし て別図に掲げる 区域

4 発電設備の 設置を避けるべ き区域

「つくば市 筑波山及び宝篋 山における再生 可能エネルギー 発電設備の設置 を規 制する条例」 に規定する事業 禁止区域を除い て,次に掲げる 区域は,発電設 備の 設置を避ける か,設置する場 合は慎重な検討 を行ってくださ い。

① 土砂災 害防止法により 指定された土砂 災害警戒区域 ② 市内の 河川沿い

③ 文化財 や遺跡(埋蔵文 化財包蔵地)等 が所在する場所 及びその周辺 ④ 尾根線 上,高台又は丘 陵地

⑤ 住宅地 の周辺

⑥ 良好な 自然景観が維持 されている地区

5 適正に発電 設備の設置を誘 導するための配 慮事項

災害の防止 ,良好な景観の 形成及び生活環 境の保全の観点 から,次のよう な配 慮をしてくだ さい。

(1) 発電設備 の設置に伴う災 害の防止

(3)

(2) 良好な景 観の形成

① 筑波山 への眺望景観を 阻害しないよう ,発電設備の設 置位置や形態意 匠・ 色彩に配 慮すること。

② 河川,牛久沼等の水辺空間を損なわないよう,発電 設備の設置位置 や形態意 匠・色彩 に配慮すること 。

③ 幹線道路の街路樹やペデストリアンデッキの緑の連続性と調和するよう,発 電設備の 設置位置や形態 意匠・色彩に配 慮すること。

④ 発電設 備は,周囲の景 観と調和を考慮 して,低明度及 び低彩度のもの を使 用し,特 に,太陽光モジ ュールは,低反 射で模様が目立 たないものを使 用す ること。

⑤ 尾根線 上,高台又は丘 陵地に発電設備 を設置する場合 は,伐採等によ り樹 木の連続 性(稜線)を乱 したり,土地形 状に違和感を与 えないよう配慮 する こと。

(3) 生活環境 の保全

① 住宅地 に近接する場所 に発電設備を設 置する場合は, 圧迫感,騒音, 熱, 反射等に 配慮して,敷地 境界から後退し たり,植栽を設 けて遮蔽するな どの 対策をと ること。

② 道路に 接する場所に発 電設備を設置す る場合は,道路 の見通しの妨げ にな らないよ う敷地境界から 後退させるなど の対策をとるこ と。

6 事業の周知 等

(4)

周知等に当 たっては,次の 方法等により, 住民との合意形 成を図ることに つい て配慮してく ださい。

(1) お知らせ 看板の設置

事業者は ,事業内容の概 要や問い合わせ 先を記載したお 知らせ看板を事 業に 着 手 す る 前 か ら 工 事 が 完 了 す る 日 ま で , 敷 地 内 の 見 や す い 場 所 に 設 置 す る こ と。

(2) 事業計画 の周知

発電設備 を設置する前に ,事業者は近接 する住民等への 回覧,戸別訪問 など により,事 業内容を周知す るとともに,事 業に対する意見 等の把握に努め るこ と。

(3) 説明会の 開催

発電設備 の敷地に近接す る住民等から, 説明会開催の申 出があったとき は, 円滑に事業 を進めるため, 速やかに説明会 を開催し,合意 形成を図るよう 努め ること。

(4) 苦情の対 応

事業に関 する苦情がよせ られたときは, 事業者は誠意を もって速やかに 対応 すること。

7 発電設備の 適切な管理

発電設備設 置後は,管理等 について適切な 措置を取ってく ださい。 (1) 管理看板 の設置

無人の発 電設備において ,火災や土砂流 出等が発生した 場合又は周辺に 緊急 事態が起こ った場合など, 事業者に連絡を 取ることができ るよう,発電設 備の 名称,設置 場所の住所,発 電設備の発電出 力,事業者の名 称及び連絡先そ の他 必要な事項 を記載した管理 看板を敷地内の 見やすい場所に 設置すること。 (2) 敷地内へ の立入防止

(5)

ないよう, フェンスを設置 するなどの安全 対策をとること 。 (3) 発電設備 敷地内の除草及 び清掃

発電設備 の敷地内は,定 期的に除草や清 掃を行うこと。 (4) 発電設備 が破損した場合 の対応

自然災害 ,その他の事由 により発電設備 が破損した場合 ,事業者は被害 を最 小限にとど め,速やかに復 旧又は撤去する こと。

(5) 発電設備 を撤去する場合 の対応

発電設備 を撤去する場合 は,関係法令に 基づいて,事業 者は速やかに適 正な 処理を行う こと。

(6) 発電設備 を廃止した場合 の跡地

発電設備 を廃止した場合 は,その跡地に ついて,そのま ま放置せず,事 業者 は適切な措 置をとること。

(7) 事故等が 発生した場合の 対応

自然災害 や事故,機器の 故障等が発生し た場合,速やか に対応できるよ う, 緊急時の連 絡網や事象別の 対応を示した, 緊急対応マニュ アルを作成する など の措置をと ること。

8 事前確認

発電設備の 設置は,事業計 画の内容によっ ては,法令等の 制限を受ける場 合や 許可等が必要 となる場合があ るため,事業者 は発電設備の設 置に関連する法 令等 を所管する, 担当の窓口で事 前に確認して, 可否を判断し円 滑に事業を進め てく ださい。

9 一定規模以 上の発電設備の 設置手続に関す る要綱

(6)

域 , 発 電 設 備 の 規 模 , 配 慮 事 項 , 事 業 の 周 知 , 法 令 等 の 事 前 確 認 等 を 規 定 し た 「つくば市再 生可能エネルギ ー発電設備の設 置手続に関する 要綱」(平成28年4 月 7 日 告 示 第 46 9 号 ) を 定 め , 事 業 者 が 市 に 事 業 に 関 す る 届 出 等 を 行 う 制 度 を 設 けています。

参照

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