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0364.pdf 木曽町では「木曽町役場本庁舎・防災センター」の建設を推進します 木曽町公式サイト

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Academic year: 2018

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柱 大梁

小梁

屋根

軒裏 外壁

間仕切壁

ヒノキ製材300角(組柱) ヒノキ製材120×480×2 ヒノキ製材135×600 ヒノキ製材135×300 ヒノキ製材120×150 (強化石膏ボードt12.5で被覆)

ステンレスt0.4(不燃材) +強化石膏ボードt12.5(天井) 野地板t30

鉄骨下地+ケイカル板t8 +ラスモルタルt15のうえ土壁塗り 鉄骨下地+ケイカル板t8+ラスモ ルタルt30のうえ土壁塗り/鉄骨下 地+強化石膏ボードt21二枚張

燃え代設計 燃え代設計

告示例示仕様

告示例示仕様

告示例示仕様 告示例示仕様

告示例示仕様 (1時間耐火)

準耐火・耐火構造一覧表

防火区画ライン 諸室・WC/機械室970㎡ 1500㎡

延焼のおそれのある範囲

ギャラリー ギャラリー ・防災本部

・防災本部ギャラリー 執務スペース執務スペース執務スペース 機能訓練機能訓練スペーススペース機能訓練スペース ・防災本部

プロポーザル

着工 竣工

開庁

町民 町民

町民 町民

防災 センター

町役場 書庫

保健 センター

会議室 会議室

既存 会議棟 軒下 広場

ロビー

柱の上でやじろべえ 梁の先でやじろべえ やじろべえの先端をつなぐ 耐震要素としての木摺り壁を挿入 やじろべえ梁

(大梁1)L4m (大梁2) L4mやじろべえ梁 木摺り壁

大梁3 L6m

組み柱

やじろべえ式合わせ梁

木摺り壁

組み柱

9m

スパン8 .19m site

木曽川

内照式光壁:

サイン: サインボードにもなります。

家具:

空調:

行燈として辺りを照らします。

9m

空調吹出し口として居住域の 快適性を高めます。 本棚、カウンター、テーブルと いった家具として機能します。

柱: 300x300 [4m材]   (150x150x4本 組み柱) 

大梁1: 240x480[4m材]    (120x240x4本合わせ梁)  

大梁2: 135x600 [4m材]    (135x300x2本合わせ梁)

大梁3-1: 135x300 [6m材]

大梁3-2: 135x300 [6m材]

小梁: 120x150 @455    [4m材]

8.19m 木摺り壁 

端部柱 120x300(120x150x2本組み柱)[4m材] 筋交い 120x300(120x150x2本組み柱)[4m材] 木摺り 30x90 @180

大梁3-3: 135x300 [6m材]

 材の寸法 全体に占める割合 L4m   90.1% L6m   9.9%

町産材での調達容易

上記製材の余りを活用

L4m(木摺り)   2400本

町産材での調達可能

建築基準法2条九号の三イ及び施行令107 条の2で定める準耐火建築物(イ準耐-2)と することで、建築基準法26条に係る1000 ㎡毎の防火壁の適用を外していきます。 燃え代設計を基に柱梁を計画し、970㎡の 閉じられた必要諸室を防火区画ラインに設 定していくことで、建物中央に1500㎡の明 るく一体的な空間をつくり出します。こうし て町に開かれた庁舎を目指します。 木造準耐火建築物がつくり出す広がり <建築基準法26条に係る防火壁について> 「道の町」木曽にとって、敷地に残された

大きな平場は貴重な存在です。この平場 の可能性を最大限まで引き上げる大き な広場をつくります。新たにつくられるこ の広場は様々な活動の受け皿となり、徐 々に町の人が集まり始めます。

この建築が町の背中を押し、町を少しず つ動かしていくことを期待しています。

町の可能性を拡げる大きな平場

高さ9mの組み柱とやじろべえ式の合わせ 梁を用いて大きく軽やかな木空間を実現しま す。また平屋建てとすることで壁量を最小限 に抑え、筋交いを挟み込んだ木摺り壁で空間 をやわらかく分節していきます。

町内の技術を活かして作られるこの建築は、 木の国木曽にふさわしい、明るく広がりのあ る新しい木造建築となります。

組み柱、木摺り壁、やじろべえ式合わせ梁

中山道の宿場町として栄えたこの土地には、旅人を 迎え入れる顔があります。険しい山道の中、日が暮 れる頃に福島宿に着く者も多くいたでしょう。その時 旅人は、町に点る灯りに安らぎを感じたに違いあり ません。その夕暮れ時の町の顔を、建築として線路 側に作ります。木摺りの壁が行燈となって辺りを照 らします。電車に揺られながら木曽福島駅に到着す る時、人はまずその灯りによって出迎えられます。

旅人を出迎える木曽の行燈

4.

「木曽町を象徴する庁舎」について

大きな屋根の下で半分が外部、半分が内部とな っています。この広い軒下空間が建物の大きな 特徴となっており、そこでは毎週朝市が開かれ、 夏には広場一体が木曽踊りの会場となり、軒下 から繋がる「きそのきギャラリー(防災本部ギャ ラリー)」では町民による木曽曲げわっぱが展示 されます。庁舎は物理的にも機能的にも町に大 きく開かれ、町の活力を生み出す場となります。

半分が外、半分が中

木工の町で育った人々のアイデンテ ィティを町役場が先導役となって紡 いでいきます。木工ワークショップを 開いて新しいプロダクトを作り、「木 育」を幼児教育、生涯学習の中心に 据えていきます。モノづくりを通して 生まれる、こうしたコトづくりが子育 て支援、定住、移住問題の改善に繋 がっていくことを期待しています。 「木育」 モノづくりからコトづくりまで

建物の中に閉じた議場を作らず、町に開 かれた広場のような建築を目指します。 議会で使用する会議室は町の人も利用 することができ、訪れた人が使いやすい エントランス近くに配置します。

さらに四周に出入り口を設けることで、 木曽の町らしい、本質的に開かれた、明 るく新しい庁舎が生まれます。

議場を持たない広場のような庁舎

設計から建設、開館、そしてその後の 利用に至るまでの全過程をオープン にしていきます。またシンプルでフレ キシブルな建築とすることで町民が 意見、参加しやすく、計画も柔軟に変 更できる構成とします。

このオープンなプロセスに合った建 築を皆で育てていきます。

オープンなプロセスに合った建築

5.

「町民に開かれた庁舎」について

バランスを取りながらネットワークする新しい木構造 家具と建築をつなぐ木摺り壁

<構造の考え方について>

柱の上にやじろべえの様に梁を架け、そのやじろべ えの先にまたやじろべえを架け、さらにそれらをネッ トワークさせるように繋いでいくことで新しい木構造

が生まれます。

また、木摺りにより壁倍率が大きくなり、壁量を抑え ることに寄与しています。

まちの木材を活用する架構方法 木曽町で採れるヒノキ材の寸 法( 直 径 2 0 ㎝ 4 0 ㎝、長さ 4m-6m)に合わせた小断面か つリーズナブルな長さの製材 を使用し、8.19mスパンのフ ラットな大屋根を実現します。

参照

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