宮崎市青島地域複合型防災施設基本・実施設計業務
プロポーザル評価要領
1.参加条件
次の条件を満たすことが当該プロポーザルに参加する条件とする。
(1)平成25・26年度宮崎市の建築設計業務競争入札参加資格を有する者であること。 (2)建築士法(昭和25年法律第202号)第23条の3第1項の規定により、一級建築士事
務所登録簿に登録された者であること。
(3)この業務を共同して受託することを目的として、2者の設計事務所により結成された共同 企業体であること。
(4)主たる営業所の所在地が宮崎市内にある一級建築士事務所(以下「共同構成員」という) 1者が構成員として参加している共同企業体であること。
なお、共同構成員の出資比率は20%以上とする。 2.業務実施上の条件
(1)次の条件を満足することが審査対象の条件とする。
1)参加表明書の提出期限の日から契約締結の時までの間に、国又は宮崎県、その他県内市町 村の指名停止を受けている期間中でないこと。
2)地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第167条の4(一般競争入札の参加者の 資格)の規定に該当しない者であること。
3)民事再生法(平成11年法律第225号)に基づき再生手続開始の申立てがなされていな い者(再生手続開始の決定を受けた者を除く)であること。
4)会社更生法(平成14年法律第154号)に基づき更正手続開始の申立てがなされていな い者(更正手続開始の決定を受けた者を除く)であること。
6)管理技術者の手持の業務量(特定後未契約の業務を含む。)が2,000㎡以上の新営設 計業務の件数が5件以上の場合。
7)記載を求めた各主任担当技術者(提出者において新たに業務分野を追加した場合、当該分 野の主任担当技術者を含む。)の手持の業務量(特定後未契約の業務を含む。)が2,00 0㎡以上の新営設計業務の件数が3件以上の場合。
8)主たる分担業務分野のうち、積算に関する業務を除く業務を再委託することとしている場 合。
9)設定した分担業務分野において、協力事務所が他の応募者の協力事務所となっている場合。 10)協力事務所が指名停止期間である場合。
■ 一次審査における技術資料評価要領
提出された参加表明書の技術資料をもとに以下の項目を評価する。
評価項目
評価の着目点 評価点
判断基準 小計
1.事務所
の評価
(1)技術員数 技術員数を評価する 代表構成員 4. 0
35
共同構成員 2. 0
(2)有資格者数 有資格者数を評価する 代表構成員 4. 0
共同構成員 2. 0
( 3 ) 平 成 16 年 4 月 1
日以降の同種・類似業務
の実績
実績の規模、件数について評価する。
10. 0
(4)平成21年4月1
日以降の実績
実績の有無を評価する。
共同事務所にあっては平成16年4月1日以降
代表事務所 10. 0
共同事務所 3. 0
2.配置技
術者の資
格
(1)専門分野の技術資
格
各担当分野について、資格の内容を資格評
価表により評価する。
主
任
担
当
技
術
者
意匠 2. 0
10
構造 2. 0
電気設備 1. 0
機械設備 1. 0
担
当
技
術
者
意匠 1. 0
構造 1. 0
電気設備 1. 0
機械設備 1. 0
(1)平成 16 年 4 月 1 日
以降の同種または類似業
務の実績(実績の有無及
び件数、携わった立場)
次の順で評価する。
①同種業務の実績がある。
②類似業務の実績がある
上記に加え、実績の立場を下記の順で評価
する。
管理技術者 3. 0
主
任
担
当
技
術
者
意匠 2. 0
構造 2. 0
電気設備 2. 0
(2)平成 21 年 4 月 1 日
以降に担当した公共施設
の受注業務の評価
業務実績の有無を評価する。 管理技術者 3. 0
10
主
任
担
当
技
術
者
意匠 3. 0
構造 2. 0
電気設備 1. 0
機械設備 1. 0
(3)経験年数 実務経験年数を評価する。 管理技術者 2. 0
10
主
任
担
当
技
術
者
意匠 2. 0
構造 2. 0
電気設備 1. 0
機械設備 1. 0
担
当
技
術
者
意匠 0. 5
構造 0. 5
電気設備 0. 5
機械設備 0. 5
(4)建築CPD 平成24年4月1日から平成26年3月
31日までの建築CPDの認定時間によ
り評価する。
管理技術者 2. 0
12
主
任
担
当
技
術
者
意匠 2. 0
構造 2. 0
電気設備 2. 0
機械設備 2. 0
担
当
技
術
者
意匠 0. 5
構造 0. 5
電気設備 0. 5
機械設備 0. 5
(5)受賞歴 過去の受賞歴について評価する。
当該技術者が担当していた建築関係コン
サルタント業務に係るもの
管理技術者 5. 0
8. 0
意匠主任担当技術者 3. 0
1. 事務所の評価【35 点】
(1)技術員数【4+2 点】 (2)有資格者【4+2 点】
①技術員数の評価は下記による。 ②有資格者評価は下記による。
代表構成員 代表構成員
共同構成員 共同構成員
(3)平成16年4月 1 日以降の同種または類似業務の実績(実績の有無)【10 点】
過去の実績5件を 1 件当たり配点 2 点として実績ごとに評価のウェイトを乗じたものの合計 とする。
(4)平成21年4月1日以降の国または地方公共団体の業務実績【10+3 点】
代表構成員にあっては平成21年4月1日以降の国または地方公共団体の実績、共同構成員 にあっては平成16年4月 1 日以降の国または宮崎県または県内地方公共団体の実績を下 記により評価する。
技術職員数( 人) 評価点 有資格者数( 人) 評価点 50∼ 4. 0 50∼ 4. 0 20∼49 3. 0 20∼49 3. 0 ∼19 2. 0 ∼19 2. 0
技術職員数( 人) 評価点 有資格者数( 人) 評価点 10∼ 2. 0 10∼ 2. 0
5∼9 1. 5 5∼9 1. 5 ∼4 1. 0 ∼4 1. 0
2.配置技術者の資格【10 点】
(1)専門分野の技術者資格【10 点】
各分野の主任担当技術者、担当技術者資格については下表により評価する。
※ 担当技術者の評価は「当該対象とする人数」の平均値(小数点第二位まで四捨五入)を評価点とする。 ・新たに分担業務を追加した場合は電気及び機械設備担当業務と同様に評価する。その場合、新たな分
担業務評価と電気担当、機械担当それぞれの評価の合計を、新たな分担業務数+電気+機械分担業務 数で除して得た平均値(小数点第二位まで、四捨五入)を電気担当、機械担当分のそれぞれの評価値 とする。
3.配置技術者の技術力【55 点】
(1)平成16年4月1日以降の同種または類似業務の実績の有無【15 点】
過去の実績3件を下記により評価する。同種または類似業務の実績の無い場合は0点とする。 ①同種業務=1. 0 類似業務=0. 3 とする。 ②携わった立場
※ 当該実績の主たる分担業務が、本業務での分担業務と同じ場合に限る。
各実績毎に①× ②を算出し、これを加えたものを件数(=3)で除した値(小数点第二位までとする。 四捨五入)を「平成16年4月1日以降の同種または類似業務の実績」の評価点とする。実績が2件 未満の場合についても、合計を件数(=3)で除す。
・各担当技術者の評価点は、同種実績=1. 0 類似実績=0. 3 点とし、評価対象人数での平均値(小数 分担業務分野 評価する技術者資格
評価点
主任担当技術者 担当技術者(※ ) 意匠 一級建築士 2. 0 1. 0
二級建築士 0. 8 0. 4 その他 0. 4 0. 2 構造 一級建築士 2. 0 1. 0 二級建築士 0. 8 0. 4 その他 0. 4 0. 2 電気設備 建築設備士、技術士、一級建築士 1. 0 1. 0 一級電気工事施工管理技士 0. 4 0. 4 二級電気工事施工管理技士・その他 0. 2 0. 2 機械設備 建築設備士、技術士、一級建築士 1. 0 1. 0 一級管工事施工管理技士 0. 4 0. 4 二級管工事施工管理技士・その他 0. 2 0. 2
過去の実績での立場 管理技術者の実績評価の場合 主任担当技術者実績評価の場合
管理技術者又はこれに準ずる立場 3. 0 2. 0(※ )
主任担当技術者又はこれに準ずる立場 1. 0 2. 0
点第二位、四捨五入)を評価点とする。
・新たに分担業務を追加した場合、新たな分担業務評価と各主任担当技術者の評価の合計を当該分担 業務数で除して得た平均値(小数点第二位まで、四捨五入)を、各主任担当技術者のそれぞれの評 価値とする。
(2)平成21年4月 1 日以降の国または地方公共団体発注業務の実績【10 点】
過去の国または地方公共団体の発注業務の業務実績を下記により評価する。ただし評価 対象となるのは当該技術者が管理技術者または主任技術者として携わった業務に限る。 なお、実績がない場合は加点、減点しない。
・新たに分担業務を追加した場合は電気及び機械設備担当業務と同様に評価する。その場合、新たな分 担業務評価と電気担当、機械担当それぞれの評価の合計を、新たな分担業務数+電気+機械分担業務 数で除して得た平均値(小数点第二位まで、四捨五入)を電気担当、機械担当分のそれぞれの評価値 とする。
(3)経験年数【10 点】 経験年数は下記による。
管理技術者の場合 意匠・構造主任担当技術者の場合
電気・機械設備主任担当技術者の場合 各担当技術者の場合
過去の業務実績
評価点 管理技術者
意匠主任担当技術者
構造主任担当技術者
電気・機械設備 主任担当技術者 ①業務実績がある 3. 0 2. 0 1. 0 ②業務実績がない 0. 0
数で除して得た平均値(小数点第二位まで、四捨五入)を電気担当、機械担当分のそれぞれの評価値 とする。
(4)建築CPDの評価【12 点】
建築CPDの評価は平成24年4月1日から平成26年3月31日までの実績を下記により 評価する。
※ 担当技術者の評価は「当該対象とする人数」で除した値を四捨五入した数値(小数点第二位まで、四 捨五入)を評価点とする。
・新たに分担業務を追加した場合、新たな分担業務評価と各主任担当技術者の評価の合計を当該分担 業務数で除して得た平均値(小数点第二位まで、四捨五入)を、各主任担当技術者のそれぞれの評 価値とする。
(5)過去の受賞歴【8 点】
提出のあった過去の受賞歴について、以下に従い評価する。
建築CPDの認定時間
評価点
管理技術者 主任担当技術者 各担当技術者(※ ) 48 時間以上 2. 0 2. 0 0. 5 24 時間以上 48 時間未満 1. 4 1. 4 0. 35 12 時間以上 24 時間未満 0. 9 0. 9 0. 15 12 時間未満 0. 0 0. 0 0. 0
評価基準
評価点
■ 二次審査における技術提案書評価要領
提出された技術提案書およびヒアリングの内容をもとに以下の項目を評価する。
評価項目
評価の着目点 評価点
判断基準 小計
参加表明書の評価 参加表明時に提出された技術資料の評価 30/ 100 30 30
取組意欲 技術提案書及びヒアリングにより評価を行う。当該
業務を実施する上でのテーマや問題点を把握してお
り、積極的に取り組む姿勢がうかがわれる場合優位
に評価する。
10. 0 10. 0
業務実施方針及
び手法
(評価にあたっ
ては技術提案書
の内容及びヒア
リングの結果に
より総合的に判
断を行う。)
業務の理解度
業務の内容、技術背景、手続きの理解が高い場合に
優位に評価する。
5. 0
10. 0
工程計画の妥当性 5. 0
特定 テーマ に対す
る技術提案
①特定テーマ1について、その的確性(余条件との
整合性が取れているか等)創造性(工学的知見に基
づく創造的な提案がされているか等)、実現性(提案
内容が理論的に裏づけられており、説得力のある提
案となっているか等)を考慮して総合的に評価する。
10. 0
50
②特定テーマ2について、同上 10. 0
③特定テーマ3について、同上 10. 0
④特定テーマ4について、同上 10. 0
⑤特定テーマ5について、同上 10. 0
合 計 100
1 . 技 術 提 案 書 の 評 価
( 1 ) 事 務 的 評 価 【30点 】
な お 、ヒ ア リ ン グ に 出 席 し な い 場 合 は 受 注 意 思 が な い も の と み な し 、原 則 と し て 選 定 し な い こ と と す る 。た だ し 、や む を 得 な い 理 由 で 出 席 で き な い と 判 断 で き る 場 合 、 出 席 で き な い 旨 及 び そ の 理 由 を 書 面 で の 提 出 を 認 め る こ と と し 、 そ の 理 由 が 妥 当 で あ る と 判 断 さ れ る 場 合 は 欠 格 と は し な い 。 た だ し こ の 場 合 、 取 組 意 欲 の 評 価 点 は 0 点 と す る 。
2 ) 業 務 実 施 方 針 及 び 手 法 【60点 】
① 提 出 さ れ た 技 術 提 案 書 、ヒ ア リ ン グ の 内 容 を ふ ま え 、選 定 委 員 の 主 観 的 評 価 に よ り 総 合 的 に 判 断 を 行 う 。評 価 点 は 、各 委 員 の 評 価 点 を 平 均 し て 算 出 す る 。( 小 数 第 二 位 ま で ( 四 捨 五 入)と す る 。)
評 価 の 着 目 点 評 価 事 項
各 委 員 の 評 価 点
配 点 5 4 3 2 1
業 務 の 理 解 度
業 務 内 容 ・業 務 背 景 ・手 続 の 理 解 度 、積 極 性
極 めて 良 好
良 好 普 通
や や 不 十 分
不 十 分 5 点
工 程 計 画 の 妥 当 性
極 めて 高 い
高 い 普 通
や や 低 い
低 い 5 点
評 価 の 着 目 点 評 価 事 項
各 委 員 の 評 価 点
配 点 10 8 6 4 2
特 定 テ ー マ に 対 す る 技 術 提 案 書 の 的 確 性 ・ 創 造 性 ・ 実 現 性
( 5 テ ー マ × 10 点 )
設 定 し た テ ー マ に 対 す る 技 術 提 案 に つ い て 、 的 確 性 ( 与 条 件 と の 整 合 性 が 取 れ て い る か 等 ) 、 創 造 性 ( 工 学 的 知 見 に 基 づ く 独 創 的 な 提 案 が さ れ て い る か 等 ) 、 実 現 性 ( 提 案 が 理 論 的 に 裏 付 け ら れ て お り 、 説 得 力 の あ る 提 案 と な っ て い る か 等 ) を 考 慮 し て 各 提 案 毎 に 総 合 的 に 判 断 す る 。
極 め て 高 い
高 い 普 通
や や 低 い
低 い