• 検索結果がありません。

浦安市つどいの広場運営費補助金および浦安市一時預かり等事業所運営費補助金 財政援助団体等監査|浦安市公式サイト

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2018

シェア "浦安市つどいの広場運営費補助金および浦安市一時預かり等事業所運営費補助金 財政援助団体等監査|浦安市公式サイト"

Copied!
15
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

浦 監 第 2 3 8 号 平成 26 年 12 月 11 日

浦安市監査委員 黒田 レイ子

同 佐久間 秀雄

同 辻 田 明

平成 26 年度財政援助団体等監査の結果報告の公表について

地方自治法第 199 条第7項の規定により実施した財政援助団体等監査の結果の報告を 決定したので、同条第9項の規定により別紙のとおり公表します。

(2)

財政援助団体等監査の結果報告書

第1 監査の概要 1 監査対象

(1)浦安市つどいの広場運営費補助金

(対象事業:明海つどいの広場運営業務)

(2)浦安市一時預かり等事業所運営費補助金

(対象事業:明海一時預かり運営業務

:在宅子育て家庭定期一時保育事業)

2 対象となる団体及び担当部署

(1) 補助金交付団体 特定非営利活動法人 i-net(以下「法人」という。)

(2) 補助金事務の所管課 こども部保育幼稚園課

3 監査の範囲

平成 25 年4月1日から平成 26 年3月 31 日までに執行された団体への出納その他の 事務執行並びに所管課の補助金に係る事務

4 監査の実施期間

平成 26 年8月4日から平成 26 年 12 月5日

5 監査の観点及び方法

補助金に係る出納その他の事務執行状況について、関係資料の提出を求め、担当者 から事情を聴取し、会計諸帳簿、証拠書類との照合等のほか、事業が補助金の目的に 沿って適正かつ効果的に行われているか、また、法人に対する指導監督が適切になさ れているかに主眼をおいて実施した。

第2 補助金交付の背景

1 浦安市つどいの広場運営費補助金

本市の世帯の多くは核家族世帯であり、近隣との人間関係の希薄化や身近に子育て に関するさまざまな悩みを相談する親族・友人なども少ないことから、家庭と地域の 子育て力の低下が懸念されている。

このようなことから、主に乳幼児(0~3歳)をもつ親とその子どもが気軽に集い 交流できる場であり、子育てに関する相談や関連情報の提供を行い、子育て中の親の 子育てへの負担感の緩和を図ることを目的として「つどいの広場」事業を開設するこ ととし、補助事業を実施した。

(3)

2 浦安市一時預かり等事業所運営費補助金

本市の子育て家庭は 90%以上が核家族であり、母子の孤立や育児負担感の増大等が 懸念されている。その対策の1つとして、市では認可保育園で一時保育を実施してい るが、一時保育に対する市民ニーズはとても高い状況である。

更に、保育園の一時保育の定期利用へのニーズも高い状況だが、既存の保育事業で は利用に際して就労の有無等の制約があり、在宅子育て家庭においては定期保育を利 用したくても利用できない状況にあることから、協働事業提案採択事業として実施し た。

3 補助金交付団体の概要

法人は、社会全体で子育てを支えることのできる地域づくりを目指し、親子交流 の場や一時預かり保育等、子育て支援施設の運営や、家庭訪問型子育て支援ホーム スタート、ご家庭でのお子さんの保育や送迎等を行う保育サポートや集団託児、地 域子育て情報の発信など様々な子育て支援活動を行っている。

名 称:特定非営利活動法人 i-net(アイネット) 代表者:代表理事 山口純子

所在地:浦安市日の出1-3-21-106

4 法人選定の経緯

(1)明海つどいの広場・明海一時預かり運営業務

つどいの広場事業は、既に元町地区で市の委託事業として事業の実施をしてお り、市としては、新たに新町地区でも必要であると考え、事業実施に適当である 場所を探し、明海地区で空き室となっていた同施設(所在地:浦安市明海 5-7-8) で平成 19 年7月より事業実施となった。

事業実施に際しては、地域の子育て支援力を高めるために地域の人材を生かし、 地域の実情に合った柔軟な対応ができ、自立性のある活動が行えるように、協働 事業とすることとし、事業者を公募した。なお、現在は、元町地区のつどいの広 場も協働事業となっている。

公募から選定までの経緯は、平成 19 年4月 15 日に広報うらやす及び市ホーム ページに運営事業者公募のお知らせをし、平成 19 年4月 16 日から4月 26 日で募 集要項等資料の配布を行い、5月8日から5月 14 日を申込書類の提出期間とした。 その結果 1 団体の応募があり、5月 23 日に、明海つどいの広場等運営団体選定委 員会を開催し、選定審査を実施し、法人を選定した。

(2)在宅子育て家庭定期一時保育事業運営業務

一時保育については、市民ニーズが高い中、既存の保育事業では利用に際して 就労の有無等の制約があり、核家族が多い本市では地域課題となっていた。

(4)

これらの地域課題を市民の視点や発想から解決し、市民生活の向上につなげて いくことを目指した取り組む制度として、平成 22 年度に市の協働事業提案制度が 発足し、法人から、平成 22 年度に「在宅子育て家庭を対象とした定期一時保育事 業」の提案があり、採択された。

実施場所は、既に新町地区(明海)で開所されていることから、元町・中町地 区を拠点とする施設として東野地区の市が所有している旧福祉作業所(所在地: 浦安市東野 1-9-3)を利用し、平成 23 年6月より実施している。

5 協定書の締結

(1)明海つどいの広場・一時預かりの運営にあたっては、市と法人との間で「明海つ どいの広場・一時預かり運営業務に関する協定書」(平成24年4月1日)が締結さ れている。また、仕様書は別途定められている。概要は、次のとおりである。

協定書

項 目 概 要

第7条協定書の有効期間 ・平成 24 年4月1日~平成 29 年3月 31 日(5年更新) 第2条(1)

業務分担(市の業務)

・施設の提供

・施設管理に関する調整及び協力

・運営に関する調整及び協力 第2条(2)

業務分担(法人の業務)

・つどいの広場

0~3歳の乳幼児とその親に対し次の事業を実施する。 子育て中の親子の交流の場の提供と交流の促進 子育て等に関する相談及び援助の実施

地域の子育て関連情報の提供

子育て及び子育て支援に関する講習等の実施等

・一時預かり

児童福祉法第24条の規定による保育の実施の対象にならない 就学前児童であって、保護者の疾病・入院、災害・事故、育児 に伴う心理的肉体的負担の解消等により緊急一時的な保育が 必要となる児童を預かる。他

・運営に関する調整及び協力 第3条1

経費負担(市)

・市は、当該運営に必要な経費の一部を浦安市つどいの広場運営費 補助金交付要綱及び浦安市一時預かり等事業所運営費補助金交 付要綱により負担する。

第3条2 経費負担(法人)

・法人は、当該運営に必要な経費を負担する。

(5)

仕様書 第3 開設日等

開設日及び開設時間は次に定めるとおりとする。

開設日は、月曜日から金曜日までとする。ただし、国民の祝日 に関する法律(昭和23年法律第178号)に規定する休日及 び年末年始(1月2日及び同月3日並びに12月29日から同 月31日まで)は除くものとする。

開設時間は、午前9時から午後5時までとする。 第5

スタッフの配置等

・つどいの広場

法人は、子育て支援に関して意欲のあるスタッフを常時2名以 上配置するものとする。また、子育てに関心のあるボランティ アスタッフを活用することも望ましく、時間帯・利用状況によ って事業に支障がない場合は、スタッフ1名とボランティアス タッフを配置しても差し支えないものとする。

・一時預かり

法人は、子育て支援に意欲があり、相当の知識と経験を有する 専任のスタッフを2人以上配置し、そのうち1人以上を保育士 とする。

第6

アンケートの実施

利用者に対する広場利用に関するアンケートを年1回程度実施す るものとする。

(2)在宅子育て家庭定期一時保育事業の運営にあたっては、市と法人との間で「在宅 子育て家庭定期一時保育事業運営業務に関する協定書」(平成25年4月1日)が締 結されている。また、仕様書は別途定められている。概要は、次のとおりである。 協定書

項 目 概 要

第7条協定書の有効期間 ・平成 25 年4月1日~平成 26 年3月 31 日(1年更新) 第2条(1)

業務分担(市の業務)

・施設の提供

・施設管理に関する調整及び協力

・運営に関する調整及び協力 第2条(2)

業務分担(法人の業務)

・在宅で子育てをしている家庭の0~2歳児を対象に、理由を問わ ず、週1日~3日の定期保育を中心に、単発での保育、緊急保育 など幅広く保育を行う。また、必要に応じて保護者が保育者と交 流できる子育てサロンを行う。

・一時保育事業の実施を通じて

子どもの健やかな成長・社会性の発達等の支援 保護者支援

親子関係調整支援

(6)

地域の子育て支援ネットワークへのつなぎ支援に取組む等

・運営に関する調整及び協力 第3条1

経費負担(市)

・市は、当該運営に必要な経費の一部を浦安市一時預かり等事業所 運営費補助金交付要綱により負担する。

第3条2 第3条3 経費負担(法人)

・法人は、当該運営に必要な経費を負担する。

・収支決算において、交付決定補助額を含む事業収入額が事業支出 額を超えた場合、その額が交付決定補助額の 10%未満の場合につ いては、法人の収益とし、10%を超えた場合については、超えた 部分の2分の1(千円未満の端数が出た場合は、これを切り捨て た額)の額を甲に納付し、残りの額については、法人の収益とす る。

仕様書 第3 開設日等

開設日及び開設時間は次に定めるとおりとする。

開設日は、月曜日から金曜日までとする。ただし、国民の祝日 に関する法律(昭和23年法律第178号)に規定する休日及 び乙が定める夏季休暇(5日間)ならびに年末年始休暇(10 日間)は除くものとする。

開設時間は、午前9時から午後5時までとする。 第5

スタッフの配置等

・法人は、子育て支援に関して意欲のあるスタッフを常時2名以上 配置し、そのうち 1 名以上を保育士とする。また、子育てに関心 のあるボランティアスタッフを活用することも望ましく、時間 帯・利用状況によって事業に支障がない場合は、スタッフ1名と ボランティアスタッフを配置しても差し支えないものとする。 第6

アンケートの実施

利用者に対する広場利用に関するアンケートを年1回程度実施す るものとする。

第3 監査の結果

1 浦安市つどいの広場運営費補助金

(1) 趣旨及び定義

つどいの広場を運営する団体に対し、浦安市補助金等交付規則(昭和 53 年規則第 10 号。以下「規則」という。)及び要綱に基づき、予算の範囲内において補助金を 交付する。

「つどいの広場」とは、1歳に満たない者及び1歳から4歳に達するまでの者の 親及びその子どもに対し、次の事業を実施するものをいう。

ア 子育て中の親子の交流の場の提供と交流の促進 イ 子育て等に関する相談及び援助の実施

ウ 地域の子育て関連情報の提供

(7)

エ 子育て及び子育て支援に関する講習等の実施

(2) 補助対象

この補助金の交付を受けることができる者は、次に掲げる要件を満たす者であっ て、市長が適当であると認めたものとする。

ア 市長が必要と認める地域でつどいの広場を運営すること。

イ おおむね 10 組以上の子育て中の親子が一度に利用できる広さを有すること。 ウ 授乳場所、流し台、乳児用ベッド、乳幼児用遊具、その他乳幼児を連れて利

用しても支障が生じないような設備を備えること。

エ 月曜日から金曜日(国民の祝日に関する法律(昭和23 年法律第178 号)に規定 する祝日及び 12 月 29 日から翌年の1月3日までの日を除く。)を開設日とし、 開設日における開設時間は午前9時から午後5時までとすること。

オ 子育て支援に意欲があり、相当の知識と経験を有する専任のスタッフを2人 以上配置すること。

(3) 補助金の額

補助対象経費、補助金の額及びその限度額は、次の表のとおりとする。

補助対象経費 補助金の額 補助金の限度額

つどいの広場の運営に係る人件費、消耗品費、光熱水 費、傷害保険料、賠償責任保険料、備品購入費等の当 該年度の経費

運営に係る経費の額 年額620万円

つどいの広場の開設に係る人件費、消耗品費、印刷製 本費、備品購入費等の初年度の経費

開設に係る経費の額 70万円

つどいの広場の運営を会計年度の途中に開始した場合又は会計年度の途中に終 了した場合の運営に係る経費の当該年度の限度額は、年額の限度額を 12 で除した 額に運営した月数(運営を開始した日又は運営を終了した日の属する月を含む。) を乗じて得た額(1,000 円未満の端数があるときは、その端数金額を切り捨てる。) とする。

(4) 交付申請

規則第3条第1項の規定による補助金の交付の申請は、市長が定める期日まで に、浦安市つどいの広場運営費補助金交付申請書(別記第1号様式)に当該年度の 事業計画書及び収支予算書を添えて行うものとする。

(5) 実績報告

規則第 12 条の規定による報告は、浦安市つどいの広場運営費補助金実績報告書 (別記第4号様式)に、事業報告書、収支決算書その他市長が必要と認める書類を添 えて行うものとする。

(8)

2 浦安市一時預かり等事業所運営費補助金

(1) 趣旨及び定義

次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところによる。

ア 緊急預かり 保護者の疾病、災害、事故、出産、看護、介護、冠婚葬祭その他 社会的にやむを得ない事由により緊急かつ一時的に家庭での保育が困難にな る乳幼児を保育所以外の施設において預かることをいう。

イ 私的事由による預かり 育児に伴う保護者の心理的及び肉体的負担を軽減す るため保育を必要とする乳幼児を保育所以外の施設において預かることをい う。

ウ 非定型預かり 保護者の労働、職業訓練、就学等により、原則として平均週2 日を限度として継続的に家庭での保育が困難になる乳幼児を保育所以外の施 設において預かることをいう。

エ 一時預かり 緊急預かり、私的事由による預かり及び非定型預かりをいう。 オ 定期預かり 原則として平均週3日を限度として継続的に乳幼児を保育所以

外の施設において預かることをいう。

カ 定期預かり等 定期預かり、緊急預かり及び私的事由による預かりをいう。

(2) 補助対象

この補助金の交付を受けることができる者は、次のいずれかに該当する者であっ て、市長が適当であると認めたものとする。

ア 一時預かりの事業を実施する事業所を運営する者であって、次に掲げる要件 を満たすもの。

(ア) 市長が必要と認める地域で当該事業所を運営すること。

(イ) 当該事業所に、流し台、乳児用ベッド、乳幼児用遊具その他乳幼児を預か るに当たり支障が生じないような設備を備えること。

(ウ) 月曜日から金曜日(国民の祝日に関する法律(昭和 23 年法律第 178 号)に規 定する休日及び12 月29日から翌年の1月3日までの日を除く。)を開設 日とし、開設日における開設時間は午前9時から午後5時までとすること。

(エ) 子育て支援に意欲があり、相当の知識と経験を有する専任のスタッフを2 人以上配置し、そのうち1人以上を保育士とすること。

イ 定期預かり等の事業を実施する事業所を運営する者であって、次に掲げる要 件を満たすもの。

(ア) 前号(ア)、(イ)及び(エ)に該当すること。

(イ) 月曜日から金曜日(国民の祝日に関する法律に規定する休日、12 月 29 日か ら翌年の1月3日までの日を除く。)を開設日とし、開設日における開設 時間は午前9時から午後5時までとすること。ただし、毎年8月1日から 31 日までの間における 14 日以内の期間に含まれる日を開設日としないこ とができる。

(9)

(3) 補助金の額

補助対象経費、補助金の額及びその限度額は、次の表のとおりとする。

補助対象経費 補助金の額 補助金の限度額

一時預かり等事業所の運営に係る人件費、消耗品費、 光熱水費、傷害保険料、賠償責任保険料、備品購入費 等の当該年度の経費

運営に係る経費の額 年額500万円

一時預かり等事業所の運営を会計年度の途中に開始した場合又は会計年度の途 中に終了した場合の運営に係る経費の当該年度の限度額は、年額の限度額を 12 で除した額に運営した月数(運営を開始した日又は運営を終了した日の属する月 を含む。)を乗じて得た額(1,000 円未満の端数があるときは、その端数金額を切 り捨てる。)とする。

(4) 交付申請

規則第3条第1項の規定による補助金の交付の申請は、市長が定める期日まで に、浦安市一時預かり等事業所運営費補助金交付申請書(別記第1号様式)に当該 年度の事業計画書及び収支予算書を添えて行うものとする。

(5) 実績報告

規則第12条の規定による報告は、浦安市一時預かり等事業所運営費補助金実績 報告書(別記第4号様式)に、事業報告書、収支決算書その他市長が必要と認める書 類を添えて行うものとする。

3 補助金交付の経緯

(1)明海つどいの広場・明海一時預かり事業補助金 平成 25 年4月 1 日 交付の申請

申請額 6,200,000 円(つどいの広場)

〃 5,000,000 円(一時預かり) 平成 25 年4月 1 日 交付の決定通知

交付決定額 6,200,000 円(つどいの広場)

〃 5,000,000 円(一時預かり) 平成 25 年4月 23 日 交付請求→ 5月 10 日概算払い

1期分 3,100,000 円(つどいの広場)

〃 2,500,000 円(一時預かり) 平成 25 年 10 月 10 日 交付請求→ 11 月 29 日概算払い

2期分 3,100,000 円(つどいの広場)

〃 2,500,000 円(一時預かり) 平成 26 年3月 31 日 実績報告の提出

補助金の額の確定

確定額 6,200,000 円(つどいの広場)

(10)

確定額 5,000,000 円(一時預かり) 概算払い精算書の提出

(2)在宅子育て家庭定期一時保育事業補助金 平成 25 年4月 1 日 交付の申請

申請額 5,000,000 円 平成 25 年4月1日 交付の決定通知

交付決定額 5,000,000 円

平成 25 年5月 28 日 交付請求→ 6月 28 日概算払い 1期分 2,500,000 円

平成 25 年 10 月 10 日 交付請求→ 10 月 30 日概算払い 2期分 2,500,000 円

平成 26 年3月 31 日 実績報告の提出 補助金の額の確定 確定額 5,000,000 円

概算払い精算書の提出

(11)

4 決算状況

各事業に係る歳入・歳出の決算状況は、次のとおりである。

(1)明海つどいの広場事業

<歳入> (単位:千円)

項 目 収 入 済 額 備 考

補助金 6,200

参加費等事業収入 802 利用料、利息

計 7,002

<歳出> (単位:千円)

項 目 支 出 済 額 備 考

補助対象経費

人件費 5,817 給与・各種手当・通勤費・社会保険料等

光熱水費 259 電気・上下水道・ガス

保険料 33 傷害・賠償保険

通信費 93 電話代・ネット接続料・携帯通話料・WEB

印刷費 2 施設案内・帳票等

研修費 2 スタッフ外部研修参加等

講師謝礼 373 講習会等講師謝礼

消耗品費 274 環境整備品・サロン消耗品・事務用品等

委託費 223 税理士・社労士

その他 137 諸会費・会場代・交通費・振込手数料

本部管理費 407 本部人件費等

当期収支差額 -618

合 計 7,002

※赤字となった当期収支差額-618 千円については、明海一時預かり事業の黒字分より全 額補てんしている。

これについて確認したところ、つどいの広場と一時預かりは同一の施設で行っており、 両事業が共用で使用する部分もあるため、人件費や光熱水費及び消耗品などについて明 確に分けることが困難なものもあり、決算報告は按分という形で報告を受けている。こ こで事業開始当時に法人と協議し、弾力的に両事業間で費用の補てんをし、事業を進め ているとのことであった。

(12)

(2)一時預かり事業

<歳入> (単位:千円)

項 目 収 入 済 額 備 考

補助金 5,000

参加費等事業収入 6,927 利用料、利息

計 11,927

<歳出> (単位:千円)

項 目 支 出 済 額 備 考

補助対象経費

人件費 8,775 給与・各種手当・通勤費・社会保険料等

光熱水費 259 電気・上下水道・ガス

保険料 44 傷害・賠償保険

通信費 137 電話代・ネット接続料・携帯通話料・WEB

印刷費 111 施設案内・帳票等

研修費 2 スタッフ外部研修参加等

講師謝礼 12 講習会等講師謝礼

消耗品費 531 環境整備品・サロン消耗品・事務用品等

委託費 221 税理士・社労士

支払手数料 310 WEB予約システム

その他 225 諸会費・会場代・交通費・振込手数料

本部管理費 614 本部人件費等

当期収支差額 686

合 計 11,927

※黒字になった当期収支差額の 686 千円については、つどいの広場の収支差額 618 千円(赤 字)分に補てんし、残 68 千円については、今後の子育て支援事業のための繰越としてい る。

(13)

(3)在宅子育て家庭定期一時保育事業

<歳入> (単位:千円)

項 目 収 入 済 額 備 考

補助金 5,000 一時預かり 5,000 千円

参加費等事業収入 9,540 利用料、利息

計 14,540

<歳出> (単位:千円)

項 目 支 出 済 額 備 考

補助対象経費

人件費 11,400 給与・各種手当・通勤費・社会保険料等

光熱水費 278 電気・上下水道・灯油

保険料 172 傷害・賠償保険

通信費 161 電話代・ネット接続料・携帯通話料・WEB

印刷費 40 施設案内・帳票等

消耗品費 590 環境整備品・教材・事務用品

委託費 277 税理士・社労士

支払手数料 128 振込手数料・WEB 予約システム

その他 121 検診謝金・交通費

本部管理費 780 本部人件費等

租税公課 163 消費税

当期収支差額 430

合 計 14,540

※黒字となった当期収支差額の430千円ついては、協定書第3条3項に基づき、法人の収 益となっている。

5 法人への指導・監督等(つどいの広場・一時預かり運営業務共通)

法人への指導監督については、適宜法人の代表を通じ指導を行っており、また年に一 度県の立ち入り調査の際にも市職員が同行してその際に指導を行っている。

また、中間の履行確認については毎月、法人より利用状況の報告書を提出させて確認 している。

(14)

6 補助金交付の成果

(1)明海つどいの広場・明海一時預かり運営業務

つどいの広場事業は0~3歳児を対象としており、就学前までを対象としている他 の子育て支援センターやつどいの広場と比較しても同程度以上の利用者がいることを 勘案すると、在宅子育て家庭支援の一助となっているものと考える。

更に利用者アンケートによる満足度は、90%以上が大満足・満足となっており、保 護者の育児負担・不安の軽減と併せて子どもが集団保育に慣れるためなど成長支援に も役立てられている。

・つどいの広場の運営実績は、次のとおりである。

項 目 実 績

運営日数 260 日 登録者数 476 組

年間参加者 6,064 人(大人 2,931 人こども 3,133 人) 1日平均参加者 23 人

・一時預かりの運営実績は、次のとおりである。

項 目 実 績

年間開所日数 244 日 登録者数 230 人

年間利用 2,024 名/16,009.5 時間 1日平均利用 9.85 名/6.7 時間

(2)在宅子育て家庭定期一時保育事業運営業務

認可保育園 7 園では、生後6ヶ月以上の就学前児童を対象とした一時保育事業を実 施しているが、一時保育事業は、保護者の需要が高く、利用は空き待ちのような状況 が続いており、この協働提案事業を実施したことにより、利用緩和が図られている。

また、利用理由を問わない定期一時保育であり、既存事業では対応が困難な市民ニ ーズにも、柔軟に対応できている。

更に利用者アンケートによる満足度は、90%以上が大満足・満足となっており、保 護者の育児負担・不安の軽減に役立っている。

・運営実績は、次のとおりである。

項 目 実 績

年間開所日数 235 日

年間利用 3,299 名/23,020.5 時間 1日平均利用 14.0 名/7.0 時間

(15)

7 監査結果

監査の結果は、おおむね適正であったが、事務処理上の軽易な誤り等(注意事項) があったことから、別途、注意し改善を求めた。

(備 考)

監査結果の区分は、次のとおりとしている。

指摘事項:法令等に違反しているものや故意又は過失により重大な損害等が生じた もの、事務処理等が著しく適切性を欠くと認められるもの、著しく経済 性、効率性、有効性を欠いていると認められるものなど

改善事項:法令等に照らし、一概に違法又は不正とは言えないが、さらに改善又は 見直しが必要と認められるものや現時点で損害等は発生していないが、 重大な損害等が生じる可能性があると認められるもの、指摘事項には至 らないが、事務処理等が適切性を欠くと認められるものなど

注意事項:事務処理上等の軽易な誤りで、改善が可能又は必要と認められるものや 現時点で問題はないが、継続して注視していくことが必要と認められる もの、指摘事項又は改善事項とする程度にはないが、注意が必要と認め られるものなど

※監査結果報告書については、「指摘事項」及び「改善事項」に該当するものを記載し ている。

参照

関連したドキュメント

年金積立金管理運用独立行政法人(以下「法人」という。)は、厚 生年金保険法(昭和 29 年法律第 115 号)及び国民年金法(昭和 34

「核原料物質,核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律」 (昭和32年6月10日

61 の4-8 輸入品に対する内国消費税の徴収等に関する法律(昭和 30 年法律 第 37 号)第 16 条第1項又は第2項に該当する貨物についての同条第

事業の財源は、運営費交付金(平成 30 年度 4,025 百万円)及び自己収入(平成 30 年度 1,554 百万円)となっている。.

電気事業会計規則に基づき、当事業年度末において、「原子力損害賠償補償契約に関する法律(昭和36年6月 17日

「2008 年 4 月から 1

本指針の対象となる衛生事業者の範囲は、生活衛生関係営業の運営の適正化 及び振興に関する法律(昭和 32 年法律第 164 号)第2条第 1 項各号に掲げ

令和元年 12 月4日に公布された、「医薬品、医療機器等の品質、有効性及 び安全性の確保等に関する法律等の一部を改正する法律」(令和元年法律第