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H29guidebook strategic policy

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Academic year: 2018

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(1)

Ⅱ いわき市の教育に関する主な取組み

 市では、平成 28 年2月に「いわき市教育大綱」を策定し、また、その内容を「いわき市教育振 興基本計画」として位置付けています。

 教育振興基本計画は、いわき市が行う教育や学術、文化の振興に関する様々な取組みの基本的な 方向性を定めたものです。

基本理念

 

地域全体で人を育て、誇れるまち “いわき” をつくる。

 「地域が人を育み、人が地域をつくる」という認識に基づき、学校、家庭、地域、企業や NPO など様々な主体が連携しながら、個性にあふれ、多様性に富み、自ら考え判断する自立 した心を持ち、知・徳・体のバランスのとれた子どもたちを育む。

 また、子どもから大人まで、市民一人ひとりが、それぞれのライフステージの中で、ふるさ と “いわき” に誇りと愛着を持てるような学びの機会を設けるとともに、いわきで育った人が、 また次の世代を支え育てる「豊かな土壌づくり」を進める。

基本目標

1 未来に夢を持ち、ふるさとを支え、日本を支え、世界に飛躍する人づくり

2 市民がいつでも、どこでも、生涯にわたって学び、活かせる仕組みづくり

3 文化やスポーツに親しみ、健康で、心豊かな人生を送れる環境づくり

施策体系

1 個性を生かした学校教育の推進

2 生涯を通した学習活動の推進

3 確かな人間力を育む幼児教育の充実

4 生涯にわたるスポーツライフの実現

5 地域に根ざした市民文化の継承と創造

 次ページからは、施策体系ごとに、平成 29 年度の主な取組みと事業一覧をご紹介します。 ※ いわき市教育大綱・教育振興基本計画について、詳しく知りたい場合は、本庁・各支所の情報

公開センター又は情報公開コーナーで閲覧できるほか、市公式ホームページで    と検索 してみてください。

(2)

個性を生かした学校教育の推進

 次代のいわきを担う子どもたちが、「確かな学力」や「豊かな人間性」を身に付けるとともに、「知・ 徳・体」のバランスの取れた「生きる力」を高めるための取組みを進め、いわきを支え、日本を支 え、夢や未来に向かってチャレンジする人づくりを推進します。

【主な取組み】

生徒会長サミット事業

(10,893 千円)

学校司書設置事業

(46,254 千円)

体験型経済教育事業

(34,706 千円)

未来につなぐ人財応援事業

(120,666 千円)

 カタールフレンド基金を活用し設置された、専用施設と しては日本唯一の体験型の経済教育施設である「エリム」 において、小学校5年生と中学校2年生が、施設内に再現 された「街」の中で、「社会のしくみや経済の働き」を体 験学習し、社会の仕組みを理解する取組を実施します。  また、平成 29 年度から、施設での経済教育に要する児 童生徒の交通費の一部の補助を行います。

 大学生等の奨学金返還に係る負担を軽減し、本市の未来を担う若者の定着を図るため、本市に居 住し、本市または双葉郡等の近隣自治体に存する事業所への就職者を対象として、奨学金返還を支 援します。

 学校図書館の機能向上により、子どもの読書活動の充実を 図り、児童・生徒の学力の向上につなげるため、小・中学校 に学校図書館の蔵書管理や児童生徒への読書指導等を行う学 校司書を、市内の全小・中学校に配置します。

 将来のいわきを担う人材の育成を図るため、生徒会長サミッ トを中心とする、全国的にも先進的な取組みを実施します。

○生徒会長サミット

  中学校の生徒会長が各学校で共通する課題等について協議 し、その解決に向けた実践策を検討する場として「生徒会長 サミット」を開催するほか、韓国等への派遣事業を実施します。

○いわき志塾

  市内中学生を対象に、各分野のスペシャリスト等を講師に招き行う「いわき志塾」、長崎派遣 事業を実施します。

○イングリッシュ・イマージョンキャンプ

  ALTを講師とした英語合宿である「イングリッシュ・イマージョンキャンプ」を開催します。

平成 29 年度

新規事業

平成 29 年度

一部新規

いわき志塾・ワークショップの様子

学校図書館での工夫を凝らした展示

(3)

コミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)導入事業

(331 千円)

市立学校特別支援教育(支援員設置)

(154,561 千円)

小中学校維持補修

(515,743 千円)

 「学校・家庭・地域・パートナーシップ 推進事業」などの取組みにより育まれてき た、公民館を軸とした地域と学校との連携・ 協力体制を生かし、“地域とともにある学 校づくり” をさらに進めるため、県内市で は初めての取組みとして、平成 28 年度か らモデル校を指定してコミュニティ・ス クールを導入し、より良い教育環境の実現 を目指します。

○総合教育センター

  いわき市文化センター内に総合教育センターを設置 し、教職員の研修及び教育に関する調査研究により学校 教育の充実を図っています。

  なお、平成 29 年度からは、組織を改正し、「研修調査室」 と「教育支援室」を設置し、いじめ・不登校などの困難 な状況を抱える子どもたちへの支援や、障がいのある子 ども一人ひとりのニーズを踏まえた支援がより充実した ものとなるよう、取組みを進めています。

 障がいのある児童生徒の一人ひとりの教育的ニーズを把握し、適切な指導 及び必要な支援を行い、特別支援教育の充実を図ります。

 特に、障害者差別解消法等に基づく合理的配慮※として、日常生活や学習 活動の介助、学習の支援、健康・安全の確保等を行う支援員のほか、本年度 より、医療的なケアを必要とする児童生徒への支援として、新たに看護師の 資格を有する支援員を配置する等、教育環境の整備を図ります。

※「合理的配慮」とは、学校等が過度な負担にならない範囲で、障がいのある児童生徒 に対して、その状況に応じて個別に必要な配慮を行うこと。

 児童生徒の適切な教育環境を維持するため、校舎や屋内 運動場などの学校施設の維持補修を行います。

(主な大規模補修等)  ○平第五小学校法面

 ○屋内運動場屋根(四倉中学校・泉小学校)

 ○校舎屋上防水(植田中学校・湯本第二中学校) 等 平成 29 年度

一部新規

平成 29 年度

組織強化

平成 29 年度

拡 充

平第五小学校裏側の法面工事

(4)

生涯を通した学習活動の推進

 市民一人ひとりが、自己の「ちから」を磨き、その成果を地域社会に活かし、住みよいまちづく りにつなげていくため、地域を取り巻く様々な主体が一体となって、生涯を通して、学ぶことがで きる生涯学習社会の形成を推進します。

【主な取組み】

○市立公民館

  市内 36 公民館では、「公民館運営指針」等を踏まえ、 地域の生涯学習活動の拠点として、市民の皆様の生涯の 各時期に応じた学習活動の機会の充実を図り、特色のあ る事業を実施しています。

いわき防災サマーキャンプ事業

(4,206 千円)

 防災をテーマとした宿泊体験や体験学習プログラ ムを地域と協力しながら実施することで、子ども達 の防災意識を高め、災害時においても的確に対応で きる知恵や行動力などの「生きる力」を育むととも に、防災・減災の地域づくりにつなげます。

○市立図書館

  いわき総合図書館をはじめとする市内6図書館では、 市立図書館運営方針や「第三期いわき市子ども読書活動 推進計画」等を踏まえ、図書資料の収集や読書活動の推 進・レファレンス事業等を展開し、生涯学習社会の形成 と市民サービスの向上に努めています。

土曜学習推進事業

(5,172 千円)

 子どもたちの健やかな成長を図るため、学校や家庭、地 域(公民館等)が連携し、役割分担しながら、土曜学習を 実施します。

平成 29 年度

拡 充

土曜学習(御厩小・サイエンスショー)

市民講座の様子

赤ちゃんへのおはなし会

(5)

確かな人間力を育む幼児教育の充実

 子どもたちが、すこやかに生まれ育つ環境を整えるために、切れ目ない支援を行っていくととも に、人格形成の基礎となる幼児期において、様々な体験や人との関わりなどを通じて「生きる力」 を高めるための豊かな学びの土壌づくりに取り組みます。

【主な取組み】

私立幼稚園就園奨励費補助金

(387,798 千円)

 所得状況に応じた保護者の経済的負担の軽減と公立・私立幼 稚園間の保護者負担の格差是正を目的に、私立幼稚園の設置者 が保育料(授業料)等を減免する場合に、市が私立幼稚園の設 置者に対して、その減免額を補助金として交付します。

市立幼稚園特別支援教育推進事業

(24,286 千円)

私立幼稚園施設型給付費

(新制度分)(309,698 千円)

 子ども・子育て支援法に基づき、施設型給付費(公定価格- 利用者負担額)を給付します。

いわきネウボラ(出産・子育て総合支援事業)

(440,015 千円)

 出産、子育てに関する不安や悩みを解消し、安定した状 態で出産、子育てできる環境の整備を図ること、また、子 どもの人権を守りながら、健やかな成長を支援することを 目的に、妊娠期から子育て期にわたるまでの切れ目ない支 援を行うための新しい支え合いの仕組みを実施します。

 障がいを有する幼児の発達を助長し、社会への適応性を高め るため、市立幼稚園6園において、健常児とともに保育する統 合保育を実施します。

平成 29 年度

新規事業

市立幼稚園での授業風景

(6)

生涯にわたるスポーツライフの実現

 市民の誰もが、年齢や性別、障がいの有無にかかわらず、それぞれのライフステージにおいて、 自己の能力や関心等に応じ、いつでも、どこでも、いつまでもスポーツに親しむことができる環境 づくりに努め、健康で明るく活力に満ちた豊かなスポーツライフを推進します。

【主な取組み】

2020 オリンピック・パラリンピック推進事業

(3,001 千円)

親子体力向上セミナー事業

(258 千円)

スポーツ中核施設機能強化事業

(59,701 千円)

トップスポーツ合宿誘致推進事業

(3,095 千円)

 東京オリンピック・パラリンピックいわき市推進 本部会議の開催や、東京オリンピック・パラリンピッ クを活用した地域活性化推進首長連合での活動、さ らには、本市出身のパラリンピアンとの交流を通し、 東京 2020 大会の機運醸成を図ります。

 総合体育館・陸上競技場スタンドの設備を改良整備する ため、工事設計を実施します。

スポーツ大会事業

(1,778 千円)

 スポーツの振興及び市民の体位・体力の向上を図るため、 いわき市スポーツ大会などの各種スポーツ大会を開催しま す。

 子どもの体力や運動習慣の重要性等の理解に向け、親子 参加体験型セミナーを開催します。

 トップスポーツ団体等が行う合宿の誘致を促進し、本市 のスポーツ振興、交流人口の拡大及び本市の復興を広く発 信するため、合宿を実施するトップスポーツ団体等に対し 補助金を交付します。

平成 29 年度

新規事業

平成 29 年度

新規事業

いわき市壮年ソフトボール大会の様子

親子体力向上セミナー(タグラグビー)

(7)

地域に根ざした市民文化の継承と創造

 市民の文化に対する知識や教養の向上に資するとともに、文化活動等を通して、郷土愛を育み、 様々な芸術文化を鑑賞できる環境づくりや、地域の財産である貴重な歴史文化遺産に対する理解を 深めるための施策を推進します。

【主な取組み】

いわき市立美術館企画展事業

(67,428 千円)

 国内外の優れた美術作品に接し、市民の文化的な生活 の充実と文化振興を図るため、様々な企画展を開催しま す。

 ・レオナール・フジタとモデルたち     ・デイヴィッド・ホックニー版画展  ・魔法の美術館   

 ・現代アートの輝き-多様な人間像-

 ・ロートレックとベルエポックの巴里- 1900 年 等

吉野せい賞 40 周年記念事業

(979 千円)

フラガールズ甲子園プロジェクト事業

(2,500 千円)

指定文化財等保存事業

(37,861 千円)

 指定文化財の保存・継承を図るため、文化財の所有者が 行う補修等に対する補助を行います。

 ・補助対象:国指定専称寺本堂保存修理

       国宝白水阿弥陀堂小修理(内陣剥落止め)        市指定飯野八幡宮幣殿・拝殿修復 等

 「フラガールズ甲子園」は市を代表するイベン トとなっており、交流人口の拡大や文化創造都市 づくりに寄与していることから、市としても積極 的に支援していきます。

 吉野せい賞が創設されてから 40 周年の節目の年を迎えることか ら、第 40 回吉野せい賞記念講演会及び吉野せい賞受賞作品集の発 行を行います。

平成 29 年度

新規事業

デイヴィッド・ホックニー 《ホテル・アカトラン、2週間後》

1985 年 リトグラフ・紙 東京都現代美術館蔵

専称寺本堂保存修理の様子

作家 吉野 せい (草野 日出雄氏 撮影)

参照

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