労働市場の効率性
10-1-116-0118
はじめに
今までの 2 回の発表を通して、与えられ た範囲のことをある程度網羅し、発表する ケースが多くマンネリ化してきたので、今 回はある 1 部の内容に徹底的にこだわって 発表しようと思います。
とりあえず質問です
長期失業者とはなんですか?
1 年以上失業状態にある失業者を指す
2000 年以降の長期失業者数は増加・減少・乱高
下のどれになっているでしょうか?
長期失業者の失業理由で近年増加しているのは
どのような理由ですか?
A. 条件にこだわらないが仕事がない B. 労働条件があわない
第 3-3-4 図の左のグラフから読み取れること (1)
基本的には長期失業者比率は長期失業者
の動きに沿って動いている
↑ 例外として 09 年が挙げられるがこれは
第 3-3-4 図(1)から読み取れること
(2)
11 年の予測(震災被害に遭っている
3-3-4 図(2)から読み取れること
(1)
03 年でも多かった 25 ~ 34 歳は 10 年では
若干増加している
↑近年の大卒・高卒の就職氷河期が大き く寄
与している
35 ~ 44 歳の年齢層の増加は 03 年の 23 ~
3-3-4 図(2)から読み取れること
(2)
続柄別において 03 ・ 10 年共に多かった
世帯主の「子又は子の配偶者」は親から の生活資金の援助が期待できるため失業 状態から抜け出す要因が弱いという特徴 がある
失業理由であるが「条件にこだわらない
コラム 3-3 から読み取れること
イタリアを除く G7 各国は男女の求職意欲喪
失者の割合が低く、なおかつ男女の差がほ とんどない
日本は「男性が働き、女性は家事に専念」
という古い考えが今も根強く残っているこ とが読み取れる
今後、生産人口の減少が続くと予想される
まとめ
近年、イタリア、ギリシャ、スペイン、
ポルトガル等々失業者が増加し社会問題
になっているが日本も例外ではない。長 期失業者を中心とする失業者の失業手当 の充実はもちろんのこと、失業者の雇用 機会の拡大(特に被災した東北 3 県)が これからの日本の重要な課題となる