第2章 施策の体系
男女共同参画社会の実現に向けて
基本目標 課題 施策の方向
1政策・方針決定過程へ .市政への女性参画の拡大 の男女共同参画 2.人材の育成と情報整備
1.雇用の場での男女共同参画の促進
2.職業能力開発と就業機会の拡大 労 働 の 場 に お け る男
女 共 同 参 画 と多 様 な
働き方への支援 3.地域を拠点とする新しい仕事づくりの推進
1.多様なニーズに応える育児・保育環境の整備
2.高齢化社会に対応した介護・看護施策の充実 男 女 が ともに担 う子 育
てと介護
3.男性の育児・介護への参加の促進と男女共同参画 の視点に立った意識啓発活動の強化
1.地域社会と国際協力のための市民活動の支援
あ
ら
ゆ
る
分
野
へ
の
男
女
共
同
参
画
の
推
進
まちづくりへ の 男 女 共
同参画 2.市内在住外国人へ開かれたまちづくりの支援
1女性に対するあらゆる .女性に対する暴力への対応 暴力の根絶 2.女性に対する暴力防止のための取り組み
1.生 涯 を通 じた健 康 の 増 進 に関 する意 識 の 浸 透 ・啓 発
2.生涯を通した健康支援 生涯を通した男女の健
康支援体制
3.健康をおびやかすさまざまな問題についての対策
1.自立と生活安定の支援
2.社会参加・参画の推進 高 齢 者 の 自 立 と生 活
安 定 の ため の 条 件 整
備 3.福祉情報の提供と相談体制の充実
1.ひとり親家庭の生活の安定と自立への支援 社 会 的 困 難 に ある女 性 の
生活安定と自立への支援
2.障害者の生活の安定と自立への支援
男
女
共
同
参
画
の
視
点
で
人
権
が
尊
重
さ
れ
る
仕
組
み
づ
く
り
女 性 の ため の 相 談 事 業の体制づくり
1男 女 平 等 観 に 立 った .保育所・幼稚園・学校における男女平等教育の推進 教育・学習の推進 2.生涯学習における男女平等教育の推進
1.男女共同参画についての情報収集・提供、調査・研 究の充実
情 報 化 社 会 の 推 進 に 対 応 した情 報 収 集 ・提 供システムの充実
2.高度情報化社会に対応した知識や技術の学習機会 の充実
1.学校教育や生涯学習の場でのメディア・リテラシー の向上
2.市の情報発信活動に関する表現の見直し
男
女
共
同
参
画
の
意
識
づ
く
り
メディアにおける男 女 共同参画の推進
1.市民参加による推進体制の充実
2.庁内推進体制の充実 計 画 推 進 体 制 の 整 備
と強化
3.国・都及び他の市区町村との連携の強化
1.事業評価のための新しい指標の設定 事業評価のあり方
2.評価機関としての市民会議の位置づけ
1.センターと行政の連携のあり方の見直し むさしの ヒューマン・ネ
ットワ ー クセンター の
活動支援 2.センターの活動の活性化
1.男女共同参画推進条例の制定
計
画
を
推
進
す
る
た
め
の
体
制
づ
く
り
男 女 共 同 参 画 推 進 条 例 の 制 定 と男 女 共 同
第3章
基本目標と課題
基本目標Ⅰ あらゆる分野への男女共同参画の推進
男女共同参画社会とは、男女がともに自立したパートナーとしてお互いに尊重し、
協力し合い、対等な立場で家庭・職場・地域社会などのあらゆる分野に参画すること
ができる社会です。
市の各種委員会や審議会などの政策・方針決定過程の場や、地域活動への女性の参
画は進んできましたが、まだ十分とはいえない状況です。
労働の場においては、関係法の整備により制度面での男女平等は進みましたが、現
実には賃金の格差、昇進の速さや機会など、依然として女性は不利益を受けています。
仕事と家庭の両立が図れるように家事、育児、介護などへの男性の積極的な参加・協力
と支援体制の充実が必要です。
また、男女共同参画社会の実現に向けた取り組みは国際的に進められてきました。
多様な人々が共生する仕組みづくりを図り、女性も男性も、それぞれの個性や能力を
十分に発揮し、あらゆる分野でともに責任を担い、参画し、利益も享受できる、豊か
問 あなたのご家庭では、現在、仕事と家事・育児の役割分担をどのようにしていますか。
問 現在、高齢者の介護は、主として女性(嫁・妻・娘)が担っていますが、あなたは介護のあ
り方についてどう思いますか。
男
は
仕
事
、
女
は
家
事
・
育
児
を
分
担
し
て
い
る
男
女
と
も
に
仕
事
を
し
、
家
事
・
育
児
は
お
も
に
女
が
分
担
し
て
い
る
男
女
と
も
に
仕
事
を
し
、
家
事
・
育
児
も
平
等
に
分
担
し
て
い
る
男
女
と
も
に
仕
事
を
し
、
家
事
・
育
児
は
お
も
に
男
が
分
担
し
て
い
る
女
は
仕
事
、
男
は
家
事
・
育
児
を
分
担
し
て
い
る
男
女
と
も
に
仕
事
を
し
、
家
事
・
育
児
は
家
族
な
ど
に
ま
か
せ
て
い
る
分
担
す
る
よ
う
な
男
性
︵
女
性
︶
は
い
な
い
わ
か
ら
な
い
無
回
答
34.0 38.3 25.0 27.1 9.3 9.1 18.9 14.4 7.3 5.2 4.6 4.6 0.2 0.1 0.3 1.2 0.5
平成14年
平成8年 (全 体)
(%)
N
647
689
(%)
女
性
︵
嫁
・
妻
・
娘
︶
の
役
割
と
し
て
当
然
だ
と
思
う
介
護
さ
れ
る
側
の
こ
と
を
考
え
る
と
、
女
性
︵
嫁
・
妻
・
娘
︶
が
介
護
す
る
の
が
よ
い
労
働
時
間
や
高
齢
者
福
祉
な
ど
の
現
状
を
み
て
、
女
性
︵
嫁
・
妻
・
娘
︶
に
負
担
が
集
中
す
る
の
は
や
む
を
え
な
い
介
護
は
体
力
が
必
要
な
の
で
、
男
性
︵
婿
・
夫
・
息
子
︶
も
積
極
的
に
介
護
す
る
ほ
う
が
よ
い
公
的
福
祉
サ
ー
ビ
ス
な
ど
施
策
面
で
の
充
実
を
図
り
、
女
性
︵
嫁
・
妻
・
娘
︶
の
負
担
に
な
ら
な
い
よ
う
に
す
る そ
の
他
無
回
答
8.2 9.1 4.9 4.9 25.5 25. 56.0 56.2 1.5 1.9 1.9 1.7 1.7 1.3
平成14年
平成8年 3
(全 体)
N
647
689
課題1
政策・方針決定過程への男女共同参画
男女共同参画社会を実現するためには、政策・方針決定過程で男女双方の意見が平等に反
映されることが重要です。市の各種委員会、審議会などへの女性の登用を一層促進させるた
めには、人材を養成する講座や研修の開催、人材リストの作成をするとともに、女性も自ら
能力の向上に努め、積極的に参画していくことが必要です。
市役所においても人材の養成に努めており、女性職員の管理職への登用を推進しています。
また、市政における男女共同参画施策の重要性についての啓発活動や、関連情報の提供を
強化し、市民意識の向上を図っていきます。
施策の
方 向
事 業 事 業 の 概 要 (現 況)
実施
区分
所 管 課
◎ 幅広い市民活動の横断的組織の 設置
男 女 共 同 参 画 推 進 意 識 を醸 成 させ るた め、NPO、ボランティア、地 域 活 動 グル ープなど幅広い市民活動の横断的連絡 会議の設置等を検討する。
C 市民活動セ ン ター
◎ 市民会議と市議会議員や行政担 当者との連携・ネットワークの推進
市民会議からの情報提供を行い、ネット ワーク化と連携へと進めていく。
B
議 会 事 務 局 ・市 民活動セ ン ター
◎ 男女共同参画担当の公募制、民 間からの登用
男女共同参画施策を総合的に推進する ため 、公 募 制 や 民 間 か らの 登 用 による 専門担当官の設置を検討する。
C 人事課
◎ 市 女 性 職 員 の 管 理 職 へ の 登 用 の推進
女 性 職 員 数 は 全 体 の 4割 を占 め るが 、 管理職では1割に満たない。管理職候補 としての人材を養成し、管理職への登用 を図る。
A 人事課
1
.
市
政
へ
の
女
性
参
画
の
拡
大
○ 市女性職員の職域の拡大
性 別 にとらわ れ ず 、職 員 の 能 力 や 適 性 に応じた任用を行う。
A 人事課
◎ 人 材 育 成 の 強 化 と人 材 リストの 作成
各種委員会への女性の登用を拡大する ため、講座や研修の実施、人材リストの 作成をする。
B
市民活動セ ン ター ・ 関係各課
◎ 情報提供、啓発活動の強化
ホームページや情報誌等の発行により、 市民意識の啓発と情報提供活動の強化 に努める。
A 市民活動セ ン ター
◎ 市 内 企 業 、大 学 、専 門 学 校 等 に おける啓発活動
関 連 情 報 の 提 供 や 、共 催 ・後 援 事 業 の 開催により、男女共同参画についての認 識、関心の高揚を図る。
B
市民活動セ ン タ ー ・ 生活経済課
2
.
人
材
の
育
成
と
情
報
整
備
課題2
労働の場における男女共同参画と多様な働き方への支援
男女雇用機会均等法、育児・介護休業法の制定等、法の整備により制度面では男女平等が
進んできました。しかし現実には、賃金の格差や昇進、仕事の内容等、男女差別が依然とし
て存在し、家事、育児、介護により負担の大きい女性が働き続けることが困難となる状況に
も、あまり変化がありません。また、男性にとっても、家庭生活を切り捨てなければ、職業
生活を継続できないような厳しい現状もあります。男女がともに能力を発揮し、仕事と家庭
の両立が可能な働きやすい環境を整備するため、法の趣旨周知のための広報活動や情報の提
供を充実していきます。
高度情報化の進展により、就労形態や求められる職業能力も変化しています。テレワーク、
SOHOなどの新しい働き方についての情報提供や、地域に根ざした創業、起業などへの取
り組みに対しての支援策を検討します。
施策の
方 向
事 業 事 業 の 概 要 (現 況)
実施
区分
所 管 課
◎ 育 児 休 業 ・介 護 休 業 制 度 の 市 民 ・ 企業への普及の推進
男 女 が 仕 事 と家 庭 の 両 立 を図 り、 継続して働けるように、制度の普及 に努める。
A 生活経済課
◎ 女性を積極的に活用している企業 やファミリー・フレンドリー企業の表彰 制度の創設
東京都で実施中の事業の充実を要 望 する。市 独 自 の 事 業 について検 討する。
C 生活経済課
○ 職 場 におけるセクシャル ・ハ ラスメ ント防止のための啓発
人権侵害のない働きやすい職場環 境 にするため、防 止 の 啓 発 に努 め る。
A 生活経済課
○ 男 女 雇 用 機 会 均 等 法 の 周 知 と男 女平等に向けた働きかけ
男 女 の 雇 用 機 会 や 処 遇 の 均 等 を 確 保 し、職 場 における男 女 平 等 を 推 進 するため、制 度 の 普 及 啓 発 に 努める。
A 生活経済課
1
.
雇
用
の
場
で
の
男
女
共
同
参
画
の
促
進
○ パ ート・派 遣 労 働 関 連 法 や 制 度 の 啓発・普及の促進
国 ・都 が 実 施 中 であり、制 度 の PR を積極的に行う。
A 生活経済課
◎ 市役所における男女平等の促進
男 女 の 雇 用 機 会 や 処 遇 の 均 等 を 確保するとともに、職員研修等を通 じ男女共同参画社会への職員の理 解を深める。
施策の
方 向
事 業 事 業 の 概 要 (現 況)
実施
区分
所 管 課
○ 職業能力開発講座の開催
職 業 能 力 向 上 の ため の 講 座 の 開 催 や 都 の 実 施 事 業 の 情 報 提 供 を 行う。
B
市民活動セ ン タ ー ・ 生活経済課
○ 就 職 ・再 就 職 に関 する情 報 収 集 ・ 提供と相談窓口の設置
国 、都 等 の 関 連 情 報 を収 集 し提 供 するとともに、都の実施の事業の充 実を要望する。
A 生活経済課
◎ 新しい働き方についての情報提供
在宅勤務、テレワーク、SOHOなど について、国 、都 等 の 関 連 情 報 を 収集し提供する。
A
市民活動セ ン タ ー ・ 生活経済課
2
.
職
業
能
力
開
発
と
就
業
機
会
の
拡
大
◎ 関 連 機 関 や 市 内 の 大 学 等 との 連 携や働きかけ
イベント・公 開 講 座 へ の 共 催 ・後 援 を進め、連携を働きかける。
B 生活経済課
市 民 社 協 で、新 たなコミュニティビ ジネスづくりの 支 援 を行 う。今 後 も 市民社協に対して地域福祉の推進 のため、地域のさまざまな福祉ニー ズに対 応 できる地域 社 協の 育成を 支援する。
A 生活福祉課 ◎ 地 域 社 協 の 育 成 、NPO設 立 や 創
業・起業への支援
地域に根ざした創業や起業への情 報提供を行う。
A
市民活動セ ン タ ー ・ 生活経済課
◎ コミュニティ・ファンド等の融資制度 の創設
東 京 都 等 の 制 度 の 情 報 を提 供 し、 更なる充実を要望する。
市 独 自 の 融 資 制 度 について調 査 ・ 研究をする。
C
市民活動セ ン タ ー ・ 生活経済課
3
.
地
域
を
拠
点
と
す
る
新
し
い
仕
事
づ
く
り
の
推
進
◎ 情報提供と相談窓口の設置
国 、都 などの 情 報 を収 集 し提 供 す る。相 談 窓 口 の 設 置 については 検 討する。
課題3 男女がともに担う子育てと介護
少子高齢社会が進行する中で、従来の「男は仕事、女は家事、育児、介護」というような性別
役割分業意識に立った生活を見直す必要があります。子育ても介護も、男女が家族の一員とし
てともに担い責任も分かち合って、仕事と家庭生活の両立が図れるように、環境整備や支援施
策を充実するとともに、今後は地域や社会全体で支えていく仕組みづくりをしていきます。
施策の
方 向
事 業 事 業 の 概 要 (現 況)
実施
区分
所 管 課
○ 子育て支援施設の拡充と関連施 設の連携の強化
施 設 サ ー ビスの 充 実 と拡 充 を図 り、情 報 交 換 により連 携 を強 化 す る。
A 子ども家庭課
○ 子育て支援施設の情報交換や交 流機能の充実
市施設及びNPO団体も含め、情報 交 換 機 能 (子 育 て支 援 ネットワー ク)をつくり、子 育 て家 庭 へ の 支 援 の交流を図る。
A 子ども家庭課
◎ 子育てSOS支援センターの充実
上記の事業を総括する事業体の充 実を図る。
A 子ども家庭課
◎ ファミリーサ ポートセンター事 業 への支援
国がいうファミリーサポートセンター は 設 置 していないが 、その 機 能 を 実 施 しているNPO法 人 に対 して、 運営費補助等の支援をする。
A 保育課
◎ 保育ママ制度の拡充とNPO等へ の支援
保育ママの登録者を増やし制度の 充 実 を図 る。一 定 の 基 準 を満 たす NPO等への支援については、運営 費の補助を行う。
A 保育課
◎ 保 育 ・児 童 施 設 の 機 能 の 充 実 と 待機児童の解消
保 育 園 、児 童 館 、学 童 保 育 などで 子どもが安全に過ごせるよう、環境 や施設整備により地域での子育て 支援の機能を充実するとともに、待 機児童の解消に努める。
A
保育課・ 児童青少年課
1
.
多
様
な
ニ
ー
ズ
に
応
え
る
育
児
・
保
育
環
境
の
整
備
○ 乳幼児医療費助成制度の充実
子育て支援策の一環として制度の 充実を図る。
施策の
方 向
事 業 事 業 の 概 要 (現 況)
実施
区分
所 管 課
サービス提供事業者と医療関係者 が 連 携 できるよう介 護 情 報 提 供 書 の 活 用 を提 案 するなど、連 携 の 向 上に努める。
A 介護保険課
○ 介護保険・医療・福祉の連携によ る介護サービスと生活支援の充実
高 齢 者 保 健 福 祉 計 画 及 び介 護 保 険事業計画を市民参加により策定 し、介 護 及 び福 祉 サ ービスの 充 実 に努める。
A 高齢者福祉課
ケアマネジャーの 経 験 年 数 等 に合 わせたよりきめ細かな研修を行い、 ケアマネジャーの質の向上を図り、 人材の養成と確保に努める。
A 介護保険課
◎ 介護にかかわる人材の養成と確 保
ホームヘル プセンター武 蔵 野 にお いて、ヘル パ ーの 派 遣 ・養 成 講 習 を実 施 し、人 材 の 養 成 と確 保 に努 める。
A 高齢者福祉課
サ ー ビス相 談 調 整 専 門 員 を配 置 し、利 用 者 及 び事 業 者 の 苦 情 ・相 談を受付ける。
A 介護保険課
◎ 高 齢 者 ・介 護 者 へ の 相 談 体 制 と 情報提供の充実
市 内 に5ヶ所 の 在 宅 介 護 支 援 セン ターで、各 種 介 護 支 援 サ ービスの 情報提供・総合調整を行う。電話に よる相談は 24 時間受付中で今後も 拡充する。また、福祉公社において も高齢者総合相談の窓口を設置し ている。
A 高齢者福祉課
◎ 地域コーディネーターの育成
市 民 社 協 が 策 定 した「地 域 福 祉 活 動 計 画 」に沿 い、地 域 の 人 材 育 成 を支援する。
B 生活福祉課
2
.
高
齢
化
社
会
に
対
応
し
た
介
護
・
看
護
施
設
の
充
実
○ 特別養護老人ホームの整備と充 実
特別養護老人ホーム、老人保健施 設、デイサービスセンターと協定を 結 び、市 民 の 福 祉 需 要 に応 える。 さらに、痴 呆 性 高 齢 者 グル ープホ ームを整備する。
施策の
方 向
事 業 事 業 の 概 要 (現 況)
実施
区分
所 管 課
○ 介護保険制度の広報と利用の促 進
説明会の開催や市報への掲載、手 引 きや リー フレット等 の 配 布 に よ り、介護保険制度及び高齢者福祉 施策を広報する。また、訪問介護、 通所介 護、通所リハビリテーション の3サービスについては、7%の助 成を行い利用の促進を図り、より利 用しやすい制度となるよう努める。
A 介護保険課
○ サ ービスの 評 価 の 実 施 と情 報 公 開
高齢者福祉総合条例に基づくサー ビス評 価 の 推 進 について、サ ービ ス評 価 推 進 委 員 会 を設 置 し、具 体 的な仕組みづくりを進めている。 評価結果 については、東京都 にお いて公 開 され ており、市 独 自 の 公 開 方 法 については 検 討 を行 ってい る。
A 高齢者福祉課
◎ 男性 の 育 児 休業 ・介 護 休業 の 取 得 に向 けた啓 発 ・支 援 と企 業 へ の 働きかけ
国 ・都 が 実 施 中 の 事 業 について、 広報を行う。
D 生活経済課
◎ 男 性 向 け 学 習 講 座 の 実 施 と活 動・学習グループ等への支援
子育てや介護のための男性向け講 座や体 験学 習を実施 し、育児や 介 護への参加を促す。子育て情報誌 「すくすく」で、グループ紹介を行う。
B 子ども家庭課
◎ 育児における男女共同参画の意 識啓発
『まなこ』等 の 広 報 誌 や セミナーの 開催により、意識啓発に努める。
A 市民活動セ ン ター
3
.
男
性
の
育
児
・
介
護
へ
の
参
加
の
促
進
と
男
女
共
同
参
画
の
視
点
に
立
っ
た
意
識
啓
発
活
動
の
強
化
○ 若い世代への子育てや介護支援 のための体験学習
育 児 や 介 護 に関 す る講 座 を実 施 し、積極的な参加を促す。
課題4
まちづくりへの男女共同参画
豊かな地域社会の形成のためには、男女が地域活動に主体的に参画し、協力し合い、双方
の意見を反映させることが必要です。そのためにはさまざまな活動の情報提供と、活動時間
や運営方法等を見直し、より多くの人が参加しやすくするとともに、活動団体間の情報交換
の場を設定し、活動の横への広がりを図る必要があります。
また、市内在住の外国人についても、身近な生活情報の提供等の支援や市政への登用を通
じて、多様な人々が共生する仕組みづくりを図ります。男女共同参画社会の実現をめざす取
り組みは、国際社会に共通の課題であるという認識を深めていきます。
施策の
方 向
事 業 事 業 の 概 要 (現 況)
実施
区分
所 管 課
○ 男 女 共 同 参 画 に関 する学 習 と交 流の機会の提供
男 女 共 同 参 画 の 視 点 か らの 講 座 の 開催や、地域で活動する団体の交流 会を開催する。
A 市民活動セ ン ター
○ 地 域 活 動 に関 する情 報 収 集 と提 供
コミュニティセンター等 を通 じての 情 報収集・提供を行う。
A 市民活動セ ン ター
◎ 地域活動団体の自主活動とネット ワーク活動への支援
むさしのヒューマン・ネットワークセン ターを通じたネットワーク活動への支 援 と、男 女 共 同 参 画 推 進 団 体 へ の 活動補助金制度、NPO支援を行う。
A 市民活動セ ン ター
1
.
地
域
社
会
と
国
際
協
力
の
た
め
の
市
民
活
動
の
支
援 ◎ インターネットによる情 報 交 流 の
促進
むさしのヒューマン・ネットワークセン ターの ホームページアクセス数 は 、 月 平 均 千 件 と伸 びている。さまざま なホームページ等 を通 じ、充 実 を図 る。
A 市民活動セ ン ター
○ グローバ ル なテーマや 異 文 化 理 解に関する学習機会の提供
各 国 の 文 化 や 伝 統 を学 び、相 互 理 解を深めるため、講座や交流会を開 催する。
A 交流事業課
○ 市民やNGOによる地域ネットワー クの推進
男女共同参画に関するさまざまな問 題 を国 際 的 視 野 でとらえて活 動 して いる市 民 や 団 体 の ネットワーク化 を 図る。
B市民活動セ ン ター
2
.
市
内
在
住
外
国
人
へ
開
か
れ
た
ま
ち
づ
く
り
の
支
援
◎ 市内在住外国人市民への意識調 査の実施
市 内 在 住 外 国 人 の 意 識 を把 握 し施 策 に反 映 していくため 、市 が 行 う各 種 調 査 に外 国 人 の 意 見 を取 り入 れ るように検討する。
C
施策の
方 向
事 業 事 業 の 概 要 (現 況)
実施
区分
所 管 課
○ 情報提供と相談窓口の充実
主 に英 語 版 の 広 報 等 の 発 行 により 情報提供を行なっているが、今後中 国 語 系 、韓 国 語 系 の 情 報 提 供 を検 討 する。相 談 事 業 については 、国 際 交 流 協 会 が 弁 護 士 等 の 専 門 家 およ び、19言語の通訳つきで実施する。
A 交流事業課
◎ 外国人の委員への登用
市 内 在 住 外 国 人 の 意 見 、要 望 等 を 施策に反映し、住みやすい環境にす るため 、各 種 委 員 会 等 の 委 員 へ の 登用を検討する。
C 交流事業課
◎ 外国人市民会議の開催
市 内 在 住 外 国 人 の 意 見 、要 望 等 を 施策に反映するため、会議の設置を 検討する。