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医療計画(案)第1章~第3章 第7次沖縄県医療計画(案)に対する意見募集について/沖縄県 dai1 dai3pdf

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1

1 計画策定の趣旨

2

3 医療計画制度は、昭和60年の医療法改正により導入され、沖縄県では、県民に対する

4 良質かつ適切な医療を効率的に提供する体制を確保するため、医療法に基づき平成元年

5 に「沖縄県保健医療計画」を策定し、その後、ほぼ5年ごとに見直しを行っています。

6 この間、急速な少子高齢化の進展、がんや循環器疾患等生活習慣病の増加など、疾

7 病構造の変化、医療技術の進歩など、保健医療を取り巻く環境は、大きく変化しています。

8 また、平成26年に医療法が改正され、高齢化の進展に対応し、将来必要な医療が提供

9 できる体制を構築するための取り組み方針である地域医療構想が盛り込まれています。

10 平成30年度は、医療計画及び介護保険事業(支援)計画(沖縄県高齢者保健福祉計

11 画)の同時改定、国民健康保険の都道府県による財政運営の開始など、来る超高齢化社

12 会に備えて、保健・医療・福祉に関する大きな制度改革の節目の年となります。

13 これら近年の保健医療を巡る社会情勢の変化や、県民の疾病の受療状況及び改定され

14 た国の医療計画作成指針等を踏まえ、第7次沖縄県医療計画を策定します。

15

16

2 計画の性格と位置づけ

17

18 第1 計画の性格

19

20 疾病予防及び早期発見、早期治療のための取り組みや、地域全体で切れ目なく必要

21 な医療が提供される連携体制の強化など、取り組むべき施策を示し、県民、関係機関、

22 関係団体等が本県の医療に係る現状と課題を共有し、ともに取り組みを推進するための

23 指針として策定したものです。

24

25 第2 医療法における位置づけ

26

27 医療法第30条の4の規定に基づき、良質かつ適切な医療を効率的に提供する体制の

28 確保を図るため策定します。

29

30 第3 関連する他の県計画との関係

31

32 本計画は、「健康おきなわ21」、「第3期沖縄県がん対策推進計画」、「すこやか親子

33 21(第2次)」、「沖縄県障害福祉計画(第5期)」、「黄金っ子応援プラン(沖縄県子ども

34 子育て支援事業計画)」、「第3期沖縄県医療費適正化計画」、「第7期沖縄県高齢者

35 保健福祉計画」などの保健医療、福祉関連計画との整合を図りながら、総合的に保健

(4)

1

3 課題及び基本方向

2

3 第1 人口構成の変化

4

5 沖縄県の高齢者人口は、2020年から2040年まで全国一高い伸び率で増加していくこ

6 とが見込まれており、高齢者人口は平成52年(2040年)には平成27年(2015年)の約

7 1.5倍に増加します。高齢者人口が増加する一方、生産年齢人口及び年少人口はすで

8 に減少しており、平成52年(2040年)には県民の3人に1人が高齢者となるなど「超高齢

9 社会」が到来するため、それを踏まえた対応が重要となっています。

10 医療や介護が必要になっても、住み慣れた場所で、自分らしい生活を継続できるよ

11 う、医療と介護の連携強化など、自らが望む場所で療養生活が送れる体制の構築に取

12 り組みます。

13

14 第2 死亡率、平均寿命の改善

15

16 本県は、昭和60年(1985年)までは男女ともに平均寿命が全国一長い長寿県でした

17 が、平成12年(2000年)に男性の平均寿命が全国平均を下回り全国第26位へと急落

18 し、平成27年(2015年)にはさらに順位を下げ36位となるなど、県民の健康状態は悪化

19 の傾向にあります。特に働き盛り世代の死亡率の高さは課題であり、平成28年において

20 は、男女ともに35歳~64歳の死亡率が全国でも1位~6位と高く、健康の状態は深刻

21 な状況となっています。心身ともに健康で質の高い生活(QOL)を送ることは県民共通の

22 願いであり、疾病予防や早期発見、早期治療、必要な医療が切れ目なく提供される連

23 携体制の構築により、疾病の状況、死亡率の改善に取り組みます。

24

25 第3 効率的で質の高い医療連携体制の構築

26

27 医療の提供の面においては、本県は医師や看護師等の医療人材は全国平均以上

28 の数が確保され、医療関係者の努力と協力により、質の高い医療提供体制の確保が図

29 られ、県民の医療需要に対応しています。一方、将来を見通すと、本県は今後高齢者

30 人口が全国一高い伸び率で増加していきますので、現状の県民の受療状況が変わらな

31 いと仮定すると、医療ニーズも同様に増加することとなります。しかしながら、本計画の計

32 画期間中は各圏域ともに病床過剰の状態が継続することも想定され、現状の医療資源

33 により対応していくことについて検討する必要があります。医療機関による機能分化と連

34 携により限られた医療資源の効率的な活用を図るとともに、医療と介護の連携を強化し

35 病床以外の場で療養生活を送れる体制の整備を行いつつ、県民に医療を適切に受け

(5)

1 第4 保健、医療、福祉の連携体制の構築

2

3 医療は、周産期医療、小児医療から始まり、人生の最終段階における医療まで、人

4 生の全ての過程に関わるものであり、疾病の治療だけではなく、健康づくり等を通じた予

5 防や、慢性の症状を持ちながらの継続した在宅医療、介護サービスの利用等様々な領

6 域と関わります。保健、医療、福祉の各施策及び市町村、県、医療機関、保険者、関

7 係団体等の有機的な連携により、疾病予防、早期発見、早期治療並びに地域におい

8 て安心して療養生活を送れる連携体制の構築に取り組みます。

9

10

11

4 計画期間

12

13 平成30年(2018年)4月1日から平成35年(2023年)3月31日までの6年間を計画

14 期間とします。

15 なお、計画の中間年である平成32年(2020年)に中間評価を実施し、その評価を踏

(6)

2016

H28年度

(国

2017

2018

2019

2020

2021

2022

2023

2024

2025

H29年度 H30年度

第6次沖縄県保健 医療計画 【5年】

(2013年度〜2017年度)

H31年度 H32年度 H33年度 H34年度 H35年度 H36年度 H37年度

第7次 沖縄県医療計画【6年】

(2018年度〜2023年度)

第8次沖縄県 医療計画 【6年】

(2024年度~2029年度)

毎年地域医療構想調整会議を開催し構想の実現に向けたPDCAサイクルを推進

構想

策定

計画の中間見直し

各病院は毎年10月に病棟ごとの病床機能等を報告

調整会議設置 比較

▲ 改定 ▲ 改定 ▲ 改定 ▲ 改定 ▲ 改定

▲ 改定 ▲ 改定 ▲ 改定

同時 改定

同時 改定

沖縄県高齢者 保健福祉計画 第6期

(2015年度~2017年度)

沖縄県高齢者保健福祉計画 第7期

(2018年度~2020年度)

沖縄県高齢者保健福祉計画 第8期

(2021年度~2023年度)

沖縄県高齢者 保健福祉計画 第9期

(2024年度~2026年度)

H26年度医療介護総合確保基金設置(H26 医療分のみ、H27より介護分を追加)

国保

都道府県 による財 政運営開 始

医療・介護の計画と報酬が同時改定 両計画の整合性を保つ必要あり

(7)
(8)
(9)

1

1 人口

2

3 第1 人口の推移 4

5 平成27年国勢調査における本県の人口は1,433,566人で、平成22年国勢調査から40,748

6 人(2.9%)増加しました。全国では、0.8%の減少となり、初めて総人口が減少しましたが、本

7 県は2.9%増加し、全国で最も高い増加率となっています。

8 年齢(3区分)別人口でみると、15歳未満人口は17.4%となっており全国では最も高い割

9 合となっていますが、昭和35年の41.6%をピークに減少を続けています。15歳~64歳人口は

10 62.9%となっており、これまで増加していましたが、今回調査では人口数が減少に転じました。

11 65歳以上は19.6%で全国で最も低い割合となっていますが、人口数は昭和30年から増加し

12 続けており、調査開始以来初めて14歳以下人口を上まわりました。

13 国立社会保障・人口問題研究所が行った人口推計では、本県は平成32年(2020年)か

14 ら総人口が減少し、平成37年(2025年)には4人に1人、平成42年(2040年)には3人に1人

15 が高齢者となると推計されています。本県は平成27年(2015年)から平成42年(2040年)に

16 かけての高齢者人口の伸びが全国で最も高く、平成37年(2025年)には平成27年(2015

17 年)時点の人口の1.27倍、平成42年(2040年)には1.49倍に増加すると見込まれており、今

18 後急速に高齢者人口が増加していきます。

19

20 図1 沖縄県の人口推移

21 ※1980年~2015年は国勢調査人口

(10)

1 表1 沖縄県の人口推移 (単位:人、%)

2

※国勢調査人口

3 図2 年齢(3区分別)人口推移

4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16

※国勢調査人口

17 図3 高齢者人口の将来推計(2015年の人口を1としたときの指数)

18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30

31 ※国立社会保障・人口問題研究所 推計人口

1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020 2025 2030 2035 2040

1,106,559 1,179,097 1,222,398 1,273,440 1,318,220 1,361,594 1,392,818 1,433,566 1,416,876 1,414,154 1,404,887 1,390,796 1,369,408

65歳以上 85,819 101,947 121,082 148,567 182,557 218,897 240,507 278,337 324,026 353,379 372,958 391,118 415,447

15~64歳 694,174 754,119 793,287 842,752 861,826 888,046 897,960 892,109 866,415 848,273 831,211 804,888 763,398

14歳以下 325,393 322,523 299,836 281,302 264,279 254,203 246,313 247,206 226,435 212,502 200,718 194,790 190,563

7.8% 8.6% 9.9% 11.7% 13.9% 16.1% 17.4% 19.6% 22.9% 25.0% 26.5% 28.1% 30.3% 人口

高齢化率

0.80 0.90 1.00 1.10 1.20 1.30 1.40 1.50 1.60

2010年 2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年

高知県

2025年の指数が最も低い

秋田県

2040年の指数が最も低い 沖縄県

2020年~2040年の指数が 最も高い

東京都

(11)

1 第2 人口動態 2

3 1 出生

4

5 本県の出生数は減少傾向にあり、昭和50年(1975年)の22,371人/年から平成28年

6 (2016年)は16,617人/年となり、5,754人/年の減となり約25%減少しています。

7 合計特殊出生率(1人の女性が生涯に出産するであろう子どもの数に相当)は、昭和

8 50年(1975年)の2.88から1.95へ低下していますが、本県は昭和50年(1975年)以降、全

9 国第1位と最も高い数となっています。

10

11 図4 出生数 (単位:人)

12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24

25 ※人口動態調査

26 図5 合計特殊出生率

27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37

(12)

1 2 死亡 2

3 死亡数は、高齢者人口の増加を一因として増加傾向にあり、平成28年(2016年)は

4 11,706人となっています。

5 年齢階級別でみると、80歳以上の高齢者の死亡率が第47位と全国で最も低い一

6 方、35歳から64歳の各年齢階級では男女ともに全国でも高い死亡率となっています。

7 年齢調整死亡率は、女性は全国平均並みとなっている一方、男性は平成22年

8 (2010年)から全国平均を上まわり、平成27年(2015年)は全国で17番目に高い死亡率

9 となっています。

10

11 図6 死亡数 (単位:人)

12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22

23 ※人口動態調査

24 25

26 表2 年齢階級別の死亡率(平成27年) (人口10万人対)

27 ※人口動態調査特殊報告

28 ※順位は死亡率が高い順

29 ※赤:上位5位以内、青:下位5位以内

30

0-4 5-9 10-14 15-19 20-24 25-29 30-34 35-39 40-44 45-49 50-54 55-59 60-64 65-69 70-74 75-79 80-84

85-値 62.1 11.8 9.5 36.1 50.5 61.6 63.7 119.0 157.7 252.0 439.2 637.7 1,037.0 1,344.8 2,141.0 3,189.6 5,517.0 13,098.2

順位 19 17 22 10 30 24 27 1 3 3 2 3 3 12 20 42 47 47

値 44.4 17.3 10 10.1 20.1 20.2 41.6 73.5 121.1 134.1 204.8 279.1 448.0 440.7 813.0 1,522.0 2,757.4 9,677.4

順位 31 12 17 36 22 38 10 1 1 6 5 4 3 46 43 36 47 47

年齢階級別死亡率

(13)

1 図7 年齢調整死亡率(男性)平成27年 (人口10万人対) 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14

15 ※人口動態調査特殊報告

16

17 図8 年齢調整死亡率(女性)平成27年 (人口10万人対)

18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31

32 ※人口動態調査特殊報告

33 34 35 36 957.1 798

679.2 691.5 679

632.8 576.6 547.3 498.5 1036.5 923.5 812.9 747.9 719.6 634.2 593.2 544.3 486 200 300 400 500 600 700 800 900 1000 1100

1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015

全国 沖縄県

45位

45位 47位

47位 42

24位

35位 21位

17位

567.2

438.6

347.1 349.2

322.9

288 288 267

251.7 685.1 579.8 482.9 423 384.7 323.9 298.6 274.9 255 200 300 400 500 600 700 800 900 1000 1100

1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010 2015

全国 沖縄県

47位

47位

47位 47 47

46位 35位 34位

(14)

1 3 平均寿命の推移 2

3 平成27年(2015年)の都道府県別生命表によると、本県の平均寿命は、男性が80.27

4 年(全国:80.77年)、女性が87.44年(全国:87.01年)となっています。女性は平成17年

5 (2005年)まで全国第1位でしたが、平成22年(2010年)に順位を落とし第3位となり、平

6 成27年(2015年)は第7位となっています。男性は平成2年(1990年)に第5位となった後、

7 平成12年(2000年)に初めて全国平均を下回り第26位に急落し、平成27年(2015年)は

8 第36位となっています。

9 10

11 図9 平均寿命の推移

12

13 表3 沖縄県の平均寿命の全国順位

14 ※厚生労働省「都道府県別生命表」

15 16 17 18

1975年 1980年 1985年 1990年 1995年 2000年 2005年 2010年 2015年

男性 10位 1位 1位 5位 4位 26位 25位 30位 36位

(15)

1

2 4 死亡原因

3

4 死亡原因は、悪性新生物と心疾患が第1位と第2位となっており、死亡数は平成9年

5 (1997年)以降、増加傾向にあります。第3位と第4位は年によって順位は入れ替わります

6 が、脳血管疾患と肺炎となっています。

7 死亡原因ごとの年齢調整死亡率は、男性は肝疾患が全国第1位、大腸がんが第2

8 位、自殺が第3位、脳内出血、糖尿病が第7位と死亡率が全国でも高い値となっていま

9 す。女性は子宮がん、肝疾患、糖尿病が全国第1位の死亡率となっています。

10

11 図10 本県の死因別死亡数(平成28年(2016年))

12

13 ※人口動態調査

14

悪性新生物

3074

心疾患

1670

脳血管疾患

932

肺炎

872

老衰

746

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

悪性新生物 心疾患 脳血管疾患 肺炎 老衰 不慮の事故 自殺 肝疾患

慢性閉塞性肺疾患 腎不全

1位 2位 3位 4位 5位 6位 7位 8位 9位 10位

総数 悪性新生物 心疾患 脳血管疾患 肺炎 老衰 不慮の事故 自殺 肝疾患 慢性閉塞性

肺疾患 腎不全

11,706 3,074 1,670 932 872 746 285 269 262 204 199

(16)

1 図11 主な死因別死亡数の推移 (単位:人)

2 ※人口動態調査

3 0 500 1,000 1,500 2,000 2,500 3,000 3,500

1997年 2000年 2003年 2006年 2009年 2012年 2015年

悪性新生物 心疾患(高血圧性を除く) 脳血管疾患 肺炎

自殺 老衰 悪性新生物

心疾患

自殺 老衰 肺炎

脳血管疾患

1997年 1998年 1999年 2000年 2001年 2002年 2003年 2004年 2005年 2006年 2007年 2008年 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年

悪性新生物 2,028 2,134 2,101 2,194 2,275 2,411 2,325 2,516 2,516 2,522 2,613 2,717 2,643 2,745 2,837 2,913 3,001 2,965 3,122 3,074

心疾患 1,045 1,055 1,094 1,112 1,113 1,150 1,216 1,171 1,260 1,295 1,314 1,368 1,437 1,459 1,530 1,566 1,518 1,600 1,544 1,670

脳血管疾患 832 828 815 858 798 811 856 906 792 804 887 841 848 918 917 834 855 893 885 932

肺炎 704 735 787 717 751 706 816 780 903 834 839 902 944 905 935 917 997 899 900 872

自殺 242 315 332 347 312 328 350 318 328 374 319 328 383 353 379 285 292 287 294 269

(17)

1 図12 死因別の年齢調整死亡率(男性)平成27年 (人口10万人対)

2 ※人口動態調査特殊報告

3

4 図13 死因別の年齢調整死亡率(女性)平成27年 (人口10万人対)

5 ※人口動態調査特殊報告

(18)

1 第3 疾病・受療の動向 2

3 平成26年の患者調査によると、本県は入院受療率(人口10万人対)は、15歳以上の

4 各年齢階級で全国より高く、総数では全国の1.16倍であり、年齢階級別では45歳~54

5 歳と55歳~64歳が特に高く、全国の約1.6倍となっています。一方で外来受療率(人口10

6 万人対)は全ての年齢階級で全国より低く、総数では全国の0.76倍となっています。

7 傷病(大分類)別の入院受療率(人口10万人対)は、「精神及び行動の障害」が最も

8 多く、次いで「循環器系の疾患」、「損傷、中毒及びその他の外因の影響」の順となってい

9 ます。全国の受療率と比較すると、「新生物」は全国を下回っていますが、「精神及び行動

10 の障害」、「呼吸器系の疾患」、「腎尿路生殖器系の疾患」などで全国平均を上まわって

11 います。

12 13

14 図14 年齢階級別入院、外来受療率(人口10万人対)(歯科除く)

15 《入院》 《外来》

16 ※平成26年患者調査

(19)

1 図15 傷病別の入院受療率(人口10万人対)(歯科除く)

2 ※平成26年患者調査(「*」は再掲)

3 4 5 6 7 0 50 100 150 200 250 300 350

尿

調

調

(高

尿

全国

(20)

1 第4 特定健診の結果 2

3 日本人の死亡原因の約6割を占める生活習慣病の予防や早期発見、早期治療のため

4 に、40歳から74歳までの方を対象に、メタボリックシンドロームに着目した特定健診を行ってい

5 ます。

6 平成27年度の沖縄県市町村国保における特定健診受診率は38.7%となっており、特に

7 40歳代の受診率が約25%と低く、4人に3人が未受診者となっています。沖縄県協会けんぽ

8 の受診率は52.4%となっていますが、受診者の内訳は被保険者本人が64.0%、被扶養者は

9 25.2%となっています。事業主には、従業員に健康診断を受診させる義務がありますので、

10 被保険者本人は確実に受診する必要があります。

11 平成25年度の本県の特定健診による検査結果は、BMI(肥満)、空腹時血糖及びHbA1

12 c(糖尿病)、中性脂肪及びHDLコレステロール(脂質異常症)の有所見率が全国を上まわっ

13 ています。特に、BMI(肥満)の値が突出して高く、全国一高い数値となっています。

14 15

16 図16 特定健診受診率(平成27年度市町村国保)

17 ※国保連合会データ

(21)

1 図17 特定健診受診率(平成27年協会けんぽ)

2 3

4 図18 特定健診での有所見率(平成26年度)

(22)

1 第5 医療施設等の概況 2

3 1 病院

4

5 ⑴ 施設数

6 平成28年10月時点の病院数は94施設で、平成12年以降、施設数は94または95で、

7 横ばいで推移しています。人口10万人あたりの数は6.5施設となっており、ほぼ全国並みの

8 数となっています。

9

10 表4 病院の数(平成28年(2016年)10月) (単位:施設)

11 ※医療施設調査

12 ※推計人口(平成28年10月)

13

14 ⑵ 病床数

15

16 平成28年の病院の病床数は18,916床であり、人口10万人あたりの数は1,314床で全

17 国平均を上まわる数が確保されています。病床種別ごとでは、療養病床と精神病床は全

18 国平均以上、一般病床は全国平均以下の整備数となっています。平成11年(1999年)

19 以降の病床種別ごとの数は、一般病床は11,005床から9,559床へと1,446床の減、療養病

20 床は2,914床から平成17年(2005年)にかけて4,383床まで増加した後ゆるやかに減少し、

21 平成26年(2014年)からは微増となっています。精神病床は5,630床から5,412床へと218

22 床の減、結核病床は178床から67床へと111床の減、感染症病床はわずかに増減がある

23 ものの平成28年(2016年)において24床が整備されています。

24 25

26 表5 病院の病床数(平成28年(2016年)10月) (単位:床)

27 ※医療施設調査

28 ※推計人口(平成28年10月)

北部 中部 南部 宮古 八重山

実数 18,916 1,921 5,922 9,806 758 509 1,561,005

人口10万人対 1,314 1,892 1,179 1,343 1,453 949 1229.8

全国 沖縄県

北部 中部 南部 宮古 八重山

実数 94 10 29 48 4 3 8,442

人口10万人対 6.5 9.9 5.8 6.6 7.7 5.6 6.7

(23)

1 図19 病院の病床数(人口10万人あたり)平成28年 (単位:床)

2 ※医療施設調査

3 4 5 6 7

一般病床 療養病床 結核病床 感染症病床 精神病床 計

全国 702.3 258.5 4.2 1.5 263.3 1229.8

(24)

1 図20 病院の病床数の推移 (単位:床)

2 ※病院報告

3

4 ⑶ 病床利用率

5

6 平成28年の病床利用率は、結核病床以外の病床種別の全てで全国平均を上まわる

7 利用率で病床が運用されており、全国80.1%に対し沖縄県87.6%と7.5%高い利用率と

8 なっています。

9 平成12年(2000年)以降、本県は全国より5~7%ほど高い利用率で病床が運用され

10 ており、全国は低下傾向で85.2%から80.1%へと5.1%低下していますが、本県は平成12

11 年(2000年)から平成18年(2006年)にかけて低下した後、それ以降は、88%前後とほぼ

12 横ばいで推移しています。

13

14 表6 病床利用率(平成28年) (単位:%)

15 ※病院報告

16 17

精神病床 感染症病床 結核病床 療養病床 一般病床 介護療養病床

全国 80.1 86.2 3.2 34.5 88.2 75.2 91.4

沖縄県 87.6 90.6 - 34.2 92.8 84.4 95.1

(25)

1 図21 病床利用率の推移 (単位:%)

2 ※病院報告

3

4 ⑷ 平均在院日数

5

6 平成28年の平均在院日数は、全国28.5日に対して沖縄県は30.0日となっており、1.5

7 日全国より長い在院日数となっています。病床種別ごとでは、精神病床と一般病床は全

8 国に比べて短く、それ以外の病床種別は全国平均を上まわる在院日数で病床が運用さ

9 れています。

10 平成12年(2000年)以降、沖縄県では全国より1~3日ほど長い在院日数で病床が

11 運用されていますが、全国、沖縄県ともに在院日数は短縮傾向にあり、全国では39.1日

12 から28.5日へと10.6日短縮し、本県は42.8日から30.0日へと12.8日短縮しています。

13 14

15 表7 平均在院日数(平成28年) (単位:日)

16 ※病院報告

精神病床 感染症病床 結核病床 療養病床 一般病床 介護療養病床

全国 28.5 269.9 7.8 66.3 152.2 16.2 314.9

(26)

1 図22 平均在院日数の推移 (単位:日)

2 ※病院報告

3 4

5 2 診療所、薬局

6

7 ⑴ 一般診療所

8

9 平成28年10月時点の一般診療所数は896施設となっており、人口10万人あたりの数

10 は、全国80.0施設に対して沖縄県は62.2施設で全国平均を下回っています。平成11年

11 (1999年)以降の人口10万人あたりの施設数は増加傾向にあり、全国は72.2施設から80.

12 0施設へ7.8施設の増、沖縄県では49.5施設から62.3施設へ12.8施設の増となっています。

13

14 表8 一般診療所の数(平成28年(2016年)10月) (単位:施設)

15 ※医療施設調査

16 ※推計人口(平成28年10月)

北部 中部 南部 宮古 八重山

実数 896 67 224 529 37 39 101,529

人口10万人対 62.2 66.0 44.6 72.4 70.9 72.7 80.0

(27)

1 図23 一般診療所数(人口10万人あたり) (単位:施設)

2 ※医療施設調査

3 4

5 ⑵ 歯科診療所

6

7 平成28年10月時点の歯科診療所数は615施設となっており、人口10万人あたりの数

8 は、全国54.3施設に対して沖縄県は42.7施設で全国平均を下回っています。平成11年

9 (1999年)以降の人口10万人あたりの施設数は、全国は49.3施設から54.3施設へ5.0施

10 設の増、沖縄県では平成11年(1999年)以降、42~43施設前後となっており、ほぼ横ば

11 いで推移しています。

12 13

14 表9 歯科診療所の数(平成28年(2016年)10月) (単位:施設)

15 ※医療施設調査

16 ※推計人口(平成28年10月)

17 18

北部 中部 南部 宮古 八重山

実数 615 43 186 338 25 23 68,940

人口10万人対 42.7 42.4 37.0 46.3 47.9 42.9 54.3

(28)

1 図24 歯科診療所数(人口10万人あたり) (単位:施設)

2 ※医療施設調査

3

4 ⑶ 薬局

5

6 平成28年度末時点の薬局数は571施設となっており、人口10万人あたりの数は、全国

7 46.2施設に対して沖縄県は39.7施設で全国平均を下回っています。平成11年(1999年)

8 以降の人口10万人あたりの施設数は、全国は35.7施設から46.2施設へ10.5施設増加し

9 ていますが、沖縄県は42.2施設から39.7施設へと減少しています。

10 11 12

13 表10 薬局の数(平成28年度末) (単位:施設)

14 ※衛生行政報告例

15 ※推計人口(平成28年10月)

16 17 18 19

北部 中部 南部 宮古 八重山

実数 571 42 166 326 16 21 58,678

人口10万人対 39.7 41.4 33.0 44.6 30.7 39.1 46.2

(29)

1 図25 薬局の数(人口10万人) (単位:施設)

2 ※衛生行政報告例

3 ※推計人口(平成28年10月)

(30)

1 3 医療圏別の状況 2

3 人口10万人あたりの病院の病床数は、県全体では全国を上まわっていますが、二次医

4 療圏ごとにみると、中部、八重山圏域については全国を下回っています。一般診療所と歯

5 科診療所については全ての医療圏で全国より少ない数となっています。

6 7

8 表11 二次医療圏ごとの医療施設数 (単位:施設、床)

9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25

26 ※医療施設調査

27 ※推計人口(H28.10月現在)

施設数 病床数 施設数 病床数

実数 10 1,921 67 47 43 42

人口10万人対 10 1,892 66 46 42 41

実数 29 5,922 224 228 186 166

人口10万人対 6 1,179 45 45 37 33

実数 48 9,806 529 659 338 326

人口10万人対 7 1,343 72 90 46 45

実数 4 758 37 110 25 16

人口10万人対 8 1,453 71 211 48 31

実数 3 509 39 32 24 21

人口10万人対 6 949 73 60 45 39

実数 94 18,916 896 1076 615 571

人口10万人対 7 1,314 62 75 43 40

実数 8,442 1,561,005 101,529 103,451 68,940 58,678

人口10万人対 7 1,230 80 82 54 46

薬局

全国

医療圏 区分 病院 一般診療所

八重山

県計

歯科 診療所

北部

中部

南部

(31)
(32)
(33)

1

1 医療圏

2

3 第1 設定の趣旨

4

5 全ての県民が住み慣れた地域で安心して生活していくためには、必要な時に適切な医療

6 サービスを受けられる体制が確保される必要があります。

7 医療サービスには、県民の日常生活に密接に関わる頻度の高いものから、高度・特殊な

8 医療まで様々な段階があります。医療サービスを県民に適正かつ効率的に提供していくため

9 には、医療機能に応じた医療機関の適正な配置を図るとともに、医療機関が機能を分担し

10 相互に連携していくことが必要です。

11 本計画では、地理的条件や、交通事情等の社会的条件などを考慮して、限られた医療

12 資源を有効に活用し、機能の分担と医療連携を推進するうえでの地域単位として、また、身

13 近で頻度の高い医療の提供の単位として、一次、二次、三次の医療圏をそれぞれ設定し、

14 包括的な医療サービスを提供するための体制整備を目指します。

15 なお、医療圏の設定は、医療サービスの提供体制を考慮していく上での地域単位であっ

16 て、県民の受療行動やサービスの提供者である医療機関の活動等を制約するものではあり

17 ません。

18

19 第2 医療圏の区分及び設定

20

21 1 医療圏の区分

22

23 地理的条件や生活行動圏域等に配慮しながら、機能に応じた医療圏を下記のとおり設

24 定します。

25

26 ⑴ 一次医療圏

27 地域住民の日常的な疾病や外傷等の診断、治療及び疾病の予防、健康管理など、

28 身近で頻度の高い医療サービスやかかりつけ医によるプライマリケアの推進を図る地域的単

29 位であり、市町村を単位とします。

30

31 ⑵ 二次医療圏

32 高度、特殊な医療サービスを除く、一般の医療需要に対応するとともに、病院及び診

33 療所の病床整備など、入院医療の確保を図るために設定する地域的単位であり、5つ

34 の広域行政圏を単位とします。

(34)

1 ⑶ 三次医療圏

2 一次及び二次の医療体制との連携のもとに、特殊な診断や治療を要する高度で専

3 門的な医療サービスを提供する地域的単位であり、沖縄県全域を区域として設定しま

4 す。

5

6 表1 医療圏の区分

7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17

18 表2 二次医療圏

19 ※人口:平成27年国勢調査

20 ※面積:国土地理院「全国都道府県別面積調」(平成26年10月1日現在)

区分 機能 単位地域

一次医療圏  県民の健康管理や一般的な疾病への対応など、県民

の日常生活に密着した医療サービスが行われる区域 市町村

二次医療圏 (医療法第30条の4第2項

第12号の区域)

 一体の区域として病院における入院に係る高度、特殊 な医療を除いた一般的な入院や、治療及びリハビリテー ションに至るまでの包括的な医療サービスが行われる区域

広域行政圏

三次医療圏 (医療法第30条の4第2項

第13号の区域)

 専門性の高い、高度、特殊な医療サービスが行われる

区域 県全域

構想区域名 構成市町村 人口 面積 人口密度

(人/㎢)

北部 名護市 国頭村 大宜味村 東村 今帰仁村 本部町

伊江村 伊平屋村 伊是名村 (1市1町7村) 100,316人 705.4㎢ 142.2

中部

宜野湾市 沖縄市 うるま市 恩納村 宜野座村 金 武町 読谷村 嘉手納町 北谷町 北中城村 中城村 (3市3町5村)

495,105人 368.1㎢ 1,345.1

南部

那覇市 浦添市 糸満市 豊見城市 南城市 西原町 与那原町 南風原町 渡嘉敷村 座間味村 粟国村 渡名喜村 南大東村 北大東村 久米島町 八重瀬 町(5市5町6村)

717,170人 388.8㎢ 1,844.7

宮古 宮古島市 多良間村(1市1村) 51,963人 226.2㎢ 229.8

八重山 石垣市 竹富町 与那国町(1市2町) 53,098人 592.6㎢ 89.6

(35)

1 2 医療圏設定の考え方

2

3 都道府県は、医療計画の中で、病院及び診療所の病床の整備を図るべき地域的単位と

4 して区分する医療圏を定めることとされていますが、特に、二次医療圏の設定に当たっては、

5 厚生労働省の医療計画作成指針において、人口規模が20万人未満であり、かつ、二次医

6 療圏内の病院の流入入院患者割合が20%未満、流出入院患者の割合が20%以上であ

7 る場合、設定の見直しについて検討することとされています。

8 医療圏ごとの入院患者の流出入の状況をみると、この基準に照らした場合、本県の既設

9 の二次医療圏では北部医療圏と八重山医療圏が設定見直しの検討対象となりますが、次

10 の理由により、本計画においては見直しは行わないこととし、従来の計画と同様の区分で設

11 定します。

12 ⑴ 北部医療圏については、沖縄本島の面積の約半分を占めており、面積が広く過疎

13 地域を多く抱える圏域の特徴を考慮すると、二次医療圏の見直しにより中部圏域と

14 統合を行うことは、医療の偏在が助長されるおそれがあること。

15 ⑵ 八重山医療圏は八重山諸島の離島で構成する圏域であり、八重山圏域の住民に

16 対し必要な医療サービスを地域で提供する体制を確保することが重要であることから、

17 他の圏域との統合は、実態とかけ離れ現実的ではないため。

18

19 表3 入院患者の流出入割合

20

21

22

23

24

25

26 ※地域医療構想策定支援ツール

27

28 3 医療の需給状況の改善

29

30 医療計画作成指針では、見直しの対象に該当する二次医療圏の設定を変更しない場

31 合には、医療の需給状況の改善に向けた具体的な検討を行うこととされています。

32 見直しの対象に該当した2つの二次医療圏における医療提供体制については、次の改善

33 策を中心とした取り組みにより、充実、強化を図ります。

34 ⑴北部医療圏

35 北部及び離島地域緊急医師確保対策基金事業を活用した施策を展開するととも

36 に、医師の安定的な確保を図り、良質かつ効率的で地域完結型の医療提供体制を

医療圏 流入 流出

北部 8.8% 20.8%

中部 15.5% 16.4%

南部 13.0% 8.1%

宮古 0.0% 19.0%

(36)

1 構築するため、県立北部病院と北部地区医師会病院(同附属病院を含む。)を統合

2 し、北部圏域に新たな基幹病院を整備するための作業に取り組みます。

3 ⑵八重山医療圏

4 平成30年度の供用開始に向けて、地域の中核病院である県立八重山病院が新築

5 移転に取り組んでおり、。新病院の完成後は、設備整備等の充実が図られ、医師の確

6 保や診療体制の強化により、地域医療の充実が見込まれます。

7

(37)

1

2 基準病床

2

3 第1 算定の趣旨

4

5 基準病床数は、適正な病床配置を促進し、各地域における医療提供体制の確保と医

6 療水準の向上を図ることを目的に、医療法第30条の4第2項第14号の規定に基づき定める

7 ものです。療養病床及び一般病床の基準病床数は、療養病床と一般病床を合わせて二次

8 医療圏ごとに定め、精神病床、結核病床及び感染症病床の基準病床数は、県全域で定

9 めます。

10 本計画で定める基準病床数より既存病床数が上まわる場合は、原則、病床の開設、増

11 床及び病床種別の変更が制限されるとともに、開設の中止、増床数の削減等の知事の勧

12 告の対象となります。

13

14 1 基準病床数

15

16 本計画における基準病床数は、次のとおりです。

17

18 表4 二次医療圏における療養病床数及び一般病床数

19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29

30 表5 県全域を対象とする精神病床数、感染症病床数及び結核病床数

31

参考 一般病床数 療養病床数 B-A

北 部 621 1,063 567 496 442

中 部 3,512 3,886 2,461 1,425 374

南 部 6,077 6,668 4,971 1,697 591

宮 古 429 599 373 226 170

八重山 392 453 365 88 61

合 計 11,031 12,669 8,737 3,932 1,638 既存病床数

B 基準病床数

A 二次医療圏

参考 B-A 精神病床 5,178 5,377 199

感染症病床 26 24 △ 2

結核病床 32 67 35 病床種別 基準病床数

(38)

図○ 二次医療圏

宮古医療圏

(39)

北部医療圏

中部医療圏

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