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「相模原市広域交流拠点都市推進戦略」及び「相模原市広域交流拠点基本計画」の策定について

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(1)

相模原市広域交流拠点都市推進戦略 及び 相模原市広域交流拠点

基本計画 の策定に い

橋本 相模原両駅周辺を核 す 広域交流拠点 形成 向け 広域交流拠

点都市推進戦略 及び 広域交流拠点基本計画 を策定い しまし 別添

知 せい します

広域交流拠点都市推進戦略及び広域交流拠点基本計画に い

(1) 相模原市広域交流拠点都市推進戦略

橋本 相模原両駅周辺を核 す 広域交流拠点 ポテン ャ を生 し 更

都市力 向上を図 方策

(「) 相模原市広域交流拠点基本計画

広域交流拠点 ま く 基本方針や土地利用 交通 体系的 整備方

針を定 計画

パブリックコメントの結果に い

相模原市広域交流拠点都市推進戦略。案) 及び 相模原市広域交流拠点基本計

画。案) パブ ックコ ント結果 きまし 併せ 知 せい します

添付資料を 覧く い

結果等の公表

策定し 相模原市広域交流拠点都市推進戦略 及び 相模原市広域交流拠点基

本計画 パブ ックコ ント 結果 い 市 パブ ックコ

ント 結果一覧 い 公表い します

相模原市 発表資料

成 6 6 月 8 日

<担当課>

リニアまち くり課

TE1:04「-707-7047

(2)

「相模原市広域交流拠点都市推進戦略( 案) 」及び

「相模原市広域交流拠点基本計画( 案) 」に対する

意見と市の考え方

1 結果の概要

(1)意見募集の期間

平成26年3月17日∼平成26年4月16日

平成26年5月 1日∼平成26年5月16日 ( 再募集)

(2)提出者数 19人

(3)意見総数 98件

2 分類別意見数

分 類 意見数 目次

都市機能集積に関する意見 28 1 ∼

戦略・基本計画の位置付けや広域交流拠点の理念・将来像に関

する意見

1 8 5 ∼

環境への影響に関する意見 8 7 ∼

市財政への影響やインフラ整備等に関する意見 8 9 ∼

都市の魅力向上や活性化に関する意見 7 1 0 ∼

リニア中央新幹線計画に関する意見 6 1 1 ∼

都市構造や交通ネットワークに関する意見 5 1 3 ∼

リニア中央新幹線や圏央道整備による経済効果、需要予測に関

する意見

3 1 4 ∼

小田急多摩線の延伸に関する意見 3 1 4 ∼

まちづくりへの市民参加に関する意見 2 1 5 ∼

その他の意見( 整備計画の策定、用語の定義に関する意見等) 10 1 5 ∼

計 98

(3)

1

1 都市機能集積に関する意見 ( 28件)

通番 意見の要旨 市の見解

1

産業政策については政府の「成長戦略」に似て おり、市の独自性がない。これでは、国内外の 厳しい都市間競争にさらされることになり、展 望が生まれないのでは。

広域交流拠点都市推進戦略につきましては、将来的な社会 経済情勢の変化や首都圏南西部及び本市の特性、広域交流 拠点のポテンシャル等を踏まえ、考慮すべき特性や課題を 整理した上で策定しております。

具体的には、リニア中央新幹線と圏央道が交差し、産業軸 と研究軸・物流軸の交点に位置する地勢や既存の産業や多 様な大学等の集積、インキュベーション拠点の立地、安定 した地盤などの特性や、消費購買力の流出、業務機能集積、 昼間人口拡大等の課題を踏まえた戦略として策定してお ります。

2

世界に一つしかない実験施設等をつくること でニッチな産業の活性化が図れるのでは。

広域交流拠点都市推進戦略 第2章「首都圏南西部の広域 交流拠点をめざして」の「( 1) 将来的な社会経済情勢の変 化」では、来訪観光客数の増加など、アジア地域内で人的 交流の拡大が進んでいることや、国内でも羽田・成田空港 発着枠拡大など航空市場に変化が起こっている状況を述 べております。

こうした国際的な人的流動を人や企業に選ばれる都市づ くりに結び付けていくため、広域交流拠点の理念と将来像 には「未来を拓く さがみはら新都心」を掲げ、「広域交 通網を生かしたアジア・世界のゲートウェイとしての情 報・人材・文化の交流、集積」を図るものとしております。 このような情勢を踏まえ、第3章「広域交流拠点都市推進 戦略」の「( 3) 戦略のメインストーリー」における「ア 産 業交流拠点形成戦略」では、以下を取組の方向性としてお ります。

・国内外との交流による産業のイノベーション拠点

・宇宙開発やロボット産業等を核とした交流拠点

・我が国を代表する都市インフラの輸出発信拠点

・多彩な産業のインキュベーション( 起業) 拠点

こうした戦略の実現に向けて、「誘致や整備が必要となる 施設の例」として、

・産業技術や宇宙科学、都市インフラ等に関する展示・体 験学習施設・ミュージアム等

・講演会や国際的なシンポジウム等の開催が可能なホール

・国際会議場

・企業の技術の展示場、ショールーム等

を挙げており、戦略に基づく取組の実現に向けて、今後、 具体的な事業や誘致・整備方策等を検討してまいりたいと 考えております。

「宇宙開発やロボット産業等を核とした交流拠点」の取組 の方向性においては、J AXA や宇宙関連産業の立地、「さが みロボット産業特区」の制度を活用し、宇宙科学やロボッ ト産業に関する研究者が研究・ビジネスの機会を求めて集 う拠点や、大学や研究機関等との連携により、研究者、技 術者の育成や社会教育などの観点から市民や来街者が宇 宙やロボット等をキーワードとして多様な交流・活動が可 能な拠点づくりを図ることとしております。

また、神奈川県の水がめである水源地の豊かな自然、相模

3

製造業の集積を生かした「産業博物館」をつく

り、普段見ることのできないものづくりの過程 を実物を見ながら知ることができるようにし ては。

4

津久井地域の木材を生かして木造の公共建築 をつくり、環境と産業のバランスの取れた持続 性のある発展と、そこから新たな事業の創出を インキュベーションする方向を明らかにして、 事業誘致を推し進めるべき。

5

「産業交流拠点」「国際コンベンション施設」

「研究・教育機関」「起業支援施設」について は「ものづくり」をキーワードに壁を取り払い、 ものづくりに関わる人々が集い、交流し、意見 を交わすことで製造依頼、新製品の共同開発、 就職・転職・起業を促す空間とすべき。

6

相模原が乗り換え場所としてのハブシティに

過ぎないのであれば、どこに国際化の契機があ り、コンベンションホールなどをつくる必要が あるのか。何にどう働きかけることで「アジ ア・世界のゲートウェイ」としての役割を果た すのか。

ハブ機能を「集積」−「製造」−「再発送」す る場所と捉え、獲れたての農産物が集積し、加 工を市内で行い、大消費地へ発送するなど、野 菜工場が都市農業として成り立つ可能性もあ る。

7

国際コンベンション施設は利益を出すことが かなり難しいと考えられるほか、同様の施設も あちこちにあり、人口が減少傾向にあるため検 討し直してほしい。

8

海外観光客や国際会議等の集客のため、カジノ を誘致しては。

9

「さがみロボット産業特区」に関する具体的な 記述がない。

(4)

2

原台地の安定した地盤など、本市の特性や魅力を生かした 産業振興やまちづくりを検討してまいりたいと考えてお ります。

10

「国際コンベンション施設」は駅前とせず、キ ャンプ淵野辺留保地に建設する中央区体育館 を会議場、コンベンションホールに転換可能な 設計とし、J AXA 相模原キャンパスとの近接性を 生かして、宇宙科学、宇宙工学関連の国際会議、 学会誘致を図るべき。

既存施設の活用や J AXA をはじめとする様々な機関等との 連携を含め、施設の誘致や整備、具体的な機能等について、 今後検討してまいります。

11

相模原駅周辺地区の機能として、J AXA と連携し た宇宙体験ゾーンや関連技術を提供している 市内企業の PR ブースの設置などを検討してほ しい。

広域交流拠点基本計画 第6章「相模原駅周辺地区のまち づくり方針」の「1 まちづくりコンセプト」の「産業・ 文化創造のまちづくり」において、業務・研究開発、コン ベンション機能、新産業に対する支援機能のほか、行政機 能、文化交流機能や情報発信機能等の誘致や集積等による まちづくりを進めるとしていることから、今後、具体的な 事業や誘致・整備方策等を検討してまいりたいと考えてお ります。

12

海外との連携について、市としてどの国と積極 的にかかわるかのビジョンが必要である。リニ アで東京に近くなる立地を有効に活用し、大使 館を積極的に誘致して他市と差別化を図るべ き。

広域交流拠点の理念と将来像につきましては「未来を拓く さがみはら新都心」を掲げ、「広域交通網を生かしたアジ ア・世界のゲートウェイとしての情報・人材・文化の交流、 集積」を図るものとしております。

広域交流拠点都市推進戦略 第3章「広域交流拠点都市推 進戦略」の「( 3) 戦略のメインストーリー」における「イ 中枢業務拠点形成戦略」では、「複合的な行政機能拠点」 として PFI 等の手法により、駅周辺部に国の機関等を含め た行政機能集積を図ることを取組の方向性としておりま す。

また、「( 4) 広域交流拠点に求められる機能の考え方」に おける「ウ 橋本・相模原両駅周辺地区の将来像」では、 相模原駅周辺地区の機能集積の方向性・将来像を「安心と ゆとりのある文化・行政が集積する中枢業務拠点」とし、 相模総合補給廠の一部返還予定地を生かし、多様な交流機 能を備えた新市街地の形成や、共同使用区域のオープンス ペースを活用したスポーツレクリエーション、広域防災拠 点としてのまちづくりを進めることとしています。 さらに、市役所をはじめとする行政機関の最寄駅となって いることや小田急多摩線の延伸構想を踏まえ、市の行政・ 中枢業務拠点としてさらなる公的機能集積や業務機能の 集積を図るほか、コンベンション機能や新産業の支援機 能、スポーツ・アート等の文化交流機能の集積を図りたい と考えております。

こうした戦略に基づき、広域交流拠点基本計画 第6章「相 模原駅周辺地区のまちづくり方針」の「2 土地利用方針」 では、相模原駅北口側に以下のゾーン形成をするものとし ています。

・業務・行政施設等の「業務系複合ゾーン」の形成

・商業・宿泊・コンベンション施設等の「交流系複合ゾー ン」の形成

・健康維持・増進施設やインキュベーション施設などの「産 業支援ゾーン」の形成

また、「3 駅前空間整備方針」の「具体的な取組の方向 性」において、「キス&ライド、パーク&ライド施設の整 備( 駐車場等) による公共交通の利用促進」を挙げておりま す。

具体的な事業や誘致・整備方策等については、今後検討し

13

相模総合補給廠一部返還地 15ha には様々な行

政のオフィスを集め、美術館と博物館、サッカ ー場を PFI 事業でつくり、民間施設は原則つく らないこととして行政が直ちに実行すべき。

14

相模総合補給廠一部返還と連携して、商業・業

務系土地利用を図り、相模原駅を中心としたエ リアの活性化を図ってほしい。そのため、駐車 場・駐輪場整備や魅力ある店舗の誘致が必要で ある。

15

相模総合補給廠一部返還地 15haのうち、どれ だ け を 行 政 が 使 い 、 ど れ だ け を 民 間 が 使 う の か。その線引きは。

(5)

3

てまいりたいと考えております。

16

「スポーツ・アート等の文化交流機能」は藤野

芸術の家や J AXA 広報スペースなどの市内各種 施設のサテライト( ゲートウェイ) 、「気軽な体 験型施設」としては。

広域交流拠点都市推進戦略 第3章「広域交流拠点都市推 進戦略」の「( 3) 戦略のメインストーリー」における「ウ 交流・生活人口拡大戦略」では、「文化や躍動感の源とな る広域的スポーツ・アート交流拠点」の形成を取組の方向 性としております。

こうした戦略の実現に向けて、「誘致や整備が必要となる 施設の例」として、

・屋外または屋内競技場、トレーニング・センター等

・スポーツ、レクリエーション等に係る公共施設

・芸術の展示・交流施設( 美術館、ギャラリー、イベント スペース等)

・アート創作体験施設

・「アーティスト・イン・レジデンス 」事業拠点( 若手ア ーティスト等の創作・情報発信拠点)

・講演会や国際的なフォーラム、シンポジウム等の開催が 可能なホール・国際会議場

・シティホテル、サービスアパートメント等

・まちづくりに関わる市民や団体の活動・交流施設

を挙げております。

相模原駅周辺地区の機能集積の方向性につきましては、

「( 4) 広域交流拠点に求められる機能の考え方」の「ウ 橋 本・相模原両駅周辺地区の将来像」において「安心とゆと りのある文化・行政が集積する中枢業務拠点」を相模原駅 周辺地区の将来像として、相模総合補給廠の一部返還予定 地を生かし、多様な交流機能を備えた新市街地の形成や、 共同使用区域のオープンスペースを活用したスポーツレ クリエーション、広域防災拠点としてのまちづくりを進め ることとしています。

さらに、市役所をはじめとする行政機関の最寄駅となって いることや小田急多摩線の延伸構想を踏まえ、市の行政・ 中枢業務拠点としてさらなる公的機能集積や業務機能の 集積を図るほか、コンベンション機能や新産業の支援機 能、スポーツ・アート等の文化交流機能の集積を図りたい と考えております。

また、災害時・緊急時の対応や環境への配慮につきまして は、広域交流拠点基本計画 第6章「相模原駅周辺地区の まちづくり方針」の「1 まちづくりコンセプト」におい て、「環境共生・人の暮らしに配慮したまちづくり」及び

「安全・安心のまちづくり」を挙げております。

このような戦略や基本計画に基づく取組の実現に向けて、 今後、具体的な事業や誘致・整備方策等を検討してまいり たいと考えております。

17

美術館は子どもから高齢者までの多くの市民 と地域社会を結びつける運営を図り、広域から 来館者を得ることを目指す。実績のある市内企 業を活用するなどして主に映像コンテンツを 収蔵し、各地の美術館等でも公開し、独自の展 示や催事を随時展開する運営によって世界各 地の美術館や美術研究家とつながる仕組みと すべき。

また、東京国立近代美術館フィルムセンター相 模原分館との連携や、大学の「映画学科」のサ テライトキャンパス併設、アニメなど映像文化 の公開、製作による国際イベントの開催なども 考えられる。

18

名古屋・大阪・東京とくらべると街の魅力は劣 っている。その様な中で、トリエンナーレ( 芸 術) や自転車競技・トライアスロンなど山や川 や湖が近くにある立地を生かしたイベントの 育成を図り、「〇〇のメッカ相模原」と言われ る取組を行うべき。

19

サッカー場は3万人規模を想定し、観客席下の 有効活用を考え、駐車場は運営上の最低限度に 抑え、サブグランドも用意し( 地元チームの練 習場が併設されることも可能) 、FI FA の要求す る設備内容をできるだけ実現して国際的な試 合が可能となるようにつくるべき。

20

LCCでバンコクやシンガポール、上海、北京 やソウルから弾丸ツアーを組んで羽田空港に やってくる各国のサポーターは品川からリニ ア新幹線を利用するので、相模原スタジアムは 横浜やさいたま、国立競技場などより海外から の距離が最も近い競技場となりうる。

21

補給廠の返還予定地には2万から3万人収容 可能な球技専用スタジアムを建設すべき。相模 原市民が地元チームを応援するために共に集 える場所になれば、郷土意識も高まり相模原の 発展のシンボルに成る。

リニアモーターカーの効果と相まって、試合日 には他県からも大勢のサポーターが相模原に やって来る。鳥栖市のように、地方の駅前にス タジアムを建設している事例を参考にしてほ しい。

22

相模原駅前に球技専用スタジアム( 競技場) を 建設してほしい。

駅前・屋根付きで神奈川県・東京都で一番の観 客数を集められる規模としてほしい。

隣接地には福島のJビレッジのようなトレー ニング施設( 災害時・緊急時に自衛隊・米軍が 利用可能) を設置し、オリンピックを誘致すべ き。

施設は太陽光・雨水利用など環境に配慮し、災

(6)

4

害時の防災施設・備蓄倉庫・避難所機能も備え、 地域イベントやフリーマーケット・企業の展示 会、大規模な会議・学会発表などにも利用でき る機能を持たせてほしい。

23

神奈川県内には観戦環境に優れたスポーツ観 戦施設がないことから、スポーツ・アート交流 施設について、共同利用地にスポーツ・レクリ エーションエリアのみならず、興行と観戦、ホ スピタリティを重視したスポーツ施設、特に球 技専用競技場を設置してほしい。

また、競技場がコンベンション施設や宿泊施設 などとの連携、一体整備によって、Jヴィレッ ジやJ−STEPといったナショナルトレー ニングセンターに匹敵するスポーツの一大拠 点としての機能を得てほしい。

24

遊園地や農業テーマパーク、動物園など、日本 一のテーマパークを誘致しては。

25

緑区の自然環境を観光資源として生かすべき。 滞在型リゾート施設や国際会議の滞在拠点な どのほか、サナトリウムや人間ドックなど、医 療・福祉関係の施設誘致も検討すべき。

広域交流拠点都市推進戦略 第3章「広域交流拠点都市推 進戦略」の「( 3) 戦略のメインストーリー」では「ウ 交流・ 生活人口拡大戦略」として「少子・高齢社会に対応した医 療・福祉・多世代共生の拠点」を掲げ、取組の方向性とし て以下を挙げております。

・医療施設や福祉施設など、今後、少子・高齢社会の進行 によって利用ニーズの高まりが想定される機能の集約に より、歩いて暮らせる都市構造への転換を図る。

・高次の地域医療水準の確保や水源地の自然を生かした滞 在型医療ツーリズムの推進等により、国内外から診療や 滞在、研究のために人々が来訪する拠点の形成や国際会 議等の誘致を図り、医療に関する国際的な交流機能を確 保する。

・様々な世代が共生、交流するまちづくりを進めることで、 生活文化の香りが高く、暮らしの豊かさを享受できる都 市づくりをめざす。

また、広域交流拠点基本計画 第6章「相模原駅周辺地区 のまちづくり方針」の「2 土地利用方針」では、相模原 駅北口側に以下のゾーン形成をするものとしています。

・業務・行政施設等の「業務系複合ゾーン」の形成

・商業・宿泊・コンベンション施設等の「交流系複合ゾー ン」の形成

・健康維持・増進施設やインキュベーション施設などの「産 業支援ゾーン」の形成

こうした取組の実現に向けて、今後、具体的な事業や誘 致・整備方策等を検討してまいりたいと考えております。

26

生き生きと健康に暮らし、育児、介護、買い物、

食事、病院や学校などのほか、公園や緑で遊び 集う場がほしい。大型店ばかり目立つマンショ ン林立の街にしてほしくない。

27

相模原駅北口には市民病院や高齢者施設、保育 所を市が整備すべき。企業や他市からの来訪者 のためのまちづくりは反対。

28

橋本駅南口は全面公園にしてほしい。緑豊かな 広域避難場所としての機能を確保し、年に何度 かのお祭りなどができるように。

駅前空間の整備においては、リニア駅の設置による乗降客 の増加や駅勢圏の拡大に伴う広域的な交通結節点として の機能の充実を図るとともに、広域交流拠点の「顔」とし ての機能や、人が集い、ゆとり・潤い・憩いのある空間形 成を図ります。

(7)

5

2 戦略・基本計画の位置付けや広域交流拠点の理念・将来像に関する意見 ( 18件)

通番 意見の要旨 市の見解

29

「戦略」「計画」との二つに分かれているが、 内容は共通するものが多く、何のために分けて 策定したのか分からない。

本市ではリニア中央新幹線の建設や圏央道の開通、相模総 合補給廠の一部返還・共同使用、小田急多摩線の延伸など、 様々な大規模プロジェクトが進行しています。

広域交流拠点都市推進戦略につきましては、こうした大き なポテンシャルを生かし、橋本・相模原両駅周辺の一体的 なエリアを首都圏南西部全体の持続的な成長の源泉とな る広域交流拠点として整備し、さらなる都市力の向上に結 びつけるための方策を定めるものです。

広域交流拠点基本計画につきましては、戦略に定める方策 を具体化するため、橋本・相模原両駅周辺を核としたまち づくりの方針や、土地利用、交通などの体系的な整備方針 を策定するものであり、独立した計画として策定しており ます。

こうした戦略・基本計画案につきましては、各部署との議 論や調整を重ねながら取りまとめております。

30

戦略と計画の関係が分かりにくい。また、市役 所内各部署との調整はできているのか。

31

相模総合補給敞一部返還地等のかなりの部分 は米軍との共同利用区域であり、有事の際は米 軍が使用すると言われている。これは大きな不 確定要因である。計画の前提に相当大きなブレ があり、計画の与件が成り立っているとはいえ ないのでは。

広域交流拠点都市推進戦略 第3章「広域交流拠点都市推 進戦略」の「( 4) 広域交流拠点に求められる機能の考え方」 における「ウ 橋本・相模原両駅周辺地区の将来像」では、 共同使用区域のオープンスペースを活用したスポーツレ クリエーションや広域防災拠点としてのまちづくりを掲 げております。

相模総合補給廠の共同使用区域につきましては、今後の相 模原駅周辺のまちづくりにおいて大きな要素を占めるこ とから、返還等の実現に向けて着実な取組を進めていくと ともに実情に即した広域交流拠点の形成が図られるよう 努めてまいります。

32

この計画がどこまで実現するか不透明。仮に実 現するとして、市民の「くらし」( 福祉・防災・ 教育・雇用・環境) は良くなるか。土地区画整 理が長期にわたって行われ、居住や営業が阻害 され、市民の暮らしは物理的に排除されていく ことになるのでは。また、税・公共料金負担、 公共サービスの後退で経済的にも市内に住み 続けられなくなるのでは。

人口の減少や少子高齢社会の進展が予想される中、将来に わたって市民福祉の向上を図るためには、財政力をはじめ とする都市力を向上させる必要があると考えております。 そこで、広域交流拠点のまちづくりに取り組むことで、新 たな成長の源泉を形成していく必要があると考えており ます。

具体的な事業や誘致・整備方策等につきましては、戦略や 基本計画に基づき、需要に応じた施設規模や他地域の類似 施設の動向等を踏まえながら今後検討してまいります。

33

高齢化の進行に伴い、後期高齢者医療、介護保

険、生活保護の増加、独居高齢者問題など、山 積する課題にどのように対処するのか。そのよ うな中、広域交流拠点の計画を進めるのか。

34

相模総合補給廠返還予定地はリニアの全貌が

明らかになるまで跡地利用案を保留すべき。ホ ームタウンチームや他地域類似施設の建設動 向・老朽化の状況、将来情勢等を見据えて慎重 に検討してほしい。

35

広域交流拠点を形成するのにこれほどの機能 と施設が必要とは思えない。

36

戦略には「広域交通網を生かしたアジア・世界 のゲートウェイとしての情報・人材・文化の交 流、集積」等が掲げられているが、なぜ、この ような都市をめざさなければならないのか。

(8)

6

37

「社会情勢の変化を踏まえた都市づくり」は広

域交流拠点の計画とマッチしていないのでは。 市民は大型施設開発を望んでいるのか。夏の大 島のにぎわい、相原高校散策会のにぎわい、宮 ヶ瀬湖畔のふれあいの館、津久井の水源の山、 他市にない魅力をアップさせればきっと人が 集まってくる。リニア開通、小田急多摩線延伸 を過大評価しない方が賢明では。

38

目標となる数値、時間などが記載されておら ず、スケジュール感、実現性に乏しい戦略、計 画だと思う。

広域交流拠点基本計画 第7章「基本計画の推進に向けて」 の「1 広域交流拠点の整備スケジュール」において、橋 本・相模原両駅周辺整備に関する概ねのスケジュールを示 しております。

具体的な整備事業、整備スケジュール、需要に応じた施設 規模等につきましては、今後策定に着手する整備計画にお いて検討を行ってまいります。

39

「広域交流拠点都市推進戦略」の「都市」は必 要ないのでは。

広域交流拠点のまちづくりを持続的な成長の源泉として、 本市全体で将来にわたって圏域全体をリードする都市を 築いていくという姿勢を込め、「広域交流拠点都市推進戦 略」としております。

40

自らが内側から手持ちの材料でどうにかしよ うというより、何かを外側から与えられること に期待する依存型の計画になっている。

本市では、リニア中央新幹線の建設や圏央道の開通、相模 総合補給廠の一部返還・共同使用、小田急多摩線の延伸な ど、様々な大規模プロジェクトが進行しており、広域交流 拠点都市推進戦略は、こうしたポテンシャルや本市が有す る特性を最大限に生かすことで、さらなる都市力の向上を 図ることを目指しております。

41

全般ににぎわい(経済)についての考察に乏 しく残念に思う。「北のゲート」、中核都市、 政令市として商業ヴィジョンをこの計画の下 に推進することに言及すべき。

本市では、産業の集積や立地の促進、新しい時代を見据え た商業政策を戦略的、総合的に定める「(仮称)新・産業 振興ビジョン」の策定に向けた検討を開始しております。 このビジョンを策定する過程において、広域交流拠点推進 戦略及び広域交流拠点基本計画と整合を取りながら、本市 商業の目指すべき姿を定め、その実現に向けた方策を検討 してまいりたいと考えております。

42

基本計画の対象エリアは広く、国道 16 号や 129 号、J R 横浜線などの分断要素があって域内の交 通アクセスが悪いため、エリアを一括りにして 計画を立てるのは難しいのでは。

橋本・相模原両駅周辺の一体的なエリアにおける「広域交 流拠点」の形成においては、様々な圏域からの交通網が交 差する内陸ハブシティとしての役割を果たすため広域的 な見地から交通ネットワークの検討を実施しております。 また、広域交流拠点形成の基本方針として両駅周辺が相互 に魅力を高め合う一体的な広域交流拠点の形成に向け、両 駅間の交通軸の強化を図ることとしております。

43

以前には、「人と企業が集まるまち」という、 ( 賛否は別として) 「わかりやすい」目標が掲げ られていましたが、これは見当たらない。なぜ、 このような表現がなくなったのか。

「人や企業に選ばれるまちづくり」の理念につきまして は、「新・相模原市総合計画」等で掲げられているとおり、 市政全体の政策やまちづくり等に係る理念となっていま す。

広域交流拠点都市推進戦略におきましても、この理念の実 現を目指し、本編に記載がありますが( 39 頁、40 頁) 、広 域交流拠点の理念と将来像としましては、「未来を拓く さがみはら新都心」を掲げております。

44

戦略の理念と将来像で「… 首都圏南西部全体の 持続的な成長の源泉」と、依然として首都圏へ の一極集中と拡大への期待が基調となってい るがよいのか。東京への一極集中は進むとして も、圏域的には縮小し、首都圏における相模原 市の位置も周辺都市化が進むと見るべき。長期 計画作成に当たっては、東京依存でなく自立都

「首都圏南西部全体の持続的な成長の源泉」という理念に つきましては、将来的な首都圏の人口減少やさらなる東京 一極集中の進行が予想される中、近隣自治体を含めた「首 都圏南西部」全体が自立した成長を実現できるよう、圏域 全体の成長の源泉となる広域交流拠点の形成を目指すも のです。

(9)

7

市化を志向すべき。

45

「都市の“ 成長” 」を夢見るのではなく、すぐ 先に見えている少子高齢化( 介護問題など) 、環 境・エネルギー問題( 地球温暖化、脱原発、自 然エネルギー開発や森林と水源保全) 、南海ト ラフなど巨大地震を踏まえた防災問題、食料自 給率など食糧安保、雇用問題などの地域からの 解決に向けた政策・計画をこそ優先すべき。

広域交流拠点基本計画 第3章「本市を取り巻く社会経済 情勢の変化と都市づくりの課題」において、「2 社会経 済情勢の変化を踏まえた都市づくり」として、「( 1) 『都 市化社会』から地域の個性や魅力を生かした都市づくりへ の転換」「( 2) 『拡散型都市構造』から『歩いて暮らせる 集約型都市構造』への再編」「( 3) 環境と共生した『低炭 素・循環型』の都市づくり」を掲げ、こうした視点を念頭 に、広域交流拠点形成の基本方針や橋本・相模原両駅周辺 のまちづくり方針を策定しております。

防災の視点につきましては、「( 5) 『防災・減災社会』の 実現」において、大規模地震による被害、局地的な集中豪 雨による土砂災害や浸水被害などに対して、被害を可能な 限り最小化する「減災」の考え方を取り入れた総合的な防 災対策が求められるものとしております。また、第4章「広 域交流拠点形成の理念と方針」の「2 広域交流拠点形成 の基本方針」において、「エ 広域防災拠点としての役割」 として、広域的な防災拠点機能を備えたまちづくりなど、 安全・安心のまちづくりに取り組むことを掲げておりま す。

食料問題につきまして、現在国では「食料・農業・農村基 本計画」において、平成 32 年の食料自給率を 50%まで引 き上げることを目標に掲げています。

こうした中、市ではこれまで、農業経営の安定強化を図る 観点から、地場農産物のブランド化の促進や担い手への農 地の集積など、地域農業の活性化を進めています。 今後についても、新規就農者など担い手の確保・育成や、 農業の6次産業化の促進など、持続可能な特色ある都市農 業の仕組みづくりに取り組んでまいりたいと考えており ます。

雇用対策につきましては、市が独自に設置いたしました就 職支援センターにおきまして、求人開拓、キャリアカウン セリング、求職者支援講座など「無料職業紹介事業」を行 なうとともに、ハローワークや就職支援センターなど4つ の就労支援機関を集約した「相模原市総合就職支援センタ ー」を運営し、きめ細かな就労支援にあたっているところ でございます。

あわせて、新卒未就職者、ニート・フリーター等に対する 就労支援などにも取り組んでいるところでございます。

46

地域の個性や魅力を生かした都市づくりなど

により、昼間人口を増やすべきである。

本市は就業者に占めるオフィスワーカーの比率が低く、企 業の本社等の事業所も少ないなど、都市規模に比して業務 機能の集積が低く、「ベッドタウン」としての特徴を有し ています。

居住者の暮らしの質の向上と併せ、通勤者や来街者、企業 が活動する都市として、昼間人口の拡大による昼間もにぎ わうまちづくりに取り組みたいと考えております。

3 環境への影響に関する意見 ( 8件)

通番 意見の要旨 市の見解

47

長期計画でありながら、計画期間である 40 年 後の変化( たとえば人口減と年齢構成の変化地

広域交流拠点基本計画 第3章「本市を取り巻く社会経済 情勢の変化と都市づくりの課題」において、「2 社会経

(10)

8

球環境の温暖化による深刻な影響など) をどう 取り込んでいるのかわからない。

済情勢の変化を踏まえた都市づくり」として、「( 1) 『都市 化社会』から地域の個性や魅力を生かした都市づくりへの 転換」「( 2) 『拡散型都市構造』から『歩いて暮らせる集約 型都市構造』への再編」「( 3) 環境と共生した『低炭素・循 環型』の都市づくり」を掲げております。

( 1) では都市に人口や産業が集中し、都市が拡大するこれ までの「都市化社会」から、地域の個性や魅力を生かし、 質 の 充 実を 目 指す 都 市づく り へ と転 換 して い くこと が 求 められるものとしております。

( 2) では今後の少子高齢社会に対応し、多くの人々にとっ て暮らしやすい「歩いて暮らせる集約型都市構造」への再 編が求められるものとしております。

( 3) では自然環境の保全・管理を通じた環境と共生する都 市づくりを進めるとともに、省資源・省エネルギーの取組 や再生可能エネルギーの利活用などにより、環境負荷の少 ない低炭素・循環型の都市づくりを行うことが求められる ものとしております。

こうした視点を念頭に、リニア中央新幹線が大阪まで開通 する 2045( 平成 57) 年度を目標年次とした概ね 30 年間を見 据え、広域交流拠点形成の基本方針や橋本・相模原両駅周 辺のまちづくり方針を策定しております。

48

「持続性のある循環型社会の構築」に市が取り 組んでいることを世界に発信すべき。

49

水源地・森林の保全の価値を重視し、緑区の環 境を破壊するリニア中央新幹線、車両基地、大 規模変電所などの設置を拒否すべき。

リニア中央新幹線の建設に係る環境への影響につきまし ては、現在、J R 東海による環境影響評価の手続が進めら れているところであり、本年2月には神奈川県知事に対し て市長の意見を提出するとともに、3月には、こうした自 治体からの意見を踏まえ、J R 東海に対して県知事からも 意見が提出されたところでございます。

市としましては、リニア中央新幹線や関連施設の建設が市 民生活や自然環境に支障を来すことのないよう、万全の環 境保全対策、安全性の確保を J R 東海に求めてまいります。

50

「環境影響評価準備書」に対して 92 項目にわ

たる意見を提出している状況であるとともに、 リニア駅の建設によって相原高校の教育環境 が脅かされ、車両基地、変電施設の建設で小・ 中学校の教育環境や地域の分断などの影響が ある。リニア計画をまちづくりの基本に据えよ うとしている基本計画、戦略に反対である。

51

相模総合補給廠一部返還地 15ha の土地利用計

画は緑地を多くとり、車寄せではなく緑豊かな 都市森林を展開し、歩車分離が行われ、水が流 れ、アートな感覚があふれる彫刻等が置かれ、 環境教育施設などが作られる「潤水都市さがみ はら」を掲げる相模原の表玄関にふさわしい景 観とすべき。

広域交流拠点基本計画 第6章「相模原駅周辺地区のまち づくり方針」の「1 まちづくりコンセプト」では、「環 境共生・人の暮らしに配慮したまちづくり」を掲げており、

「オープンスペースの積極的な創出を誘導し、都市内緑化 の推進を図る」こととしています。

こうした視点を念頭に、緑化施設や修景施設などの景観に ついて検討してまいりたいと考えております。

52

建物全周の壁面緑化、ぺデストリアンデッキ上 の屋上のビオトープ化/ 屋上庭園化など、補給 廠一部返還地で「潤水都市」を訴求すべき。

広域交流拠点基本計画 第4章「広域交流拠点形成の理念 と方針」の「2 広域交流拠点形成の基本方針」における

「イ 低炭素型のまちづくり」の「具体的な取組の方向性」 では以下の項目を挙げております。

・駅前空間における緑化施策など環境空間の創出

・施設建築物における屋上緑化や壁面緑化等の推進 こうした視点を念頭に、緑化施設の配置等について検討し てまいりたいと考えております。

53

広域交流拠点として機能していくためには、

・省エネルギー、省 CO

2、省コストの実現

・東日本大震災以降、エネルギーセキュリティ の向上や節電といった課題に対し、人々が安全 安心に過ごすことができる環境を提供してい くこと( 非常時にもエネルギー供給が継続さ れ、都市機能が維持されること) が重要だと考

広域交流拠点基本計画 第3章「本市を取り巻く社会経済 情勢の変化と都市づくりの課題」の「2 社会経済情勢の 変化を踏まえた都市づくり」では、「( 3) 環境と共生した

『低炭素・循環型』の都市づくり」「( 5) 「防災・減災社 会」の実現」を掲げております。

このような視点を踏まえ、第4章「広域交流拠点形成の理 念と方針」の「2 広域交流拠点形成の基本方針」におけ

(11)

9

える。

従来の大型・集中型供給システムは供給側の被 害が全体に波及して継続性を損なう可能性が 高いほか、広域的需要の影響を受け易く、送 電・配電網が被害を受けた場合も同様の影響を 受ける。

一方、街区内の自立的・分散型エネルギー供給 システムは街区内の状況に応じて供給再開が 可能であり、最低限必要とされるエネルギーの 供給を確保することができ、出力が不安定な再 生可能エネルギーを補完するシステムにもな る。

様々なエネルギー源を多様化・多重化、分散化 して用いることはエネルギー供給の冗長性の 向上、低炭素化を推進するほか、適切なバラン スを図ることで環境性、経済性にも優れたシス テムを構築でき、エネルギー供給の強靭化によ って街の付加価値を高めることにもつながる ことから、将来像として自立分散型エネルギー インフラの形成を実現していくべきである。 このようなエネルギーインフラを形成する上 では、常時稼働し廃熱を地域全体で融通利用す ることで環境性の向上に寄与し、BCP 対応、さ らに非常時のセーフティネットにもなる天然 ガスコージェネレーションが有効であり、基本 計画の効率的エネルギー利用の図の中にコー ジェネレーションも追記してほしい。

また、橋本・相模原両駅周辺のまちづくりにお いて市がイニシアチブを取り、天然ガスコージ ェネレーションの検討義務化や公的施設への 積極導入などの施策展開も図ってほしい。

る「イ 低炭素型のまちづくり」「エ 広域防災拠点とし ての役割」の「具体的な取組の方向性」では、地区・街区 におけるエネルギーマネジメントシステムの検討やその 導入等によるエネルギー利用の効率化を挙げており、こう した視点に基づき、コージェネレーションの導入について も、今後検討を進めてまいります。

54

リニア中央新幹線の建設発生土については、工 事用砂利採石の跡地などに埋めてはどうか。

リニア中央新幹線の建設発生土につきましては、J R 東海 の環境影響評価準備書によりますと、本市において約 875 万立方メートル発生するものと予測されております。 その処分につきましては、リニア中央新幹線事業内での再 利用や公共事業等への有効利用を基本に対応するととも に、発生土の処分場に関しては神奈川県を窓口として調整 が行われる予定です。

4 市財政への影響やインフラ整備等に関する意見 ( 8件)

通番 意見の要旨 市の見解

55

公共施設や土木施設の更新についてどのよう に対応するのか。大規模事業を止めるべきで は。

広域交流拠点のまちづくりは、本市と周辺圏域全体のさら なる発展に資するものであることから、必要な都市基盤整 備等については着実に進めていくものと考えております。 また、土木インフラを含む既存の公共施設につきまして は、今後の公共施設サービスの適正化に向けた取組の方向 性などを示した「公共施設の保全・利活用基本指針」や、 予防保全的管理の推進に向けた「相模原市土木施設維持管 理基本方針」に基づき、効率的かつ効果的な改修・更新を 含めた維持管理に取り組んでまいります。

56

J R 横浜線連続立体交差事業の検討区間は矢部 相模原駅周辺地区が広域交流拠点として発展していく上

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10

駅∼橋本駅間の 5. 0kmとされているが、この事 業による市民のメリットは。5. 0kmは非現実的 であり、的を絞った検討をすべきでは。

では、駅周辺地域の回遊性の向上を図り、駅南口の既存市 街地と駅北口の新たなまちづくりの連携が重要となりま す。

J R 横浜線連続立体交差事業については、南北間を連絡す る交通・歩行者ネットワークにおける効果的な区間、事業 の整備計画、事業手法等について、今後検討してまいりま す。

57

プライマリーバランスの不均衡、増える市債発 行高、財政調整基金の取り崩し、純資産の減少、 県費負担教職員の移譲に伴う義務的経費の増 加など、財政運営が厳しさを増す中で大規模事 業を進めてよいのか。

本市では、総合計画を着実に推進し、「人や企業に選ばれ る都市づくり」を実現するため、社会情勢の変化や財政見 通しを踏まえた上で、3年ごとの実施計画を策定してお り、今年2月に、平成 26 年度から平成 28 年度までの3年 間を計画期間とする中期実施計画を策定したところでご ざいます。

こうした中、リニア中央新幹線の開通を見据えた広域交流 拠点の形成は、本市の将来にわたる持続的な発展を図る上 で大変重要であると認識しており、今後も、社会情勢の変 化や財政状況を踏まえた中で、実施計画に基づき具体的な 事業の推進を図ってまいりたいと考えております。

58

市民に対して事業の優先順位を明らかにし、長

期にわたる財政健全性を維持したまま行財政 運営が可能であることを、数的根拠を明確にし て計画を検討すべき。

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市債発行額の上限額変更は市民や議会に知ら されずに行われた。市の動きは信頼できない。

平成 26 年3月の市議会定例会議における代表質問におい て複数の会派からの市債の発行抑制の質問に対して、市債 の発行については「新・相模原市総合計画中期実施計画」 を着実に推進するための税源を確保しつつ、財政の健全性 向上を図るため、本市では3ヵ年の市債発行の上限とし て、950 億円を設定する予定である旨の答弁を行っていま す。

60

プライマリーバランスに関する議論もなく予 算案を通す市議会に、チェック機能が正常に働 いているとは思えない。

市議会では、予算案について本会議及び各常任委員会にお いて、審議を行っております。

61

小田急多摩線延伸、橋本・相模原駅前開発、リ ニア駅関連、国道 16 号立体化、J R 横浜線連続 立体交差などの負担はいくらになるのか。

今後、策定に着手する整備計画を検討する中で事業規模を 整理してまいりますが、全てを行政が整備するのではな く、民間活力による施設の整備、運営を含めて検討してま いります。事業がより具体化された段階で、事業費につい て試算を行ってまいりたいと考えております。

62

財政調整基金、財務諸表、各種指標から財政が 厳しい中、大規模開発事業をすることは無理が あるのではないか。

現在もリーマンショックによる税収減からの回復途上に あり、伸び続ける扶助費など、税財政は依然予断を許さな い状況にありますが、人や企業に選ばれる都市づくりを進 めるため、最小の経費で最大の効果を生むべく工夫を凝ら してまいります。

5 都市の魅力向上や活性化に関する意見 ( 7件)

通番 意見の要旨 市の見解

63

どんな建物や景観がふさわしいのか、相模原が どのような街でありたいか、変わっていこうと しているのか、コンセンサスを得ることが大 事。相模原の新たな都市像を持ってほしい。

広域交流拠点基本計画 第4章「広域交流拠点形成の理念 と方針」の「2 広域交流拠点形成の基本方針」では、「ウ 首都圏南西部の広域交流拠点にふさわしい景観形成」の基 本方針として、以下を掲げております。

・首都圏南西部における広域交流拠点の「顔」づくり

・水やみどりの潤いと都市の風格が調和する良質な景観形 成

・にぎわいとまちなみの連続性に配慮した景観の形成

64

景観資源の維持保全、創出を図るため、景観整

備に関する指針や条例等の整備・適正化、NPO 等まちの担い手による維持管理や調査・保全等 活動の活性化、歴史的建造物の地域やまちづく り活動の拠点とすることなどを検討してほし

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11

い。

今後につきましては、景観形成重点地区の指定なども視野 に入れながら、整備計画の中において、具体的な景観形成 方針について検討してまいりたいと考えております。

65

建物で街を埋めるのではなく、いかに空地を作

り出し、自然環境を呼び込むかが重要では。

66

「広域的な交流ゲートの『顔』として、まちの 個性を表現し、人々の印象に残るシンボル性を 備えた」景観形成に当たっては、建築デザイ ン・配置について著名な人物に依頼しては。

広域交流拠点基本計画 第4章「広域交流拠点形成の理念 と方針」の「2 広域交流拠点形成の基本方針」では、「ウ 首都圏南西部の広域交流拠点にふさわしい景観形成」の基 本方針として、以下を掲げております。

・首都圏南西部における広域交流拠点の「顔」づくり

・水やみどりの潤いと都市の風格が調和する良質な景観形 成

・にぎわいとまちなみの連続性に配慮した景観の形成

具体的な取組のひとつとしましては、ランドマークとなる 建造物や公共施設等による先導的な景観形成を図るため、 これら施設等の事業手法についても検討してまいりたい と考えております。

67

橋本・相模原両駅のまちづくりに係る建築やデ ザインに関して、アイデア/ デザインコンテス トやワークショップ開催を検討すべき。

68

観光資源の育成とともに「お土産戦略」をしっ かりと立て、ブランディングしていく事で地域 の活性化を図るべき。

「新相模原市観光振興計画」に基づき、都市の魅力と豊か な自然資源を生かした観光振興に取り組む中で、民間事業 者や関連団体との連携のもと、地域の特産品の開発支援や ブランド力強化など、「お土産戦略」につながる取組を進 めてまいりたいと考えております。

69

リニア駅とスムーズな動線を得るため、在来線 ホーム・改札を地下化してはどうか。地下連絡 通路には東京駅のようにショッピングモール を計画してほしい。

広域交流拠点基本計画 第5章「橋本駅周辺地区のまちづ くり方針」の「5 歩行者ネットワーク整備方針」におい て、在来線からリニア駅への乗換動線イメージを示してお り、距離や高低差があることから乗換利便性の向上やユニ バーサルデザインに配慮した歩行者動線の確保が求めら れております。

今後、在来線駅間やその他の公共交通との乗り継ぎ利便 性、地元での利用が可能とされているリニア中央新幹線駅 地下1階部分の活用方策等を含め、今後策定に着手する整 備計画において検討してまいりたいと考えております。

6 リニア中央新幹線計画に関する意見 ( 6件)

通番 意見の要旨 市の見解

70

市民がリニアの運行を実感する機会を確保す るため、市内に設置される車両基地見学の便宜 を求めるとともに、リニア駅自体にもホームに 沿った有窓通路など、見学と観光を考慮した設 備を備えてほしい。

広域交流拠点基本計画 第4章「広域交流拠点形成の理念 と方針」の「2 広域交流拠点形成の基本方針」では、「オ 情報発信拠点としてのまちづくり」として、「多くの来街 者や市民に情報を発信する拠点の形成」に取り組むことを 掲げております。

この具体的な取組の方向性といたしまして、「リニア駅付 近の空間や関東車両基地、リニア沿線地の活用等によるリ ニア中央新幹線に関する情報発信・観光拠点の形成」を挙 げております。

また、広域交流拠点都市推進戦略 第3章「広域交流拠点 都市推進戦略」の「( 3) 戦略のメインストーリー」におけ る「ア 産業交流拠点形成戦略」では、「我が国を代表す る都市インフラの輸出発信拠点」を取組の方向性に掲げ、

「誘致や整備が必要となる施設の例」として、「産業技術 や宇宙科学、都市インフラ等に関する展示・体験学習施

71

関東車両基地を活用し、名古屋市の「リニア・

鉄道館」や大宮の「鉄道博物館」のようなスポ ットにしてほしい。また、リニア駅地上部を拠 点として整備し、リニア技術の体験や技術開発 を研究する企業と協働することで来街者を増 やせるのでは。

(14)

12

設・ミュージアム等」を挙げております。

こうした戦略や基本計画に基づく取組の実現に向けて、今 後、リニア関連施設を活用した具体的な事業や整備方策等 を検討してまいりたいと考えております。

72

市民生活を守るために市財政を優先的に配分 し、リニア計画のために使わないでほしい。

本市では、総合計画を着実に推進し、「人や企業に選ばれ る都市づくり」を実現するため、社会情勢の変化や財政見 通しを踏まえた上で、3年ごとの実施計画を策定してお り、今年2月に、平成 26 年度から平成 28 年度までの3年 間を計画期間とする中期実施計画を策定したところでご ざいます。

こうした中、リニア中央新幹線の開通を見据えた広域交流 拠点の形成は、本市の将来にわたる持続的な発展を図る上 で大変重要であると認識しており、今後も、社会情勢の変 化や財政状況を踏まえた中で、実施計画に基づき具体的な 事業の推進を図ってまいりたいと考えております。

73

環境に大きな影響を与えるリニア中央新幹線

は必要か。生活にスピードは求められていない のでは。

リニア中央新幹線は、三大都市圏を高速で結ぶことによ り、広域交通の利便性の向上や商業、業務、文化、交流な どさまざまな都市機能の集積につながることが期待され、

「首都圏南西部における広域交流拠点都市」としての本市 の発展に大きく貢献するとともに、周辺都市の発展にも寄 与するものと考えております。

なお、環境への影響につきましては、リニア中央新幹線や 関連施設の建設が市民生活や自然環境に支障を来すこと のないよう、万全の環境保全対策、安全性の確保を J R 東 海に求めてまいります。

74

リニア中央新幹線は各駅停車だと名古屋まで 時間がかかるのでは。停車本数も毎時1本の可 能性もある。

リニア中央新幹線の運行計画や停車本数につきまして、J R 東海は「開業が近づいた時点で、開業時期の経済状況や他 の輸送機関の動向、駅周辺の開発状況やご利用見込み等を 踏まえ、東海道新幹線も含めトータルで便利になるように 決定する。」としております。

本市といたしましては、より多くの列車が停車するよう、 魅力あるまちづくりを進めて参りたいと考えております。

75

現在の駅名を次のように変更してはどうか。

①「橋本駅」→「相模原駅」

現・橋本駅はリニア中央新幹線の駅が新設され るので市の顔になるエリアであることから、市 名を用いた「相模原」駅とすべきであるため。 また、橋本駅は京王線の終点であることから、 車両に表示される行先も「相模原」となるため。

②「相模原駅」→「センター相模原駅」 現・相模原駅は南口の区画が放射状で上品なの で、工夫をすれば高級感が出る可能性があり、 相模総合補給廠跡地は「たまプラーザ」や「国 立」のような高級一戸建て住宅街にすべき。② のような駅名とすれば高級感も増し、橋本駅と は異なる存在意義を持たせることができるた め。

③「南橋本駅」→「橋本駅」

「橋本駅」の名称が消えないようにするため。

リニア中央新幹線神奈川県駅の名称につきましては、事業 者である J R 東海が開業の直前に決定するものとしていま す。本市に設置される神奈川県駅につきましては、地域に 親しまれ、本市の知名度の向上やシティセールスにつなが る首都圏南西部の交流ゲートにふさわしい名称となるよ う要望してまいりたいと考えております。

既存の駅名の変更につきましては、リニア中央新幹線駅や 小田急多摩線の延伸などの将来の動向を踏まえながら、必 要に応じて検討してまいりたいと考えております。 また、広域交流拠点基本計画 第6章「相模原駅周辺地区 のまちづくり方針」の「2 土地利用方針」では、相模原 駅北口側に以下のゾーン形成をするものとしています。

・業務・行政施設等の「業務系複合ゾーン」の形成

・商業・宿泊・コンベンション施設等の「交流系複合ゾー ン」の形成

・健康維持・増進施設やインキュベーション施設などの「産 業支援ゾーン」の形成

具体的な事業や誘致・整備方策等については、今後検討し てまいりたいと考えております。

(15)

13

7 都市構造や交通ネットワークに関する意見 ( 5件)

通番 意見の要旨 市の見解

76

中心市街地を明確に位置づけた方がよい。その 際にまちづくり委員会のようなものを設置し、 権限をその委員会に持たせて検討すべき。

相模原市都市計画マスタープランでは、広域交流拠点は以 下のように位置付けられています。

・首都圏南西部の広域的な交流拠点都市として、新たな都 市の活力と魅力を創造するため、3つの中心市街地( 相模 原、橋本、相模大野) での都市づくりを進めつつ、「相模 原駅周辺」と「橋本駅周辺」を一体的なエリアとして「首 都圏南西部における広域交流拠点」と位置付け、エリア が有するポテンシャルや広域的な交通軸を生かした都市 づくりを進めます。

また、生活に身近な住環境の維持・保全などについては、 地域住民の自主的な取組が重要であるため、まちづくり会 議やまちづくり団体などの役割を踏まえ、市民が主体とな ってまちづくり活動に取り組む体制づくりを進めます。

77

「『拡散型都市構造』から『歩いて暮らせる集

約型都市構造』への再編」が意味することは何 か。一極型の都市であれば効果的と思うが、相 模原市の都市構造は多核多極型、ネットワーク 型の構造ではないか。

広域交流拠点基本計画においては、近年の社会経済情勢の 変化を踏まえ、今後の少子高齢社会の進展及び地球温暖化 に対応するため、多くの人々にとって暮らしやすく地球環 境に配慮したまちづくりを目指し、都市化社会における従 来型の都市構造から、徒歩圏への都市機能の集約を図るな ど、歩いて暮らせる集約型都市構造への再編が求められる ものと考えております。

78

「相模原市広域交流拠点基本計画」は広大なエ リアを対象にしているが、交通アクセスや道路 網の繋がりといった問題から広い範囲を一括 りにして計画立てるのは難しいのではないか。 対象エリア内・エリア外の地域を結ぶ交通手段 を増やしたり、鉄道駅と鉄道駅をつなぐ道路の 改良などを行うことが必須なのではないか。

橋本・相模原両駅周辺の一体的なエリアにおける広域交流 拠点の形成においては、様々な圏域からの交通網が交差す る内陸ハブシティとしての役割を果たすため、周辺地域か ら広域交流拠点に向けた交通アクセスの強化など、広域的 な交通ネットワークの強化を検討してまいります。 また、橋本・相模原両駅間の交通軸の強化を図ることや、 バス路線の再編等による公共交通網の強化、ターミナルの 機能向上等を図ることとしております。

79

特に相模原駅と橋本駅をつなぐバス路線を増 やすことは急務だと感じているので、相模大野 から相模原行の路線を橋本まで伸ばすことや、 現在は橋本止まりの路線を相模原まで伸ばす といったことをバス会社に積極的に働きかけ てほしい

現在、橋本駅と相模原駅をつなぐバス路線は2路線ありま すが、駅周辺の一体的なまちづくりを実現するため、両駅 をつなぐ道路の整備やバス路線等の公共交通の充実が重 要であると認識しており、相模原市バス交通基本計画にお けるバス路線網計画において両駅をつなぐバス路線とし て3路線を位置付けております。今後、両駅間の開発状況 や需要動向を見極めながら新たな路線の実現や運行本数 の充実など、バス事業者に働きかけてまいりたいと考えて おります。

80

交通渋滞の解消や渋滞の影響を受けない専用 軌道交通の検討が必要。橋本駅から市内各所に アクセスしやすくなるよう新交通システムや ターミナル駅を整備すべき。在来線とリニア駅 との乗り換え接続を考慮し、新交通は相模湖・ 津久井湖など緑区の観光エリアと橋本駅、相模 原駅、市役所などを接続しては。

交通ネットワークの整備にあたりましては、広域交通ネッ トワークの確立とともに、橋本・相模原両駅の連携性を高 める交通機能の強化や、鉄道・バス等の公共交通の利便性 や速達性の向上を図ることとしております。

(16)

14

8 リニア中央新幹線や圏央道整備による経済効果、需要予測に関する意見 ( 3件)

通番 意見の要旨 市の見解

81

さがみ縦貫道路開通の影響について経済効果、 市内交通量・環境面の負の影響とも具体的に示 されていない。( 沿線諸地域との競争が激しく なるだけとの指摘もある)

この度の広域交流拠点都市推進戦略や広域交流拠点基本 計画につきましては、圏央道の整備を広域交流拠点のポテ ンシャルとして活用したまちづくりの方針を取りまとめ ております。

圏央道開通後の市内交通量等、整備の効果や影響につきま しては、今後、実際に圏央道の利用が開始された後、国に おいて調査検討が行われることが想定されることから、こ うした調査結果を活用してまいりたいと考えております。

82

リニア中央新幹線の建設等の広域交流拠点の

ポテンシャルを生かして「理念と将来像」を実 現しようということと理解するが、これらによ る波及効果や影響、リニア中間駅の停車本数・ 乗降客数の見込みが示されていない。

リニア中央新幹線の乗降客数につきましては、神奈川県が 平成23年度に需要予測調査を実施しております。 今後、整備計画の策定等を進める中で、施設規模などの検 討に必要となる場合など、こうした調査結果を活用してま いりたいと考えております。

リニア中央新幹線の停車本数につきましては、J R 東海が 開業時期の経済情勢や他の輸送機関の動向、駅周辺の開発 状況や利用者見込み等を踏まえて、開業が近づいた時点に 決定するものとされております。

広域交流拠点都市推進戦略や広域交流拠点基本計画に基 づく広域交流拠点のまちづくりに取り組むことで、リニア 中央新幹線乗降客数の拡大や停車本数の確保とともに、首 都圏南西部全体の発展を目指してまいりたいと考えてお ります。

83

リニア中央新幹線の予想乗降客数が示されて いない。

9 小田急多摩線の延伸に関する意見 ( 3件)

通番 意見の要旨 市の見解

84

整備計画では小田急線車両基地( 留置線) を考 慮すべき。小田急電鉄は慢性的車庫不足で毎晩 200 両程度が中間駅に留置されている。多摩線 延伸により車両増加も必要となるため、車両基 地の確保が必要。広大な米軍基地の返還を活用 すべき。

小田急多摩線の延伸につきましては、平成24年7月よ り、相模原市、町田市、学識経験者、国、東京都、神奈川 県、鉄道事業者等による「小田急多摩線延伸計画に関する 研究会」において検討を行い、平成26年5月に調査結果 を公表しております。

その中で増備車両の留置方法の検討も行っており、今後 も事業化に向けて、留置線等の必要な施設の詳細検討を進 めてまいりたいと考えております。

85

現・相模原駅を盛り上げるために小田急多摩線 を誘致するというのは違和感がある。国レベル の鉄道建設費のコストを削減するため、「多摩 都市モノレールの延伸計画」や、「相模大野か ら原当麻までの新交通システムの導入計画」を 消化吸収しつつ、「小田急多摩線」、「京王相 模原線」、「J R 相模線」、「小田急小田原線」 に囲まれた地域の鉄道空白地帯を効率的に網 羅するには、小田急多摩線を次のルートを通る ように延伸すべきである。駅もこれらの付近に 設置するのがよい。駅名案も以下のとおり併記 する。

「多摩南野駅」… 南野交差点付近( 多摩市)

「野津田駅」… 新袋橋交差点付近( 町田市)

「本町田駅」… 今井谷戸交差点付近( 町田市)

小田急多摩線の延伸は、首都圏南西部の広域交流拠点の形 成に向け、相模総合補給廠返還予定地を核とした相模原駅 周辺地区のまちづくりのために大変重要であると認識し ております。

このため、当該路線は速達性の向上を使命とし、J R 横浜 線相模原駅、J R 相模線上溝駅を通ることを基本としてお り、現在のところルートの変更は考えておりません。 一方、市内の鉄道空白地域の解消に向けては、小田急小田 原線の相模大野駅から麻溝台地区を経由し、J R 相模線原 当麻駅を結ぶルートを想定した「新しい交通システム」の 検討を進めており、こうした基幹交通とバス路線網を組み 合わせながら、市内の公共交通網の充実を図ってまいりた いと考えております。

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