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水稲湛水直播栽培用カルパーコーティングマシンの作業特性と導入基準 普及する技術・指導参考資料(水稲) 青森県庁ホームページ

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Academic year: 2018

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全文

(1)

水 稲 湛 水 直 播 栽 培 用 カ ル パ ー コ ー テ ィ ン グ マ シ ン (HA社HCT200、Y 社YCT15) の 作 業 特 性

項|

と 導 入 基 準

本 県 の 水 稲 湛 水 直 播 栽 培 の 面 積 は 今 後 増 加 す る こ と が 予 想 さ れ る こ と か ら 、 カ ル パ ー

ね ら い | コ ー テ ィ ン グ マ シ ン の 性 能 等 を 検 討 し た 結 果 、 成 果 が 得 ら れ た の で 参 考 に 供 す る 。

1 高 精 度 自 動 コ ー テ ィ ン グ マ シ ン ( HA社 HCT200) (1) 機 械 の 概 要

ア 適 応 薬 剤 : カ ル パ ー 粉 粒 剤 16

イ コ ー テ ィ ン グ 量 : 乾 籾 の 等 倍 量 又 は2倍 量

ウ 1回 当 た り 籾 投 入 量 ( 乾 籾 相 当 ) : 等 倍 量 コ ー テ イ ン グ 時 15kg又 は 20kg 、

2倍 量 コ ー テ ィ ン グ 時 10kg又 は 15kg (2) 作 業 特 性

ア 薬 剤 の 繰 り 出 し 量 、 水 の 噴 霧 量 及 び そ れ ら の 投 入 タ イ ミ ン グ が プ ロ グ ラ ム し て あ り 、 運 転 ス イ ッ チ を 押 す と 種 籾 が 自 動 的 に コ ー テ ィ ン グ さ れ る 。 種 籾 は 脱 水 直 後 の も の を 投 入 す る 。 薬 剤 と 水 の 補 給 は 適 宜 行 う 。 コ ー テ ィ ン グ が 完 了 す る と ド ラ ム の 回 転 が 停 止 す る 。

イ コーティング中に種籾の脱水、陰干し、コーティング籾の収集等の作業が可能で、

1人 で 一 連 の 作 業 を 行 っ た 場 合 の 10 a 当 た り 所 要 時 間 は 、 等 倍 量 コ ー テ ィ ン グ が6

分、 2倍 量 コ ー テ ィ ン グ が11分である。 (3) 導 入 基 準

ア 等倍量コーティングの場合は、 5月5 日から 5月 14 日 ま で の 期 間 に 約 71ha 分のコ ー テ ィ ン グ が 可 能 で 、 導 入 の 目 安 と な る 損 益 分 岐 点 面 積 は 35ha である。

イ 2倍 量 コ ー テ ィ ン グ の 場 合 は 、 同 じ 期 間 に 40ha分 の コ ー テ ィ ン グ が 可 能 で 、 損 益 分 岐 点 面 積 は 20haで、ある 。

2 コ ー テ ィ ン グ マ シ ン (Y 社 YCT15) (1) 機 械 の 概 要

ア 適応薬剤等:カノレバー粉粒剤 16等 イ コ ー テ ィ ン グ 量 : 乾 籾 の 等 倍 量 ∼ 2 倍 量

ウ 1回当たり籾投入量(乾籾相当) : 10kg程 度 ( 最 大 15kg) (2) 作 業 特 性

ア 作 業 者 が 、 薬 剤 の 投 入 、 水 の 噴 霧 を 適 宜 行 う 。 一 定 の コ ー テ ィ ン グ 精 度 を 確 保 す る に は 、 そ れ ら の 投 入 タ イ ミ ン グ 及 び 適 量 に つ い て 習 熟 す る 必 要 が あ る 。

イ 1人 作 業 も 可 能 で あ る が 、 コ ー テ ィ ン グ 中 は 他 の 作 業 が で き な い た め 、 効 率 的 な 作 業 を 行 う た め に は 複 数 人 員 で の 組 作 業 が 望 ま し い 。

ウ 2人 組 作 業 の 場 合 の 10 a当 た り 所 要 時 間 は 、 等 倍 量 コ ー テ ィ ン グ が 10分程度、 2

倍 量 コ ー テ ィ ン グ が 15分程度である。 ( 3) 導 入 基 準

ア 等倍量コーティングの場合は、 5月 5 日から 5月 14 日 ま で の 期 間 に 約 42ha分のコ ー テ ィ ン グ が 可 能 で 、 導 入 の 目 安 と な る 損 益 分 岐 点 面 積 は 13haで、ある。

イ 2倍 量 コ ー テ ィ ン グ の 場 合 は 、 同 じ 期 間 に 約 28ha分 の コ ー テ ィ ン グ が 可 能 で 、 損 益 分 岐 点 面 積 は6ha で、ある。

期待される効果 | 利 用 規 模 に 見 合 っ た 機 械 の 導 入 の 目 安 と な り 、 生 産 コ ス ト の 低 減 に 寄 与 す る 。

1 カルパーコーティング、マシンは複数字土から同等性能のものが販売されている。

利用上の注意事項

1

2

損 益 分 岐 点 面 積 は 、 作 業 請 負 料 金 を 暫 定 値 と し て 試 算 し た 結 果 で あ り 、 地 域 内 で の 普 及状況によって変化する。

担 当|青森県農林総合研究センター 水 稲 栽 培 部 | 対 象 地 域 | 県 下 全 域 発表文献等|平成 15年 度 青 森 県 農 林 総 合 研 究 セ ン タ ー 試 験 成 績 概 要 集

F

h

(2)

【根拠となった主要な試験結果】

青森農林総研)

使 用 機 械 名 HCT 2 0 0 Y CT 1 5

作 業 名 等倍量コーテイング 2倍量コーティン グ 等倍量コ]テインク 、 2倍量コ}テインク、

組 作 業 人 員 ( 人 ) 1 1 2 2

処 理 量 ( 乾 籾 相 当 、 k g/回) 2 0 15 10 10

1回 当 た り 所 要 時 間 ( 分/回) 2 4 .3 32. 4 2 0 .6 3 0 .6

a 脱 水 3 .0 3 .0 3. 0 3 .0

b水 補 給

cカルハ。二投準入鐘 7. 5 9. 6 3. 5 7. 0

〆’ー、、 d種 子

分 e コ ー テ イ ン グ 14. 0 20. 0 20. 0 30. 0

/ f 排 出 2 . 2 2. 2

3 .0 3 .0

回 z 広 げ 2. 1 2. 7

h 袋 詰 め 8. 3 9 .0 4. 7 5 . 8

i 付 着 物 除 去 0. 6 0. 6 0. 6 0. 6

1 0 a当 た り がT要 時 間 ( 分/ 1 0 a ) 6. 1 10. 8 1 0 . 3 15. 3

2

(平成15年

自 動 式 で は コ ー テ ィ ン グ 中 (e) に a, g, hの 作 業 を 行 う 。

手 動 式 で は1人 がe, iの 作 業 を 行 い 、 も う1人 が そ れ 以 外 の 作 業 を 並 行 し て 行 う 。

「1回 当 た り 所 要 時 間J はIl l *-文 字の 合 計。

力 ル パ ー コ ー テ ィ ン グ 作 業 の 負 担 面 積 力 ル パ ー コ ー テ イ ン グ 作 業 の 所 要 時 間

表1

(注) 1

青森農林総研)

機 械 名 HCT 200 YCT 15

作 業 名 等倍量コーティング 2倍量コーティング 等 倍 量 コーテインク、 2倍量コーティング

l回 の 処 理 量 ( 乾 籾 ) ( kg) 20 15 1.0 10

は 種 量 ( 乾 籾 ) ( kg/ ha) 50 50 50 50

作 業 能 率 ( kg/ h) 49. 4 27. 8 29. 1 19. 6

( ha / h) 0. 99 0. 56 0. 58 0. 39

作 業 期 間 (月 /日) 5/ 5 5/ 14 5/ 5- 5/ 14 5/ 5- 5/ 14 5/ 5 5/ 14

作 業 可 能 日 数率 (%) 100 100 100 100

作 業 可 能 日 数 (日) 10 10 10 10

1 日 の 実 作 業 時 間 ( h) 7. 2 7. 2 7. 2 7. 2

作 業 回 数 (回)

負 担 面 積 ( ha) 71. 1 40. 0 41. 9 28. 2

(平成15年

「作業 能 率」 は、自動機 で はI 人 作業 、 手動 機 で は2人組 作業のものである 。

「作 業 期 間 」 は は種目の前日に作業す るもの とした。

「1日の実作業 時間 」は 日作業 時間を8時 間 、 実 作業率を 9 0 %と した。

「負 担 面 積J は、 は種等他作業 に よ る 制 限がな い ものとした。

2

(注)1

2

3

4

一 委 託 料 金

・4・・・ ・・・・・・・・・・・・・.... .,ー・ーーー15, 400円/ha

YCT15の HCT200の

一 損 益 分 岐 点 − 損 益 分 岐 点 −−

I

,+

I '

+

A

L

U

Q

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A

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Q

U

ρ

h

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η

,ム

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L

1

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i

−−十・・一 司 叫 に ・1・、に一−−−−−−−−−一−

YCT15の HCT200の 司‘崎也いー

損益分岐点...損益分岐点・−− −−−一『噛崎白色

4

2

0

8

6

4

2

0

8

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4

1

1

1

1

t

i

t

i

t

i

h

a

4 0 30

2 0 10

70 60 50 4 0 30 20 10

利 用 面 積 (ha)

(注)1 利用面積当たりの機械利用経費曲線と作業委託料金(直線)との交点 が各機 の損益分岐点面積である。

2 機械利用経費=固定費 +変動費。作業委託料には薬剤費を含まない。

3 固定費率はYCT15: 34. 8%、HCT200:22. 0%とした。作業労賃はYCT l5: 3, 112円/組、HCT200:2, 030円/人とした。

4 作業委託料は暫定値であり、「青森県特定高性能農業機械導入計画」を参 考にした。

1

力 ル パ ー コ ー テ ィ ン グ 作 業 の 損 益 分 岐 点 面 積 利 用 面 積 (ha)

1, 029, 000円前後

116, 000円前後

参照

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