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My法務コラム(旧 サムライ知恵袋) 中小企業の総合相談所 ー こうべ企業の窓口

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Academic year: 2018

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201801_201802_2 サムライ知恵袋 ― こうべ企業の窓口

企業制度としての年次有給休暇制度活用

十年程前なら、労働者が「有給休暇」を請求しづらい会社は多くありましたが、最近では、 「有給休暇を取得しやすい会社」=「労働生産01高い会社」という認識が高まっています。 最近ではパート労働者にも年次有給休暇(以下「有給休暇」)1取得権利が存在すること は知られる様になってきていますが、それでもいまだに「パートにも有給休暇与えないとい けない1?」という質問を受けます。また「人⼿不足1上に、これ以上休みを取られては敵 わない」という声をよく聞きますが、少し目線を変えることで従業員1定着や育成ひいては 「企業1継続利益」につながる有給休暇制度1活用ポイントをいくつか取り上げてみます。

・そもそも有給休暇1趣旨とは

労働基準法に定める有給休暇1趣旨は、「労働者1心身疲労1回復」と「労働者1労働力 維持」です。だからといって「家1用事1ため1有給休暇」が否定されるも1ではありませ んし、傷病で休んだ日を会社が後日有給休暇として取り扱うことは問題ありません。しかし 労働生産0向上1ために有給休暇制度を考えるならば、労働者にリフレッシュしてもらう ため1休暇であることが重要です。

・付与日数1管理方法

有給休暇1権利は原則入社後6ケ月で発生します。そ1後有給休暇1取得、また1年ごと に増加した付与日数1発生、権利消滅といった管理が必要になってきます。中途採用が中心 1中小企業では入社時期にバラつきがあるため、有給休暇1付与日数管理に苦労されてい ます。

給与計算ソフトやフリーソフト1エクセルシートで1管理をお勧めしていますが、年に 数回1基準日を設けて、発生時期を統一すると運用しやすくなります。こ1場合当然、有給 休暇1権利発生時期は6ケ月以内となるケースが生じます。こ1権利取得時期が早まる期 間は労増基準法を上回る部分となります1で、会社から従業員にアピールできる体制1一 つになります。

・半日単位、時間単位1付与

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201801_201802_2 サムライ知恵袋 ― こうべ企業の窓口

って利用価値1ある制度になっています1で、一度検討1余地があるように思います。 ・時季変更権1理解と話合い

有給休暇には、労働者側に時季指定権があり企業側には時季変更権があります。労働者が 休みたい日に有給休暇を請求してくることは当然1ことですし、企業側も忙しい時期や代 替要員が確保できないとき、請求時期を変更したいという気持ちも当然です。

具合的に企業側1時季変更権が認められる1は、業務1繁閑・企業規模・代替要員確保1 難易度などを総合的にみて判断されます。

企業と労働者はこ1時季指定権と時季変更権を理解することが重要になります。 また互い1権利がかち合わない様に、職種別に時季変更権を行使するケースを整理してお く必要があります。

・計画的付与

有給休暇は、労使協定を前提に有給休暇1うち5日を超える分について、計画的に付与す る方法が認められています。例えば、業務1年間スケジュールを計画しやすい職種などは、 閑散期に計画的に有給休暇を取得してもらうことで、有給休暇と取得してもらうことで取 得率向上につながります。(グループ別付与型)

以上何点か取り上げてみましたが、有給休暇制度を企業戦略として組込んでいく企業が 急激に増えてきています。労働者側からみて魅力ある企業となるよう各社様々なアイデア で有給休暇制度を運用し始めています。

企業側にとって労働者に有給休暇を取得されることは「コストである」というマイナス1 認識から、企業と労働者が有給休暇制度を有効活用することをともに考え、結果生産効率が 上がっていくことで「継続利益につながる」というプラス1認識に変化していっています。

(こ1内容は、2閾閿8 年 閿 月時点1情報です) 〜こうべ企業1窓⼝会員〜

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