口頭発表
(一般)
1 第1日
処遇(36 号館 581 教室)
9 月 6 日
(土)
10
:
00 ~ 11
:
45
座長: 遊間 義一・山本 麻奈
10 : 00∼ 1-1 少年鑑別所被収容少年の在所中の行動や態度
に関する意識の変化から見える観護処遇の効 果とは
要旨 少年鑑別所の処遇が被収容少年に与える影響を明確
にすることを目的として,八王子少年鑑別所におい
て実施している所内プロジェクト「観護処遇の効果
の見える化」の概要及び結果を報告する。
○大江 由香(八王子少年鑑別所) 那須 昭洋(八王子少年鑑別所)
二ノ宮勇気(八王子少年鑑別所)
10 : 15∼ 1-2 少年院内の処遇経過分析における心理検査等
の活用について
要旨 短期少年院において,同一少年について複数回心理
検査等を実施できた。その結果の変化と処遇経過と
の関連を考察し,心理検査等が処遇経過分析に果た
した役割を論じる。
○菅藤 健一(山形少年鑑別所) 工藤 陽子(宮城刑務所)
10 : 30∼ 1-3 日本の刑務所における性犯罪者更生プログラ
ムの効果検証
要旨 本研究では,日本の18の刑務所で実施されている
男子受刑者に対する性犯罪者更生プログラムの効果
を,母集団分割パラメトリック生存分析 (SPPSM)
の手法を用いて検証した。
○遊間 義一(兵庫教育大学) 金澤雄一郎(筑波大学) 猪爪 祐介(法務省矯正局) 松嶋 祐子(府中刑務所)
10 : 45∼ 1-4 受刑者の反則行為に結び付く要因に関する調査 研究(その
1
)∼男子受刑者についての検討∼要旨 本研究では,男女受刑者の反則行為に結び付く要因
を分析するとともに,男女の比較を通じて,反則行
為を的確に予測する方法や性差を考慮した働き掛け
○鈴木 純一(札幌刑務所) 服部 真人(札幌刑務所) 小林 由依(札幌刑務所) 佐々木彩子(札幌刑務支所)
11 : 15∼ 1-6 薬物事犯受刑者における自尊感情と再犯との 関連について
要旨 刑事施設における薬物依存離脱指導受講による自尊
感情の変化と,その変化が再犯にもたらす影響につ
いて,女性受刑者を対象として検証を行った。
○山本 麻奈(府中刑務所) 森 丈弓(甲南女子大学) 牛木 潤子(福島刑務支所)
11 : 30∼ 1-7 受刑生活が受刑者の生きがい感に及ぼす影響
に関する調査
要旨 受刑生活によって,受刑者らは人権が刑務所の監視
で制限され不自由な生活を過ごす。本研究ではこう した受刑生活が受刑者の人生に対する生きがい感に
及ぼす影響を明らかにすることである。
口頭発表
(一般)
2 第1日
各種犯罪・犯罪者(36 号館 681 教室)
9 月 6 日
(土)
10
:
00 ~ 12
:
00
座長: 山口 雅敏・今村 有子
10 : 00∼ 2-1 「振り込め詐欺」に関与する少年の特徴につ
いて
要旨「振り込め詐欺」が社会問題となっており,同犯罪に 関与する少年も多い。適切な資質鑑別に資すること を目的に,関与の実態や背景等を調査,分析する。
○相澤 優(東京少年鑑別所) 近藤日出夫(東京少年鑑別所) 村中 隆(東京少年鑑別所) 東山 哲也(東京少年鑑別所) 秋田 悠希(東京少年鑑別所) 國吉 哉子(東京少年鑑別所) 小山 明子(東京少年鑑別所) 坂井 智美(東京少年鑑別所) 立川 絵理(東京少年鑑別所) 井上 愛弓(東京少年鑑別所) 渡 昌代(東京少年鑑別所)
10 : 15∼ 2-2 非行少年のネット依存の実態について
要旨 中高生のネット依存が社会問題となっている。少年鑑
別所入所少年のネット依存傾向を「診断質問票」に
よって把握し,非行等との関連についても分析する。
○山口 雅敏(東京少年鑑別所) 近藤日出夫(東京少年鑑別所) 東山 哲也(東京少年鑑別所) 浅野 千晶(東京少年鑑別所)
田中かおり(東京少年鑑別所)
神戸真由子(東京少年鑑別所) 近藤 希(東京少年鑑別所) 井上 愛弓(東京少年鑑別所)
10 : 30∼ 2-3 思春期の友人関係における同調的関係から生
じる問題行動―集団非行に焦点を当てて―
要旨 不良集団への表面的同調及び内面的同調に着目し,
初発型非行の発生過程及び深化していく過程を明ら
かにする。そこから非行予防における心理的支援の
あり方を検討する。
11 : 00∼ 2-5 性犯罪者の幼少期のストレス体験,気質等の 特徴に関する一考察
要旨 川越少年刑務所に在所する性犯罪者に,幼少期のス
トレス体験,気質等の特徴に係るアンケート調査を
実施し,一般者との比較を通じて,性犯罪者の特徴
を探る。
○細見 有里(川越少年刑務所) 糸井 岳史(川越少年刑務所) 内田 桂子(川越少年刑務所) 瀧村美保子(川越少年刑務所) 戸田 裕之(防衛医科大学) 和田美佐子(川越少年刑務所)
11 : 15∼ 2-6 被害体験が女子受刑者に及ぼす影響
(1)
要旨 質問紙及び面接による調査から,女子受刑者の被害
体験及びその影響について把握し,犯罪を含む問題
行動との関連について考察する。
○今村 有子(甲府少年鑑別所) 平野 貴子(栃木刑務所) 森川 理奈(栃木刑務所) 沼田 朋枝(岩国刑務所) 畑田 直美(笠松刑務所) 佐々木彩子(札幌刑務支所)
白川あずさ(札幌刑務支所)
尾方 千春(麓刑務所) 大出奈央子(麓刑務所)
11 : 30∼ 2-7 被害体験が女子受刑者に及ぼす影響
(2)
要旨 研究 (1) の結果に加えて,女子受刑者のコーピングスタイルについて調査し,犯罪に結び付く要因や,
再犯防止のための働き掛けに必要なターゲットにつ
いて検討する。
○平野 貴子(栃木刑務所) 今村 有子(甲府少年鑑別所) 佐々木彩子(札幌刑務支所)
白川あずさ(札幌刑務支所)
森川 理奈(栃木刑務所) 畑田 直美(笠松刑務所) 沼田 朋枝(岩国刑務所) 尾方 千春(麓刑務所) 大出奈央子(麓刑務所)
11 : 45∼ 2-8 被害体験が女子受刑者に及ぼす影響
(3)
要旨 女子受刑者が自らの被害体験及びその影響をどのよ
うに捉えているのかを考察し,処遇に対するニーズ
及び効果とリスクについて検討する。
○沼田 朋枝(岩国刑務所) 今村 有子(甲府少年鑑別所) 平野 貴子(栃木刑務所) 森川 理奈(栃木刑務所) 畑田 直美(笠松刑務所) 佐々木彩子(札幌刑務支所)
白川あずさ(札幌刑務支所)
口頭発表
(事例)
第1日
事例(36 号館 682 教室)
9 月 6 日
(土)
10
:
00 ~ 12
:
00
座長: 浦田 洋
10 : 00∼ J1-1 薬物依存離脱指導(動機付け重視プログラ
ム)受講者の指導者への転移について
要旨 薬物依存離脱を目的に刑務所で実施した短期力動的
集団精神療法における受講者の指導者イメージの推
移を参照しつつ,彼の指導者への転移について検討
する。
○辻 啓之(京都刑務所,京都精神 分析心理療法研究所)
ジェイムス朋子(京都橘大学)
10 : 30∼ J1-2 刑務所での改善指導における半構造化短期集 団精神療法適用の試み
要旨 刑務所で行われる改善指導において,転移を複雑化
させすぎず,集団力動を治療的なものとして活用す
るために,半構造化して行ったグループワークの成
果を検討する。
○ジェイムス朋子(京都橘大学)
辻 啓之(京都精神分析心理療法 研究所,京都刑務所)
11 : 00∼ J1-3 グループワークにおける性犯罪受刑者の事例 報告∼グループ転移についての一考察∼
要旨 A刑務所で実施された再犯防止を目的としたグルー
プワーク(性犯罪再犯防止指導)に参加した一受刑
者の事例において,グループ転移とその意味につい
て検討する。
○星 あづさ(名古屋刑務所/名古
屋大学大学院教育発 達科学研究科) 松村 佑紀(名古屋矯正管区)
ジェイムス朋子(京都橘大学)
11 : 30∼ J1-4 当所における摂食障害集団療法の経過報告 ―病識の変化に焦点を当てて―
要旨 当所では摂食障害受刑者に集団療法を導入してい
る。彼女らは病識が乏しく主体的に治療をしようと いう構えを持つことが難しい。病識の変化に焦点を 当てて報告する。
口頭発表
(一般)
3 第2日
処遇,各種犯罪・犯罪者,査定・評価(36 号館 581 教室)
9 月 7 日
(日)
10
:
00 ~ 11
:
45
座長: 高村 茂・森川 友子
10 : 00∼ 3-1 刑事施設における心理職の役割∼多職種のつ
なぎ手という観点からの考察
要旨 刑事施設における心理職の役割について,PFI形式
の刑務所での実践をふまえ主に他職種協働のコンサ
ルテーション役という観点から考察する。
○松元 雅子(播磨社会復帰促進セ
ンター)
10 : 15∼ 3-2 保護観察対象者の社会復帰円滑化に向けた取
り組み
要旨 本発表では,奈良県が保護観察対象者の社会復帰の
円滑化を目的として実施している,対象者の一時雇
用プログラムや協力雇用主を中心とした地域への啓
発活動の概要について報告する。
○高野 光司(早稲田大学大学院)
10 : 30∼ 3-3 作話が疑われる場面の行動分析におけるハコ
ミセラピー的視点の活用
要旨 ハコミセラピーの熟練者は,録画された虚偽発言場
面における発言者の虚偽サイン,心理状態,性格特
徴等について何を読み取るのか。又,数時間の訓練
を受けた人がどの程度それらを読み取れるようにな
るか,検証する。
○森川 友子(九州産業大学) 浦 貴大(九州産業大学大学院) 玉澤 秀寿(九州産業大学大学院) 浦野美沙樹(九州産業大学大学院) 舎川 優悟(九州産業大学大学院)
10 : 45∼ 3-4 作話が疑われる場面における眼球運動に着目
した観察―その効用と限界―
要旨 取り調べのように聴き手が観察者の役割も取る場
合,観察しやすい部位の一つが相手の眼球である。
本発表では,嘘及び真実の語りを行った被験者の眼 球運動と内的作業との関連を事例的に検討する。
○浦 貴大(九州産業大学大学院) 舎川 優悟(九州産業大学大学院) 浦野美沙樹(九州産業大学大学院) 玉澤 秀寿(九州産業大学大学院) 森川 友子(九州産業大学)
11 : 00∼ 3-5 認知面接に関する基礎研究
(11)
要旨 近年,わが国の捜査においても認知面接への関心が
高まりつつあるので,本研究では文献研究を実施
し,その現状を紹介する。
○高村 茂(徳島県警察本部科学 捜査研究所)
佐野 明香(警察大学校取調べ技
術総合研究・研修セ
11 : 15∼ 3-6 事情聴取における発問方法の効果
(1)
要旨 チャットを用いて,事情聴取における聴取者の発問
方法と被聴取者から得られる情報量との関連を検討
した。本報告では,聴取者に対する「事情聴取の訓
練」に焦点を当てた。
○山元 修一(宮崎県警察本部刑事 部科学捜査研究所) 山本 渉太(北海道警察本部刑事 部科学捜査研究所)
11 : 30∼ 3-7 事情聴取における発問方法の効果
(2)
――性 格特性と得られる情報量の関連――要旨 第1報に続き,本報告では,チャットを用いた事情
聴取における聴取者の発問方法と被聴取者から得ら
れる情報量の関連について,性格特性に焦点を当て
て検討した。
口頭発表
(一般)
4 第2日
査定・評価(36 号館 681 教室)
9 月 7 日
(日)
10
:
00 ~ 11
:
45
座長: 服部 広正・東山 哲也
10 : 00∼ 4-1 法務省式ケースアセスメントツール
(MJCA)
に係る基礎的研究Ⅰ∼
MJCA
の開発及び信頼 性・妥当性の検証∼要旨 法務省矯正局において,少年鑑別所在所者のデータ
を用いて再非行の可能性等を把握するツールを開発
し,妥当性及び信頼性の検証を行った。本研究はそ
の一部を報告する。
○森 丈弓(甲南女子大学) 東山 哲也(東京少年鑑別所) 西田 篤史(矯正局少年矯正課)
10 : 15∼ 4-2 法務省式ケースアセスメントツール
(MJCA)
に係る基礎的研究Ⅱ∼対象者の属性ごとの特 性に関する分析∼
要旨 法務省矯正局において,MJCA開発に用いた少年鑑
別所在所者のデータを用いて,対象者の属性ごとの
特徴等について分析を行った。本研究はその一部を
報告する。
○那須 昭洋(八王子少年鑑別所)
二ノ宮勇気(八王子少年鑑別所)
西田 篤史(矯正局少年矯正課)
10 : 30∼ 4-3 法務省式ケースアセスメントツール
(MJCA)
に係る基礎的研究Ⅲ∼効果的な処遇方針の策 定に資する動的領域の分析∼
要旨 法務省矯正局において,少年鑑別所在所者のMJCA
のデータを用いて,静的領域の得点に応じた優先的
に処遇すべき領域等に係る分析を行った。本研究は その一部を報告する。
○東山 哲也(東京少年鑑別所) 山口 雅敏(東京少年鑑別所) 西田 篤史(矯正局少年矯正課)
10 : 45∼ 4-4 潜在的反社会性と反社会的行動傾向の関連
要旨 潜在的反社会性の測定テストを開発し,認知的歪
曲,規範的攻撃信念,非行経験との関連を検討した
結果,非行経験のみとの関連が認められ,反社会的
行動に対して他指標と異なる独自の説明力を有して いた。
11 : 00∼ 4-5 思春期虐待被害児における精神症状―
MINI-124
によるアセスメント―要旨 虐待の影響は被害児が思春期に入ると激化しがちで
ある。MMPIの短縮版であるMINI-124によるアセ
スメントから,思春期虐待被害児の精神症状を調
査・分析した。
○緒方 康介(大阪府岸和田子ども
家庭センター)
11 : 15∼ 4-6 非行少年のバウムテストの特徴ー発達的側面
からの考察ー
要旨 少年鑑別所に初回入所した少年に実施したバウムテ
ストの発達指標の出現率を求め,その内,20%以
上の出現率を示したものについて発達的側面から考
察し,その特徴を検討する。
○河合 弘靖(京都少年鑑別所)
11 : 30∼ 4-7 性非行に及んだ少年への改善指導について ∼ロールシャッハ・テストによるフィード バックの視点から∼
要旨 本研究では,過去のロールシャッハ・テストのデー
タに基づき,特に感情面での問題を抱える少年への
改善指導の在り方について,個別的な視点から検討
を重ねた。
ポスター発表1 第1日
非行・犯罪観(2 階ラウンジ)
9 月 6 日
(土)
10
:
00 ~ 12
:
00
P1-1 青少年の携帯電話依存傾向と問題行動との関連
要旨 青少年の携帯電話依存傾向と,異装・遅刻などの問
題行動や夜更しなどの生活の変化との関連を示し,
青少年の健全な携帯電話利用について考察する。
○副島 友里(警視庁生活安全部少 年育成課) 井口由美子(警視庁生活安全部少
年育成課) 石原 翔太(警視庁生活安全部少
年育成課)
P1-2 非行少年の自己愛に関する基礎的研究
(2)
要旨 前研究により,年齢によって自己愛的特性が異なる
可能性が示唆された。よって,本研究では,年齢に
よる自己愛的特性の特徴やその変化を捉えることを
目的とし,分析を行う。
○児玉 梨沙(立川拘置所)
P1-3 少年鑑別所在所者の自傷に関する実証的研究 要旨 少年鑑別所在所者 (N=1,470) の身体検査で,自傷
が認められた者の特徴を心理検査等の調査結果から
分析する。
○渕上 康幸(名古屋少年鑑別所) 三浦 英樹(名古屋少年鑑別所)
P1-4 非行少年の性知識と性意識に関する研究
要旨 近年,インターネット等の普及により,性情報への
アクセスが容易になる環境にあること等を踏まえ,
非行少年の性知識と性意識について,性的情報源,
家庭環境等の在り方,性に関する逸脱行動などの視
点から検討する。
○奥下いづみ(奈良少年鑑別所)
西田 篤史(法務省矯正局少年矯 正課)
P1-5 入院前の関係性攻撃と在院中の少年の社会的 情報処理およびストレス反応との関連につい ての研究
要旨 ある少年院に在院中の少年96名に対して,入院前
までの関係性攻撃加害被害経験と,現在の架空の関
係性侵害場面における社会的情報処理と心理的スト
レス反応について質問紙で測定し,パス解析により 関連性を検討した。
○濱口 佳和(筑波大学人間系) 森 丈弓(甲南女子大学人間科
P1-6 保護者の養育態度が子どもの問題行動のタイ
プに及ぼす影響
要旨 本研究は,保護者の養育態度が子どもの問題行動の
タイプに及ぼす影響を検討するため,小学5年生,
中学2年生,及びその保護者を対象に質問紙調査を
行い,性差,学年差,親子差,評価者による認知の
差を検討した。
○河合紗弥子(横浜少年鑑別所)
P1-7 出所者の居住地域と再統合的恥づけ―社会的 絆は出所者の受け入れを促すか?
要旨 本研究では,出所者の支援を目的とした専門施設の
建設(建設地の場所を操作: 居住地域内 vs. 外)に
関するシナリオに加えて,参加者の社会的絆を測定
し,これらが出所者に対する態度に及ぼす影響を検 討した。
ポスター発表1 第1日
各種犯罪・犯罪者(2 階ラウンジ)
9 月 6 日
(土)
10
:
00 ~ 12
:
00
P1-8 無期懲役受刑者に関する研究
3
―立ち場の異なる無期受刑者間の比較―
要旨 初犯無期受刑者と累犯無期受刑者の二群における現
実適応の在り方について比較検討した。時間的展望
やストレス対処力を中心に焦点を当てて,各群の特 徴を照らし合わせた。
○谷本 拓郎(岡山少年院) 見上 佳史(旭川刑務所)
P1-9 がんを抱える受刑者の語りの分析
要旨 がんに罹患して医療刑務所で受療中の受刑者につい
て,M−GTAによる語りの質的分析を通して,病 いに伴う主観的体験の在り方や,生活観等の変容に
ついて検討する。
○藤江 淳史(大阪医療刑務所)
P1-10 島根あさひ社会復帰促進センター出所者の再 犯調査
要旨 当センター出所後,刑務所に再入した者に対して面
接を行い,再犯に至るまでの経緯や再犯者に共通す る特徴などを,分析し報告する。
○長谷川 祥(島根あさひ社会復帰
促進センター)
植田 満(島根あさひ社会復帰
促進センター)
田辺 裕美(大阪大学大学院) 坂東 希(大阪大学大学院)
P1-11 性非行の理解について
要旨 性非行に関し学術的な見解はまとまっておらず,非
行臨床実務においても動機をつかみにくい印象があ
る。TAT(主題統覚法検査)を用い性非行者の心理
特徴について考察する。
○外川 江美(東京少年鑑別所,東 北大学大学院) 井上 愛弓(東京少年鑑別所) 坂井 智美(東京少年鑑別所) 立川 絵理(東京少年鑑別所)
P1-12 発達障害者による犯罪・触法行為の外形的特 徴について(新聞データベースの分析) 要旨 DSM-5の発表に伴い,発達障害の用語が使用され
なくなると予想されるので,この機会に新聞データ
ベースを利用して,発達障害者による犯罪等の特徴
を総括しておきたい。
P1-13 青年期における反応的攻撃性と関連する心理 的要因に関する研究
(3)
要旨 マインドフルネス,二分法的思考等の諸要因が,攻
撃性にどのように影響するのかを,女子を対象に検
討し,男女比較を行う。
○三島利江子(名古屋刑務所) 森田 陽子(名古屋少年鑑別所)
P1-14 遺体遺棄行動からの犯人像推定
要旨 遺体遺棄を含む殺人および傷害致死事件のデータを
収集し,遺体遺棄現場から読み取れる犯人の殺害時
の行動をもとに,犯人属性およびVO関係の推定を
行う。
○亀川 勇太(法政大学大学院) 越智 啓太(法政大学)
P1-15 単発の殺人事件における犯人特徴と犯行特徴 ―面識のない事件に関する検討―
要旨 単発で発生して解決した殺人事件のうち,犯人と被
害者の間に面識のなかったものについて,事件の類
型別に犯人特徴と犯行特徴を検討した。
○大塚 祐輔(科学警察研究所) 小野 修一(科学警察研究所) 横田賀英子(科学警察研究所) 和智 妙子(科学警察研究所) 渡邉 和美(科学警察研究所)
P1-16 司法機関を対象とした放火の事件及び犯人特徴
要旨 司法機関を対象とした放火事件について調査し,そ
の事件特徴及び被疑者特徴について記述する。
○岩見 広一(北海道警察本部科学 捜査研究所)
P1-17 交通手段の予測に基づく連続事件の居住地推 定ー地域特性による比較
要旨 本研究では,人口密度などの地域特性が異なる農村
部と都市部の犯罪データを対象として,交通手段ご
との犯行移動距離を比較するとともに,交通手段の
予測に基づく拠点推定モデルの洗練化を検討した。
○萩野谷俊平(栃木県警察本部刑事 部科学捜査研究所, 法政大学大学院人文 科学研究科)
P1-18 絞頸死症例と自絞死症例における検視の着眼 点の比較
要旨 本研究では検視官の経験がある司法警察員3名が記
○入山 茂(Ely s Laboratory for
Forensic
ポスター発表1 第1日
査定・評価(2 階ラウンジ)
9 月 6 日
(土)
10
:
00 ~ 12
:
00
P1-19
3G
リスクツールによる非行少年のリスクアセスメント
(6)
要旨「Youth level of service inventory (Hoge & Andrews,
2002)の日本語版を用いて少年鑑別所入所少年を
対象とした調査を行った。前回までの報告に新たに サンプルを追加し,分析を行った。
○梶間 幹男(富山少年鑑別所) 森 丈弓(甲南女子大学) 高橋 哲(法務総合研究所) 菅藤 健一(山形少年鑑別所) 三谷 厚(釧路少年鑑別所)
丸山もゆる(山形刑務所)
相澤 優(東京少年鑑別所) 石黒 裕子(千葉少年鑑別所) 関谷 益実(千葉少年鑑別所) 内山 八重(名古屋矯正管区) 小野 広明(埼玉工業大学) 吉澤 淳(札幌刑務所) 大渕 憲一(東北大学)
P1-20 資質鑑別における担当者・対象者関係のモニ
タリングに関する探索的研究
(1)
要旨 資質鑑別における対象者との関係によって担当者に
生じる感情反応等をモニターし,併せて対象者の
パーソナリティー把握にも活用しうるようなチェッ
クシートを試作する。
○竹田 収(福岡少年鑑別所) 西岡 潔子(大津少年鑑別所) 國吉 真弥(函館少年鑑別所)
P1-21 非行からの立ち直りに資するアセスメントの
あり方
要旨 少年の肯定的な変化を促し,非行から立ち直る足掛
かりとするためのアセスメントのあり方について理
論的に検討する。
○近藤 淳哉(和歌山少年鑑別所)
P1-22 問題行動等の振り返りにおける「楕円彩色 法」導入の試み
要旨 筆者が非行少年とのかかわりから着想した描画法で
ある「楕円彩色法」を,直面化に困難が伴うような
過去の出来事について振り返る際に導入することの
意義について検討した。
P1-23 ソンディ・テストと法務省式人格目録
(MJPI)
との関連性について
要旨 ソンディ・テストは実施法が簡便等の利点がある一
方,実証的研究が少ないと指摘される。本研究で
は,本検査とMJPI との結果を統計的に分析し考察 を加える。
○中島 賢(大津少年鑑別所) 浦尾 洋旭(千葉少年鑑別所) 池村 寛之(津少年鑑別所) 樋口 雅明(鳥取少年鑑別所) 雨宮 靖樹(福井少年鑑別所)
P1-24 非行少年のバウムに関する研究―
PDI
の検討から―
要旨 バウムテストの描画後の質問 (PDI: Post Drawing
Interrogation) は,被検者を理解する上で有効であ
ると言われている。本研究では,バウムのテーマ理
解における,PDIの有効性について検討した。
○吉川 恭世(広島少年鑑別所) 神垣 一規(広島拘置所)
P1-25
6
つの攻撃正当化潜在的認知バイアスによる 攻撃行動の予測要旨 6つの攻撃正当化潜在的認知バイアスが攻撃行動を
予測するのかについて検討した結果,権力バイア
ス,報復バイアス,権力のある他者による犠牲バイ
アスが攻撃行動を予測した。
○山脇 望美(名古屋大学大学院)
P1-26 反応の柔軟性が抑うつに耐える力に及ぼす影 響Ⅲ―成人犯罪者データによる検討―
要旨「反応の柔軟性」と「抑うつに耐える力」の関係に
ついて,これまで非行群や一般群により検討してき
たが,今回は成人犯罪者のデータを用いて確認・検
討する。
○岡本 英生(奈良女子大学生活環 境科学系) 河野 荘子(名古屋大学教育発達
科学研究科)
星 あづさ(名古屋刑務所)
P1-27 身体イメージが個人の気分や行動に与える影 響について
要旨 身体イメージの不安定さが不安や防衛の高さに関連
するとする先行研究がある。本研究では,身体イ
P1-28 知的障害がある累犯受刑者の知的能力の分析 ―
WAIS-
Ⅲからの検討―要旨 知的障害がある累犯受刑者に実施したWAIS-Ⅲ成
人知能検査の結果を分析し,犯罪の背景にある知的
側面のつまずきについて検討した。
ポスター発表2 第2日
処遇(2 階ラウンジ)
9 月 7 日
(日)
10
:
00 ~ 12
:
00
P2-1 矯正施設環境に関する一考察 その
2
要旨 先行研究及び自身の経験を踏まえ,環境的潜在力を
引き出すことで矯正施設の被収容者とスタッフのスト
レス低減や心身の健康の回復等の可能性を検討する。
○中島富美子(徳島文理大学人間生 活学部心理学科)
P2-2 神奈川医療少年院における社会復帰プログラ
ムについて―施設内中間施設「あすなろ寮」
の運営について―
要旨 障害を有する在院者に対して,人間の尊厳を実感さ
せ,社会化を促進させるために,集中的訓練を行う
施設内中間施設「あすなろ寮」の運営及びその効果
について発表する。
○工藤 弘人(神奈川医療少年院)
P2-3 刑事施設における「暴力防止プログラム」の 効果について―受講者の体験と変化の関係の
考察―
要旨 プログラム受講者の「主張性」の変化について,各
受講者の体験を質的方法でまとめるとともにP−F
スタディ上で見られる変化を探り,質・量の両側面 から考察する。
○熊谷 渉(福島刑務所) 松嶋 祐子(府中刑務所) 齋田 頌子(府中刑務所) 佐々木正輝(盛岡少年刑務所)
P2-4 刑務所において就業拒否を繰り返す被収容者
の特徴
(
Ⅱ)
要旨 本研究では,刑務所において就業拒否を繰り返す被
収容者に対して半構造化面接を実施し,その特徴ご とに類型化を行い,検討を行った。
○小林 北斗(大阪刑務所) 木高 暢之(大阪刑務所) 籔内 秀樹(大阪少年鑑別所)
P2-5 刑事施設の処遇が受刑者に与える影響∼開放 処遇と一般処遇における人格変容の差異に焦
P2-6 職業態度と職業経験等との関係
要旨 若者が学校から仕事へ円滑に移行するための有効な
支援策を検討するために,大学生を対象に,職業不
決断を中心とした職業態度と職業経験(アルバイ
ト)及びボランティア経験との関係を分析する。
○黒澤 良輔(徳島文理大学人間生 活学部心理学科) 尾古百合恵(徳島文理大学大学院
ポスター発表2 第2日
非行・犯罪観(2 階ラウンジ)
9 月 7 日
(日)
10
:
00 ~ 12
:
00
P2-7 犯罪報道に見る犯罪の重大さの規定要因の検討 要旨 犯罪報道は,市民の犯罪観に特に大きな影響を与え
ると考えられる.本研究では,犯罪報道のされ方
が,犯罪の重大さの認識に対してどのように影響を
与えるのかを検討する.
○齋藤 朗宏(北九州市立大学)
P2-8 大学生の非行少年に対する態度―接触経験の 違いから―
要旨 大学生を対象にインターネット調査を行い,非行少
年に対する態度を測定した。本発表では,非行少年
との接触経験による態度の違いを検討した結果を報 告する。
○藤原 佑貴(科学警察研究所) 宮寺 貴之(科学警察研究所) 久原恵理子(科学警察研究所) 小林 寿一(科学警察研究所)
P2-9 刑罰観が量刑判断に及ぼす影響―大学生と親 世代の比較検討―
要旨 刑罰観として,現状の裁判は犯罪者に甘いと考え, 厳罰を求める傾向を測る厳罰志向性尺度を用い,そ
の量刑への影響を検討するともに,これら厳罰志向
性と量刑における年齢差(大学生・保護者)を検討
する。
○板山 昂(関西国際大学 人間 科学部)
P2-10 絶望感が怒り表出に及ぼす影響
要旨 我々は,将来に絶望感を感じることで,後先を考え
ず,怒りを表出するようになるのであろうか。本研
究では,絶望感が怒りの表出に及ぼす影響を検討し た研究を報告する。
ポスター発表2 第2日
防犯・被害・地域(2 階ラウンジ)
9 月 7 日
(日)
10
:
00 ~ 12
:
00
P2-11 モデル店舗における万引き防止対策の実践と 効果
要旨 香川県内の小売店舗をモデル店舗を指定し,そこで
集中的に万引き防止対策を実施し,その効果につい て検証を行った。その結果,店員の意識が変化し, 店舗の売り上げが向上した。
○大久保智生(香川大学教育学部)
P2-12 地域防犯にかかる攻める防犯の展開
(2)
要旨 東京都足立区の防犯施策「ビューティフルウィンド
ウズ運動」の検討を行うとともに,その基礎理論と
なっている「攻める防犯」についての有効性を検証
する。
○出口 保行(東京未来大学こども
心理学部)
P2-13 青色・白色複合
LED
防犯灯に対する印象評定 ―市内の設置に関する既知と未知の影響―要旨 福山市は2011年度から,青色・白色複合LED防犯
灯を約3万3千基設置した。そこで,本研究では,
大学生の青色・白色複合LED照明への印象につい
て検討する。
○平 伸二(福山大学)
P2-14 戸建住宅への防犯に対する環境評価
要旨 戸建住宅の環境特性評価を行い,防犯の観点から安
全又は危険であると認知される住宅の環境要因を明
らかにし,これまで考えられてきた犯罪抑止の環境
要因との比較を行う。
○岩倉 希(日本大学文理学部)
P2-15 若者に対する
DV
予防のための心理教育の効 果と検討(3)
―ワークショップを通じて 要旨 青年期の親密な相手への暴力(DV)の防止を目的にこれまで実施してきた大学での心理教育的ワーク
ショップについて,意識の変化と理解度を中心とし
た効果測定と課題について検討する。
○山中多民子(DV・虐待予防研究会)
P2-16 コーディングツールを用いたストーキングの 時間的推移の検討―男女間トラブルとその対 処に関する研究
(4)
―要旨 ストーカー事案を念頭に,事案記録のテキストから
成り行きをコーディングするツールを開発し,実地
の相談記録を用いて,ストーキングの時間的推移を
検討した。
○島田 貴仁(科学警察研究所) 伊原 直子(千葉県警察本部科学
捜査研究所)
P2-17 第三者の性犯罪被害者に対する態度と共感性
の関係
要旨 第三者の共感性・共感能力は性犯罪被害者に対する
非難を弱めることが期待されるが,数少ない先行研
究でも結果は一致していない。本研究では大学生を
対象に調査を実施したのでそれを報告する。
○小俣 謙二(駿河台大学心理学部)
P2-18 日常的被害場面における許しと精神的健康性
との関連
要旨 被害場面における,加害者から謝罪を受けた際の被
害者の外的反応と内的反応について調査した。その
結果をもとに,内的・外的反応の差の大きさと,精
神的健康性との間にどのような関連が見られるのか
検討した。
○七澤 桃子(駿河台大学大学院) 川邉 讓(駿河台大学大学院)
P2-19 抑圧型対処スタイルと犯罪被害に対する楽観 的態度に関する検討
要旨 他者より自己の被害可能性や不安を低く見積もる楽
観的態度に関して,対処スタイルの観点から検討し
た。非現実的な楽観傾向を示す抑圧型に着目した結 果を報告する。
○下江加奈子(筑波大学大学院) 湯川進太郎(筑波大学人間系)
P2-20 児童に対する聴取面接におけるグラウンド
ルールの影響について
P2-21 児童対象の聴取面接―自由語り後の質問への 回答と関連する要因―
要旨 児童を対象とした実験を実施し,体験の記憶を想起
させる自由語りの後に記憶を尋ねるクローズド質問
を行った。質問の回答と関連する要因について検討 した結果を報告する。
○宮寺 貴之(科学警察研究所) 久原恵理子(科学警察研究所) 藤原 佑貴(科学警察研究所) 小林 寿一(科学警察研究所)
P2-22 東日本大震災における少年鑑別所入所者の被 災経験に関する考察
(3)
―「福島少年鑑別所 版被災体験尺度」から見える震災の影響につ いて―要旨「福島少年鑑別所版被災体験尺度」を用いて,少年
鑑別所入所者の被災体験の在り方を調査し,その結
果を分析,考察するとともに,今後の課題を検討す
る。
○佐々木翔規(福島少年鑑別所) 佐藤 健司(札幌少年鑑別所) 熊谷 康之(置賜学院) 三浦 秀徳(山形少年鑑別所) 橋本 秀彦(山形刑務所)
本木 あや(仙台少年鑑別所)
平川 奈々(福島少年鑑別所)
P2-23 学級環境といじめとの関係
要旨 関係性,個人の成長,制度維持の3次元で構成され
たMoosの環境尺度を参考に作成した日本版学級環
境尺度で,学級環境を測定した際,いじめの有無で
差異があるかを検討する。
○藤野 京子(早稲田大学文学学術院)
P2-24 災害と交通事故発生との関連
要旨 岩手県沿岸地域を対象に東日本大震災発生前後での
交通事故発生状況を比較し,災害と交通事故発生と
の関連を考察した。
○長澤 秀利(岩手県警察本部科学 捜査研究所) 小林 由依(岩手大学大学院人文
社会科学研究科) 鈴木 護(岩手大学人文社会科
学部) 細江 達郎(岩手県立大学)
P2-25 大阪府における子どもに対する性的前兆事案
を誘発する環境要因の検討
要旨 近年,子どもが被害者となる犯罪事件は社会問題と
して大きく取り上げられている。本研究では,子ど
もに対する性的前兆事案を誘発する環境特性を明ら
かにし,得られた結果から具体的な防犯活動への応
用を検討する。
P2-26 刑務所出所者の社会復帰支援において期待さ
れる心理専門職の役割について
要旨 地域生活定着支援センター等に対してアンケート調
査を実施し,高齢又は障害を抱える受刑者の社会復
帰支援において,調査専門官がどのような役割を期
待されているのか検討した。
○神垣 一規(広島拘置所)
P2-27 悪質クレーマーの検討
要旨 様々な場面で,悪質なクレーマーの問題が浮上して
きている。これらの苦情行動の事例を中心に,攻撃
行動や認知のゆがみなどから検討し発生モデルを提
案したい。
○桐生 正幸(東洋大学社会学部社 会心理学科)