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第 16 回 武蔵野市公立保育園改革評価委員会
1.開 会
2.配付資料確認
・公立保育園訪問調査結果報告書
3.議事
1)公立保育園訪問調査結果報告
委員:2月7日と9日に実施した公立保育園への訪問調査について、各委員から報告をお 願いしたい。
委員:各保育園への事前調査の結果を見てから訪問したのだが、調査の中にはチームワー ク作りに力を入れているということや、保護者との情報の共有、ゆとりをもって子どもに 接するためにはどうしたらよいか、などの点が挙げられていた。実際に訪問したところ、 やはりゆとりを持つための休憩時間の確保の点で工夫をしていることがうかがわれた。
ひとつ気になった点は、日々行事に追われているので、年間行事を見直したいとどちら の園も言っていたことだ。子どもは色々な行事を通して成長するものだと思うので、子ど もにとって行事が多すぎるから見直すということなのか、ただ単に行事が多すぎてこなす のが大変なので減らしたいということなのか読みきれなかった。行事を通して色々な経験 ができるのは良いことだと思うので、子どもにとってよい形の見直しであって欲しい。
そのほかには、建物がだいぶ老朽化しているが、手を加えて工夫していることが見受け られた。また、園長が園を采配していこうという気持ちが以前より強く感じられた。 委員:職員が皆忙しいと言っていたが、改革計画のために忙しいのか、子どもが以前より 手がかかるので忙しいのかはなんとも言えない。改革計画によるストレスの増加はもちろ んあると思うが、世の中全体の動きで大変になっているということもあることを職員が認 識していると私には感じられた。それから、園長のリーダーシップが強いなと感じた。 委員:全体的な印象としては、職員が外部環境の変化を感じていて、今回の改革計画を変 化に対応していくためのきっかけとして使っていこうという意識をもっていることが印象 的だった。人員配置の面では、パート・アルバイトが増えたことによる影響について尋ね てみたが、当初はベテラン職員から若いアルバイトに変わるのを心配していたが、実際に やってみると有資格者が配置されるわけだし、早朝夕方のシフトもうまくやっていて、正
■ 日 時:平成 18 年 2 月 14 日(火)10 時∼12 時 ■ 場 所:武蔵野市役所6階 606 会議室
■ 出席委員:安念委員・池田委員・鵜川委員・平川委員 ■ そ の 他:岡橋氏(設置要綱第6条第2項による出席者)
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規職員は自分たちの役割分担として責任者的な部分を担うようになり、ちゃんとこなして いると感じた。現在、公立園は正規職員が20名に対して非正規職員が24∼5名いるの で、2名が嘱託化されてどうするということより、園全体のバランスや役割分担をどうや っていくかと考えている。また、第三者評価の結果が効果的に働いたという意見もあった。
自 分 達 が 今 ま で や っ て き て 保 護 者 へ 伝 わ っ て い る と 思 っ て い た こ と が 結 果 と し て 伝 わ っていなかった。今後どうやって伝えるかとか保育の質について園で議論していると聞き、 前向きに受け止めているという印象を受けた。気になった点は、やはり施設が老朽化して いることだ。環境は悪くないので建替えを視野に入れたほうがよい。
委員:ひとつひとつの部屋が狭く、エレベーターもないので、地域の子育て支援に使用す るとなると建物的にはどうなのかという印象を受けた。
委員:ヒアリングをした職員は改革のための取り組みについて説明できたが、園全体をみ たら皆があのレベルではないと思う。取り組みについての資料を園で見せてもらったが、 当委員会に提出できる形にはなっていない。記録は話しあった結果でしかないので、そこ から立ち上がるものがないのは今後の課題である。それから、理念と理念から発生する現 実の行動との分けが甘い。理念を皆で共有したら、現実にはなにを行動するかという落と し込みが足りない。しかし、全体的なイメージはよかった。
2)17 年度評価について
委員:訪問調査の結果から、指標として今後何を見ていったらよいかということだが、一 点お諮りしたいのは、訪問調査の事前アンケートを 17 年度の評価指標とするかどうか、あ るいは改めてもう少し質問を拡充して取り直すかということだ。私の考えとしては、訪問 調査のために回答をお願いしたものを評価に使うというのは公平でない気がする。
もう一点は、非正規職員の意見を聞く機会を設けるかということである。
委員:16 年度に実施したアンケートの中で園長に実施したものを再度実施して比較したほ うが 24 項目を評価するためにはよいと思う。
委員:保育の質の向上への取り組みをどのように評価するかが今年度評価の課題であり、 今回の事前調査で挙げた項目が具体的な取り組みということになるが、園によって書き方 にばらつきがあるので、同じ形式での書き直しをお願いしたい。質の向上のための取り組 みとして実施していることをリストにしてもらえるとわかりやすい。
委員:もしアンケートを再度実施するとすれば、時期的にはいつなら可能か。 事務局:3 月初旬であれば可能である。
委員:事前アンケートを評価に使うことを園長に了解を得たとして、内容的には評価に使 えると思うか。
委員:園によって差が激しい。理念と行動が書いてあれば使えると思う。 委員:非正規職員が増えたことによる変化についての調査はどうするか。
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委員:嘱託職員はクラス担任にならずにアルバイトが担任になるのも常識的にはおかしい。 アルバイトに雇用止めがあるのはなぜか。
事務局:非常勤の特別職という扱いで雇用しているのが嘱託職員で、アルバイトは、地方 公務員法第 22 条の臨時職員なので法的には 6 ヶ月ごとの雇用が義務づけられている。その ため雇用止め期間が発生する。
委員:短期の雇用制度があるとよい。そうすれば待遇も改善されると思われる。 委員:パート職員については何に基づいて雇用しているのか。
事務局:アルバイトと同じく地方公務員法第 22 条の臨時職員である。短時間雇用のアル バイトを便宜的にパートと呼んでいる。
委員:保護者からすると、アルバイトが担任になることに抵抗がある。なぜ嘱託職員では ないのかと感じる。
事務局:現在雇用している嘱託職員は週休代替嘱託、早朝嘱託というふうに役割が決まっ ている。職員が産休・育休・長期病休などで急な欠員がでた場合はアルバイトで対応して いる。
事務局:アルバイトを担任として配置すれば、産休・育休の期間は継続して配置している し、保育士資格のある者なので、雇用の形態が異なるだけで問題はないと認識している。 委員:担任が雇用止めで一ヶ月休むことに保護者は抵抗がある。
委員:保護者の不安感はなんらかの形で示されているのか。そういった事実があるのなら、 当委員会としては指摘しなければならない事実なので、裏づけが必要である。
岡橋:非正規職員の増加については「保育の質の継続性」、「保育園への負荷」、「保護者の 反応」という3つのポイントがある。保護者はアルバイトに対するイメージと実際にやっ ている仕事とのギャップが大きいのだと思う。不信感を払拭するためには、アルバイトと いう呼び方をやめたらどうか。
委員:しかし、呼び方云々よりも雇用形態そのものにこだわる保護者もいる。そういう人 達に雇用形態と保育の質との関連をどのように考えているのか聞く必要がある。
委員:保護者が本当に気になるのは担任の保育士としての質であって正規職員かどうかと いうことではない。しかし、雇用形態の違いから生じる雇用止めなどの不備が園側への負 担感と保護者の不安を作っている。
委員:今後の手順について、まず、事前アンケートの使用については各園長に了解をとっ てもらいたい。そのほかに聞く必要がある項目が出てきた場合は別途調査するものとし、 遅くとも 3 月上旬までに実施するということにいたしたい。
正規職員、非正規職員の問題についてはどのように進めていったらよいか。
委員:例えば研修・マニュアル作り・保育の質などの項目立てをして、それについてどう いう取り組みをしているかをまとめてもらったらどうか。今回の改革計画の中で増えた非 正規職員は 1∼2 名だが、もともと 20 名くらいいた中での問題が意識され始めてきた。法 的な問題や運営上の問題があれば指摘できるかと思う。
4 前向きに取り組んでいったほうがよいと思う。
委員:現状では取り組んだことをアピールできていない。会議をやって問題を話し合って も行動につながらないと意味がない。
委員:民間園だと会議の結果を園長主体で組み込むことができる。
委員:民間園には、会議を開いたらその成果を出さなければという意識があると思う。公 立のほうが会議の回数は多いと思うが結果をアピールできていない。
岡橋:会議録やノートのまとめ方の支援が必要だ。そうすれば評価資料として使えるよう になると思う。
事務局:自分たちが現在取り組んでいることをまとめる努力はしているが、中途半端にな っているのが現状である。
委員: アクションプランを作る必要はない。今、模索していることを事実としてまとめれ ば中間総括としてはよいのではないか。
「保育の質」の評価にはどう対処していけばよいか。今までやってきたことの延長線上 の調査結果を評価することによって保育の質というものを読み取ってもらうのもひとつの 方法だと思う。以前から申しあげているように「保育の質」を直接評価することは不可能 であるが、客観的な指標、例えば子どもの病欠率や苦情の発生件数だとかを調査すること はできる。「保育の質」そのものを見る調査ができるのかが問題である。
委員:指標は難しいと思うが、職員が皆「保育の質」とは何かを考えていることは訪問調 査でわかった。言葉にできなくても色々な取り組みをしているので、具体的な取り組みを 評価していくのは可能なのではないか。
委員:訪問調査時に、改革計画に対する保護者の声がどれくらい保育園に届いているかを 質問したが、ほとんどないというのが現状だった。「市民の集い」の状況と明らかに異なっ ている。「市民の集い」では発言できても自分の園の保育士には意見を言えないということ だとすると深刻な問題である。
委員:本日の議事を総括すると、まず、訪問調査の事前アンケートを評価指標として使用 してよいか各園長に確認すること、その上で回答内容に不足がある場合は個別に調査する、 その際には 24 項目の内容に沿った形で行う。次に、「保育の質」の評価については、今ま での調査項目と今年の3園の第三者評価の結果を分析することによって、質の問題にでき るだけ踏み込んでいくこととしたい。各園で作成している会議ノート等については、それ を総括する作業を各園でしてもらい、そのための技術的支援を行う。非正規職員のヒアリ ングについては、方法を別途考えたい。
3)次回の日程等について
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■ 第 17 回:平成 18 年 3 月 13 日(月)午後2時∼午後3時 30 分(予定) 武蔵野市総合体育館 3 階 視聴覚室