第3章 本市のものづくり産業振興の課題
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第3章
本市のものづくり産業振興の課題
本市産業の強みと弱み,産業を取り巻く環境の変化から,本市のものづくり産業振興に おける課題について,以下の3つの視点から整理する。
中小企業を中心に事業所が減少している中,地域内から数多くの創業や起業を輩出し, 事業所数の確保・拡大を図ることが必要である。
・第二創業,大学発ベンチャー,スピンオフ
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ベンチャーによる事業化 ・コミュニティビジネスの起業化
企業誘致等により集積した大企業と中小企業の連携不足が生じていることから,地域内 企業間の連携を強化するための取り組みが求められている。
・大企業と中小企業との交流(プレゼンテーション,情報交換等) ・大企業から中小企業への技術・経営ノウハウの伝授
中小企業が継続的に成長を遂げていくためには,技術者や経営者等の人材育成,技術者 の技術力の向上を図り,ものづくり基盤を強化していくことが不可欠である。
・熟練技術者,経営者OB等の活用(人材登録・紹介・派遣)
・中小企業経営者,若手技術者の養成(経営能力・基礎的技術力の向上)
成長・発展しようとしている企業が,事業拡大による事業所の狭隘化や事業所周辺の宅 地化等により,企業立地環境が変化してきていることから,成長企業の事業所の移転,拡 大への支援が必要である。
1 企業が社内の1部門を切り離し,1企業として分離独立させること
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地域再生の視点
事業所数の確保・拡大
大企業と中小企業の連携強化
ものづくり基盤の強化
第3章 本市のものづくり産業振興の課題
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国際的な地域間競争の「勝ち組」になるには,地域資源を生かし,次世代の産業をリー ドする戦略産業の設定により,成長産業の集積を図る必要がある。
国:「新産業創造戦略」(経済産業省) 重点 7 分野
⇒ 燃料電池,情報家電,ロボット,コンテンツ,健康福祉機器・サービス, 環境・エネルギー機器・サービス,ビジネス支援サービス
県:「とちぎ新事業創出促進基本構想」 重点 6 分野
⇒ 情報通信,環境,航空宇宙,医療福祉,バイオテクノロジー,住宅
国際的な競争が激化する中,本市の産業が今後とも成長力を維持していくためには,国 内に集積しつつある研究開発・生産拠点の立地促進,本市に集積する研究開発機能や本社 機能の継続立地と発展に努める必要がある。
国際競争力のある付加価値の高い製品開発を進めるには,差別化を図っていくことが重 要であり,ITやデザインの戦略的な活用が必要である。また,その成果となる技術,デ ザイン等の知的財産の取得・管理が重要となっている。
将来の本市産業を担う,高い技術開発能力等を有する優秀な人材の育成と確保が必要で ある。
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グローバル競争対応の視点
戦略産業の設定・集積
国際競争力の強化
第3章 本市のものづくり産業振興の課題
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少子高齢化が急速に進むなか,生産年齢人口の減少が見込まれていることから,就業意 欲のある高齢者や女性の就業促進や,企業退職者の技能や知識の活用が必要となってくる。
また,将来の本市産業の基盤を担う子供たちが,宇都宮に定住し続けたくなるような産 業の魅力づくりにより,労働力を確保していく必要がある。
・団塊世代の企業等退職者の増加 → 活力ある高齢者の雇用・創業 ・年少人口の減少 → 優秀な人材・労働力の確保
環境・エネルギー問題への対応は,地球規模での取り組みが進められている。本市とし ても,環境にやさしい産業都市としての取り組みを促進する必要がある。
・リデュース・リサイクル・リユース,ゼロ・エミッション ・新エネルギー開発(燃料電池等)
企業の社会貢献活動は,次世代の企業活動に求められる要素であり,地域発展にも関連 してくることから,産業振興施策との連携について検討していく必要がある。
物流インフラをはじめ,情報インフラや,大学・産業支援機関などの知的インフラなど の産業インフラの充実により,他地域に比較優位性を有する産業活動空間の実現が必要で ある。
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環境変化への対応の視点
企業の社会貢献活動との連携 環境・エネルギー問題への対応 人口減少社会への対応