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水田雑草「アメリカアゼナ」の一発処理剤による防除法 普及する技術・指導参考資料(水稲) 青森県庁ホームページ

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Academic year: 2018

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(1)

事 項 | 水 田 雑 草 「 ア メ リ カ ア ゼ 、 ナ 」 の 一 発 処 理 剤 に よ る 防 除 法

県 内 の 一 部 水 田 に お い て 、 近 年 、 「 ア メ リ カ ア ゼ ナ 」 が 特 異 的 に 残 草 し て い る 事例が見られる。

ら い| こ の た め 、 平 成9 年 よ り 「 ア メ リ カ ア ゼ ナ 」 の 防 除 法 を 検 討 し 、 体 系 処 理 に つ い て 平 成 10年 度 の 参 考 資 料 と し て 取 り ま と め た が 、 今 回 、 一 発 処 理 除 草 剤 に

よ る 防 除 効 果 が 確 認 さ れ た の で 、 一 部 補 完 し 参 考 に 供 す る 。

1 一 発 処 理 除 草 剤 を 使 用 す る 場 合 は 、 ア メ リ カ ア ゼ ナ に 対 す る 防 除 効 果 が 高 い プ レ チ ク ラ ロ ー ル 、 ペ ン ト キ サ ゾ ン 、 カ フ ェ ン ス ト ロ ー ル を 成 分 と す る 剤 を使用する。

、昔 王子

2 ア メ リ カ ア ゼ ナ に 対 し て 効 果 の 確 認 さ れ た 一 発 処 理 除 草 剤 と 使 用 時 期

除 草 体 系 | 除草剤 | 使用時期(始期∼晩期)

ボ 1

キロ粒剤* |田植後

5

日∼

1

0

日(ノピエ1.

5

葉まで) 初 期 一 発 剤 | ネ ビ ロ ス

1

キロ粒剤*** |田植後

5

日∼

1

0

日(ノビエ1.

5

葉まで) ザ・ワン

1

キロ粒剤** |田植直後∼1

0

日(ノピエ1.

5

葉まで) スパークスター 1キロ粒剤* |田植後5日∼15日(ノビエ2. 0葉まで) ダイハード頼粒*** |田植後5日∼15日(ノピエ2. 0葉まで) 初中期一発剤|ホクト 1キロ粒剤* |田植後5日∼18日(ノピエ2. 5葉まで) クラッシュ 1キロ粒剤*** |田植後5日∼15日(ノピエ2. 0葉まで) ジョイスター1キロ粒剤***|田植後5日∼18日(ノピエ2. 5葉まで) 注 ) 有 効 成 分 *:プレチラクロール、**:ペントキサゾン、***:カフェンストロール

3 使用時期は、それぞれの除草剤の処理晩限に使用することで効果が高まる。 参

円 主 ヲ

廿

期 待 さ れ る 効 果 | ア メ リ カ ア ゼ ナ の 一 発 処 理 剤 に よ る 効 率 的 な 防 除 が で き る 。

1

ア メ リ カ ア ゼ ナ は ノ ピ エ よ り 発 生 が 遅 れ る が 、 生 育 が 進 む と 防 除 効 果 が 劣 る こ と が 報 告 さ れ て い る の で 、 除 草 剤 の 使 用 期 間 内 に 発 生 が 確 認 さ れ た 場 合

は 、 除 草 剤 の 処 理 晩 限 に か か わ ら ず 直 ち に 散 布 す る 。

2

カ フ ェ ン ス ト ロ ー ル 含 有 剤 を 使 用 す る 場 合 は 、 残 効 が や や 短 い こ と か ら 、 後 発 生 が 懸 念 さ れ る た め 、 ア メ リ カ ア ゼ ナ の 多 発 田 で の 使 用 は 避 け る 。

担 当 | 青 森 県 農 業 試 験 場 栽 培 部 対 象 地 域 | 県 下 全 域

発 表 文 献 等 | 平 成

9

∼1

0年 度 青 森 県 農 業 試 験 場 成 績 概 要 集

つ臼

q

(2)

{根拠となった主要な試験結果]

1

田植後日数とアゼナ類及びノビ工の発生消長 (平成

10

年 青 森 農 試 )

日 田植後日数 イ ネ 葉 齢 ノピエ葉齢 ア ゼ ナ 類

5

/

13

+

0

2. 2

未発生 未発生

5

/

18

+

5

2. 4

未発生 未発生

5 /

2 0

7

2. 5

1. 5L

未発生

5 /

2 2

+

9

3. 2

2. 0L

未発生

5 /

2 3

+ 1 0

3. 4

2 . 5 L

未発生

5 /

2 9

+ 1 6

5. 3

3 . 5 L

極小双葉(未確認)

6

/

4

+ 2 2

4. 5

5. 0L

本葉

1

.

5

2. 0

6

/

8

26

5. 0

以 上 発生始∼本葉

2. 0

2

アメリカアゼナ及びアゼナに対する除草効果 (平成

9

10

年 度 青 森 農 試 )

イネ移植あり | イ ネ 移 植 な し

|年次| 平成 10年 | 平成 9年 | 平成 10年

|調査日 17/ 9(移植後57日) Is 14(移植後83 日) I719(移植後55)日 I719(移植後55日) Is刈移植後81 日)

除 草 剤 名

i

処理時期

無 処 理

i

ザーク 1キロ粒剤75iノピエ2.0葉

ゴルボ 1 キロ粒剤

i

+ 5

ダ イ ハ ー ド 頼 粒

i

+ 5 カルショットフロアプルi + 5

アワードフ ロア プル! 十5

クサメッツフロアプルj 十5 ワンベストフロアブル: + 5

ユ ー ト ピ ア 粒 剤j + 5 I

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I

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や ン1キロ粒剤\____

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-~- |一一二一一|一 三∼

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ソピエ1.5葉|

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。 ネピロス1キロ粒剤ト−一−−−−−−−一十−一一一一一一一−一−十一一−−−−一一一一−十−一一−−−一一一一一十一一一一一一一一−一一|

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一 | | | 一 | 一 |

スターlキロ粒剤;

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ソピエ2.0

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シンザン1 キロ粒剤 トーーーーーーーーーー十ーーーーーー一一一一ー十ーーーーーーーーーーー十ーーーーーーー一一一一十一一一一一一一一一一一十一ーーーーーーーーーー十一ーー一一ーーーー−−−1 - -

1

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ーシユ1キロ粒剤;!___~_ し−。___

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-~- | 二一 | 三 |

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-ノピエ2.0

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I

。 ホクト 1 キロ粒剤ト一一一一一一卜一一一一一一一十一一 一一一十一ー一一一一一一一|一 一一一一一一一一 一ー|一一一一一一十一一一一一一 一|一一一一一一一 一十一一一−−十 十

一…(ノピエ2.5

1

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| 。 | 三 | 三

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iノピエ2.5葉|

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。 トップラン1キロ粒剤ト一一一一一卜一一一一一十一一一一 一十ーーーーー一一一一一十一一 一一一一一一一一一十 一ーーー一一ー一一一一十一一一一一 一一一一一一十一一一一一一一 一一一一十一ーー一一一一一一一−

1

1

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I

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I

-

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一 | − | |

注)アメリカアゼナに対する除草効果はザーク 1kg粒 剤75の風乾重を100とし、アゼナでは無処理区の風乾重を100と して、下記の区分で判定した。

除草効果(残草量の風乾重比)

。:極大(0∼ 0 . 1、)

0

:極大(1. 1∼ 10)、口:大(11∼ 20)、ム:中(2 1 - 4 0)、企:小(4 1 - 6 0、) ×:無(61以上)

7J. JIfl7ゼナ|アゼナ 7J.カリ7ナゼ アゼナ 7)IJカH t アゼナ 7}カリ7ナゼ アゼナ 7}IJ f17ナゼ アゼナ

100 100 100 100 100

100 。 100 。 100 。 100 口 100 ×

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δ

参照

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