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院内集会第二回の記録配布版doc

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3月12日 院内集会 (第二回 )の記録

【開催日時】2008年3月12日(月曜日) 13 : 00~15 : 00

【開催場所】参議院議員会館 第4会議室

【主催】「六ヶ所再処理工場」の本格稼動に反対し放射能汚染を阻止する全国ネットワーク    (呼びかけ団体:生活協同組合あいコープみやぎ、生活協同組合連合会きらり、     生活協同組合連合会グリーンコープ連合、生活クラブ事業連合生活協同組合連合会、     大地を守る会、NPO法人日本消費者連盟、パルシステム生活協同組合連合会、     賛同団体:621団体・個人)

【参加者】約150人

【出席国会議員】(順不同、敬称略)

政党 衆議院 本人 秘書 参議院 本人 秘書

自民 野田 聖子

後藤田正純 塩谷 立

民主 金田 誠一 池田 元久 大河原雅子 岡崎トミ子 小川 淳也 田嶋 要 下田 敦子 工藤堅太郎 篠原 孝 主濱 了 増子 輝彦 奥村 展三 小川 敏夫 木俣 佳丈 階 猛 大島九州男 福山 哲郎 川崎 稔 室井 邦彦 今野 東 社民 菅野 哲雄 辻元 清美 近藤 正道 山内 徳信

保坂 展人 重野 安正 福島みずほ 阿部 知子

無所属 川田 龍平

人数 5 10 8 9

15 17

【出席行政担当者】(順不同、敬称略)

農林水産省 農林水産技術会議事務局技術政策課課長補佐 高橋史彦

農林水産省 消費・安全局畜水産安全管理水産安全室水産安全専門官 三輪剛志 農林水産省 水産庁増殖推進部漁場資源課課長補佐 森 雅彦

農林水産省 水産庁増殖推進部研究指導課課長補佐 高山章一 環境省 水・大気環境局大気環境課課長補佐 山根毅嗣

厚生労働省 食品安全部基準審査課係長 松本留美 厚生労働省 食品安全部監視安全課係長 山本秀行

内閣府 原子力安全委員会事務局総務課課長補佐 岩松宏樹

経済産業省 資源エネルギー庁電気・ガス事業部原子力立地・核燃料サイクル産業課 課長補佐 田岡卓晃

経済産業省 原子力安全・保安院核燃料サイクル規制課課長補佐 金城慎司

<司会>

(2)

1時になりましたので今日の進行の説明を兼ねながら始めさせていただきたいと思います 。 本日は沢山の方に集まっていただきましてありがとうございます。今日の院内集会の主催は

「『六ヶ所再処理工場』に反対し放射能汚染を阻止する全国ネットワーク」(以下、阻止ネッ トと省略して記載)ですが、呼びかけ団体、賛同団体についてはお手元の資料の中に、見てい ただければ分かるようにしてありますので、説明は時間の関係で割愛させていただきます。 阻止ネットの活動の大きな柱として反対の署名運動をずっとこの間展開をしてきました。 この署名を関係行政の皆さんにお渡しして、この問題に対する申し入れをしましょうというこ とで、1月28日に参議院議員会館の中で院内集会を開催いたしました。今回は、その後に更 に署名活動が続いておりましたので第2弾の署名提出ということです。呼びかけ団体7団体の 内首都圏を中心に活動しているパルシステム生活協同組合連合会の皆さんの署名と、それから もうひとつは岩手県の重茂漁協はじめ6漁協の皆さんの追加署名が有りまして、本日の提出分 が二つ合わせて7万352筆ということで、総数は阻止ネットの方が44万6千642、6漁 業の方が40万2千703となりました。合計がここに書いてありますように88万1千32 5筆の署名が集まっております。まず最初に、署名を前回と同じようにお渡しいたしますが、 これは内閣総理大臣宛にしてありますので内閣府の原子力安全委員会の方に是非お渡ししたい と思います。

そのあと今日のスタイルですが、前回は直接私達の質問、思いを行政当局のみなさんにお 届けして直接やり取りを行いましたが、それを踏まえて更にこの問題についての理解をみんな で共有しつつですね、今日参加していただいています国会議員の皆さんを中心に、私達もお話 をして、そしてその内容を踏まえて行政当局の皆さんにお答えしていただくということで、こ のやり取りの中で一緒に勉強して、これからの国会内外の論議あるいはこの問題の社会化に是 非活かしていく、そういう趣旨で開催しております。従いまして、最初に阻止ネットから生活 クラブ連合会の槌田博さんに30分ほどで、私達が論点と考える点をお示しし、問題提起をさ せてもらい、それを中心に約2時間進めてまいりたいと思っております。プラスアルファで何 か質問が有ったらまたお答えをしてもらうというスタイルにいたしますが、一旦それは議員の 先生方に返して質問していただくというような形にしたいと思っております。そういう趣旨で 始めさせていただきます。

本日ここでこの会場を取っていただいたのは参議院の大河原雅子議員ですが、所用で少し 遅れると聞いておりますので、冒頭、社民党党首の福島みずほ参議院議員がいらしていますの で、ご挨拶をお願いしたいと思います。

<国会議員>

皆さんこんにちは。六ヶ所再処理工場の本格的稼動が何時になるかということを私たちは 本当に心配をしています。少し先に伸びるという話もありますけれど、とにかく今日行政の側 にも来てもらっていますが、この六ヶ所村の再処理工場本格稼動をさせないということの大き な一歩に今日の勉強会がなるようにと思っています。今日の勉強会の成果を踏まえて国会の中 でガンガン質問をして本格稼動は絶対にさせないという一点において頑張っていきたいという ように思っています。他の原子力施設でもそうですが、活断層の問題、地震の問題、新たな知 見がドンドンドンドン出てきています。原子力発電所の問題はもちろんですが、核燃料サイク ルそのものが恒常的に放射能を出すということについて、私たちは強く反対をしています。普 通の原子力発電所よりも非常に危険であるということに強く反対をしています。六ヶ所再処理 工場の本格稼動をさせない大きな一歩に、一緒に勉強して行政にも思いを分かってもらって、 国会でもガンガン質問するぞと、申し上げ質問趣意書も皆で出したいという風に考えておりま す。きちっと国会の中で論戦していくため、今日の集会に私たち国会議員は参加させていただ きました。今日また大きくステップアップをして、六ヶ所再処理工場本格稼動をさせないため に頑張っていきましょう。どうもありがとうございます。

(3)

<司会> ありがとうございます。今ご着席いただいております国会議員のみなさんをご紹介 いたします。

★紹介は省略

司会は主催団体を代表して、呼びかけ団体のひとつ「大地を守る会」の野田と申します。 私が担当させていただきますので、どうぞよろしくお願いします。

それでは最初に、追加署名67,173筆を渡します。パルシステム連合会の皆様の集約 分が中心ですので、パルシステム連合会理事の平野都代子さんからお願いします。

<平野都代子>

内閣総理大臣福田康夫様。これからも安心して食べ続けたい、六ヶ所再処理工場の本格稼 動に反対しその中止を求める署名、青森県六ヶ所村に有る六ヶ所再処理工場は日本国内の各原 子力発電所で燃やされた使用済み核燃料から燃え残りのウランとプルトニュウムを取り出す化 学工場です。私たちはこの六ヶ所再処理工場の本格稼動に反対しその中止を求めます。署名総 数446,642筆です。 

<司会>

暫くその状態で・・写真を撮っていらっしゃいます。よろしいですか?はい ありがとう ございました。

<平野都代子>

経済産業大臣甘利明様。これからも安心して食べ続けたい・・同文です。よろしくお願い いたします。

<司会>

それでは続きまして岩手6つの漁協を代表して重茂漁業協同組合の髙坂菊太郎参事がいら っしゃっていますので、髙坂さんから漁協分の3,178の署名をお渡しいただきます。

<髙坂菊太郎>

岩手県の重茂漁業協同組合の髙坂と申します。 内閣総理大臣福田康夫様にお願いを申し 上げます。我々は岩手の海で、海を糧に生活しております。是非、海に放射能を捨てないでい ただきたいと思います。それともう一つ放射能放出測定をきちんと行いまして、情報公開を是 非していただきたいと思います。署名総数402,703筆を添えてお願いを申し上げます。 よろしくお願いいたします。

経済産業大臣甘利明様、同様でございますので、どうぞよろしくお願いをいたします。

<司会>

この追加を含めて合計881,325筆の署名の心が行政の皆様方にしっかり届くように もう一度皆さん拍手で、確認してください。ありがとうございました。

それでは今日来ていただいています各関係の省庁の皆さん方を、簡単ですが私の方からご 紹介させてもらいますので、その時だけで結構ですのでご起立いたければと思います。

★紹介は省略

それでは早速始めさせて頂きますが生活クラブ連合会の槌田博さんから、スライドを使っ て、我々はこういう認識を持っているということの説明をします。もちろんその中でお役所の 方々から見れば少し認識が違うのではないかということもあるかもしれません。もしあれば出

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していただいて差し支えありませんので、皆でよく見ましょう。

<槌田博>生活クラブの槌田です よろしくお願いします。

まず、核燃料サイクルの図で、六ヶ所再処理工場のおさらいから入らせていただきます 。 1989 年に事業申請、 93 年に着工、今15年経って本格稼動を目の前にしている状況です。

この六ヶ所再処理工場は、核燃料サイクルの中心的な施設です。ウラン鉱石を採掘して濃 縮を経て核燃料を作り、この図で軽水炉と記載してある原子力発電所の軽水炉で発電すること により使用済み燃料が出来ます。この処分をするために再処理工場へ持ち込みます。再処理工 場は、使用済み燃料の中からウランとプルトニウムを取り出す工場です。そのウランとプルト ニウムは、 MOX 燃料に加工されて再び軽水炉で燃やすプルサーマルという方法と、 MOX 燃 料を高速増殖炉で更にプルトニウムを増殖しながら燃やす方法があります。二つの核燃料サイ クルの中心施設が再処理工場です。そして、使用済み燃料に含まれていた高レベル放射性廃棄 物は、日本の何処かの地下300メートル以上に埋めることが計画されています。

次の図は、使用前と使用後の核燃料中の物質割合を示したものです。使用前の3%濃縮ウ ランには、燃えないウラン238が97%と、燃えるウラン235が3%入っています。この 1000 Kg を原子炉で燃やすとどうなるでしょうか。まず、全体の2%(20 Kg )の燃え るウランが核分裂して、熱エネルギーを出して、死の灰になります。残りの1%(10 Kg ) の燃えるウランは、そのまま燃え残ります。それから、燃えないとされているウラン238に 中性子が当たり、その中で一部がプルトニウムに変わります。その1%(10 kg )が使用済 み燃料の中に残って、0.8%(8 Kg )が原子炉の中で燃えて死の灰になります。全体とし て1トンのウラン燃料から 30,000MWD( メガワットデイ ) の熱エネルギーを取り出して、大 体30Kg の死の灰ができます。( 1MWD は、 1000W の電熱器 1000 台を 24 時間使った ときの発熱量です。)核燃料からどのくらいの熱量を取り出すかという指標を燃焼率といいま す 。 こ の 図 の 燃 焼 率 は30,000MWDで、比較的少な い燃焼率の例です。日本では一般に 30,000MWDよりも多くのエネルギーを取り出して、 48,000MWDぐらいまで燃やします。外 国の例では、70,000MWDぐらい、つまり倍以上燃やす例もあります。この燃焼度によって死 の灰の量が増えます。30,000MWDでは約30 Kg の死の灰ですが、 48,000MWDでは約48

Kg の死の灰が出ます。燃焼度と死の灰の量は比例します。

次のページは、六ヶ所再処理工場の工程図です。原子炉で燃やした使用済み燃料は、この 図の貯蔵プールに溜めておきます。再処理の最初の工程が「せん断」です。原子力発電の推進 側は、『原子力発電には5重の壁があって、死の灰の放射能は5重の壁で守られているから外 に影響を及ぼさない。』と安全を主張してきました。ところが、この再処理工場の中では、そ の5重の壁を全部取り払い、使用済み燃料棒をせん断して硝酸水溶液に溶かします。そうする と、使用済み燃料の中にあった死の灰のうち、気体の放射能が空気中に出て来るわけです。こ れが大気汚染になります。その後、硝酸溶液からウランとプルトニウムを化学的な処理で取り 出します。その過程で、様々な水溶性の放射性廃棄物が出て、海に捨てられて海洋汚染になり ます。これが再処理工場の全貌です。

次のページは、六ヶ所再処理工場が一年間に放出する放射能量が記載されている事業申請 書の表です。気体廃棄物の筆頭は、クリプトン85という放射性物質です。その量は一年間に 33京ベクレルです。それからトリチウム ( 3重水素 ) が2千兆ベクレル、炭素14が52兆 ベクレル、その他いろんな放射性物質が排気塔から大気中に出ます。一方、液体廃棄物は、一 年間に、トリチウムが1 . 8千兆ベクレル、その他ヨウ素131などの表に示した放射能が、 海岸から3キロ先の海底に設置されている海洋放出管から海に流されます。

その結果として、青森県が工場周辺の放射能汚染の見積もりを発表しています。「これま での測定値」というのは、六ヶ所再処理工場がない時の自然の放射能や放射線の値です。そし て、「寄与分」というのが、六ヶ所再処理工場が本格稼動して年間800トンのウランを処理

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した時に、管理目標値の放射能を放出したら、自然放射能に加えて、「寄与分」の放射能や放 射線が増えると予測している内容です。

「大気中のトリチウム」の値は、測定できない低レベルであったものが、1m 3当たり1 ベクレルのトリチウムを含むようになるということです。1ベクレルとは、毎秒1発の放射線 を出す放射能の量ですが、1回で終わりではなく毎秒ですから、たった1ベクレルの放射能で も、1秒間に1発ずつ放射線が出る。1分間なら60発、1時間なら3600発の放射線が、 1ベクレルの放射能から出ます。つまり、1m 3の空気の中から1時間に3600発の β 線が 出る状態になるっていうことです。

次の精米の場合です。これが一番に大きな反響を呼びました。お米は、自然放射線である 宇宙線の影響で、元々1 Kg 当たりおよそ100ベクレルの炭素14を含んでいます。その1 00ベクレルに加えて、六ヶ所再処理工場の影響で90ベクレルの放射能が増えます。つまり 自然汚染レベルの倍になります。放射能汚染が2倍になるってことは、自然放射能と比べて十 分に測定が可能です。つまり、「ここのお米は汚染されている」と将来公表される事態が予測 されます。そこが一番大きな問題なわけです。

お米には、炭水化物が多いので、含有する炭素の量が多く、沢山影響があります。炭水化 物が少ない葉っぱ類でも、自然より5ベクレル増える。イモ類では、自然より20ベクレル増 える。これは作物の炭素量の違いによって差ができます。含有炭素1グラム当たりに換算する と、どの作物でも同じ値になり、自然放射能量は炭素1グラム当たりに0.25ベクレルです が、六ヶ所再処理工場が本格稼動した場合は、1グラム当たり0.5ベクレルと、元の倍にな ると予測されています。このことはどの作物でも一緒です。

海水でも、自然では検出されなかったトリチウムやプルトニウムが、本格稼動後に検出さ れるようになります。その影響として海草のプルトニウム、魚のプルトニウム、トリチウムも 、 自然にはほとんど検出されてなかったものが、ハッキリと検出にかかるようになります。この ことを青森県が公表したわけです。

これらを全部ひっくるめて、「周辺の住民が受ける放射線の量は 0.022mSvです」「この 放射線を浴びても健康には影響がないです」という説明は事業者からも国からも、もう耳がタ コになる位何回も言われています。しかし、問題はそんな事ではありません。食べ物が汚され ているかどうかなんです。

例えば、食品添加物の場合を考えてみましょう。厚生労働省は食品添加物が危険だとは言 っていません。食べる人の健康に影響のないレベルで認可されています。国は「食べても何の 影響も無い」と言っています。しかし、食品添加物は使用したら食品に表示する義務がありま す。食べる人は、その表示を見て食品を選ぶことができます。しかし、放射能汚染はどうでし ょうか、ここの対比です。これが一番目の問題です。

では、六ヶ所再処理工場から排出される放射性核種について、ひとつずつ説明しましょう。 まず、クリプトン85は、年間33京ベクレル放出されます。この「京」という量は、1 億の1億倍ですが、想像を絶する量です。そこで「京」を判りやすくする方法を考えてみまし た。「33京ベクレル」を英語で言うと「33000テラベクトル」ですが、テラというのは

「地球」という意味でもあります。つまり、地球規模の量だという意味です。そこで、地球の 表面積を計算してみると、500京平方センチになりました。ここで「京」がでてきます。空 気中のクリプトン85が、1秒間に33京発の放射線を出します。その半分は地球の外側に向 かうとして、残りの半分は地上に降り注ぎます。33京発の半分が500京平方センチに降り 注ぐとすると、手のひら位の30平方センチの面積に毎秒1発のベーター線が打ち込まれると 計算できます。これがクリプトン85の33京ベクレルの中身です。全世界の誰の手のひらに も毎秒1発ベーター線が打ち込まれます。33京ベクレルとは、それほど大きな量です。

六ヶ所再処理工場を40年間稼動すると、地球上全体で 15,000 人の癌死者が増えるとい う報告をグリンピースが出しました。その理由はいろいろな核種の影響がありますが、このク

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リプトン85も影響を及ぼしています。たった手のひらの広さに放射線が毎秒1発ずつ打ち込 まれれば皮膚癌にだってなるでしょうということです。

次にトリチウムの話です。トリチウムは水( H2O)と一緒に、水の水素がトリチウムに置 き換わった形(HTOという形)で排出されます。このトリチウムを含んだ水(HTO)が、 有機物に取り込まれる時が一番問題です。水が有機物に取り込まれる化学反応は、水と二酸化 炭素が太陽の光と葉緑素の働きで炭水化物になる光合成の反応、それから、食べ物の消化の過 程でたんぱく質がアミノ酸に、あるいは澱粉とか糖類が単糖類になっていく加水分解反応があ ります。これらの反応はどれも、植物の光合成はすごく当たり前で起こっているし、加水分解 は植物だろうが動物だろうが生き物が生きていく過程で何処にでもある反応です。これらの化 学反応で、有機物の中にトリチウムが取り込まれると身体の中から、トリチウムは体内からベ ーター線を放出して、遺伝子を切断し、癌を増加させます。

次は、お米の炭素14の話をします。炭素14は、排気筒から二酸化炭素と一緒に空気中 に放出されます。その二酸化炭素には、地球の上空に宇宙線が当たることにより窒素ガスから 自然の炭素14が含まれています。その濃度は、炭素1グラム当たり0.25ベクレルです。 宇宙線の影響ですから、地上では何処で計っても同じ値です。ところが、六ヶ所再処理工場が 本格稼動すると、六ヶ所周辺の農作物には、その倍の炭素1グラム当たり0.5ベクレルの炭 素14が含まれるようになると予想されています。

次の核種がプルトニウムです。これまで説明した核種は、みなベーター線を出しますが、 プルトニウムはアルファ線というもっと強い放射線を出します。もう一つは、これまでの核種 は1発の放射線を出すと放射能を失いますが、プルトニウムは放射線を出した後も別な放射性 元素になって放射能がなくなりません。つまり、これまでの核種は半減期が経てば半分の量に 減りますが、プルトニウムは、ここに書いてある半減期が過ぎても別な放射能として存在しま すから、半減したって半分になりません。これよりももっと長い時間影響を及ぼすものです。 そういう長時間の影響が残るものがプルトニウムです。青森県の海洋汚染の見積もりが計算さ れた地点は海洋放出口の北側です。しかし、この場所の海流は主に南に流れる海流ですから、 南側での汚染もりより見積もりが少ないのではないかと疑われています。その少ない見積もり であっても不検出の状態から0.2ベクレルの値になる、測定できるようになるとされていま す。更にこの計算では、単年度の放射能放出のみで、蓄積のことが考慮されていないのではな いかと心配されています。

次はヨウ素、ヨウ素はさっきの表に載ってなかったのですが、六ヶ所再処理工場はフラン スとかイギリスにある再処理工場に比べて、最新鋭のヨウ素フィルタを装備しています。です から、イギリスとかフランスのような汚染を起こさないことになっています。実際の性能評価 はこれから出てくると思いますが、もしそのフィルタが不十分で、ヨウ素が環境にでてしまっ た場合は、ヨウ素129が環境に蓄積します。一旦出てしまえば放射能の半減期 1,500万年で すから、無くなることはありません。つまり、汚染してしまったらもうお終いで、戻れない、 取り返しのつかないのです。そのことについて、どれだけの自信を持っているのでしょうか。

次は、煙突からの放射能汚染の計算です。大体100 Km 位遠くまで飛ぶことが想定され ます。

次は、海に出た放射能の流れを知るためにハガキを流した実験結果です。千葉の房総の先 までハガキが届いています。太平洋側の何処にでもその放射能が流れ着く可能性があるという 影響範囲の話です。

六ヶ所再処理工場から排出される放射能は、気体の場合は粒子フィルタ、ヨウ素フィルタ を通して排出します。液体の場合は蒸留を2回3回繰り返してから排出します。それだけ除去 を繰り返しても、なお、先ほどの表のような放射能がでてしまうのです。

次は、これまで六ケ所再処理工場から実際に環境へ放出した放射能の量のグラフです。六 ヶ所再処理工場はアクティブ試験といって最後の試運転をしています。現在、その第4ステッ

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プが終了して、今第5ステップに入ったところです。アクティブ試験が始まったのは 2006 年 3 月 31 日で、それから放射能を放出し続けています。このグラフは、年間放出量の管理目標 値の12分の1を1ヶ月間の管理目標値として100%と表現しています。ですから年間80 0トンの本格稼動をした時の放出量に対して、アクティブ試験ではどのくらい放射能を出した のかという相対的なものを見ることができるようにグラフを描いています。アクティブ試験の 第1ステップでは2006 年 6 月の放出量が多くなりました。 2006 年 10 月が第2ステップ

2007 年 4 月が第3ステップ、 2007 年 9 月が第4ステップです。ステップを重ねるにつれて 、 段々と放射能の放出量が増えているのは、処理した使用済み燃料の増加よりも、処理した使用 済み燃料の質が変わっているからです。第1ステップでは燃焼度の少ない使用済み燃料で徐々 に慣らし運転をやっています。段々と燃焼度の高い物に切り替えていき、第4ステップでは一 般的に使われている高い燃焼度の使用済み燃料を再処理したために、放射能の放出量が増えて います。要するに、充分に燃やして死の灰を沢山含んだ使用済み燃料であればあるほど、放出 する放射能が増えます。

次は、海洋への放出量のグラフです。前頁の大気への放出量では、使用済み燃料をせん断 した瞬間に大気へ放射能が出てしまいます。しかし、海洋放出の方は、その後の化学処理の過 程で少しずつ放射能が出るので、前頁のグラフと重ねると、だいたい大気放出量のピークから 1ヶ月くらい遅れて海洋放出量のピークが現れます。第1から第4ステップと段々と放出量が 多くなることは同じです。

次は、日本の例ではなくてイギリスのラアーグ再処理施設ですが、点線が使用済み燃料の 年間再処理量です。これが800トンの場合が六ヶ所再処理工場で計画している処理量です。 ラアーグでは、最初の頃 70 年代から 80 年代にかけては、非常に沢山の放射線を出していま したが、放射能放出を減らす装置をどんどん導入していき、使用済み燃料の処理量が増えてい ますが、排出する放射能量を減らしています。六ヶ所再処理工場でも、放射能放出を減らした 技術を持ち、更にヨウ素についてはラアーグよりも高性能なヨウ素フィルタを装備しています 。 しかし、もう一つ問題がみえてきます。それがトリチウムの放出量です。トリチウムの年間放 出量は、処理した使用済み燃料の年間処理量に比例しています。つまり、どんな対策もできて いないわけです。だから使用済み核燃料を再処理すれば確実に、どんな方法を使おうとも、ク リプトンとトリチウムは使用量に比例した量が環境中に出てしまいます。

最後のページですが、六ヶ所再処理工場の周辺の環境放射能汚染を、青森県と事業者は3 ヶ月に一度データ公開することになっています。このことは今後本格稼動した時に汚染された 事実を隠しようが無いということです。つまり「ここのお米は何ベクレルの汚染がありました よ」、「ここの魚は何ベクレルのトリチュウムで汚染され、プルトニウムで汚染されました よ」という数値が現実に公表されるということです。しかし、その時に消費者がそれを買うこ とや、風評被害の発生について、何の具体的な対策が取られていません。

さっきも言った通り、健康に全く影響がないとされる食品添加物ですら表示によって買う か買わないかを決められています。放射能汚染が有るか無いかということが公表された時に、 その影響がどうであっても、生産者の人達に大きな負担がかかることが予想されます。

こんな問題を引き起こすことが判っている六ヶ所再処理工場を動かしてしまっていいのか どうか、大きな議論にしていただきたいと思います。それを心配して、こういう大きな集会を 開いて市民も生産者も大変心配をしていますので、今日1日じっくりと議論を進めていただけ ればと思います。

ありがとうございました。

<司会>

ありがとうございました。私たちは今日特にオリジナリティのある視点を出している訳で はありませんが、こういうふうにもう一回私たちの問題意識を皆で共有する中で、論点を明確

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にしたいという、そして質問を投げかけていきたいという気持ちがあって、あえて言わずもが なというかご承知のことだという認識もあるんですが、みんなでこの話を共有していただきま した。同時にそれは関係のお役所の皆さんにも共有していただくということで、もし今問題提 起されたことで間違っていたら当然指摘をしていただきながら、あるいは、それは違うぞとい うことがあったら言っていただいたらそれでよろしいと思います。また、質疑応答なんですが 、 私たちが希望している質疑応答はハッキリしていて、次第の中に書いてあることなんです。要 は放射能汚染が明らかに我々の所にやって来る、産地にも我々の所にもやってくることはハッ キリしているのに、これに対して放射能汚染から国民を守る方策はどういうふうに皆さん捉え ているのかをしっかり聞きたいということなんですね。更に言えば、今日ここに来ていただい ている内閣府の原子力安全委員会やそれから経済産業省の皆さん方だけに留まらずですね、先 ほど話があった風評被害も含めて農産物の安全性、あるいは農産物の産地をどう守るのかとい うことを農林水産省の方々がどのように考えておられるのか、ちゃんと説明をしていただく必 要があるんじゃないだろうか。同様に厚生労働省も環境庁も、ご自身の省庁ではどういう主体 性でもって放射能汚染から国民を守るという観点に立った施策をされるのか、守備範囲は何処 なのか責任は何処なのかご承知おきいただかないと、これから何を質問してもすれ違いが生じ るのではないかということがあります。したがって、今日はそこのとこだけはハッキリさせて いきたい。それから更に言えば、アクティブ試験の第5ステップの問題点。実はこれらを含め て、今日の資料の後ろの方で国会質問等で取り上げて欲しい事項一覧というのをわざわざオー プンにいたしました。

要は質問の数々の手の内を全部さらけ出してですね、こういう問題点がありますよと、つ まりこれらの質問に全部答えて説得力のある回答が無いと、この問題はダメですよと、いづれ にしてもこの問題は私たちも問いかけますよ答えてください、同様にこの質問に、何処からで も結構ですそれぞれで積み上げていただいて、政策論議にして深めていただきたい。そういう ふうにすることが、国会議員の皆さんや我々市民の共同して行う勉強会の今後の方向性を指し 示していくんだろうと思っております。そういう意味でここまで出しましたので、この中でど うお答えになるかということを考えておいていただきたいと思います。

とうようなことで答えていただいてよいろしいでしょうか。それではまず放射能汚染から 国民を守る方策は、現実問題としてやっているのか、それぞれの関係省庁の方からですね、端 的にお答えいただけないだろうか。その答えが、資料に掲載した中でこれに該当する回答だと いうことであれば、それをお示しいただきたいと思います。まず内閣府、経済産業省そして農 林水産省、環境省、厚生労働省という順番で是非ご説明をお願いしたいと思いますがよろしい でしょうか。

<内閣府>

内閣府原子力安全委員会事務局のミヤマツです。今日の議題ですとか、あるいは後ろの方 に作っていただいていますご質問等につきましては今初めて拝見したんですけれども、原子力 安全委員会では原子力の利用の危険に関することについて、今審議して決定すると認識してお ります。原子力安全規定に関連することについて意見を聞くことが役割になっております。こ の再処理の問題につきましても、原子力安全規制につきまして原子力安全委員会という専門家 の立場から監視活動を行っています。

<経産省>

資源エネルギー庁の田岡と申します。私共は原子力の推進の立場で、国民の皆様に原子力 について理解していただくことを責務として仕事をしております。今のプレゼンテーションの お話に関連して言います、と今ずっとお話されていたところでポイントはベクレルという単位 での議論をされていたと理解しております。それで人体に影響をどれだけ与えるかという単位

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はですね、私共の認識ではシーベルトという単位で計るべきではないかと理解をして、六ケ所 再処理工場については、国民の皆様にご理解をいただくべく公報をしております。で、ベクレ ルというのは、どういうものかと言うとですね、なかなか説明が難しいのかも知れないんです が、私も実は原子力は昨年の 6 月から担当してましてこの1年間それなりに自分で勉強してき たんですけども、ベクレルというのはですね、言ってみたら野球ボールを赤ちゃんが1個投げ るのも1ベクレルですし、松坂投手が1個投げるのも1ベクレルなんですね。で、シーベルト っていうのは、赤ちゃんがボール1球、例えば私がキャッチした時にどれだけの影響があるか という、これがシーベルトですね。松坂さんが150キロのボールを投げて私が受けたらシー ベルトとして大きい単位が出てくるんですね。私共では人体の影響への単位というのは、基本 的にはシーベルトという単位で見ていかなければいけないんじゃないか、という認識で理解促 進をさせていただいております。

<司会>

ここで、出席してくださっている国会議員の方々をもう一度皆さんにお知らせしたほうが よろしいかと思いますので、ご紹介を致します。

★紹介省略

ご本人代理含めて何人いらっしゃったかは、最終的に後でご報告をいたします。 マスコミ関係の写真等の撮影は、これ以下ストップしていただくとありがたいなと。ざっ くばらんに話をして行きたいと思いますので、ご協力をよろしくお願いいたします。

<経産省>

 皆さんの色々な主張をお聞きしてますし、今日のプレゼンテーションも見ましたけれども、 ひとつ決定的に情報が足りないなと思うのは、放射線というのは自然界に存在するものですし て、我々はこう生活していても放射線を受けて生活している訳で、それとの比較でどうなんだ という議論が全く無かったのは、ちょっと寂しいかなという感じはしてます。そういった情報 については我々も理解を図るべく、今日配ったパンフレットでも4ページ5ページの辺りに記 載してあります。そもそも我々は先ほどのようにシーベルトという単位で、世界平均で2.4 2シーベルトの放射線を受けてますし、その中で我々は法律で年間1ミリシーベルト、これが 先ほどご質問にありましたような、国民を守る線としては年間1ミリシ-ベルトというものを 守って行政は行っております。何故そういうことを申すかといえばで、先ほど例えばトリチウ ムとかクリプトンとか説明がありましたけども、ベーター線とかですね、手のひらに一発打っ て1ベクレルということでしたが、我々の体内にも当然放射性物質を含んでまして、例えば平 均的な日本人の体重として60キロくらいで試算すると、主な核種でカリウム40といった核 種がありますが、一人一人に4000ベクレルあります。1秒間に4000発のベーター線が 出ていると考えていただいていいと思います。そういった環境の中で暮らしているといったこ とをちゃんと認識いただいて、その環境の中にどういうインパクトを与えるのか、手のひらに 1発、それが国民の安全を守る観点からどうなのかということをしっかり議論させていただけ ればな、というふうに考えています。そういった中でパンフレットの4ページにもありますよ うに、我々1ミリシーベルトという規制以下に納めるようにやってまして、先ほどいろいろ青 森県の例とかもありましたけれども、年間この施設から出てくる放射線量は0.022と、こ の1シーベルトから十分小さいということで、安全に関わる検査や審査の中でしっかり確認を している次第であります。以上であります。

<司会>

農水省の方にお聞きしますが、その前に我々が聞きたいのは、放射能汚染から国民を守る 方策はどうなんですかということを聞きたいんですが、今のお話はそういう方策を取らなくて

(10)

も大丈夫なんだというお話ですね。そうなんですか。そういうことだそうです。 では、農水省の方お願いします。

<農水省>農林水産省の○○と申します。今日の様なご質問とかに合わせると、同じ数ぐらい の担当が要るような感じになってきております。今のお話の中で、今の時点ですけれども、内 閣府の説明とか保安の説明がありましたように、今のレベルのお話では問題が無いということ を前提で対応しております。六ヶ所、原子力発電所もそうですけども、今の時点では問題は無 いものとして取り扱っているということが前提でございます。で、ご質問の中で放射能の対処 はどうしているかということで、まず今やらないといけないと思っているところは監視でござ います。監視には槌田先生のからお話がありましたけれども、青森県と事業者がやっておりま す。この他文部科学省の方で、私水産庁ですから海洋関係では沖合いの方の原子力発電所の施 設周辺もしくはサイクル処理施設の周辺の沖合い漁場の監視も行っております。で、ややこし いんですが何故農林省でやらないのかという話も有りますが、予算とかですね、この原子力発 電所の政府での経緯とかありまして、情報が一番ちゃんとして評価できるとこが評価するべき だろうということがありまして、原子力関係は文部科学省で環境モニタリングすることになっ ています。一部青森県がやるとか、バックグランドの調査はやっておりますけども、基本的に は文部科学省でやっております調査を、我々がそのデータの提供を受けるということになって おります。それでもし汚染が起きた時にはどうするんだという話になるんですけども、例えば 東海村で一時期、何年前ですかねバケツで混じっちゃったという事件が思いつく。その時には 農林水産省としてもモニタリングに協力し、文科省の状況を見ながらですね、あとは安全かど うかということは政府一丸となって調査した結果、確認する。事故的の対応なので今日の趣旨 とは違うと思いますけども、そういう形で行いまして、安全ならば安全宣言を政府としてする というふうに対処することになると思います。 

<環境省>

環境省の山根と申します。よろしくお願いします。環境省といたしましては、前回申し上 げました通り環境基本法13条で原子力関係の環境については除外されておりますので、私共 といたしまして、一般環境中の放射線についての測定を行っているところでございます。です からそういった意味では、バックグランド的な環境モニタリングを、青森県六ヶ所村の近くと いたしましては竜飛岬の測定所において観測しているところでございます。

<司会> それでは最後に厚生省の方いらっしゃいますか?

<厚労省>

厚生労働省の食品衛生の行政を担当しております。食品として流通される物についての安 全性という観点から行っていまして、今までお話がありましたように、青森県周辺での監視状 況ですとか農林水産地での監視状況等々の情報で、食品の流通における安全確保を担当してお ります。  

<司会>

自己紹介的なお話で・・・また何かあったらご発言いただきたいのですが、一応もっとも 基本的なところのご回答が以上のようなことなんです。ここからはもしよろしければ、前回も なかなかご発言いただけなかった議員の皆さんに、マイクを一旦お渡ししてご質問いただけれ ばと思うのですが、よろしいでしょうか。 

<国会議員>

(11)

問題ない問題ないって言われたんですけれど、「もんじゅ」にしてもナトリウム火災とい うような大変なことが起きましたが、今だってまた本格稼動って言ってますけどね、あの時の ナトリウムずっとあのままにしているわけですよね。去年の地震ね、あれだって想定外じゃな いですか。行政としては、このことで交渉というか話し合いはしてるけれども、行ってみたら 凄いダメージを受けてるでしょ。ありとあらゆる所に地割れがあって、情報公開も一切しない と。 だから原子力施設っていうのは何が起こるか分からないわけで、予定通りに操業された ことはほとんど無いわけですよね。だから、この核再処理で万が一じゃないけれど、我々は現 状でもかなり危険だと思ってるんだけど、いろんなアクシデント対応とかね当然考えなきゃい けないでしょ。これは予想し得ない事故が起きたとか、あるいは上手く作動する筈が作動しな かったとかいうのは山ほどあるわけだから、そういうことに対してどういう体制をとってるん ですかということでしょ。今、それについてピタッと来るような答えを期待するね。何もしな くていいんだということなのか。

<行政担当者> 現状では運転は・・・

<国会議員> 皆にそう言えんの?現状時の運転はいいなんて言ってないでしょ。

<行政担当者> 幅を広げて言えばですね、平常時の運転はいいとして事故対策はどうなのか というご質問かなぁというのを確認したかったんですけども。(そんな事言ってないでし ょ。)そうするとちょっと今、私の方もどう答えていいのか判りませんので。

<国会議員> 問題がいろいろあるのに、皆さんの話では事故は起こらないという割にはトラ ブル続きだってことですよ。平常時ってのは何か起こるんです。そこまで想定してやってるん だろうと、やんなきゃおかしいでしょということですよ。食品に対する影響、魚に対する影響 、  何を考えてるんだ、一切やらなくていいって。

<行政担当者> 少なくともですね、平常時どういった影響を与えるかということについては 先ほど資料にもありましたし、県の方でもどれぐらいの放射線の影響が出てくるのかっていう のを出してまして、我々が審査して安全だと言っている範囲内に収まっているかってことにつ いては、事業者のモニタリング、一方で地元の青森県のモニタリング等で確認しているところ であります。 

<国会議員> 私も皆さんと縁をいただいたおかげで、原子力、大変勉強させていただきまし てね。まだまだ途中なんですが、先ほどシーベルトの単位を今日も新たに教えていただきまし て大変ありがたかったんですが、 1995 年以降に日本の主な原子力事故っていうのは、僕が調 べる中では 11 件あったんですが、そのレベル1ぐらいの例えば島根の原発の2号炉がスクラ ブを廃止する容器水位の異常高で原子炉を自動停止になるような時、そういう時は何シーベル トぐらいの放射能が出ているのかとか、あと管理区域って言われるところがあるじゃないです か、 その管理区域の中には何シーベルトの放射能が出てるんですか?ちょっと基本的なこと で申し訳ないんですが、そこから聞きたいんですよ。

<行政担当者> 今ここに来ている人間、原子力発電所を所管してなくてですね、事前にご質 問等いただければ当然答えられる者を準備したんですが、今日はお答えするものを持ってない ので失礼させていただきたいと思います。  

<国会議員> いやいや、さっきシーベルトという単位で物を言ってくれと仰ったわけですか

(12)

ら、皆さんは当然ご存知だろうと思って私は聞いたわけ、当然ですよね。私はね皆さんが作っ ている資料を見てね凄いなあと、民間の人がここまで良くやられているなと感心してた訳です が、皆さんは仕事でやってるわけですから。お集まりの皆さんは仕事じゃないわけで、私たち は仕事ですからこの辺はしっかりさしていただかないといけないんですけど、結局大丈夫だと いわれる原子力事故が、レベル1という事故だけでなく、レベル3レベル4という事故があっ たわけでしょ?だからそういうものについて、当然どれだけのシーベルトが出てたのかという こともそうですし。私は短い期間の中で勉強させていただいた中で、原子力発電所はまぁこれ でもいいけれど、六ヶ所は相当危ないって聞いたんですよ。プルトニウムとウランを精製して また新たモックスって形でこれを軽水炉の中に入れるというはね、普通の家庭の焼却炉の中に 、 皆が使い捨てしたガスボンベか何かをボーンと入れるような感覚なんですよ、私の受け取りは ね。だからそこでそのモックスという燃料、これがどういう反応をするか、普通のウランを軽 水炉に入れてそれである程度の反応はこれまでのいろんな事故を経験して分かってきたわけで しょ?そしたらモックスを入れてどれだけになるかと。当然そこでまた、六ヶ所村で核燃料棒 をバカンバカンとせん断してるでしょ、あのせん断してるとこで実質起こった事故っていうか 機械の不具合、油圧系統のところが金属疲労で壊れてるって、あそこが何シーベルトあるんで すか? だからそういうところを、しっかりと教えておただかないと判断着かないわけ。あれ は何故壊れたのかと思っていろいろ検討したんですけど、せん断するとこですから振動があり ますから、当然その振動によってそういう事も起こりえるだろうけれども、もしかしたら放射 能の影響で金属の成分が変わって脆くなるってこともあるのかもしれない。ここは僕もまだ結 論を得てないので、そこら辺がどういう状況なのかも教えてもらいたい。正にそういう事が納 得できてね、そしてあの六ヶ所村のプラントも今ちょっと私もいろいろ専門的に調べようとし てるんだけど、そういう問題がクリアされて、そしてなおかつその環境被害とかの話だと思う の。もともとの中がハッキリ解明できてない段階で、今皆さんがその外の影響とか言ってるけ ど、原子力発電が完璧で、六ヶ所村の設備が完璧で十分だという話から、後の話で僕は納得す るんですけど、そこもできてないんですよ。だから皆さんそこは根本ですから、そこをもっと 逆に皆さんの方から聞いて、情報開示を求めた方がいいと思いますよ。じゃないとね、いくら 環境被害聞いたって、無い前提ですから、ありますとか絶対に言わないですよ。だからもしこ こで今の話で聞けるとしたら、そういう起こった時の保障と何処が責任持って誰がどのように やるかしかないです。前提、答えませんから、仮の話はありませんから役所には。だからそう いう意味ではハッキリ言って、起こった事実の事故に対してどうだったかという情報開示を、 しっかり徹底的にやるべきですよ。だから是非次はですね、私もまだまだ勉強不足なので皆さ んの方が詳しいと思いますから、そういう今まで起こった事例、全て事故を細かく情報開示で 求めて、そこがそれぞれ何シーベルトあったのか、当然専門家は把握しているはずですから、 そういうことから積み上げていく方が彼らも喋りやすいと思いますよ。事実は答えられても、 仮定は答えられないです。私の方からはそう言うことです。

<行政担当者> さっきのプルサーマルの話、私が知っている範囲の話ですけども、プルサー マルにつきましてはですね、すでに海外では事例がありまして、 1960 年代から 2005 年末ま でに実績としては 57 機の原子炉で 5,290体、これは燃料集合体の数ですけども、これを消化 した実績がございます。これにいずれもプルサーマルを入れることによって生じた人身事故と いうのは無い、と承知をしております。

<国会議員> 今日本初の商業ベースによる再処理を始めようとしている、その実験をしてい るんですよ。フランスで作った物を良しとして使ってたのであればそうでしょうけれども、青 森県はガラス固化体作るのに失敗しちゃってるんです。今の答弁は全然話になりません。それ は勉強なんてもんじゃない。プルサーマルイコール再処理であり、ガラス固化体じゃないです

(13)

か。何を仰ってますか。 

<国会議員> すいません。今の質問は誰が死んだかという話じゃなくて、どれくらいのシー ベルトと仰るから、聞いているわけですよ。JCOの臨海事故では、私の記憶ではどれだけ出 たか記録が無いってことでして、無いんじゃないですか?今の質問は後ででも結構なので、シ ーベルトでこだわられるので、実際どれだけ出ているのかっていう点を出していただ頂けます か。 

<司会> 事故における作業員がですね被爆・・・またお出ししたいと思います。・・・はい そうですか、出てないんですよね。

 

<行政担当者> もう一つ追加して皆さんのご参考にしていただければと思いますのは、お手 元にある資料の後ろから5枚目に、括弧1から始まってずーっと出てる、・・・ありますか? さっきから平常時と事故時を分けて言わせていただいていますが、当然安全審査をした時に想 定される事故事象といったものも当然あります。そういった評価もやっている例はあります。 一番下になります括弧3の②というところで、これ実際去年六ヶ所で防災訓練とかやった時に 想定した事象ではあるんですけども、4階層という場所があって、そこで臨界が起こったらで すね、この事故は一体どの程度の影響を与えるのかということは安全審査の中でもみています 。  そういった中では当然これは平常時ではなくてトラブル時ですので、出てくる線量もそこに あります様に0.572シーベルトということで、これも審査する際にはお答えは安全委員会 からかもしれませんが、安全委員会の判断基準等を用いてやっているところではあります。で すから、平常時と事故時は議論は分けて考えていただければなと思っております。

<国会議員> ちょっと伺いますが、弘前大学医学部の被爆に対する救急措置のベッド数が何 ベッドあるかお分かりですか?担当ではないって言ったって今のお話をなさるんであれば、今 どの程度どうなっているか、救急医療対策それだけじゃないですよ。伺いますけど今日皆様い らしてる中で、内閣府、経済産業、農林水産、厚生労働、環境省の皆々様に大変失礼ですが、 青森県に住んでくださいって言ったら住んでみたい方手を挙げてくださいませんか。あ~勇気 を持って3人・・いらっしゃいますか。それじゃ退職したら是非青森県にいらしてください。 モニタリング全くされてません。ここの地図をご覧になれば分かりますが、気体放射能の予想 影響範囲は青森県全域のみならず、岩手県も入ってますし秋田県の県北も入っています。函館 も入っています。事故うんぬんは起きてみないと想定できないですから、私 20 年このかたこ の恐怖と共にここに住んでいます。六ヶ所っていうのはいわゆる満州の開拓、それに行って本 当に物の無い農業も営めない、そういうところの場所にこういう物が来まして、特別会計の大 変な使い道の場所です。ですから絶えず新聞広告の一面に学者も出たり凄い宣伝広告が出て、 それを新聞社が財源とします。最近県内の高校生を海外の視察旅行に連れて行っています。な んでしょうかね、これね。それから民主党の県連では、反核燃の運動を、そういう思想を持っ てた人を入れない、党に入れない会派に入れない。もし入る場合は、反核燃の集会に出ないよ うにしてくれと。それから高レベル廃棄物最終処分地、この受け入れもお金の無い自治体が手 を挙げつつある、等等のこの悲しみを考えてください。どういうことなのか。貧しさイコール 反核燃、政治家も相当な金額をそれぞれ貰って活動しています。ここをご理解ください。あの ラアーグとかイギリスから、沢山固化体が返されて来ているんですね。もう溜まりにたまって 、 何処にもどうしようも無いです。青森はトイレ無きマンションです。これを皆さんどうなさる んですか。 

(14)

<国会議員> 私の地元は柏崎刈羽原発ですが、東京電力の柏崎刈羽原発あるいは福島の第1 第2、今年もかなり大量の使用済燃料が六ヶ所に運び込まれます。そういう意味では本当に胸 の痛む思いがしているわけですが、その六ヶ所が5月にはもしかすると本格稼動するというこ とで、平常時の問題もそうだけれど、とりわけ万一事故が起きたらということを懸念せざるを 得ない。さっき事故も想定していると言ったけども、そりゃ安全審査でみんなそうやっていま すよ、再処理も通常原発も。しかし、極めてなんというかな、これは方言かな、寸足らず事故 というか、極めて都合のいい現実に起こり得ないような過少の事故評価で、事故が起きてもま ぁ大丈夫と。事実上そういうような事故しか想定してない。だからあんな物は事故評価たりえ ないと思っているんだけども。貴方は、中越沖地震が起こる直前まで刈羽原発のすぐ傍の、ま ぁ言わば国のお目付け役としてあそこにずっと居たわけだ。貴方が東京から柏崎に戻ったすぐ 後に中越沖地震が起こったわけですよ。貴方も随分ビックリしたと思うんだけど、多分貴方に とってみればあの中越沖地震は想定外の事故だったと思うんですよ。安全審査の範囲をはるか に超える揺れが出たし、地殻構造変動は起こらないと言ったのに起こったことはほぼ間違いな いわけですよ。だから、刈羽原発で起こったことが六ヶ所で起こらないというそんな保障なん か無いわけです。ましてや皆さんは今から数年前の泊原発以降、全国の原発で新たな調査をし た訳だけども、六ヶ所についてはその検査してないわけだ。しかも最近では新たな断層の指摘 がある中で、今はチェックは結構やってるんだけども、少なくてもバックチェックをやるとい うことは中越沖地震で問題があるからやっている訳でね。その大議論が今巻き上がっている時 に、とにかく検査は最終段階に差しかかろうとしているんでね、みなさんこりゃたまらんとい うことで、こうやって皆さんと議論しているわけですよ。何ていうか通り一遍の説明ではなく て、中越沖を踏まえた、つまり貴方にとってですね青天の霹靂のような事故は起こったわけだ 、  今度は貴方部署を変えて六ヶ所のいわば担当者になったわけだから、少しは柏崎刈羽原発の 中越沖の経験を踏まえて発言したらどうですか。貴方にとっては中越沖はまさに想定外だった でしょう。 

<行政担当者> そうする為には、いろんな会に私、出てますけど、ある会では、六ヶ所の話 はするなと言われたこともありまして、最近はとみに控えるようにしているとこなんですけど も・・・

<国会議員> 柏崎刈羽原発の経験を、実態を踏まえた話をしてくださいよ。 

<行政担当者> ですからその話をしますと、確かに我々が想定していた以上の地震が起こっ たのは確かですが、ただ我々が確保していると考えていた安全機能は確保されたというふう に・・・これは別の課ではありますけど、ご説明、何度も繰り返してやっている通りでありま す。一応我々が最低限考えている、止める、冷やす、閉じ込めるは確保されましたんで。

<会場から> 中越沖の時に放射能もれてたでしょう。海にも出たでしょう。大気中でもさっ きフィルターでもって核種を抑えるなんて言ったけども、地面が揺れたんでフィルターが外れ て、かなりの量の自然界には無い放射能が外に漏れたでしょう。

<行政担当者> それはちょっと担当官がいないので・・・

<会場から> 六ヶ所でそういうことが起こらない保障は何処にあるんですか?

<行政担当者> それはうちの大臣等からも説明しているように、そう大きな影響を与えるよ うなものでないことは皆さんご承知だと思います。 

<国会議員> つまりね、辛うじて止める冷やす閉じ込める、それはあったかも知らんけど、

(15)

極めて不幸中の幸いの事態がいくつか重なって、それで止まってるわけでね、しかも普通の地 震ですよ。だからもうちょっと大きなものが起こったら、もう少し事情が変わったら、どうな るんだろうか。事は操業原発じゃないんですよ。桁違いに放射能を沢山内蔵している再処理工 場でそういうことが起こったらどうなのか。もっと柏崎原発の現実を踏まえた、同時に沢山の トラブル・不具合が起こったわけでしょ、3000って言われてるわけだ。安全審査では複数 のトラブルなんて起こらない、という想定で安全審査やってるんだけど、柏崎刈羽では300 0を超える事象、とりわけ78,80はかなり深刻な事態ですけども、そういうものが一度に 起こっているわけですよ。皆さんの安全審査ってやつがみんなひっくり返っている。この現実 からですね、再処理工場は大丈夫なんですよという話をしなければなんの説得力もないでしょ う。

<国会議員> 今の質問で、私もさっきちょっと聞くの忘れてたんだけど、原発はそういう事 故が起こった時に、今おっしゃるように大丈夫というふうにおっしゃってるんでしょうけど、 六ヶ所村で死の灰と言われるガラスで閉じ込めて地下300メートルに廃棄しなければならな いと言っている、あのやつはちなみに何シーベルトあるのか今分かりますか?  

<行政担当者> シーベルトっていうのはですね、要は人にどれだけの影響を与えているかっ てことで、六ケ所再処理工場の再処理プロセスから出てくる高レベル放射性廃棄物は、ガラス と溶かして固化するんですけども、十分隔離した貯蔵管理センターを六ヶ所再処理工場に作り まして、かなり遮蔽した状態にしてますので、そういう意味では人に対する影響というのは無 いということです。 

<国会議員> え、そしたら、300メートル地下に埋める必要は無くなるんですか?もしそ こに人が居たら死んじゃうんでしょ?一発で。だったらね、貴方達の言ってるシーベルトとい う単位は、人体にどれだけ影響するかっていうことは証明されてないんでしょ?だって人体実 験できないんだから、そういうことでしょ?  

<行政担当者> そういった意味でのこういった科学的な単位でのシーベルトって事なんです けども、言ってみたらですね、松坂投手が10メートルの所から投げるのと、100メートル の所から投げるのと、人体にどれだけ影響を与えるかっていうところから見ている数字だと認 識しています。そういう意味では、この科学的な計算としてはこうなってると。シーベルトで 言えば再処理工場は0.022ミリシーベルト。 飛行機に乗った方がもっと放射線を受ける といったことになる。 

<国会議員> だから判った、それは正直言って人体に影響の無い世界の話だからそれでいい のよ。だから人体に影響する話だから、300メートルも地下に埋めなさいと、そういうこと 言ってんでしょ?そこはどうなの?

<行政担当者> そういう意味でではですね、人から遠ざけるという意味で、そういうことで す。

<国会議員> だから人から遠ざけるって、そういうことでしょ。じゃ貴方今さっきその単位 は人体にどれだけ影響するかという単位ですよと仰いましたね、そういうことでしょ?シーベ ルトっていうのは、そしたら貴方ちゃんと今度来る時には、その300メートル下に埋めるそ れがどれだけ人体に影響するかを数字でキッチリ出してくださいよ。私はそういうこと言いた くないけどね、貴方がそういう理屈を言うなら私はそこはハッキリ詰めますよ。そして今度法

(16)

案に出てる軽い放射能の50メートル地下くらいに埋める、それは何シーベルトあるんです か? これ国会でしっかり詰めますからね。そういうことはキッチリして貰いますよ。理で来 れば理で行きますからね。少しは申し訳ないなって気持ちを持って心で接したら、私も心で返 しますけどね、理で来たら理で行きますよね~当然ですよ(拍手)。

<会場から> 今の議論を受けて、実は今日は問題提起で食べ物がどれだけ汚染するか、それ でどのレベルで問題なのかそういうことを問うたわけですよ。ですから例えば前回の集まりの 時に、中越沖地震の中で飲食物摂取制限っていう事象が入ってくるわけですよ、それはどうい うレベルの放射能汚染の時に摂取制限するのか答えなさいって言ったら答えられなかったんで すよ。それで今日返って来た回答を見たら、もう古い 1980 年の安全委員会決定で、その中で 飲食物摂取制限等の防護対策について基本的な考え方が示されていますって、具体的なことは 何も言わないわけですよ。青森県でお米がどれだけ汚染するかこれだけ心配してるところに、 飲食物摂取制限は何ミリシーベルトでやるんですか?人体に対する影響なんだから、ベクレル じゃなくシーベルトで答えられなければそんなことは詰められないでしょ。  

<司会> 皆さん今のご質問はですね、資料にある原子力安全・保安院の方からの回答の、一 番最後のところ、3の(2)の③の回答なんですね。ちなみにこれ我々、 3 月の 10 日の 22 時 29 分にファックスでいただいているので、実際にこの回答を見たのは昨日なんですね。で すから全部精査しているわけじゃないので、今日はこの回答に対する再質問は難しい思いまし たけど、 今のように本当に放射能汚染から食べ物の安全性を守るのかという基本の所をです ね、どう議論を前に進めていくかってことがどうしても必要なので、この点についてはしっか り今日答えていただきたいと思っています。よろしいでしょうか。その後ですね、当面するこ の問題も実はやりたいんですけど時間に限りがあるので、第5ステップに移行するまさにこの 状況の中で問題点があって、その話は次の手がかりとして押さえておきたいので、質問させて いただいてよろしいですか? じゃあまず最初に、3の(2)の ③、ってのは何だという話で す。これは保安院の方からの回答なんですね。今の質問に是非お答えいただきたいと思います 。  

<行政担当者> ちょっと申し訳ございません。 保安院で作ったこの解答に、原子力安全委 員会の決定で「原子力施設等の防災対策について」とありますが、申し訳ございません、今日 その担当者を同席させておりませんので、別途お答えさせていただきたいと思います。 

<経産省> これはうちの経済産業大臣への質問として来ましたので、我々の知ってる範囲で 答えさせていただきましたが、これ以上の説明については当方からはできないので、安全委員 会や関係省庁の方によろしくお願いしたいと思います。

<司会> どうしますこれ? 

<会場から> これは 1980 年ので答えてるんでしょ? 私が質問したのは 1998 年の安全防 災のことで質問をしたんですよ。それをまた 20 年前に遡って安全な考え方してます、なんて メチャクチャじゃないですか。地震てのは止められないでしょ?どんな集まりでも皆が持って る心配に答える為には、こういうベクレルが出されればこれだけミリシーベルト受けるんだと いうような具体的な話ができて、初めてミリシーベルトって威張れるんですよ。先ほどの質問 にあったように何にも答えられないでしょ。それは国民の心配をわざとはぐらかす様にやって るんですよ。何故ならば放出管理目標値というのはベクレルでやってるんでしょ。これは事実 でしょ、安全審査の。何故ミリシーベルトでやらないんですか。それは大変なことになるんで

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