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第1章計画策定に当たって 宮崎県:宮崎県高齢者保健福祉計画(第八次宮崎県高齢者保健福祉計画・第七期宮崎県介護保険事業支援計画)について

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Academic year: 2018

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第1章

計画策定に当たって

第1節 計画策定の理由

○ 我が国は、世界に例をみない速さで高齢化が進行しており、平成27(2015)年 10月の国勢調査における高齢化率(総人口に占める65歳以上の高齢者人口の割 合)は、26.6%に達しました。今後も高齢化率は上昇を続け、平成37(2025)年 には30%に達し、国民の約3人に1人が65歳以上の高齢者というこれまでに経 験したことのない社会の到来が見込まれています。

○ 宮崎県は、全国平均よりも速いペースで高齢化が進んでいます。本県におけ る高齢化率は、平成13(2001)年には21%を超え、平成29(2017)年10月には31.0 %に達しています。本県の総人口は平成9年以降減少しており、今後ますます 高齢化が進んでいく中で、いかに地域社会の活力を維持し、高めていくかが重 要な課題となっています。

○ 平成7(1995)年には、高齢社会対策を総合的に推進するため、高齢社会対策 基 本 法

( * 1 )

が 制 定 され ま し た 。 そし て 平 成 12 (2 00 0) 年 4月 に は 介 護 保険 制 度 が 創設され、本県においても高齢者を支える重要な制度となっています。

介護保険制度は、創設以降、高齢者の尊厳を支えるケアの確立、介護事業運 営の適正化、地域包括ケアシステムの実現などの改革が行われてきました。

○ 本県では、宮崎県高齢者対策推進会議を通じて、高齢者対策の効率的推進と 総合調整を図るとともに、平成30(2018)年の高齢者介護のあるべき姿を念頭に、 介護サービスをはじめとした保健福祉サービスを含む高齢者の政策全般にわた る3 か年計 画と して、「第七次宮崎 県高齢者保健福 祉計画・第六期宮崎県 介護 保 険 事 業 支 援 計 画 」( 以 下 「 現 行 計 画 」 と い い ま す 。) を 平 成 27 ( 2 0 1 5 ) 年 3 月 に策定し、その着実な実行に努めてきました。

○ 平成30(2018)年度からの第七期介護保険事業計画期間の開始に合わせ、現行 計画の見直しを行い、平成37(2025)年を見据えた上で、期間中におけるサービ ス量などの目標とともに、その実現に必要な具体的施策を明らかにするため、 「宮崎県高齢者保健福祉計画(第八次宮崎県高齢者保健福祉計画・第七期宮崎 県介護保険事業支援計画)」を策定しました。

(2)

第2節 計画の性格、位置づけ

1 法令上の根拠

○ 「高齢者保健福祉計画」は、老人福祉法(第20条の9)に基づいて策定する ものです。

○ 「介護 保険事業支援計 画」は、介護保険法 (第118条)に基づいて策定する ものです。

○ 高齢者保健福祉計画と介護保険事業支援計画は、老人福祉法第20条の9第5 項及 び介護 保険 法第118条第5項に 、一体のものと して作成されなければ なら ない とされ てい ること から、「第八 次宮崎県高齢者 保健福祉計画」と「第 七期 宮崎 県介護 保険 事業支 援計画」を 一体化し、「宮崎 県高齢者保健福祉計画 」と しました。

・ 高齢者保健福祉計画は、全ての高齢者を視野に入れており、介護保険の対象と

されていない高齢者保健福祉サービスはもとより、その他の関連施策についても

計画に盛り込んでいます。

・ 介護保険事業支援計画は、市町村が行う介護保険事業における保険給付の円滑

な 実 施 の 支 援 に 関 す る 計 画 で あ り 、 介 護 給 付 等 対 象 サ ー ビ ス の 量 の 見 込 み や 、

そのサービスを提供するために必要な事項を定めています。

2 市町村計画との関係

○ 市町村においては、平成37(2025)年の高齢者介護のあるべき姿を念頭に、高 齢化の状況や介護サービス基盤の整備目標、サービス量、保険料のあり方等の 見込み、さらに地域包括ケアシステムの構築のための取組などを含めた第七期 介護保険事業計画を作成しています。

一方、本計画は、介護保険の保険者である市町村の第七期介護保険事業計画 を十分に尊重しつつ、広域的な観点から、施設整備や人材の養成・確保など、 サービスの円滑な提供を図るために必要な体制の整備について定めているもの です。

○ 本計画の推進に当たり、県は広域的な見地から市町村の取組に対し助言・調 整を図ってまいります。

3 関係する計画との調和

(3)

4 医療計画との整合性

○ 国は、平成26(2014)年9月に地域における効率的かつ質の高い医療提供体制 の構築とともに、地域包括ケアシステムの構築を通じ、地域における医療及び 介護の総合的な確保を推進するため、総合確保方針

(*2)

を示しました。

総合確保方針では、都道府県介護保険事業支援計画と都道府県医療計画(医 療法 第30条の4 )及び地域医療介 護総合確保基金に 係る都道府県計画(「地域 にお ける医 療及 び介護 の総合的な 確保の促進に関す る法律」(以下「医療 介護 総 合 確 保 促 進 法 」 と い う 。) 第 4 条 第 1 項 に 規 定 。) と の 整 合 性 を 確 保 す る 必 要があるとしています。

○ 第七次医療計画及び第七期介護保険事業支援計画については、病床機能の分 化及び連携の推進による効率的で質の高い医療提供体制の構築並びに在宅医療 ・介護の充実等の地域包括ケアシステムの構築を一体的に行うため、各計画の 進捗状況に合わせて、これらの整合性の確保を図っていくこととしています。 (26ページ概念図参照)

○ 今後、地域医療構想の具体化に当たっては、平成37(2025)年を見据えた介護 施設・在宅医療等の追加的な需要が生じることが想定されますが、本県では現 在議論が行われている地域医療構想調整会議を経て、病床の機能分化・連携を 進めることとしているため、本計画では追加的需要のうち、医療機関への意向 調査等を踏まえ、現時点で療養病床から介護医療院等への転換が見込まれるも ののみ反映しています。今後、地域医療構想調整会議の議論の結果を踏まえ、 第七次医療計画の中間見直し及び第八期介護保険事業支援計画の策定において、 地域医療構想の具体化に伴い生じる追加的な需要の受け皿整備を推進していき ます。

5 地域共生社会の実現に向けて

○ 地域共生社会の実現に向けては、高齢者、障がい者、子ども等全ての地域住 民が抱える様々な分野にわたる生活課題を解決するための包括的支援体制の構 築や、高齢者と障がい児・者といった制度や分野が異なる方々が同一の事業所 でサービスを受けられやすくするための共生型サービスなどが求められていま す。

このため、個人や世帯の抱える複合的な課題や人口減少社会に対応する総合 的 サ ー ビ ス の 提 供 を 進 め る た め 、 公 的 支 援 の あ り 方 を 「 縦 割 り 」 か ら 「 丸 ご と」へ転換するとともに、住民の主体的な支え合いを育み、地域の資源を活か して「我が事・丸ごと」の地域づくりを育む仕組みを創出していきます。

(4)

第3節 計画の期間

○ 平成30(2018)年度から平成32(2020)年度までの3か年とします。 計画の期間

○ 平成12(2000)年に介護保険法が施行され、平成18(2006)年の介護保険法改正 以降、3年ごとに計画を見直してきました。

○ 平成30(2018)年度から3年間を期間とする今回の計画は、団塊世代が後期高 齢者となる平成37(2025)年を見据えた上で、平成32(2020)年度末までの目標を 達成しつつ、地域包括ケアシステムの深化・推進のための取組を一層強化して いくものとして位置づけています。

27年度 (2015)

28年度 (2016)

29年度 (2017)

30年度 (2018)

31年度 (2019)

32年度 (2020)

33年度 (2021)

34年度 (2022)

35年度 (2023) 平成6(1994)年度~平成26(2014)年度

第六期

介護保険事業運営期間

第一次~第六次宮崎県高齢者保健福祉計画 第一期~第五期介護保険事業支援計画

第七次・ 第六期計画

次 期 計 画 見直し

第七期

介護保険事業運営期間

見直し

本 計 画

(第八次・第七期計画) 見直し

第八期

(5)

第4節 計画の背景

○ 我が国の高齢社会対策の基本的枠組みは、高齢社会対策基本法に基づいてい ます。この法律では、政府が推進すべき高齢社会対策の指針として高齢社会対 策 大 綱

( * 3 )

の 策 定 を 義 務 づ け て お り 、 国 に お い て は 、 大 綱 で 示 さ れ た 目 的 や 基 本的考え方を踏まえ、就業・年金等分野、健康・介護・医療等分野、社会参加 ・学習等分野、生活環境等分野、高齢社会に対応した市場の活性化と調査研究 推進、全世代が参画する超高齢社会に対応した基盤構築の6つの分野別の基本 的施策に関する指針などに沿って施策の展開を図ることとなっています。 ○ また、国において、平成26(2014)年6月に「地域における医療及び介護の総

合的な確保を推進するための関係法律の整備等に関する法律」が公布され、高 齢者が住み慣れた地域で生活を継続できるようにするため、医療・介護・予防 ・生活支援・住まいを一体的に提供する地域包括ケアシステムの一層の推進を 図っていくこととされました。

○ さらに、国において、平成29(2017)年6月に「地域包括ケアシステムの強化 のための介護保険法等の一部を改正する法律」が公布され、高齢者の自立支援 と要介護状態の重度化防止、地域共生社会の実現を図るとともに、介護保険制 度の持続可能性を確保することに配慮し、サービスを必要とする方に必要なサ ービスが提供されるようにすることとされました。

〇 これに応じて、国において、平成29(2017)年7月に「介護保険事業に係る保 険給付の円滑な実施を確保するための基本的な指針」の改正案が示され、都道 府県・市町村が策定する第七期介護保険事業(支援)計画以後の計画は、平成 37(2025)年を見据え、これまでに取り組んできた地域包括ケアシステムの深化 ・推進のため、自立支援・重度化防止に向けた取組や医療・介護の連携を推進 していくものとしています。

○ 県では、宮崎県総合計画「未来みやざき創造プラン」において、平成42(2030) 年 ま で の 基 本 目 標 ・ 目 指 す 将 来 像 を 、 そ れ ぞ れ 「 未 来 を 築 く 新 し い 「 ゆ た か さ」への挑戦」、「安全・安心で心ゆたかに暮らせる社会」を掲げるとともに、 戦略 目標を 「健 康寿命 男女とも 日本一」として示 し、「生き生きと暮ら せる 健康・福祉の社会」への取組を推進することとしています。

(6)

第5節 計画の策定体制

○ 介護保険の保険者である市町村との会議やヒアリング等を重ね、これまでの 実績に対する評価・検討を行いました。

○ 庁内組織である「宮崎県高齢者対策推進会議」及び「宮崎県高齢者対策推進 会議幹事会」においても、関係する各セクションとの協議・検討を行いました。

○ 保健・医療・福祉の関係者や市長会・町村会等で構成する「宮崎県高齢者サ ービス総合調整推進会議」で協議を行うとともに、パブリック・コメントを実 施し、策定しました。

計画の策定体制

宮崎県

宮崎県高齢者サービス 総合調整推進会議

宮崎県高齢者対策推進会議 (会長:副知事)

宮崎県高齢者対策推進会議 幹事会

(幹事長:福祉保健部次長(福祉担当))

事務局

市町村計画策定委員会

市町村(保険者)

(7)

第6節 高齢者保健福祉圏域の設定

○ 保健・医療・福祉の連携を図り、均衡のとれた施設の整備と広域的かつ効率 的なサー ビスの提供を図 るため、「高齢者保 健福祉圏域」を設定し ています。 ○ 圏域は、「宮崎東諸県」、「日南串間」、「都城北諸県」、「西諸」、「西都児湯」、

「日向入郷」、「延岡」、「西臼杵」の8つです。

宮崎東諸県

(1市2町)

西都児湯

(1市5町1村) 日向入郷

(1市2町2村)

延岡

日南串間

(2市)

都城北諸県

(1市1町)

西諸

(2市1町)

西臼杵

(3町)

高齢者保健福祉圏域

(26市町村:9市14町3村)

都農町 木城町

西米良村

西都市

川南町

高鍋町 新富町 綾町

日南市

串間市

延岡市 高千穂町

五ヶ瀬町

日之影町

美郷町

日向市 門川町 諸塚村

椎葉村

都城市

三股町

国富町 小林市

えびの市

高原町

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