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大学連携研究設備ネットワークによる設備相互利用と共同研究の促進(文部科学省)(1ページ)

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各種事業 107

5-1 大学連携研究設備ネットワークによる設備相互利用と共同研究の促進

(文部科学省)

化学系の教育研究組織を持つ全国の機関が連携し,老朽化した研究設備の復活再生,及び,最先端研究設備の重点 的整備を行い,大学間での研究設備の有効活用を図ることを目的として,文部科学省特別経費「化学系研究設備有効 活用ネットワークの構築」事業が平成19年度よりスタートした。平成22年度からは「大学連携研究設備ネットワー クによる設備相互利用と共同研究の促進」事業として経常経費化された。

本ネットワークには国立大学ばかりでなく,私立大学や企業も含めて全国101の機関が参加している。平成25年 3月2日現在,登録機器数は 543 台,うち外部公開設備は 338 台,学内専用設備は 205 台となっている。ユーザー総 数は,8,784 名である。本年度も平成22年度から引き続き,13の地域から提案された共同研究プロジェクトと復活 再生事業を実施した。特に,共同研究においては,大学間での相互利用(特に地域内)を促進する上で効果的なプロ グラムとなるように配慮し,講習会・ワークショップ等の実施も可とすることとした。

本ネットワークの周辺状況として留意すべきは,文部科学省が平成23年度より「施設サポートセンターの整備」 事業を開始したことである。これは,大学における設備マネジメント機能を強化することにより,教育研究設備の有 効活用を促進し,「強い人材」を育てるための教育研究環境を整備することを目指したプログラムであり,そのため の設備サポートセンター設立を支援するものである。平成23年度6大学,本年度は1大学が採択され,3年間の事 業がスタートしている。「設備サポートセンター」事業は本ネットワークと理念を共有し,かつ,連携を行うことによっ て具体的なメリットも多々あると考えられる。以上の現状を踏まえて,各大学における汎用設備の管理体制構築の取 組に対する連携・支援の第一歩として,登録・予約・課金を行っているシステムのソースコード公開の権利を製作・ 管理業者から買い取った。これは,当システムソースコードを各国立大学に無償提供することにより,各大学でシス テムを移植並びにカスタマイズが可能となるようにしたものである。今後は,地域代表校やサポートセンター整備事 業該当校などとの意見交換を継続し,連携・支援の具体的プラン策定を行う。

また,ハードウエアの動作安定性を向上させるため,サーバーハード本体を2台体制とし,1台のサーバーには複 数の O S を同時稼動させられる環境を構築,独立に2系統のウェブサーバーとデータベースが稼働可能なシステム構 成に更新した。インターネットからのアクセスをこの2つのサーバーに振り分けることにより,負荷分散及びハード 障害対策を図った。

参照

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