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第8期第1回議事録(平成24年10月2日) 男女共同参画推進会議 議事録|浦安市公式サイト

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(1)

第 1 回浦安市男女共同参画推進会議議事録

1.開催日時 平成 24 年 10 月 2 日(火)午後 6 時 30 分~午後 8 時

2.開催場所 浦安市民プラザWave101 市民サロン 5

3.出 席 者

(委員)

上田会長、石黒副会長、菅宮委員、大宮山委員、細川委員、石川委員、塚越委員、 玉井委員、服部委員、渡邉委員、大塚委員、宮川委員、田中委員、土井委員、 吉原委員(以上、敬称略)

(事務局)

市長公室参事、企画政策課課長、企画政策課主幹、人権・男女共同参画係長、 人権・男女共同参画係主任主事

4.委嘱状の交付 (1)事務局あいさつ (2)自己紹介

5.議 題

(1)会長・副会長の選出について

(2)浦安市男女共同参画推進会議(第 8 期)について (3)勉強会「男女共同参画について」

(4)その他(事務連絡)

6.議事の概要

(1)委員の互選により、上田委員が会長に、石黒委員が副会長に選任された。 (2)浦安市男女共同参画推進会議(第8期)について事務局から説明を行った。 (3)男女共同参画について上田会長より説明を行った。

(4)第 2 回会議の開催は、平成24 年 11 月 6 日(火)と決定した。

7.会議経過

(1)会長に上田委員、副会長に石黒委員が推薦され、承認された。

(2)事務局より、浦安市の男女共同参画に向けた取り組み、「第 2 次うらやす男女共同参画 プラン」、浦安市男女共同参画推進会議についての説明を行った。

・浦安市の取り組みとして、平成14 年に「女(ひと)と男(ひと)が認め合い、共にか

(2)

がやくまち・うらやす」を基本理念とする「うらやす男女共同参画プラン」を策定し、 男女共同参画社会の実現に向けた施策を推進してきた。社会情勢の変化を踏まえ、5 年後に「改定うらやす男女共同参画プラン」を策定した。その計画期間の終了に伴い、 平成24年3月に「第2次うらやす男女共同参画プラン(以下、「第2次プラン」)」を 策定した。策定にあたっては、第7 期推進会議において意見を伺った。

・浦安市の男女共同参画を推進する拠点である女性プラザでは、講座やフォーラムの開 催、情報紙の作成・発行、図書の貸し出しのほか、相談業務として「女性のための相 談」「女性のための法律相談」を行っている。

・平成 24 年 3 月に「第 2 次プラン」を策定した。計画期間は、平成 24 年度から 33 年度 の 10 年間となっている。内容については、「女(ひと)と男(ひと)が認めあい共に かがやくまちうらやす」を将来像とし、その下に 3 つの基本理念として、「男女の人権 の尊重」「ジェンダー(社会的性別)における平等」「男女のエンパワーメント」を掲 げた。さらに8 つの課題を挙げ、それぞれ施策の方向を明記している。このプランの 特徴として重点課題を2 つ設けた。1 つは、課題 4 の「防災における男女共同参画の 推進」である。もう1 つが課題 7 の「人権擁護・救済のための取り組みの強化」で、 こちらは主にDV対策の強化となっている。詳細については、冊子をご覧いただきた い。

・これまでの推進会議では、女性プラザの整備・機能拡充について提言をしていただい たり、第 2 次プランの策定について意見をいただいてきた。第 8 期では、「男女共同参 画ニュース P-Life(以下、「P-Life」)」を発行するにあたり、今回は防災をテーマに 作成し、3 月に新聞折り込みで全戸配布する予定となっているので、委員の皆様には、 それぞれの立場からご意見をいただきたいと考えている。会議予定については、24 年 度は 5 回の開催を予定している。第6~8 回は事業報告や第2 次プランの推進状況につ いてご意見をいただく予定である。P-Life については、東日本大震災前に横浜市が男 女共同参画の視点に基づいて作成した「わたしの防災力ノート」を参考にしている。 浦安独自のものを作成し、全戸配布したいと考えている。具体的には、「防災ミニブッ ク」と題した資料を見ていただきたい。本日は企画構成案を示している。男女共同参 画ニュースとして、防災について書きたいと考えている。

(意見)

委 員:A4・8 ページ特集とあるが、この形態にこだわるのかどうか。 事務局:形態はお配りしている資料のとおりである。

(3)聖徳大学講師の上田会長が男女共同参画についての説明を行い、委員から意見、感 想を述べた。

・男女共同参画社会基本法(以下、「基本法」)は、日本国憲法の「個人の尊重と法の下

(3)

の平等」に基づくものであり、先ずは人として尊重されることと、性別によって生き 方や機会が制限されることがないような社会を目指すことを目的としている。

・基本法の基本理念として第3条から7条までの5つの柱がある。4条から6条までは、 公と私の両方において男女共同参画を実現していこうという内容になっている。第7 条の「国際的協調」というのは、1985年に女性差別撤廃条約が国連で採択され、国際 的なそうした女性のエンパワーメント、男女共同参画の流れの中に、日本の男女共同 参画施策も位置付けていこうというものである。

・基本法で実現したことの1つに「ジェンダーの主流化」がある。1995年、第4回世界 女性会議で採択された北京行動要領で示された考え方で、女性を対象とした政策や計 画など、明らかに女性を対象とした分野だけでジェンダーの視点を持つべきというこ とではなく、あらゆる政策・計画を考えるときに、それによって男女に与える影響と いうものを考えながら行う必要があるというものである。今回のテーマの防災は、ジ ェンダーとは無関係のことと感じてしまうが、男女の生活や関係に大きな影響を及ぼ す分野であり、こうした考え方があてはまる。

・基本法では男女共同参画社会の実現を21世紀の我が国社会を決定する最重要課題と位 置付けている。

・基本法第4条では、社会制度や慣行が、直接的に男女を差別するようなことを禁じて いるだけではなく、制度や慣行が、日々の男女の様々な選択において性別による影響 がないようにするとうたっている。

・基本法第15条では、男女共同参画のための施策だけでなく、男女共同参画社会の形成 に影響を及ぼす政策・施策を行う際には、常にジェンダーの問題に配慮しなければな らないとうたっている。つまり、女性の問題というのが個別の領域ではなく、全ての 領域で考慮されるべきということである。

・男女共同参画の推進体制については、男女共同参画局が内閣府に置かれ、男女共同参 画推進本部の本部長は内閣総理大臣がなっている。また、男女共同参画会議の議長は 内閣官房長官がなっている。このようにあらゆる政策にジェンダーの視点が取り入れ られるような工夫がなされている。

・男女共同参画の国際的なランキングについて、日本は人間開発指数では2011年で第12 位となっているが、ジェンダーに関する指数であるジェンダー不平等指数では2011年 で第14位となっており、国際的にみても男女共同参画があまり実現されていない。

・プランの重点課題となっているドメスティック・バイオレンス(DV)について、2001 年にDV防止法が制定され、その後3年ごとに改定されている。細かなところに配慮 ができている法律の1つで、例えば、以前は身体的暴力だけが対象であった

のが、言葉などによる精神的な暴力も含まれるようになったり、親族に対する接近禁 止が加わったりして、被害者の実情にあったものに進化してきている。

・2011年の調査では、女性の3人に1人がDV被害の経験があるという結果がでてい

(4)

る。取り組みは進んでいるが、被害者数はなかなか減らないという状況である。特に 暴力を止める仕組みはできてきているが、被害者の 4 割がどこにも相談していないこ とは問題である。

・DVがなかなかなくならないのは、社会のジェンダー構造と密接な関係があるからだと 思われる。特別な人がDVをしているというのではなく、男女共同参画社会が十分に 成立していないあらわれと認識すべきではないか。また、逆にDVが男女共同参画社 会の実現の妨げになっていると、DV防止法では言っている。これは欧州評議会でも同 様のことを言っている。

・DVのある家庭の6、7割で、子どもへの身体的・性的暴力が存在すると言われている。 最近では直接的に暴力を受けていない子どもたちも被害者であると言われ、様々な支 援が行われている。現状では、子どもの問題に敏感なのは母親であり、DVから逃れら れない原因の一つには子どもの問題があるとされている。母親の問題を解決するに は、子どもの問題もセットに考えないといけない。

・防災と男女共同参画ということで、防災に男女共同参画の視点が必要とされてきた流 れについて説明したい。阪神・淡路大震災では、長引く避難所生活、まちづくりの過 程で女性の視点が欠けたり、その背景としての男女の関係性の問題が指摘された。そ れを受けて新潟県中越地震の際には、男女共同参画局の職員が派遣されたり、女性の 相談窓口が設置されたりした。

・その後、2005年の国連世界防災会議における「兵庫行動枠組み」や2008年の「防災 基本計画」に、ジェンダーの視点が取り入れられた。また、2010年の「第3次男女共 同参画基本計画」において、防災における男女共同参画の推進が盛り込まれた。そう した流れができていた時期に、2011年に東日本大震災が発生したが、やはり問題点と して、防災・震災対応に女性への配慮が足りないことが指摘されている。原因として、 避難所の設置・運営を任されることの多い自治会組織や、平時での防災計画策定の意 思決定に女性が参画していないことが浮かび上がっている。また、雇用の問題や女性 への暴力の問題が平時より深刻化するという問題もあった。しかし、一方では成果も あり、震災発生後、3月16日には、男女共同参画局が「女性や子育てのニーズを踏ま えた災害対応について」を関係機関に通知するといった、迅速な対応がなされたりし た。

(意見)

委 員:女性に対する暴力について、日本において特徴的な社会構造というものはある のか。

会 長:被害を受けた女性に話を聞くと、日常にお会いする女性よりも日常的なジェン ダー構造を問題視する方が多くいたことが印象的だった。日本固有という点に ついては宿題にさせていただきたい。

(5)

委 員:DVは全体の4 人に 1 人が受けているが、最近は女性からの暴力も問題になっ ている。実際にまちなかでも、女性が男性に暴力をふるうなど、昔では考えら れなかったようなことが起きている。そういう逆のパターンも増えてきている と感じるとともに、家庭内でもありうるのではないかと思っている。今後その あたりも教えていただきたいと思っている。

会 長:男性の場合には、ジェンダー的な価値観から女性より相談できない状況となっ ている。相談の現場でも男性が相談しやすい仕組みを整備していかなければな らないという話になっている。

委 員:ネグレクトが多いとも聞いている。高齢者に対するのと同じではないかと想像 している。社会構造は変わりつつあって、DVの質も変わってきている状況の 中での男女共同参画というのは非常に面白いと思っている。いろいろと勉強し たいと思っている。

委 員:身近にあったことで、確かにご主人が暴力をしている事例があった。ところが、 強い女性も増えてきていて、その奥様も言葉がきつく、これでは相手は怒るだ ろうなという印象であった。暴力はいけないことだが、そのきっかけも考える と被害者はどちらなのかなと、非常に奥深い問題であり、簡単ではないなと思 っている。

委 員:東日本大震災の際に、実際に避難所で問題があったということを知り合いのボ ランティアから聞いた。そのような問題が報道では大きく取り上げられていな かったのではないか。

委 員:私は防災アドバイザーとしてこの会議に参加している。随分昔から被災地に行 ったりしているが、報道されていることは、現地で起きていることのほんの一 部である。極論すると、見る側が興味を持つものしか流さない。被災地で血を 流して喧嘩をしているのは当たり前のことである。財産をなくしたり、親族を 亡くしたりして殺気立っている。海外のメディアを含めて、日本人はきちんと している、我慢強いと言われた。そういう面が日本人にあるのは事実だが。阪 神・淡路大震災から比較すると、女性への配慮というのは随分出てきている。 新潟県中越地震で被災地へ支援に入ったボランティアの人たちが、段ボールで 仕切りをして授乳室を作ったりした。メディアがあまり報道しないというのは、 報道しても関心を持ってくれいないからである。会議の前に高校生に講演をし てきた。放送されていることは事実であるが、一部しか放送されていないから、 それで全てではないということを伝えた。

3.11 で東北の自治体が先ずホームページに載せたのが、ボランティアはいりま せんということだった。行政がボランティアを仕切ろうとすることが、根本的 な間違いである。ボランティアは自主的なものであり、そういう意識のギャッ プもある。資料の中で、神戸では女性の犠牲者が多いと書かれているが、自然

(6)

災害で女性が男性の5 割増しで犠牲者になるのは当たり前のことである。昔か らそうである。65 歳以上でみると女性が男性の倍亡くなっている。これは男女 共同参画とは関係なしに女性が長生きしているからである。地震に限らず、自 然災害の死者を見てみると高齢者が多い。その辺も勘違いしないで考える必要 がある。防災の話をするときには、大体男性しか来ない。男女共同参画の根っ こもそうであると思う。審議会の委員に女性が少ないというのは事実である。 自分が防災の講演会をする際に、防災で女性が参画していない組織は役に立た ないということを必ず言っている。地震があって被災したときに、どうしたい かというと昨日までの生活がしたい。その時に男は役に立たない。生活という のは普段、女性主体で動いているから、女性の知恵がないとだめである。避難 所では男性、女性が半々になるが、そこに女性のセンスが入ってないと、きち んとした計画ができない。だから、特に防災には女性が考えていることが入っ てこなければならない。女性が防災についてやる方が増えてきて、これ自体は 非常にいいことであるが、考えが段々と偏ってきているのが気になっている。 会 長:現場の話を聞かせていただきながら、この場でいろいろと話をさせていただく

ことも、社会に対する、発信の一つになればと思うので今後もよろしくお願い したい。

(事務連絡)

事務局:次回の推進会議は平成24 年 11 月 6 日(火)午後6 時から、文化会館で予定し ている。

以 上

参照

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