平
成
2 9
年
度
長 野 市 大 豆 島 財 産 区 特 別 会 計
決
算
審
査
意
見
書
29 監査第 161 号 平成 30 年2月 20 日
長野市長
加 藤 久 雄 様
長野市監査委員 鈴 木 栄 一
同 小 澤 輝 彦
同 三 井 経 光
同 池 田 清
平 成
2 9
年 度 長 野 市 大 豆 島 財 産 区
特 別 会 計 決 算 審 査 意 見 に つ い て
目
次
平成 29 年度長野市大豆島財産区特別会計決算審査意見
第1 審査の対象 ... 1
第2 審査の期間 ... 1
第3 審査の方法 ... 1
第4 審査の結果 ... 1
第5 意 見 ... 2
第6 審査の内容 ... 3
1 決算の概況 ... 3
平 成
29
年 度 長 野 市 大 豆島 財 産区 特 別 会計 決 算 審 査 意 見
こ の 決 算 審 査 は 、 長 野 市 大 豆 島 財 産 区 の 廃 止 に 伴 い 、 平 成29 年12月 28日 を も っ て 打 ち 切 ら れ た 平 成 29年 度 の 決 算 に つ い て 、 地 方 自 治 法 第 233条 第 2 項 の 規 定 に 基 づ き 、 長 野 市 監 査 委 員 が 行 っ た も の で あ る 。
第 1 審 査 の 対 象
平 成 2 9年 度 長 野 市 大 豆 島 財 産 区 特 別 会 計 歳 入 歳 出 決 算
上 記 歳 入 歳 出 決 算 に か か る 歳 入 歳 出 決 算 事 項 別 明 細 書 、 実 質 収 支 に 関 す る 調 書 及 び 財 産 に 関 す る 調 書
な お 、 こ の 決 算 に お い て 平 成 2 9年 度 と は 、 平 成 2 9年 4 月 1 日 か ら 1 2月 28 日 ま で の 期 間 を い う 。
第 2 審 査 の 期 間
平 成 3 0年 1 月 5 日 か ら 2 月 2 0日 ま で
第 3 審 査 の 方 法
審 査 に 当 た っ て は 、 決 算 書 及 び そ の 附 属 書 類 が 地 方 自 治 法 及 び そ の 他 の 関 係 法 令 に 準 拠 し て 作 成 さ れ て い る か を 確 認 し 、 計 数 が 正 確 で あ る か 、 予 算 の 執 行 が 適 正 か つ 効 率 的 に 行 わ れ て い る か に つ い て 、 諸 帳 簿 、 証 書 類 と 照 合 す る と と も に 、 関 係 職 員 の 説 明 聴 取 を 実 施 し た 。
また、例月現金出納検査の結果も参考にして審査した。
財産区の財産の引渡しについては、市への譲与申出書及び土地譲与契約書等によ り確認を行った。
第 4 審 査 の 結 果
決 算 書 及 び そ の 附 属 書 類 の う ち 、 土 地 の 地 目 に つ い て 、 一 部 登 記 簿 謄 本 と 符 合 し な い 点 が あ っ た が 、 そ の 他 は 関 係 法 令 に 準 拠 し て 作 成 さ れ て お り 、 そ の 計 数 は 、 関 係 諸 帳 簿 と 符 合 し 正 確 で あ る も の と 認 め ら れ た 。
ま た 、 予 算 の 執 行 状 況 は 、 お お む ね 適 正 で あ る も の と 認 め ら れ た が 、 一 部 適 切 で な い 事 務 処 理 が 見 受 け ら れ た 。
第 5 意 見
山 林 は 、 水 源 の か ん 養 、 山 崩 れ や 土 砂 流 出 等 の 山 地 災 害 防 止 、 地 球 温 暖 化 防 止 等 、 多 面 的 役 割 を 果 た し て い る 。 こ れ ら 山 林 の 持 つ 公 益 的 機 能 を 維 持 す る た め 、 間 伐 等 の 整 備 を 行 っ て い く こ と が 必 要 で あ る 。
市 に 譲 渡 さ れ た 山 林 は 、 長 年 に わ た り 、 財 産 区 住 民 が 熱 意 を 持 っ て 管 理 さ れ て き た 貴 重 な 財 産 で あ る 。
市 に お い て は 、 譲 渡 さ れ た 財 産 に つ い て 、 地 目 更 正 等 登 記 記 録 を 整 備 す る と と も に 、 適 切 な 管 理 及 び 活 用 方 法 の 検 討 を 進 め 、 市 民 の 福 祉 の 増 進 に 一 層 寄 与 さ れ る よ う 要 望 す る 。
大豆島財産区 で は 、 財 産 区 の 解 散 に 向 け て 、 地 元 正 副 区 長 や 歴 代 財 産 区 役 員 等 に 対 し て 、解 散 に 至 っ た 経 緯 等 を 説 明 す る た め に 解 散 報 告 会 を 開 催 し 、経 費 は 基 金 か ら の 繰 入 金 を 充 当 し て い た が 、 こ の こ と に つ い て 意 見 を 申 し 上 げ る 。
本 財 産 区 で は 、大 豆 島 財 産 区 臨 時 議 会 を 解 散 報 告 会 と 同 日 に 開 催 し 、こ の 解 散 報 告 会 に 要 す る 経 費 及 び そ れ に 充 当 す る 基 金 の 繰 入 等 補 正 予 算 案 に つ い て 議 決 し て い る 。こ の た め 、補 正 予 算 成 立 前 に 支 出 負 担 行 為 が な さ れ る な ど 一 部 不 適 切 な 事 務 処 理 が あ っ た 。
財 産 区 事 務 処 理 を 行 う 支 所 に お い て は 、地 方 自 治 法 及 び 長 野 市 財 務 規 則 等 関 係 規 則 に 沿 っ て 適 切 に 事 務 を 執 行 さ れ た い 。
な お 、 長 野 市 大 豆 島 財 産 区 基 金 条 例 第 5 条 で は 、「 基 金 は 、 第 1 条 に 規 定 す る 目 的( 財 産 区 の 財 産 を 維 持 管 理 し 、も っ て 財 産 区 住 民 の 福 祉 の 増 進 を 図 る )の た め に 要 す る 経 費 に 充 当 す る と き は 、そ の 全 部 又 は 一 部 を 処 分 す る こ と が で き る 。」 と さ れ て い た ( 平 成29年12月 29日 廃 止 )。
解 散 報 告 会 の 開 催 は 、財 産 を 維 持 す る た め に 行 わ れ る 通 常 の 財 産 管 理 行 為 と は 異 な る が 、財 産 区 解 散 に 向 け て 清 算 行 為 を 行 う 最 終 的 な 手 続 き で あ る と も 考 え ら れ る 。ま た 、本 解 散 報 告 会 に 要 し た 飲 食 費 や 記 念 品 費 な ど に つ い て も 、不 適 切 と は い え な い ま で も 、 事 務 処 理 に 当 た っ て は 十 分 留 意 す べ き で あ る 。
[参 考 ] 解 散 報 告 会 経費 内 訳 ( 出 席 者38名 会 費1, 000円 を 徴 収 )
第 6 審 査 の 内 容
1 決 算 の 概 況
当 年 度 の 歳 入 決 算 額 は 2,906,223円 で あ り 、 歳 出 決 算 額 も 同 額 で あ る 。
(1) 歳 入
歳 入 の 決 算 状 況 は 、 次 表 の と お り で あ る 。
( 単 位 円 ・ % )
区 分 款 別
予 算 現額 調 定 額 収 入 済 額
不 納 欠 損 額
収 入 未 済 額
収 入 率
対 予 算 現 額 対 調 定 額
財 産 収 入 1,000 19,182 19,182 0 0 1,918.2 100.0
分担金及び負担金 0 0 0 0 0 − −
繰 入 金 2,618,000 2,618,000 2,618,000 0 0 100.0 100.0 繰 越 金 21,000 27,739 27,739 0 0 132.1 100.0 諸 収 入 205,300 241,302 241,302 0 0 117.5 100.0
合 計 2,845,300 2,906,223 2,906,223 0 0 102.1 100.0
28年度 599,000 598,987 598,987 0 0 100.0 100.0 比 較 増 減 2,246,300 2,307,236 2,307,236 0 0 2.1ポイント 0.0ポイント 前 年 度 対 比 475.0 485.2 485.2 − − − −
収 入 済 額 は2,906,223 円 で 、 調 定 額 に 対 し て 100.0% の 収 入 率 で あ る 。 収 入 済 額 の 主 な も の は 、 繰 入 金2,618,000円 ( 構 成 比 率 90.1% ) で 、 全 額 大 豆 島 財 産 区 基 金 か ら の 繰 り 入 れ で あ る 。
・ 資料印刷代 17,760円
・ 郵送料 1,934円
・ 折詰 86,400円
・ 飲物 30,290円
・ 菓子等 6,392円
・ 記念品 312,000円 (置時計 6,500円×48個)
(2) 歳 出
歳 出 の 決 算 状 況 は 、 次 表 の と お り で あ る 。
( 単 位 円 ・ % )
区 分 款 別
予 算 現額 支出 済 額 翌 年 度 繰 越 額 不 用 額 執 行 率
議 会 費 84,000 60,065 0 23,935 71.5
総 務 費 936,000 722,170 0 213,830 77.2
繰 出 金 1,823,300 2,123,988 0 △ 300,688 116.5
予 備 費 2,000 0 0 2,000 0.0
合 計 2,845,300 2,906,223 0 △ 60,923 102.1
28年度 599,000 571,248 0 27,752 95.4
比 較 増 減 2,246,300 2,334,975 0 △88,675 6.7ポイント
前 年 度 対 比 475.0 508.7 − △ 219.5 −
支 出 済 額 は2,906,223 円 で 、 予 算 現 額 に 対 し て102.1% の 執 行 率 で あ る 。 支 出 済 額 の 主 な も の は 、 繰 出 金2,123,988円 ( 構 成 比 率 73.1% ) で あ る 。 な お 、 2,123,988円 は 、 全 額 長 野 市 一 般 会 計 へ 繰 り 出 し た 。
2 財 産 に 関 す る 調 書
(1) 公有財産
土 地 、 建 物 及 び 山 林 の 状 況 は 、 次 表 の と お り で あ る 。
( 単 位 ㎡ )
区 分
土 地 建 物
前 年 度 末 現 在 高
決 算 年 度 中 増 加 高
決 算 年 度 中 減 少 高
決 算 年 度 末 現 在 高
前 年 度 末 現 在 高
決 算 年 度 中 増 減 高
決 算 年 度 末 現 在 高
山 林 269 ,340. 00 22. 00 269 ,362. 00 0.0 0 0.0 0 0.0 0 0.0 0
畑 1 ,656 .00 0 1,6 56.00 0.0 0 0.0 0 0.0 0 0.0 0
合 計 270, 996. 00 22 .00 27 1,018 .00 0. 00 0. 00 0. 00 0. 00
立 木(㎥)
(推定蓄積量)
11, 241.0 0 0.0 0 11, 241.0 0 0.0 0 0.0 0 0.0 0 0.0 0
出 資 に よ る 権 利 の 状 況 は 、 次 表 の と お り で あ る 。
( 単 位 円 )
区 分 前 年 度 末 現 在 高 決 算 年 度 中 増 減 高 決 算 年 度 末 現 在 高
長 野 森 林 組 合 203,3 00 △ 2 03,30 0 0
財産区の廃止に伴い、出資金は全額大豆島財産区特別会計に繰り入れている。
(2) 基 金
基 金 の 状 況 は 、 次 表 の と お り で あ る 。
( 単 位 円 )
区 分 前 年 度 末 現 在 高 決 算 年 度 中 増 減 高 決 算 年 度 末 現 在 高
現 金 2 ,618,000 △ 2 ,618, 000 0
財産区の廃止に伴い、基金は全額大豆島財産区特別会計に繰り入れている。