JILPT 資料シリーズ No.129 2014 年 5 月
労働力需給の推計
－労働力需給モデ 2013 年度版 による政策シミュ ーション－
独立行政法人 労働政策研究･研修機構
The Japan Institute for Labour Policy and Training
ま え が
本 資 料 シ リ ズ 、 労 働 政 策 研 究 ･ 研 修 機 構 が 今 後 の 雇 用 政 策 の 企 画 立 案 に 資 す こ を 目 的 に 行 た 労 働 力 人 口 就 業 者 数 の シ ミ ュ レ シ ョ ン に つ い 、 の 方 法 結
果 を ま た の あ シ ミ ュ レ シ ョ ン 、 日 本 の 将 来 推 計 人 口 国 立 社 会 保
障 人 口 問 題 研 究 所 、2012年1 月 出 生 死 亡 中 位 推 計 を 前 提 に 、 日 本 再 興 戦 略 2013
年 6 月 14 日 議 決 定 の 果 目 標 が 達 さ 場 合 3 つ の シ ナ リ オ 、 性 年 齢
階 級 別 に 、 ま た 、 就 業 者 数 に つ い 産 業 別 に 、2030年 ま 行 た の あ
経 済 社 会 の 維 持 、 発 展 の た に 、 支 え 手 あ 労 働 力 人 口 や 就 業 者 の 質 が 要
ポ イ ン ト あ こ 言 を 俟 た い が 国 今 後 、 総 人 口 が 減 少 す 中 、 少 子 高 齢
化 が さ に 進 展 す の 予 想 さ 、 労 働 力 人 口 の 減 少 が 懸 念 さ い の た 女
性 、 若 者 、 高 齢 者 が 自 分 の 能 力 を 活 し 活 活 働 け 社 会 す こ が 政
策 目 標 さ い 労 働 力 人 口 や 就 業 者 数 の 動 向 が 、 お さ 注 目 さ こ あ
当 機 構 過 去 数 次 に わ た 、 労 働 力 需 給 の 推 計 し 、 労 働 力 人 口 就 業 者 数
の シ ミ ュ レ シ ョ ン を 行 た 結 果 、 厚 生 労 働 省 の 雇 用 政 策 研 究 会 の 議
論 に 、 あ い 公 的 年 金 の 財 政 検 証 等 に 役 立 た 本 資 料 シ リ ズ ま た
シ ミ ュ レ シ ョ ン の 結 果 、2013 年 9 月 開 催 さ た 厚 生 労 働 省 の 雇 用 政 策 研 究 会 に 使 用 さ 、2014年 2月 に ま た 同 研 究 会 報 告 に 引 用 さ た の あ
雇 用 政 策 の 企 画 立 案 に 、 ま た 、 労 働 力 供 給 、 需 要 構 造 の 変 化 に 関 す 分 析 の 基 礎 資
料 し 、 本 資 料 を 広 く 活 用 し い た け 幸 い あ
年 月
独 立 行 政 法 人 労 働 政 策 研 究 ･ 研 修 機 構
理 事 長
菅 和 夫
執 筆 担 当 者
氏 所属
中
の
諭
さ し
労 働政 策研究 研 修機 構 研 究員
労働力 需給 推計 研究 会 簿 2014年2月1日現在
委 員 十 音順 、 敬称略 ○ 長
阿部 正浩 中央 大 学経済 学部 教 授
石原 典明 労働 政 策研究 研 修機 構 労 働政策 研究 所 調査 解析部
情報統 計担 当部 長
荻 百 合子 株式 会 社LIXILシ イ ン 新 規事 業準 備室 担当 課長
加藤 久和 明治 大 学政治 経済 学部 教 授
木村 文勝 株式 会 社 菱 総合 研究 所 人 間 生 活研 究本 部
ポ クシ ョ ン 見 え 化 事業 担 当 嘱 託研 究員
中 諭 労働 政 策研究 研 修機 構 労 働政策 研究 所 研究 員
○早見 均 慶 應 義塾大 学商 学部 教 授
矢島 洋子 菱UFJリ チ＆ コン ン 株式 会社
経済 社会 政策 部 主 任研究 員
横山 宏 菱UFJリ チ＆ コン ン 株式 会社
経済 社会 政策 部 主 任研究 員
岡 真 史 労 働 政策研 究 研修 機構 労働政 策研 究所 統 括 研究員
研究 協力 者
高橋 主 光 労 働 政策研 究 研修 機構 労働政 策研 究所 臨 時 研究協 力員
オ
本多 則惠 厚生 労 働省職 業安 定局 雇用 政 策課長
藤 宏一 厚生 労 働省職 業安 定局 雇用 政 策課労 働市 場分 析官
高橋 俊博 厚生 労 働省職 業安 定局 雇用 政 策課長 補佐
村 有輝 厚生 労 働省職 業安 定局 雇用 政 策課雇 用政 策係 長
目 次
第1章 研 究の 目的 ... 1
第2章 方 法 結果 の概 要 ... 1
第1節 推計 方法 の概 要 ... 1
第2節 推 計結 果の 概要 ... 4
第3章 労 働力 需給 モデ ... 19
第1節 シ ミュ レ ショ ンシナ リオ の設 定 ... 22
第2節 労 働力 需要 ック ... 23
1. 労 働力 需要 ック におけ 推 計の 概要 ... 23
2. 産 業連 関表 デ タの 整備 ... 25
(1) 時 系列産 業連 関表 の 整備 ... 25
(2) 産 業連関 表の 想定 シ ナリオ ... 26
(3) 生 産額デ レ タ の 将来想 定 ... 36
(4) 賃 金及び 労働 時間 の 将来想 定 ... 37
3. 労 働力 需要 関数 の推 定 ... 37
(1) 労 働力需 要関 数の 関 数形 ... 37
(2) 情 報通信 業の 労働 力 需要の 計算 につ い ... 38
(3) 労 働力需 要関 数の 推 定結果 ... 39
4. 産 業別 労働 力需 要の 推計 ... 41
第3節 労 働力 供給 ック ... 45
1. 労 働力 供給 ック におけ 推 計の 概要 ... 45
2. 労 働力 率関 数の 推定 ... 45
(1) 労 働力率 関数 の変 数 及び推 定に 使用 した デ タ ... 45
(2) 労 働力率 関数 の推 定 結果 ... 50
3. 労 働力 率関 数の 説明 変数の 将来 想定 ... 54
(1) 労 働市場 参加 が進 む 程度に 応 た3ケ ス を設定 ... 54
(2) 高 校進学 率、 大学 短大進 学率 の将 来想 定 ... 54
(3) 有 配偶出 生率 の将 来 想定 ... 54
(4) 男 性の家 事分 担比 率 の将来 想定 ... 56
(5) 保 育所幼 稚園 在所 児 童比率 の将 来想 定 ... 56
(6) 希 望者全 員が65歳 ま 雇 用の 確保 さ 企業割 合の 将来 想定 ... 56
(7) 年 齢間賃 金格 差の 縮 小率の 将来 想定 ... 57
(8) 世 帯主の 将来 期待 賃 金比率 の将 来想 定 ... 57
(9) 短 時間雇 用者 比率 の 将来想 定 ... 57
(10) 労 働時 間の 将来 想 定 ... 57
(11) 直 接的 政策 効果 の 将来想 定 ... 60
第4節 労 働力 需給 調整 ッ ク ... 69
1. 労 働力 需給 調整 ックに おけ 推 計の 概 要 ... 69
2. 労 働力 需給 調整 ックを 構 す 関数 の 推定 ... 70
(1) 労 働力需 給倍 率 有効求 人倍 率 年齢 計 への 変換 式 ... 70
(2) 賃 金 昇 率関 数 ... 71
(3) 有 効求人 倍率 年 齢 計 年 齢階 級別 有 効求人 倍率 への 変換 式 ... 72
(4) 失 業率関 数 ... 75
第4章 2012年推 計 の主 相 点 ... 77
第5章 お わ に ... 78
参考文 献 ... 79
付属資 料 ... 81
