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資料置場 原子核物理学

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Academic year: 2018

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(1)

粒子加速器

(2)

荷電粒子の加速とエネルギーの単位

0 V 1 V

電子

荷電粒子の加速:  基本的には電位差による加速 電子1つを1Vの電位差で加速させる

1電子ボルト (エレクトロンボルト1 electron volt: 1 eV )

1Vの定義は。。。。

導体の二点間を1クーロンの電荷を運ぶの1ジュールの仕事が必要となるときの、 その二点間の電圧 (V=J/C) 1 eV = 1.6 10-19 J

1Vの定義は。。。。

導体の二点間を1クーロンの電荷を運ぶの1ジュールの仕事が必要となるときの、 その二点間の電圧 (V=J/C) 1 eV = 1.6 10-19 J

CERN-LHC 7 TeV 陽子 * 7 TeV 陽子 FNAL-テバトロン 1 TeV 陽子 * 1 TeV 反陽子

DESY-HERA 980 GeV 陽子 * 27.6 GeV (陽)電子

BNL-RHIC 200 GeV 陽子 * 200 GeV 陽子 (500 GeV 陽子) J-PARC 50GeV 陽子

KEK-B 8 GeV 電子 * 3.5 GeV 陽電子 Spring-8 8 GeV 電子

東北大学・核理研 1.2 GeV 電子

筑波・タンデム加速器 20MeV 陽子等

アルファ線 数 MeV

ベータ線         < 数MeV

ガンマ線 数十 keV~MeV

TeV (テラeV、テブ)  =1012 eV GeV (ギガeV、ジェブ) =10 eV MeV (メガeV、メブ) =10 eV KeV (キロeV、ケブ) =10 eV

(3)

静電型加速器

コッククロフト-ウォルトン型加速器

KEK陽子加速器の前段加速器。到達エネルギー750 keV。 http://www.kek.jp/newskek/2002/marapr/evolt.html

(1932年、コッククロフトとウォルトンにより開発)

最高加速電圧はコンデンサーと整流器の 絶縁耐性によって決まる。 → 数MeV程度

p

7

Li

4

He

4

He

陽子を700 keVに加速し、原子核反応を観測

加速器を用いて観測した、最初の原子核反応

(4)

静電型加速器

ヴァンデグラーフ型加速器

Van de Graaf

(5)

例) 東工大バンデグラーフ加速器

最高到達エネルギー

陽子、重陽子 4.75 MeV 3He、4He、N、Ne 9.5 MeV

(6)

静電型加速器

タンデム型加速器

筑波大学・タンデム型加速器

http://web2.tac.tsukuba.ac.jp/uttac/

(7)

線形加速器

~

~

+ ー

~

ー→+

+→ー

1931年、スローン、ローレンスは30段の加速器で、水銀イオン 1.26 MeV への加速に成功

(8)

線形加速器

アメリカ・スタンフォード線形加速器センター(SLAC)

3 km, 電子を 45 GeV まで加速

東海村・J-PARC 大強度陽子加速器施設

陽子線形加速器 600 MeV まで加速

(9)

円形加速器

サイクロトロン

http://www.rist.or.jp/atomica/

m v

2

r =evB

p=m v =erB

T = 2  r

v =

2  m

eB

荷電粒子が均一な磁場中で運動する場合

遠心力

運動量

周期

周波数

f =

eB

2  m

サイクロトロン 周波数

・ 周波数は運動量に依存しない 粒子の電荷と質量

・ 均一磁場中に電極を配置し、 半周毎に電場を切り替え、加速

・ 加速と共に回転半径が広がり、

最高エネルギーで電極から飛び出す

・ サイクロトロンの限界

相対論的効果により、サイクロトロン周波数が変化 ビーム収束条件(高エネルギー時に磁場を弱くする)

→ 陽子の場合で約 20 MeV

(10)

サイクロトロンの歴史

1932年にローレンスによって開発された サイクロトロン(陽子を1MeV以上に加速)

The Physical Review 40 19 (1932)

Rutger大学のサイクロトロン

理研のサイクロトロン第2号機

(1944年)

http://www.kagakucafe.org/inoue100213.pdf 初期のサイクロトロン覚え書き(井上 信)

国内のサイクロトロンの多くは 戦後に破壊された

(11)

サイクロトロン続き

相対論的効果によるサイクロトロンの等時性の破れ

→ 加速周波数を調整 FMサイクロトロン

→ 磁場による調整(磁場を強くする)

+ ビーム集束性への考慮 AVFサイクロトロン

大阪大学 RCNP リングサイクロトロン(1974年)

http://www.sai-un.com/weblog/?p=158

理化学研究所 リングサイクロトロン(2006年) 超伝導方式のリングサイクロトロン

(12)

円形加速器

シンクロトロン

軌道半径を一定に保ちながら加速 →加速中に磁場強度を上げる

加速部分

軌道部分

粒子の軌道を曲げる

「位相安定性の原理」 ~

(ヴェクスラー,マクミラン 1945年)

粒子の周回周期に合わせ、加速電場を印加 Sより速く到達した粒子Aは、より強く加速され

→ 回転半径がSより大きく

→ 次の周期ではよりSにより近づく Sより遅く到達した粒子Bは、より弱く加速され

→ 回転半径はSより小さく

→ 次の周期ではよりSに近づく 点Sを安定点として復元力が働く

裳華房テキストシリーズ「原子核物理学」より

「強集束の原理」

(クーラン、リビングストン 1952年) 集束・発散を繰り返す事で、

全体として集束の効果を得る

アメリカ・ブルックヘブン国立研究所

Alternating Gradient Synchrotron (AGS)

(強集束型シンクロトロン)

1957年建設

http://www.bnl.gov/bnlweb/photos/strong-focusing-w.gif

(13)

BNL-AGS加速器

http://www.bnl.gov/bnlweb/history/AGS_history.asp

http://www.bnl.gov/bnlweb/history/images/AGS-5-141-57-sm.jpg

現在のBNL

AGS

AGSでの3大発見(ノーベル物理学賞) ミューオンニュートリノの発見

弱い相互作用におけるCP非保存の発見 J/ψ粒子の発見

(14)

その他のシンクロトロン

Large Hadron Collider LHC

テバトロン

フェルミ国立研

(FNAL)

CERN-LHC 半径 ~ 4km

FNAL-Tevatron テバトロン 半径 ~ 1km

(15)

相対論・運動学

ab  cd

2つの粒子が散乱して、終状態に二つの粒子をつくる場合

a

b

c

d

時間

p

a

= E

a

, p

a

p

b

= E

b

, p

b

p

c

= E

c

, p

c

p

d

= E

d

, p

d

ma2=Ea2−pa2

mb2=Eb2− pb2

mc2=Ec2−pc2

md2=Ed2−pd2

‐ 系全体のエネルギー

‐ 交換される粒子の4元運動量

‐ エネルギー・運動量保存側

s= pa pb2 q= pa− pc

pa pb= pc pd

(16)

衝突実験と固定標的実験

標的

ビーム

検出器

ビーム ビーム

同じ反応でも

(例:E GeV 陽子ビーム)

ab  cd

p

a

= E , p

p

b

= E ,− p

M

a2

=M

b2

= M

2p

= E

2

− p

2

p

a

= E , p

p

b

= M

p

, 0

M

a2

=M

2p

=E

2

− p

2

M

b2

= M

2p

系全体のエネルギーは?

(17)

散乱断面積: 固定標的

弾性散乱断面積

ab  ab

a b

[ m

2

]

粒子a からみた粒子b の「大きさ」 粒子a と 粒子 b の散乱断面積

I [ N/s ]

 [N /m

2

]

Y [ events/ s]=I⋅⋅

ab

標的「面」密度 ビーム強度

厚さ

d [ m ]

=d [m]⋅

0

[ N/ m

3

]

単位面積あたりの標的粒子 b の数

粒子 a からみると  単位面積あたりの標的粒子 b の個数は

それぞれが断面積

粒子 a が ”標的” と散乱する回数は

ビーム a が 標的 b と散乱する回数は

 [N /m

2

]

⋅

a b

[ N]

(18)

散乱断面積: 固定標的

例えば陽子陽子断面積を40mbとすると

p p  X

a b

[ m

2

]=40 [mb]=4×10

−30

[m

2

]

I [ N /s ]=10

8

[N /s ]

 [N /m

2

]

Y [ events/ s ]=I⋅⋅

ab

=10

8

[N /s ]⋅4×10

−2

[ N]=4×10

6

[events/s]

標的「面」密度 陽子ビーム

厚さ

d =0.2 [ m ]

=d [m]⋅

0

[ N/ m

3

]

単位面積あたりの標的粒子 b の数

 [N /m

2

]=0.08∗6.02×10

23

×10

6

[ N/m

3

]⋅0.2[ m]~1×10

28

[ N/m

2

]

⋅

a b

[ N]~1×10

28

[ N/m

2

]⋅4×10

−30

[ m

2

]=4×10

−2

[ N]

0

=0.08 [g /cm

3

]

液体水素:

1 mol=6.02×10

23

[ N]

pp

=40 mb

(19)

衝突型実験

n

a

[N]

バンチあたりの個数

完全にビーム同士が重なりあい、その面積は

“一つの衝突点で”バンチとバンチが1秒間に衝突する回数は

1秒間あたりに衝突する回数は

1回の衝突での断面積が

衝突回数は

n

a

×n

b

× f

pp

x

⋅

y

[ m

2

]

n

b

[ N]

n

a

[N]

n

b

[ N]

f [ Hz ]

Y = f n

a

⋅n

b

4 

x

y

pp

ルミノシティ: 

L= f n

a

⋅n

b

4 

x

y

I [ N /s ]=10

8

[N /s ]

参照

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