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行政改革推進計画の18年度の達成状況と19年度の方向性 第3次行政改革 平成19年度行政改革推進本部 上越市ホームページ

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(1)

行政改革推進計画の 18 年度の達成状況と平成 19 年度の方向性

大目標の達成状況を切り口にして推進計画全体の総括をしたものです。

1 18 年度目標と取組の達成状況の概要

大目標 進捗状況

効率的で効果的な行政運営の確立 前進するも実現に至らず 実質的な単年度収支の黒字化と貯金 25 億円以上の維持 達成が見込まれる

通常分の市債残高 50 億円の削減 達成(単年度目標を超えて削減) 土地開発公社の経営健全化 保有土地は削減したが極めて厳し

*中目標、 重点取組及び具体的な取組項目の 1 8 年度目標及び達成状況の詳細は、 資料 2 にあり

中目標 重点取組

内容 目標値 達成状況 内容 達成状況

具体的な取組項目の達成状況 PDCAサイクルに基づく業務執行の定着 前進するも× 項目数:2 件 (達成 1 件、未達成 1 件) 職員の意識高揚と資質向上 × 項目数:4 件 (達成 2 件、未達成 2 件) 部局ごとの枠配分方式の導入 前進するも× 項目数:4 件 (達成 2 件、未達成 2 件)

管理会計的な手法の活用 × 項目数:1 件 (一部達成)

行政運営の改善に向けた体制整備 単 年 度 目 標 は 未 設定

前進するも×

行政運営への民間的経営ノウハウの効果的な導入 × 項目数:2 件 (達成 1 件、未達成 1 件) 税と使用料の滞納分の徴収促進 ○ 項目数:2 件 (達成 2 件)

受益者負担の適正化 - 項目数:2 件 (達成 1 件、未達成 1 件) 市の様々な資源等を用いた歳入増加 ○ 項目数:2 件 (達成 2 件)

歳入の発掘と確保 2 億 1, 900 万円 ○

実績

約 3 億 1, 725 万円

市の固定資産の売却及び貸し付けによる歳入増加 ○ 項目数:2 件 (達成 2 件)

事務事業の再編と整理、廃止と統合 ○ 項目数:5 件 (達成 3 件、未達成 2 件) 業務執行経費の縮減 ○ 項目数:4 件 (達成 3 件、未達成 1 件) 第三セクターの見直しによる経費削減 - 項目数:1 件 (未達成 1 件)

職員数の削減による人件費削減 ○ 項目数:5 件 (達成 5 件)

給与等の見直しによる人件費削減 ○ 項目数:4 件 (達成 3 件、未達成 1 件) 新 たな行 政需 要 に応え得 る財政 構造 の確 立に向 け

た歳出の見直

8 億 500 万円 ○

実績

約 9 億 8, 090 万円

市場化テストの実施によるコストの縮減 × 項目数:1 件 (未達成 1 件) 土地開発公社の保有土地の削減 24 億 1, 000 万円 ×

実績

約 21 億 2, 000 万円

土地開発公社が保有する土地の積極的な買戻しと売却等 ○

項目数:2 件 (達成 2 件)

目標を達成した件数 目標を設定してあった 14 件のうち 8 件達成 (全体の 57.1%が達成) 43 件のうち 29 件達成 (全体の 67.4%が達成)

資料1

(2)

2 18 年度の達成状況を踏まえた課題認識と19 年度の方向性

・以下は、大目標のレベルで 18 年度の取組結果を踏まえた課題等を総括し、19 年度の方向性等を示したもの。 18 年度の取組結果に対する認識 大目標

進捗度合い 評価 分析

19 年度の方向性等

1

効率的で効果的な行 政運営の確立

前進はしたが効率的で効果 的な行政運営の確立には至 っていない。

行政運営のシステムを見直していく取組として、試行錯誤を重ねながら 1 年間取り組んで きたが、重点取組や具体的な取組項目の多くが目標を達成できなかった。

・市の政策と組織目標、組織目標と事務事業、組織目標と職員の任務等といった関係があい まいになっており、「何のために、どの程度の成果を目指して、何をすべきか」というこ とを組織全体が、また、職員全員が理解し、同じ方向に向かって進んでいくような管理シ ステムを構築できなかった。

・また、事務事業進捗管理システム、人事考課システム、あるいは予算編成方式など個別シ ステムの改善と関連付けが整理しきれず、全体的に機能的な管理システムにならなかった。

・PDCAサイクルをまわす際のはじめの一歩である「目標の適切な設定」が徹底されてい ない。目標を設定する意義や効果を周知したり研修を実施したりしたが、十分な成果が上 がっておらず、職員の意識に定着していない。

・職員の仕事に対する意欲が大きく高まったといえるような事象は見受けられない。

【目指す状態】

・全職員が、目標に対する貢献をイメージでき、目標の達成に向か い、それを実感できる行政運営システムの構築(19 年度後期から の品質マネジメントシステムの本格運用)。

・職員数の削減に対応しながら効果の高い行政サービスを提供でき るような組織機構の姿を見出す。

【取組の方向性】

・総合計画の改定を踏まえた組織目標のあり方の見直し。

・組織目標等の適切な設定と職員への的確なブレイクダウン徹底。

・組織目標から職員の任務・役割等までを体系化(可視化)して管 理するシステムの構築。

・職員提案制度の見直しや業務改善活動の仕組み構築。

・市の組織機構や様々な管理システム等に関する職員の考えと課題 の把握(職員の前向きな意欲を高めるための方策を見出す)。

・組織機構のあり方の検討。

2

実質的な単年度収支 の黒字化と貯金 25 億 円以上の維持

財政調整基金の額及び実 質的な単年度収支ともに目 標達成した。

・財政調整基金は約 40 億円を確保し、目標の 25 億円を上回ると見込まれる。

・実質単年度収支についても、わずかではあるが黒字となる見込み。

3

通常分の市債残高 50 億円の削減

事業に充てる市債は 26.3 億 円程度削減し、単年度の目 標額である 10 億円を超え た。

・18 年度は、地域振興のための基金創設に充てた市債 20 億円を除くと、通常分の市債残高 は約 845. 9 億円(地域振興のための基金創設に充てた合併特例債 20 億円を含まない)とな る。

*基金創設に充てる市債は「通常分の市債」に位置付けない方針としている。

・17 年度決算時における残高約 872. 2 億円と比較すると、約 26. 3 億円の削減となり、単年 度目標の 10 億円に対して約 17 億円の前倒し削減となった。

4

土地開発公社の経営 健全化

保有土地自体は 21.2 億円 程度の削減となるが、経営 状況は極めて厳しい。

・市の買戻しと民間売却額は目標額を達成し、合計で約 32. 2 億円削減した。

・一方で新たな土地の取得、工事費、利息など約 11 億円の増加があり、結果として約 21. 2 億円の削減となった。これまでの基準で換算すると保有額は約 271 億円。

・なお、18 年度からの新経理基準の導入により、保有額は、これまでの基準で換算した場合 の約 271 億円に対し、約 46 億円減少し約 225 億円となった。

【新経理基準の導入による保有額の減】

①土地評価減:約 15. 4 億円

②割賦販売分の H18 年度一括処理:約 18. 8 億円

③事業用借地権の固定資産化と評価減:約 12. 1 億円

*より現実的な経営実態に基づく経理処理を行った結果。借金の額は約 264 億 1 千万円。

・民間への売却は、中長期的な効果(土地の有効利用による税収増加や雇用創出、公社の借 入利息の負担軽減)を期待して実施しているが、地価の下落による売却損約 1 億円の発生 や時価評価に伴う約 15. 4 億円の土地評価減の発生などにより赤字となった。

*民間への売却を始めてからの売却損の累計は約 11. 6 億円。

*3 年連続で経常損失(赤字)。今後も赤字経営が継続する見込み。

・赤字経営が続くことにより、金融機関からの資金融資に支障をきたしている。

・今後、引き続き市による買戻しを確実に進めるとともに、積極的な民間売却に取り組む。

【目指す状態】

・財政健全化に関する大目標の達成を前提とした 20 年度予算編成。

【取組の方向性】

・18 年度においては財政状況が改善の方向に向かったとはいえ、19 年度予算編成にあたり財政調整基金を取り崩したことなどを踏 まえ、大目標を達成することを前提した 20 年度予算編成に臨む。 具体的には、市債 10 億円以上の削減と土地開発公社からの 10 億 円以上の買い戻しに相対する財源の捻出。

・土地開発公社の経営が極めて厳しい状況にあることから、早急な 経営改善に向け、市の方針と支援方策を見出して対応する。

数値上

将来(危惧)

(3)

参照

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