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「相模原市まち・ひと・しごと創生総合戦略」及び「相模原市まち・ひと・しごと創生人口ビジョン」を策定しました。

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(1)

「相模原市まち・ひと・しごと創生総合戦略」及び

「相模原市まち・ひと・しごと創生人口ビジョン」

を策定しました。

市では、相模原市まち・ひと・しごと創生本部での検討及び市民の皆さまか

らのご意見を基に「相模原市まち・ひと・しごと創生人口ビジョン」 (以下「相

模原市人口ビジョン」という。 )及び「相模原市まち・ひと・しごと創生総合戦

略」 (以下「相模原市総合戦略」という。 )を策定しました。

なお、相模原市人口ビジョン及び相模原市総合戦略の冊子については、現在

作成中であるため、完成後に市ホームページへの掲載及び行政資料コーナーで

の閲覧ができるようにしてまいります。

また、相模原市人口ビジョン及び相模原市総合戦略の概要については、広報

さがみはら3月15日号において掲載いたします。

平成28年3月14日

相 模 原 市 発 表 資 料

問合せ先

担当:企画政策課

042−769−8203

(2)

相模原市まち・ひと・しごと創生

総合戦略 ( 概要版)

∼はやぶさの故郷 さがみはら∼

平成28年2月

相模原市

(3)

‐ 1‐

1 . 総合戦略策定の趣旨

本市は、平成 18 年 3 月に津久井町及び相模湖町と、平成 19 年 3 月に城山町及び藤野町と合併し、平成 22

年 4 月に政令指定都市へ移行しました。また、 「新・相模原市総合計画」( 以下「総合計画」という。) を平成

22 年に策定してから 5 年が経過し、首都圏南西部に位置する政令指定都市としてこの地域の発展と、市民に

最も身近な基礎自治体として豊かな市民生活の実現と未来のまちづくりを進めてきました。

現在、わが国では、少子高齢化・人口減少が進行していますが、平成 24 年度にさがみはら都市みらい研究

所が実施した「2010 年国勢調査に基づく相模原市の将来人口推計」( 以下「既存推計」という。) では、平成

31 年をピークに本市も人口減少の局面に突入することが見込まれています。

本市においても、今後迎える人口減少を見据えて、出生率の向上や人口の社会増を目指し、急激な人口減少

に歯止めをかけるために、 「相模原市まち・ひと・しごと創生総合戦略」( 以下「相模原市総合戦略」という。)

を策定します。

2 . 総合戦略の位置付けと 計画期間

(1)総合戦略の位置付け

相模原市総合戦略は、 まち ・ ひと ・ しごと創生法( 平成 26 年法律第 136 号。 ) 第 10 条に基づくものであり、

国の「まち・ひと・しごと創生総合戦略」( 平成 26 年 12 月 27 日閣議決定) 及び法第 9 条に基づき神奈川県

が策定する計画を勘案して策定するものです。

また本戦略は、相模原市総合計画で示した 50 の施策を、国が策定した「まち・ひと・しごと創生総合戦

略」の政策の基本目標に即した本市の 4 つの基本目標に体系的に整理するものです。さらに、 「相模原市ま

ち・ひと・しごと創生人口ビジョン」( 以下「相模原市人口ビジョン」という。) で抽出した課題解決に資す

る本市の地域特性を踏まえ、基本的視点に基づき、重点プロジェクトを設定します。

総合計画と総合戦略の位置づけ

(2)計画期間

相模原市総合戦略の策定に当たっては、相模原市人口ビジョンにおける現状分析等を踏まえた 2060( 平

成 72) 年の人口シミュレーション結果に鑑み、平成 27 年度から平成 31 年度までの 5 年間を計画期間とし

ます。

各部門別 計画

各部門別 計画

各部門別 計画

各部門別 計画

各部門別 計画

各部門別 計画

各部門別 計画

総合計画

実施計画

(基本計画を計画的に推進するための具体的な事業計画)

※ 中期実施計画 平成26年度から平成28年度まで( 3か年)

※ 後期実施計画 平成29年度から平成31年度まで( 予定)

・基本理念

・都市像

・基本目標

・政策の基本方向

・基本構想の推進に向けて

基本構想

・重点プロジェクト

・施策分野別の基本計画

・地域づくりの基本計画

・基本計画の推進に向けて

基本計画

・基本目標

基 本 計 画 で 設 定 し た 5 0 の 施 策 を 成 果 指 標 と と も に 体 系 的 に 設

・重点プロジェクト

相 模 原 市 人 口 ビ ジ ョ ン で 抽 出 し た 課 題 解 決 に 資 す る 本 市 の 地 域 特 性 を 踏 ま え 、 基 本 的 視 点 に 基 づき設定

相模原市総合戦略

(4)

‐ 2‐

既存推計人口と人口の将来展望

3 . 人口の将来展望と 人口減少対策に関する 施策の方向性

本市の人口はこれまで増加の一途をたどってきましたが、2019( 平成 31) 年の 732, 233 人をピークに減少へ

転じ、2060( 平成 72) 年にはピーク時の 3/ 4 程度である 542, 692 人まで減少すると推計されています。一方、

今後出生率が改善し、若い世代の転出抑制

が 同 時 に 達 成 さ れ た 場 合 に お い て は 、

2060( 平成 72) 年の総人口は 675, 407 人とい

う推計結果となります。

人口減少の問題は数そのものだけではな

く、人口構成が変化することも大きな課題

となります。生産年齢人口が減少し、高齢

者人口が増加すると、就業者数が減少する

ため、経済規模が縮小し、税収が減少する

一方で、高齢者の増加により医療費や介護

費が増大し、社会経済に大きな影響を与えると一般的に言われています。また、この問題を地域の日常生活で

考えてみると、 地域におけるサービスの縮小や小売店等の撤退が進み、 地域の活気とともに利便性が失われる

だけではなく、 これまで地域で行われてきた防犯や祭事等の担い手がいなくなり、 地域活動の存続も難しくな

るという問題も含んでいます。

このような問題を顕在化させず、持続可能な社会を構築していくためには、 「数」だけではなく「人口構成

のバランス」にも着目した取組を積極的に行っていく必要があります。

本市では、目指すべき将来の方向性を「市民の未来に対する安心感と安定を作り、市民の夢や希望がかなう

環境の実現」 を目標とし、 人口の将来展望として、 2060( 平成 72) 年の人口 67 万 5, 000 人を目指し( 望み) ます。

本市の人口減少対策に必要な 3 つの視点 現状のまとめ

相模原市の人口減少対策

数(出率)を改善するとともに、若い世代の転出抑制(定住促進)につながる取組を強化する。

急速な高齢化

2 0 6 0 年の齢化率は、1 9 . 4 %から4 2 . 3 % 上昇

高齢者人口のち、6 割強が7 5 歳以上となる

(市4 人に1 人) 人口は54万2, 000人まで減少

2 0 1 9 年を⼈⼝減少に

2 0 6 0 年の⼈⼝は、時の7 4 %

年少⼈⼝は5 割強の減、産年齢⼈⼝ 4 割減、高齢者人口は7 割増

地域によ って異なる減少スピード

津久井・相模湖・藤野地区は、他の地区よ 人口減少ス速い

2 0 6 0 年には、⼈⼝が7 割減、齢化率も6 0 % 超え

住居選択は通勤・通学の利便性を重視

移動理由は、仕事、住居、結婚・離婚で7 割

住居選択は、通勤・通学の利便性と住宅取得 価格や家賃を重視する傾向

就職・住 宅購世代の転出超過

大学生世代は、転入超過だ卒業就職と 転出超過

住宅購世代も近年は転出超過

若い世代の転出超過は東京都部が 出生数は現在の半分に減少

率が全国平均よ低い

2 0 6 0 年の数は、3 , 0 0 0程度ま減少0

出生数( 出率) の改善に最もする必要が る。

未婚・晩婚化を改善し

既婚者が希望する子ど数を持つ がでるよ援を

視点1

出生数(出率)の改善に向けた 政策の方向性

度( 暮らやすさ) を高め 重視

政策のは就職・住宅購世代の定住促進

創出、企業誘致の推進や都圏南部の 広域交流拠点都市の形成にる働く場の確保・ 充実

視点2

社会増(転出抑制、転入増加)に 向けた 政策の方向性

急速に増加する高齢者へ対応や地域の 状況に応じた個別対策が必要

政組織の縦割りの改善

中山間地域を含む津久井・相模湖・藤野 地区へ対策が急務

視点3

鳥の目・虫の目による地域分析 政策

(5)

‐ 3‐

4 . 策定の基本的視点

国の総合戦略における 4 つの基本目標と、人口減少等が地域社会に与える影響などの課題の整理に基づき、

「1 出生数( 出生率) の改善( 自然増) に向けた取組」 「2 転出抑制、 転入増加( 社会増) に向けた取組」 「3 鳥の目・

虫の目による地域分析と政策立案」の 3 つの取り組むべき視点と対策から、出生率の向上・改善に取り組み、

人口構造のバランスを改善するなど、本市の地域資源を生かして、将来の魅力ある都市として、また、ポテン

シャルを生かして人や企業に選ばれる都市として発展し続けるために、以下の 4 つの「基本的視点」を定めま

す。

【相模原市総合戦略における 4 つの基本的視点】

1 :安定した雇用の創出

本市で若い世代が安心して働ける「安定した雇用、やりがいのある仕事」という「雇用の質」の

視点から戦略づくりを行います。

2 :子どもを安心して生み、育てる環境の提供

安心して結婚・出産・子育てができるよう、切れ目のない支援の実現の視点から戦略づくりを行

います。

3 :定住促進、安全で安心なくらしの確保

市民の暮らしに対する満足度の向上、多様化・高度化する市民ニーズを的確に把握し、 「安全で安

心なくらし」を実現し、本市への愛着度が向上して「定住」へとつなげるという視点から戦略づく

りを行います。

4 :首都圏南西部の広域交流拠点都市の形成

首都圏中央連絡自動車道( 圏央道) の開通によるインターチェンジ周辺のまちづくりや、リニア中

央新幹線の神奈川県駅設置と相模総合補給廠の一部返還地を活用したまちづくりについて、首都圏

南西部の広域交流拠点としての視点から戦略づくりを行います。

国の総合戦略における4つの基本目標

1 地方における安定した雇用を創出する

2 地方への新しい人の流れをつくる

3 若い世代の結婚・出産・子育ての希望をかな

える

4 時代にあった地域をつくり、安心なくらしを

守るとともに、地域と地域を連携する

相 模原市 人口ビ ジョ ンで得 た取り 組む べき視 点と 対策

1 出生数( 出生率) の改善( 自然増) に向けた取組

① 未婚・晩婚化を改善していく取組

② 既婚者が希望する子どもの数を持つことができるような取組

2 転出抑制、転入増加( 社会増) に向けた取組

① 市民の満足度( 暮らしやすさ) を高める取組

② 就職・住宅購入世代を中心とした取組

3 鳥の目・虫の目による地域分析と政策立案

① 急速に増加する高齢者への対応や地域ごとの個別対策

② 中山間地域を含む津久井・相模湖・藤野地区への対策が急務

(6)

‐ 4‐

相模原市総合戦略の全体像

相模原市総合戦略(第1 期:2 01 5 年度から2 01 9年度ま で)の概要

この期間の人口の特徴

○市全体として、人口増加が続いている。

○中山間地域を含む津久井・相模湖・藤野地区は既に人口減少が始まっている。

○出数の低下により然減となる込みである。 2060年を据えた

総合戦略の位置付け

○本格的な人口減少突入に向けた準備期間

○これまでの政策をブラッシュアップし、人口減少を遅らせる対策の実施

(7)

‐ 5‐

5 . 重点プロ ジェ ク ト

人口減少が社会に与える影響を最小限に留めるためには、 既存推計で示された本市の人口のピークを先延ば

し、人口減少を遅らせ、人口減少のスピードをできる限り緩やかにする必要があり、本市の人口が微増で推移

している今から対策を講じる必要があります。

このことから、 本市の基本的視点に基づいて 3 つの重点プロジェクトを設定し、 様々な事業に取り組んでい

きます。

この取組を実効性のあるものとするためには、行政のみならず、市民、市内に立地する企業・団体など全て

が一丸となって、それぞれの立場で協力して取り組む必要があります。これにより、初めて体験する人口減少

社会を乗り越えることが可能になります。

なお、3 つの重点プロジェクトは、地方創生に資する本市の地域特性を踏まえ、既存の施策ごとの縦割りの

思考・組織を超えた柔軟な職員及び組織の下で、全庁横断的に取組を検討し、設定します。

【基本的視点】

・安心と喜びを感じながら、子どもを生み育てることができる社会の実現に向け、出産・子育てに関

する様々な支援等に取り組みます。

・結婚・出産・子育ての希望をかなえる社会の実現に向け、安定した雇用の確保や、仕事と生活の調

和( ワーク・ライフ・バランス) 等に取り組みます。

【重点的な取組】

( 1) 少子化対策プロジェクト

妊娠期及び出産期

課題:経済的な負担、晩産化、 少ない相談相手、低い出生率

○ 重点的な取組:

安心して妊娠・出産ができる環境の整備

◆ 妊婦健康診査事業( 新規拡充) ( 回数を拡充 等)

◇ 産婦人科急病診療事業

◇ 地域医療協力事業( 産科医師等分娩手当補助金)

◇ こんにちは赤ちゃん訪問事業

乳幼児期、 学童期及び中高生期

課題:保育・児童クラブの需要増大、低い育休取得率、小 1 ギャップ

、健康の保持など

○ 重点的な取組: 子育て、子育ちの支援

◆ 小児医療費助成事業( 新規拡充) ( 対象年齢の拡充)

◇ ふれあい親子サロン事業等の推進 ◇保育所待機児童対策推進事業 ◇少人数指導体制の充実

◇ 放課後子どもプラン推進事業 ◇児童・生徒健全育成事業 ◇発達障害者支援事業 など

青年期及び結婚期

課題:高い離職率、非正規雇用

○ 重点的な取組: 安定した雇用の確保

◇ 就労支援事業

雇用促進プロジェ ク ト

(8)

‐ 6‐

【基本的視点】

・企業立地の促進による雇用の創出や就労支援などにより、安定した雇用の確保を図り、就職・住宅

購入世代の地域定着を促進します。

【重点的な取組】

【基本的視点】

・首都圏内の中山間地域を含む津久井地域の特性や多様な地域資源等を活用し、地域の維持・活性化

を図るため、生活・福祉サービス機能( 医療・介護、福祉、教育、買物、公共交通等) を一定のエリ

ア内に集め、各地域を交通ネットワーク等で有機的に結ぶ「小さな拠点( コンパクトビレッジ)

( 新規) の形成について検討します。

・津久井地域において、地域コミュニティの維持のため、地域の実情に応じた土地利用の誘導につい

て検討します。

・高齢化などにより地域活動や地域団体の担い手が不足している状況がある中、 若い世代などの担い

手の育成・確保に取り組むとともに、人と人の「つながり」を生かした支え合いなど、地域住民に

よる創意工夫を生かした協働による地域づくりを目指します。

【重点的な取組】

( 2) 雇用促進プロジェクト

地域経済を支える産業基盤の確立

⃝ 重点事業:企業の立地促進事業

◇企業立地動向調査

◇産業集積促進方策

魅力ある観光の振興

⃝ 重点事業:観光エリアの形成促進

◇地域別観光振興計画の策定・推進支援

◇キャンプ場等、観光施設の維持・管理

都市農業の振興

⃝ 重点事業:農業後継者・担い手確保対策事業

◆ 農業への法人参入、農地の集積化、農業の 6 次産 業化及びグリーン・ツーリズム等の取組の促進・

検討( 新規拡充) など

雇用対策と働きやすい環境の整備

⃝ 重点事業:就労支援事業

◇ 就職支援サイト( サガツクナビ)

◇ 相模原市総合就職支援センター

商業・ サービス業の振興

⃝ 重点事業:中心市街地の魅力向上事業

◇中心市街地活性化推進事業

◆業務系企業誘致推進事業( 新規) ( 本社機能等の誘致)

新産業の創出と中小企業の育成・ 支援

◆ 産業用ロボット導入支援事業( 新規)

◇ ロボットビジネス協議会 など

( 3) 中山間地域対策プロジェクト

都市部と中山間地域の特性をいかした一体的な

まちづく り

◇津久井地域の交通網の充実・ネットワーク化

( 乗合タクシー等)

計画的かつ適正な土地利用誘導によるまちづく り と

地域コ ミ ュ ニティ の維持

◆ 小さな拠点( コンパクトビレッジ) ( 新規)

◇ 緑住集落地区の維持・活性化

広域的な開発インパク ト をいかした魅力あふれる

質の高いまちづく り

◇新たな都市づくりの拠点 ◇ 新たな産業創出の拠点

◇観光拠点の形成 ◇ 観光交流の促進

地域活動や地域団体による協働の地域づく り

移住・ 定住促進策を含めた人材の確保・ 活用及び潜

在する地域人材の発掘による地域力の維持強化

◇ 地域活性化事業交付金

◇ 地域に潜在している新たな担い手の確保や活用

◇ 人口流出抑制のための定住対策

◆ 市外からの移住促進( 新規)

◆ グリーン・ツーリズムなどの取組の促進( 新規)

(9)

‐ 7‐

6 . 基本目標・ 政策の基本方向

相模原市総合戦略策定における 4 つの基本的視点に沿った基本目標を設定するとともに、目標を実現

するために総合計画で設定した 50 の施策を成果指標とともに分類するものです。

【取組の方向性】

・市内の「働く場」を確保するため、市内の産業振興に取り組むとともに、魅力ある職場づくりなど働く

場の質的な向上についても取り組みを進めます。

・新たな「働く場」を市内に創出するため、市外からの企業誘致に努めます。

・神奈川県が取り組む 「さがみロボット産業特区」 との連携や 「産業用ロボット導入支援事業」 を通じて、

新産業の創出や中小企業の育成・支援に努めます。

【目指す姿】

「有効求人倍率」を 現在の 0. 72 倍 → 平成 31 年度には 1. 00 倍に

「企業立地に係る事業計画認定数」を 現在の 5 件 → 平成 31 年度まで毎年 10 件に

【基本目標に基づく施策】

◇ 雇用対策、産業( 工業・商業) 振興 ( 雇用対策と働きやすい環境の整備、地域経済を支える産業基盤の確立、 新産業の創出と中小企業の育成・支援、商業・サービス業の振興)

◇ 農業振興 ( 都市農業の振興)

◇ 観光振興 ( 魅力ある観光振興)

◇ 女性の活躍推進 ( 人権尊重・男女共同参画の推進)

【取組の方向性】

・若者が安心して子どもを持つことができるよう、子どもを生み育てやすい環境の整備に取り組みます。

・住み慣れた環境で安心して子どもを育てることができるよう、地域社会全体で子育てや子どもの育ちを

支えることができる環境づくりに取り組みます。

・学校や家庭、地域の連携により、子どもたちを取り巻く教育環境の向上に取り組みます。

【目指す姿】

「合計特殊出生率」を 現在の 1. 24 → 平成 31 年度には 1. 41 に

「子どもを育てやすい環境であると感じている市民の割合」を 現在の 51. 0% → 平成 31 年度には 68. 4% に

【基本目標に基づく施策】

◇ 妊娠∼出産期 ( 子どもを生みやすい環境の整備)

◇ 子育て期( 学校教育以外) ( 子育て環境の充実、青少年の健全育成)

◇ 子育て期( 学校教育) ( 学校教育の充実、家庭や地域における教育環境の向上)

基本目標1 安定した雇用の確保

基本目標2 結婚・出産・子育て環境の充実

(10)

‐ 8‐

【取組の方向性】

・ 誰もが住み慣れた地域で安心して生活できるよう、 互いに支え合う地域福祉社会づくりに取り組みます。

・医療サービスの提供体制の充実やスポーツの振興等を通じ、誰もが健康に暮らせる環境づくりに取り組

みます。

・誰もが安心して暮らせるよう、安全で、災害に強い地域づくりに取り組むとともに、自然や生活環境の

保全に努めます。

【目指す姿】

「地域で住民が互いに支え合っていると感じる市民の割合」を

現在の 30. 5% → 平成 31 年度には 45. 8% に

「安心して医療を受けることができると感じている市民の割合」を

現在の 51. 1% → 平成 31 年度には 53. 3% に

「スポーツを定期的に行う市民の割合」を 現在の 53. 8% → 平成 31 年度には 65. 0% に

【基本目標に基づく施策】

◇ 福祉 ( 地域福祉の推進、援護を必要とする人の生活安定と自立支援、高齢者の社会参加の推進、 高齢者を支える地域ケア体制の推進、障害者の自立支援と社会参加、障害児の支援)

◇ 医療・保健 ( 健康づくりの推進、医療体制の充実、保健衛生体制の充実)

◇ 防災・減災 ( 市民生活の安全・安心の確保、災害対策の推進、消防力の強化)

◇ スポーツ・文化 ( 生涯学習の振興、生涯スポーツの振興、文化の振興)

◇ 国際・平和・基地対策 ( 国際化の推進、世界平和の尊重、基地の早期返還の実現)

◇ 環境対策 ( 地球温暖化対策の推進、環境を守る担い手の育成、水源環境の保全・再生、 人と自然が共生する環境の形成、生活環境の保全)

◇ ごみの減量化・資源化 ( 資源循環型社会の形成、廃棄物の適正処理の推進)

◇ まちづくり ( 快適な都市空間の創造、地域を支える交通環境の充実、公共交通を中心とする交通体系の確立、 魅力ある景観の保全と創造、安全で快適な住環境の形成)

◇ 市民との協働による ( 分権型まちづくりの推進、皆で担うまちづくりの推進、行政サービス提供体制の充実、 まちづくり 市民と行政のコミュニケーションの充実)

【取組の方向性】

・魅力あふれる質の高い都市づくりに取り組みます。

・産業や居住などの機能が集積した新しい拠点の整備に取り組みます。

・広域交通ネットワークの整備に取り組みます。

・利便性の高い公共交通網の確立を目指した取り組みを進めます。

【目指す姿】

「市内3拠点の駅乗降客数」を 現在の 400, 354 人 → 平成 31 年度には 416, 000 人に

「市役所から市内外主要地点までの自動車の合計移動時間の短縮( 片道) 」を

現在の 113 分 → 平成 31 年度には 104 分に

【基本目標に基づく施策】

◇ 広域交流拠点都市の形成 ( 計画的な土地利用の推進、広域交流拠点都市にふさわしい都市拠点の形成、

新たな産業拠点の形成と地域の拠点の活性化、広域的な交流を支える交通体系の確立)

基本目標3 定住促進、安全で安心なくらしの確保

基本目標4 広域交流拠点都市の形成

(11)

‐ 9‐

7 . 推進体制

相模原市総合戦略の推進に当たっては、相模原市だけで実行するのではなく、市民、企業及び団体等の参画

や周辺自治体や神奈川県との連携が必要となります。

(1)市民、企業及び団体等の参画、連携

・相模原市だけで実行するのではなく、市民、企業及び団体等の参画が必要です。

・相模原市全体で総力を結集し、施策の実現に向けて連携することが不可欠です。

(2)神奈川県及び周辺自治体との連携

・相模原市は、周辺地域の経済成長のけん引役など、圏域の中枢都市の役割を担い、都県域を越えた

周辺自治体との連携が必要です。

・神奈川県の「さがみロボット産業特区」に代表される様々な特区の活用など、神奈川県と連携しな

がら事業を推進していきます。

(3)庁内推進体制と検証の実施

・相模原市総合戦略は、重点プロジェクトを中心に推進していきます。

・総合計画と相模原市総合戦略の進行管理を一体的に実施します。

・施策・事業や成果指標について、柔軟な見直し、又は新規の設定等の検討をしていきます。

相模原市総合戦略の推進体制

神奈川県

及び

周辺自治体

相模原市

市民、企業

及び団体等

( 産官学金労言)

(12)

‐ 10‐

8 . 相模原市総合戦略の継続的な改善に向けて

(1)評価・検証

相模原市総合戦略は、総合計画で設定した「成果指標」を基に、地方創生に資する指標であるか再度検証

し、 「重要業績評価指標( KPI)

」として指標を設定します。

この指標については、施策の「目指す姿」を評価する一側面を捉えているものであり、その中から代表的

なものを選定します。

また、相模原市総合戦略の指標を総合計画の「成果指標」とともに、一体的に評価・検証等の進行管理を

行い、その結果を本市の取組に反映していきます。

施策や事業を市民の視点で検証し、 成果に基づいた評価を行い、 その結果により明らかになった課題を速

やかに事業展開に反映するための仕組み( PDCAサイクル

) により、市民の満足度重視の市政運営を実現

していきます。

(2)施策事業・指標等の見直しと改善

相模原市総合戦略を総合計画とともに、 効果的かつ効率的に推進するため、 成果指標の達成度を明らかに

し、継続的な改善活動を実施します。効果的な施策・事業の実施に必要と認めるときには、事業や成果指標

を柔軟に見直し、又は新規に設定します。

PDCAサイクルによる施策と重要業績評価指標( KPI) の運用

(参考) 用語解説

小1ギャップ(5ページ)

「小 1 の壁」ともいい、小学校入学以前には保育園で遅い時間まで子どもを預かってもらえていたのに対し、 入学後は児童クラブなどを利用しても以前より預かり時間が短くなることにより、親( 特に母親) が働き方の変更 を迫られてしまうことを意味する。

コンパクトビレッジ構想(6ページ)

生活・福祉サービスを一定のエリア内に集め、周辺集落と交通ネットワーク等で結ばれた「小さな拠点」を集 落単位で構築し、生活に必要な生活サービス機能の確保や地域の活性化を目指すというもの。

重要業績評価指標(KPI)

Key Per f or manc e I ndi cat or の略称であり、総合戦略における「施策ごとの進捗状況を検証するために設定す る指標」を意味する。

PDCAサイクル

Pl an( 計画) – Do( 実施) – Check( 評価) – Ac t i on( 改善) の頭文字をとったものであり、4 つの視点をプロセス の中に取り込むことで、プロセスを不断のサイクルとし、継続的な改善を推進するマネジメント手法のこと。 Pl an- Do として効果的な総合戦略の策定・実施、Check として成果の客観的な検証、Ac t i on として検証結果を 踏まえた施策の見直しや総合戦略の改訂を行うことが求められる。

相模原市

総合戦略

Plan (計画)

Do (実行) Action

(改善)

Check (評価)

1 施策及び指標の設定

2 施策及び事業の実行

3 総合計画と一体的に進行管理

4 指標の見直し又は

再設定

(13)

‐ 1‐

相 模 原 市 ま ち ・ ひ と ・ し ご と 創 生 総 合 戦 略

発 行 平成28年2月

編 集 相模原市 企画財政局 企画部 企画政策課

T E L 0 4 2 - 7 5 4 - 1 1 1 1 (代表)

F A X 0 4 2 - 7 5 3 - 9 4 1 3 (代表)

(14)

相模原市ま ち・ ひと ・ し ご と 創生

人口ビ ジョ ン 概要版

(15)

1 人口ビジョンの 策定目的及び位置付け

「まち・ひと・しごと創 ⽣⻑ 期ビジョン」及び「まち・ひと・しごと創 総合戦略」の策定

(2014年12 月)

⼈⼝ 減少克服と 地 併せて う こ と に よ り 、 将来に わた っ て 活 あ る 本社会を 維持

する こ と を 目指す。

○ 2 0 6 0 年に 1 億程度の ⼈⼝ を 確保する こ と を 指す。

地 方

「地 ⽅⼈⼝ ビジョン」及び「地 版総合戦略」の策定に努める。 年度中) (2015

○ 地 ⽅⼈⼝ ビ ジョ ン ・・・各 治体の ⼈⼝ 動向・ 将来 ⼈⼝ 推計の 分析や中 期の 将来展望

○ 地 版総合戦略・・・各 治体の 2 0 1 5 年度 2 0 1 9 年度(5 か 年)の 政策 標・ 施策

相模原市まち・ひと・しごと創生人口ビジョン (以下「相模原市人口ビジョン」という。)

「相模原市まち・ひと・しごと創 総合戦略」 (以下「相模原市総合戦略」という。) て、まち におい ・ひ

と・しごと創 の実現に向けて効果的な施策を企画 案する上での基礎資料と して策定

※ 本市の将来 ⼈⼝⽬ 標は「相模原市総合戦略」において設定

○ 地 及び持続可能な都市経営を う た め に 指すべ き 将来の 向性や ⼈⼝ 予測を 提供

○ 国の 期ビ ジョ ン を 勘案し 、 2 0 6 0 年ま で の 将来予測

(16)

2 相模原市人口ビジョンの構成

2

序章 ⼈⼝ 問題に対する認識の共有 〜⼈⼝ 減少は必ず起きる

→今後、 ⼈⼝ 減少が 必ず起き る 理由を 分か り やすく 解説

第1章 相模原市の人口動向分析

→こ れま で の 人口推移及び将来人口推計か ら 本市が 抱え る 今後の 課題を 分析

第2章 相模原市 の意識分析

→転 ・ 転出者の 移動事由、 住居選択の 考え や市 が 暮ら し やすい と 感じ る 要因を 分析し 、 「 今よ り

も 暮ら し やすい 相模原市と する た め に は何が 必要か 」 を 整理

第3章 相模原市における 人口の将来展望

→序章か ら 第2 章ま で の 結果を 踏ま え 、 本市が 目指すべ き 政策の 方向性を 提示

→本市の 課題が 克服さ れた 場合の 人口シ ミ ュ レ ー シ ョ ン の 結果を 提示

(17)

3-1 相模原市の人口動向分析 (総人口の推移)

3

【 2010 年国勢調査に基づく相模原市の将来 ⼈⼝ 推計 (以下「 既存推計」という。) 結果】 の

○2060年の総 ⼈⼝ は、約54万2,000人となり、 ピーク 時の74%まで減少する。

○年少人口は5割強の減、 産年齢 ⼈⼝ は4割減となる一方で高齢者人口は7割増となる。

出典:1975年 2010年は国勢調査、2015年以降は既存推計

千人

1 2 1

1 3 6 1 2 9

1 0 9 1 0 2 1 0 0

9 8 9 4 9 1 8 5

7 8 7 2 6 7 6 4 5 9 5 4 4 9 4 4 2 8 4

3 3 3 3 8 4

4 4 8

4 8 7 5 0 3 4 9 8

4 8 1 4 6 6

4 5 6 4 4 9

4 3 3 4 0 7

3 7 1 3 4 2

3 1 7 2 9 4

2 7 0 1 8

2 5 3 4

4 4 5 8

7 8

1 0 5 1 3 8

1 7 2 1 9 1 1 9 9

2 1 0 2 2 4

2 4 0 2 4 3

2 4 1 2 3 6

2 3 0

4 . 2 5 . 1

6 . 2 7 . 2

8 . 9

1 1 . 5 1 5 . 0

1 9 . 4 2 3 . 6

2 6 . 1 2 7 . 4

2 9 . 4 3 2 . 1

3 5 . 5 3 7 . 8

3 9 . 4 4 0 . 8

4 2 . 3

0 . 0 5 . 0 1 0 . 0 1 5 . 0 2 0 . 0 2 5 . 0 3 0 . 0 3 5 . 0 4 0 . 0 4 5 . 0

0 1 0 0 2 0 0 3 0 0 4 0 0 5 0 0 6 0 0 7 0 0 8 0 0

年少 ⼈⼝ 産年齢 ⼈⼝ 高齢者人口 齢化率( 本市)

推計値

年少 ⼈⼝ :0歳 14歳

産年齢人口:15歳 64歳

高齢者人口:65歳以上

(18)

3-2 相模原市人口動向分析 (高齢者人口の推移)

4

○ 2060年の 齢化率は、 19.4%から 42.3%まで上昇する。

○2045 年頃、 齢者 ⼈⼝ のピークを迎える(2 43,498人)。

○高齢者人口の 67.8%が75歳以上の 齢者、市 の4人に1人が75歳以上となる。

1 3 . 1 1 2 . 5 1 1 . 7 1 0 . 8

1 0 . 1 9 . 6 9 . 4 9 . 2 8 . 9 8 . 4 8 . 0 6 7 . 5

6 3 . 9 6 2 . 3

6 1 . 8 6 0 . 6

5 8 . 3 5 5 . 0

5 3 . 0 5 1 . 7

5 0 . 8 4 9 . 7 1 9 . 4

2 3 . 6

2 6 . 1 2 7 . 4 2 9 . 4

3 2 . 1 3 5 . 5

3 7 . 8 3 9 . 4

4 0 . 8 4 2 . 3

0 % 2 0 % 4 0 % 6 0 % 8 0 % 1 0 0 %

年少⼈⼝ 産年齢⼈⼝ 高齢者人口

年齢3区分人口構成比の推移 高齢者人口と高齢者人口に占める75歳以上の割合

出典:2010年は国勢調査、2015年 以降は既存推計

0 % 1 0 % 2 0 % 3 0 % 4 0 % 5 0 % 6 0 % 7 0 % 8 0 %

0 万人 5 万人 1 0 万人 1 5 万人 2 0 万人 2 5 万人 3 0 万人

6 5 歳7 4 歳 7 5 歳8 4 歳 8 5 歳以上 7 5 歳以上の割合 高齢者人口ピーク

243,498人 75歳以上が

半数超え

(19)

3-3 相模原市の人口動向分析 (中山間地域を含む地区の総人口の推移)

5

○中山間地域を含む地区(津久井・相模湖・藤野)は、既に人口減少が始まっている。

○2060年には ⼈⼝ が7割減、 齢化率も60%を超える。

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80%

0人 100,000人 200,000人 300,000人 400,000人 500,000人 600,000人 700,000人 800,000人

年少人口 生産年齢人口 高齢者人口 高齢者人口の割合 相模原市

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80%

0人 5,000人 10,000人 15,000人 20,000人 25,000人 30,000人

年少人口 生産年齢人口 高齢者人口 高齢者人口の割合 津久井地区

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80%

0人 3,000人 6,000人 9,000人 12,000人 15,000人

年少人口 生産年齢人口 高齢者人口 高齢者人口の割合 相模湖地区

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80%

0人 3,000人 6,000人 9,000人 12,000人 15,000人

年少人口 生産年齢人口 高齢者人口 高齢者人口の割合 藤野地区

出典:既存推計

(20)

3-4 相模原市の人口動向分析 (出生数・死亡数の推移)

6

○出生数は、現在の6,000 程度から3,000 程度まで半減する。

○死亡数の増加により、 2040年以降は毎年6,000人弱の自然減となる。

出典:1965年 2010年は国勢調査、2015年以降は 既存推計

- 8 , 0 0 0 - 6 , 0 0 0 - 4 , 0 0 0 - 2 , 0 0 0 0 2 , 0 0 0 4 , 0 0 0 6 , 0 0 0 8 , 0 0 0

- 1 0 , 0 0 0 - 8 , 0 0 0 - 6 , 0 0 0 - 4 , 0 0 0 - 2 , 0 0 0 0 2 , 0 0 0 4 , 0 0 0 6 , 0 0 0 8 , 0 0 0 1 0 , 0 0 0

出生数 死亡数 自然増減

推計値

出 生 数 及 び 死 亡 数 自 然 増 減 数

(21)

3-5 相模原市の人口動向分析 (合計特殊出 率の推移①)

7

○ 本市の合計特殊出 率は、緩やかな上昇傾向であるが、 県内では低い水準にある。

○県内でも比較的高い水準にある県央地域と比較すると、その差は大きい。

出典:神奈川県衛統計年報、東京都衛統計年報 1.12

1.12

1.17 1.16

1.20 1.20

1.21 1.21

1.23 1.24

1.27 1.30

1.28 1.32 1.41

1.22 1.20 1.43

1.28

1 . 0 5 1 . 1 0 1 . 1 5 1 . 2 0 1 . 2 5 1 . 3 0 1 . 3 5 1 . 4 0 1 . 4 5

2 0 0 4 年 2 0 0 5 年 2 0 0 6 年 2 0 0 7 年 2 0 0 8 年 2 0 0 9 年 2 0 1 0 年 2 0 1 1 年 2 0 1 2 年 2 0 1 3 年

相模原市 横浜市 川崎市 厚木市 海名市 大和市 八王子市 町田市 全国平均 神奈川県

名市

相模原市 大和市

町田市 川崎市

八王子市 横浜市 厚木市 全国平均

神奈川県

(22)

3-6 相模原市の人口動向分析 (合計特殊出 率の推移②)

8

○ 合計特殊出 率が低い要因と して、25歳 34歳の 有配偶率が低いこと が挙げられる。

○有配偶者が持つ子どもの数は、他の地域と比較しても大き な差はない。

15歳 49歳 性の有配偶率(5歳階級別)

7 5 . 6 3

7 2 . 2 1 7 8 . 6 5

7 5 . 7 3

7 3 . 6 1

7 5 . 5 3

7 2 . 9 8 7 2 . 5 9

7 0 . 0 7 1 . 0 7 2 . 0 7 3 . 0 7 4 . 0 7 5 . 0 7 6 . 0 7 7 . 0 7 8 . 0 7 9 . 0 8 0 . 0

相模原市 横浜市 川崎市 厚木市 海名市 大和市 町田市 八王子市

15歳 49歳 性の有配偶出

合計特殊出率が県内でも 比較的高い水準にある県央 地域と比較しても差はない。

有配偶出率・・・有配偶の⼥⼦⼈⼝1 , 0 0 0 人に対する0 歳児人口の割合 0 歳児人口/1 5 歳4 9 歳の有配偶⼥⼦⼈⼝× 1 , 0 0 0

34.2 34.1 33.5 35.7 35.0

39.2

30.5 30.7 58.9

61.3 62.3 61.0

64.8

60.5

57.6 57.6

0 % 1 0 % 2 0 % 3 0 % 4 0 % 5 0 % 6 0 % 7 0 % 8 0 % 9 0 %

相模原市 横浜市 川崎市 厚木市 海名市 大和市 町田市 八王子市

1 5 歳1 9 歳 2 0 歳2 4 歳 2 5 歳2 9 歳 3 0 歳3 4 歳 3 5 歳3 9 歳 4 0 歳4 4 歳 4 5 歳4 9 歳

本市は出生の期待が大きい25歳 34歳の世代の有配偶率が低い。

(23)

3-7 相模原市の人口動向分析 (転入・転出の推移①)

9

○大学生世代は、転入超過であるが、卒業・就職とともに 転出超過となっている。

○2000 年以降、住宅購 世代が転出超過となっている。

0 . 8 5 0 . 9 0 0 . 9 5 1 . 0 0 1 . 0 5 1 . 1 0 1 . 1 5 1 . 2 0 1 . 2 5

04

↓ 59

59

↓ 1 01 4

1 01 4

↓ 1 51 9

1 51 9

↓ 2 02 4

2 02 4

↓ 2 52 9

2 52 9

↓ 3 03 4

3 03 4

↓ 3 53 9

3 53 9

↓ 4 04 4

4 04 4

↓ 4 54 9

4 54 9

↓ 5 05 4

5 05 4

↓ 5 55 9

5 55 9

↓ 6 06 4

6 06 4

↓ 6 56 9

6 56 9

↓ 7 07 4

(変化率)

(歳)

1 9 9 5 - 2 0 0 0 2 0 0 0 - 2 0 0 5 2 0 0 5 - 2 0 1 0

住宅購 世代の転出超過

就職世代の転出超過

大学生世代の転入超過

(年)

5歳階級別コーホート変化率の推移

(24)

3-8 相模原市の人口動向分析 (転入・転出の推移②)

10

○本市の移動の7割は東京圏。なかでも東京都及び神奈川県の移動数は突出している。

○移動が活発な若い世代(39歳以下)では、東京都への転出超過が顕著である。

出典:住基本台帳⼈⼝移動報告詳細分析表(2 012年 2013年の合 計)(内閣府) 相模原市

転 入 転 出 転出入超過数

東京圏

その他 合計

東京圏

その他 合計 合計

対 東京都

合計 年平均

神奈川県 東京都 埼玉県 千葉県 小計 神奈川県 東京都 埼玉県 千葉県 小計

2 0 歳未満 2 , 3 9 3 1 , 6 9 0 2 8 0 2 9 8 4 , 6 6 1 2 , 6 6 8 7 , 3 2 9 2 , 1 0 8 1 , 9 5 0 2 9 9 2 3 6 4 , 5 9 3 1 , 9 5 8 6 , 5 5 1 7 7 8 - 2 6 0 3 8 9 2 0 歳2 4 歳 2 , 3 6 4 1 , 9 1 4 4 0 9 3 3 6 5 , 0 2 3 3 , 4 3 0 8 , 4 5 3 2 , 3 2 1 2 , 7 8 6 3 7 4 3 7 9 5 , 8 6 0 2 , 0 7 4 7 , 9 3 4 5 1 9 - 8 7 2 2 6 0 2 5 歳2 9 歳 3 , 6 4 5 3 , 0 3 7 4 0 8 3 2 0 7 , 4 1 0 1 , 9 9 7 9 , 4 0 7 3 , 5 7 3 3 , 5 5 4 4 7 5 3 8 1 7 , 9 8 3 2 , 2 4 0 1 0 , 2 2 3 - 8 1 6 - 5 1 7 - 4 0 8 3 0 歳3 4 歳 2 , 8 7 4 2 , 2 6 0 3 1 2 2 6 3 5 , 7 0 9 1 , 3 9 5 7 , 1 0 4 2 , 6 8 7 2 , 7 5 8 3 3 3 2 7 8 6 , 0 5 6 1 , 5 7 0 7 , 6 2 6 - 5 2 2 - 4 9 8 - 2 6 1 3 5 歳3 9 歳 1 , 9 2 2 1 , 4 4 6 2 3 1 2 0 4 3 , 8 0 3 1 , 0 6 9 4 , 8 7 2 1 , 7 6 3 1 , 7 2 4 2 7 5 1 7 3 3 , 9 3 5 1 , 2 3 7 5 , 1 7 2 - 3 0 0 - 2 7 8 - 1 5 0 4 0 歳4 4 歳 1 , 2 9 7 9 0 3 1 6 7 1 0 2 2 , 4 6 9 8 0 3 3 , 2 7 2 1 , 1 4 4 1 , 0 3 0 1 3 6 1 0 6 2 , 4 1 6 8 3 8 3 , 2 5 4 1 8 - 1 2 7 9 4 5 歳4 9 歳 7 2 0 5 4 0 7 4 7 2 1 , 4 0 6 5 6 7 1 , 9 7 3 6 2 5 5 9 1 8 0 5 8 1 , 3 5 4 5 7 1 1 , 9 2 5 4 8 - 5 1 2 4 5 0 歳5 4 歳 5 3 1 3 8 2 5 5 5 0 1 , 0 1 8 4 1 2 1 , 4 3 0 4 4 7 4 6 3 6 1 3 9 1 , 0 1 0 4 1 6 1 , 4 2 6 4 - 8 1 2 5 5 歳5 9 歳 3 9 6 3 6 7 3 9 2 7 8 2 9 2 7 4 1 , 1 0 3 3 2 5 2 9 8 3 6 3 6 6 9 5 3 8 0 1 , 0 7 5 2 8 6 9 1 4 6 0 歳6 4 歳 5 0 5 3 9 1 5 0 3 2 9 7 8 2 6 4 1 , 2 4 2 3 6 4 3 3 2 4 9 4 6 7 9 1 4 6 1 1 , 2 5 2 - 1 0 5 9 - 5 6 5 歳6 9 歳 3 6 9 2 7 5 3 5 3 5 7 1 4 1 8 3 8 9 7 2 3 9 2 1 7 3 1 4 0 5 2 7 2 3 5 7 6 2 1 3 5 5 8 6 8 7 0 歳7 4 歳 2 3 0 1 8 8 2 6 2 1 4 6 5 1 3 2 5 9 7 1 9 7 1 5 3 1 6 1 9 3 8 5 1 4 9 5 3 4 6 3 3 5 3 2 7 5 歳7 9 歳 1 7 1 1 6 3 1 3 2 0 3 6 7 1 4 5 5 1 2 1 4 9 9 7 1 9 1 3 2 7 8 9 7 3 7 5 1 3 7 6 6 6 9 8 0 歳以上 3 0 7 3 3 3 5 0 3 9 7 2 9 3 1 1 1 , 0 4 0 2 2 1 1 9 3 2 7 3 2 4 7 3 1 5 9 6 3 2 4 0 8 1 4 0 2 0 4 合計 1 7 , 7 2 4 1 3 , 8 8 9 2 , 1 4 9 1 , 8 1 9 3 5 , 5 8 1 1 3 , 6 5 0 4 9 , 2 3 1 1 6 , 1 6 3 1 6 , 1 4 6 2 , 2 1 1 1 , 8 3 6 3 6 , 3 5 6 1 2 , 3 8 5 4 8 , 7 4 1 4 9 0 - 2 , 2 5 7 2 4 5

(25)

3-9 相模原市の人口動向分析 (転入・転出の推移③)

11

○転出超過地域は、東京23区及び本市より都心部に近い地域に集中している。

○ 隣接する町 市、 市も転出超過となっている。

○県央地域は、おおむね 転入超過となっている。

※ 2012年 2013年の転 数−転出数で表。 政令指定都市は区別に積算して表示 出典:住基本台帳⼈⼝移動報告詳細分析表(内閣府)

転 入 超 過 数 の 状 況 順 位 市 区 町 村 名

転   超 過 数

1位 228 2位 170 3位 109 4位 107 4位 107 6位 102 7位 94

8位 88

9位 84

10位 79 転 出 超 過 数 の 状 況

順 位 市 区 町 村 名

転   超 過 数

1位 - 386 2位 - 212 3位 - 153 4位 - 134 5位 - 119 5位 - 119 7位 - 115 8位 - 108 9位 宿 - 94 10位 - 92

(26)

4-1 相模原市 の意識分析 (人口移動に関する実態アンケート調査結果①)

12

○本市の ⼈⼝ 移動(転 ・転出・市内転居)の実態は、①仕事、②住居、③結婚・離婚で

ある。この3つの事由で全体の7割を超える。

Q 今回の移動(転 ・転出・市内転居)した理由の うち、もっとも きな理由は何ですか

出典:人口移動に関する実態アンケート調査 2.0

3.5

1.7

1.0

21.3

25.1

30.2

11.9

34.1

29.4

23.8

45.3

16.2

18.2

18.7

12.6

5.9

4.8

4.6

7.8

8.5

8.9

9.7

7.3

9.7

7.2

8.3

12.8

2.2

2.9

2.9

1.2 0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

合計n=1472

転入者 n=483

転出者 n=411

転居者 n=578

学業上の理由 職業上の理由 住宅を主とする理由 結婚・離婚のため

生活環境上の理由 親・子との同居・近居のため その他 無回答

(27)

4-2 相模原市 の意識分析 (人口移動に関する実態アンケート調査②)

13

○ 現在の居住地を選んだ理由は、 通勤・通学の利便性を重視。 個人の経済事情と通勤・

通学の利便性との兼ね合いで居住地を選択している姿がうかがえる。

Q 今回の移動(転 ・転出・市内転居)で現在のお住まいを選んだ理由は何ですか(複数回答)

0% 20% 40% 60% 80% 100%

通勤・通学に便利だから

親戚・親類が住んでいるから

友人や知人が住んでいるから

公園や緑豊かな自然環境が近くにあるから

子育てに適した環境だと考えたから

日常の買物に便利だから 公共交通の利便性が高いから

住宅取得価格や家賃が適当であったから

医療機関、福祉施設が充実しているから

周辺の街並み、景観がいいから

あらかじめ住居が用意されていたから

生まれ育ったところだから

治安がよく安心だと考えたから

行政サービスが充実しているから

その他

転入者 n=483 転出者 n=411 転居者 n=578

0% 20% 40% 60% 80% 100%

通勤・通学に便利だから

親戚・親類が住んでいるから

友人や知人が住んでいるから

公園や緑豊かな自然環境が近くにあるから

子育てに適した環境だと考えたから

日常の買物に便利だから 公共交通の利便性が高いから

住宅取得価格や家賃が適当であったから

医療機関、福祉施設が充実しているから

周辺の街並み、景観がいいから

あらかじめ住居が用意されていたから

生まれ育ったところだから

治安がよく安心だと考えたから

行政サービスが充実しているから

その他

職業上の理由 n=314 住宅を主とする理由 n=502 結婚・離婚のため n=238

出典:人口移動に関する実態アンケート調査

(28)

4-3 相模原市 の意識分析 (人口移動に関する実態アンケート調査③)

14

○転出者の うち、 現在の居住先以外の場所も検討した人は、54.3%である。

この うち、 42.2%が 相模原市を候補地と して検討している (転出者全体の2割程度)。

出典:人口移動に関する実態アンケート調査

42.2

0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0

検討した転出者 n=223

通勤・通学者 39.2%

非通勤・通学者 13.6%

不明 1.5%

通勤・通学者

30.2%

非通勤・通学者

11.4% 不明 1.5%

無回答 2.7%

n=411 検討した 54.3%

検討していない

43.1%

現在の居住先以外の検討状況(転出者) 現在の居住先以外に転居先と して検討した地域(転出者)

(29)

4-4 相模原市 の意識分析 (人口移動に関する実態アンケート調査④)

15

○ 本市は、 公園や自然環境が豊かであるというイメージが強い 一方で、就業の場の豊富さに

ついては、そう思うよりもそう思わない の意 が多い。

Q あなたの「相模原市のイメージ」はどうい うもの ですか

出典:人口移動に関する実態アンケート調査

22.4

4.3

14.1

19.7

13.7

23.2

18.6

19.3

11.0

10.8

12.6

11.8 24.1

4.9

9.0

14.4

10.9

20.2

22.4

20.0

10.2

12.2

9.0

9.2

0% 20% 40% 60% 80%

公共交通の利便性が高い

公園や自然環境が豊かである

子育て環境が充実している

スポーツが盛んである

医療・福祉が充実している

就業の場が豊富である

災害に強く、治安が良い

中心市街地に活気がある

教育環境が充実している

良好な住環境が整備されている

文化施設が充実している

行政サービスが充実している

転入者 転出者

そう思わない

33.7

60.2

15.7

12.4

19.5

11.2

17.2

25.9

12.6

28.0

18.2

11.2

38.4

67.4

20.0

16.8

29.0

16.3

18.7

29.4

15.6

34.5

28.5

25.5

0% 20% 40% 60% 80%

公共交通の利便性が高い

公園や自然環境が豊かである

子育て環境が充実している

スポーツが盛んである

医療・福祉が充実している

就業の場が豊富である

災害に強く、治安が良い

中心市街地に活気がある

教育環境が充実している

良好な住環境が整備されている

文化施設が充実している

行政サービスが充実している

転入者 転出者

そう思う

そ う 思う よ り も そ う 思わな

い 方が 割合が 高い 。

各設問と も 転出者の

方が そ う 思う と 回答

する 割合が 高い 。

住む こ と で 本市の 良

さ を 実感

(30)

4-5 相模原市 の意識分析 (相模原市 の暮らしに関するアンケート調査)

16

○各種アンケート調査や分析結果から市 の「暮らしやすさ」の要因を整理すると、大きく

3つに分類できる。

○多様な人間関係(つながり)が作り出 す暮らしやすさ

→暮らしやすいと 回答した人ほど、家族や親族、地域内外とのつながりが親密な

傾向がある。

活の利便性が作り出す暮らしやすさ

→暮らしやすいと 回答した ほど、施設や交通の利便性を く評価する傾向が

ある。

○経済上の悩み(不安)を取り除くことによる暮らしやすさ

→暮らしにくいと 回答した人ほど、収入や住まいといった経済上の悩みを有する

傾向がある。

アンケート 調査や分析結果から える市 の「暮らしやすさ」の要因

参照

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