主要財務指標の推移
売上高 売上原価 売上原価率 売上総利益
販売費及び一般管理費 売上高販管費率 営業利益 売上高営業利益率
税金等調整前当期純利益(損失) 当期純利益(損失)
設備投資額 研究開発費
研究開発費 対売上高比 キャッシュフロー※1 総資産
総資産当期純利益率(ROA) 流動資産
固定資産 有形固定資産
無形固定資産及び投資その他の資産 総負債
流動負債 固定負債 純資産※2
自己資本当期純利益率(ROE)
1株当たり当期純利益 1株当たり純資産※2 1株当たり年間配当金
■ 見通しに関する特記事項
このレポートには、当社の現在の計画、業績予想、戦略に関する情報が含まれていま すが、これらの情報は情報開示時点における見通しに基づくものです。実際の業績 は、今後の経済状況や需要動向、市場競争の動向など、事業環境を取り巻く様々な 要因により影響を受けることをご承知おきいただきますよう、お願い申し上げます。 ■ 年表記について
本レポートにおける年表記は、各年の3月31日に終了した事業年度または3月31日 現在を示します。
※1 キャッシュフロー = 現金及び現金同等物の増加(減少)額
※2 純資産の算定にあたり、2007年3月期から「貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計基準(企業会計基準第5号)及び「貸借対照表の純資産の部の表示に関する会計基準等の適用方針」(企業 会計基準適用指針第8号)を適用しています。それに合わせ、2006年3月期の株主資本額は、純資産額として再計算されています。2004∼2005年3月期の額につきましては、旧会計基準における株主資 本額と一致します。
¥ 467,925 300,355 64.2% 167,570 140,136 29.9% 27,434 5.9% 24,463 11,732 20,616 11,366 2.4% 18,613 ¥ 462,622 2.5% 224,075 238,547 164,492 74,055 ¥ 263,098 168,367 94,731 189,857 6.4% ¥ 33.63 547.25 11.00 ¥ 484,192 308,067 63.6% 176,125 145,706 30.1% 30,419 6.3% 23,455 13,059 20,059 11,786 2.4% (15,448) ¥ 460,950 2.8% 218,598 242,352 163,126 79,226 ¥ 250,684 158,870 91,814 199,372 6.7%
¥ 37.29
574.43
11.50
¥ 494,785 321,214 64.9% 173,571 148,407 30.0% 25,164 5.1% 21,972 12,997 22,397 11,722 2.4% 4,292
¥ 474,824 2.8%
214,130
260,694
166,757
93,937
¥ 241,272 154,249 87,023 233,552 6.2% ¥ 37.12 638.38 12.00 ¥ 512,200 337,735 65.9% 174,465 148,277 28.9% 26,188 5.1% 21,829 13,544 22,260 11,752 2.3% (7,250) ¥ 466,736 2.9% 217,780 248,956 161,045 87,911 ¥ 233,494 181,951 51,543 233,242 6.0%
¥ 39.07
659.68 13.00 ¥ 501,060 330,782 66.0% 170,278 147,555 29.4% 22,723 4.5% 15,853 13,240 24,191 12,001 2.4% 2,490 ¥ 451,744 2.9% 210,126 241,618 157,925 83,693 ¥ 220,214 160,297 59,917 231,530 5.8% ¥ 38.21 652.84 14.00 ¥ 464,505 311,765 67.1% 152,740 146,174 31.5% 6,566 1.4% (14,470) (26,261) 16,297 13,087 2.8% (311) ¥ 388,645 -6.2% 187,690 200,955 133,168 67,787 ¥ 203,751 146,789 56,962 184,894 -12.9% (¥ 75.80) 520.36 10.00 2004.3 2005.3 2006.3 2007.3 2008.3 2009.3
単位:百万円
単位:円
C o n t e n t s
■ 財務データ
主要財務指標の推移 1 経営成績と財務分析 2
財務諸表 7
財務諸表の注記 12
■ 環境データ 23
■ 沿革 27
■ 国内外ネットワーク 28
■ 株式情報 29
■ 会社概要 30
3月31日に終了した会計年度 TOTO株式会社および連結子会社
0 200,000 400,000 600,000
経営成績と財務分析
市場概況
当連結会計年度(2008年4月1日から2009年3月31日ま で)におけるわが国の経済は、米国に端を発する世界的な金融危 機の深刻化により、企業収益が大幅に悪化するとともに、設備投 資の抑制や雇用調整の動きも顕著となるなど、景況感はさらに 悪化しつつ推移しました。海外におきましては、米国では消費や 住宅建築が大幅に減少するなど景気後退が続き、中国・アジア諸 国でも景気拡大に減速が見られました。
国内住宅設備業界におきましては、新設住宅着工戸数が景気 減速の影響から低水準のまま推移し、増改築需要も低調に推移 するなど厳しい状況となりました。
このような事業環境の中、当社グループは、国内ではお客様 のライフスタイルを意識した新商品を核に、リモデルクラブ店 との連携を強化するなど、地域に密着したリモデル活動に取り 組みました。また海外では、グローバル5極体制(日本、米国、中 国、アジア・オセアニア、欧州)構築に向け基盤整備を進めるとと もに、グローバル高級ブランドの確立を目指して販促活動を積 極的に展開しました。
業 績
売上高
当連結会計年度の売上高は、国内売上高の減少に加え、堅調
に拡大している海外事業も円高の影響を受けたことにより、前 期比7.3%減の4,645億円となりました。
需要分野別売上高では、新築売上は新設住宅の需要が想定 以上に低迷し、前年比16%減の1,520億円と大きく減少しま した。リモデル売上は、上期は対前期3%増と堅調に推移しまし たが、下期には景気悪化の影響を受け、通期で対前年0.3%減 の2,458億円となりました。海外では、中国では比較的堅調に 推移したものの、景気悪化の影響と円高の影響を受け前期比 9%減の590億円となりました。
商品別では、新築売上の低迷が続いたことに加えリモデル売 上も伸び悩んだことにより、レストルーム商品の売上高は前期 比6%減の2,000億円、バス・キッチン・洗面商品の売上高は、前 期比7%減の2,316億円となるなど、すべての商品で前年割れ となりました。
(百万円)
衛生陶器 ウォシュレット レストルーム商品合計
ユニットバスルーム 水栓金具 システムキッチン
洗面化粧台
バス・キッチン・洗面商品合計 セラミック
合 計
‒9% ‒2% ‒6% ‒9% ‒4% ‒5% ‒10% ‒7% ‒13% ‒7% 商品群
商品別売上高の増減率 売上高
0 10,000 20,000 30,000 40,000
-30,000 -20,000 -10,000 0 10,000 20,000
0 100,000 200,000 300,000 400,000 500,000
0 2 4 6 8
-6 -4 -2 0 2 4
-6 -4 -2 0 2 4
営業利益
コストダウンの積み増しや経費削減を強力に推進するととも
に、投資の抑制や在庫削減などの対策を講じましたが、新築売 上高の減少による売上高の減少を挽回するまでにはいたらず、 営業利益は前期比71%減の66億円、また売上高営業利益率 は前年比3.1ポイント減の1.4%となりました。
純損失
税金等調整前当期純損失は145億円となり、前期より303
億円の純減となりました。主な要因は減損損失133億円、たな 卸資産評価損46億円、給湯機の製品点検補修損失21億円、有 価証券評価損21億円などを計上したことです。また繰延税金 資産の一部取り崩しを行ったことで、当期純損失は263億円と なりました。
財政状況
当連結会計年度末における総資産残高は、前連結会計年度 末より631億円減少し、3,886億円となりました。
流動資産は1,877億円(前期末は2,101億円)となり、224 億円減少しました。主な減少要因は、受取手形及び売掛金の減 少114億円、たな卸資産の減少108億円です。
固定資産は、2,010億円(前期末は2,416億円)となり、 407億円減少しました。主な減少要因は、建物及び建築物の減 少104億円、投資有価証券の評価損81億円、繰延税金資産取 崩額64億円などとなっています。
一方、負債の残高は2,038億円(前期末は2,202億円)とな り、165億円減少しました。主な減少要因は、支払手形及び買掛
金の減少75億円です。
純資産の残高は1,849億円(前期末は2,315億円)となり、 466億円減少しました。これは主に当期純損失の計上、配当金 支払いなどによる利益剰余金の減少306億円、為替換算調整 勘定の減少92億円などによるものです。
自己資本比率([純資産−少数株主資本]/総資産)は前年比 3.7ポイント下降し46.4%となりました。1株あたり純資産(期 中平均株式数に基づく)は520.36円となっております。
経営成績と財務分析
(百万円)
営業利益/売上高営業利益率 ■ 営業利益 ■ 売上高営業利益率
(百万円)
当期純利益/売上高当期純利益率
(百万円)
総資産/総資産当期純利益率(ROA)
(%) (%) (%)
■ 当期純利益 ■ 売上高当期純利益率 ■ 総資産 ■ 総資産当期純利益率(ROA)
0 50,000 100,000 150,000 200,000 250,000 300,000
0 5,000 10,000 15,000
0 10,000 20,000 30,000
0 1 2 3
-20 -15 -10 -5 0 5 10
研究開発費
研究開発部門では、生活価値を創造する核となる技術を生み 出すことを使命として考え、社会から必要とされる企業であり続 けるために、TOTOにしかできない「オンリーワン技術」の研究 開発を行っています。
今年度からは「TOTOらしい環境配慮への取り組み」をさらに 強化し、より高い価値を、より小さな環境負荷で創造できる研究 開発・商品開発を推進するとともに、環境マネジメントの先進企 業を目指す取り組みを積極的に行っております。
地球に優しい新エネルギー利用技術として注目されている SOFC(固体酸化物形燃料電池)においては、世界最高水準の 発電性能を持つセルスタック部材を開発し、実用化に向けて 粛々と実証試験を重ねています。
また、TOTOらしい商品の源であるオンリーワン技術を特許 という形で戦略的に資産化する活動、お客様価値の「ものさし」 をつくる活動としての標準化・規格化活動も行っています。 ユニバーサルデザインに関しては、当社の商品は誰もが毎日 使うものであり、年齢、性別等にかかわらず多様な人々に安全で 快適な商品を提供する必要があります。当社では「UD(ユニ バーサルデザイン)研究所」を中心に、こうした生活環境のデザ インを進めています。
当連結会計年度における研究開発費の総額(販売費及び一
般管理費に含まれる)は、131億円でした。研究開発費の事業 区分別内訳は、建築用設備機器事業で98億円、その他事業で 8億円でした。なお、各事業区分に配賦できない研究開発費が 25億円あります。
設備投資額・減価償却費
当連結会計年度は、当社グループは合計163億円の設備投 資を行いました。事業区分別の内訳は以下のとおりです。 建設用設備機器事業では、TOTOバスクリエイト株式会社、 TOTOハイリビング株式会社の生産設備・金型購入、システムバ スおよびシステムキッチンのショールーム展示品の入替など、 139億円の設備投資を行いました。
その他事業では、セラミック生産設備導入など、5億円の設備
投資を行いました。
その他、全社的な投資として、研究開発設備購入など、19億 円の設備投資を行いました。
また、当連結会計年度に完成する主要な設備としては、 TOTOハイリビング株式会社甲賀工場の建物及び附属設備等 があります。所要資金については自己資金を充当いたしました。 当連結会計年度の減価償却費は、前連結会計年度とほぼ横 ばいの224億円でした。
(百万円)
純資産/自己資本当期純利益率(ROE)
(百万円)
(%) (%)
研究開発費/売上高研究開発費率
(百万円)
キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれら の要因は次のとおりです。
営業活動によるキャッシュ・フロー
当期において営業活動による資金の増加は、234億円とな
りました。
これは、減価償却費224億円、売上債権の減少額109億円 等による資金の増加と、税金等調整前当期純損失145億円等 による資金の減少によります。
投資活動によるキャッシュ・フロー
当期において投資活動による資金の減少は、186億円とな
りました。これは、有形固定資産の取得による支出162億円等 による資金の減少によります。
財務活動によるキャッシュ・フロー
当期において財務活動による資金の減少は、22億円となり
ました。
これは、コマーシャルペーパーの償還による支出450億円等 による資金の減少と、コマーシャルペーパーの発行による収入 400億円等による資金の増加によります。
以上により、当期における現金及び現金同等物(以下「資金」 という)の期末残高は、前連結会計年度末の437億円に比べ、 2億円増加し、439億円となりました。フリー・キャッシュ・フロー (営業活動によるキャッシュ・フローと投資活動によるキャッシュ・
フローの合計)は、48億のプラスとなりました。
事業等のリスク
当社グループの事業および財務の状況に重要な影響を及ぼ す可能性のある事項には、以下のようなものがあります。これら のリスクは当社株式への投資にかかるリスクのすべてを表すも のではありません。なお、文中における将来に関する事項は、本 報告書の発行時点において、当社グループが判断したものです。
① 経営環境の変化による影響
当社グループは、建築用設備機器の生産・販売を事業の中核と しております。このため、住宅・大型ビル建設の減少や市場競争の 激化、新築・増改築需要に影響を及ぼす個人消費の動向などに急 激な変化が生じた場合には、当社グループの財政状態及び経営 成績に影響を及ぼす可能性があります。
経営成績と財務分析
-2,000 0 4,000 8,000 12,000 16,000 20,000
(百万円)
フリー・キャッシュ・フロー
② 商品・サービスの品質に関する影響
当社グループは、商品・サービスの品質の重要性を認識し、設 計・開発・生産・販売・サービスの各場面において社内基準、JIS等 の国家標準などに基づき、万全を期しております。
しかし、万一、当社グループの提供する商品・サービスにおい て、商品事故の発生やサービス不良などの品質上の問題が発生 した場合には、当社グループの財政状態および経営成績に影響 を及ぼす可能性があります。
③ 個人情報漏洩による影響
当社グループが取り扱う個人情報の取得については、取得・利 用の方針をホームページ等に掲載して告知し、各個人には利用 目的を明示して情報取得の同意を得ております。管理について は、システムの安全管理措置として、ID・パスワードによる利用者 権限の強化、大量データの抜き出し制限等の対策を行っており ます。また、従業員には個人情報保護ガイドラインを策定し、e ラーニング(パソコン等を活用した個人学習)などによる周知徹 底を図っています。
これらの対策にもかかわらず、当社グループの保有する個人 情報が、当社グループの関係者等の故意または過失により外部 に流出したり、第三者による不正アクセスのために不正に取得さ れたりした場合には、当社グループのブランドイメージが低下し、 財政状態および経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
④ 災害による影響
当社グループは、火災・台風に備え、経営資源である製品・建物 等の資産に対して損害保険をかけております。建物に関しては、 当社グループの全工場に関して、外部の機関を利用して定期的 に火災リスク診断を行い、問題箇所の改善に努めています。また、 震災に備えて、各事業所毎に震災対策マニュアルを作成し、震災 発生時の従業員の安全、製品・建物等の資産の保全、事業の継続 および周辺地域への影響防止に努めております。
しかしながら、予測しえないほどの大規模な災害が起きた場合 には、当社グループの財政状態および経営成績に影響を及ぼす 可能性があります。
⑤ 戦争、内乱、テロ等による影響
当社グループは、米国・アジアを中心に世界各国に事業を展開 しております。そのため、各国の治安の悪化に備えて、TOTOグ ローバル危機管理マニュアルを作成し、また、本社に本社リスク マネージャー、各拠点に現地リスクマネージャーを置いて危機管 理の実務を推進し、従業員の安全の確保や製品・建物等の資産の 保全に努めております。
連結貸借対照表
TOTO株式会社および連結子会社百万円
資産 2008.3 2009.3
流動資産:
現金及び預金 ¥043,674 ¥043,866
短期投資(注記14) 10 2,385
受取手形及び売掛金:
受取手形及び売掛金 84,093 72,646
貸倒引当金 (698) (642)
83,395 72,004
たな卸資産(注記3) 66,763 55,923
繰延税金資産(注記8) 3,708 3,355
その他 12,576 10,157
流動資産合計 210,126 187,690
有形固定資産(注記5):
土地 46,826 39,534
建物及び構築物 168,370 161,183
機械装置及び運搬具 141,175 138,057
建設仮勘定 3,247 2,205
その他 64,345 65,933
423,963 406,912
減価償却累計額 (266,038) (273,744)
有形固定資産合計 157,925 133,168
投資その他の資産:
投資有価証券(注記5、14) 31,247 24,705
非連結子会社及び関連会社に対する投資及び長期貸付 6,170 4,083
長期貸付金 308 215
差入保証金 6,185 6,017
繰延税金資産(注記8) 23,521 17,089
のれん 401 557
その他 15,861 15,121
投資その他の資産合計 83,693 67,787
百万円
負債及び純資産 2008.3 2009. 3
流動負債:
支払手形及び買掛金
支払手形及び買掛金 ¥059,317 ¥051,785
設備 3,883 2,929
63,200 54,714
短期借入金(注記4) 43,353 49,514
1年以内返済予定の長期借入金及びファイナンス・リース債務(注記4,5) 125 410
コマーシャル・ペーパー(注記4) 10,000 5,000
その他未払債務 5,955 5,796
未払法人税等(注記8) 1,942 1,782
未払費用 19,517 16,392
役員賞与引当金 69 ー
製品点検補修引当金 1,112 1,090
その他(注記8) 15,024 12,091
流動負債合計 160,297 146,789
固定負債:
長期借入金及びファイナンス・リース債務(注記4,5) 15,376 15,154
退職金給付引当金(注記9) 43,120 40,369
その他(注記8) 1,421 1,439
固定負債合計 59,917 56,962
偶発債務(注記13)
純資産:
株主資本(注記6, 16):
資本金(無額面株式)
会社が発行する株式の総数ー1,400,000,000株 発行済株式数ー2008年3月31日現在 371,662,595株
2009年3月31日現在 371,662,595株 35,579 35,579
資本剰余金 29,467 29,505
利益剰余金 174,899 144,323
自己株式 2008年3月31日現在 25,113,119株
2009年3月31日現在 25,280,760株 (14,275) (14,456)
株主資本合計 225,670 194,951
評価・換算差額等:
その他有価証券評価差額金 1,077 (5,006)
為替換算調整勘定 (506) (9,701)
評価・換算差額等合計 571 (14,707)
新株予約権(注記7) 135 221
少数株主持分 5,154 4,429
純資産合計 231,530 184,894
負債純資産合計 ¥451,744 ¥388,645
百万円 2008.3 2009.3
売上高 ¥501,060 ¥464,505
売上原価 330,782 311,765
売上総利益 170,278 152,740
販売費及び一般管理費(注記10) 147,555 146,174
営業利益 22,723 6,566
その他の収益(費用):
受取利息及び受取配当金 1,261 1,355
支払利息 (1,404) (897)
固定資産除却損益(純額) (458) 1,109
投資有価証券売却益(純額) — 22
有価証券評価損 (172) (2,144)
製品廃棄損 (1,399) —
為替差損(純額) (1,278) (493)
売上割引 (1,204) (1,131)
減損損失 (2,014) (13,305)
会員権評価損 (15) (17)
持分法による投資利益 992 689
製品点検補修損失 (1,853) (2,090)
たな卸資産評価損 — (4,586)
その他(純額) 674 452
税金等調整前当期純利益(損失) 15,853 (14,470)
法人税等(注記8):
法人税、住民税及び事業税 3,470 3,451
法人税等調整額 (1,895) 7,752
1,575 11,203
少数株主利益 (1,038) (588)
当期純利益(損失)(注記11) ¥013,240 ¥ (26,261)
連結財務諸表注記を参照。
百万円 その他
資本 利益 有価証券 為替換算 新株 少数株主
発行株式数 資本金 剰余金 剰余金 自己株式 評価差額金 調整勘定 予約権 持分 純資産合計
2007年3月31日現在残高 371,662,595 ¥35,579 ¥29,380 ¥166,309 ¥(14,217) ¥12,417 ¥ (859) ¥ — ¥4,633 ¥233,242
当期純利益 — — — 13,240 — — — — — 13,240
剰余金の配当 — — — (4,680) — — — — — (4,680)
連結子会社の増加に伴う増加額 — — — 30 — — — — — 30
自己株式の取得 — — — — (214) — — — — (214)
自己株式の処分 — — 87 — 156 — — — — 243
株主資本以外の項目の当期変動額
(純額) — — — — — (11,340) 353 135 521 (10,331)
2008年3月31日現在残高 371,662,595 35,579 29,467 174,899 (14,275) 1,077 (506) 135 5,154 231,530
在外子会社の会計処理の変更に
伴う増減 — — — (156) — — — — — (156)
当期純損失 — — — (26,261) — — — — — (26,261)
剰余金の配当 — — — (4,159) — — — — — (4,159)
自己株式の取得 — — — — (373) — — — — (373)
自己株式の処分 — — 38 — 192 — — — — 230
株主資本以外の項目の当期変動額
(純額) — — — — — (6,083) (9,195) 86 (725) (15,917)
2009年3月31日現在残高 371,662,595 ¥35,579 ¥29,505 ¥144,323 ¥(14,456) ¥ (5,006) ¥(9,701) ¥221 ¥4,429 ¥184,894
連結財務諸表注記を参照。
百万円 2008.3 2009.3 営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期順利益(損失) ¥15,853 ¥(14,470)
減価償却費 22,390 22,425
減損損失 2,014 13,305
たな卸資産評価損 ー 4,586
受取利息及び受取配当金 (1,261) (1,355)
支払利息 1,404 897
役員賞与引当金の減少額 (18) (69)
製品点検補修引当金の減少額 (1,967) (22)
退職給付引当金の減少額 (5,480) (2,721)
役員退職慰労引当金の減少額 (490) —
固定資産売却及び除却(益)損(純額) 458 (1,109)
投資有価証券売却益(純額) — (22)
有価証券評価損 172 2,144
会員権評価損 15 17
売上債権の減少額 8,314 11,010
たな卸資産の減少額 480 3,690
仕入債務の減少額 (4,185) (7,244)
その他 (114) (5,366)
小計 37,585 25,696
利息及び配当金の受取額 2,305 2,080
利息の支払額 (1,427) (842)
法人税等の支払額 (5,579) (3,531)
営業活動によるキャッシュ・フロー 32,884 23,403
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 (17,313) (16,182)
有形固定資産の売却による収入 1,856 5,814
有価証券及び投資有価証券の増加額 (3,611) (2,278)
定期預金の(増加)減少額 186 (2,314)
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による収入(支出) (104) 385
その他 (3,135) (4,054)
投資活動によるキャッシュ・フロー (22,121) (18,629)
財務活動によるキャッシュ・フロー
銀行借入金の増加額 17,927 7,705
コマーシャル・ペーパーの発行による収入 30,000 40,000
コマーシャル・ペーパーの償還による支出 (30,000) (45,000)
配当金の支払額 (4,680) (4,159)
自己株式の取得による支出 (137) (367)
社債の発行による収入 10,000 —
転換社債の償還による支出 (29,732) —
その他 (625) (394)
財務活動によるキャッシュ・フロー (7,247) (2,215)
現金及び現金同等物に係る換算差額 (1,026) (2,870)
現金及び現金同等物の増加(減少)額 2,490 (311)
現金及び現金同等物の期首残高 40,579 43,674
新規連結に伴う現金及び現金同等物の増加額 809 503
連結除外に伴う現金及び現金同等物の減少額 (204) —
現金及び現金同等物の期末残高 ¥43,674 ¥ 43,866
連結財務諸表注記を参照。
1.
連結財務諸表の作成基準
TOTO
株式会社(以下「当社」という)及び、国内連結子会社 は、日本国内において一般に公正妥当と認められる会計原則に 従って会計帳簿を保管及び作成しています。在外連結子会社 については、その子会社の居住する国において一般に公正妥 当と認められる会計原則に従って会計帳簿を保管及び作成 しています。この連結財務諸表は、日本において一般に校正妥当と認め られた会計原則に準拠して日本の金融商品取引法により作 成を義務付けられた連結財務諸表を基に作成されたもので あり、国際財務諸表基準を適用し、開示したものとは一部 相違があります。
前連結会計年度の連結財務諸表に記載された一部の金額 は、当連結会計年度の表示方法に合わせて組み替え表示して います。
2.
重要な会計方針の概要
(a)
連結の原則この連結財務諸表は、当社及び当社が直接または間接的に 経営を支配している全ての重要な子会社を連結しています。 当社が経営及び財務の方針に重要な影響を及ぼすことので きる会社のうち、重要なものについては持分法を適用してい ます。重要な内部取引及び勘定は消去されています。
非連結子会社と持分法を適用していない関連会社への 投資は取得原価で計上しております。在外連結子会社のうち、 決算日が連結決算日と異なる
12
月31
日であるものについて は、連結決算日との間に生じた重要な取引に関して連結上必 要な調整を行っています。取得原価と取得日の時価純資産との差額にあたるのれん は、主として
5
年間の償却を行っております。(b)
現金及び現金同等物購入時において満期
3
ヶ月以内の流動性の高い全ての投資 を現金同等物とみなしています。(c)
有価証券連結子会社及び関連会社以外の有価証券は売買目的有価 証券、満期保有目的の債券、及びその他有価証券の
3
項目に分 類されます。当社及び連結子会社の保有する有価証券は全てその他有価証券に分類されます。その他有価証券に分類され た市場性のある有価証券は公正価値で評価され、未実現損 益は税効果適用後の金額で純資産の部に区分表示されます。 その他の有価証券に分類された市場性のない有価証券は、 原価法により評価されます。売却原価は移動平均法により 算定されます。
(d)
たな卸資産製品、半製品及び仕掛品
先入先出法による原価法(貸借対照表価額は収益性の 低下に基づく簿価切下げの方法により算定)
原材料
総平均法による低価法(貸借対照表価額は収益性の低下 に基づく簿価切下げの方法により算定)
半成工事
個別法による原価法(貸借対照表価額は収益性の低下に 基づく簿価切下げの方法により算定)
【会計処理基準の変更】
当連結会計年度より「棚卸資産の評価に関する会計基準」 (企業会計基準第
9
号 平成18
年7
月5
日公表分)を適用しています。これにより、営業利益が
1,303
百万円減少し、税金等調整前当期純損失が
5,888
百万円増加しています。この変更によるセグメント情報への影響は注記
15
に記載しています。
(e)
貸倒引当金売上債権、貸付金等の貸倒損失に備えるため、一般債権に ついては貸倒実績率により、貸倒懸念等特定の債権について は個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上してい ます。
(f)
役員賞与引当金役員・監査役の賞与の支出に備えるため、当連結会計年度 末における支給見込み額を計上しております。
(g)
製品点検補修引当金製品の点検補修活動等に係る損失に備えるため、当該見込 額を計上しています。
(h)
減価償却費当社及び国内連結子会社の減価償却費については、それぞ れの資産(リース資産を除く)の見積耐用年数に基づいて 主として定率法により算定しております。在外連結子会社に ついては、主として定額法を採用しています。有形固定資産 の耐用年数の要約は、以下のとおりです。
建物及び構築物
3
∼50
年機械装置及び運搬具
4
∼15
年重要な更新や機能追加は資本的支出として資産に計上し ており、維持・補修は発生年度の費用として処理してい ます。
コンピュータ・ソフトウェアについては
5
年で償却しています。
所有権移転外リース取引については、リース資産の減却費 は耐用年数後の残存価値を
0
とする定額法により算定しています。
【リース取引に関する会計基準の変更】
所有権移転外ファイナンス・リース取引については、 従来、賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理によってい ましたが、当連結会計年度より「リース取引に関する会計 基準」(企業会計基準第
13
号(平成5
年6
月17
日(企業会計審議会第一部会)、平成
19
年3
月30
日改正))及び「リース取引に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針 第
16
号(平成6
年1
月18
日(日本公認会計士協会 会計制度委員会)、平成
19
年3
月30
日改正))を適用し、通常の売買取引に係る方法に準じた会計処理によっています。 これによる損益に与える影響はありません。
なお、リース取引開始日が適用初年度開始前の所有権移 転外ファイナンス・リース取引については、引き続き通常 の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理を適用してい ます。
【有形固定資産の減価償却方法の変更】
当社及び国内連結子会社は、
2007
年4
月1
日に施行された法人税法の改正に伴い、前連結会計年度より、
2007
年4
月1
日以降取得した有形固定資産については、改正後の法人税法に基づく方法により減価償却を行っています。こ れにより、前連結会計年度における営業利益、税金調整前 当期純利益及び少数株主利益は、従来の会計基準を適用し た場合と比較してそれぞれ
519
百万円減少しております。2007
年3
月31
日以前に取得した資産については、改正前の法人税法に基づく減価償却の方法の適用により取得 価額の
5
%
に到達した連結会計年度の翌連結会計年度より、取得価額の
5
%
相当額と備忘価額との差額を5
年間にわたり均等償却し、償却費に含めて計上しています。 これにより前連結会計年度における営業利益、税金調整前 当期純利益及び少数株主利益は、従来の会計基準を適用し た場合と比較してそれぞれ
964
百万円減少しております。【有形固定資産見積耐用年数の変更】
当社及び国内連結子会社の機械装置の見積耐用年数に ついては、当連結会計年度より法人税法の改正を契機とし て見直しを行っています。これにより、当連結会計年度に おける営業利益は
603
百万円減少し、税金等調整前当期純損失は同額増加しています。
なお、セグメント情報に与える影響は、注記
15
に記載しています。
(i)
外貨換算在外子会社の収益と費用、決算日の為替相場により円貨に 換算しています。また、少数株主持分以外の純資産の部の 項目を除いた貸借対照表の項目についても、決算日の為替 相場により円貨に換算しています。少数株主持分以外の純資 産の部の項目は発生日の為替相場により円貨に換算してい ます。
(j)
研究開発費研究開発費は、発生時に費用処理しています。
(k)
法人税等当社及び連結子会社は、資産及び負債の財務会計上の金額 と税務上の金額との差異に基づいて繰延税金資産及び負債 を認識しており、その算出にあたっては差異の解消される 年度に適用される税率及び税法を適用しております。
(l)
退職給付退職給付引当金は主に会計年度末における退職給付債務 及び年金資産の見込額に基づき、未認識数理計算上の差異及 び未認識過去勤務債務を調整して計上されます。退職給付債 務は従業員の残存勤務期間にわたり定額法によって配分さ れます。数理計算上の差異は発生時の翌年から従業員の残存 勤務期間の
16
年による定額法で費用処理されます。過去勤務債務は、その発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の
16
年による定額法により費用処理されます。2007
年3
月31
日までは、当社の取締役・監査役については非積立型退職給付制度のもと一時金を払う資格を与えられ ていました。これらの役員に対する退職給付は見積もりにより 計算されていました。しかしながら、
2007
年6
月28
日開催の定時株主総会において、役員報酬体系を見直した結果、退職 慰労金制度を廃止し、株式報酬型ストック・オプション制度 を導入することを決議しました。また、同定時株主総会に おいて在任期間を対象として、退職慰労金を打ち切り支給す ることを決議しました。これに伴い、確定した
529
百万円は、固定負債「その他」に計上しています。
(m)
新会計基準の導入について【連結財務諸表作成における在外子会社の会計処理に関す る当面の取り扱い】
当連結会計年度より、「連結財務諸表作成における在外 子会社の会計処理に関する当面の取り扱い」(実務対応報 告第
18
号2006
年5
月17
日)を適用し、連結決算上必要な修正を行っています。
これによる損益に与える影響は軽微です。
3.
たな卸資産
2008
年3
月31
日及び2009
年3
月31
日現在のたな卸資産の内訳は以下の通りです。
百万円 2008.3 2009.3 製品・半製品 ¥40,687 ¥33,653
仕掛品 12,748 10,265
原材料・貯蔵品 13,328 12,005
¥66,763 ¥55,923
4.
短期借入金、コマーシャル・ペーパー、長期債務及び
リース債務
短期借入金は主に当座貸越と手形であります。これら短期 借入金の
2008
年及び2009
年3
月31
日の平均利率はそれぞれ
1.9
%
及び1.2
%
でした。1
年以内コマーシャル・ペーパーの2008
年及び2009
年3
月31
日の利率はそれぞれ0.8
%
及び2008
年及び2009
年3
月31
日現在の長期借入金の内訳は以下の通りです。
百万円 2008.3 2009.3 無担保社債
(利率1.4%償還期限2012年) ¥10,000 ¥10,000
無担保社債
(利率0.8%償還期限2010年) — 50
銀行借入金
(2015年満期、利率1.24%∼2.70%)
担保 344 327
無担保 5,157 5,050
ファイナンスリース債務 − 137
15,501 15,564
1年以内返済予定額 125 410
¥15,376 ¥15,154
2009
年3
月31
日現在の長期借入金のうち、2010
年4
月1
日以降の各年度の返済予定額は以下の通りです。
3月31日に終了する会計年度 百万円
2010 ¥ 375
2011 5,017
2012 7
2013 10,006
2014 4
2015年以降 18
¥15,427
2009
年3
月31
日現在のファイナンスリース債務のうち、2010
年4
月1
日以降の各年度の返済予定額は以下の通りです。
3月31日に終了する会計年度 百万円
2010 ¥ 35
2011 35
2012 35
2013 24
2014 4
2015年以降 4
¥137
5.
担保資産
2008
年及び2009
年3
月31
日現在の長期借入金の担保に 供している資産は以下の通りです。百万円 2008.3 2009.3 有形固定資産純額 ¥559 ¥228
また、
2008
年3
月31
日に保証金として6
百万円の投資有価証券を計上しています。
6.
資本剰余金及び利益剰余金
会社法では、資本準備金及び利益準備金(以下、「準備金」) の合計金額が資本金の
25
%に達するまで、その他資本剰余金及びその他利益剰余金から配当の
10
%を準備金に積み立てるよう規定しています。これにより
2008
年3
月31
日及び2009
年3
月31
日現在の法定準備金は8,291
百万円となっています。
本法では、資本準備金や法定準備金の配当への充当は認め ていないものの、欠損金の減少や廃止を目的として株主総会 における決議を踏まえて当該準備金を使用する、または取締 役会の決議により普通株式に転換することができます。また、 本法では資本準備金と法定準備金の合計額が資本金の
25
%を超えた場合には、株主総会の決議を経てその余剰金を資本 配当または配当金として株主に返還することができます。
7.
ストック・オプション
ストック・オプションの内容 2007年3月期ストック・オプション 2008年3月期ストック・オプション
付与対象者の区分及び人数
当社取締役 14 14
当社監査役 2 2
当社執行役員 16 16
合計 32 32
株式の種類別のストック・オプションの数 普通株式 168,000株 普通株式 167,000株
付与日 2007年8月17日 2008年7月18日
権利行使期間 2007年8月18日∼2037年8月17日 2008年7月19日∼2038年7月18日
権利確定前(株)
2008年3月31日残高 ― ―
付与 ― 167,000株
失効 ― ―
権利確定 ― 167,000株
2009年3月31日残高 ― ―
権利確定後(株)
2008年3月31日残高 168,000株 ―
権利確定 ― 167,000株
権利行使 ― ―
失効 ― 5,000株
2009年3月31日残高 168,000株 162,000株
権利行使価格(円) ¥ 1 ¥ 1
行使時平均株価(円) ¥ ― ¥ ―
付与日における公正な評価単価(円) ¥804 ¥531
2008
年及び2009
年3
月31
日に終了した会計年度のストック・オプションに関わる費用は、販売費及び一般管理費としてそれぞれ
98
百万円及び103
百万円計上しております。当社のストック・オプションの構成価値は、下記の加重平均値による仮定の下でブラック・ショールズ・オプション・プライジング・モデルにより算定しています。
2008年3月期ストック・オプション
株価変動性 32.321%
予想残存期間 15年
予想配当 ¥14/株
8.
法人税等
当社及び国内連結子会社の法人税等は、法人税、事業税及び 住民税の合計からなっており、
2008
年及び2009
年3
月31
日 に終了した会計年度における法定実効税率は40.4
%
です。 在外子会社には、それぞれの国の所得税が課税されます。2008
年3
月31
日に終了した会計年度の法定実行税率と、 税効果会計適用後の法人税等の負担率とその差異の原因と なった主要な項目別内訳は以下の通りです。2008.3
法定実行税率 40.4%
調整:
損金に算入されない費用項目 2.0
益金に算入されない配当金収入 (0.6)
住民税均等割 1.4
関係会社清算等による引当金認容 (32.2)
その他 (1.1)
税効果会計適用後の法人税等の負担率 9.9%
2009
年3
月31
日に終了した会計年度については、当期純利益を計上したため、法定実効税率と税効果会計適用後法人 税等の負担率の差異の調整について記載を省いています。
2008
年3
月31
日及び2009
年3
月31
日現在の繰り延べ税金資産及び繰り延べ税金負債の発生の主な原因別の内訳は 以下の通りです。
百万円 2008.3 2009.3 繰延税金資産:
賞与引当金損金算入限度超過額 ¥ 3,022 ¥ 2,451
退職給付引当金損金 17,220 16,199
算入限度額繰越欠損金 7,738 14,125
その他 7,777 14,037
繰越税金資産合計 35,757 46,812
評価性引当額 (5,865) (24,309)
繰延税金資産合計 29,892 22,503
繰延税金負債:
租税特別措置法上の準備金 (1,263) (1,965)
その他 (1,636) (596)
繰延税金負債合計 (2,899) (2,561)
繰延税金資産の純額 ¥26,993 ¥19,942
9.
退職給付
当社及び国内連結子会社は、一時金、年金受給資格のある 全ての従業員を対象とする確定給付型年金制度として、企業 年金制度、適格退職年金制度及び退職一時金制度等を設けて おり、支払額は基本給与額、勤続年数その他の条件により 算定されます。
2008
年及び2009
年3
月31
日現在の当社及び連結子会の 連結貸借対照表における退職給付制度の積立あるいは未払 いの状況は以下の通りです。百万円 2008.3 2009.3 退職給付債務 ¥(149,955) ¥(149,293)
年金資産 86,151 72,734
未積立退職給付債務 (63,804) (76,559)
未認識数理計算上の差異 23,672 39,092
未認識過去勤務債務 (2,621) (2,352)
連結貸借対照表計上額純額 (42,753) (39,819)
前払年金費用 367 550
退職給付金引当金 ¥ (43,120) ¥ (40,369)
2008
年及び2009
年3
月31
日に終了する年度の退職給付費用の内訳は以下の通りです。
百万円 2008.3 2009.3 勤務費用 ¥4,898 ¥4,801
利息費用 3,526 3,662
期待運用収益 (3,188) (2,964)
数理計算上の差異の費用処理額 722 1,858
過去勤務債務の費用処理額 (268) (268)
合計 ¥5,690 ¥7,089
上記の制度に関する前提条件は以下の通りです。
2008.3 2009.3
割引率 2.5% 2.5%
期待運用収益 3.5% 3.5%
10.
研究開発費
研究開発費は販売費及び一般管理費に含まれており、
2008
年及び2009
年3
月31
日に終了した会計年度の研究開11.
1株当たり金額
潜在株式調整前1株当たり純利益は、各連結会計年度の普 通株主に帰属する純利益及び各期における発行済普通株式 (市場に流通している)の加重平均普通株式数を基礎として 算定されます。潜在株式調整後1株当たり純利益は、転換社 債の潜在株式の影響を考慮した後の各連結会計年度におけ る普通株式の加重平均普通株式数を基礎として算定されて います。
1株当たり純資産は、少数株主利益を除いた純資産と各 連結会計年度末における発行済み株式数(市場に流通してい る)を基礎として算定されています。
1
株あたり配当金は、中間配当金を含む各連結会計年度に 係る配当金の決議額です。円 2008.3 2009.3 純利益(損失):
1株当たり純利益 ¥ 38.21 ¥(75.80)
潜在株式調整後1株当たり純利益 37.81 —
純資産 652.84 520.36
配当金 14.00 10.00
2009
年3
月31
日に終了した会計年度の潜在株式調整後1
株当たり純利益は、当期純損失を計上したため省略しています。
12.
リース
(a)
ファイナンス・リース取引2008
年3
月31
日もしくはそれ以前に開始のファイナンス・リースについては、従来どおりオペレーティング・リースと 同様の方法で計上しています。
以下の金額は、現在オペレーティング・リースとして会計 処理されているファイナンス・リースに、仮にファイナン ス・リースの会計が適用されたとした場合に連結貸借対照表 に計上されることになる
2008
年及び2009
年3
月31
日現在のリース資産の取得価格相当額(利息相当額を含む)減価償 却累計額相当額及び帳簿価額相当額を示しています。
百万円 2008.3 2009.3 取得価額相当額:
建物及び構築物 ¥ — ¥ 958
機械装置及び運搬具 345 302
その他 3,702 3,611
¥4,047 ¥4,871
百万円 2008.3 2009.3 原価償却累計額相当額:
建物及び構築物 ¥ — ¥ 326
機械装置及び運搬具 233 216
その他 2,743 2,836
¥2,976 ¥3,378
期末残高相当額:
建物及び構築物 ¥ — ¥ 632
機械装置及び運搬具 112 86
その他 959 775
¥1,071 ¥1,493
オペレーティング・リースとして会計処理されているファ イナンス・リースに係る支払いリース料は、
2008
年及び2009
年3
月31
日に終了した会計年度において、それぞれ771
百万円及び
742
百万円でした。リース資産に関する減価償却費をリース契約期間にわたり定率法(定額法で計算される建 物を除く)で計算すると
2008
年及び2009
年3
月31
日に終了した会計年度において、それぞれ
643
百万円及び565
百万円になります。
オペレーティング・リースとして会計処理されているファ イナンス・リースに係る
2008
年3
月31
日以降の将来の支払リース料(支払利息相当額を含む)は、以下のように要約され ます。
3月31日に終了する会計年度 百万円
2010 ¥ 566
2011年以降 1,666
合計 ¥2,232
(b)
オペレーティング・リース取引オペレーティング・リースとして会計処理されている
2009
年3
月31
日以降の将来の支払リース料(支払利息相当額を含む)は、以下のように要約されます。
3月31日に終了する会計年度 百万円
2010 ¥1,008
2011年以降 4,766
合計 ¥5,774
13.
偶発債務
2009
年3
月31
日現在の偶発債務は以下の通りです。百万円
裏書手形譲渡高 ¥ 2
14.
有価証券
a)
2008
年及び2009
年3
月31
日現在のその他有価証券に分類される時価のあるその他有価証券は以下の通りです。百万円 連結貸借対照表
2008年3月31日 取得原価 計上額 差額
連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの
株式 ¥11,923 ¥18,007 ¥6,084
小計 11,923 18,007 6,084
連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの
株式 16,410 12,062 (4,348)
小計 16,410 12,062 (4,348)
合計 ¥28,333 ¥30,069 ¥1,736
百万円 連結貸借対照表
2009年3月31日 取得原価 計上額 差額
連結貸借対照表計上額が取得原価を超えるもの
株式 ¥ 5,329 ¥ 6,751 ¥ 1,422
小計 5,329 6,751 1,422
連結貸借対照表計上額が取得原価を超えないもの
株式 23,561 17,111 (6,450)
小計 23,561 17,111 (6,450)
合計 ¥28,890 ¥23,862 ¥(5,028)
b)
2008
年及び2009
年3
月31
日に終了した会計年度中に売 却したその他有価証券は以下の通りです。百万円 2008.3 2009.3
売却額 ¥0 ¥30
15.
セグメント情報
2008
年及び2009
年3
月31
日に終了した会計年度の建築用設備機器事業の売上高及び営業利益の金額は、全セグメントの売上 高の合計、営業利益の合計額に占める割合が90
%超であるため、事業の種類別セグメント情報の記載を省略しております。2008
年及び2009
年3
月31
日に終了した会計年度の当社及び連結子会社の所在地別セグメント情報は以下の通りです。百万円 消去または
2008年3月31日に終了した会計年度 日本 北中米 中国 その他 計 全社 連結
I. 売上高及び営業損益:
外部顧客に対する売上高 ¥440,743 ¥30,348 ¥22,641 ¥ 7,328 ¥501,060 ¥ — ¥501,060
セグメント間の内部売上高または
振替高 12,027 161 14,581 11,816 38,585 (38,585) —
計 452,770 30,509 37,222 19,144 539,645 (38,585) 501,060
営業費用 427,437 27,947 31,497 17,359 504,240 (25,903) 478,337
営業利益 ¥ 25,333 ¥ 2,562 ¥ 5,725 ¥ 1,785 ¥ 35,405 ¥(12,682) ¥ 22,723 II. 資産 ¥301,495 ¥21,465 ¥31,986 ¥19,037 ¥373,983 ¥ 77,761 ¥451,744
百万円 消去または
2009年3月31日に終了した会計年度 日本 北中米 中国 その他 計 全社 連結 I. 売上高及び営業損益:
外部顧客に対する売上高 ¥408,582 ¥23,972 ¥21,887 ¥10,064 ¥464,505 ¥ — ¥464,505
セグメント間の内部売上高または
振替高 10,474 56 11,707 9,423 31,660 (31,660) —
計 419,056 24,028 33,594 19,487 496,165 (31,660) 464,505
営業費用 407,787 22,155 27,617 18,366 475,925 (17,986) 457,939
営業利益 ¥ 11,269 ¥ 1,873 ¥ 5,977 ¥ 1,121 ¥ 20,240 ¥(13,674) ¥ 6,566
II. 資産 ¥259,317 ¥18,588 ¥28,575 ¥17,012 ¥323,492 ¥ 65,153 ¥388,645
(注) 1)国又は地域は、事業活動の相互関連性により区分しています。
2)各区分に属する国又は地域の内訳は以下の通りです。
北中米:米国、メキシコ等
その他:台湾、マレーシア、韓国、ベトナム、シンガポール、欧州等
注記2、(d)に記載のとおり、当社及び国内連結子会社は2009年3月31日に終了した会計年度より、たな卸資産の評価に関する新会計基準を採用して
います。この結果、従来の会計基準を適用した場合と比較して、上記の所在地別セグメント「日本」において売上原価が1,303百万円増加し、営業利益
が同額減少しています。
注記2、(h)に記載のとおり、2008年4月1日施行の法人税法の改正に伴い、当社及び国内連結子会社は2009年3月31日に終了した会計年度より、
機械装置及び運搬具の見積耐用年数の一部を見直しました。この結果、従来の会計基準を適用した場合と比較して、上記の所在地別セグメント「日本」
2008
年及び2009
年3
月31
日に終了した会計年度の当社及び連結子会社の本邦以外の国又は地域における海外売上高(当社及び国内連結子会社の輸出売上高、及び在外連結子会社の日本への輸出を除く売上高)は以下の通りです。
百万円
2008年3月31日に終了した会計年度 北中米 中国 その他 計
海外売上高 ¥30,140 ¥22,666 ¥12,261 ¥ 65,067
連結売上高 — — — 501,060
連結売上高に閉める海外売上高の割合 6.0% 4.5% 2.5% 13.0%
百万円
2009年3月31日に終了した会計年度 北中米 中国 その他 計
海外売上高 ¥23,732 ¥22,057 ¥13,256 ¥ 59,045
連結売上高 — — — 464,505
連結売上高に閉める海外売上高の割合 5.1% 4.7% 2.9% 12.7%
16.
後発事象
2009
年5
月20
日開催の取締役会議において、以下の剰余金の配当が決議され、
2009
年6
月5
日より効力を発揮しておりますが、これに関しては連結財務諸表には含まれていま せん。
百万円
本レポートに掲載の財務諸表および注記は、海外向けに作成
された英文財務諸表を
TOTO
株式会社が和訳したものです。そ
のため、これらの財務データは、日本において一般に公正妥当
と認められた会計原則に準拠して作成された連結財務諸表を
基に、海外における使用を考慮して若干の科目の組み替え等を
行っています。
なお、当財務諸表・注記の正規版、および独立監査人の監査
報告書については、
「
TOTO CORPORATE REPORT2009
Financial & Environmental Section
」英語版に掲載しており
環境データ
TOTOの地球環境保全活動
環境マネジメントシステム
TOTOグループは、企業活動のあらゆるプロセスで環境負荷を低減する活動を推進しています。
TOTOグループは地球環境保全活動を推進するため、次のマネジメント体制を整えています。
社長を委員長として年2回開催されるCSR委員会では、環境保全活動の基本方針の策定と重要課題の審議を行っています。また審 議結果を受けて、専門的事項について施策展開するため、地球環境保全テーマに関する4つの部会を設置して具体的な行動計画を策 定し推進しています。国内・外グループ会社等もこれに連動し、具体的な行動計画を策定・推進しています。
またISO14001の導入を積極的に図り、各事業所では自主的な環境保全や継続的な改善を効果的に進め、PDCA(計画・実施・ チェック・見直し)サイクルに則った環境マネジメントシステムの継続的な改善を図っています。
社 長
担当役員
CSR委員会
事務局 CSR推進部
地球環境保全関連部会
商品開発 包装・物流 エネルギー対策 環境保全
国内グループ会社
TOTO(製造・販売拠点) 海外グループ会社
TOTOグループ全体で環境マネジメントシステムのPDCAを回し、継続的改善を推進しています。
※ 1 LCCO2 : ライフサイクル全体におけるCO2の発生量
※ 2 3R: リデュース(発生抑制)、リユース(再使用)、リサイクル(再生利用)
TOTOグループ
暮らしながら地球を守る活動を推進地域や社会と連携した環境コミュニケーション LCCO2 削減
グリーン調達 エコ商品づくり
ライフサイクルの すべての段階で 環境に配慮した商品設計
全事業活動における環境負荷低減 環境に配慮した
製品・部品の調達
※1
3R※2 対応
環境マネジメントシステム お客様ご使用時の環境負荷低減
エコ商品
節水、省エネ、 環境汚染防止、 環境浄化 エコマーク商品や
グリーン購入法特定調達品目 など
お取引先での 環境負荷低減
取引先評価
調達品評価 ISO14001他 環境マネジメントシステム
2008年度 環境負荷の全体概要
環境会計
環境省のガイドラインを参考に社内運用マニュアルを作成し環境会計を実施しています。
廃棄物減量化・ リサイクル
上流コスト 事業エリア内コスト 下流コスト
グリーン購入 省エネルギー 公害防止 製品の回収・
リサイクル研究 製品輸・配送時
の取り組み
エコ商品の 開発・研究
管理活動他
コスト 合 計
投資額
費用額 環境保全
コスト
廃ペットボトル 3.1 万本より ユニフォーム 1.3 万着製作
包装材料 160t/ 年 削減
輸送燃料 1189kl/ 年 削減 合 計
経済効果
環境保全効果
0.0 194.1 12.3 4.7 0.0 198.6 0.7 0.0 410.4
0.4 16.5 421.4 573.1 97.3 804.6 47.6 327.1 2,288.0
0.4 210.6 433.7 577.8 97.3 1,003.2 48.3 327.1 2,698.4
7.2 68.7 0.0 141.1 146.5 0.0 0.0 0.0 363.5
CO2換算(t)
エネルギーの
削減 法規制の遵守
再利用率の
向上 ー
ー ー ー ー ー ー
ー 環境意識の向上
2,086t 3,115t 5,201t
(単位:百万円)
● 環境保全コスト及び効果集計にあたって
1. 月次の経理システムと連携をとり毎月作成しています。
2. 経済効果はみなし利益等の計算根拠の乏しいものは除外しています。
3. 減価償却費は投資額との二重計上となるため、環境保全コストから除外しています。
4. エコ商品の開発・研究コストのうち開発費については、従来把握が困難なため、差額でなく全額を計上していましたが、過大評価となるため対象外としています。
■ 当該期間の投資額の総額 163 億円 原材料・部品購入重量
製 造 販 売 包装・物流 お客様
電力 15,618万kWh
24.8万t IN
OUT OUT OUT
IN IN
TOTO全工場 10.7万t 国内製造G会社 14.1万t
TOTO全工場 10,646万kWh 国内製造G会社 4,972万kWh
窯業原料 9.1万t 金属原料 2.8万t 樹脂原料 1.9万t 合板・ボード類 2.2万t 購入部品・その他 8.8万t
燃料(原油換算) 3.3 万 kl TOTO全工場 2.7万kl 国内製造G会社 0.6万kl
用水 167 万 m3
TOTO全工場 143万m3
国内製造G会社 24万m3
電力 2,372万kWh
製品製造から物流までの活動 におけるCO2排出量の合計
生産重量 22.7万t 20.0万t
TOTO支社 1,912万kWh 国内販売G会社 460万kWh
包装材料 2.31万t
輸送燃料 21,416kl 紙系 2.15万t 木系 499t その他 1,122t 営業車の燃料
・ガソリン 3,172kl TOTO支社 1,098kl 国内販売G会社 2,074kl ・軽油 225kl TOTO支社 8kl 国内販売G会社 217kl
CO2 12.7万t
TOTO全工場 9.5万t 国内製造G会社 3.2万t
排水量 122.7 万 m3
TOTO全工場 110.4万m3
国内製造G会社 12.3万m3
排出物 4.4 万 t
TOTO全工場 3.0万t 国内製造G会社 1.4万t
CO2 1.7万t
TOTO支社 1.0万t 国内販売G会社 0.7万t
CO2 5.6万t
営業車の燃料
■ 研究開発費の総額 131 億円 備考:
CO2換算係数は「地球温暖化対策の推進に関する法律」の係数を使用しています。ただし、電力は
0.378kgCO2/kWhを使用しています。
輸送燃料に関しては、管理の対象を特定荷主ではないグループ会社を含む国内すべての製造グループ会社に 見直しました。
報告対象範囲:
TOTO及び国内グループ会社 ■ 年度表記について