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開業準備業務委託契約書(案)(修正版) 入札説明書等の質問及び回答等について/沖縄県

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(1)

沖縄県大型

MICE 施設整備運営事業

開業準備業務委託契約(案)

平成 28 年 12 月 12 日

(2)

開業準備業務委託契約書

1 委託業務の名称

2 履行期間 平成 29 年 11 月 1 日から平成 32 年 8 月 31 日(予定)まで

3 業務委託料 ¥

(うち取引に係る消費税及び地方消費税額)

4 契約保証金

5 調停人

上記の委託業務について、発注者と受注者は、各々の対等な立場における合意に基づい て、別添の条項によって公正な業務委託契約を締結し、信義に従って誠実にこれを履行す るものとする。

本契約の証として本書 2 通を作成し、当事者記名押印の上、各自 1 通を保有する。

平成 29 年 11 月 1 日

発注者: 沖縄県

(3)

第 1 章 総 則

(総 則)

第 1 条 発注者(以下「甲」という。)及び受注者(以下「乙」という。)は、この契約書(頭 書を含む。以下同じ。)に基づき、第 3 項各号に掲げる書面及び図面に従い、日 本国の法令を遵守し、この契約(この契約書及び要求水準書等を内容とする業務 の委託契約をいう。以下同じ。)を履行しなければならない。

2 この契約における用語の定義は、本文中に定義される用語を除き、次の定義に 従う。なお、本条及び本文中に定義されない用語で要求水準書に定義される用語 は、要求水準書の例による。

(1) 「基本設計図書」とは、本件設計に関し要求水準書に定めるところに従い整備 事業者が作成し甲が確認した基本設計成果物(特記規定に規定する承諾を受 けた書類及び図面等並びにその後にこの契約に基づく変更等により修正され た書類及び図面等を含む。)

(2) 「実施設計図書」とは、本件設計に関し要求水準書に定めるところに従い整備 事業者が作成し甲が確認した実施設計成果物(特記規定に規定する承諾を受 けた書類及び図面等並びにその後にこの契約に基づく変更等により修正され た書類及び図面等を含む。)をいう。

(3) 「成果物」とは、この契約、要求水準書又は業務計画書に基づき、又はその他 この契約に定める業務に関連して受注者が甲に提出した書類、図面、写真、 映像等の総称をいう。

(4) 「整備事業者」とは、甲から本件施設の設計・建設・工事監理を受注し、本件 施設の整備を担当する、○○大型 MICE 施設整備事業共同企業体をいう。 (5) 「設計図書」とは、基本設計図書及び実施設計図書をいう。

(6) 「提案書」とは、本事業の入札手続において落札者として選定された●グルー プが提出した提案書一式及び当該提案に関し甲の質問に応じ又は任意に提出 した回答書、補足説明書等の全てをいう。

(7) 「入札説明書」とは、本事業の入札にあたり甲が公表した入札説明書及びこれ に関する質問回答をいう。

(8) 「年度」とは、4 月 1 日開始より翌年の 3 月 31 日に終了する一年をいう。 (9) 「不可抗力」とは、天災(地震、津波、落雷、暴風雨、洪水、異常降雨、土砂

崩壊等)、人災(戦争、テロ、暴動等)及びその他甲及び乙の責めに帰すこと のできない事由をいう。なお、イベント等の中止やキャンセル等は不可抗力 には含まれない。

(10) 「本件業務」とは、要求水準書に規定する開業準備業務をいう。 (11) 「本事業」とは、沖縄県大型 MICE 施設整備運営事業をいう。

(4)

MICE 施設をいう。

(13)「モニタリング基本計画」とは、本事業の入札において甲が公表した沖縄県 大型 MICE 施設整備運営事業 モニタリング基本計画及びこれに係る質問回答 をいう。

(14) 「要求水準書」とは、本件事業の入札において甲が公表した要求水準書及びこ れに係る質問回答をいう。

(15) 「要求水準書等」とは、要求水準書、基本設計図書、実施設計図書及び提案書 をいう。

3 この契約を構成する書面及び図面は、次の各号に掲げるとおりとし、各号にお いて齟齬がある場合の優先順位は、列挙された順序に従うものとする。ただし、 提案書の記載内容のうち、要求水準書の定める基準、水準等を超える部分は、提 案書が優先するものとみなす。

(1) この契約書 (2) 要求水準書

(3) 要求水準書Ⅰ 4 (3)に定める基準、仕様書等 (4) 設計図書

(5) 提案書 (6) 入札説明書

4 乙は、 本件業 務を 契約書 記載の 履行期 間( 以下 「履 行期間 」と いう。 )内 に完 了 し、甲は、その業務委託料を支払うものとする。

5 甲は、その意図する業務内容を実施させるため、業務に関する指示を乙又は第 12 条に定める開業準備業務責任者に対して行うことができる。この場合におい て 、 乙又 は開 業準 備業 務責 任 者は 、当 該指 示に 従い 業 務を 行わ なけ れば なら な い。

6 乙 は、 善良 なる 管理 者の 注 意義 務を もっ て本 件業 務 を実 施し なけ れば なら な い。

7 乙は、この契約書若しくは要求水準書等に特別の定めがある場合又は前項の指 示若しくは甲乙協議がある場合を除き、業務を完了するために必要な一切の手段 をその責任において定めるものとする。

8 この契約書の履行に関して甲乙間で用いる言語は、日本語とする。 9 この契約書に定める金銭の支払いに用いる通貨は、日本円とする。

10 この契約の履行に関して甲乙間で用いる計量単位は、要求水準書等に特別の定 めがある場合を除き、計量法(平成 4 年法律第 51 号)に定めるものとする。 11 この契約書及び要求水準書等における期間の定めについては、民法(明治 29 年

法律第 89 号)及び商法(明治 32 年法律第 48 号)の定めるところによるものとす る。

(5)

13 こ の契 約に 係る 訴訟 の提 起 又は 調停 の申 立て につ い ては 、日 本国 の裁 判所 を もって合意による専属的管轄裁判所とする。

(指示等及び協議の書面主義)

第 2 条 この契約書に定める指示、請求、通知、報告、申出、承諾、質問、回答及び解 除(以下「指示等」という。)は、書面により行わなければならない。

2 前 項の 規定 にか かわ らず 、 緊急 やむ を得 ない 事情 が ある 場合 には 、甲 及び 乙 は、前項に規定する指示等を口頭で行うことができる。この場合において、甲及 び乙は、既に行った指示等を書面に記載し、7 日以内にこれを相手方に交付する ものとする。

3 甲及び乙は、この契約書の他の条項の規定に基づき協議を行うときは、当該協 議の内容を書面に記録するものとする。

(契約の保証)

第 3 条 乙は、この契約の締結と同時に、次の各号のいずれかに掲げる保証を付さなけ ればならない。ただし、第五号の場合においては、履行保証保険契約の締結後、 直ちにその保険証券を甲に寄託しなければならない。

一 契約保証金の納付

二 契約保証金の納付に代わる担保となる有価証券等の提供

三 この契約による債務の不履行により生ずる損害金の支払を保証する銀行、甲 が確実と認める金融機関又は保証事業会社(公共工事の前払保証事業に関す る法律(昭和27年法律第184号)第2条第4項に規定する保証事業会社をい う。以下同じ。)の保証

四 この契約による債務の履行を保証する公共工事履行保証証券による保証 五 この契約の債務の不履行により生ずる損害をてん補する履行保証保険契約の

締結

2 前項の保証に係る契約保証金の額、保証金額又は保険金額(第4項において「保 証の額」という。)は、業務委託料の 10 分の 1 以上としなければならない。 3 第 1 項の規定により、乙が同項第二号又は第三号に掲げる保証を付したとき

は、当該保証は契約保証金に代わる担保の提供として行われたものとし、同項第 四号又は第五号に掲げる保証を付したときは、契約保証金の納付を免除する。 4 業務委託料の変更があった場合には、保証の額が変更後の業務委託料の 10 分

の1に達するまで、甲は、保証の額の増額を請求することができ、乙は、保証の 額の減額を請求することができる。

(6)

(権利義務の譲渡等)

第 4 条 乙は、この契約により生ずる権利又は義務を第三者に譲渡し、又は承継させて はならない。ただし、あらかじめ、甲の承諾を得た場合は、この限りでない。 2 乙は、成果物(未完成の成果物及び業務を行う上で得られた記録等を含む。)を

第三者に譲渡し、貸与し、又は質権その他の担保に供してはならない。ただし、 あらかじめ、甲の承諾を得た場合は、この限りでない。

(情報管理)

第 5 条 乙又は本件業務の全部又は一部に従事する者は、本件業務の実施によって知り 得た秘密及び甲の行政事務等で一般に公開されていない事項を外部へ漏らし、又 は他の目的に使用してはならない。履行期間が満了し、若しくはこの契約を解除 された後においても同様とする。

2 乙は、個人情報の保護に関する法律(平成15年5月30日法律第 57号)及び沖 縄県個人情報保護条例(平成 17 年条例第 2 号)の規定に基づき、本件業務の実施 に関して知り得た個人情報の漏洩、滅失及びき損等の事故の防止その他の個人情 報の適正な管理のために必要な措置を講じなければならない。

(著作権の帰属)

第 6 条 成果物が著作権法(昭和45年法律第48号)第2条第1項第1号に規定する著作 物(以下「著作物」という。)に該当する場合には、著作権法第2章及び第3章に規 定 す る著 作者 の権 利 (以下 、第 7 条 から 第 11 条 ま でに おい て 「著 作権等 」 とい う。)は、著作権法の定めるところに従い、乙又は甲及び乙の共有に帰属するも のとする。

(著作物等の利用の許諾)

第 7 条 乙は甲に対し、次に掲げる成果物の利用を許諾する。この場合において、乙は 次に掲げる成果物の利用を甲以外の第三者に許諾してはならない。

一 本件施設の増築、改築、修繕、模様替、維持、管理、運営、広報等のために 必要な範囲で、成果物を甲が自ら複製し、若しくは翻案、変形、改変その他 の修正をすること又は甲の委託した第三者をして複製させ、若しくは翻案、 変形、改変その他の修正をさせること。

(著作者人格権の制限)

第 8 条 乙は、甲に対し、必要があるときは成果物の内容を公表することを許諾する。 2 乙は、成果物の内容を公表してはならない。ただし、あらかじめ、甲の承諾を

得た場合は、この限りでない。

(7)

を行使しないものとする。

(著作権等の譲渡禁止)

第 9 条 乙は、成果物に係る著作権法第2章及び第3章に規定する乙の権利を第三者に 譲渡し、又は承継させてはならない。ただし、あらかじめ、甲の承諾又は同意を 得た場合は、この限りでない。

(著作権の侵害の防止)

第 10 条 乙は、その作成する成果物が、第三者の有する著作権等を侵害するものでない ことを、甲に対して保証する。

2 乙は、その作成する成果物が第三者の有する著作権等を侵害し、第三者に対し て損害の賠償を行い、又は必要な措置を講じなければならないときは、乙がその 賠償額を負担し、又は必要な措置を講ずるものとする。

(一括再委託の禁止)

第 11 条 乙は、本件業務の全部を一括して第三者に委任し、又は請け負わせてはならな い。

2 乙は、本件業務の一部を第三者に委任し、又は請け負わせようとするときは、 あらかじめ、甲の承諾を得なければならない。ただし、乙が提案書に従い本件業 務の一部を委任し、又は請け負わせようとするときは、この限りでない。 3 甲は、乙に対して、業務の一部を委任し、又は請け負わせた者の商号又は名称

その他必要な事項の通知を請求することができる。

(業務責任者及び業務担当者)

第 12 条 乙は、要求水準書に従い、本件業務の全体を総合的に把握し調整を行う開業準 備業務責任者を定め、本件業務の開始までに甲の承諾を受けなければならない。 開業準備業務責任者を変更するときも、事前に甲の承諾を受けるものとする。。 2 開業準備業務責任者は、この契約の履行に関し、業務の管理及び統轄を行うほ

か、業務委託料の変更、履行期間の変更、業務委託料の請求及び受領、次条第 1 項の請求の受理、同条第2項の決定及び通知、同条第3項の請求、同条第4項の 通知の受理並びにこの契約の解除に係る権限を除き、この契約に基づく乙の一切 の権限を行使することができる。

3 乙は、前項の規定にかかわらず、自己の有する権限のうちこれを開業準備業務 責任者に委任せず自ら行使しようとするものがあるときは、あらかじめ、当該権 限の内容を甲に通知しなければならない。

(8)

(開業準備業務責任者等に対する措置請求)

第 13 条 甲 は、 開業 準備 業務 責任 者 、開 業準 備業 務担 当者 又 は乙 の使 用人 若し くは 第 [11]条第2項の規定により乙から業務を委任され、若しくは請け負った者がその 業務の実施につき著しく不適当と認められるときは、乙に対して、その理由を明 示した書面により、必要な措置をとるべきことを請求することができる。 2 乙は、前項の規定による請求があったときは、当該請求に係る事項について決

定 し 、そ の 結果 を 請求 を受 け た日 から 10 日 以 内に 甲 に通 知 しな け れば なら な い。

(貸与品等)

第 14 条 甲が 乙に 貸与 し、又 は支 給す る図 面そ の他業 務に 必要 な物 品等 (以 下「 貸与 品 等」という。)の品名、数量等、引渡場所及び引渡時期は、別紙[1]に定めるとこ ろによる。

2 乙は、貸与品等の引渡しを受けたときは、引渡しの日から7日以内に、甲に受 領書又は借用書を提出しなければならない。

3 乙は、貸与品等を善良な管理者の注意をもって管理しなければならない。 4 乙は、業務の完了、設計仕様書の変更等によって不用となった貸与品等を甲に

返還しなければならない。

5 乙は、故意又は過失により貸与品等が滅失若しくはき損し、又はその返還が不 可能になったときは、甲の指定した期間内に代品を納め、若しくは原状に復して 返還し、又は返還に代えて損害を賠償しなければならない。

6 甲は、本件施設の一部を、乙が本件業務の履行のために専用的に利用できる場所 として提供する。

7 乙は、業務の完了、設計仕様書の変更等によって前項に従い甲から提供を受けた 場所が不用となったときは、原状に復して甲に返還しなければならない。

第 2 章 業務の実施

(業務計画書)

第 15 条 乙は、要求水準書に従い、年度業務計画書を作成して甲に提出し、甲の承諾を 受けなければならない。

2 乙は、前項により甲の承諾をうけた年度業務計画書を変更するときは、あらか じめ変更内容を甲に示し、甲の承諾を受けなければならない。

(9)

(要求水準書の変更)

第 16 条 甲は、必要があると認めるときは、要求水準書又は業務に関する指示の変更内 容を乙に通知して、要求水準書及び指示を変更することができる。この場合にお いて、甲は、必要があると認められるときは業務委託料を変更し、又は乙に損害 を及ぼしたときは必要な費用を負担しなければならない。

(甲の請求による履行期間の変更等)

第 17 条 甲は、本件施設の完工遅延等により履行期間を変更する必要があるときは、履 行期間の変更を乙に請求することができる。

2 甲は、前項の場合において、必要があると認められるときは、業務委託料を変 更し、又は乙に損害を及ぼしたときは必要な費用を負担しなければならない。

(履行期間の変更方法)

第 18 条 履行期間の変更については、甲乙協議して定める。ただし、協議開始の日から 14 日以内に協議が整わない場合には、甲が定め、乙に通知する。

2 前項の協議開始の日については、甲が乙の意見を聴いて定め、乙に通知するも の と する 。た だし 、甲 が履 行 期間 の変 更事 由が 生じ た 日( 前条 の場 合に あっ て は、乙が履行期間の変更の請求を受けた日)から 7 日以内に協議開始の日を通知 しない場合には、乙は、協議開始の日を定め、甲に通知することができる。

(業務委託料の変更方法等)

第 19 条 業務委託料の変更については、甲乙協議して定める。ただし、協議開始の日か ら 14 日以内に協議が整わない場合には、甲が定め、乙に通知する。

2 前項の協議開始の日については、甲が乙の意見を聴いて定め、乙に通知するも のとする。ただし、甲が業務委託料の変更事由が生じた日から7日以内に協議開 始の日を通知しない場合には、乙は、協議開始の日を定め、甲に通知することが できる。

3 この契約の規定により、乙が増加費用を必要とした場合又は損害を受けた場合 に甲が負担する必要な費用の額については、甲乙協議して定める。

(業務委託料の変更に代える要求水準書の変更)

(10)

2 前項の協議開始の日については、甲が乙の意見を聴いて定め、乙に通知しなけ ればならない。ただし、甲が前項の業務委託料を増額すべき事由又は費用を負担 すべき事由が生じた日から 7 日以内に協議開始の日を通知しない場合には、乙 は、協議開始の日を定め、甲に通知することができる。

(業務の中止)

第 21 条 甲は、必要があると認めるときは、業務の中止内容を乙に通知して、本件業務 の全部又は一部を一時中止させることができる。

2 甲は、前項の規定により業務を一時中止した場合において、必要があると認め られるときは、履行期間若しくは業務委託料を変更し、又は乙が業務の続行に備 え業務の一時中止に伴う増加費用を必要としたとき若しくは乙に損害を及ぼした ときは必要な費用を負担しなければならない。

(モニタリング)

第 22 条 乙は、モニタリング基本計画に基づき、セルフモニタリングを実施する。 2 甲は、モニタリング基本計画に基づき、乙の業務についてモニタリングを実施

する。

3 甲は、前項のモニタリングの実施を理由として、本件業務の全部又は一部に支 障等がおきた場合についても、乙との関係において何らの責任を負うものではな い。

(甲による是正措置)

第 23 条 甲 は、 前条 によ るモ ニタ リ ング の結 果に 応じ 、モ ニ タリ ング 基本 計画 に従 っ て、乙に対して注意、厳重注意、是正指導、是正勧告、再度是正勧告及び警告を 行う事ができる。

2 乙は、前項に定める注意、厳重注意、是正指導、是正勧告、再度是正勧告又は 警告を受けた場合は、モニタリング基本計画に従い、速やかにそれに応じなけれ ばならない。

3 甲は、第1項の注意等のほか、モニタリング基本計画の定めるところに従い、 業務委託費を減額し又はその支払を停止し、業務を実施する者の変更を求め、若 しくはこの契約を解除することができる。

(甲又は第三者に及ぼした損害)

第 24 条 乙は、本件業務の実施に関し又はこの契約に違反したことにより甲に損害を生 じさせたときは、その損害を賠償しなければならない。

(11)

3 前項の規定にかかわらず、同項の規定する賠償額(次条により付された保険に よりてん補された部分を除く。)のうち、甲の指示、貸与品等の性状その他甲の 責に帰すべき事由により生じたものについては、甲がその賠償額を負担する。た だし、乙が、甲の指示又は貸与品等が不適当であること等甲の責に帰すべき事由 があることを知りながらこれを通知しなかったときは、この限りでない。 4 前2項の場合その他業務を行うにつき第三者との間に紛争を生じた場合におい

ては、甲乙協力してその処理解決に当たるものとする。

(保 険)

第 25 条 乙は、別紙[2]に掲げる保険に加入するものとする。保険に加入したときは、 当該保険に係る証券又はこれに代わるものを直ちに甲に提示して、保険の内容の 確認をうけなければならない。

(暴力団の利用の排除)

第 26 条 乙は本件施設の利用許可の予約に関して、暴力団員による不当な行為の防止等 に関する法律(平成 3 年法律第 77号。以下「暴力団対策法」という。)第 2 条第 2 号に規定する暴力団(以下「暴力団」という。)の活動に利用される疑いのある場合 には、甲と協議の上、適切に事務を処理しなければならない。

(暴力団員からの不当介入に対する通報及び報告の義務)

第 27 条 乙は、本件業務の実施に当たって、暴力団員(暴力団対策法第 2 条第 6 号に規 定する暴力団員をいう。以下同じ。)による不当若しくは違法な要求又は本協定 の適正な履行を妨げる妨害を受けたときは、その旨を甲に報告するとともに、所 轄の警察署に届け出なければならない。

第 3 章 法令変更及び不可抗力

(法令の変更時の対応)

第 28 条 本件業務に類型的又は特別に影響を与える法令の新設又は変更により、本件業 務の実施につき乙に合理的な増加費用又は損害が発生した場合は、当該増加費用 又は損害は甲が負担する。

2 税制度にかかる法令の新設・変更で、民間の事業者一般の利益にかかる税制度 の法令の新設・変更による増加費用及び損害は乙が負担する。

(12)

(不可抗力発生時の対応)

第 29 条 不可抗力が発生した場合、乙は、不可抗力の影響を早期に除去すべく早急に対 応措置をとり、不可抗力により発生する損害・損失及び増加費用を最小限にする よう努力しなければならない。

(不可抗力によって発生した費用等の負担)

第 30 条 不可抗力の発生に起因して乙に損害・損失や増加費用が発生した場合は、乙は その内容や程度の詳細を記載した書面をもって甲に通知するものとする。 2 甲は、前項の通知を受け取った場合は、損害状況の確認を行った上で甲と乙の

協議を行い、不可抗力の判定や費用負担等を決定するものとする。

3 不可抗力の発生に起因して乙に損害・損失や増加費用が発生した場合は、当該 費用については合理性の認められる範囲で甲が負担するものとする。ただし、台 風等による短期間の施設利用不能により発生した損害・損失を除く。なお、乙が 付保した保険によりてん補された金額相当分については、甲の負担に含まないも のとする。

4 不可抗力の発生に起因して甲に損害・損失や増加費用が発生した場合は、当該 費用については甲が負担するものとする。

(不可抗力による一部の業務実施の免除)

第 31 条 前条第 2項に定める協議の結果、不可抗力の発生により本件業務の一部の実施 ができなくなったと認められた場合は、乙は不可抗力により影響を受ける限度に おいて本協定に定める義務を免れるものとする。

2 乙が不可抗力により業務の一部を実施できなかった場合、甲は、乙との協議の 上、乙が当該業務を実施できなかったことにより免れた費用分を業務委託料から 減額することができるものとする。

3 乙は、前項の規程により業務委託料を減額された場合は、必要に応じて甲の請 求により業務委託料の全部又は一部を返還しなければならない。

第 4 章 業務報告及び業務委託料の支払

(業務報告)

第 32 条 乙は、各年度の本件業務を完了したときは、要求水準書に従い終了した年度の 業務報告書を作成し、甲に提出しなければならない。

(13)

なければならない。

(業務委託料の支払い)

第 33 条 甲は、本件業務の対価として、別紙[3]に定める業務委託費を支払う。 2 甲は、別紙[3]に規定する時期及び方法により、乙に業務委託費を支払うもの

とする。

3 乙は、別紙[3]に規定する時期に該当する業務委託費の請求書を甲に提出する ものとし、甲は、請求書を受領したときは、受領した日から 30 日以内に請求に かかる業務委託料を支払わなければならない。

4 業務委託料は、別紙[4]に従い、改訂する。

5 甲 は、 第 [22] 条の モ ニタ リ ング で 定め る とこ ろに し たが 、 業務 委 託費 を減 額 し、またはその支払を留保することができる。

(履行遅滞の場合における損害金等)

第 34 条 乙の責に帰すべき事由により履行期間内に業務を完了することができない場合 においては、甲は、損害金の支払を乙に請求することができる。

2 前項の損害金の額は、該当する年度の業務委託料の金額(消費税を含む。)につ き、遅延日数に応じ、年 3.4 パーセントの割合で計算した額とする。

3 甲の責に帰すべき事由により、第[33]条第2項の規定による業務委託料の支払 いが遅れた場合においては、乙は、未受領金額につき、遅延日数に応じ、年 3.4 パーセントの割合で計算した額の遅延利息の支払を甲に請求することができる。

第 5 章 契約の終了

(契約終了時の業務)

第 35 条 この契約が期間満了により終了するときは、本件業務の結果(収受した前受金 を含む。)を本件施設の指定管理者に引き継ぐものとする。

(甲の解除権)

第 36 条 甲は、乙が次の各号のいずれかに該当するときは、この契約を解除することが できる。

一 その責に帰すべき事由により、履行期間内に業務が完了しないと明らかに認 められるとき。

二 第[12]条第 1 項又は第 4 項に規定する者を配置しなかったとき。

三 モニタリング基本計画で定めるモニタリングによりこの契約を解除できると き。

(14)

を達成することができないと認められるとき。 五 暴力団であると認められるとき。

六 役員等(役員、代表者、理事等、その他経営又は運営に実質的に関与してい る者をいう。以下「役員等」という。)が暴力団員であると認められるとき。 七 役員等が、業務に関し、暴力団員であることを知りながら当該者を使用し、

又は雇用していると認められるとき。

八 暴力団又は暴力団員がその経営又は運営に実質的に関与していると認められ るとき。

九 役員等が、自己、その属する法人等(法人その他の団体をいう。)若しくは第 三者の利益を図り、又は第三者に損害を加えることを目的として、暴力団又 は暴力団員を利用していると認められるとき。

十 役員等が、いかなる名義をもってするかを問わず、暴力団又は暴力団員に対 して、金銭、物品その他財産上の利益を与え、又は便宜を供与する等直接的 又は積極的に暴力団の維持若しくは運営に協力し、又は関与していると認め られるとき。

十一 役員等が、業務に関し、暴力団又は暴力団員が経営又は運営に実質的に関与 していると認められる業者であることを知りながら、これを利用していると 認められるとき。

十二 前各号に掲げるもののほか、役員等が暴力団又は暴力団員と社会的に非難さ れるべき関係を有していると認められるとき。

十三 第[27]条に規定する暴力団員からの不当介入に対する通報及び報告義務を履 行しなかったとき。

2 甲は、乙が、第[38]条第 1 項の規定によらないで契約の解除を申し出たとき は、この契約を解除することができる。

3 第1項又は前項の規定により契約が解除された場合においては、乙は、解除が あった年度の業務委託料総額(消費税を含む。)の 10 分の 1 に相当する額を違約 金として甲の指定する期限までに支払わなければならない。

4 前項の場合において、第4条の規定により契約保証金の納付又はこれに代わる 担保の提供が行われているときは、甲は、当該契約保証金又は担保をもって違約 金に充当することができる。

第 37 条 甲は、業務が完了するまでの間は、前条第1項及び第2項の規定によるほか、 必要があるときは、この契約を解除することができる。

(15)

(乙の解除権)

第 38 条 乙は、次の各号のいずれかに該当するときは、この契約を解除することができ る。

一 第[16]条の規定により要求水準書を変更したため業務委託料が 3 分の 2 以上 減少したとき。

二 第[21]条の規定による業務の中止期間が履行期間の 10 分の 5(履行期間が 10 分の 5 が 6 月を越えるときは、6 月)を越えたとき。ただし、中止が業務の 一部のみの場合は、その一部を除いた他の部分の業務が完了した後 3 月を経 過しても、なおその中止が解除されないとき。

三 甲が契約に違反し、その違反によって契約の履行が不可能になったとき。 2 乙は、前項の規定により契約を解除した場合において、損害があるときは、そ

の損害の賠償を甲に請求することができる。

(不可抗力による解除)

第 39 条 甲又は乙は、不可抗力の発生により、本件業務の継続等が困難と判断した場合 は、相手方に対して契約解除の協議を求めることができるものとする。

2 協議の結果、やむを得ないと判断された場合、甲はこの契約を解除するものと する。

3 前項における契約解除により乙に発生する損害・損失及び増加費用は、合理性 が認められる範囲で甲が負担することを原則として甲と乙の協議により決定する ものとする。

4 乙は、第2項の規定により契約を解除されたときは、甲の請求により業務委託 費料の全部又は一部を返還しなければならない。

(解除の効果)

第 40 条 契約が解除された場合には、第1条第1項に規定する甲及び乙の義務は消滅す る。

2 甲は、前項の規定にかかわらず、この契約が解除された場合において、乙が既 に業務を完了した部分(以下「既履行部分」という。)の業務の結果の引き継ぎを受 ける必要があると認めたときは、既履行部分を検査の上、当該検査に合格した部 分の業務の結果の引き継ぎを受けることができる。この場合において、甲は、当 該引き継ぎを受けた既履行部分に相応する業務委託料(以下「既履行部分委託料」 という。)を乙に支払わなければならない。

(16)

(解除に伴う措置)

第 41 条 この契約が解除された場合において、乙は、甲の請求により業務委託費料(た だ し 既 に 経 過 し た 年 度 の 業 務 委 託 費 を 除 く 。 ) の 全 部 を 返 還 し な け れ ば な ら な い。

2 契約が解除され、かつ、前条第2 項の規定により既履行部分の引き継ぎが行わ れ る 場合 にお いて は、 前項 に より 返還 され る業 務委 託 費か ら既 履行 部分 委託 料 (ただし解除があった年度に相応する部分に限る。)を控除するものとする。この 場合において、既履行部分委託料になお余剰があるときは、甲は当該余剰にかか る金額を乙に支払わなければならない。

3 乙は、契約が解除された場合において、貸与品等があるときは、当該貸与品等 を甲に返還しなければならない。この場合において、当該貸与品等が乙の故意又 は過失により滅失又はき損したときは、代品を納め、若しくは原状に復して返還 し、又は返還に代えてその損害を賠償しなければならない。

4 前項後段に規定する乙の取るべき措置の期限、方法等については、契約の解除 が第[36]条によるときは甲が定め、第[37]条又は第[38]条の規定によるときは乙 が甲の意見を聴いて定めるものとし、解除が第[39]条によるときは、甲が乙の意 見を聴いて定めるものとする。

第 6 章 その他雑則

(賠償金等の徴収)

第 42 条 乙がこの契約に基づく賠償金、損害金又は違約金を甲の指定する期間内に支払 わないときは、甲は、その支払わない額に甲の指定する期間を経過した日から業 務委託料支払いの日まで年3.4パーセントの割合で計算した利息を付した額と、 甲の支払うべき業務委託料とを相殺し、なお不足があるときは追徴する。 2 前項の追徴をする場合には、甲は、乙から遅延日数につき年3.4パーセントの

割合で計算した額の延滞金を徴収する。

(運営協議会の設置)

第 43 条 甲と乙は、本業務を円滑に実施するため、情報交換や業務の調整を図る運営協 議会を設置することができる。詳細については、別途作成する設置要綱にて定め る。なお、設置要綱の内容については甲と乙の協議により決定するものとする。 2 甲と乙は協議の上、前項の運営協議会に、関連する企業、団体、外部有識者、

市民等を参加させることができるものとする。

(許認可、届出等)

(17)

費用負担において取得・維持し、また、必要な一切の届出についても乙がその責 任及び費用負担において提出しなければならない。ただし甲の協力が必要な場合 は、甲は乙に協力するものとする。

2 乙は、前項の許認可等の申請を行った場合には、甲に報告を行う。

3 甲は、乙からの要請がある場合は、乙による許認可の取得、届出及びその維持 等に必要な資料の提供その他について協力する。

4 乙は、許認可取得、届出及びその維持(甲が行うものを除く。)の遅延により増 加費用又は損害が生じた場合、当該増加費用又は当該損害を負担する。ただし、 不可抗力により遅延した場合は、第[29]条から第[31]条の規定に従う。

(乙の誓約)

第 45 条 乙は、甲に対して、次に掲げる事項の実施を約する。 (1) 本店を[沖縄県内]に置くこと

(2) 甲の承諾なしに新株を発行しないこと

(3) 甲の事前の承諾なしに、事業者の定款の変更、資本金額の減少、重要な資産 の譲渡、解散、合併、事業譲渡、会社分割、株式交換、株式移転その他の組 織変更を行わないこと。

(4) 代表者、役員又は商号に変更があった場合、直ちに甲に通知すること。 (5) 甲の事前の承諾なしに、他の株式会社の株式を取得しないこと。

(6) 甲の事前の承諾なしに、他の合名会社、合資会社又は合同会社の社員となら ないこと。

(解 釈)

第 46 条 甲がこの契約又は要求水準書等の規定に基づき書類の受領、通知若しくは立会 いを行い、又は説明若しくは報告を求めたことをもって、甲が乙の責任において 行 う べき 業務 の全 部又 は一 部 につ いて 責任 を負 担す る もの と解 釈し ては なら な い。

(疑義についての協議)

(18)

別紙 1

貸 与 品

(19)

別紙 2

乙が加入する保険

(20)

別紙 3

業務委託費

1. 金額

平成 29 年度 金●円(うち消費税 金●円) 平成 30 年度 金●円(うち消費税 金●円) 平成 31 年度 金●円(うち消費税 金●円) 平成 32 年度 金●円(うち消費税 金●円)

2. 支払方法

各年度について、6 月:5 割、10 月:4 割、翌年度 5 月:残額という比率で分割し て支払う。

(21)

別紙 4

業務委託費の改定

国内及び県内における賃金水準や物価水準の変動により、開業準備業務に係る業 務委託料が不適当となったと認めた時は、甲又は乙は、相手方に対して対価の変更 を請求することができ、相手方から請求があったときは、協議に応じなければなら ない。

改定方法は、次の指標及び計算式を元に計算を行う。

①改定の条件と方法

・この契約に定めた業務委託料を基準額とし、③に示す業務毎の指標について改定 年度の物価変動を勘案して設定した改定率を乗じ、各年度4月1日以降の業務委 託料に反映させる。なお、業務委託料への反映は、前回改定が行われた時と比べ て1ポイント以上の変動が認められる場合に行う。

・改定率に小数点以下第四位未満の端数が生じた場合は、これを切り捨てるものと する。

・また、③に示す各指標が廃止、改案された場合には、相互の協議を経て、甲が新 たに適切な指標を指定するものとする。

・物価変動の評価は毎年度実施するものとし、評価の基準日は各前年度の7月1日 とする。なお、改定のタイミングは一年に1回とする。

②改定に用いる指標

改定にあたって使用する指標は次に示すとおりとする。ただし、指標について、 提案がある場合は相互の協議を経て適切な指標を指定するものとする。

費用項目 指標

人件費 毎月勤労統計調査・賃金指数(厚生労働省)

・就業形態別・きまって支給する給与(調査全産業、一般 労働者 30 人以上)を使用

光熱水費 消費者物価指数(総務省統計局)

・都市階級・地方・大都市圏・都道府県庁所在市別におけ る沖縄の値を使用

③改定における計算式

平成 N 年における改定率の算出は、下記の計算式で行う。ただし、平成 X年は前 回の改定年度とする。

参照

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