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fy2005 1h gyoseki j 第56期中間報告書(平成17年4月1日 平成17年9月30日)

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(1)

定 時 株 主 総 会

配 当 金 受 領 株 主 確 定 日 1 単 元 の 株 式 数 公 告 掲 載 新 聞 名

株 式 名 義 書 換 名義書換代理人 事 務 取 扱 場 所

お問い合せ先 郵便物送付先

同 取 次 所

単 元 未 満 株 式 の 買 取 請 求 取 扱 所 上 場 取 引 所

毎年3月31日 毎年6月 毎年3月31日

利益配当 毎年3月31日

(中間配当を行う場合は、毎年9月30日) 100株

日本経済新聞

貸借対照表及び損益計算書を当社ホームページ【投資家情報】の

「貸借対照表等の公告」に掲載しております。 http://www.sato.co.jp/ir/index.html 三菱UFJ信託銀行株式会社 東京都千代田区丸の内一丁目4番5号 三菱UFJ信託銀行株式会社 証券代行部

〒171-8508

東京都豊島区西池袋一丁目7番7号 三菱UFJ信託銀行株式会社 証券代行部 電話 0120-707-696(フリーダイヤル) 三菱UFJ信託銀行株式会社 全国各支店 野村證券株式会社 全国本支店 名義書換代理人事務取扱場所及び取次所 東京証券取引所 市場第一部

【株主優待制度】

株主の皆様に対して積極的に利益還元を行うため、年2回(3月、9月決算時)に株主優待制 度を実施しております。

100株以上ご所有の株主様に、1,000円分の図書カード(通期で計2,000円分)をお送りしてお ります。

【株式に関するお手続きのご案内】

株式の名義変更、配当金のお受取などに関するお問い合わせ、また各お手続き用紙(住所変 更、配当金振込先指定・変更、単元未満株式買取請求)のご請求につきましては、下記の当社 株式名義書換代理人までご連絡をお願い申しあげます。

<三菱UFJ信託銀行株式会社 証券代行部>

テレホンセンター:0120-707-696(フリーダイヤル)

(受付時間:土・日・祝祭日を除く9:00∼17:00)

テレホン自動音声応答サービス:0120-864-490(フリーダイヤル)

(24時間受付:お手続き用紙ご請求専用)

http://www.tr.mufg.jp/daikou/

● 株 主 メ モ

………

Shareholder information

http://www.sato.co.jp/

古紙パルプ配合率100% 地球環境に配慮した大豆油

●株主インフォメーション

証券コード:6287 証券コード:6287

I N T E R I M F I N A N C I A L R E P O RT

サトーグループの業績のご報告

平成17年4月1日∼平成17年9月30日

第 56 期 中間期

(2)

様々な現場における正確、省力、省資源の実現

株主の皆様には、ますますご清栄のこととお慶び申しあげます。 平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申しあげます。

ここに第56期(平成17年4月1日∼平成18年3月31日)中間期の業績報告書をお届け するにあたりましてひとことご挨拶申しあげます。

当社グループは創業以来「あくなき創造」をモットーに「生産、販売を業とする者 の本分に徹する」ことを社是とし、企業コンセプトに掲げる「DCS(データ・コレク ション・システム)&Labeling」を推進して「正確、省力、省資源」を実現し、社会 に貢献することを経営の基本方針としております。そしてその「あくなき創造」の精 神のもと社員全員の英知を結集し、柔軟に発想して迅速に行動することにより社会環 境の変化に対応し、当社グループの使命を果たすべくつとめてまいりました。

工等

  機械

器具 等製

アパレル

・小

サービス

コア・コンピタンス/提案力・営業力・ブランド力/ 財務力・マネジメントシステム/SATO SPIRIT 2次元コード 磁気

EDI POS

RFID OC

R

運輸・配送業 医療

サプライ製品 ラベル・リボン・タグ チケット・MCカード 一般シール・ICタグ

スキャナ・ハンディターミナル MCリーダライタ その他DCS仕入商品

保守サービス TCC導入 メカトロ製品

電子プリンタ ハンドラベラー

パソコン 接続デバイス

その他サプライ 仕入商品 内製ソフトウェア

個別ソフト・汎用ソフト パッケージソフト・

デザイン力

人の目による認識(ヒューマンリーダブル)

識) トレーサ

ビリティ

(バイオ メト

ーコ

ード

QR(Quick Res ponse)

株主の皆様へ ...1

当中間期のご報告...3

CSR活動 ...5

環境保全・社会貢献活動 ...7

Topics ...8

新製品紹介 ...11

Special Report ...13

中間連結貸借対照表...15

中間連結損益計算書...16

中間連結キャッシュ・フロー計算書...17

中間貸借対照表/中間損益計算書...18

株式データ ...19

会社データ ...20

Summary of Operations for The Six-Month Term ...21

C O N T E N T S

また、利益配分方針につきましては、株主、社会、会社、 社員に対する「四者還元」を基本方針とし、安定的に配当 性向を引き上げ、内部留保金につきましては、研究開発投 資や設備投資、さらには海外展開に必要な投資に充当し、 高い投資効率を目指してまいりました。

当社グループが事業コンセプトとして掲げる「DCS& Labeling」は、それぞれの現場に最も適した解決策を構築し、 お客様に提案する当社独自のビジネスモデルです。原材料 から製品、仕入商品など、移動する“物”の情報(データ) を収集(コレクション)するために、バーコード、2次元コ ード、RFID(ICタグ・ラベル)などの自動認識技術を駆使 し、最適なプリンタ、スキャナ、周辺機器、ソフトウェア を組み合わせ、さらにラベル、リボン、カードなど必要と

するサプライ製品から、導入後の保守サービスまでを含め たトータルソリューションをご提供いたします。

また、当社グループは、国内外において持続的な業績向 上をはかるため、現状に留まることなく常に「小さな変化」 を継続して、企業モットーである「あくなき創造」を体現 していくことが不可欠であると認識しております。企業活 動のあらゆる分野において「小さな変化」を継続しながら、 この独自のビジネスモデルである「DCS&Labeling」を全世 界で推進し、「自動認識業界におけるリーディングカンパニ ー」を目指してまいります。

株主の皆様におかれましては、今後とも一層のご支援、 ご鞭撻を賜りますようお願い申しあげます。

株主の皆様へ To Our Shareholders

取締役専務執行役員

横 井 信 宏 取締役執行役員副社長脇  敏 博 取締役専務執行役員西 田 浩 一 取締役専務執行役員

土 橋 郁 夫

代表取締役執行役員会長 兼最高経営責任者

藤 田 東久夫

代表取締役執行役員社長 兼最高執行責任者

大 塚 正 則

(3)

■当中間期の状況

当中間期における連結売上高は32,911百万円(前年同期 比106.9%)と増収になりました。中間期売上高としては前 年に引続き、過去最高売上高の記録更新となります。

売上高が好調に推移した要因として、国内におきまして は、病院向けバーコード、RFIDなどの自動認識技術を駆使 した医療過誤防止システム、さらにカルテラベルや検体ラ ベル等の売上、大手小売業向けマークダウン(値下げ管理) システムの売上、製造業、食品加工業などで工程管理、物 流管理、製品のトレーサビリティ(追跡管理)需要が引続 き旺盛で、これらをサポートするバーコードシステムの売 上がそれぞれ順調であったことがあげられます。

海外におきましては、北米地域における大口商談の順次 成約ならびに活発化、欧州地域で連結対象子会社に加わっ たサトーフランスの買収効果、英国大手小売業者へのマー クダウン商談成約、アジア地域では中国、タイなどへの売 上好調等があげられます。

この結果、国内売上高は26,437百万円(同104.6%)、海外 売上高は6,473百万円(同117.4%)となりました。

一方利益面は、前年同期に高収益をもたらした消費税総 額表示関連特需が終了したことの反動、システム商談の増 加に伴って売上全体に占めるスキャナ等仕入商品の売上割 合が増加し、利益率を若干押し下げたこと、電子プリンタ、 ハンドラベラーなど相次ぐ新製品投入に伴う原価増、前期 導入した国内ERPシステムの償却負担増などにより、営業 利益2,433百万円(同92.4%)、経常利益2,490百万円(同 94.5%)、中間純利益1,321百万円(同91.9%)といずれも前 年同期実績を下回る結果となりました。

■対処すべき課題

国内マーケットにおける営業力強化と持続的成長の実現 国内ではこれまでメディカル業界における「医療過誤防 止、院内管理システム」、食品加工業界における「トレーサ ビリティシステム」、製造業における「工程管理、部品管理 システム」など、「正確、省力、省資源」につながる新規用 途開拓にいち早く取り組み、業績を伸ばしてまいりました。 あらゆる業界で、安全、安心、効率を求める動きが加速し つつありますので、効率的な拠点配置と提案力の強化につ とめ、継続的な成長をはかってまいります。

海外における事業展開

当社グループは日本で成功した事業コンセプト「DCS& Labeling」を広く世界に浸透させるため、以下の諸施策を 推進しております。

・北米、アジア地域における一層の事業拡大

・欧州地域における販売体制再構築作業の早期化

・サプライ製品生産供給体制の推進

・保守サービスの強化 その他の施策

・生産、物流設備の拡充とコストダウンの推進

・新製品企画体制の強化

・知的財産の積極展開

・グローバルネットワークの確立

・人的資源の活性化

・CSR(企業の社会的責任)への取り組み

プリンタ/ハンドラベラー 研究開発

スキャナ/ハンディターミナル システム機器 システム設計

システム サポート ソフトウェア 保守サービス網

海外販売網 国内販売網

製造

ICタグ・ラベル/リボン

当中間期のご報告 Review of The Six-Month Term

■コーポレート・ガバナンスに関する施策

・経営の透明性、客観性を維持し、新しい時代の変化に迅 速に適合していくため、経営管理組織の整備を行うとと もに社員が自由に発言できる場を構築

・取締役会の経営監督機能の強化

・内部統制システムの整備

・リスク管理体制の整備

・監査役及び内部監査組織である監査室による監査の実施な らびに会計監査との連携強化による経営の透明性の維持

■通期の見通し

国内におきましては引続き各分野で需要拡大が見込まれ ております。メディカル分野では、本年9月に医薬品に表示 するコード体系が決定したことを受け、医療現場だけでな く、川上となる原材料メーカー、医薬品メーカーにマーキ ング需要の増加が期待されます。スーパー、量販店などの 小売分野ではマークダウン商談増加が見込まれており、食 品加工分野ではトレーサビリティ需要が引続き旺盛で、製 品の物流管理から原材料管理にいたるまで幅広く商談が進

行しております。製造業では自動車製造業、鉄鋼業等での 商談の活発化も期待されます。

海外におきましては北米で黒字基調がほぼ定着し、アジ アでは安定した成長とサプライ製品の売上拡大が見込まれ ており、欧州地域で実施中の販売体制再構築作業の進捗、 電子プリンタ、ハンドラベラーなど新製品の浸透にあわせ、 海外全体の業績は改善してくるものと考えております。

また、本年4月に国内でUHF帯(952∼954MHz)の利用 が可能となったRFIDを利用した様々なシステムについて も、全国多数のお客様からご照会、商談のお引合いをいた だいております。業績面での貢献は現在未知数であります が、海外において大手卸売企業をはじめとする多数の企業 に実証実験を経て導入を果たし、この分野で先端に位置す る企業として実績を生かし、国内でもRFIDの普及活動と事 業拡大に積極的に取り組んでまいります。

これらのことから、本年5月公表の通期連結業績予想に変 更はなく、売上高66,400百万円(前期比107.5%)、営業利益 5,700百万円(同110.8%)、経常利益5,800百万円(同109.2%)、 当期純利益3,450百万円(同114.5%)を見込んでおります。

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(4)

当社グループは経営基本方針の中で、「世界社会の発展に 貢献すること」を使命とし、「企業責任を自覚して社業に励 むこと」を信条とすると謳っております。当社にとって社会 に対する貢献や責任は経営理念の中核をなすものであり、企 業としての存在理由そのものといえます。役員及び社員は、 経営基本方針を毎朝唱和することで基本に立ち返り、良き企 業文化を継承し、誠実さを旨とする企業倫理を守っておりま す。このような精神はサトーのDNAであるとともに、当社 の価値創造の原点です。

当社グループにとってCSR活動は襟を正した新たな取り組 みではありません。経営基本方針に基づいた価値創造活動の 継続であります。このような地道な取り組みを今後も続けて まいります。

当社グループはCSRを下記のように定義しております。 企業の評価が「経済的価値」のみならず、「社会的価値」 や「環境的価値」まで含めて行われるという認識のもと で、社会や環境とともに発展を続けていくために、サト ーが自発的に行う行動や負うべき責任の総称。

●CSR推進体制

CSR及びSRI(社会的責任投資)の担当部署であるCSR室 は、コンプライアンス、リスクマネジメント、環境マネジメ ント、ポジティブアクションのほか、各ステークホルダーの 皆様に積極的な情報開示を行い、双方向のコミュニケーショ ンと信頼関係の構築に取り組んでおります。誠実な企業文化 を継承しながらCSR活動を推進し、コーポレート・ブランド の確立を目指してまいります。

●価値を創造する二つの「みなもと」

当社グループの価値創造を特徴付ける二つの「みなもと」 があります。「サトーのこころ」と「三行提報」です。

「サトーのこころ」は、会長である藤田東久夫が、先人達 から引継いできたサトーの精神に自身の経営理念を加え、自 ら書き起こした社員の啓蒙書であり、行動指針です。経営理 念である「サトーの経営基本方針」と、行動指針である「仕 事のやり方基本要綱」の説明のほか、「経営のルール」「経営 の着想」「サトーのエスプリ」の5章で構成されています。小 冊子の中に、企業価値創造の中枢であるサトー精神が濃縮さ れております。日本語に加え、英語、フランス語に翻訳され、 当社グループの全社員に配布され、OJTや研修などを通して サトー精神の伝承に活用されております。

「三行提報」は、全社員が毎日直接経営トップに報告や提 案を行う、当社独自のナレッジマネジメントシステムです。 様々な現場情報を社内で共有しております。組織の透明性を 維持し、社員の積極的な発言を促すとともに自由闊達な社風 を作りあげる効果を上げております。また、一人ひとりの生 の声を聞くことにより、経営トップはより真摯かつ謙虚に経 営に取り組むことになります。

●なすべきことをなす ── サトーのコンプライアンス 全32条からなる「仕事のやり方基本要綱」が当社グループ の行動指針であり倫理規定です。創業者 佐藤 陽が若い頃 から身をもって体験した、日々の仕事をやっていく上におい て、気をつけなければならない事項を列記したもので、その 後改訂を加えながら今日にいたっております。第2条に「企 業は公器である。故に企業で行う仕事は公事である。」とあ り、公事として見過ごしてはならないこと、許してはならな いことに対しては、「私心をはさむことなく断固たる態度で 臨むこと」を命じております。

また、第3条に「物事をありのままに素直な心で見る」、第 5条には「当然なすべきことをなす」とあります。事実に対 し主観を交えて解釈し、誤った行動をとれば事業は失敗しま す。物事をありのままに見て、それに対し、しなくてはなら ないことを当然のこととして行うよう説いているのです。

「仕事のやり方基本要綱」には、現実に起こりうる事項に対 して、当然なすべきことが具体的に分かりやすく書かれてお ります。

●リスクマネジメント体制

価値を創造し、社会貢献を継続するためには、当社自身が 健全な状態で存在し続ける必要があります。潜在的なリスク をいち早く掌握し、リスクを未然に防止する危機管理が重要 となります。

リスクマネジメント委員会をCSR室の下部組織として位置 付け、その下にセクハラ対策委員会、安全衛生委員会、PL 対策委員会、情報セキュリティ分科会を構成しております。

当委員会及び分科会では、

・リスク情報の共有化

・リスク回避のための事前予防策

・リスク発生後の緊急対応策

の審議を行っております。リスク発生時においては、同委員 会は危機対策本部となり、復旧までの具体的なスケジュール、

復旧策などを決定し、全社を統括する役割を担います。 また、潜在的なリスクを掌握するために、リスクマップを 作成し、重要度の高い項目から、対応マニュアルの整備を進め ております。

●ポジティブアクションの推進

当社はポジティブアクション推進委員会を設置しておりま す。

ポジティブアクション活動方針

ポジティブアクション推進の目的は、「意欲と能力の ある女性が活躍できる職場環境の整備」にあります。

結婚や出産は個人の価値観や人生設計の問題です。サ トーでキャリアを継続する意欲と能力のある女性なら、 未婚既婚を問わず、出産、育児の経過中であろうと、希 望を持って仕事を続けられる職場環境を整備してまいり ます。

サトーを支える戦力となるべき女性が、過大な負担を 負うことなくキャリアを継続できる環境の整備を、職場 の声を反映させながら推進します。

当委員会では、性差による間接差別の問題や、男女が働き やすい環境づくりを討議し、規則の変更や新制度の提案と実 現に向けた環境整備を進めております。また、在宅勤務など 勤務形態の多様化の実験や、実態掌握のためのアンケート調 査、講演会などによる啓蒙活動を行っております。

CSR活動 Corporate Social Responsibility Activities

小冊子「サトーのこころ」(日本語、英語、フランス語版)

(5)

創業当時関係の深かったアジア諸国への恩返しという主旨 で、ASEAN及び南西アジア諸国18カ国からの私費留学生、 及び海外での研究機会を求めている日本人学生に奨学支援し ております。またそのほか、様々な交流会を催して奨学生相 互の親睦をはかるなど、異文化交流を推進しております。

設立以来、サトー国際奨学財団の支援を受けた卒業生は 230名に上り、全員が世界の様々な分野で活躍しております。

当社グループは、財団法人サトー国際奨学財団を通じて、 個性豊かな国際人の育成を支援いたします。

●社団法人日本児童文芸家協会支援

当協会は、健全な児童文芸の創造発展につとめ、社会文化 の向上に寄与することを目的としており、児童文芸家によっ て構成される文部科学省所管の公益法人です。

日本の未来を担う子供達に明るい夢と豊かな情操を与え、 子供の教育や人材の育成を通して持続可能な社会の構築に寄 与しようとの考えから、社団法人日本児童文芸家協会の活動 全般への支援を行っております。

●トロンプロジェクト支援

東京大学の坂村 健教授によって始められたトロンプロジ ェクトを平成8年より支援しております。トロンは、コンピ ュータのOSです。携帯電話や自動車などの身の周りの機器 にこのOSを組み込み、コンピュータ・ネットワークで結び、 社会生活をより便利で豊かなものにする「ユビキタス社会」 の実現を目的としております。

なお、当社グループのオンラインプリンタ「L’esprit(レ スプリ)」には、トロンOSを搭載しております。

●ボランティア休職制度 社員のボランティア活動の 参加を支援するため、本年1 月にボランティア休職制度を 新設いたしました。国際協力 機構(JICA)の青年海外協力 隊の活動を対象とした制度 で、活動後は職場に復帰する ことができます。現在、1名

が当制度を利用してタンザニアで数学教師として活躍してお ります。

■環境保全活動

●環境に配慮した製品開発

「省エネルギー」「軽量化」「安全性(有害物質規制対応、 リサイクル対応)」などの環境への影響を意識した電子プリ ンタ、アプリケータ(ラベル自動貼付機)及びハンドラベラ ーの開発・設計を進めております。

また、サプライ製品では、使用後にゴミとして廃棄するこ とになる台紙を省いた「ノンセパ」シール・ラベル、再生 紙を使った「エコノタグ」、「エコノベル」、「エコノラベ 」、非木材紙を使った「ケナタグ」など、省エネルギー、 省資源に役立つ製品開発に取り組んでおります。

〈製品に含まれる有害物質への対応〉

生産から使用、廃棄にいたる製品のライフサイクルの各段 階で、人の健康への影響や環境に与える負荷への認識が高ま り、化学物質に対する規制が世界規模で厳しさを増す中、当 社におきましても、平成16年度の新規開発着手製品より、 RoHS指令やWEEE指令を考慮した設計を推進しております。 既存製品におきましても、有害物質部品の代替部品の選定と 設計変更を進めております。

■社会貢献活動

当社グループは本業による社会貢献にこだわります。事業 コンセプトである「DCS & Labeling」によって「正確、省 力、省資源」を実現することが、社会・環境支援活動へと結 びついているのです。

●財団法人サトー国際奨学財団支援

財団法人サトー国際奨学財団は、グローバルな視野を持っ た人材育成の支援を目的として、平成8年11月に設立されま した。

環境保全・社会貢献活動 Environmental Conservation and Social Contribution Activities ト ピ ッ ク ス

シール・ラベル製品

【第17回世界ラベルコンテスト】

オフセット(ワイン・酒ラベル)部門 審査員特別賞

【第15回全日本シール・ラベルコンテスト】 複合印刷部門 協賛会会長賞

【第17回世界ラベルコンテスト】

レタープレス(化粧品ラベル)部門 最優秀賞

【第15回全日本シール・ラベルコンテスト】 レタープレス部門 優秀賞

【第15回全日本シール・ラベルコンテスト】 レタープレス部門 優秀賞

【第15回全日本シール・ラベルコンテスト】 レタープレス部門 優秀賞

ラベルコンテスト受賞作品

個人情報保護法によるシール・ラベル需要の増加

本年4月に施行された個人情報保護法により、当社におきま してもプライバシー保護対策を目的とした「目隠しシール」の 受注を多くいただき、サプライ製品の売上に大きく寄与いたし ました。

「オシロイ」

「華々茶」

「あぶらとり紙」

「Classic wine」

・世界ラベルコンテスト………世界のラベル印刷団体である粘着関連国際連合(FINAT)と 北米粘着協会(TLMI)が主催

・全日本シール・ラベルコンテスト…全日本シール印刷協同組合連合会(JFLP)が主催

(6)

● ● ● ト ピ ッ ク ス

“自動認識システム大賞”は、先進的、かつ、その効果が極 めて顕著である自動認識関連のシステムや技術に対し、譖日本 自動認識システム協会が表彰するものです。このたび、当社の

「RFIDを活用した患者投薬過誤防止システム」の事例が優秀賞 を受賞いたしました。このような医療現場でのRFIDの本格利 用は国内で初の事例となりますが、医療現場での過誤防止や、 看護師の業務及び心的負担の軽減に大きく貢献し、「今後の医療 分野での飛躍的な展開が期待される」と高く評価されておりま す。また、製剤等出荷段階でのRFIDタグの貼付け、流通過程で の情報追記等、医療現場以外での応用範囲の拡大も期待されて おり、さらなる技術の発展と普及につとめてまります。

本年8月、ドイツにおいて第20回『世界青年の日』ケルン大 会(カソリック教徒の祝典)が開催され、7日間で約640万人が 来場いたしました。SATO DEUTSCHLAND GmbHは大手警備 会社W.I.S.社様に対してこのイベントの警備用に当社のRFIDリ ストバンドを提案し、1,500人もの警備員の配置や勤怠管理、 警察や消防、救急との連携などにも大きく貢献いたしました。

大規模な音楽コンサートやイベント会場では不正入場者が多 く、主催者側におきましては最も深刻な問題となっております。 このたび当社では、人の目視に頼らず「偽造できないチケット」 として音楽コンサートの入場者用RFIDリストバンドを提案し、 導入していただきました。また、以前にも他のコンサートの入 退場チケットの替わりにRFIDを使用したハガキを受注した実 績があり、当社のRFIDへの取り組みやラベル加工の柔軟性が 高く評価されております。

当社グループは独メトロ社や米ウォルマート社の納入業者向 け商談を筆頭に、RFID関連製品の開発・販売に力を注ぎ、現 場に最適なRFIDの実運用のノウハウを蓄積しております。

このたび多数のRFID関連知的財産を保有するインターメッ ク社(米UNOVAグループ)によって全世界に呼びかけられた、

「Rapid Start Licensing Program」(RFID技術の発展と普及を目 的とした知的財産プログラム)に参加する旨の契約を締結いた しました。この契約によって、インターメック社保有のRFID 関連知的財産のうち、RFIDプリンタに関する特許技術に関し て正式にライセンスを取得したことになり、特許権侵害の懸念 を発生させることなくお客様に当社製品を安心して使用してい ただけるようになりました。今後も様々な分野にて需要の期待 できる、RFID技術の発展と普及に貢献してまいります。

RFID(Radio Frequency Identification)への取り組み

当社はUHF帯対応の新型プリンタを開発いたしました。従 来利用されていたRFIDの周波数帯は、135kHz帯、13.56MHz 帯、2.45GHz帯となっており、それぞれの周波数帯の特性に応 じ、幅広い分野において物品の管理・追跡、セキュリティ管理 などの用途に使われております。

RFIDのニーズは今後さらに拡大することが見込まれており、 本年4月の総務省令改正において、長距離でも電波の届くUHF 帯(952∼954MHz)が利用可能となりました。UHF帯の電波は 数メートルでも読み取り可能で、物流倉庫管理、物品のトレー サビリティなど広範囲の現場でも容易に製品情報の読み取りが 可能になります。このUHF帯に対応するプリンタを当社が国 内で初めて開発し、業界でも注目をいただいております。

SATO UK LTD.

英国内百貨店業界第3位のHouse of Fraser社様に対し

「マークダウンシステム」を提案し、バーコードプリン タHT200e260台及び付属機器、プリンタラベルなどのト ータルシステムを導入していただきました。その場で値 下げラベルを発行することにより値引き忘れを防止し、 商品の販売チャンスを逃さないということ、また、レジ の精算処理の迅速化、値引きシール不正貼り替えの防止 によりお客様の信頼を高めたということで、売上アップ に大きく貢献しております。

海外商談事例

SATO AMERICA INC.

北米市場において自動薬剤処方装置の取扱業者様に対 しバーコードプリンタの納入が進んでおります。これら のプリンタは薬局内の自動薬剤処方装置に連動して、薬 のバイアル瓶に貼付けるための内容表示バーコードラベ ルを発行する目的で導入されており、薬剤処方ミス軽減 に大きく寄与しております。また、政府系機関におきま しても、配送仕分けシステムの効率化をはかることを目 的に同プリンタを導入いただいております。

海外営業動向最新トピックス

第7回 自動認識システム大賞“優秀賞”受賞

∼秋田大学医学部附属病院様向け

RFIDを利用した医療過誤防止システム∼ 第7回 自動認識システム大賞“優秀賞”受賞

∼秋田大学医学部附属病院様向け

RFIDを利用した医療過誤防止システム∼ 音楽コンサートでの入場者用RFIDリストバンド音楽コンサートでの入場者用RFIDリストバンド

『世界青年の日』ケルン大会での警備用

RFIDリストバンド

『世界青年の日』ケルン大会での警備用

RFIDリストバンド

米国インターメック社とのライセンス契約 米国インターメック社とのライセンス契約

“日本初”UHF帯対応のRFIDプリンタ開発

∼スキャントロニクスSR400シリーズ/

L’esprit/SATOC TR400eシリーズ∼

“日本初”UHF帯対応のRFIDプリンタ開発

∼スキャントロニクスSR400シリーズ/

L’esprit/SATOC TR400eシリーズ∼

(7)

新製品紹介 New Products Introduction

新型ハンドラベラー“UNO(1段型/2段型)”∼15年ぶりの新機種開発∼

当社グループのハンドラベラーは、創業者の佐藤 陽が昭和35年に開発に着手し、昭和37 年に商品化したものです。UNO(海外製品名:KENDO(1段式)/JUDO(2段式))は、15年ぶ りの新機種であり、海外では欧州・アジアにおいて本年8月より、日本国内では本年10月より 発売を開始し、大変ご好評をいただいております。

①見やすさ

文字の見やすさを考慮し、幅広印字と天地5mmまでの印字対応を可能にいたしました。

②ラベル装鎮、インキローラー交換の簡便化

インキローラーは手を汚さずにワンタッチ交換が可能なドロップイン方式を採用し、ラ ベル通しも従来機に比べ簡単になりました。

③デザイン性と軽量化

握り部は従来の直線的形状から3次元曲線を採用し、握りやすさとデザイン性を追求す ると同時に本体の軽量化も実現いたしました。

(1段型)

(2段型)

環境にやさしい熱活性ノンセパプリンタ“KY408”

燃やしても有害物質が発生せず、しかもラベル台紙がないの でゴミが出ません。ラベル作成のすべての段階で、安全と環境 に配慮いたしました。

①サーマル紙の糊面に特殊な粘着剤を塗布しており、熱に反 応して粘着力が生じます。

②熱を加える範囲を自由に設定できますので、部分糊などニ ーズに合わせて糊面を自由にレイアウトできます。

③熱を加えなければ糊なしのサーマル紙として使用でき、ゴ ミも発生しません。

プリンタ内部で糊を生成するという新たな発想により生ま れ、ラベル表面への印字と同時に、プリンタ内部でラベル裏面 に熱を加えることで瞬時に糊を発生させる画期的なラベルプリ ンタです。

サトーのASP事業“LABEL-IDENTITI”∼インターネットを活用したラベル発行を実現∼

*ASP:Application Service Provider…自社が所有し管理するシステムを、ユーザーにネットワーク経由でサービスとして提供すること。 インターネットの接続環境さえあれば、いつでも作業現場に最新のラベル発行ソフトをご提供いたします。

①定額料金で、全てのソフトをご提供

・ラベルレイアウトの変更作業が不要

・発行ソフトのメンテナンスもフリー

②Webから簡単に申し込み

・プリンタ接続設定もWeb画面操作で完了

③迅速簡単に各種サプライをWeb発注

・現場から直接インターネットオーダー

・発注実績、発行実績の参照機能

発行ソフトやラベルレイアウトを当社サーバーにて一元管理す ることにより、発行作業にかかる時間や労力が軽減されます。ま た追加のソフト購入やバージョンアップ費用が不要のため、定額 利用料金以外の追加コストがかかりません。

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RFID導入支援ツール“ICタグ・ラベル エントリーキット”

RFID(ICタグ・ラベル)を検討している企業様に対し、安価かつスピーディなシステム検証・導入を可能にする「ICタグ・ ラベル エントリーキット」を発売開始いたしました。

・RFIDの導入を検討しているが、何を購入してよいか分からない ・RFIDの初期投資はできるだけ抑えたい

・RFIDの使い勝手を体験したい ・とりあえずRFIDを勉強したい などお考えのお客様に、お気軽に導入していただけます。

なお、本キットは周波数帯13.56MHz対応となっ ておりますが、UHF帯(952∼954MHz)対応のエ ントリーキットも現在開発中であり、近日中に発 売を予定しております。

【機器構成】

①ベストセラーのコンパクトタイプRFIDプリン タ「L’esprit R8-RFID(HF)」

②様々な印字レイアウトに対応するラベル作成 ソフト「Multi LABELIST.me」にICチップへ の書き込み機能を追加。プリンタで発行した ラベルを読み取り、そのデータをPCへアップ ロードします。

③3種のICタグ・ラベルから選択可能(500枚)

④ハンディ型RFIDリーダ・ライタ

プリンタ

ICタグ・ラベル ハンディターミナル ラベル・タグレイアウト 作成・発行ソフトウェア

糊なし部分

③ ④

百貨店、量販店の値札・物流ラベル発行ご担当者様に朗報!

(8)

● ● ● ス ペ シ ャ ル リ ポ ー ト

医療過誤や医療事故の件数及び訴訟件数は増加の一途を辿っております。これらの事故の一因は、薬剤管理が看護師の目視確認 に依存されていることに加え、医薬品、医療機器*1にバーコードの自動認識可能なID表示がないことがあげられます。厚生労働省 は、医療の安全に対する信頼を確保するために薬事法を改正し(本年4月施行)、医薬品、医療機器等に関わる諸対策を進めてきま した。

当社におきましても、医薬品メーカー、医療機器・機械メーカーなどの医療業界関係各社様に対し、ラベル、プリンタを含めた トータルソリューションを積極的に提案してまいりました。これにより、当社に対する注目度は年々高まっております。

医療の安全・安心への取り組み

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●∼薬事法改正によるトレーサビリティシステムの必要性∼ 今回の薬事法改正により、危険因子を完全に除外できず、長 期間にわたるトレーサビリティが必要な『特定生物由来製品』

『生物由来製品』について、「いつ、誰が、誰に、どのロットを 販売、または投与したか」という記録を最長30年間保管する義 務が付与されました。

特定生物由来製品…人の血液や組織に由来する原材料を用いた 製品(製品血液製剤、輸血用製剤) 生物由来製品………動物に由来する原材料を用いた製品(ワク

チン、遺伝子組み替え製品、動物成分抽出 医薬品)

これらの製品について、各医薬品メーカー、卸売業、医療機

関は、製品データ(製品コード:JANコード・有効期限・ロッ ト番号)を保管し、万一の事故発生時の被害を最小限に食い止 めると同時に、事故発生元や被害の範囲を迅速に特定できるよ うなトレーサビリティシステムの構築が必要となりました。

●∼生物由来製品のトレーサビリティ∼

当社では医療業界関係各社様に対し、“UCC/EAN-128”と

“RSS”(UCC/EAN-128の省スペースバーコード)の表示促進を 積極的に働きかけてまいりました。現在では、医療機器市場に おける表示率は80%近くに及んでおります。またこの市場では、 医薬品や医療機械*2に先駆けて既にトレーサビリティシステム が構築されており、医療現場のIT化を促進する要因となってお ります。

改正薬事法の対応として、平成16年に、医療機器・材料業界 情報化協議会と医療機器メーカーが共同で、メーカー∼卸売業 者∼医療機関の三者間におけるトレーサビリティシステム「生 物由来製品譲渡報告書共同整理システム“MeBiTS”」の運用を 開始いたしました。このシステムでは、医療機器商品データベ ース(MEDIS-DC)を利用し、卸売業者が取り扱った生物由来 製品について、製品に表示されたバーコードを読み取ります。 そのデータをインターネット上で“MeBiTS”に送信するだけ で、漓生物由来製品譲渡情報の報告 滷報告情報の照会 澆トレ ース実績の照会 潺取引先情報の照会 などが一括で管理可能 となります。医療機器製品のバーコード表示率が高まっている ことで、円滑なシステム運用が実現できました。(図漓参照)

当社はこれからも医療業界関係各社様に対し、様々なバーコ ード表示の仕組みをご提案し、自動認識技術を通じて医療現場 の安全・安心の確保、医療現場の効率化に貢献してまいります。

●∼医療安全のためのバーコード表示∼

製品コードの英数字を目視で転記したり、パソコンで手入力 したりすることは、作業効率を下げるだけでなく転記ミスを誘 発して、本来のトレーサビリティが実現されません。また、国

内の医薬品コードの現状は、医薬品の承認、副作用報告、流通、 薬価、などの目的別に10種類を超えるコード体系が使用されて いるのに加え、各医療機関で使用されている医薬品コードの多 くが独自のコードでした。

このような状況を改善するため、本年9月に厚生労働省が

「医薬品へ表示するコード体系についての基本案」をまとめ、 日本製薬団体連合会を通じて各メーカーに対し、医薬品に標準 化されたバーコードを表示するよう、連絡文を通達しました。

(図滷参照)

同年10月には日本医療機器産業連合が「医療機器商品コー ド・UCC/EAN-128標準化運用基準マニュアル」を改訂し、病 院内で使用する医療機器のうち、医療機械*2(人工呼吸器、輸 液ポンプ、除細動器等)の本体に、バーコード銘板を表示する 項目を追加しました。

これらのことにより、今後、医薬品・医療機器・医療機械に 標準化されたバーコードの表示がいよいよ本格化し、医療現場 での安全・安心のために、バーコードを活用する市場が一層拡 大することとなります。

*1 医療機器……人もしくは動物の構造・機能に影響を及ぼすことを目的とする機械・器具等

*2 医療機械……医療機器に含まれ、修理を要するもの

(9)

(資産の部) 流動資産 固定資産

有形固定資産 無形固定資産 投資その他の資産 資産合計

(負債の部) 流動負債 固定負債 負債合計

(少数株主持分) 少数株主持分

(資本の部) 資本金 資本剰余金 利益剰余金

その他有価証券評価差額金 為替換算調整勘定 自己株式 資本合計

負債、少数株主持分及び資本合計 (Assets) Current assets Fixed assets Tangible fixed assets Intangible fixed assets Investments and other assets Total assets

(Liabilities) Current liabilities Fixed liabilities Total liabilities (Minority interest)

Minority interest in consolidated subsidiaries (Shareholders’ equity)

Common stock Capital surplus Retained earnings

Other investment valuation expenses Foreign exchange adjustment account Treasury stock

Total shareholders’ equity

Total liabilities, minority interest and shareholders’ equity

34,164 18,670 14,597 2,360 1,713 52,835

17,086 774 17,860

6,331 5,791 24,963 18

△ 592

△ 1,536 34,974 52,835

33,334 17,301 13,173 2,327 1,800 50,636

17,123 593 17,717

6,331 5,790 23,008 5

△ 663

△ 1,552 32,919 50,636

(百万円/¥millions)

当中間期

2005.9.30

前中間期

2004.9.30

POINT

資  産

メカトロ製品生産工場建設の 他、製品生産設備の増強、さら には業務の効率化をはかること を目的としたシステム構築を進 めたことにより固定資産が増加 しております。

POINT

負 債 ・ 資 本 主に、固定資産取得に伴う未 払金が増加しております。

2002.9 2003.9 2004.9 2005.9

(百万円 / ¥ millions 35,000

30,000

15,000 20,000 25,000

10,000

5,000

3,000

2,500

2,000

1,500

500 1,000

12.0

10.0

8.0

6.0

2.0 4.0

(百万円 / ¥ millions (%)

2002.9 2003.9 2004.9 2005.9

3,000

2,500

2,000

1,500

500 1,000

12.0

10.0

6.0 8.0

2.0 4.0

(百万円 / ¥ millions

2002.9 2003.9 2004.9 2005.9

(%)

売上高 Net sales

営業利益/営業利益率

Operating income/Operating income margin

経常利益/経常利益率

Ordinary profit/Ordinary profit margin 連結/ Consolidated 単体/ Non Consolidated

単体/ Non Consolidated 連結/ Consolidated

POINT

売 上 高

前年同期に記録した過去最高 の売上高をさらに更新し、前 年同期比106.9%となりまし た。なお、セグメント別の状況に つきましては、メカトロ製品 14,711百万円(前年同期比 1 0 5 . 9 % )、 サ プ ラ イ 製 品 18,200百万円(同107.8%) となっております。

POINT

損 益 状 況 営業利益、経常利益、中間純 利益それぞれが、前年同期比 92.4%、94.5%、91.9%と、 いずれも前年実績を下回りま した。新製品の大量投入、原材料の 高騰などにより売上原価が増 加し、売上総利益を押し下げ たのが大きな要因でありま す。

(経常損益の部) 営業損益の部 売上高 売上総利益 営業利益 営業外損益の部 営業外収益 営業外費用 経常利益

(特別損益の部) 特別利益 特別損失

税金等調整前中間純利益 法人税、住民税及び事業税 法人税等調整額

少数株主利益又は少数株主損失(△) 中間純利益

Ordinary income and expenses

Operating revenues and expenses

Net sales

Gross profit on sales

Operating income

Non operating income and expenses

Non operating income

Non operating expenses

Ordinary profit

Extraordinary gain and loss

Extraordinary gain

Extraordinary loss

Income before adjustments for income taxes

Corporate, inhabitant and enterprise taxes

Deferred taxes

Minority interest in net income

Net income

32,911 14,781 2,433

207 149 2,490

12 57 2,444 989 133 ー 1,321

30,786 14,347 2,632

141 138 2,635

200 88 2,746 1,259 56

△ 6

1,437

(百万円/¥millions)

当中間期

2005.4.1∼2005.9.30

前中間期

2004.4.1∼2004.9.30

2,000

1,500

1,000

500

8.0

6.0

4.0

2.0

(百万円 / ¥ millions (%)

2002.9 2003.9 2004.9 2005.9

60,000

40,000 50,000

30,000

20,000

10,000

12.0

10.0

8.0

4.0 6.0

2.0

(百万円 / ¥ millions (%)

2002.9 2003.9 2004.9 2005.9

40,000

30,000

10,000 20,000

8.0

6.0

2.0 4.0

(百万円 / ¥ millions (%)

2002.9 2003.9 2004.9 2005.9

中間純利益/中間純利益率 Net income/Net income margin

総資産/総資産経常利益率 Total assets/Return on assets

純資産/純資産利益率

Shareholders’ equity/Return on equity 連結/ Consolidated 単体/ Non Consolidated

単体/ Non Consolidated 連結/ Consolidated

中間連結貸借対照表 Interim Balance Sheet (Consolidated) 中間連結損益計算書 Interim Statement of Income (Consolidated)

(10)

営業活動によるキャッシュ・フロー 投資活動によるキャッシュ・フロー 財務活動によるキャッシュ・フロー 現金及び現金同等物に係る換算差額 現金及び現金同等物の増減額(減少:△) 現金及び現金同等物の期首残高

現金及び現金同等物の中間期末残高

Net cash provided by operating activities

Net cash used in investing activities

Net cash used in financing activities

Effect of exchange rate changes on cash and cash equivalents

Net increase (decrease) in cash and cash equivalents

Cash and cash equivalents at beginning of year

Cash and cash equivalents at end of interim period

840

△ 1,092

△ 461 62

△ 649 10,234 9,584

1,311

△ 1,239

△ 476 146

△ 258 11,512 11,254

(百万円/¥millions)

当中間期

2005.4.1∼2005.9.30

前中間期

2004.4.1∼2004.9.30

POINT

営業活動によるキャッシュ・フロー

営 業 活 動 の 結 果 得 ら れ た 資 金 は 840百万円となりました。

これは主に税金等調整前中間純利益 を計上したこと、及び減価償却費の 計上による収入要因がありました一 方で、売上債権の増加975百万円、 たな卸資産の増加231百万円、仕入 債務の減少374百万円、法人税等の 支払額1,118百万円等の支出があっ たことによるものです。

POINT

投資活動によるキャッシュ・フロー

投 資 活 動 の 結 果 使 用 し た 資 金 は 1,092百万円となりました。

これは主に有形固定資産701百万円、 無形固定資産325百万円の取得等に よるものです。

POINT

財務活動によるキャッシュ・フロー

財 務 活 動 の 結 果 使 用 し た 資 金 は 461百万円となりました。

これは主に利益処分による配当金の 支払額501百万円があったことによ るものです。

当中間期における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)は、前中間期に比べ1,670百万円減少し、当中間期末は9,584百万円となりま した。

当中間期における各キャッシュ・フローの状況と、それらの要因は次のとおりであります。

(資産の部) 流動資産 固定資産

有形固定資産 無形固定資産 投資その他の資産 資産合計

(負債の部) 流動負債 固定負債 負債合計

(資本の部) 資本金 資本剰余金 利益剰余金

その他有価証券評価差額金 自己株式

資本合計 負債・資本合計

Assets Current assets Fixed assets Tangible fixed assets Intangible fixed assets Investments and other assets Total assets

Liabilities Current liabilities Fixed liabilities Total liabilities Shareholders’ equity Common stock Capital surplus Retained earnings

Other investment valuation expenses Treasury stock

Total shareholders’ equity Total liabilities and shareholders’ equity

25,242 29,830 11,584 1,532 16,713 55,072 14,466 736 15,203 6,331 5,791 29,265 18

△1,536 39,869 55,072

26,603 26,432 11,210 1,644 13,578 53,036 15,030 593 15,623 6,331 5,790 26,838 5

△1,552 37,412 53,036

(百万円/¥millions)

当中間期

2005.9.30

前中間期

2004.9.30

(経常損益の部) 営業損益の部 売上高 営業利益 営業外損益の部 営業外収益 営業外費用 経常利益

(特別損益の部) 特別利益 特別損失 税引前中間純利益 中間純利益 中間未処分利益

Ordinary income and expenses Operating revenues and expenses Net sales

Operating income

Non operating income and expenses Non operating income

Non operating expenses Ordinary profit

Extraordinary gain and loss Extraordinary gain Extraordinary loss Net income before taxes Net income

27,796 2,396 233 35 2,593 10 6 2,597 1,545 3,852

26,470 2,740 210 50 2,900 199 19 3,081 1,838 4,092

(百万円/¥millions)

当中間期

2005.4.1∼2005.9.30

前中間期

2004.4.1∼2004.9.30

POINT

損 益 状 況 営業利益、経常利益、中間純利 益いずれも前年実績を下回りま した。

新製品の大量投入、原材料の高 騰などにより売上原価が増加 し、売上総利益を押し下げたの が大きな要因であります。

POINT

資産、負債・資本 生産能力強化、業務効率向上 を目的とした設備の取得によ り固定資産が増加し、当該資 産に関わる未払金が増加して おります。

中間連結キャッシュ・フロー計算書 Interim Statement of Cash Flow (Consolidated) 中間貸借対照表 Interim Balance Sheet (Non Consolidated)

中間損益計算書 Interim Statement of Income (Non Consolidated)

当中間期の利益配当金 中間配当金は、業績を勘案し 1株につき15円(前中間期比 1円増)とさせていただきま した。

(11)

譛 サ ト ー 国 際 奨 学 財 団 日本マスタートラスト信託銀行㈱(信託口)

日本トラスティ・サービス信託銀行㈱(信託口) 横   井   美 恵 子 ステートストリートバンクアンドトラストカンパニー

ユーロクリアバンクエスエー/エヌブイ サ ト ー 社 員 持 株 会

37,862 24,959 23,457 17,644 13,152 10,150 9,400 8,969 8,000 7,540 161,135

11.83 7.80 7.33 5.51 4.11 3.17 2.94 2.80 2.50 2.36 50.35

金融機関 59名(0.65%) 証券会社

19名(0.21%) その他の法人 134名(1.48%)

外国法人等 90名(0.99%)

個人その他 8,742名(96.67%)

会社が発行する株式の総数

…………80,000,000株

発行済株式の総数

………32,001,169株

株主総数

………9,044名

●大株主

Principal shareholders

●株価の推移

Changes in stock price

(円/¥

■所有者別株主数 Shareholders by type

個人その他 12,426,257株(38.83%)

外国法人等 6,608,607株(20.65%) その他の法人

5,881,398株

(18.38%) 金融機関 6,996,857株(21.87%)

証券会社 88,050株(0.27%)

■所有者別株式数 Number of shares held 株     主     名 持 株 数(百株) 持 株 比 率(%)

(注)上記日本マスタートラスト信託銀行㈱及び日本トラスティ・サービス信託銀行㈱の所有株式数 は、すべて信託業務に係る株式であります。

(注)その他法人に証券保管振替機構名義の株式(1名359株)が、 個人その他に自己株式名義の株式(1名620,594株)が含ま れております。

なお、自己株式620,594株は株主名簿記載上の株式数であり、 中間期末日現在の実質的な所有株式数は620,484株でありま す。

2,800

2,400 2,600

2,200

4月/Apr 5月/May 6月/Jun 7月/Jul 8月/Aug 9月/Sep

株式データ

(平成17年9月30日現在)

Stock Information 会社データ Corporate Data

株式会社サトー SATO CORPORATION

東京都渋谷区恵比寿一丁目21番3号 昭和15年(1940年)

昭和26年(1951年)5月16日 6,331,031,908円

取締役

執行役員

監査役

本 社 所 在 地

主 な 取 引 銀 行 従 業 員 数

毎年3月31日

東京三菱銀行 三菱UFJ信託銀行 りそな銀行 連結:2,622名、単体:1,429名

連結:329億円、単体:277億円(平成18年3月期中間期)

(ご参考)

連結:617億円、単体:528億円(平成17年3月期)

(注)1. 取締役のうち小野 彦、鈴木 賢、山田秀雄、田中優子の4名は社外取締役であります。 2. 監査役のうち住田 淳、齊藤栄太郎の2名は社外監査役であります。

代表取締役執行役員会長兼最高経営責任者 代表取締役執行役員社長兼最高執行責任者 取締役執行役員副社長

取締役専務執行役員 取締役専務執行役員 取締役専務執行役員

藤田東久夫 大塚 正則 脇  敏博 横井 信宏 西田 浩一 土橋 郁夫

取締役 取締役 取締役 取締役

小野  彦 鈴木  賢 山田 秀雄 田中 優子

常務執行役員 常務執行役員 常務執行役員 常務執行役員 常務執行役員

加治屋 浩 梅田 俊郎 工藤 保雄 佐藤 喜夫 松山 一雄

常勤監査役 監査役

吉田 勝彦 西尾 吉典

監査役 監査役

住田  淳 齊藤栄太郎 執行役員

執行役員 執行役員 執行役員 執行役員 執行役員

米谷  真 田巻 俊二 櫛田 晃裕 鳴海 達夫 千田 浩三 山田 義信

執行役員 執行役員 執行役員 執行役員 執行役員

松浦 正治 山田 圭助 丹羽 国広 羽生 光孝 安江 大道

参照

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平成12年 6月27日 ひうち救難所設置 平成12年 6月27日 来島救難所設置 平成12年 9月 1日 津島救難所設置 平成25年 7月 8日

春学期入学式 4月1日、2日 履修指導 4月3日、4日 春学期授業開始 4月6日 春学期定期試験・中間試験 7月17日~30日 春学期追試験 8月4日、5日

大正13年 3月20日 大正 4年 3月20日 大正 4年 5月18日 大正10年10月10日 大正10年12月 7日 大正13年 1月 8日 大正13年 6月27日 大正13年 1月 8日 大正14年 7月17日 大正15年

■実 施 日:平成 26 年8月8日~9月 18

第1回 平成27年6月11日 第2回 平成28年4月26日 第3回 平成28年6月24日 第4回 平成28年8月29日

※短期:平成 30 年度~平成 32 年度 中期:平成 33 年度~平成 37 年度 長期:平成 38 年度以降. ②

本協定の有効期間は,平成 年 月 日から平成 年 月