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レポート 2011年度情報科教育法(Ⅱ)

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Academic year: 2018

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今まで受けてきた教科「情報」の授業

情 10-10 新子仁弥

 小学校・中学校でも情報という科目ではないが、PC に触れる機会があった。その当 時は、タイピングの練習やインターネットで調べもの、友達同士でメールをするといっ たようなことをしていた。

高等学校では、主に教科書内容に沿ったもので、あまり発展はしない授業が多かった ように思われる。一年・二年は情報「C」の教科書を使っていた。三年では情報はなく、 選択制になっていた。授業は PC ルームでの活動がほとんどで、教室での授業はあまり なかった。初めはワードやエクセルの基本的な使い方、またそれらの活用方法などを教 えてもらい、先生の指示に従い動かし、出ていた課題を PC に打ち込んでいた。

暮らしの中の情報の単元では、情報機器の普及からアナログとデジタルについて学ん だ。先生が作ったスライドを参照しながら、アナログとデジタルのグループ分けをした り、身近なものを例に出しながら進めていた。情報のデジタル化の仕組みでは、文字・ 数値・画像・音の内容について触れ、10 進数や 2 進数の計算問題についても、やり方 をおしえてもらい、簡単なものだけ練習問題を解きながら解説を受けた。だがこの計算 問題は当時あまり理解できていなかった。

情報が私たちの生活に及ぼす影響のあたりの単元では、グループに分かれ、ネット犯 罪や携帯電話やネットの怖さなどを調べ、PowerPoint でスライドショーを作り発表と いうものもあった。わかりやすいように物語風にアニメーションも入れたものを制作し た。自分たちですべて考えて作れたという点は良かったと思う。また、教科書の内容と は外れているが、Photo ショップで修学旅行の写真を加工し、こちらもスライドショー にし、クラスで発表し合う時間もあった。この二つは、先生の指示はあまりなく、自分 たちのやりたいことができ、友達と相談し合いながら楽しくできたのでよく記憶に残っ ている。

 ですが実習以外の時、先生が作ったスライドを見ながらプリントの穴埋めをし、教科 書を生徒や先生で順番に読みマーカーで線を引く、といった淡々とした作業が多く、テ スト対策のような形態になっていたように思われる。この授業形態は、ただ聞いている だけなので、クラスの雰囲気も重くなり、気持ちもだらだらとしてきてしまっていた。 何人か寝ている生徒も居、私ははっきりと言って、情報の教科はあまり好きではなかっ た。これは授業がつまらなく感じていたのも理由の一つである。

やっている内容よりも、どこからどこまでしないといけないといった、ただ単に教科 書をさらい、詰め込んでいるだけのように思われる。情報の教科だけではなく、どの教 科にも言えるのだろうが、生徒が主体ではなく、教師が一方的に授業をしているといえ ないだろうか。他の数学や国語、歴史などの科目は、黒板をよく使い、生徒が板書する ことが多いように思われるが、情報という科目は他の科目よりも、先生と生徒・生徒と 生徒で、もっとコミュニケーションをとりながら授業を進めていけるのではないか、ま た、数学のように公式があるわけではないのだから、その場で理解できることが必要だ と思われる。ただ教科書の内容を読むだけ、聞いているだけならば、やろうと思えば一 人でもできることであり、わざわざ学校に来ることでもなくなる。私は、クラスの友達 との交流や教師と生徒との人間関係も、授業をする中で築けていけたらいいのではと

(2)

思った。

参照

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