第 7 章 欠陥に学ぶ
章末演習 7.1 ~ 7.2
担当:なお
章末演習 7.1
• 可能性1
欠陥の作り込みの増加
開発担当の技術の低下
(要求分析技術・設計・コーディング技術などの低下)
• 可能性2
要求・設計レビューの欠陥除去率の低下
レビューアの技術の低下 レビューアの選択の不備 レビュー方式の不適
(ウォークスルー ・・・ インスペクション)
• 可能性3
システムテストの欠陥除去率の向上
テスト担当の技術の向上
あるプロジェクトでは、ほかの似たようなプロジェクトに比べて、システムテ
スト工程における最初の 1 ヶ月の欠陥発見率が高かった。これは何を意味して
いるのだろうか? 少なくとも 3 つの可能性を挙げなさい。
章末演習 7.1
• 可能性4
プロセスレベルの影響
(実質的な)開発プロセス成熟度の低下(形骸化・陳腐化) テストプロセスの変化
• 可能性5
単体テスト・結合テスト不足
メトリクスとして集計されない部分のテスト不足 (可能性1の開発担当の技術の低下ともいえる)
• 可能性6
プロジェクトマネジメントの違い
開発スケジュールの相違 人員・リソースの相違
あるプロジェクトでは、ほかの似たようなプロジェクトに比べて、システムテ
スト工程における最初の 1 ヶ月の欠陥発見率が高かった。これは何を意味して
いるのだろうか? 少なくとも 3 つの可能性を挙げなさい。
章末演習 7.1
• 可能性7
テストマネジメントの違い
テスト目的の相違(どんな品質目標にするなど) プロジェクトマネジメントとの関係の相違
テスト人員・リソースの相違
• 可能性8
似て非なるプロジェクト
(そもそも同じようなプロジェクトという判断の間違い)
あるプロジェクトでは、ほかの似たようなプロジェクトに比べて、システムテ
スト工程における最初の 1 ヶ月の欠陥発見率が高かった。これは何を意味して
いるのだろうか? 少なくとも 3 つの可能性を挙げなさい。
(勉強会での質疑応答:最も可能性が高いのは?)
個人的には可能性8
章末演習 7.2
次の欠陥除去マトリクスが与えられたとき、テスト工程の欠陥除去率は何%か
?
章末演習 7.2
次の欠陥除去マトリクスが与えられたとき、テスト工程の欠陥除去率は何%か
?
= テスト欠陥発見数 [30 件 ] / テスト工程開始時の残存欠陥数
= テスト欠陥発見数 [30 件 ] / ( 総欠陥発見数 [62 件 ] – 要求レビュー欠陥発見数 [10 件 ] – 設計レビュー欠陥発 見数 [14 件 ])