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第Ⅱ部 資料編 資料シリーズNo188「地方における雇用創出―人材還流の可能性をさぐる―」|労働政策研究・研修機構(JILPT)

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Academic year: 2018

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(1)

第Ⅱ部 資料編

( ヒ ア リ ン グ 記 録 )

( 注 意 点 )

・ ケ ー ス ( 地 方 自 治 体 ) の 並 び は 、 総 務 省 の 設 定 し て い る 「 全 国 地 方 公 共 団 体 コ ー ド 」 の 順 番 に 基 づ く 。

・ 同 一 地 域 の 中 で は 、 地 域 全 体 の 産 業 ・ 雇 用 機 会 や 雇 用 情 勢 の 話 を 中 心 と す る 労 働 局 ・ ハ ロ ー ワ ー ク の ケ ー ス を 最 初 に 置 い て い る 。

(2)

【 青 森 県 十 和 田 市 】

ハ ロ ー ワ ー ク 十 和 田1

イ ン タ ビ ュ ー 日 時 :201682214001530 イ ン フ ォ ー マ ン ト : 所 長

イ ン タ ビ ュ ア ー : 高 見

1 . 管 轄 区 域 の 主 な 産 業 ・ 雇 用 機 会

・ 所 管 は 十 和 田 市2。 十 和 田 市 は 商 業 の 町 と し て 栄 え て き た 。 就 業 者 数 32,446 人 に 占 め る 第 三 次 産 業 が19,463人 で 、全 体 の 60.0% を 占 め て い る 。産 業 区 分 別 に み る と 、農 業

10.6%)、 建 設 業 (10.9%)、 製 造 業 (10.2%)、 卸 売 ・ 小 売 業 (14.8%)、 医 療 ・ 福 祉

11.5%)、 サ ー ビ ス 業 (10.9%) の 就 業 者 割 合 が 高 い3。 市 で は 、 農 業 と 建 設 業 が 主 な 産 業 と 捉 え て い る 。

・ 求 人 の 特 徴 に つ い て 、 産 業 別 新 規 求 人 の 状 況 を み る と 、 常 用 の 求 人 合 計 3,196 人 の う ち 、 建 設 業 817人 、 医 療 ・ 福 祉 878人 の 2業 種 で 全 体 の 約 53%を 占 め て い る 。(2015 年 度 分 )

・ 常 用 求 人 全 体 の う ち パ ー ト タ イ ム 求 人 は 約 38% を 占 め て い る 。

・ 新 規 求 人 の 職 種 の 特 徴 に つ い て 、 合 計 3,196 人 の う ち 、 建 設 ・ 採 掘 の 職 業 468人 ( う ち 土 木 の 職 業 256人 )、 福 祉 関 連 職 業 合 計 612 人 ( う ち 介 護 関 係 354 人 ) と 大 き な 比 重 を 占 め る の が 特 徴 。

・ 正 社 員 求 人 に つ い て 、 平 成 27 年 度 の 新 規 求 人 は 、 正 社 員 2,026 人 に 対 し て 非 正 社 員 4,157 人 で 、 非 正 社 員 が 全 体 の 約 67%を 占 め て い る 。 今 年 の 6 月 分 を み る と 、 正 社 員 167人 に 対 し て 非 正 社 員 が 259人 で 、 非 正 社 員 が 全 体 の 約 61%を 占 め て い る 。

・ 正 社 員 の 求 人 を 業 種 別 に み る と 、 業 種 計 167 人 に 対 し て 、 建 設 業 59 人 、 医 療 ・ 福 祉 34人 の 合 計93人 。こ の 2 業 種 で 全 体 の 約56% を 占 め て い る 。多 い と き は 2業 種 の 割 合 が 60% を 超 え る 。県 全 体 で は 50% 前 後 な の で 、十 和 田 管 内 は 2業 種 の 比 率 が 特 に 高 い 。 な お 、 建 設 関 係 の 求 人 は ほ と ん ど が 正 社 員 求 人 で あ る 。

2 . 地 域 の 雇 用 情 勢 、 求 職 者 の 希 望 す る 仕 事

・直 近 の 管 内 の 有 効 求 人 倍 率 は 1.10倍(20166月 )。前 年 同 月 は1.04倍 で あ り 、0.06 ポ イ ン ト 上 回 っ た 。

1ヒ ア リ ン グ 時 に 提 供 い た だ い た 資 料 (「 十 和 田 管 内 の 状 況 」「 平 成 27 年 度 業 務 概 要 」 等 ) も 参 照 し て 作 成 し た 。

2 当 所 は 、 ハ ロ ー ワ ー ク 三 沢 の 出 張 所 と い う 位 置 づ け で あ り 、 ハ ロ ー ワ ー ク 三 沢 の 管 轄 区 域 は 、 三 沢 市 、 お い ら せ 町 、 六 戸 町 で あ る 。

3「 平 成28年 版 十 和 田 市 デ ー タ ブ ッ ク ( 市HPよ り )」 参 照 。

(3)

・ 建 設 業 や 医 療 ・ 介 護 関 係 の 業 種 が 人 手 不 足 と な っ て い る 。 建 設 業 の 求 人 が 充 足 し な い の は 、 そ も そ も 希 望 す る 求 職 者 が 少 な い か ら で あ る 。 建 設 関 係 を 希 望 す る 人 の 多 く は 既 に 就 職 し て い る た め 、 窓 口 に 求 職 の 申 し 込 み に 来 る 人 自 体 が 少 な い 。

・職 種 の ミ ス マ ッ チ に つ い て は 、事 務 的 職 業 を 希 望 し て い る 方 が659人 で 全 体 の 約 20% に 対 し て 求 人 は209人 で 全 体 の6.5%に 過 ぎ な い 。逆 に 、専 門 的・技 術 的 職 業 の 中 で 特 に「 保 健 師 ・ 助 産 師 ・ 看 護 師 」を 希 望 し て い る 人 が82人 で あ る の に 対 し 、求 人 は 222 人 と か な り 多 い 。ま た 、「 建 設 ・ 掘 削 の 職 業 」を 希 望 し て い る 人 が207人 で あ る の に 対 し 、 求 人 は 468人 と か な り 多 く 、 人 手 不 足 の 状 態 に あ る4

・ 有 効 求 人 倍 率 は 上 昇 し て い る が 、 有 効 求 人 数 に 占 め る 正 社 員 の 割 合 が 低 く 、 非 正 社 員 の 求 人 が 引 っ 張 っ て い る 面 が あ る 。平 成 27年 度 の 有 効 求 人 数 に 占 め る 正 社 員 の 割 合 は 34.0%で 、 非 正 社 員 が66.0%。 正 社 員 の 有 効 求 人 倍 率 は 0.52倍 ( 平 成27年 度 )。

・ ま た 、 求 職 者 の 減 少 が 有 効 求 人 倍 率 上 昇 の 背 景 に あ る 。 平 成 26 年 度 の 有 効 求 職 者 数 12,256人 に 対 し て 平 成 27年 度 は 10,362人 と 大 幅 な 減 少 傾 向 に あ る 。

・結 果 、未 充 足 に よ る 更 新 求 人 が 新 規 求 人 数 に 占 め る 割 合 も 高 く な っ て い る 。平 成28年 度 46 月 の 新 規 求 人 数 1,486 人 の う ち 682 人 が 更 新 求 人 で あ り 、 そ の 割 合 は 45.9% に の ぼ る5。 平 成 27 年 度 の 同 月 に お い て は 37.4%だ っ た の で 、 未 充 足 求 人 の 割 合 は 上 昇 し て い る 。

・ 未 充 足 求 人 の 中 身 は 建 設 業 や 医 療 ・ 福 祉 が 多 い 。 建 設 業 の 作 業 員 の 求 人 で 、 賃 金 の 下 限 を 少 し ア ッ プ さ せ て 求 人 を 出 し な お し た り し て い る も の も あ る が 、 求 職 者 の 絶 対 数 が 少 な い の で 、 な か な か 充 足 し な い 。

・正 社 員 の 有 効 求 人 倍 率 は6 月 に 0.60倍 と な っ た が 、要 因 は 有 効 求 職 者 の 減 少 と 未 充 足 に よ る 更 新 求 人 の 増 加 に よ る も の が 大 き い 。

・ 正 社 員 で あ り な が ら 月 給 制 で は な い ( 日 給 制 )、 通 勤 手 当 が 出 な い 、 昇 給 が な い 、 賞 与 が な い よ う な 求 人 も 見 受 け ら れ る 。

・ 正 社 員 の 就 業 機 会 は 、 建 設 業 、 医 療 ・ 福 祉 が か な り の 割 合 を 占 め 、 そ れ 以 外 の 業 種 は 少 な く 、 か つ 正 社 員 で あ り な が ら 条 件 の 悪 い 求 人 も 散 見 さ れ る た め 、 求 職 者 が 希 望 す る よ う な 業 種 ・ 条 件 の 正 社 員 求 人 は 少 な い 。

・ 求 職 者 の 年 齢 的 な 特 徴 に つ い て 、2015 年 度 の 状 況 を み る と6、 男 女 と も 年 齢 別 で は あ ま り 偏 り が な い が 、3034歳 が 最 も 多 い 。男 性 の 年 齢 で 特 に 多 い の は3034歳 の 198 人 で あ り 、40 代 以 降 の 求 職 者 は 30 代 以 下 に 比 べ る と や や 少 な い 。 女 性 の 年 齢 で も っ

4 「 職 業 別 常 用 求 人 ・ 求 職 状 況 報 告 ( 年 報 ) Ⅰ フ ル タ イ ム 【 一 般 】2015年 度 分 ) を 参 照 。

5 「 新 規 求 人 数 に 占 め る 未 充 足 に よ る 更 新 求 人 ( 全 数 )」 参 照 。

6 「 新 規 常 用 求 職 者 の 実 態 報 告 ( 年 報 ) そ の3( フ ル タ イ ム )【 一 般 】2015年 度 分 )」 を 参 照 。

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と も 多 い の も 3034 歳 の 225 人 で 、50 代 以 上 の 求 職 者 は 40 代 以 下 に 比 べ る と や や 少 な い 。

1534歳 ( 若 年 層 ) の 求 職 者 は 1,284人 で 、 全 体 の 36.6%を 占 め る 。 前 年 度 が 40.4% で あ る こ と か ら 、 多 少 少 な く な っ て い る 。

・ 青 森 県 は 高 卒 者 の 離 職 率 も 高 く 、1 年 目 で 約 25% 、2 年 で 約 4 割 、3 年 で 約 5 割 が 離 職 す る 。 背 景 に は 、 企 業 が 研 修 を 十 分 行 わ ず 即 戦 力 と し て 働 か せ て い る こ と も あ る 。 た だ 、中 途 の 求 人 は 新 卒 者 向 け よ り も 条 件 が 悪 く 、基 本 給 1213万 円 程 度 の も の も 多 い 。 基 本 給 を 14万 円 以 上 に し よ う と 取 り 組 ん で い る と こ ろ で あ る 。

・フ リ ー タ ー に つ い て は 、平 成 27年 度 の 有 効 求 職 者( 常 用 )合 計 10,362人 の う ち 1,729 人 お り 、 全 体 の 16.7%を 占 め る7。 主 婦 ( 無 業 者 の う ち 家 事 ・ 育 児 等 従 事 者 ) は 55 人 で 全 体 の1.7%を 占 め る 。 前 年 度 が 1.4%で あ る た め 、 多 少 多 く な っ て い る 。

・高 齢 者(60歳 以 上 )は 384人 で 全 体 の 11.9%を 占 め る 。前 年 度 が 10.6%で あ っ た た め 、 多 少 多 く な っ て い る 。年 金 が 少 な い た め 働 か ざ る を え な い 。最 低 あ と 78万 円 は ほ し い た め に 、 求 職 活 動 を し て い る 。 自 営 業 を し て い た 方 も 年 金 が 少 な い と い う 理 由 で 求 職 登 録 を し て い る ケ ー ス も あ る 。65 歳 以 上 の 有 効 求 職 者 は 45 人 ほ ど お り 、 希 望 職 種 は 、 今 ま で の 調 理 経 験 を い か し た い と い う 方 の ほ か 、 頭 を 使 い た く な い と い う こ と か ら 単 純 作 業 を 希 望 す る 方 も い る 。

・ 求 職 者 に つ い て 、 仕 事 ( 非 正 社 員 ) に 就 い て も 短 期 間 で 転 職 を 繰 り 返 す よ う な 若 年 者 が 散 見 さ れ る 。

3 . 出 身 者 の 地 域 移 動 と U I タ ー ン

・ 管 内 に は 高 校 が 4校 あ る ( 普 通 科 2 校 、 工 業 高 校 1校 、 農 業 高 校 1 校 )。 平 成 283 月 卒 業 生645人 の う ち 、 就 職 希 望 者 数 193人 、 就 職 者 数 193人 で 、 就 職 率 100% は 5 年 連 続 で あ る 。 高 卒 ジ ョ ブ サ ポ ー タ ー を 2 名 設 置 す る な ど 、 高 校 と 連 携 し て 就 職 支 援 を 行 っ て い る 効 果 が 出 て い る 。 工 業 高 校 は 約 8 割 、 農 業 高 校 は 約 半 数 の 卒 業 生 が 就 職 す る 。

・ 平 成 283 月 卒 の 就 職 者 数 193人 の 内 訳 は 、 管 内 45 人 、 管 外 ( 県 内 )59 人 、 県 外 89人 で あ り 、県 内53.9%県 外46.1%と な っ て い る 。( 前 年 度 は 県 内57.5%、県 外42.5%。)

・ 管 内 求 人 は 多 い も の の 、 県 外 求 人 と 比 べ る と 賃 金 、 賞 与 な ど が 低 く 、 魅 力 に 欠 け る 。 ま た 、 職 種 に 偏 り が あ る た め 、 や む を 得 ず 県 外 を 希 望 す る 生 徒 も い る よ う だ 。 特 に 事 務 職 の 求 人 は 少 な い 。 中 途 採 用 に 比 べ る と 、 新 卒 に つ い て は 企 業 も 比 較 的 よ い 求 人 を 出 し て は い る が 、 そ れ 以 上 に 東 京 な ど の 求 人 に 魅 力 が あ る と い う こ と 。

・ 業 種 別 に み る と 、 平 成 283月 卒 向 け の 管 内 求 人 数 283 人 の う ち 、「 建 設 業 」91 人 、

7 「 平 成2627年 度 フ リ ー タ ー 等 支 援 事 業 取 扱 状 況 ( 有 効 求 職 者 )( 青 森 労 働 局 職 業 安 定 部 ) 参 照 。

(5)

「 製 造 業 」55 人 、「 医 療 、 福 祉 」50 人 の 占 め る 割 合 が 高 い8。 職 種 別 に み る と 、「 サ ー ビ ス の 職 業 」60 人 、「 生 産 工 程 の 職 業 」57 人 、「 管 理 的 ・ 専 門 的 ・ 技 術 的 職 業 」51人 、

「 建 設 ・ 採 掘 、 運 搬 ・ 清 掃 ・ 包 装 等 の 職 業 」46 人 が 多 く 、「 事 務 の 職 業 」25人 は 少 な い 。

・ 給 与 面 の 条 件 は 東 京 と 同 じ よ う に は で き な い が 、 も と も と は 地 元 就 職 を 希 望 す る 学 生 も 多 い の で 、 学 生 が 希 望 す る 職 種 ( 事 務 職 等 ) が そ れ な り に あ れ ば 地 元 就 職 の 数 は 多 く な る と 考 え る 。 学 生 も 、 職 業 の 希 望 は な か な か 譲 れ な い 面 が あ る 。 例 え ば 、 事 務 職 で の 就 職 は 難 し い に し て も 販 売 な ら ま だ よ い が 、 介 護 は ち ょ っ と と い う 話 も 聞 く 。

・ 管 外 ( 県 内 ) の 就 職 先 は 、 三 沢 市 、 野 辺 地 町 ( 六 ヶ 所 村 の 原 燃 )、 八 戸 市 な ど 。 工 業 高 校 は 、 以 前 か ら 原 燃 が 有 力 な 就 職 先 と な っ て き た 。 県 外 は 東 京 ( 及 び 東 京 周 辺 ) が 主 で 、 仙 台 が 次 ぐ 。 東 京 に 出 る の は 、 数 万 円 の 賃 金 差 も あ っ て 、 本 人 が 希 望 す る こ と が 大 き い 。 特 に 女 性 は 、 そ う い う 理 由 で 県 外 就 職 を す る も の の 、 仕 事 が 合 わ な い な ど の 理 由 か ら20代 で 帰 っ て く る ケ ー ス も 目 に 付 く 。

・ 出 身 者 の 進 学 先 は 東 京 、 仙 台 が 多 い 。 管 内 に は 大 学 は 北 里 大 学 獣 医 畜 産 学 部 が あ る の み 。 県 外 の 大 学 に 進 学 で 出 た 者 は 、 就 職 時 の U タ ー ン は 少 な い 。 帰 る と い っ て も 地 元 に は そ う そ う 企 業 が な い の で 、 公 務 員 以 外 は 戻 り に く い 。 青 森 銀 行 、 み ち の く 銀 行 な ど の 銀 行 の 本 店 が 青 森 市 内 に あ る の で 、 そ ち ら に U タ ー ン す る ケ ー ス は あ る 。

・ そ の 後 の タ イ ミ ン グ で 、 親 が 高 齢 の た め 面 倒 を 看 な け れ ば な ら な い と い う 理 由 か ら 、 離 職 し てU タ ー ン す る 方 が 多 少 い る (4050代 く ら い )。

4 . 就 業 支 援 の 取 組 み

・ 求 人 開 拓 に つ い て は 、 雇 用 情 勢 が 着 実 に 改 善 さ れ て い る 中 、 非 正 規 労 働 者 の 正 社 員 転 換 ・ 待 遇 改 善 等 で 、 平 成 27年 度 、 管 内 の 主 要 事 業 所 10数 所 に 所 長 が 訪 問 し 働 き か け を 行 っ て い る 。 求 職 者 の 多 く の 方 も 正 社 員 求 人 を 望 ん で い る 。 こ の こ と が マ ッ チ ン グ 機 能 強 化 に つ な が る と 思 っ て い る 。 こ の た め 、 求 人 支 援 員 に 対 し て も 、 求 人 の 量 よ り 質 、な お か つ 求 職 者 が 希 望 し て い る 職 種 に つ い て 優 先 的 に 開 拓 す る よ う 指 示 し て い る 。

・ 十 和 田 市 役 所 ( 商 工 労 政 課 ) と は 少 な く と も 毎 月 1 回 ( 職 業 紹 介 状 況 の 公 表 日 ) は 所 長 が 出 向 き 、 管 内 の 状 況 等 ( 学 卒 含 む ) に つ い て 説 明 を し て い る 。 ま た 、 市 か ら は 誘 致 企 業 や 雇 用 に 係 る 情 報 等 を い た だ い て い る 。 今 年 度 か ら は 十 和 田 市 ( 政 策 財 政 課 ) が 効 率 的 か つ 効 果 的 な 行 政 運 営 を 進 め る こ と を 目 的 と し 事 務 評 価 を 実 施 す る に あ た り 、 地 域 の 様 々 な 分 野( 産 官 学 金 労 言 )の 方 で 組 織 す る 外 部 評 価 委 員 会 が 設 置 さ れ た た め 、 所 と し て 外 部 評 価 委 員 に 手 を 挙 げ た 。 平 成 28年 度 は3 回 実 施 す る 予 定 。

以 上

8 「 平 成283月 新 規 高 等 学 校 卒 業 者 産 業 別 ・ 職 業 別 求 人 就 職 状 況 」 参 照 。

(6)

十 和 田 市 観 光 商 工 部 商 工 労 政 課

イ ン タ ビ ュ ー 日 時 :201682310001200 イ ン フ ォ ー マ ン ト : 課 長 補 佐 、 係 長 、 主 任 主 査

イ ン タ ビ ュ ア ー : 高 見

1 . 地 域 の 状 況 ・ 課 題

・ 市 の 従 来 の 基 幹 産 業 は 農 業 で あ っ た が 、 近 年 、 後 継 者 不 足 も あ り 、 数 字 上 は 中 心 で は な く な っ て き て い る 。15歳 以 上 就 業 者 数 32,446人 の う ち 、農 業 は 3,430人(10.6%)。 か わ っ て 、 卸 売 ・ 小 売 業(14.8%)や 医 療 ・ 福 祉(11.5%)、サ ー ビ ス 業(10.9%)な ど 第 3次 産 業 の 割 合 が 大 き く な っ て き て い る 。建 設 業(10.9%)も 大 き な 比 重 を 占 め る1。 地 域 の 中 核 都 市 で あ る た め 、 医 療 施 設 ( 介 護 施 設 や 精 神 病 院 等 ) が 多 く 、 就 業 先 に な っ て い る 。

2 . 実 践 型 地 域 雇 用 創 造 事 業 の 取 組 み と 効 果

( 1 ) 事 業 の 企 画 、 実 施 体 制

・ 実 践 型 地 域 雇 用 創 造 事 業 の 事 業 タ イ ト ル は「「 届 け ! 奥 入 瀬 の 魅 力 ! 」~「 食 の 地 域 資 源 」活 用 と ブ ラ ン ド 化 に よ る 雇 用 創 出 プ ロ ジ ェ ク ト ~ 」。事 業 の 実 施 に 係 る 地 域 は 十 和 田 市 。 平 成 2527年 度 の 事 業 実 施 。

・ 地 域 重 点 分 野 は 、 食 資 源 活 用 分 野 と 観 光 分 野 で あ る 。

・そ れ ま で の 経 緯 に つ い て は 以 下 の と お り2。十 和 田 市 雇 用 創 造 推 進 協 議 会 で は 、平 成 19 年 度 か ら 観 光 と 農 業 を 重 点 分 野 に 設 定 し た 「 地 域 雇 用 創 造 推 進 事 業 」 を 実 施 し 、 雇 用 創 出 目 標 の 328人 を 達 成 し た 。さ ら に 、平 成22年 度 か ら は 、2回 目 の「 地 域 雇 用 創 造 推 進 事 業 」 と し て 、 商 業 ・ 観 光 業 及 び 介 護 産 業 を 重 点 分 野 に 設 定 し 、 雇 用 創 出 の た め の 人 材 育 成 事 業 に 取 り 組 み 、雇 用 創 出 目 標 の220人 を 達 成 し た 。ま た 、平 成 21年 度 か ら 23年 度 ま で「 地 域 雇 用 創 造 実 現 事 業 」を 実 施 し 、十 和 田 市 産「 ま っ し ぐ ら 」の 米 粉 を 活 用 し た 加 工 品 の 開 発 製 造 事 業 を 行 っ た 。 そ の ノ ウ ハ ウ を 活 か し 、 事 業 継 続 者 で あ る ㈱ 大 竹 菓 子 舗 が 「 青 森 の 魔 女 の と ろ 生 チ ー ズ ケ ー キ 」 を 開 発 し 、 平 成 2412月 に 埼 玉 県 越 谷 市 で 開 催 さ れ た 「 第 1 回 ご 当 地 ス イ ー ツ 選 手 権 」 で グ ラ ン プ リ を 受 賞 す る 等 成 果 を あ げ て い る 。 そ れ ま で 十 和 田 市 内 の 雇 用 創 出 の た め 実 施 し て き た 2 度 の 地 域 雇 用 創 造 推 進 事 業 な ら び に 地 域 雇 用 創 造 実 現 事 業 を 踏 ま え 、 さ ら な る 雇 用 創 出 を 図 る た め 、 食 資 源 活 用 分 野 及 び 観 光 分 野 を 重 点 分 野 と し て 実 践 型 地 域 雇 用 創 造 事 業 を 実 施

1 「 平 成28年 版 十 和 田 市 デ ー タ ブ ッ ク 」( ヒ ア リ ン グ 時 提 供 資 料 ) 参 照 。

2 実 践 型 地 域 雇 用 創 造 事 業 の < 事 業 構 想 > の う ち 「 実 践 型 事 業 を 実 施 し よ う と す る 趣 旨 ・ 目 的 」( ヒ ア リ ン グ 時 提 供 資 料 ) を 参 照 。

(7)

し た 。

( 2 ) 雇 用 拡 大 メ ニ ュ ー の 取 組 み と 効 果

・ 事 業 主 向 け の 雇 用 拡 大 メ ニ ュ ー で は 、 新 商 品 開 発 セ ミ ナ ー 、 販 路 拡 大 セ ミ ナ ー 、 観 光 地 再 生 セ ミ ナ ー を 行 っ た 。

・ 特 に 平 成 27年 度 の「 観 光 地 再 生 セ ミ ナ ー 」は 、十 和 田 湖 事 業 関 係 者 等 を 対 象 に 、十 和 田 湖 地 区 で 全 6 回 開 催 し た 。 お 客 様 に ア ン ケ ー ト を と り な が ら 、 お 客 様 目 線 に つ い て 考 え 、 シ ル バ ー ウ ィ ー ク に ど う 接 客 す る か を 実 践 的 に 学 ん だ 。 十 和 田 湖 地 区 の 宿 泊 業 や 土 産 物 屋 は 「 な ん と か せ ね ば 」 と い う 思 い を も っ て い る の で 、 地 区 の 事 業 主 が 一 堂 に 会 し 、 接 客 な ど の 最 新 知 識 を 専 門 家 か ら 得 た 機 会 は 貴 重 な も の で あ り 、 事 業 主 の 意 識 改 革 に 効 果 が あ っ た と 感 じ て い る 。

・ 事 業 主 向 け セ ミ ナ ー は 、 通 常 の 業 務 で 忙 し い 中 、 参 加 者 を 集 め る こ と に 苦 労 し た 。 時 間 帯 面 で 工 夫 し て も 、 様 々 な 業 種 の 事 業 所 の 都 合 を 合 わ せ る の は 難 し い 。 観 光 地 再 生 セ ミ ナ ー で は 、 事 業 推 進 員 が 観 光 地 の 店 舗 を ま わ り 、 セ ミ ナ ー 参 加 を 積 極 的 に 呼 び か け た 。

・ セ ミ ナ ー や 商 品 開 発 を 雇 用 拡 大 に ま で 結 び つ け る の に は 時 間 が か か る 。 商 品 開 発 し て あ る 程 度 売 れ る ま で は い く が 、新 た に 1人 を 雇 う た め に は 、パ ー ト 1人 分 で あ っ て も 、 1000万 円 程 度 の 売 上 げ が 必 要 で 、小 規 模 の 事 業 主 に と っ て 難 し い 面 も あ る 。事 業 期 間 中 も 、計 画 数 に 見 合 う 雇 用 者 数 の 実 績 は 出 て い る が 、今 回 の 事 業 は 、そ う し た 新 商 品 ・ 新 事 業 等 の 展 開 に よ る 雇 用 創 出 と い う よ り 、 事 業 主 の 意 識 付 け や 経 験 の 面 で 効 果 が あ っ た と 考 え て い る 。

( 3 ) 人 材 育 成 メ ニ ュ ー の 取 組 み と 効 果

・求 職 者 向 け の 人 材 育 成 メ ニ ュ ー で は 、「 十 和 田 の 食 材 を 活 用 し た 食 品 加 工 技 術 習 得 研 修 」

MOS 資 格 取 得 準 備 研 修 」「 ウ ェ ブ 解 析 士 資 格 取 得 準 備 研 修 」「 お も て な し 研 修 」「 お 客 様 満 足 度 UP研 修 」 を 行 っ た 。

・ 全 体 的 に 、50代 の 女 性 の 参 加 が 多 か っ た 。 た だ 、 就 職 状 況 は 若 年 層 の 方 が よ く 、 創 業 者 も 平 成27年 度 4件 生 ま れ た が 、年 齢 を み る と い ず れ も 若 い 方 だ っ た 。参 加 者 の 男 女 比 は 約 7 割 が 女 性 で あ っ た 。

・食 品 加 工 技 術 習 得 、MOS資 格 取 得 準 備 の 研 修 は 参 加 者( 求 職 者 )の 満 足 度 が 高 か っ た 。

・「 十 和 田 の 食 材 を 活 用 し た 食 品 加 工 技 術 習 得 研 修 」で は 、十 和 田 市 産 の 農 産 物 を 活 か し て お 弁 当 を 作 る 実 習 、 カ フ ェ 開 業 の ノ ウ ハ ウ を 学 ぶ 研 修 を 行 っ た 。 参 加 状 況 は よ か っ た 。 修 了 後 は 、 関 係 す る 仕 事 に 就 い た 方 ば か り で な く 、 研 修 内 容 と は 必 ず し も 一 致 し な い 仕 事 に 就 い た 方 も い る 。な お 、セ ミ ナ ー を 受 け て 、お 弁 当 屋 さ ん を 開 業 し た 方 が1 名 い る 。

(8)

・ 受 講 者 の 就 職 先 は 、 サ ー ビ ス 業 、 飲 食 業 、 小 売 業 な ど 様 々 。 そ う し た 業 種 は 、 人 手 不 足 の た め 就 職 し や す い 面 も あ る 。 ま た 、 セ ミ ナ ー 内 容 と は 離 れ て い る が 、 セ ミ ナ ー 後 に 、 整 体 師 と し て 創 業 し た 方 が 2名 い る 。

( 4 ) 雇 用 創 出 実 践 メ ニ ュ ー の 取 組 み と 効 果

・ 実 践 メ ニ ュ ー で は 、「 ひ め ま す 加 工 品 開 発 事 業 」「 十 和 田 ね ぎ ブ ラ ン ド 化 推 進 事 業 」 を 行 っ た 。前 者 は 、中 心 市 街 地 で の 認 知 度 が 低 か っ た 十 和 田 湖 の ヒ メ マ ス に 着 目 し 、「 ひ め ま す バ ー ガ ー 」「 ひ め ま す く ん 製 」「 ひ め ま す 一 夜 干 し 」 な ど の 多 様 な 加 工 品 の 開 発 を 行 っ た 。 十 和 田 湖 ひ め ま す の 認 知 度 を ア ッ プ さ せ て 、 観 光 を 盛 り 上 げ よ う と い う 意 図 も あ っ た 。 そ れ ま で は 、 ひ め ま す を 食 べ ら れ る 飲 食 店 は 、 十 和 田 湖 畔 の 休 屋 地 区 だ け だ っ た が 、 現 在 ま で に 中 心 市 街 地 で も ひ め ま す メ ニ ュ ー を 提 供 で き る 店 が 何 店 舗 か で き て き た 。

3 . 事 業 期 間 終 了 後 の 状 況

・ 現 在 は 実 践 事 業 を 実 施 し て い な い 。 市 の 他 の 部 局 に 観 光 や 6 次 産 業 化 を 主 に 行 っ て い る 部 署 が あ り 、 実 践 事 業 で 実 施 し た 観 光 や 商 品 開 発 の 取 組 み は そ れ ぞ れ の 担 当 課 に 集 約 し 、 今 後 の 取 組 み に つ い て 検 討 す る 時 期 と し て い る 。

・ 現 在 、 市 の 新 規 事 業 と し て 、 創 業 を 目 指 す 方 の た め の セ ミ ナ ー を 行 っ て い る 。 参 加 者 の 年 齢 層 を み る と 、20 代 は 1 人 も お ら ず 、4050 代 の 参 加 者 が 多 か っ た 。 創 業 希 望 者 は 、 仕 事 や 子 育 て が 一 段 落 し た 年 齢 層 が 中 心 に な る と 考 え る 。

・ 実 践 メ ニ ュ ー で 開 発 し た レ シ ピ は 、 地 元 企 業 に 広 く 提 供 し て お り 、 今 後 の ヒ ッ ト の 芽 を 作 れ た と 考 え て い る 。

・ 実 践 メ ニ ュ ー の ひ め ま す 事 業 は 、「 十 和 田 湖 ひ め ま す ブ ラ ン ド 推 進 協 議 会 」が 立 ち 上 が り 、 十 和 田 湖 畔 の 休 屋 地 区 で イ ベ ン ト を 行 っ た り 、 メ ニ ュ ー の ブ ラ ッ シ ュ ア ッ プ を す る な ど の 取 組 み が 続 い て い る 。

4 . そ の 他

・ 商 品 の 新 規 開 発 を 行 う よ う な 事 業 内 容 で は 、 短 期 間 で 雇 用 を 生 む こ と は 望 み に く い 。 求 職 者 支 援 の 観 点 か ら は 、 短 期 間 で 雇 用 を 生 む た め に は 、 介 護 の ヘ ル パ ー の 資 格 を 取 れ る 研 修 な ど 、 よ り 即 効 性 の あ る セ ミ ナ ー を 行 う ほ う が 効 果 的 と も 考 え る 。

・ 単 年 度 で 成 果 を 求 め ら れ る と 、 チ ャ レ ン ジ ン グ な メ ニ ュ ー が 実 施 し づ ら く な る 。 短 期 的 な 雇 用 増 加 と い う 数 字 を 求 め る 部 分 の ほ か に 、 地 域 が 独 自 に チ ャ レ ン ジ し て い い 部 分 が あ れ ば 、 よ り 特 徴 的 な 企 画 を 出 せ る と 考 え て い る 。

以 上

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十 和 田 市 企 画 財 政 部 政 策 財 政 課

イ ン タ ビ ュ ー 日 時 :201682410001200 イ ン フ ォ ー マ ン ト : 係 長

イ ン タ ビ ュ ア ー : 高 見

1 . 地 域 の 状 況

・ 十 和 田 市 の 人 口 は 、 平 成 2712月 末 現 在 、63,444人 で 、 平 成 12年 を ピ ー ク に 減 少 傾 向 に あ る1。 自 然 減 の み な ら ず 、 社 会 減 の 傾 向 も あ る 。 平 成 27 年 は 転 入 1,766 人 に 対 し 、 転 出 2,080 人 で 、314 人 の 転 出 超 過 で あ る 。 転 出 超 過 の 傾 向 は 近 年 変 わ っ て い な い 。( 参 考:平 成 28年 は 転 入 1,815人 、転 出 1,902人 で 87人 の 転 出 超 過 。転 入 者 が 増 え 、 転 出 者 が 減 る こ と で 、 転 出 超 過 幅 は 縮 小 傾 向 に あ る 。)

・ 人 口 減 少 は 、 市 の 中 心 市 街 地 よ り も 特 に 周 辺 部 で 急 激 に 進 ん で い る 。

・十 和 田 湖 、奥 入 瀬 渓 流 、な ど 外 に 誇 れ る 地 域 資 源 は 数 多 い が 、市 民 に 知 ら れ て い な い 、 又 は 知 ら れ て い て も 体 験 さ れ て い な い コ ン テ ン ツ も 少 な く な い と 思 わ れ 、 十 和 田 市 の 魅 力 を 市 内 外 で の 共 有 ・ P R が 重 要 で あ る 。 十 和 田 市 の 中 心 市 街 地 か ら 十 和 田 湖 畔 ま で 約50キ ロ あ り 、車 で1時 間 程 度 か か る の で 、休 日 に 家 族 で 散 策 に 行 く に は や や 遠 く 、 身 近 に 感 じ に く い 。市 の 面 積 が 広 い の で 、「 同 じ ま ち 」で あ る と い う 住 民 意 識 を 醸 成 す る こ と に 課 題 を 感 じ て い る 。

2 . 出 身 者 の 地 域 移 動 と U ・ Iタ ー ン の 傾 向

・ 地 元 出 身 者 は 大 学 進 学 時 に 東 京 圏 や 仙 台 に 出 る こ と が 多 く 、「5 歳 階 級 別 人 口 移 動 の 推 移 」 を み る 限 り 、 就 職 時 に は な か な か 戻 っ て こ な い2

・ た だ 、 地 元 の 方 に 愛 着 の 程 度 を 調 査 す る と 、 最 近 は 愛 着 の 程 度 が 高 く な っ て い る 。 十 和 田 市 現 代 美 術 館 が で き た こ と や 、「 十 和 田 バ ラ 焼 き ゼ ミ ナ ー ル 」な ど 地 域 の 若 者 を 巻 き 込 ん だ 活 動 に よ っ て 愛 着 が 増 し て い る こ と が 考 え ら れ る 。昨 年 は B1グ ラ ン プ リ を 十 和 田 で 開 催 し 、 数 十 万 人 規 模 の 来 訪 が あ っ た 。

・県 内 で は 八 戸 市 へ の 転 出 が 多 い 。八 戸 市 は 人 口 規 模 が20数 万 人 と 、十 和 田 に 比 べ て 人 口 規 模 が 大 き く 、 公 的 機 関 や 、 県 内 の 事 業 所 で 営 業 所 間 の 異 動 や 職 種 に 幅 が あ り 、 希 望 す る 職 種 を 見 つ け や す い こ と が 流 出 の 要 因 と 考 え ら れ る 。 十 和 田 市 中 心 部 か ら 八 戸 ま で は 車 で 3040分 の 距 離 な の で 、 十 和 田 に 住 み な が ら 八 戸 に 通 勤 す る こ と も 可 能 。 た だ 、 国 勢 調 査 で 市 外 へ の 通 勤 率 を み る と 、 就 業 者 の 約82% は 市 内 就 業 で 、 八 戸 へ の

1 「 平 成28年 版 十 和 田 市 デ ー タ ブ ッ ク 」( ヒ ア リ ン グ 時 提 供 資 料 ) を 参 照 。

2「 十 和 田 市 ま ち・ひ と・し ご と 創 生 人 口 ビ ジ ョ ン・総 合 戦 略 平 成282月 」( ヒ ア リ ン グ 時 提 供 資 料 ) を 参 照 。

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通 勤 者 は 約 3% に 過 ぎ な い 。

UIタ ー ン 者 は 、 農 家 、 有 機 野 菜 を 栽 培 し な が ら カ フ ェ 経 営 を し て い る 方 、 こ け 玉 の 職 人 、フ ァ ッ シ ョ ン デ ザ イ ナ ー な ど 様 々 。十 和 田 市 現 代 美 術 館( 西 沢 立 衛 氏 設 計 )、市 民 市 民 交 流 プ ラ ザ「 ト ワ ー レ 」( 隈 研 吾 氏 設 計 )、十 和 田 市 教 育 プ ラ ザ( 安 藤 忠 雄 氏 設 計 ) な ど 、世 界 的 に 評 価 の 高 い 建 築 家 た ち の 公 共 施 設 が で き て か ら は 、建 築 系 の 学 生 な ど 、 暮 ら し の 空 間 と し て 十 和 田 市 を 評 価 す る 声 も 聞 か れ る よ う に な り 、平 成 28年 1 月 に は 建 築 家 夫 妻 が I タ ー ン 移 住 し た 。

( 参 考 : 十 和 田 市 移 住 ポ ー タ ル サ イ ト 「 日 々 コ レ 十 和 田 ナ リ 」http://towada-iju.com/

※ 建 築 家 夫 妻 イ ン タ ビ ュ ー ペ ー ジ :http://towada-iju.com/interview/007.php

・ 転 入 者 で 住 宅 取 得 の 制 度 ( 移 住 ・ 定 住 住 宅 支 援 事 業 ) を 活 用 し た 人 の 内 訳 を み る と 、 20代 か ら50代 ま で 幅 広 く 分 布 し て い る 。

3 . 移 住 定 住 促 進 の 取 組 み

U タ ー ン の 促 進 策 と し て は 、 今 期 か ら 出 身 者 の 同 窓 会 へ の 費 用 助 成 を 行 っ て い る 。 お 盆 に か け て 2025 件 の 利 用 が あ る な ど 、 反 応 が い い 。 市 内 の 小 中 高 出 身 者 が 開 く 20 人 以 上 の 会 で 、 定 住 自 立 圏 域 外 居 住 者 が 5人 以 上 い る 場 合 に 、 開 催 経 費 に 上 限 5 万 円 で 補 助 を 出 し て い る 。 そ の 際 、 移 住 を 呼 び か け る リ ー フ レ ッ ト な ど を 渡 し て い る 。U タ ー ン は 、 親 や 友 人 、 知 り 合 い か ら の 声 か け で 考 え て み る 部 分 が 多 々 あ る の で 、 同 窓 会 は 有 効 な 機 会 。 現 在 ま で の と こ ろ 、 年 配 の 方 の 利 用 が 多 く 、 若 年 層 の 利 用 促 進 に 課 題 が あ る 。

・ 移 住 雑 誌 の 『TURNS』 と 組 ん だ お 試 し ツ ア ー 「 十 和 田 く ら し の 旅 」 を 企 画 し て い る 。 1 2 日 の 中 で 、 移 住 者 の 方 と の 交 流 を 交 え つ つ 、 自 然 や ア ー ト を 楽 し み 、 十 和 田 の 空 気 感 を 感 じ て も ら え れ ば と 考 え て い る 。『TURNS』 は 若 い 方 が 主 要 購 読 層 な の で 、 そ う し た 方 に 参 加 し て も ら え れ ば と 願 っ て い る 。

・「 移 住 お 試 し 住 宅 」も 、今 年 7月 か ら 取 組 み を は じ め 、既 に 7件 の 申 し 込 み が あ る な ど 、 反 応 が い い 。

・ 婚 活 支 援 に つ い て は 、 市 在 住 者 の 結 婚 が 進 ま な い 背 景 と し て 「 適 切 な 相 手 が い な い 」 と い う ア ン ケ ー ト 結 果 を ふ ま え て4 月 か ら ス タ ー ト し た と こ ろ 。市 民 向 け の 情 報 提 供 、 農 業 後 継 者 向 け の イ ベ ン ト 開 催 に あ わ せ た コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン セ ミ ナ ー な ど を 行 っ て い る 。 イ ベ ン ト の 中 で 地 元 の 人 と 会 い た く な い 人 も い る の で 、 広 域 で 取 り 組 む べ き 施 策 か も し れ な い 。

以 上

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【 宮 城 県 気 仙 沼 市 】

宮 城 労 働 局 職 業 安 定 部

イ ン タ ビ ュ ー 日 時 :201612110301200 イ ン フ ォ ー マ ン ト : 雇 用 開 発 主 任 、 地 方 労 働 市 場 情 報 官 イ ン タ ビ ュ ア ー : 高 見 、 高 橋

1 . 管 轄 区 域 の 主 な 産 業 ・ 雇 用 機 会

・ 宮 城 県 内 の ハ ロ ー ワ ー ク は 、仙 台 、大 和 、塩 釜 、石 巻 、気 仙 沼 、大 河 原 、白 石 、古 川 、 築 館 、 迫 の 計 10 箇 所 で 、 地 域 の 特 徴 に あ わ せ て 4 つ の 圏 域 ( 仙 台 圏 、 沿 岸 部 、 県 南 部 、 県 北 部 ) に 分 け ら れ る1

・ 仙 台 圏 は 主 に サ ー ビ ス 業 、 医 療 ・ 福 祉 、 卸 売 ・ 小 売 業 の 事 業 所 が 集 積 し て い る 。

・ 沿 岸 部 の 基 幹 産 業 は 主 に 水 産 加 工 業 。

・ 県 南 部 は 主 に 医 療 ・ 福 祉 、 製 造 業 、 建 設 業 の 事 業 所 が 集 積 し て い る 。

・ 内 陸 の 県 北 部 は 主 に 医 療 ・ 福 祉 、 製 造 業 、 卸 売 ・ 小 売 業 が 集 積 し て い る 。 最 近 で は 、 輸 送 用 機 械 器 具 製 造 業 が 岩 手 県 の 中 央 部 と 宮 城 県 に あ る 2 拠 点 の 工 場 で 連 携 し て 生 産 を 行 っ て お り 、 そ の 中 間 地 点 の 県 北 部 を 中 心 に 関 連 企 業 が 進 出 し は じ め て い る 。

2 . 地 域 に お け る 主 な 求 人 と 求 職 者 の 希 望 す る 仕 事

( 1 ) 県 内 の 雇 用 情 勢

・ 平 成 2810月 の 宮 城 県 の 有 効 求 人 倍 率 は 1.51倍 ( 常 用 ・ パ ー ト 含 む 季 調 値 )。 平 成 23 年 の バ ブ ル 期 に 近 い 水 準 に あ る ( 宮 城 県 の 過 去 の 最 高 値 は 平 成 33 月 の 1.61 倍 )。

・ 就 業 地 別 の 有 効 求 人 倍 率 は1.56 倍 で あ り 、通 常 の 受 理 地 別 有 効 求 人 倍 率(1.51倍 )を 上 回 っ て い る 。 所 別 に 見 る と 、 ハ ロ ー ワ ー ク 仙 台 で は 就 業 地 別 よ り も 受 理 地 別 の 値 が 高 く な る 傾 向 が あ り 、 他 の 所 に つ い て は 就 業 地 別 が 高 く な る 傾 向 に あ る 。 こ れ は 、 仙 台 を 本 社 ・ 拠 点 と す る 企 業 が 他 地 域 と 比 べ て 多 く 、 他 県 を 就 業 場 所 と す る 求 人 も 提 出 さ れ や す い 状 況 が あ る た め と 考 え ら れ る 。

・ 求 人 倍 率 は 上 昇 傾 向 に あ る が 、 そ の 要 因 と し て は 求 人 の 伸 び 以 上 に 求 職 者 が 減 っ て い る こ と が 大 き い と 考 え ら れ る 。ま た 正 社 員 求 人 で み れ ば 、正 社 員 求 人 倍 率 は 0.97倍 と 1 倍 に 迫 っ て い る 状 況 。 一 方 で 、 産 業 別 に み れ ば 、 求 人 に 占 め る 正 社 員 求 人 の 比 率 に ば ら つ き が あ る 。 医 療 ・ 福 祉 で は 5 割 近 く 、 建 設 業 で は 約 8 割 が 正 社 員 求 人 だ が 、 サ ー ビ ス 業 で は 約 2 割 、 卸 売 ・ 小 売 業 、 製 造 業 で は 約 4 割 で あ る 。 医 療 ・ 福 祉 、 建 設 等

1 そ れ ぞ れ 、「 仙 台 圏 」 が 仙 台 ・ 大 和 ・ 塩 釜 、「 沿 岸 部 」 が 石 巻 ・ 気 仙 沼 、「 県 南 部 」 が 大 河 原 ・ 白 石 、「 県 北 部 」 が 古 川 ・ 築 館 ・ 迫 で あ る 。

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で は 有 資 格 者 を 募 集 す る 求 人 も 多 い こ と か ら 正 社 員 求 人 で あ っ て も 充 足 し に く く 、 結 果 と し て 全 産 業 の 正 社 員 の 求 人 倍 率 を 高 め て い る と も 言 え る 。

・ 全 体 の 充 足 率 ( = 充 足 件 数/新 規 求 人 数 ) は 平 成 22 年 平 均 で は 33.5% の と こ ろ 、 直 近 の 平 成2810 月 は 15.5% で あ る 。 就 職 率 ( = 就 職 件 数/新 規 求 職 者 数 ) は 平 成22年 平 均 で は 28.0% 、 平 成 24 年 平 均 で は 40.0% と な り 、 そ の 後 や や 低 下 し 、 直 近 の 平 成 28 10月 は 36.5% で あ る 。 賃 金 や 労 働 条 件 等 の 面 か ら 求 職 者 の 希 望 と 求 人 側 の 条 件 に か い 離 が 出 て マ ッ チ ン グ し に く く な っ て い る な ど と い っ た 状 況 が あ る 。 今 ま で 以 上 に 魅 力 的 な 求 人 の 確 保 が 課 題 で あ る 。

・ 新 規 の 常 用 フ ル タ イ ム 求 職 者 は 減 少 し て い る が 、 特 に 今 年 度 は 昨 年 度 比 で 在 職 中 の 求 職 者 が 減 っ て い る 。 よ り 魅 力 的 な 求 人 が 少 な い こ と な ど が 考 え ら れ る 。 ま た 、 大 き な 雇 用 調 整 が 発 生 し て い な い こ と 等 か ら 、 事 業 主 都 合 離 職 に よ る 求 職 者 も 減 少 傾 向 と な っ て い る 。

・沿 岸 部 の 有 効 求 人 倍 率 が 高 い 状 況 が 続 い て い る 。平 成 2810月 の 石 巻 は1.89倍 、気 仙 沼 は2.20倍 で あ る 。水 産 加 工 工 場 等 の 復 旧・復 興 も 進 み 、求 人 は 増 加 傾 向 に あ る が 、 求 職 者 減 少 が 大 き い 状 況 。

・ 圏 域 ・ 産 業 別 の 新 規 求 人 状 況 に つ い て 、 仙 台 圏 は サ ー ビ ス 業 の 比 率 が 高 い が 、 新 規 求 人 を み る と 平 成25年 度 に 約4.1万 人 が 平 成 27年 度 に は 約3.3人 程 度 に 減 少 、一 方 で 、 卸 ・ 小 売 業(27年 度 約 2.5万 人 )と 、医 療 ・ 福 祉(27年 度 約3 万 人 )が 増 加 傾 向 に あ る 。 沿 岸 部 は 建 設 、 製 造 ( 食 料 品 製 造 )、 医 療 ・ 福 祉 が 6千 人 前 後 で 拮 抗 し て い る 。 県 南 部 は 求 人 数 が 4 圏 域 で 最 も 少 な く 、 最 も 多 い 医 療 ・ 福 祉 が 2.2 千 人 (27 年 度 )、 次 い で 製 造 業 が 1.8千 人(27年 度 )で あ る 。県 北 は 、医 療・福 祉 が 約6千 人(27年 度 )、 次 い で 製 造 業 が 約4.5 千 人 (27年 度 ) で あ る 。 ど の 圏 域 で も 建 設 業 の 求 人 が 減 少 傾 向 に あ る 。

( 2 ) 沿 岸 部 に お け る 東 日 本 大 震 災 の 影 響

・ 沿 岸 部 に お け る 震 災 の 影 響 を み る と 、 平 成 233月 と 平 成 283月 の 全 産 業 の 雇 用 保 険 被 保 険 者 数 を 比 べ る と 、 石 巻 で は 約 4 万 人 か ら 約 44 千 人 に 増 え て い る が 、 気 仙 沼 は 約18 千 人 弱 で 横 ば い で あ る 。

・こ の 圏 域 の 基 幹 産 業 で あ る 食 料 品 製 造 業 で み れ ば 、石 巻 で は 4,785人 か ら3,966人 と 8 割 の 回 復 状 況 で 、気 仙 沼 で は3,752人 か ら2,511人 と7割 弱 の 回 復 状 況 と な っ て い る 。

・ 年 齢 階 層 別 に 雇 用 保 険 被 保 険 者 を み る と 、 石 巻 で は 平 成23 年 と 平 成28 年 で 若 年 層 は 若 干 の 減 少 、30代 以 降 は 震 災 後 む し ろ 増 え て い る が 、 気 仙 沼 は 20代 ~30代 の 若 い 層 の 被 保 険 者 数 が 減 少 、 震 災 以 降 回 復 し て お ら ず 、40 歳 以 上 は 元 の 水 準 に 戻 っ て い る 。 石 巻 で は 仮 設 住 宅 を 市 内 に 比 較 的 多 く 設 け る こ と が で き た の に 対 し 、 気 仙 沼 の 場 合 は 市 街 地 が 火 災 に よ り 焼 失 し た こ と 等 に よ り 内 陸 の 登 米 市 や 岩 手 県 内 に 仮 設 住 宅 を 設 置 す る こ と と な り 、 若 年 層 の 多 く は そ の タ イ ミ ン グ で 転 出 し た 可 能 性 が あ る こ と 等 が 要

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因 と し て 考 え ら れ る 。 気 仙 沼 で は 、 若 い 人 が 減 っ た 分 を 中 高 年 が 埋 め て い る よ う な 形 に な っ て い る と 考 え ら れ 、 震 災 で 産 業 構 造 や 労 働 者 の 年 齢 構 成 が 変 わ り つ つ あ る 様 子 が 伺 え る 。

( 3 ) 水 産 加 工 業 の 状 況

・ 宮 城 県 の 人 手 不 足 分 野 と し て は 、 介 護 、 保 育 、 建 設 、 水 産 加 工 等 が あ げ ら れ る 。 平 成 27年 度 県 内 全 体 の 水 産 物 加 工 工 の 有 効 求 人 倍 率 は2.77倍 で 介 護 分 野 の 2.71倍 よ り も 高 い 。 水 産 加 工 工 場 の 再 建 が 進 む な か 、 求 職 者 の 減 少 は 続 い て お り 人 手 不 足 の 状 態 が 続 い て い る 。

・ も と も と の 水 産 加 工 分 野 の 従 事 者 は 、 被 災 し て 圏 域 外 に 避 難 し た り 、 主 婦 層 を 中 心 に 自 宅 か ら 徒 歩 圏 内 の 工 場 で パ ー ト タ イ ム と し て 働 い て い た も の の 復 興 住 宅 が 内 陸 に で き た た め に 通 勤 困 難 と な り 別 職 種 で 再 就 職 さ れ た り 、 就 労 す る こ と 自 体 を 辞 め た 方 等 も 多 く い た も の と み ら れ る 。

・ 震 災 後 は 、 緊 急 雇 用 創 出 事 業 に よ る 瓦 礫 処 理 等 復 興 関 係 の 仕 事 が あ り 、 体 力 の 必 要 な 仕 事 で は あ っ た が 、 他 産 業 の 賃 金 と 比 べ て 好 条 件 で 、 女 性 も 含 め そ の 仕 事 に 就 く 方 も 多 か っ た 。

・ 水 産 加 工 業 の 工 場 が 復 旧 し て も 、 労 働 条 件 や 通 勤 面 等 が 合 わ ず 戻 ら な い 人 も 少 な か ら ず い た 。 事 業 所 が 新 た に 労 働 者 を 確 保 し よ う と し て も 、 賃 金 水 準 、 労 働 時 間 ( 朝 が 早 い こ と 等 ) や 、 休 日 ( 市 場 の 休 み に あ わ せ る 必 要 が あ る ( 日 曜 と 水 曜 な ど 。 市 場 に よ っ て 異 な る )) 等 の 条 件 が 合 わ ず 人 手 不 足 の 状 況 。

・最 近 は 、パ ー ト か ら 正 社 員 募 集 に 切 り 替 え る 動 き も 見 ら れ る 。ま た 、企 業 に よ っ て は 、 フ ル タ イ ム 非 正 規 社 員 を 全 員 正 社 員 に し た と こ ろ 定 着 が 良 く な っ た と い う 事 例 や 、 事 業 所 内 に 保 育 施 設 を 整 備 し た 結 果 、 主 婦 層 を 採 用 し や す く な っ た と い う よ う な 事 例 も 聞 か れ る 。

・ 水 産 加 工 業 の 賃 金 水 準 が 低 い 要 因 と し て 、 水 産 加 工 自 体 の 利 益 率 が 相 対 的 に 高 い わ け で は な く 、 生 魚 の 加 工 に は 限 度 が あ り 、 煮 る 、 焼 く 、 缶 詰 、 真 空 パ ッ ク に す る と い う こ と が 中 心 と な り 、付 加 価 値 が つ き に く い こ と が 一 因 と し て 挙 げ ら れ る 。だ か ら こ そ 、 実 践 事 業 な ど を 活 用 し て 地 域 ブ ラ ン ド に 仕 立 て て 、 価 格 を 上 げ る 意 義 が 大 き い と 考 え ら れ る 。

( 4 ) 賃 金 水 準

・ フ ル タ イ ム の 27 年 度 の 求 人 平 均 賃 金 は 全 国 計 が 217000 円 の と こ ろ 、 宮 城 県 計 で 20 7000円 、 仙 台 圏 の 大 和 が 最 も 高 く227000 円 、 次 い で 仙 台 で 212千 円 で あ る 。沿 岸 部 は 石 巻 が201000円 、気 仙 沼 は 宮 城 県 内 で 最 も 低 く 182000円 で あ る 。 沿 岸 部 は 県 平 均 と 比 べ て 低 め で は あ る が 、 い ず れ の 地 域 で も 賃 金 水 準 は 上 昇 傾 向 に あ る と 言 え る 。

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3 . 出 身 者 の 地 域 移 動 と U ・ Iタ ー ン

・ 宮 城 県 の 新 規 高 卒 者 の 県 内 就 職 率 は 年 に よ っ て バ ラ つ き は あ る も の の 約 8 割 程 度 で あ る 。 県 外 就 職 に つ い て は 約4割 は 東 京 に 、2割 弱 は 東 北 5県 に 就 職 し て い る 様 子 。

・県 外 に 出 た 大 卒 者 が ど の 程 度 県 内 に 戻 っ て く る か 把 握 は 難 し い が 、印 象 と し て は 少 数 。 東 北 出 身 者 で 仙 台 の 大 学 を 卒 業 し た 学 生 が 仙 台 に 就 職 す る ケ ー ス も 散 見 さ れ る 。

4 . そ の 他

・ 実 践 型 地 域 雇 用 創 造 事 業 に つ い て 、 自 治 体 が 事 業 計 画 を 練 る こ と の 難 し さ は あ る が 、 地 域 雇 用 開 発 支 援 ワ ー キ ン グ チ ー ム に 構 想 書 作 成 前 に 入 っ て も ら え る の で 、 他 の 同 様 の 事 業 に 比 べ れ ば 動 き は 取 り や す い 。 企 業 の セ ミ ナ ー ニ ー ズ の 把 握 な ど は 、 自 治 体 独 自 の 予 算 を 使 う し か な い 部 分 も あ る 。

以 上

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気 仙 沼 市 産 業 部 産 業 再 生 戦 略 課

イ ン タ ビ ュ ー 日 時 :20161221000~1230

イ ン フ ォ ー マ ン ト : 主 幹 兼 企 業 戦 略 係 長 、 企 業 戦 略 係 主 査 、 ハ ロ ー ワ ー ク 気 仙 沼 求 人 支 援 員 ( 元 事 業 推 進 員 )

イ ン タ ビ ュ ア ー : 高 見 、 高 橋

1 . 実 践 型 地 域 雇 用 創 造 事 業 の 取 組 み と 効 果

( 1 ) 事 業 の 計 画

・ 実 践 型 地 域 雇 用 創 造 事 業 の 事 業 タ イ ト ル は 「 気 仙 沼 振 興 ・ 新 産 業 創 生 プ ロ ジ ェ ク ト 」 で あ る 。 平 成 2 5 ~ 2 7年 度 の 事 業 実 施 。

・ 地 域 重 点 分 野 は 、「 観 光 」、「 食 」、「 エ ネ ル ギ ー 」 の 3分 野 で あ る 。 東 日 本 大 震 災 の 影 響 で 企 業 活 動 が 停 止 し 、 同 時 に 雇 用 の 場 を 失 っ た こ と か ら 、 基 幹 産 業 の 水 産 関 連 産 業 や 観 光 関 連 産 業 の 早 期 復 旧 と 新 産 業 分 野 の 創 出 ( エ ネ ル ギ ー 分 野 等 ) に よ っ て 雇 用 の 場 の 復 元 を 目 指 し た 。

・ 水 産 加 工 分 野 で は 、 震 災 前 か ら 後 継 者 の 確 保 が 難 し い と い う 問 題 は あ っ た が 、 震 災 後 に よ り 深 刻 化 し 、 新 た な 事 業 を は じ め よ う と し て も 人 材 が 集 ま ら な い 状 況 が 続 い て い た 。

・ 観 光 分 野 で は 、 震 災 前 に 年 間 250 万 人 の 観 光 客 数 が 訪 れ て い た と こ ろ 、 震 災 に よ っ て 大 幅 に 減 少 し た 。 観 光 客 の 回 復 は 喫 緊 の 課 題 だ が 、 震 災 以 前 か ら 物 見 遊 山 的 な 観 光 の あ り 方 を 長 期 滞 在 型 観 光 、 着 地 型 観 光 に 変 え て い か ね ば な ら な い と い う 課 題 を 抱 え て い る 。

・ エ ネ ル ギ ー 分 野 は も と も と 気 仙 沼 の 地 場 産 業 で は な い が 、 送 電 施 設 の 被 害 に よ る 長 期 停 電 を 経 験 し た こ と な ど か ら 、 エ ネ ル ギ ー を 地 域 内 で 自 給 し て い く こ と の 重 要 性 を 認 識 し 、 太 陽 光 発 電 等 を 含 め 再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー の 活 用 に 取 り 組 ん で い る 。

・ 平 成 2310月 に 市 は 「 気 仙 沼 市 震 災 復 興 計 画 」 を 策 定 し て お り 、 こ の 計 画 の 柱 と リ ン ク さ せ る 形 で 実 践 事 業 の 計 画 を 構 想 し た 。

・ セ ミ ナ ー の 内 容 に つ い て は 構 想 段 階 で 宮 城 県 か ら 他 地 域 の 取 組 事 例 の 情 報 を 得 た り 、 商 工 会 議 所 や 経 済 関 係 団 体 か ら 、 必 要 な 内 容 の セ ミ ナ ー が あ る が 、 自 分 た ち が 実 施 で き て い な い も の が あ る と ア ド バ イ ス を 受 け た の で 、 そ れ ら を 組 み 合 わ せ て 計 画 を 立 て た 。

( 2 ) 雇 用 拡 大 メ ニ ュ ー の 取 組 み と 効 果

・ 食 分 野 ・ 観 光 分 野 で は 、 商 品 開 発 を 行 う に あ た っ て の ノ ウ ハ ウ を 学 ぶ セ ミ ナ ー を 行 っ た 。

・ 観 光 分 野 で は 、 市 が ど う や っ て 観 光 で 生 き て い く か を 考 え る た め 、 事 業 期 間 だ け で な

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く 、 事 業 が 終 わ っ た 後 の 体 制 も 視 野 に 入 れ 、 組 織 の 立 ち 上 げ を 含 め 土 台 に な る よ う な セ ミ ナ ー を 行 っ た 。 そ れ ま で の 観 光 は 、 宿 泊 施 設 な ど 事 業 者 が 各 々 で 観 光 客 を 連 れ て き て い た が 、 地 域 全 体 で 交 流 人 口 を 増 や し て 、 地 域 が ど う 潤 う か と い う 観 点 で 観 光 を 行うことを検討した。そうした DMO(Destination ManagementMarketing Organization) の 考 え 方 を 学 ぶ た め の セ ミ ナ ー を 行 っ た 。 例 え ば 、 大 手 旅 行 会 社 か ら の 講 師 を 招 き 、 持 続 可 能 な 観 光 振 興 の あ り 方 や 、DMO の 概 念 な ど に つ い て 計 4 回 の セ ミ ナ ー を 実 施 し て も ら っ た 。

・ 観 光 コ ン ベ ン シ ョ ン 協 会 や 関 係 団 体 か ら 声 が け を し て も ら っ た こ と も あ り 、 観 光 分 野 の 事 業 所 の 集 ま り は 良 か っ た 。 セ ミ ナ ー の 受 講 者 か ら は 、 観 光 と は 何 な の か を 再 認 識 す る 意 味 で 重 要 な 機 会 に な っ た 。 気 仙 沼 の ウ リ は 何 か に つ い て 参 加 者 で 話 し 合 う こ と で 新 た な 気 付 き が あ っ た な ど の 声 も あ っ た 。

・ 食 分 野 に つ い て は 、「 魅 力 あ る 商 品 づ く り 実 践 事 業 」「 食 の ブ ラ ン ド 推 進 事 業 」「 販 売 促 進 ・ 販 路 開 拓 推 進 事 業 」 を 実 施 し た 。 重 な り の あ る 内 容 で 、 体 系 的 に 学 べ る よ う に 講 座 を 組 ん だ 。参 加 者 は 若 手(30代 、40代 )が 多 く 、決 定 権 の あ る 経 営 層 の 参 加 が な か っ た の で 、 学 ん だ こ と を す ぐ に 実 行 し て み よ う と ま で は な ら ず 、 即 効 性 は な か っ た か も し れ な い 。

・ 食 の ブ ラ ン ド 化 や 商 品 化 、 付 加 価 値 を つ け る セ ミ ナ ー は 、 他 所 で も 多 く 実 施 さ れ て い る が 、 出 口 支 援 、 販 路 拡 大 に つ い て の セ ミ ナ ー は 他 に あ ま り 見 ら れ な い 。「 販 売 促 進 ・ 販 路 開 拓 推 進 事 業 」 は 、 顧 客 と の コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン に つ い て の 内 容 も あ り 実 践 的 な 内 容 な の で 、 よ り 多 く の 企 業 の 参 加 を 促 し た 。

・ 水 産 加 工 業 に は 自 主 的 に セ ミ ナ ー に 出 る と い う 姿 勢 が 薄 く 、 声 が か か っ て か ら 参 加 す る 姿 勢 だ っ た の で 、 事 業 推 進 員 は 苦 労 し た 。 企 業 は 震 災 か ら 3 年 目 で 元 に 戻 す こ と に 精 一 杯 だ っ た の で 、134時 間 、計 4回 の セ ミ ナ ー に 参 加 す る と な る と 負 担 は 大 き く 、 集 ま り は 良 く な か っ た 。

・ 震 災 に よ っ て 、 ス ー パ ー の 棚 か ら 地 元 企 業 の 商 品 が 無 く な り 、 他 の メ ー カ ー の 商 品 に 埋 め ら れ 取 っ て 代 わ ら れ て し ま っ た 。 そ れ を 取 り 返 す の は 大 変 な 努 力 が 必 要 で あ り 、 同 じ も の で は 取 り 返 せ ず 、 商 品 に 付 加 価 値 を つ け 、 気 仙 沼 で し か 作 れ な い も の を つ く る し か な い 。

・「 食 の ブ ラ ン ド 推 進 講 座 」で は 大 手 食 品 会 社 か ら の 講 師 を 招 き 、マ ー ケ テ ィ ン グ な ど の セ ミ ナ ー を 行 っ た 。 中 小 企 業 は マ ー ケ テ ィ ン グ ま で は 手 が 回 ら な い の で 、 マ ー ケ テ ィ ン グ の 考 え 方 に 触 れ 、 気 付 き が あ っ た 。

・「 魅 力 あ る 商 品 づ く り 実 践 事 業 」 の 雇 用 創 出 効 果 は 大 き く 、3年 間 で 目 標 値 の 3倍 で あ る 31名 の 雇 用 が 生 ま れ た 。特 に 水 産 加 工 分 野 で の 雇 用 を 創 出 し 、例 え ば セ ミ ナ ー を 受 講 し た 市 内 水 産 加 工 会 社 は 、 新 た に18名 の 人 を 採 用 し て い る 。

・ エ ネ ル ギ ー 分 野 で は 、 再 生 可 能 エ ネ ル ギ ー の 種 類 や 活 用 方 法 、 補 助 金 等 の 説 明 や 、 最 新 情 報 を 提 供 し 、 今 後 の 事 業 展 開 や 創 業 に 役 立 て て も ら っ た 。 参 加 企 業 は 太 陽 光 設 備

(17)

の 販 売 業 者 や 、 宿 泊 施 設 な ど で あ り 、 屋 上 に 太 陽 光 パ ネ ル の 設 置 を 検 討 し て い た ホ テ ル な ど に 同 セ ミ ナ ー が 役 立 っ た 。

( 3 ) 人 材 育 成 メ ニ ュ ー の 取 組 み と 効 果

・ 観 光 に つ い て は 、 ガ イ ド の 育 成 、 創 業 を 想 定 し て 計 画 を 立 て た 。 観 光 関 係 の セ ミ ナ ー は 受 講 者 が よ く 集 ま っ た 。 農 村 ・ 漁 村 の 景 観 や そ の 地 域 な ら で は の 体 験 を 楽 し む 観 光

「 グ リ ー ン ・ ツ ー リ ズ ム 」、旅 行 な ど 観 光 を 通 じ て 健 康 回 復 ・ 増 進 を は か る「 ヘ ル ス ツ ー リ ズ ム 」 に つ い て 、 そ れ ぞ れ イ ン ス ト ラ ク タ ー 養 成 講 座 を 実 施 し た 。

・ 食 分 野 で は 、 食 品 衛 生 な ど の 基 礎 知 識 を 得 る こ と が で き る セ ミ ナ ー や ホ ー ム ペ ー ジ 立 ち 上 げ な ど の IT 実 践 講 座 を 行 っ た 。IT 実 践 講 座 は ハ ロ ー ワ ー ク の パ ソ コ ン 講 座 (3 ヶ 月 ) よ り も 短 期 (10日 程 度 ) に 基 礎 ス キ ル を 習 得 で き る た め 、 パ ソ コ ン を 触 る こ と は で き る が 、 き ち っ と 覚 え た い と い う 人 か ら 人 気 が あ っ た 。

・ エ ネ ル ギ ー 分 野 で は 「 木 質 バ イ オ マ ス 担 い 手 育 成 セ ミ ナ ー 」 を 行 っ た 。 市 に 木 質 バ イ オ マ ス プ ラ ン ト が で き た こ と と 、 森 林 環 境 の 整 備 を 推 進 す る 市 の 計 画 に 合 わ せ 、 森 林 事 業 に 取 り 組 む 人 材 の 育 成 セ ミ ナ ー を 行 っ た 。 具 体 的 に は チ ェ ー ン ソ ー を 使 っ た 伐 倒 の 講 習 、 集 材 ・ 搬 出 の 講 習 、 バ ッ ク ホ ー を 使 っ た 作 業 道 の 敷 設 の 講 習 を 行 っ た 。 未 経 験 者 や 女 性 も セ ミ ナ ー に 参 加 し た 。 受 講 者 は 自 伐 林 業 チ ー ム 「 八 瀬 の 森 救 援 隊 」 等 に 就 職 し た 。

・ セ ミ ナ ー の 修 了 証 を 発 行 し て お り 、 受 講 者 の 意 欲 の 指 標 と し て 就 職 活 動 に 役 立 っ た 。

・ 人 材 育 成 メ ニ ュ ー の 受 講 者 の 属 性 に 偏 り は な い が 、IT 関 係 の セ ミ ナ ー に は 50 代 が 多 か っ た 。

( 4 ) 雇 用 創 出 実 践 メ ニ ュ ー の 取 組 み と 効 果

・ 着 地 型 観 光 の モ デ ル コ ー ス を 提 案 す る パ ン フ レ ッ ト 「 気 仙 沼 さ 来 て け ら い ん 」 を 作 成 し た 。 漁 具 店 で イ サ ダ 漁 に 使 う 組 紐 を 使 っ た ブ レ ス レ ッ ト 作 り や 、 め か ぶ 狩 り 体 験 ツ ア ー 、 サ メ の 歯 を つ か っ た キ ー ホ ル ダ ー 作 り な ど が 提 案 さ れ た 。

・ 食 品 の メ ニ ュ ー 開 発 に つ い て は 、 地 元 の 事 業 者 と 相 談 し な が ら 進 め た 。 気 仙 沼 唐 桑 産 の 大 唐 桑 と 、 気 仙 沼 大 島 産 の ゆ ず を 使 い 、 気 仙 沼 お 菓 子 組 合 と 協 議 会 で 「 気 仙 沼 産 の 大 唐 桑 ・ ゆ ず を 使 っ た マ ド レ ー ヌ (2種 類 )」 を 共 同 開 発 し た 。

・ ヨ シ キ リ ザ メ の 肉 ( 単 価 が 安 い ) を 加 工 し た レ シ ピ の 開 発 を 目 指 し た が 、 サ メ 肉 に は ア ン モ ニ ア 臭 が あ る た め 、 難 航 し た 。 最 終 的 に は 老 舗 の 市 内 か ま ぼ こ 店 と 共 同 で さ つ ま 揚 げ を 開 発 し た 。そ の 他 、モ ウ カ ザ メ の 身 を ラ ー 油 で 漬 け 込 ん だ「 じ ょ ー ず ラ ー 油 」、 同 じ く モ ウ カ ザ メ の み を 使 っ た 南 蛮 漬 け で あ る 「 カ ピ タ ン 漬 け 」 が 開 発 さ れ た 。

・ レ シ ピ は 支 援 員 が た く さ ん つ く り 、 そ こ か ら あ る 程 度 絞 り 込 む 形 で 行 っ た 。

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2 . 事 業 期 間 終 了 後 の 状 況

・ 観 光 分 野 で は 、 市 全 体 が 一 体 と な っ た 推 進 体 制 で あ る 「( 仮 ) 気 仙 沼 観 光 推 進 機 構 」 の 設 立 に 向 け 設 立 準 備 会 を 立 ち 上 げ 、 日 本 版 DMO(Destination Management Marketing Organization) の 構 築 に 向 け 取 り 組 ん で い る 。

・ 雇 用 拡 大 メ ニ ュ ー の 「 食 の ブ ラ ン ド 推 進 講 座 」 を 受 講 し た 事 業 者 の 中 に は 、 セ ミ ナ ー が 終 わ っ た 後 も セ ミ ナ ー の 講 師 か ら 商 品 開 発 の ア ド バ イ ス を も ら い 、 メ カ ジ キ の 煮 付 け な ど の 商 品 を 開 発 し て い る 。

・「 ヘ ル ス ツ ー リ ズ ム イ ン ス ト ラ ク タ ー 養 成 講 座 」の 講 師 の ア ド バ イ ス を 受 け な が ら 、観 光 関 係 団 体 等 が 気 仙 沼 の 食 と 自 然 を 活 か し た ツ ア ー 等 を 企 画 す る 「 気 仙 沼 ヘ ル ス ツ ー リ ズ ム 協 議 会 」 を 立 ち あ げ た 。 元 実 践 支 援 員 が こ こ の 事 務 局 員 と し て 働 い て い る 。

・ 人 材 育 成 メ ニ ュ ー の 「 木 質 バ イ オ マ ス 担 い 手 育 成 セ ミ ナ ー 」 は 、 事 業 終 了 後 も 2015 年 に 立 ち 上 げ ら れ たNPOリ ア ス の 森 救 援 隊 が 同 内 容 の セ ミ ナ ー を 行 っ て い る 。

・ 実 践 メ ニ ュ ー で 開 発 さ れ た 観 光 商 品 の う ち 、 サ メ の 歯 を つ か っ た キ ー ホ ル ダ ー づ く り は 、「 ち ょ い の ぞ き 気 仙 沼 」 ツ ア ー の 一 つ と し て 体 験 で き る1

・ 開 発 さ れ た 食 品 メ ニ ュ ー の う ち 、「 気 仙 沼 産 の 大 唐 桑 ・ ゆ ず を 使 っ た マ ド レ ー ヌ (2種 類 )」 は 市 内 の8 社 が 製 造 ・ 販 売 し て い る 。

・ 他 に 、 老 舗 の か ま ぼ こ 店 と 共 同 で 気 仙 沼 さ つ ま 揚 げ を 商 品 開 発 し た が 、 現 在 は 災 害 復 旧 工 事 で 会 社 移 転 の た め 一 時 的 に 製 造 を 中 止 し て い る 。「 じ ょ ー ず ラ ー 油 」「 カ ピ タ ン 漬 け 」 も 商 品 化 さ れ て い る 。 い ず れ の 商 品 も ラ ベ ル に 市 の 観 光 キ ャ ラ ク タ ー 「 ホ ヤ ぼ ー や 」 を 使 う こ と が 商 品 化 の 条 件 と な っ て い る 。

・ 事 業 推 進 員 の 4 名 ( 補 助 員 含 む ) は 事 業 終 了 後 、 ハ ロ ー ワ ー ク 職 員 や 地 域 コ ミ ュ ニ テ ィ ー 関 連 等 の 仕 事 に 、実 践 支 援 員 は 、観 光 関 係 団 体 や 飲 食・販 売 の 仕 事 に つ い て い る 。

以 上

1 一 般 社 団 法 人 リ ア ス 観 光 創 造 プ ラ ッ ト フ ォ ー ム が 企 画 す る 、 気 仙 沼 の 仕 事 場 や 遊 び 場 を 体 験 で き る 観 光 プ ロ グ ラ ム 。 体 験 型 観 光 事 業 の 一 環 と し て 行 わ れ て い る 。

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【 山 形 県 長 井 市 】

ハ ロ ー ワ ー ク 長 井

イ ン タ ビ ュ ー 日 時 :20169114001530 イ ン フ ォ ー マ ン ト : 所 長 、 職 業 促 進 指 導 官

イ ン タ ビ ュ ア ー : 高 見 、 高 橋

1 . 管 轄 区 域 の 主 な 産 業 ・ 雇 用 機 会

・ 管 轄 は 、 長 井 市 、 小 国 町 、 白 鷹 町 、 飯 豊 町 の 13 町 か ら な っ て お り 、 山 形 県 の 南 西 部 に 位 置 す る 。 管 内 人 口 は 58 千 人 で あ り 、 山 形 県 内 で 最 も 小 規 模 な ハ ロ ー ワ ー ク で あ る 。

・ 管 内 の 主 な 産 業 は 製 造 業 で 、 総 生 産 の 3 割 を 占 め て お り 、 次 い で 、 サ ー ビ ス 業 、 運 輸 業 で あ る 。 製 造 業 の 中 で も 自 動 車 部 品 製 造 が 盛 ん で あ る 。 か つ て は 東 芝 系 の 会 社 が あ り 、 企 業 城 下 町 と 呼 ば れ て い た が 、 移 転 が 続 き 、3 年 ほ ど 前 に 最 後 ま で 残 っ て い た 東 芝 ラ イ テ ッ ク ㈱ ( 照 明 器 具 ・ 蛍 光 管 ) が 移 転 し た 。

・ 管 内 の 適 用 事 業 所 数 は 1,077事 業 所 、 被 保 険 者 数 は 15,855人 で あ る ( 平 成 287 月 末 現 在 )。

・ 管 内 に は 、300人 を 超 え る 規 模 の 企 業 は ほ と ん ど な い 。 長 井 の ケ ミ コ ン 山 形 ㈱1や 、 小 国 町 に あ る ク ア ー ズ テ ッ ク ㈱2が 大 き い が 、 い ず れ も 中 途 採 用 は ほ と ん ど せ ず 、 高 卒 の 新 卒 採 用 が 主 で あ る 。

・通 勤 圏 は 車 で 1020分 程 度 で 、隣 接 す る 川 西 町 、南 陽 市 か ら で あ れ ば 、山 を 越 え る 必 要 は な い た め 市 内 企 業 へ の 通 勤 が あ る 。 冬 に な る と 雪 の た め に 通 勤 時 間 は 倍 に な る 。 小 国 町 は 新 潟 に 出 や す く 、 長 井 で 仕 事 を 求 め る こ と は 少 な く 、 新 潟 の 関 川 村 等 に 通 勤 す る こ と が 多 い 。

2 . 地 域 に お け る 主 な 求 人 と 求 職 者 の 希 望 す る 仕 事

・有 効 求 人 倍 率 は 平 成 287月 末 現 在 1.26倍 で 、前 年 で 最 も 低 か っ た5 月 の 0.91倍 か ら 0.35 ポ イ ン ト 改 善 し て い る 。 山 形 県 全 体 は 1.30 倍 で あ る 。 求 職 者 が 著 し く 減 少 す る 一 方 で 、 求 人 数 が 増 え 、 ミ ス マ ッ チ の 解 消 が 求 め ら れ て い る 。 そ こ で 、 ミ ニ 面 接 会 や 会 社 見 学 会 な ど の 複 数 回 開 催 や 、 担 当 者 制 に し て 求 職 者 に 電 話 で 来 所 を 呼 び か け る 取 組 み (「 呼 び 出 し 相 談 」) な ど を 行 っ て い る 。

・ 正 社 員 有 効 求 人 倍 率 は 山 形 県 全 体 が0.80倍 で あ る と こ ろ 、1.10倍 と 県 内 で 最 も 高 い 。

・「 生 産 工 程 の 職 業 」の 有 効 求 人 数 は 176件 で あ り 、全 職 業 の 中 で 最 も 多 い 。同 職 業 の 求

1 コ ン デ ン サ ー を 製 造 す る 企 業 で あ る 。

2 小 国 町 に あ っ た 東 芝 セ ラ ミ ッ ク ス ( 半 導 体 の 素 材 の 製 造 ) を 買 収 し 、 合 併 し た 。

参照

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