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「攻めの農林水産業」の推進 パンフレット「あおもりの農林水産業」について|青森県庁ウェブサイト Aomori Prefectural Government H30 pamph01

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Academic year: 2018

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1 

「攻めの農林水産業」の推進

「攻めの農林水産業」とは?

 農林水産業を取り巻く厳しい環境や新たな課題などに対応するため、これまで

培ってきた本県の「強み」を最大限に発揮する施策として、収益と働く場を生み

出す「産業力強化」と、人口減少社会に対応した「地域力強化」を車の両輪とし

て展開し、本県農林水産業の「成長産業化」を目指します。

豊富な農林水産資源

本県の農林水産業の「成長産業化」

元気のある人財

恵まれた生産基盤

(きれいな水、健康な土など)

農山漁村の「地域経営」を進め、 地域の持続的・自立的

発展を目指します。 あおもり「食」産業などの多様な

ビジネスモデルを創出し、 外貨獲得を目指します。

経済効果を地域全体に波及

地域の活力が産業の元気を下支え

収益と働く場を

生み出す

産業力強化

人口減少社会に

対応した

地域力強化

販売力強化

Ⅰ 信頼・人のつながりに支えられた   「売れる仕組みづくり」

生産力向上

Ⅱ 安全・安心で優れた青森県産品づくり

環境・生産基盤保全

Ⅳ 山・川・海をつなぐ「水循環システム」の   再生・保全

人財育成

Ⅴ 未来を切り拓く多様な経営体の育成

食産業の推進

(2)

 これまでのトップセールスなどで築いてきた取引先との信頼や人のつながりを生か し、更なる販路拡大に努めるとともに、マーケットインの考え方を踏まえた県産品の ブランド力の強化に取り組みます。また、県民の健康寿命延伸に向けた食育活動や、 県外における青森りんごの食習慣づくりなどを進めます。

1 産地と連動した国内外市場の新たな販路開拓

(1)トップセールスなどによる信頼関係の構築とそのフォローアップ (2)展示商談会など産地と連動した多様な売り込みの推進

(3)ニーズに応じた提案型のセールス活動の積極的な推進 (4)北海道新幹線開業を契機としたマーケットの拡大

(5)世界トップレベルの品質を生かした市場開拓による県産農林水産

品の輸出拡大

3 お客様から支持され選ばれる県産品の創出

(1)市場ニーズを踏まえた高付加価値ブランド産品づくりの推進 (2)地域の魅力ある一次産品を活用した商品づくりの推進

(3)地域ブランド化を担うリーダーや商品力強化に向けたコーディネーターの育成 (4)本県を代表するフラッグシップ商品づくりの推進

4 関係団体・民間企業との連携による情報戦略の展開

(1)県産品の効果的な情報発信の強化

(2)大都市圏における販路開拓に向けたアンテナショップの機能強化 (3)マスメディアなどを有効活用した全国的な宣伝活動の展開

・あおもり米「青天の霹靂」のブランド確立の推進

5 更なる県産品の愛用に向けた地産地消の推進

(1)地元食材をフル活用する「ふるさと産品消費県民運動」の充実・強化

(2)県産品の商品開発・販売促進に向けた、県内量販店や加工業者などとの連携強化     ・「だし活」減塩ビジネスの推進

(3)産地直売施設の経営力や機能の強化に向けた取組の推進

・産地直売所による地域貢献の取組拡大や産地直売所間交流の促進

(4)食育や健康づくり、観光など多様な分野との連携による地元の「食」の活用推進 (5)学校給食などにおける地元食材の活用に向けた体制づくりの推進

6 健康で活力に満ちた「くらし」に向けた食育の推進

(1)県と県民の協働による「食育県民運動」の展開     ・県民それぞれのライフステージに対応した食育活動の展開 (2)あおもりが持つ食環境への理解の促進          

・学童期からの「青森りんご」食習慣づくりの推進

2 新たな市場の創出に向けた成長分野への販路開拓と物流システムの構築

(1)通信販売市場など成長分野への販路開拓

(2)物流関連企業と連携した新たな流通ルート・手法の構築

30年度の主な取組

トップセールスによる関係構築

高鮮度で輸送する A ! P re miu mサービス

(3)

高品質米生産に向けた現地検討

りんご適正着果に向けた現地巡回指導

県基幹種雄牛「春待白清」

 「青天の霹靂」のブランド確立に向けた生産体制の強化など、市場ニーズや

地域特性に対応した農林水産物の生産振興を図ります。また、収益性の高い 経営への転換を可能とする土地改良事業の推進や、畜産業・林業・水産業の 強化に向けた基盤整備を進め、幅広い角度から県産品の高品質化・低コスト 化に取り組みます。

1 市場ニーズや地域特性に応じた農林水産物の生産振興

(1)市場優位性の確立が期待できる農林水産物の生産振興

・「あおもり米」活性化推進運動による県産米の更なる評価向上

・ 「青天の霹靂」のレベルアップと「つがるロマン」を超える新品

種の検討

・輸出先のニーズに対応したりんごの生産・輸出体制づくりの推進 ・新たな需要に対応した加工りんごの振興

(2)地域の特性・優位性を生かした生産体制の強化

・無加温ハウス栽培等の生産拡大による冬の農業の推進 ・りんご生産力強化の推進

・ 商品力アップに向けた高品質りんご生産及び省力・低コスト化の推 進と生産基盤の整備・充実

・県産きのこ原木の供給体制の整備

(1)高品質な農産物の生産に向けた施設整備や技術向上の推進 ・所得の安定確保に向けた水田農業の再構築

・野菜等の生産・販売力の強化に向けた産地体制の整備 ・ながいもの生産性向上や担い手の育成・確保による産地力強化 ・ にんにく優良種苗供給量の拡大と種苗生産技術向上による産地力

の強化

・大豆・小麦、工芸作物等の低コスト、高品質安定生産の推進 ・花き産地パワーアップによる生産・需要拡大

・特産果樹の特色ある産地づくりとブランド化の推進 ・青森シャモロックのブランド化の推進

(2)省力・低コスト化の推進による生産性と収益性の向上 ・労働力不足に対応した機械化農業の推進

・ 果樹産地の労働力不足への対応

・水田をフル活用した飼料自給力向上対策

・ ほ場整備など基盤整備の推進とこれを契機とした担い手への農地 集積

・ 地域の多様な農業戦略に対応するための総合的な生産基盤及び農 道整備の推進

・中山間地域の農業の維持・発展 ・たまねぎなど高収益作物の生産拡大 ・ICTを活用したするめいか漁情報の発信

(3)「あおもり和牛」の産地力強化など収益性の高い畜産業の推進 

・県産畜産物のブランド確立につながる生産の推進

・環境変化に対応できる生産基盤の確立と担い手・労働力の確保 (4)低コストな木材生産と加工・流通体制の強化

・低コスト再造林の普及・定着と再造林支援の新たな仕組みづくり (5)つくり育てる漁業や資源管理型漁業などの推進

・TAC制度による漁獲管理や資源管理・収入安定対策の取組推進

Ⅱ 安全・安心で優れた青森県産品づくり

30年度の主な取組

(4)

(1)環境変動に対応した安全・安心な農林水産物の生産管理技術の開発 ・農作物の環境変動などに対応できる安定生産技術の開発

・特産野菜の病害虫発生生態と防除技術に関する研究 ・陸奥湾ホタテガイ養殖漁場における波浪予測システムや

  水温予測モデルの開発

(2)競争力のある優良品種・種畜の改良

・水稲の良食味・良質品種やりんご、特産野菜の優良品種   の育成

・黒毛和種における牛肉DNAの脂肪酸組成に関わる遺伝子   領域の解明

・マツ材線虫病抵抗性クロマツの作出

(3)競争力のある低コスト・省力技術や高品質な農林水産物の   生産技術の開発

・水稲・小麦・大豆高品質低コスト安定生産技術に関する研究 ・ アメダスデータや衛星画像を利用した土壌窒素発現量の

予測に関する研究

・ 青森ブランド野菜の高品質安定生産・貯蔵技術に関する 研究

・気象変動に対応した持続的なりんご高品質安定生産技術に   関する研究

・顕微授精技術活用による種雄候補牛生産に関する研究 ・高タンパク質飼料の低コスト生産・利用技術の開発 ・県産材ロングスパン部材に関する研究

・ ICTとリモートモニタリングシステムを用いた高効 率・安定的なホタテガイ養殖方法の開発

・サケ放流稚魚の育苗性向上技術の開発 ・県産サーモンの高品質化技術の開発

3 環境変動への対応や競争力の強化に向けた研究開発の推進

4 安全・安心を支える産地体制の強化

(1)農業生産の基本となる健康な土づくりの推進とレベルアップ ・「あおもり土づくりの匠」の認定と高度な土づくり技術

の普及

(2) 農薬・化学肥料を低減した栽培の推進による環境にやさし い農業の展開

(3)消費者から信頼される安全・安心なシステムの構築 ・「GAPをする・とる」の普及拡大

・IPM(総合的病害虫・雑草管理)の導入促進

・ 畜産における「農場HACCP」及び「JGAP家畜・ 畜産物」の普及体制の強化

(4)農林水産物の安定供給に向けた鳥獣被害防止や衛生管理体   制づくりの強化

・新規侵入鳥獣の被害防止対策の普及

・GPS等を活用した鳥獣被害防止対策のモデル実証 ・ 高病原性鳥インフルエンザ等の家畜伝染病の防疫対策の

推進

(5)共済加入促進による災害に強い経営体制の確立 ・農業者による適切な制度選択の促進

(6)放射性物質のモニタリング調査による安全・安心の確保

極良食味の水稲品種などの育成

日本一健康な土づくり運動の展開 ブイ式波高計による波浪データの収集

(5)

 農林漁業者による地域の特徴や特産物にこだわった商品づくりなど「地域内の 連携」を重視した「地域の6次産業化」を推進します。また、農福連携による障 がい者就労の促進や、観光分野と連携したグリーン・ツーリズムの推進など、多 様な分野との連携・協働を進め、地域の活性化を図ります。

30年度の主な取組

1 農商工連携によるあおもり「食」産業の加速化

(1)ビジネスマッチングや相談活動の推進 ・相談活動の展開

・「地域の6次産業化」の拡大・発展 ・農商工連携の推進

(2)農林水産物の中間加工分野の強化による加工・業務用食品の生 産・利用拡大 

・あおもり食品加工ビジネスモデルの創出

・東京オリンピック・パラリンピックを見据えた惣菜向け加工品の販路開拓支援 (3)農林漁業者と中小企業者の連携体による新商品・新技術開発への支援

食産業コラボ・マーケットでのマッチング

2 地域資源の付加価値を高める製品づくりの推進

(1)差別化を図れる付加価値の高い食品づくり

・ 地域農林水産物を用いた新規加工品の開発や既存技術を活用し た加工品の改良及び事業者への技術普及

・特産野菜の機能性成分評価等と高度利用技術の開発 ・黒にんにくの適正製造条件の確立

(2)バイオマスの低コストな地産地消循環システムの確立

・木質バイオマスのエネルギー利用促進 温泉施設の薪ボイラー

3 農林漁業者の所得向上に向けたグリーン・ツーリズムの推進

(1)各地域の受入団体の連携や体制づくりの推進 ・既存の受入団体の受入体制の強化

・新規の農家民宿実践者の育成

(2)魅力ある農山漁村の情報発信と地域資源を活用した商品づくりの推進 ・受入団体や地元旅行業者と連携による「農山漁村の暮らし」を取

り入れた新たなメニューの開発

・インターネットを活用した新たな体験メニューの戦略的な情報発信 (3)一般客や福祉など新たな分野の来訪者の拡大

・国内外の重点地区に対するプロモーション活動等の強化 (4)ビジネスとしての育成と関連産業への成果の波及拡大

・農泊推進対策に取り組む団体のビジネスとしての自立的運営に向けた支援

台湾修学旅行生の受入れ

4 多様な分野との連携・協働による地域の活性化

(1)農福連携など新たな連携・協働の創出

・ 障がい者就労の拡大・持続に向けた情報共有体制の構築と働 きやすい環境づくり

(2)企業の社会貢献活動との連携強化

・ 企業等の社会貢献力を活用した森づくり活動や山村・都市交

Ⅲ 連携・協働による

「地域の6次産業化」

の推進

(6)

 ため池の環境保全活動や藻場の保全活動など各流域関係者の自主的な活動 をつなぐネットワークづくりを進めながら、企業や子供たちの参加を促し、 多様な主体による持続可能な「水循環システム」の再生・保全を目指します。 特に、人口減少社会に対応した農林水産業の生産基盤の強化や、再造林、松 くい虫被害対策に重点的に取り組みます。 

1 農林水産業の基礎となる「安全・安心な水資源」の確保

2 豊かな地域資源を未来に引き継ぐ環境公共の推進

(1)きれいな水を育む緑豊かな森づくりの推進

・搬出間伐を中心とした森林整備の推進

・ 低コスト再造林の普及・定着と再造林支援の新たな仕組み づくり

・県民環境林の管理・経営

・森林病害虫被害の総合的な防除対策

・企業等の社会貢献力を活用した森づくり活動や山村・都市

交流の推進

(2)安全・安心な恵みの里づくりの推進 ・多面的機能支払の推進

・基幹的な農業水利施設の長寿命化対策 (3)豊かな水産資源を育む豊饒の海づくりの推進

・水生生物の生活史に対応した漁場の整備 ・ナマコ種苗の低コスト生産技術の実証

(1)生産基盤の整備などを通じた環境公共の推進 ・環境公共モデル地区の推進

・活力ある安全・安心な農村づくりの推進

・公共牧場等の計画的な整備による生産基盤の強化 ・森林環境の保全

・海岸防災林の復旧

・漁港施設の防災・減災対策

・漁港海岸の陸閘管理における防災対策

(2)地域住民、NPO、企業などの参加による地域力の再生 ・環境公共コンシェルジュ等の活用

・環境公共に関する取組の幅広い情報発信

・次代の活動を担う緑の少年団等の森林整備活動の促進 (3)地域の資源、技術、人財の活用などによる、農業・林業・

水産業分野の連携強化

・水資源保全活動の拡大促進

・環境公共に関する農業・林業・水産業の各分野における情

報の共有化

・県産材の利用促進

(4)生物多様性に配慮した環境の保全・再生に向けた取組の強化

30年度の主な取組

Ⅳ 山・川・海をつなぐ「水循環システム」の再生・保全

漁業者による海を育む森づくり活動

長寿命化対策による用水路整備 水産資源の増大を図る藻場整備(法師浜漁場)

(7)

 人口減少社会を見据えた「地域経営」を確立するため、地域経営体の更なる発 展に向けた地域貢献活動など、地域経営体の発展段階に応じた支援を強化します。 また、「若手農業トップランナー」など、高い経営能力を持った人財を育成する ほか、女性ならではの視点・発想を生かした女性起業や地域貢献に取り組む女性 農業者の活躍を支援します。 

1 高い経営力を持った人財の育成

3 地域を支える生産基盤の有効活用と組織の体質強化

(1)地域農林水産業の次代を担う若手就業者の育成・確保

・将来の地域農業をリードする若手農業トップランナーの育成 (2)農業経営士や認定農業者、指導漁業士など中核となる担い

   手の育成・確保

・認定農業者の拡大・フォローアップ

・地域農業のリーダーとなる農業経営士や青年農業士、漁業士の育成・確保 ・本県の林業を支える林業技術者の育成・確保

(3)農林水産業における新規就業者の育成・確保 ・新規学卒者の就農意欲喚起

・営農大学校の機能強化

・各分野における新規就業者の育成・確保 (4)食品企業など他分野からの新規参入の促進

2 人口減少社会を見据えた「地域経営」の仕組みづくり

(1)地域のマネジメントを担う人財の育成

・「地域の担い手は地域が育てる」 仕組みづくりの促進

(2)「地域経営」の確立に向けた各発展過程における支援

・経営発展や地域貢献に取り組む地域経営体への支援 (3)集落営農組織などの組織経営体の育成や活動の充実強化

・集落営農組織の育成 ・ 確保と農業経営の法人化の推進 ・中山間地域直接支払制度の推進

(4)地域農業労働力補完システムの構築

・ 農業者の求人スキル・労務管理能力の向上や地域の組織的な取組支援

(1)担い手への農地利用集積の促進と耕作放棄地の解消推進    ・ 農地中間管理機構の機能を生かした担い手への農地の集積・

集約の促進

・遊休農地の発生防止・解消等による農地有効利用の推進 (2)漁業における協業活動や漁船構造改革の推進

(3) 地域の農林水産業を支える農協、漁協、森林組合などの体質強化 ・JAによる農業労働力不足の解消促進

・農業共済団体の再編整備

・森林組合の経営基盤強化と「中核組合」の育成促進 ・浜の活力再生に向けた漁業者の経営改善や漁協合併の促進

4 農山漁村の女性が活躍できる環境づくり 

(1)女性起業家の経営力向上による所得確保と企業化の推進 (2)家族経営協定の締結による女性の経営参画の推進 (3)地域活性化に取り組む女性リーダーの育成

Ⅴ 未来を切り拓く多様な経営体の育成

30年度の主な取組

起業セミナーで盛付方法を研修 あおもりマルシェでの若手農業トップランナー塾生

農山漁村の「地域経営」マネジメント研修

参照

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