提 案 理 由 の 要 旨
平 成 2 3 年 3 月 1 日
第 2 回( 3 月) 上越市議会定例会
提 案 理 由 の 要 旨
本日ここに、平成 23 年第 2 回市議会定例会を招集し、新年度予算案を始めとする諸案件を 提案し、ご審議いただくに当たり、市政運営に対する私の所信と予算編成の基本的な考え方 及び重点施策などについて申し上げさせていただきます。
冒頭、今冬の大雪災害への対応につきましては、市民生活の安全・安心の確保を最優先に、 市道の除排雪と要援護世帯に対する除雪支援などを重点に取り組んでまいりましたが、本年 1月 30 日から 31 日にかけて全市域を対象に災害救助法が適用されるなど市民生活に大きな 影響が生じるところとなりました。まずもって、被災された皆様に心からお悔やみとお見舞 いを申し上げますとともに、広く内外の皆様からお寄せいただいている励ましのお言葉や心 温まる義援金などのご芳志に、改めて厚く感謝を申し上げます。
去る 2 月 4 日には、道路除排雪の委託料を始め、要援護世帯の除雪支援や重機貸出事業な ど災害救助関係予算の専決処分をさせていただいたところであり、引き続き万全の対応を図 ってまいりたいと考えております。
さて、昨年 3 月の市議会定例会において、私は、目指すべきまちの姿を「すこやかなまち」 としてお示しいたしました。そして、市長就任からこれまでの間、市民のすこやかな成長、 すこやかな暮らしが育まれる「すこやかなまち」の実現を目指し、市政運営に当たってきた ところであります。
一方、我が国経済は、景気の足踏みと失業率の高止まり状態が続いており、一部に持ち直 しに向けた動きもみられるものの、円高とデフレの影響による停滞から未だ脱却しきれてお りません。市内経済においても、景気や雇用の動向に緩やかながら回復の兆しが見られます が、依然として予断を許さない厳しい状況にあるものと認識しております。このため、当市 では、本年度におきましても国の追加経済対策と歩調を合わせた経済対策補正予算を 2 回に わたって編成するなど、地域経済の活性化と雇用の創出等に努めているところであります。
また、国と地方の関係につきましては、「地域主権」への変革が大きな課題として取り上げ られています。自立した自治体として、様々な行政需要や課題に対応し、自らの意思と責任 の下で解決していくことが、必要となってまいりますことから、基礎的な行政サービスの確 保はもとより、市町村合併に伴う様々な財政支援措置の終期を見据える中で、強固な行財政 運営の基盤を確立してまいりたいと考えているところであります。
こうした認識のもと、平成 23 年度予算の編成に当たっては、「『すこやかなまち』づくり への取組」の強化を基本方針として本年度見直しを行った第 5 次総合計画・基本計画と公 約に基づいて、施策の重点化と事業の選択を図ることといたしました。さらに、予算編成 の過程におきましても、重点施策の抽出と施策の方向性、優先度などを吟味し、効果的な 予算配分となるよう意を用いたところであります。
まず、分野横断的な様々な対応が必要となる『すこやかなまち』づくりの取組につきま して、主な施策を中心に体系的に整理して申し上げます。
信頼のおけるセーフティネットの構築
重点施策の 1 点目は、「信頼のおけるセーフティネットの構築」であります。市民のすこや かな暮らしを実現するためには、地域社会の暮らしを守り、子育て、教育、健康、医療、福 祉などを包括した信頼のおけるセーフティネットを構築していく必要があります。
そのため、引き続き子育て世帯の経済的負担を軽減し、安心して医療を受けることができ るよう医療費助成制度の充実に努め、また、子どもの発育・発達を理解し、保護者等が適切 に育児ができるよう、きめ細かな個別の支援体制を整備するなど、子育て・保育環境の改善 を図り、地域や学校との連携を深めながら「地域の子どもは地域で育てる」機運を醸成し、 子育て支援を充実してまいります。
健康づくりの面では、疾病の早期発見、早期治療が図られるよう各種健診の受診率を高め、 乳幼児期から高齢期までの一貫した保健指導体制をさらに充実させ、訪問や健康講座などを 通じて、市民の健康意識の向上に努めてまいります。また、慢性期医療を確保するため、上 越地域医療センター病院の機能充実を図るとともに、各医療機関との連携により、市民が安 心して医療を受けられる体制を整備するほか、重症化する疾病の予防に有効な予防接種事業 の充実にも取り組んでまいります。
介護の関係では、障害のある人や高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らすことができる よう、地域における各種福祉サービスの充実を図るとともに、介護予防事業では地域の実態 に見合ったより効果的な訪問を行うなど、意を用いたところであります。
また、市民主体のまちづくりを進める観点からは、消防団活動の支援を始め、地域におけ る「自助」「共助」の活動を広めるため、防災士の養成や自主防災組織の育成強化に引き続き 取り組むとともに、防災行政無線の整備など、地域防災力の更なる充実を図ってまいります。 防犯対策では、地域住民による自主防犯活動の活性化を促しながら、リーダーとなる人材の 育成など、犯罪の防止に配慮した安全で安心な地域社会の実現に取り組んでまいります。
さらに、中山間地域における集落の暮らしを守る施策も一層の充実を図り、本年度スター
トした集落支援モデル事業について、集落づくり推進員を増員するなど拡充し、本年 7 月か ら本格導入したいと考えております。さらに、地域活動支援事業につきましては、初年度の 成果や課題を踏まえつつ、地域住民の自発的・主体的な取組を支援してまいります。
新しい産業・雇用の創出
2 点目は、「新しい産業・雇用の創出」であります。すこやかな暮らしを営むためには、暮 らしの糧を得ることができるという安心感を根底に、働くことを通じて生きがいを享受でき る雇用の場が不可欠であります。
そのため、社会経済情勢の変化へ柔軟に対応できる、粘り強い産業構造を構築していくこ とが必要であり、当市の地理的優位性等を生かした企業誘致を引き続き展開するとともに、 産学連携や農商工連携を一層推進し、ものづくり産業の活性化を支援してまいります。また、 当市の顔でもある中心市街地を活性化し、にぎわい創出と交流拡大を図るため、その核とな る事業について、商店街や地域住民、関係機関と連携した取組を進めてまいります。
雇用面では、当市の将来を担っていく若者に就労の場が確保されることが喫緊の課題であ ります。ハローワーク上越など関係機関との連携を強化し、新卒者、若年者の働く意欲や職 業能力の向上を促すとともに、受け手となる企業においてもより多くの雇用が発生するよう、 施策の充実を図ることといたしました。あわせて、ふるさと雇用再生特別基金等を活用して、 130 人の就業機会を創出するなど、雇用の安定に意を用いたところであります。
さらに、平成 27 年春の北陸新幹線開業を見据え、新たなビジネスチャンスや交流人口拡大 のメリットを市内経済に波及させていく好機を最大限生かすため、今から取組を進める必要 があります。新たな観光振興 5 か年計画に基づき、観光をリーディング産業として育てるこ とを目指し、広く内外に向けて当市の認知度を高めてまいりたいと考えております。
当市の基幹産業であります農業の分野におきましても、中山間地域の農業振興を図るため、 引き続き、集落間連携の取組を推進するとともに、集落の共同取組活動や農地の利用調整の ほか、農業機械の共同化などの調整機能を担う地域マネジメント組織が構築されるよう努め てまいります。また、水田の有効活用による食料自給率の向上と農業者の経営安定確保に向 け、農業者団体と協力して、新年度に本格実施される農業者戸別所得補償制度への加入を促 進してまいります。
生活・都市基盤ネットワークの最適化
3 点目は、「生活・都市基盤ネットワークの最適化」であります。すこやかな暮らしを支え るためには、慣れ親しんだ土地や愛着のある土地で暮らしを営み、様々な人々と触れ合うこ
とのできる場所の確保が必要であります。
そのため、北陸新幹線の開業を見据え、関係機関等とともに「(仮称)新幹線まちづくり推 進連携会議」を設置し、開業効果を最大限に発揮できるまちづくりの取組を進め、人が輝く
「住み続けたいまち」、「選ばれるまち」の基盤を整えてまいります。
さらに、当市の新たな玄関口となる新幹線新駅周辺地区では、駅利用者の利便性向上に向 けた信越本線移設事業の実施設計を始め、新たに駅前広場の実施設計にも着手するなど、ま ちなみ検討会議で取りまとめた「百年先も愛される 越後百会
え ち ご ひ ゃ く え
のまちづくり」に向けた事業 を展開することとしております。
また、市民生活に密着した都市基盤の整備も重要であり、安全・安心な暮らしの基礎とな る身近な生活関連道路の整備を進めるとともに、今後の市道整備の羅針盤となる道路整備計 画を策定いたします。下水道事業につきましては、引き続き着実な整備と接続の促進に努め、 経営の安定化を図ってまいります。
一方、公共施設の耐震化につきましては、順次、耐震診断と整備を進めてきたところであ りますが、基準を満たしていない施設の改修を進め、安全性を高めてまいります。このほか、 老朽化が進む橋梁の点検、修繕を実施するとともに、橋梁維持管理計画に基づく有間川橋の 架け替え及び農業集落排水処理施設の機能強化対策工事等を実施するなど、生活に関連する 公共施設の長寿命化にも積極的に取り組むことといたしました。
暮らしを通じた「生きる力」の習得
4 点目は、「暮らしを通じた『生きる力』の習得」であります。市民自らが、すこやかな暮 らしを育むために必要となる知識や感性、創造性などを習得し、生かしていくことができる よう支援していくことが大切であります。
そのため、学校教育では、小学校での新学習指導要領の完全実施及び中学校での移行措置 を受け、子どもたちの確かな学力や、豊かな心、健やかな体を育む教育を推進するとともに、
「上越カリキュラム」に基づき、郷土を愛し、郷土に生きる子どもたちの育成に取り組んで まいります。また、職場体験を全ての中学校で実施し、キャリア教育の一層の充実を図るほ か、情報教育環境、特別支援教育、就学援助制度などを重点的に拡充したところであり、地 域や地元大学との連携による地域ぐるみの取組にも意を用いるなど、学校教育の質が総合的 に高まるよう十分配慮いたしました。
教育環境の整備では、学校施設の耐震化計画に基づく耐震補強工事や大規模改造工事等を 引き続き実施し、児童生徒の安全・安心の確保に努めてまいります。
さらに、地域に密着した社会教育活動の充実を図るため、市民の一人一人が「いつでも、
どこでも、だれでも」学ぶことができるよう、公民館を中心とした、全市的な活動体制の見 直しを行います。また、「家庭、学校、地域」が一体となった活動を通して、青少年の健全育 成を推進する「地域青少年育成会議」を引き続き支援してまいります。
また、当市には、地域特有の文化である高田瞽女や、まちの記憶を残す歴史的建造物など、 誇るべき歴史と文化があります。これらに光を当て、将来へ継承していくため、引き続き市 民との連携に努めるとともに、文化団体相互が情報などを共有する文化ネットワークの構築 など、市民の文化活動が活性化し、地域が輝くための取組を推進してまいります。
以上、新年度予算における重点的な取組につきましてご説明いたしましたが、これらの新 たなまちづくりを将来にわたり実現していくためには、強固な行財政基盤の確立が不可欠で あります。
当市の財政状況を示す指標は、全般的には改善傾向にあるものの、経常収支比率は高止ま り、また、財政力指数、経常一般財源比率も特例市平均に及ばない水準にあることから、財 政構造の硬直性と財務体質の脆弱性を有していると認識しております。さらに、主要な一般 財源である普通交付税等は、平成 27 年度から合併算定替による特例措置が段階的に廃止され、 平成 32 年度以降は、現在の交付額に比べ約 80 から 90 億円が減少する見込みであります。
一方、平成 27 年度に至るまでの間には、北陸新幹線関連事業などへの投資が控えているこ とに加え、土地開発公社の債務問題への対応など財政健全化を進める上での課題も多く、将 来の負担軽減を図る計画的な財政運営が急務となっています。
このため、本年度実施した事務事業の総ざらいで明らかとなった行財政運営上の諸課題に ついて、その解消に向けた取組を第 4 次行政改革大綱に位置付けた上で、総ざらいの理念や 手法を継承しながら、今後も事務事業の必要性や緊急性などについて不断の評価、検証を行 うとともに、政策判断から予算編成に至るプロセスの確立を含め、計画的な行財政運営を実 践することとしております。また、中期財政計画や定員適正化計画等の主要計画につきまし ても、策定又は見直しを行い、それらを第 4 次行政改革大綱のアクションプランとなる行政 改革推進計画や今後の予算編成に反映したいと考えております。
また、地域事業費の在り方につきましては、平成 27 年度以降も見通す中で、地域協議会 の皆さんとの丁寧な議論を重ねながら、検討を進めてまいります。
さらに、行政改革の大きな課題の一つである公の施設の統廃合につきましては、施設の設 置経緯や利用状況等も十分に勘案した上で、議会や市民の皆さんと議論をさせていただきな がら、具体的な統廃合計画を策定してまいりたいと考えております。第三セクターの見直し につきましても、今後の施設の在り方と密接な関係にあることから、公の施設の統廃合と並
行して、基本的な方針を策定してまいります。
以上、『すこやかなまち』づくりの取組を申し上げましたが、これらの内容を含む平成 23 年度予算全般の概要につきまして、具体的にご説明いたします。
平成 23 年度予算は、基礎的な行政サービスの提供を確保するとともに、先ほどご説明いた しました第 5 次総合計画と公約に基づく重点施策を推進するために必要な経費を計上したも のでありますが、特に以下の観点について意を用いながら編成にあたりました。
その第一は、限られた財源の効率的・効果的な配分であります。先に行った事務事業の総 ざらいの理念を踏まえ、個々の事業の要求段階において改めて検討と精査を加え、全会計の 主な事業で 109 事業の廃止又は見直しを行い、前年度当初予算との比較で約 2 億 5, 000 万円 の経費縮減を図りました。また、このうち 92 事業、約 1 億円は、事務事業の総ざらいによる 評価結果に基づくものとなっております。
第二は、将来的な行政需要への備えと財政健全化に向けた対応であります。新年度予算で は、人件費を始め経費の縮減を図るとともに、退職手当債の全部と交付税措置のない市債の 一部を発行せず、後年度の財政負担軽減を図ることといたしました。その結果、臨時財政対 策債等を除いた、通常分の市債残高は、平成 23 年度当初予算時点での年度末残高見込みで、 前年度に比べ 34 億 5, 000 万円余り削減したところであります。さらに、特定目的基金からの 繰入金を財源として活用するとともに、財政調整基金も平成 23 年度当初予算時点での年度末 残高見込みで 57 億円余りを確保したところであります。
第三は、経済対策の視点を考慮した予算編成であります。新年度予算の編成作業が、国の 平成 22 年度補正予算関連のきめ細かな交付金等を活用した、平成 22 年度 1 月補正予算の編 成作業と同時期になったことから、補正予算の中に将来の計画事業を前倒しするとともに、 補正予算と新年度予算が一体となることによって切れ目のない経済対策の効果が現れるよう、 編成を進めてまいりました。
その結果、平成 23 年度一般会計歳入歳出予算規模は 1, 110 億 6, 648 万円(以下、万円未満 省略)で、前年度当初予算に比べて 28 億 5, 037 万円、2. 6%の増となり、市制度融資預託金 や借換債を除いた実質的な予算規模は 947 億 6, 726 万円で、前年度当初予算に比べて 29 億 5, 400 万円、3. 2%の増となりました。また、企業会計を含む特別会計の予算額は 767 億 3, 831 万円で、一般会計と特別会計の総額では、1, 878 億 479 万円となり、前年度当初予算に比べ 2. 0%の増となりました。
なお、先の市議会 1 月臨時会で議決いただいた約 23 億円の追加経済対策補正予算は、その 大半を新年度に繰り越して執行することから、平成 23 年度当初予算と相まった、いわゆる
15 か月予算としての一般会計の予算規模は約 1, 133 億円となるものであります。中でも経済 対策の柱となる普通建設事業費につきましては前年度の 15 か月予算との比較で 16. 9%増の 約 155 億円を予算措置したところであり、長期化する景気低迷から脱却し、活力ある地域経 済の復活に資するものと考えております。
続いて、会計ごとに主な事業を中心にその概要をご説明いたします。
〇 議案第 10 号は、平成 23 年度上越市一般会計予算であります。 まず、歳入についてであります。
歳入の根幹を成す市税は、前年度当初予算に比べ 3. 3%増( 以下、予算関係の増減率は前 年度当初予算比) の総額 265 億 3, 969 万円を計上いたしました。
主な税目の現年課税分につきまして、その概要をご説明いたします。
個人市民税は、景気回復の兆しがうかがえるものの、個人市民税の大半を占める給与所 得の回復に結びつくには時間がかかる見込みであることから、4. 0%減の 84 億 5, 209 万円 を計上いたしました。
法人市民税は、一部の大手事業所などに業績回復の傾向が見られることから、55. 9%増 の 24 億 298 万円を計上いたしました。
固定資産税は、地価下落が続いている土地では 0. 5%減の 40 億 7, 779 万円を計上し、家 屋では新増築家屋の増加により 1. 3%増の 54 億 5, 933 万円を、また、償却資産では施設等 の更新や新規投資等を見込み、8. 6%増の 29 億 4, 087 万円をそれぞれ計上いたしました。
軽自動車税は、軽四輪乗用車の増加が頭打ちとなり、原付自転車や軽四輪貨物等が減少 するものと見込み、0. 3%減の 4 億 7, 902 万円を計上いたしました。
市たばこ税は、健康志向の高まりにより消費本数の減少が見込まれるものの、新税率の 通年適用により税収が増加するものと推計し、3. 8%増の 12 億 5, 547 万円を計上いたしま した。
都市計画税は、固定資産税に準じて 0. 5%増の 11 億 543 万円を計上いたしました。 地方譲与税は、平成 22 年度の決算見込み及び国が示した地方財政計画の伸び率等を基に 積算し、12. 4%減の 11 億 220 万円を計上いたしました。
利子割交付金などの交付金も、地方譲与税と同様に平成 22 年度の決算見込み及び国が示 した地方財政計画の伸び率等を参考に計上いたしました。
地方交付税は、3. 4%増の 275 億 3, 000 万円であります。このうち普通交付税は、国全体 の交付総額で増額となることから、前年度比 5. 4%増、交付決定額に対して 2. 1%増の 252 億円を、また、特別交付税は、交付税総額に占める割合が 6%から 5%に減少することから、
前年度比 14. 7%減の 23 億 3, 000 万円を計上いたしました。
使用料及び手数料は、前年度とほぼ同額の 19 億 3, 528 万円を計上いたしました。 国庫支出金は、子ども手当の拡充や生活保護費負担金の増などに伴い 27. 3%増の 114 億 5, 846 万円を計上いたしました。
県支出金は、6. 9%減の 59 億 5, 938 万円を計上いたしました。
財産収入は、土地売払収入など、4 億 6, 904 万円を計上いたしました。
繰入金は、火力発電所立地関連地域振興基金など特定目的基金から繰り入れて事業財源 とするほか、予算の収支の均衡を図るため財政調整基金から 9 億 5, 000 万円の繰入れを行 ったことにより 95. 7%増の 14 億 3, 368 万円を計上いたしました。
繰越金は、前年度の実質収支の見込額等を計上いたしました。
市債は、借換債の増額等により前年度比 8. 8%増の 125 億 606 万円を計上いたしました。 退職手当債は発行せず、また、臨時財政対策債は、14. 0%減の 49 億 8, 920 万円を見込んだ ところであります。市債の発行に当たっては、従来どおり普通交付税措置がある優良市債 を中心とした活用に努めてまいります。
このほか、各歳入項目につきましても、それぞれ平成 22 年度の決算見込みや推移などを 精査し、計上したところであります。
次に、歳出の概要をご説明いたします。
〇 議会費は、6 億 9, 938 万円で 29. 5%の増であります。
本年 6 月に地方議会議員年金制度の廃止が予定されていることから、その経過措置とし ての給付に要する経費を計上したほか、政務調査費、視察関係経費など議会活動に必要な 経費等を計上いたしました。
〇 総務費は、138 億 7, 498 万円で 6. 2%の減であります。
公の施設の整理再編につきましては、現行の「第 1 次統廃合計画」を更に掘り下げた「第 2 次統廃合計画」を策定するとともに、第三セクターの見直し方針を策定いたします。
バス路線の関係では、これまでの実証運行の実績を踏まえながら、生活交通の維持に向 けて、地域公共交通活性化協議会と連携し、効率的な路線の再編に取り組んでまいります。
安全・安心まちづくり推進事業では、上越市みんなで防犯安全安心まちづくり条例及び 推進計画に基づき、安全教室などの事業を継続し、地域の自主防犯活動の支援を行ってま いります。
土地開発公社の金利負担の増加や地価の下落による売却損等の発生により、公社経営の みならず市財政への支障が生じないよう、引き続き経営の健全化に取り組んでまいります。
昭和 46 年の市制施行以来、本年 4 月 29 日で節目の 40 年目を迎えることから、市民の皆 さんとともに、先人への感謝と今後の飛躍を誓うため、記念式典を挙行いたします。また、 式典当日には、小惑星探査機「はやぶさ」で貴重なサンプルを持ち帰るという壮大なプロ ジェクトを成功させた宇宙科学研究所の川口淳一郎教授をお招きして記念講演会を開催し、 夢のある新しいまちづくりの気運を高めていきたいと考えております。
広報事業では、的確でわかりやすい情報を発信するため、引き続き各種広報媒体の特長 を生かしながら、親しみやすい広報紙づくりに取り組むとともに、本年度に再構築した市 ホームページの効果的な運用を図ってまいります。また、キャッチボールトークを各地域 で開催するなど市民ニーズの把握に努め、市政運営に反映してまいります。
北陸新幹線の関係では、「新幹線まちづくり行動計画」に基づき、関係団体等との連携の 下、実行組織を立ち上げ、事業の推進を図ります。また、新幹線新駅周辺地区においては、 広域的な玄関口として必要な機能の集積を目指し、企業誘致やまちなみ形成を進めるため、 地権者の組織化を支援いたします。さらに、県や糸魚川市、妙高市、新潟県並行在来線株 式会社と連携しながら、新潟県並行在来線開業準備協議会において、利用促進事業や開業 に向けた準備を着実に行ってまいります。
旧第四銀行高田支店は、事務所としての活用に必要な改修を行い、趣のある建物を日常 的に公開するとともに、商店街のイベント会場としての活用など、中心市街地のにぎわい 創出につなげてまいります。また、市民団体などと連携して、雁木や町家など地域資源と しての歴史的建造物の保存と更なる有効活用を図ることとしております。
「まちづくり市民大学」につきましては、まちづくりの担い手となる人材の育成を目的 に実施してまいりましたが、市民主体の運営とするため、実施主体を市民団体に移行し市 民目線に立った講座等を実施することにより、まちづくりに対する市民意識の高揚を図る ことといたしました。また、これまで以上に参加しやすいボランティア活動メニューの開 発や情報提供等を行うことで、多くの市民が自発的に社会活動に参加する機会を創出して まいります。
交通安全対策の面では、交通死亡事故防止のために交通安全教育及び広報啓発活動を積 極的に展開するとともに、警察署等と連携を図り、交通安全指導の強化など、実効性のあ る対策を計画的、重点的に実施してまいります。
また、地域住民の発意に基づく、地域課題の解決や活力向上を図るため、引き続き各地 域自治区に地域活動資金を配分し、自主自立のまちづくりを推進いたします。
〇 民生費は、261 億 6, 716 万円で 9. 3%の増であります。
国民健康保険特別会計繰出金は、経済情勢等を勘案し、国保加入者の皆さんの急激な負
担増を緩和するため、法定繰出とは別に 3 億円の繰出しを行うことといたしました。 地域の身近な相談相手である民生委員・児童委員につきましては、活動報償金の額を改 定するなど、やりがいをもって地域で活動できる環境づくりを進めてまいります。
障害のある人が住み慣れた地域で安心して暮らせるように、利用者ニーズの高い行動援 護ヘルパーを養成するほか、日中活動の場として障害のある人の地域生活と社会参加を促 進するため、各種情報提供や相談、交流活動等の機会を提供する地域活動支援センターの 機能を強化するなど、地域における障害福祉サービスを充実してまいります。また、国の 制度改正に基づき、視覚障害のある人の移動支援に係る同行援護の創設やグループホー ム・ケアホーム入居者の居住に要する費用の助成を実施いたします。
また、高齢者が安心して暮らしていけるよう、見守り支援体制の充実と緊急通報装置貸 与事業の拡充を図るほか、日常生活用具助成事業につきましては、ひとり暮らし高齢者等 への住宅用火災警報器の給付を拡充し、期限となる本年 5 月までに全ての対象世帯で設置 が完了するよう重点的に取り組むことといたしました。なお、老人保健特別会計につきま しては、設置義務が本年度で終了することから、清算に伴う診療報酬等の必要経費を老人 保健特別会計清算事業に計上いたしました。
子育てと保育の関係では、3 歳未満の児童に対する子ども手当の額を月 7, 000 円引上げ、 2 万円に拡充するとともに、安心して子どもを生み育てられる環境を整備するため、こど も発達支援センターの体制強化と子育てひろばの拡充を図ってまいります。また、本年 4 月から柿崎区黒川黒岩・下黒川地区の保育園を統合するとともに、谷浜・桑取地区の保育 園の統合を進めてまいります。さらに、3 歳未満児の受入れ人数を増やすほか、自動体外 式除細動器の配備やエアコンの設置など保育環境の改善を図ることといたしました。
このほか、放課後児童クラブの指導員の資質向上と環境改善に向けた取組を継続すると ともに、小学校と連携し、発達障害など特別な支援を要する児童への対応を強化してまい ります。また、ファミリーサポートセンターは、市民プラザこどもセンター内に事務所を 移設し、土曜、日曜、祝日にも新たに開設するなど、利用者の利便性を高めることといた しました。
児童養護施設若竹寮は、老朽化した施設の新築に向けて実施設計及び用地購入を行うも のであります。
雇用情勢の改善が見られない状況下で生活保護世帯の増加が依然として続いていること から、必要な経費を計上するとともに、就労支援を強化するため就労支援員を増員するな ど、引き続き自立に向けた支援を行います。
〇 衛生費は、75 億 6, 831 万円で 6. 5%の増であります。
子育て世帯の保護者の経済的負担を一層軽減するため、通院医療費の助成を小学校卒業 まで拡充いたします。また、先の 1 月補正予算で新たに実施した子宮頸がん予防ワクチン、 ヒブワクチン及び小児用肺炎球菌ワクチンの予防接種に係る公費助成を新年度においても 継続し、重症化する疾病を予防するとともに、乳幼児健診のほか、離乳食相談会の新たな 実施や相談体制の充実など乳幼児期の健康なからだづくりを支援いたします。
健康づくりの推進につきましては、当市における疾病構造や生活習慣の分析を基に、健 診へ新たな検査項目を追加するほか、重症化予防に対応する訪問指導の充実や未受診者へ の積極的な訪問など、糖尿病等の生活習慣病予防対策に着実に取り組んでまいります。
環境施策につきましては、地球温暖化対策実行計画の策定を進めるとともに、低炭素社 会の実現に向けた取組を広めてまいります。また、庁用車として電気自動車を初めて導入 するほか、グリーンニューディール基金を活用した道路照明などのLED化、ペレットス トーブの導入や太陽光発電の設置補助など新エネルギーの導入を促進します。
ごみ処理の関係では、生ごみ分別収集を全市域で実施し、家庭ごみの減量と資源化を進 めるなど、生活環境の保全を図るとともに、最終処分場の建設につきましては、引き続き 地元合意に向け努力してまいります。また、焼却処理施設の老朽化を受け、今後の整備に ついて検討してまいります。
〇 労働費は、13 億 3, 276 万円で 14. 4%の減であります。
市内の雇用環境は持ち直しの動きが続いているものの、有効求人倍率が未だ低い水準に あるなど厳しい状況にあることから、緊急雇用安定対策助成金の継続などにより、雇用の 安定を図ってまいります。また、職業訓練事業を通じた能力開発を行うほか、就職セミナ ー等を開催し、新卒者、若年者の職業意識の形成や職業能力開発などの就職支援を行うこ ととしております。
〇 農林水産業費は、47 億 3, 096 万円で 0. 3%の減であります。
自然循環型農業を推進するため、化学肥料及び化学合成農薬の使用を 5 割以上低減する 取組を継続するほか、新たに地球温暖化防止や生物多様性保全等に効果の高い営農活動に 取り組む農業者を支援してまいります。
また、中山間地域等活性化対策事業では、集落間連携の取組を推進するとともに、中山 間地域等直接支払交付金を活用し、集落の共同取組活動による耕作放棄地の発生防止に努 めるほか、持続的な農業生産活動に必要な機械整備等を支援することといたしました。
さらに、水田の有効活用による食料自給率の向上と農業者の経営安定確保に向け、新年 度に本格実施される農業者戸別所得補償制度への加入を促進し、行政と農業者団体が協力 した実施体制を構築してまいります。
農商工連携の取組では、北陸研究センターが育成した酒造好適米の新品種の共同研究を 継続し、栽培及び酒造適性・市場調査を行い、実用化に向けた生産体制の確立に取り組む とともに、新規需要米の消費を拡大するため、引き続き上越産米粉の商品化を支援してま いります。
食育推進支援事業では、「上越市食育推進計画」の策定から 5 年が経過することから、食 育推進をめぐる情勢や変化に的確に対応するよう見直しを行います。また、上越の食を育 む会と連携、協力して食育フォーラムを開催するほか、本年度に制定した「地産地消推進 店の認定」制度を活用した地域農林水産物の消費拡大を推進してまいります。
上越米のイメージと知名度の向上を図り、安定的な販売に結びつけるため、大消費地で のトップセールスや都市生協と連携した上越産品の販売を促進するほか、農産物や農産加 工品等の更なる販路拡大を目指し、生産者自らが首都圏で行う販売活動を支援してまいり ます。また、上越野菜の生産から調理加工、販売まで一連の体制を整備するとともに、販 売・輸送手段に乏しい中山間地農業をサポートする庭先集荷サービス事業制度の構築に向 けた検討を開始いたします。
農地・水・環境保全向上対策は、新たに施設長寿命化の活動を支援する向上活動支援が 追加されることから、これらの活動に取り組む団体の利用を促してまいります。
土地改良事業は、意欲ある経営体を育成・確保し、生産性向上や農業構造の改善に資す る根幹的な事業であることから、県営経営体育成基盤整備事業を継続するほか、県営ため 池等整備事業など農業生産基盤の強化に努めてまいります。
また、林業分野では、良質な地域材の生産と森林整備の促進に努めるとともに、林道の 適切な維持管理を行い、安全な通行の確保に努めてまいります。
水産業分野では、将来にわたり持続的な生産を確保していくために、市内の漁業協同組 合が行う種苗放流に対する助成を継続し、水産資源の維持増大、資源の有効利用を推進す るほか、有間川漁港等の整備を継続実施することといたしました。
〇 商工費は、162 億 3, 797 万円で 8. 3%の減であります。
市内中小企業を支援するため、資金面では市制度資金の借換えや元金返済猶予の取扱い を継続するとともに、設備投資などに積極的な中小企業に対する信用保証料補給制度や利 子補給制度を拡充いたします。また、技術の高度化や新分野進出のための研究開発に対す る補助制度を拡充するとともに、産学連携や農商工連携を一層推進してまいります。さら に、市内産業の活性化に結びつく企業等の立地に向けた誘致活動やポートセールスに取り 組み、足腰の強い産業構造の構築に努めてまいります。
地域商業につきましては、商工会議所、商工会と連携しながら、市民ニーズや地域商業
の実態把握による活性化等の研究に取り組みます。
高田地区中心市街地活性化基本計画の核として位置付けている旧高田共同ビル再生事業 では建築工事が本格化するほか、旧大和上越店跡はビル所有会社が新たな核となる複合施 設を建設することから、市としてもこの 2 つの事業が計画どおり進捗するよう、支援して まいります。直江津地区では、地元関係者と事業成立の可能性を見極める中で中心市街地 活性化基本計画案を再度整理し、国の認定取得を目指してまいります。
観光面では、北陸新幹線開業を見据え、新たな観光振興 5 か年計画に基づき、当市の観 光イメージを上杉謙信公として確立するとともに、重点誘客エリアを設定し、目的地とし て選んでいただける上越市を売り出していきたいと考えております。また、春日山城跡周 辺での企画展の開催と「おもてなし武将隊」の配置、城下町高田での体験交流観光やまち 歩き観光の仕掛けなど、体験と学びを伴う観光の魅力を高め、首都圏・北陸圏・関西圏へ の情報発信等PRの強化、近隣やゆかりの自治体との連携による商品開発など各種の取組 を計画的に進めるとともに、上越観光コンベンション協会の体制強化を支援いたします。
〇 土木費は、123 億 2, 667 万円で 0. 6%の増であります。
市道につきましては、補修や清掃などの維持管理を確実に行うとともに、新年度からは 草刈りや街路樹の管理を町内会等と市の協働により取り組む道路環境維持支援事業を試行 し、その効果を検証してまいります。市道の改良整備につきましては、移転する若竹寮へ のアクセス道路や新幹線新駅周辺道路などを計画的に実施するとともに、橋梁長寿命化計 画の策定に向け、引き続き橋長 15m未満の橋梁点検を実施するほか、架設から 50 年が経 過した有間川橋の架け替えに着手いたします。
除雪対策では、冬期間の市民生活の安全と安心を確保するため、新たに除雪ドーザ 4 台 とロータリー除雪車 2 台を購入するほか、GPSを活用して除雪機械の稼働状況をリアル タイムに把握する道路除雪管理システムを構築いたします。
また、河川施設の機能の保全を図るため、河川公園、排水樋門、排水ポンプなどを適正 に維持管理するほか、地すべり災害の防止を図るため、地すべり巡視員を配置し適正な管 理を行うとともに、県が主体となり実施する急傾斜地崩壊対策事業に係る費用を計上し、 被害の防止を図ることとしております。
組合施行土地区画整理事業では、良好で健全な市街地の形成を図るため、関川東部下門 前土地区画整理組合が施行する土地区画整理事業を支援してまいります。
また、黒井駅南口、高田公園及び柿崎総合運動公園などの整備を継続するとともに、市 民に身近な公園について、安全で安心な施設環境の維持に努めてまいります。
住宅関係では、公営住宅入居者の居住環境の改善を図るため、市営南新町住宅の風呂・
給湯設備の設置工事を引き続き進めてまいります。また、住宅リフォーム工事への補助に つきましては、経済対策としても一定の効果が認められたところであり、市内の建築動向 並びにアンケート調査の結果を踏まえ、新年度も引き続き実施することとし、市民の生活 環境の向上と地域経済の活性化を図ることといたしました。
このほか、(仮称)厚生産業会館の建設に向け、施設の用途及び設置場所等の検討を継続 いたします。
〇 消防費は、33 億 785 万円で 2. 3%の減であります。
市民の生命・財産を守り、災害時の的確な対応ができるよう資機材の整備を計画的に進 め、消防防災力の強化を図るなど災害に強いまちづくりを進めてまいります。
また、地域の自助・共助による災害に強い地域づくりのため、防災活動の要となる防災 士の養成や自主防災組織の育成と活動を支援するとともに、防災行政無線の整備では、屋 外拡声子局の増設及び防災ラジオ等の各家庭への配備を進め、災害時における情報伝達体 制の強化と災害被害の未然防止及び軽減に努めてまいります。
〇 教育費は、98 億 6, 579 万円で 8. 0%の増であります。
学校教育では、小学校の新学習指導要領の完全実施や中学校の移行措置に向け、全国標 準学力検査を実施するほか、外国語指導助手の拡充、教職員研修の充実など学校現場の実 情に即した取組を進めてまいります。
また、特別な教育的支援を必要とする児童生徒が増加していることから、生活面、学習 面での充実を図るため、教育補助員、介護員を増員するなど、一人一人の教育的ニーズに 応えることができるよう、体制を整えることといたしました。さらに、新年度には市内全 ての小中学校で高速ネットワーク網が完成し、情報環境が充実することから、ICTの利 活用等を一層進めた教育の推進に努めてまいります。
このほか、準要保護世帯の児童生徒に対する就学支援の充実を図るとともに、私立高等 学校を経営する法人及び在学する生徒に対する支援措置を拡充するなど、教育環境の更な る充実を図ります。
社会教育では、地域が青少年の健全育成を主体的に考え活動する「地域青少年育成会議」 を支援するとともに、家庭・学校・地域が一体となった活動を助長し、活気のあるまちづ くりを進めてまいります。昨年、私たちに多くの感動を与えてくれた小惑星探査機「はや ぶさ」の雄姿が記憶に新しいところでありますが、市制施行 40 周年の記念事業として、こ の帰還カプセルなどを上越科学館に展示するほか、山崎直子宇宙飛行士を招き、宇宙や地 球環境をテーマに講演会を開催するなど、市民の夢を育みながら、最新の科学に関する知 識の普及を図ってまいります。
生涯スポーツの振興では、体育指導委員を増員し、体制を強化するとともに、平成 24 年の全国高等学校総合体育大会において、当市が会場となるハンドボール競技会の開催準 備を進めるほか、高田公園野球場本部室等の改修工事を進めてまいります。
また、公民館活動を補完する協力員の充実を図るとともに、協力員と連携しながら地域 の課題解決に向けた学習活動や生涯学習の支援に当たる公民館サポーターを配置するなど、 活動の充実を図ってまいります。
昨年 10 月にオープンした直江津学びの交流館は、市民の学習活動や文化活動、読書活動 の場として多くの皆さんからご利用いただいているところであり、引き続き各種団体との 連携を図りながら、サービス提供に努めてまいります。
〇 公債費は、147 億 9, 710 万円で 14. 3%の増であります。
定時償還元金は 109 億 3, 387 万円、借換に伴う償還元金は 20 億 6, 296 万円を計上いたし ました。
〇 債務負担行為は、大潟町小学校校舎等改築事業など、新たに 12 件を設定するものであり ます。
一般会計は、以上であります。続きまして、特別会計の予算についてご説明申し上げます。
〇 議案第 11 号は、平成 23 年度上越市国民健康保険特別会計予算であります。 予算規模を 3. 8%増の 200 億 3, 958 万円といたしました。
歳出では、一人当たりの保険給付費を 65 歳以上の高齢者は 4%の増、それ以外の加入者 を 3%の増で見込み、歳入では、平成 23 年度から 24 年度までの収支状況を踏まえ、国民 健康保険税額を引き上げる一方、法定繰入とは別に一般会計から 3 億円の繰入れを行うこ とといたしました。
〇 議案第 12 号は、平成 23 年度上越市診療所特別会計予算であります。 予算規模を 5. 3%減の 5 億 1, 781 万円といたしました。
地域における医療不安の軽減と健康の保持・増進を図るため、地域医療を担う 5 診療所 の安定的な運営を行ってまいります。
〇 議案第 13 号は、平成 23 年度上越市索道事業特別会計予算であります。 予算規模を 3. 8%増の 4, 655 万円といたしました。
スーパーボブスレー及びリフトの運行に要する経費等を計上いたしました。
〇 議案第 14 号は、平成 23 年度上越市下水道事業特別会計予算であります。 予算規模を 12. 5%減の 107 億 4, 150 万円といたしました。
公共下水道の整備につきましては、市民生活に密着した生活関連基盤施設として着実な 整備と接続により、普及率の向上を図ってまいります。
平成 23 年度末の整備面積は 3, 232ha、人口普及率は 53. 5%となる見込みであります。 また、公共下水道幹線整備事業について債務負担行為の設定を行うものであります。
〇 議案第 15 号は、平成 23 年度上越市農業集落排水事業特別会計予算であります。 予算規模を 1. 6%増の 25 億 842 万円といたしました。
農業集落排水事業につきましては、平成 19 年度で全ての整備が完了しており、平成 23 年度末の水洗化率を 91. 5%と見込んでおります。
今後も、適切な施設の維持管理に努め、公共用水域の水質保全及び生活環境の向上を図 りながら農村環境の形成に努めてまいります。
〇 議案第 16 号は、平成 23 年度上越市介護保険特別会計予算であります。 予算規模を 8. 3%増の 195 億 4, 429 万円といたしました。
第 4 期介護保険事業計画の最終年度にあたり、介護保険サービスの基盤整備など、介護 保険事業の着実な運営に努め、「第 5 期介護保険事業計画」及び「第 6 期高齢者福祉計画」 の策定に向け、要支援・要介護認定者実態調査や市民への説明会を開催するほか、地域支 援事業の見直しを行うなど的確に事業を展開してまいります。
〇 議案第 17 号は、平成 23 年度上越市地球環境特別会計予算であります。 予算規模を 44. 0%減の 6, 811 万円といたしました。
引き続き、風力発電施設の稼働率の向上に努め、適切な管理運用を図ってまいります。
〇 議案第 18 号は、平成 23 年度上越市新幹線新駅地区土地区画整理事業特別会計予算であ ります。
予算規模を 41. 6%増の 15 億 6, 889 万円といたしました。
引き続き、西側区域の道路築造工事等を進めるほか、建物移転補償など、事業の進捗を 図ってまいります。
〇 議案第 19 号は、平成 23 年度上越市浄化槽整備推進事業特別会計予算であります。 予算規模を 14. 1%減の 2, 264 万円といたしました。
西部中山間地区における生活環境の向上並びに公共用水域の水質保全を図るため、合併 処理浄化槽の整備の促進に努めてまいります。
〇 議案第 20 号は、平成 23 年度上越市住宅団地事業特別会計予算であります。 予算規模を 84. 5%増の 9, 975 万円といたしました。
浦川原顕聖寺第 2 期団地などの未分譲地の販売を進めるほか、前年度繰越金を活用して 地方債借入額の一部を繰上償還し、将来負担の軽減に努めてまいります。
〇 議案第 21 号は、平成 23 年度上越市後期高齢者医療特別会計予算であります。 予算規模を 1. 1%増の 17 億 7, 012 万円といたしました。
高齢者のための新たな医療制度の動向について情報収集を行うとともに、新潟県後期高 齢者医療広域連合と連携を図りながら、きめ細かな対応と円滑な運営に努めてまいります。
〇 議案第 22 号は、平成 23 年度上越市病院事業会計予算であります。
上越地域医療センター病院を継続して運営し、上越地域における慢性期医療・リハビリ テーションの拠点として、市民生活の安全・安心の確保に努めてまいります。
収益的収入では前年度比 9. 1%増の 21 億 3, 729 万円を、また、収益的支出では前年度比 10. 2%増の 21 億 3, 171 万円をそれぞれ計上いたしました。
また、資本的支出では医療機器の更新や施設整備など、前年度比 37. 5%増の 1 億 5, 835 万円を計上いたしました。
〇 議案第 23 号は、平成 23 年度上越市ガス事業会計予算であります。
経年管の更新や施設整備を行うなど、安全で安定した供給体制を目指すとともに、引き 続き都市ガスの販売促進を図ってまいります。
収益的収入では総額 57 億 5, 993 万円を、また、収益的支出では 54 億 1, 146 万円をそれ ぞれ計上し、2 億 8, 224 万円の純利益を予定するものであります。
このほか、資本的収入では総額 8 億 8, 796 万円を、また、資本的支出では総額 23 億 655 万円をそれぞれ計上し、不足する 14 億 1, 858 万円は内部留保資金などで補てんすることと いたしました。
〇 議案第 24 号は、平成 23 年度上越市水道事業会計予算であります。
経年管の更新や浄水場などの施設整備を行い、災害に強い安全な水道を目指すとともに、 引き続き水道水源保護地域内の森林整備を行ってまいります。
収益的収入では総額 53 億 59 万円を、また、収益的支出では総額 49 億 5, 805 万円をそれ ぞれ計上し、2 億 5, 229 万円の純利益を予定するものであります。
このほか、資本的収入では総額 14 億 7, 598 万円を、また、資本的支出では総額 34 億 2, 888 万円をそれぞれ計上し、不足する 19 億 5, 289 万円は内部留保資金などで補てんすることと いたしました。
〇 議案第 25 号は、平成 23 年度上越市簡易水道事業会計予算であります。
水道事業会計と同様に、経年管の更新や浄水場などの施設整備を行い、より一層安全で 安定した給水体制の確立を目指してまいります。
収益的収入では総額 6 億 5, 102 万円を、また、収益的支出では総額 6 億 3, 458 万円をそ れぞれ計上し、185 万円の純利益を予定するものであります。
このほか、資本的収入では総額 4 億 3, 492 万円を、また、資本的支出では総額 7 億 5, 182 万円をそれぞれ計上し、不足する 3 億 1, 689 万円は内部留保資金で補てんすることといた しました。
〇 議案第 26 号は、平成 23 年度上越市工業用水道事業会計予算であります。
より一層安定した給水を目指すこととし、収益的収入では総額 1, 646 万円を、また、収 益的支出では総額 1, 416 万円をそれぞれ計上し、158 万円の純利益を予定するものであり ます。
また、資本的支出では、総額 1, 501 万円を計上し、この財源は内部留保資金で補てんす ることといたしました。
新年度予算関係の説明は以上でありますが、私は、今こそ、社会全体を覆うかのような 不安感や閉そく感を打破し、未来に展望を持ちながら進むべき時ではないかと認識してお ります。そのためには、市民の皆さんと力を合わせ、共に寄り添い、時には議論も交わし ながら、その想いを行政の施策に反映し、直面する様々な課題に目をそむけることなく果 断に対処していくことが何よりも大切であると思っております。本日提案いたしました新 年度予算も、そうした考えの下で編成したものでありますが、その執行に当たりましても、 十分意を尽くし、予算の効果が最大限発現するよう組織をあげて取り組んでまいりたいと
考えているところであります。
続いて、補正予算につきまして、ご説明申し上げます。
○ 議案第 27 号は、平成 22 年度上越市一般会計補正予算であります。
歳入歳出総額から 7 億 6, 507 万円を減額し、予算規模を 1, 118 億 6, 869 万円といたしま した。
今回の補正は、主に事業費の決定や決算見込み等に基づき予算を整理するものでありま す。歳入では、収入見込みに基づき市税や国庫支出金等の補正を行うものであります。
それでは、歳出予算から款を追って、概要をご説明いたします。
○ 総務費は、14 億 9, 472 万円の補正であります。
上越市地域公共交通活性化協議会が実施する路線バス見直し実証運行事業について、国 庫補助金の交付額にあわせ市負担金を減額するとともに、バス運行対策費補助金を増額す るものであります。
屋内多目的運動場整備事業、情報システム事業及び地域情報化推進事業等は、事業費の 決算見込みに伴い、また、地域活動支援事業につきましては、26 の地域自治区において、 配分額に対する執行残額が生じたことから、予算を整理するものであります。
さらに、市税還付費は企業業績の改善を受け、法人市民税に係る還付金が減少している ことから、決算見込みにあわせて予算を整理するものであります。
○ 民生費は、3 億 2, 697 万円の減額補正であります。
国民健康保険特別会計繰出金は、法定繰出分を補正し、介護保険特別会計繰出金は、地 域支援事業費が現計予算額を下回る見込みとなったことから、減額補正するものでありま す。
また、篤志家からの寄附金や運用利子を社会福祉施設整備基金へ積み立てるほか、補装 具費の支給や移動支援における自動車燃料費の助成件数の増加に伴う扶助費の補正、重度 心身障害者医療費助成や特別障害者手当の申請者数が見込みを下回ることによる予算の整 理、新潟県後期高齢者医療広域連合に対する事務費負担金等の減額補正を行うものであり ます。
さらに、児童扶養手当及び子ども手当は、支給額が当初見込みを下回ることから、予算 を整理するものであります。
○ 衛生費は、3, 205 万円の減額補正であります。
子ども医療費助成は、助成額が当初見込みを上回るため、所要額を補正するとともに、
合併処理浄化槽設置整備事業補助金の申請件数が当初計画を下回る見込みであること、ま た、家庭ごみ指定袋の素材を変更したことなどにより、作成委託料が当初予定を下回った ことから、予算を整理するものであります。
○ 労働費は、3, 989 万円の減額補正であります。
勤労者住宅建築資金預託金の額が確定したことから予算を整理するほか、未就職卒業者 等緊急職業訓練事業等について、当初見込んだ訓練対象者からの応募がなかったことなど から委託料を減額するものであります。
○ 農林水産業費は、5, 906 万円の減額補正であります。
農業集落排水事業特別会計の補正にあわせ繰出金を減額するほか、土地改良事業等にお ける事業費の確定に伴い、予算を整理するとともに、ゆきぐに森林組合から出資配当金を 受け、同額を出資金として支出するための所要額を補正するものであります。
○ 商工費は、12 億 6, 044 万円の減額補正であります。
中小企業や住宅向け制度資金の預託金の確定や、市内の事業協同組合が行うバイオマス 変換施設の設備追加工事に係る地域バイオマス利活用補助金の確定見込み及び企業設置等 奨励金の決定等にあわせて、予算を整理するものであります。
また、霧ケ岳温泉ゆあみの利用者数の減少等や坊ヶ池周辺施設を冬期休館としたことな どによる減額補正を行うほか、安塚雪だるま高原施設の修繕分の指定管理料の清算を行う ための経費を補正するものであります。
○ 土木費は、2 億 8, 419 万円の減額補正であります。
道路維持関係経費、市単独道路新設改良事業などにつきましては、事業費の決算見込み にあわせて予算を整理するほか、克雪すまいづくり支援事業の事業費確定と克雪住宅向け 住宅建築等促進資金預託金などの減が見込まれることから、予算を整理するものでありま す。
組合施行土地区画整理事業では、関川東部下門前土地区画整理事業について、組合が本 年度実施する事業費の減額に伴い交付金を減額するほか、上越総合運動公園整備事業につ きましては、地元との協議により園路整備工事を一部変更することなどにより減額するも のであります。
また、下水道事業特別会計の補正にあわせて繰出金を減額するものであります。
○ 消防費は、3, 695 万円の減額補正であります。
上越地域消防事務組合の人件費が減額となったほか、防災ラジオの配備に係る事業費等 が確定したことから予算を整理するほか、新潟県中越沖地震義援金の最終配分に伴う剰余 金を災害対策基金に積み立てるものであります。
○ 教育費は、1 億 8, 525 万円の減額補正であります。
小・中学校就学援助費補助事業では、就学援助費及び就学奨励費受給者数が、当初の見 込みを上回ったことから所要額を補正するほか、三郷小学校体育館改築事業などの事業費 の決算見込みにあわせて予算を整理するものであります。
また、水族博物館耐震補強工事の中止に伴う所要額の減額及び県が施行するほ場整備事 業の計画変更による遺跡発掘調査事業などの減額を行うものであります。
○ 災害復旧費は、6, 519 万円の減額補正であります。
農地、農業用施設災害復旧費は、国及び県による災害査定の結果に伴い減額するもので あります。
○ 公債費は、1 億 6, 975 万円の減額補正であります。
市債借入利率の実績及び一時借入金の実績等にあわせて予算を整理するものであります。
○ 予備費は、2 億円の補正であります。
なお、補正予算の収支の均衡を図るため、財政調整基金積立金を17 億 4, 539 万円増額す るものであります。
次に、歳入の主なものにつきまして、ご説明いたします。
○ 市税は、10 億 7, 380 万円を補正するものであります。
個人市民税では、給与所得の減少傾向が続いていることから 3 億 1, 372 万円を減額し、 市たばこ税は、昨年 10 月の新税率適用前後における消費本数の推移と健康志向の高まりな ども踏まえ、2, 241 万円を減額するものであります。また、法人市民税は、企業業績に改 善が見られ、法人税割の増が見込まれることから 9 億 6, 612 万円を、また、固定資産税は、 大手事業者の設備投資等により、償却資産が見込みを上回ることから 4 億 5, 652 万円を、 それぞれ補正するものであります。
○ 地方譲与税は、交付見込みにあわせて減額する一方、利子割交付金、地方消費税交付金、 自動車取得税交付金などを増額するものであります。
○ 分担金及び負担金は、歳出の補正にあわせて減額するものであります。
○ 使用料及び手数料は、霧ケ岳温泉ゆあみの利用者減少と坊ヶ池周辺施設の冬期休館に伴 い施設使用料を減額するものであります。
○ 国庫支出金及び県支出金は、子ども手当交付金を始めとする対象事業について、それぞ れ交付決定等にあわせて補正するものであります。
○ 財産収入は、土地売払収入などを減額するものであります。
○ 繰入金は、火力発電所立地関連地域振興基金繰入金など、特定目的基金からの繰入金を 補正するものであります。
○ 諸収入は、中小企業向け制度資金等の預託金の確定に伴う貸付金収入などを補正するも のであります。
○ 市債は、各事業の決定等にあわせて補正するものであります。
○ 第 2 表は、繰越明許費でありますが、年度途中に補正した経済対策関連の事業を含め、 それぞれ年度内の完了が困難な見通しとなっている事業について、繰越明許費を設定する ものであります。
○ 第 3 表は、債務負担行為の補正であります。指定管理者の指定に伴う管理運営業務委託 料 5 件などについて新たに設定するものです。
○ 第 4 表は、地方債の補正でありますが、歳入予算に計上した市債と同額の限度額補正を 行うものであります。
〇 議案第 28 号から議案第 38 号までは、平成 22 年度上越市国民健康保険特別会計補正予 算を始めとする各特別会計の補正予算であります。
今回の補正予算は、決算見込みにあわせて予算の整理などを行うものであります。 国民健康保険特別会計では、保険給付費を減額し、診療所特別会計では、診療交付金の 増額等と繰越明許費の設定を行い、下水道事業特別会計及び農業集落排水事業特別会計で は、事業費を決算見込みにあわせて整理するとともに、繰越明許費の設定及び地方債の補 正を行うものであります。
また、介護保険特別会計では、地域支援事業における介護予防事業などを決算見込みに あわせて整理し、新幹線新駅地区土地区画整理事業特別会計では、繰越明許費の設定を行 うものであります。さらに、浄化槽整備推進事業特別会計では、浄化槽設置工事費などを 決算見込みにあわせて整理するとともに地方債の補正を行い、住宅団地事業特別会計では、 地方債元利償還金を決算見込みにあわせて整理するものであります。
また、ガス事業会計を始めとするガス水道局所管の補正予算につきましては、いずれも 決算見込みにあわせて収入及び支出の予算をそれぞれ整理するものであります。
続いて、条例案件等についてご説明申し上げます。
○ 議案第 39 号 議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正から議案第 41 号 教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正までは、上越市 特別職報酬等審議会の答申を踏まえ、議員報酬並びに市長、副市長及び教育長の給料月額
を 1. 3%減額するものであります。
〇 議案第 42 号 上越市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一 部改正は、廃止する特別職に係る規定を削除するものであります。
〇 議案第 43 号 職員の育児休業等に関する条例の一部改正は、仕事と育児の両立を図るた めの地方公務員の育児休業等に関する法律の一部改正に伴い、非常勤職員の育児休業等に ついて必要な事項を定めるものであります。
〇 議案第 44 号 職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正は、職員の勤務実態に合 わせ、休憩時間を境に半日単位で週休日への勤務時間の割り振りの変更を行えるようにす るものであります。
〇 議案第 45 号 上越市オンブズパーソン条例の一部改正は、苦情等の申立件数が減少して いる状況を踏まえ、委嘱するオンブズパーソンの人数を調整することができるよう、定数 を上限数に改めるものであります。
〇 議案第 46 号 上越市国民健康保険税条例の一部改正は、平成 24 年度までの国民健康保険 の収支状況を勘案し、税額を 1 人当たり平均 3. 6%引き上げるものであります。
○ 議案第 47 号 上越市国民健康保険条例の一部改正は、緊急の少子化対策として行ってい た出産育児一時金の額の引上げを恒久的な措置とするものであります。
〇 議案第 48 号 上越市妊産婦及び子どもの医療費助成に関する条例の一部改正は、子ども の疾病の早期発見と早期治療を促進し、保護者の経済的負担を一層軽減するため、通院に 係る医療費の助成対象を小学校 6 年生まで拡充するものであります。
〇 議案第 49 号 上越市母子及び父子福祉金支給条例の一部改正は、市及び国が実施する子 育て支援策の状況を踏まえ、予測ができない入院に対する見舞金を継続し、入学及び就職 に係る支度金を廃止するものであります。
〇 議案第 50 号 上越市病院事業の設置等に関する条例の一部改正は、病院事業における会
計処理のチェック体制を強化するため、地方公営企業法の規定に基づき、会計事務の一部 を会計管理者に行わせるものであります。
〇 議案第 51 号 上越市奨学金貸付条例の一部改正は、奨学金の貸付けに係る機会の平等を 確保するため、奨学生の資格のうち本市に居住する期間を 3 年以上とする要件を廃止する ものであります。
〇 議案第 52 号 上越市国・県営土地改良事業負担金等徴収条例の一部改正は、牧区棚広地 区で実施されている県営土地改良事業の完了が平成 24 年度となることから、分担金の額に 係る合併時の特例の適用期間を延長するものであります。
〇 議案第 53 号 上越市市民プラザ条例の一部改正は、情報通信のブロードバンド環境がお おむね市内全域に普及した状況を踏まえ、地域情報化の推進に一定の役割を果たしたIT コーナーの供用を廃止するものであります。
〇 議案第 54 号 上越市保育所条例の一部改正は、地域の児童数の現状等を勘案し、在園児 童の保護者を始めとする地域住民の同意を得て、黒川保育園の供用を廃止するものであり ます。
〇 議案第 55 号 上越市児童遊園条例の一部改正は、地元町内会からの申出を受け、近隣に 利便性の高い児童遊園があることから、利用者の少ない頸城区の岡田児童遊園の供用を廃 止するものであります。
〇 議案第 56 号 上越市八千浦交流館はまぐみ条例の一部改正は、交流館に隣接して整備を 進めている屋内多目的運動場を、交流館とあわせて上越市八千浦交流施設はまぐみとし、 本年 4 月 1 日から供用開始するものであります。
〇 議案第 57 号 上越市青少年健全育成センター条例の一部改正は、教育委員会事務局各課 との緊密な連携と事務執行の効率化を図るため、青少年健全育成センターを教育プラザ内 に移転するものであります。
〇 議案第 58 号 上越市体育施設条例の一部改正は、老朽化した上越市大潟プールの供用を