賃 貸 借 契 約 書(案)
福岡県立小竹高等技術専門校(以下「甲」という。)と、 (以下「乙」とい う。)とは、乙所有の物件の賃貸借に関し、次のとおり契約を締結する。
(契約対象物件及び設置場所)
第1条 契約対象物件及び設置場所は次のとおりとする。
契約対象物件 介護サービス科職業訓練用パソコン他一式(別表1記載) 設 置 場 所 福岡県立小竹高等技術専門校 本館棟3階 IT共用教室
2 機器の仕様は、別紙1「平成30年度介護サービス科職業訓練用パソコン他賃貸借仕様書」のとおりと する。
(契約の目的)
第2条 甲は別表1に記載する賃貸借物件(以下「物件」という。)を、介護サービス科訓練生の職業訓練の 用に供するものとする。
(契約の期間)
第3条 本契約の契約期間は,契約締結日から平成35年6月30日までとする。なお、賃貸借期間は、平成3 0年7月1日から平成35年6月30日までとする。
(賃貸借料)
第4条 賃貸借料(賃貸借に関する料金、及び器機の設定、搬入・設置、配線工事、回収等、本契約による 経費等を含む。以下「賃貸借料」という。)は、総額 円(うち取引に係る消費税及び地 方消費税の額 円)とする。
2 各月度の賃貸借料は、月額 円(うち取引に係る消費税及び地方消費税の額 円)と する。
3 各会計年度における賃貸借料の年額は、次のとおりとする。
平成30年度 円 (うち取引に係る消費税及び地方消費税の額 円) 平成31年度から平成34年度 円 (うち取引に係る消費税及び地方消費税の額 円) 平成35年度 円 (うち取引に係る消費税及び地方消費税の額 円)
(請求及び支払)
第5条 第4条に定める賃貸借料は月払いとし、乙は、物件の使用終了月分の賃貸借料をその翌月以降に 甲に請求し、甲は、乙から適正な支払請求書を受領した日から30日以内に支払うものとする。
のとし、請求書を是正のため返付した日から是正した請求書を受領した日までの期間は支払約定期間に 参入しないものとする。
(契約保証金)
第6条 契約保証金は、福岡県財務規則第170条各号に該当する場合を除きこれを徴する。
(権利義務の移転禁止)
第7条 乙は、この契約によって生じる権利義務を第三者に譲渡し、又は継承させてはならない。ただし、甲 の承諾を得た場合はこの限りではない。
2 乙は、この契約による乙の業務を他に委託する際には、甲の承諾を得なければならない。
(物件の保守管理)
第8条 甲は、物件を善良な管理者の注意をもって管理し、良好な環境の保持等に努めるものとする。 2 乙は、甲の責めに帰することのできない事由(失火の場合は軽過失を含む。)により物件が滅失又はき
損した場合は、甲に対して損害賠償の請求はしないものとする。
(事故発生時の報告義務)
第9条 乙は、器機の納入前に事故が発生したときは、その事故発生の理由に関わらず、直ちにその状況、 処理対策等を甲に報告した後、応急措置を行わなければならない。
2 乙は、前項の措置の後、甲に対し、詳細な報告及び今後の対策案を書面により提出しなければならない。
(損害保険)
第10条 乙は、物件に対して、この契約期間中継続して動産総合保険に加入するものとし、甲は、盗難等の 事故が発生したときは、速やかにその旨を乙に報告するものとする。
(秘密の保持)
第11条 甲及び乙は、本契約期間に関わらず、この契約の履行に関し知り得た相手方の業務上の秘密を 第三者にもらしてはならない。
2 前項の規定は、本契約の満了又は解除後も効力を有する。
(資料等の貸与)
第12条 甲は、本業務を遂行する上で必要とする資料、情報及び器機等(以下「資料等」という。)について、 乙から貸与の要請があり、甲がその必要性を認めた場合、無償で乙に貸与するものとする。
2 乙は、業務遂行上不要となった資料等があるときは、遅滞なくこれを甲に返還するものとする。
3 乙は、甲から貸与された本業務にかかる資料等を善良なる管理者の注意義務をもって管理保管し、そ の漏洩、滅失、損傷その他の事故(以下「事故等」という。)の防止のために必要な措置を講じなければな らない。
5 乙は、甲の書面による事前の承諾を得ずに、甲から貸与された本業務にかかる資料等を複製し、又は本 業務の作業場所から持ち出してはならない。
6 乙は、事故等が発生した場合は、直ちに事故等の拡大の防止、復元、改修等の措置を講ずるとともに、 事故等の概要を甲に報告し、その指示に従わなければならない。
(契約の解除)
第13条 甲及び乙は、相手方が正当な理由なしにこの契約の債務を履行しない場合又はその他この契約 条項に違反したときは、この契約を解除することができる。この場合、甲又は乙は原則として2ヶ月前に文 書によって通知するものとする。
2 前項の規定にかかわらず、甲は、この契約に関して乙が次の各号のいずれかに該当するときは、この契 約を解除することができる。この場合において、解除により乙に損害があっても、甲はその賠償の責めを負 わない。
(1)公正取引委員会が、乙に私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律(昭和22年法律第54 号)第3条の規定に違反する行為(乙を更正事業者とする事業者団体の同法第8条第1項第1号の規定に 違反する行為を含む。以下「独占禁止法違反」という。)があったとして同法第49条に規定する排除措置 命令を行い、かつ、当該排除措置命令が確定したとき。
(2)公正取引委員会が、乙に独占禁止法違反があったとして同法第62条第1項に規定する課徴金の納 付を命じ、かつ、当該納付命令が確定したとき。
(3)乙又は乙の代表者、代理人、使用人その他の従業員が刑法(明治40年法律第45号)第96条の6又 は第198条の規定による刑が確定したとき。
3 この契約締結日の属する年度の翌年度以降において、歳入歳出予算の当該金額について減額又は削 除があった場合、甲は、この契約を解除することができる。
(暴力団排除)
第14条 甲は、警察本部からの通知に基づき、乙(乙が共同企業体であると沖は、その構成員のいずれか の者。以下本項において同じ。)が次の各号のいずれかに該当するときは、この契約を解除することができ る。その場合において、解除により乙に損害があっても甲はその賠償の責めを負わない。
(1)計画的又は常習的に暴力的不法行為等を行い、又は行うおそれがある組織(以下「暴力的組織」と いう。)であるとき。
(2)役員等(個人である場合におけるその者、法事である場合におけるその法人の役員又は当該個人若 しくは法人の経営に事実上参画している者をいう。以下「構成員等」という。)となっているとき。
(3)構成員等であることを知りながら、構成員等を雇用し、又は使用しているとき。
(4)第1号又は第2号に該当するものであることを知りながら、その者と下請契約(一次及び二次下請以 降全ての下請契約を含む。)又は資材、原材料の購入契約等を締結したとき。
(5)自社、自己若しくは第三者の不正の利益を図る目的又は第三者に損害を与える目的をもって暴力的 組織又は構成員等を利用したとき。
(6)暴力的組織又は構成員等に経済上の利益又は便宜を供与したとき。
くは第三者に損害を与える目的をもって、暴力的組織若しくは構成員等を利用したとき、又は暴力的組織 若しくは構成員等に経済上の利益若しくは便宜を供与したとき。
(8)役員等又は使用人が、暴力的組織又は構成員等と密接な交際を有し、又は社会的に非難される関 係を有しているとき。
(違約金)
第15条 甲は、第13条及び第14条その他乙の責めに帰すべき理由により契約を解除したときは、違約金を 徴収する。
2 前項の違約金の額は、契約金額の100分の10に相当する金額とし、この違約金の徴収は、甲の損害賠 償の請求を妨げない。
3 次の各号に掲げる者がこの契約を解除した場合は、第1項に該当する場合とみなす。
(1)乙について破産手続開始の決定があった場合において、破産法(平成16年法律第75号)の規定によ り船員された破産管財人
(2)乙津について更正手続開始の決定があった場合において、会社更生法(平成14年法律第154号)の 規定により選任された管財人
(3)乙について再生手続開始の決定があった場合において、民事再生法(平成11年法律第225号)の規 定により選任された再生債務者等
4 第2項の場合において、契約保証金の納付又はこれに代わる担保の提供が行われているときは、甲は、 当該契約保証金又は担保をもって違約金に充当することができる。
(遅滞損害金)
第16条 乙の責めに帰する事由により第3条に定める賃貸借期間の前日までに引渡しを完了することがで きない場合においては、甲は損害金の支払を乙に請求することができる。
2 前項の損害金の額は、延滞日数に応じて1年につき契約金額の2.7パーセントに相当する額とする。
(損害賠償)
第17条 甲は、乙の過失により業務に支障をきたした場合、乙に対し損害賠償を求めることができる。 2 乙は、甲が故意又は重過失によって物件に損害を与えた場合、又は第13条第3項の規定により契約を
解除された場合であって、乙に損害が生じた場合は、その賠償を甲に請求することができる。
3 前項の場合において、動産総合保険で補てんされた損害に対しては、前項の規定にかかわらず、乙は甲 に請求しないものとする。
(賠償の予定)
第18条 前条の規定にかかわらず、乙は第13条第2項の規定により発注者が契約を解除することができる ときにおいては、契約を解除するか否かを問わず、契約金額の100分の20に相当する金額を賠償金とし て甲の指定する期間内に甲に支払わなければならない。契約の履行が完了した後も同様とする。ただし、 甲が支払う必要がないと認めるときは、この限りではない。
額を併せて請求することを妨げるものではない。
(物件の返還)
第19条 第3条、第13条及び第14条によりこの契約が終了した場合、甲は、乙に対して速やかに物件を返 還し、乙は、乙の負担により物件を回収しなければならない。
2 前項の場合、乙は、賃貸借期間終了から4ヶ月以内に、甲の承認を得た方法で、物件であるパソコンの 内臓記憶装置なのデータを復元できなくなるよう処置しなければならない。
(契約費用)
第20条 この契約書の作成に要する費用は、すべて乙の負担とする。
(補則)
第21条 前各条に定めるもののほか、この契約の履行について必要な事項は、福岡県財務規則及び政府 契約の支払遅延防止等に関する法律(昭和24年法律第256号)の定めるところによる。
(協議)
第21条 この契約に定めるもののほか、疑義を生じたとき、又は必要な事項については、甲乙協議の上決 定する。
この契約の証として、本書2通を作成し、甲乙記名押印のうえ、各1通を保有する。
平成30年 月 日
甲 福岡県鞍手郡小竹町大字新多514-2 福岡県立小竹高等技術専門校
校 長
別表1
契約対象物件 商品名/規格 台数
デスクトップ型パーソナルコンピューター 31台
中間モニタシステム 16台
モノクロプリンタ 1台