≪事業の目的及び現在の取組み概要等≫
整 理 番 号 43001
事務事業評価(事前)シート
提 出 日 平成29年11月30日評価対象年度 30年度 事業担当課 事業管理課
公共用水域及び地下水の環境を良好に保ちます
編 成 区 分 当初 担当者・内線 5311・5312
≪基本情報≫
事 務 事 業 名アセットマネジメントの運用
(アセットマネジメント支援情報システム構築事業)
E9 安全・安心な水を安定して供給します
対 象 意 図
水道水が 安全で安心して飲める水として安定的に供給されている。
D3 良好な生活環境を確保します
現状・問題点
市民生活に必要な基盤である水道及び下水道は、大部分の市民が利用できるまでに普及し ており、公営企業である長崎市上下水道局は、料金等の収入をもって将来にわたり安定的 に上下水道の整備及び必要なサービスを提供していかなければならない。
しかしながら、施設の老朽化は進行しており、老朽化による事故や大規模災害発生の危険 性などの事業リスクが高まるなか、人口減少に伴う料金等収入の減少など、経営環境は厳 しさを増しつつあり、徹底した業務の効率化や経営の健全化が求められている。
目標(誰(何)をどのよう な状態にしたいのか)
業務の効率化や経営の健全化の取り組みは、策定した事業計画・成果指標のもと実施した 施設保全管理について、計画に沿っているか評価・分析を行い、計画を見直し、改善していく ことを繰り返すいわゆるアセットマネジメント(資産管理)を実践していく中で、いかにして資産 を安定かつ効率よく管理し、精度が高い中長期的な視野を持った収支計画を確立していくの かが求められており、これらの取り組みについて、責任を持って市民に説明できるようにした い。
課題(どういうことをする 必要があるのか)
最適なアセットマネジメント(資産管理)を実践していくには、膨大な数の施設・設備の状態を 把握し、効率的な施設保全管理及び危機管理対策を行うことが不可欠であり、統一性・連携 性を持っていない施設・設備の情報を一元管理し、精度が高い事業計画や収支計画の策定 を支援するシステムを導入する必要がある。
上記の問題点に対して 現在行っている事業の
有無
有 ・ 無 ※有の場合は事業概要を添付(委員会資料等)
当該新規・拡大事業を 行うにあたり、縮小・統
合・廃止する事業
有 ・ 無 ※有の場合は事業概要を添付(委員会資料等)
新規・拡大事業を行うためには、今までやってきた取組みを検証し、成果や効果が低い事 務事業の終了も含めた「選択と集中」に努めることが不可欠です。
基 本 施 策
市民が
さわやかで澄んだ空気、清らかで健全な水環境に恵まれ、健 やかに暮らしている。
基本施策の目的 (対象と意図)
D3-2 個 別 施 策
個別施策の目的 (対象と意図)
川・海・地下水等の水質の汚 濁に係る環境上の条件が
人の健康を保護し、生活環境を保全するうえで維持されるこ とが望ましい基準に保たれている。
E9-1 将来にわたって持続可能な事業運営を推進します
対 象 意 図
水道事業が 効率的・効果的に事業運営されている。
新 規
≪事業の概要≫
事業の具体的内容 (対象、事業主体、事業
期間、総事業費、事業 費内訳等記載)
現在、既存の各システムや紙ベースなどにより管理されている施設・設備の情報は、統一 性・連携性を持っていないため、重複した管理や入力業務が行われている。
システムを構築することによりアセットマネジメントに必要な情報を一元管理し、蓄積するこ とで施設・設備の状態を可視化し、更新需要の時期が客観的に判断できるようにするととも に、情報の効率化・高度化により煩雑であった業務の効率化及び危機管理対策を図る。 また、事業計画策定支援システムを導入し、収支実績情報等と連携させることにより、精度 の高い財政収支計画の確立への支援を図ることとする。
なお、構築に係る人員については、局内で調整することとする。
【事業期間】平成30~34年度
【総事業費】623,000千円(構築費用600,000千円、設計管理23,000千円)
【事業費内訳】平成30年度 水道事業会計:2,980千円 下水道事業会計:3,020千円 平成31年度 水道事業会計:61,990千円 下水道事業会計:43,010千円 平成32年度 水道事業会計:116,480千円 下水道事業会計:76,520千円 平成33年度 水道事業会計:109,480千円 下水道事業会計:107,020千円 平成34年度 水道事業会計:37,990千円 下水道事業会計:64,010千円
業務量の増減 現在 0時間 +4,759時間の増 市民等の参画と
協働のまちづくり (取組みに☑をし、
その内容を記載)
最適なアセットマネジメントを実践することで、策定した事業計画の妥当性、財政収支を踏ま えた事業計画及び経営の健全性について、市民にわかりやすく説明する。
事 業 期 間 ( 30年度~ 34年度 )
6,000 予
算 額
金額(千円) 国 県 地方債
成 果
(
活 動
)
指 標
指標(単位) アセットマネジメント支援情報システムの構築率
年 度 平成30年度
その他 一般財源
当 年 度 6,000
100%
623,000
財源名称 自己資金
総 額 623,000
平成31年度 平成32年度 平成33年度 平成34年度
目 標 値 5% 25% 50% 75%
成果指標及び 目標値の説明
※「長崎市上下水道マスタープラン2015」の構築率の考え方に合わせて、システム構築によ りアセットマネジメントの実践が可能となることから、成果指標をシステム構築率とした。 その後、システム構築の開始時期を2年先送りし、水道施設情報のデータ化に要する2箇 年間を追加したため、その費用30,000千円(H29-30)を総事業費概算額600,000千円との費 用割合から2箇年分で5%進捗するものとし、目標値をシステム構築初年度の31年度にデー タ化5%を含む25%、以降25%ずつの進捗率とし、完成年度である34年度に100%に達する ものとした。
単年度 単年度繰り返し 期間限定
評 価 結 果
(1)今後の事業の方向性と理由
(2) 評価会議における指摘事項
中長期的な視点での計画的・効率的な水道施設の改築・更新や維持管理・運営、収支計画の確立のため、現在統 一性・連携性を持っていない施設・設備の情報を一元的に管理し、精度が高い事業計画や収支計画の策定を支援す るシステムを導入するものであり、将来にわたる水道事業の安定的な経営につながるため、事業の実施は適当であ る。
一部不採択
所管案のとおり
企画不十分
事業規模縮小
企画不十分 不採択
採択
事業のやり方改善 事業規模拡大