※上記の数値は“大川市平成32年度決算見通し”の最終年度である、平成32年度見込みのもの
非該当 非該当 該当
大川市財務診断表のポイント①
9.2年
10.8月 9.7% 2.1月
≪診断結果≫
平成26年度の債務償還能力及び資金繰り状況に関して、問題は生じていない。
一方、計画最終年度の平成32年度見通しでは、大型事業の実施による積立金等の取り崩しに加え、扶
助費等の増加により行政経常収支が悪化し、積立低水準となる見通し。
≪留意点≫
■収支改善に向けた取り組みの推進
平成32年度見通しにおいて、扶助費をはじめとした行政経常支出の増加等により、行政経常収支の悪化が想定さ
れる。同収支率も平成26年の13.1%から平成32年度見通しでは9.7%へ低下し、やや注意を要する水準となることか
ら、収支改善に向けた取り組みの推進が求められる。
【安定的な自主財源の確保】
当市の行政経常収入は、地方交付税をはじめとする依存財源が高い割合を占めているため、地方交付税等の増
減に財政運営が左右される状況となっている。
従って、今後、自主財源の増加に向け、市税催告業務の民間委託による収納率の向上や、三丸公共用地の有効
活用等、施策の確実な実施により、安定財源の確保に努める必要がある。
【人口ビジョン及び地方創生の取り組みについて】
当市が「大川市まち・ひと・しごと総合戦略」で示している「目指すべき将来の方向性」の実現により、人口減少の抑
制や産業振興が図られることは、当市の税収増加に寄与するものであるため、今後、当市が実施する同戦略の各施
策の効果に期待したい。
■計画的な普通建設事業の実施と積立金の確保について
当市はこれまで地方債残高削減のため、投資的経費を抑制してきており、今後普通建設事業費の増加が想定され
る。
従って、平成28年度中に策定される公共施設等総合管理計画に基づく適切な事業の実施により、財政負担の平準
化を図り、地方債残高及び積立金残高の適正な管理に努める必要がある。
償還確実性
債務償還能力 資金繰り状況
実質債務
月収倍率 行政経常収支率
積立金等
月収倍率
債務償還
可能年数
①実質債務月収倍率が24ケ月以上
②実質債務月収倍率が18ケ月以上、
かつ、債務償還可能年数が15年以上
①行政経常収支率が0%以下
②行政経常収支率が10%未満、
かつ、債務償還可能年数が15年以上
①積立金等月収倍率が1ヶ月未満
②積立金等月収倍率が3ヶ月未満、
かつ、行政経常収支率が10%未満
債務系統 収支系統 積立系統
※実質債務=地方債現在高+有利子負債相当額-積立金等
大川市財務診断表のポイント②
19.4
17.1
15.5 16.1
14.1
16.1
14.8
13.4
13.3
10.6
14.4 13.7
12.6
15.7 13.7
14.7 14.3 15.2
13.1
9.7
-5 0 5 10 15 20 25
22年度 23年度 24年度 25年度 26年度 32年度
行政経常収支率
全国平均 福岡県平均 県内市平均(除く政 令市) 大川市
(%)
11.5
1.7 2.3
3.0 3.0 3.1
2.1
5.5
6.0
6.8 7.1 7.3
6.8 7.4
8.1 8.1 8.0
5.0 5.3 5.7
5.8 5.7
0 3 6 9 12
22年度 23年度 24年度 25年度 26年度 32年度
(月) 積立金等月収倍率
大川市 全国平均 福岡県平均 県内市平均(除く政令市)
14.7
13.4 12.7
11.6 11.6
10.4 9.6 10.8
9.3 8.7 8.7
8.8 8.0 7.6
7.2
7.2
9.2 8.4 8.0
7.4
7.5
3 6 9 12 15 18 21 24
22年度 23年度 24年度 25年度 26年度 32年度
(月) 実質債務月収倍率
大川市 全国平均 福岡県平均 県内市平均(除く政令市)
7.8 7.6
7.4
6.3
7.3
9.2
5.9 6.1 6.8 6.0
7.2
5.1 5.3 5.6
5.1
6.9
5.9 5.6
5.8
5.0
7.2
0 5 10 15
22年度 23年度 24年度 25年度 26年度 32年度
(年) 債務償還可能年数
大川市 全国平均 福岡県平均 県内市平均(除く政令市)
≪意義≫
1年間で生み出される償還原資の何倍債務を抱えてい るかを見るもの。
債務償還可能年数=実質債務(※)/行政経常収支
≪今後の見通し:長期化する見通し≫
①実質債務→増加
償還額以上の起債を行わないことから、地方債残高は 減少する見通し。一方、大型事業の実施で財政調整基 金を取り崩すため、積立金等残高は減少する見通し。 地方債残高の減少幅を積立金等残高の減少幅を上回 るため、実質債務は増加する見通し。
②行政経常収支→悪化
行政経常収入は地方消費税交付金やふるさと納税に よる寄付金の増加等により、増加する見通し。行政経 常支出は扶助費や委託費等物件費が増加することか ら、増加する見通し。支出の増加が収入の増加を上回 るため、行政経常収支は悪化する見通し。
≪今後の見通し:低下する見通し≫
➀行政経常収支→悪化
行政経常収入は地方消費税交付金やふるさと納税に よる寄付金の増加等により、増加する見通し。行政経 常支出は扶助費や委託費等物件費が増加することか ら、増加する見通し。支出の増加が収入の増加を上回 るため、行政経常収支は悪化する見通し。
②行政経常収入→増加
地方消費税交付金やふるさと納税による寄付金の増 加により、増加する見通し。
家計に例えると →借金完済まで何年かかるか
≪意義≫
一月当たりの収入の何か月分債務があるかを見るも の。
実質債務月収倍率=実質債務/(行政経常収入/12)
≪今後の見通し:低下する見通し≫
①実質債務→増加
引き続き償還額以上の起債を行わないことから、地 方債残高は減少する見通し。一方、大型事業の実施 で財政調整基金を取り崩すため、積立金等残高は減 少する見通し。地方債残高の減少幅を積立金等残高 の減少幅が上回るため、実質債務は増加する見通し。
②行政経常収入→増加
地方消費税交付金やふるさと納税による寄付金の増 加により、増加する見通し。
②の影響が➀の影響を上回ることから、実質債務月 収倍率は低下する見通し。
≪意義≫
一月当たりの収入の何ヶ月分の積立金があるかを見 るもの。
積立金等月収倍率=積立金等/(行政経常収入/12)
≪今後の見通し:低下する見通し≫
①積立金等残高→減少
大型建設事業の実施により、財政調整基金を取り 崩すことから、積立金等残高は減少する見通し。
②行政経常収入→増加
地方消費税交付金やふるさと納税による寄付金の増 加により、増加する見通し。
≪意義≫
収入からどの程度の償還原資を生み出しているかを 見るもの。
行政経常収支率=行政経常収支/行政経常収入